【各国MOSO会議】第 2 回目 日仏 本好き交流会 (MOSO会議) 報告
昨年より引き続き、『日仏 本好き交流会』にご尽力頂いた。
大野さんの存在なくしては実現はかなわなかったです。ここに改めて、お礼申し上げます。(m・・m)
『第2回 日仏 本好き交流会』
7月1日(火)にバスチーユ界隈のジャネット(昨年の日仏 本好き交流会で参加された)の彼氏のお店にて、『第二回目 日仏 本好き交流会』を開催しました。
昨年のウィーンを真似まして!
素敵なレストランでのおいしい食事をしながらの交流会を開催しました。
参加者は7名です。
日本からは100冊倶楽部の永井さんと一緒に参加しました。
パリに学びながらラファエット勤務されている松本さん!
学生の大山さん!
サン・ジェルマン・デ・プレのルイビトンに勤務の阿久津さん!
『国際マンガ文化普及事業』の鎌上さん!
パリMOSOディレクター兼コーディネーターの大野さん!
紹介された本が・・・
1)鎌上さんの『銀河鉄道』宮沢賢治
鎌上さん、かなりの読書家で、100冊倶楽部に!早速!スカウトしましたぁ~(^。^)v
また、今回ご紹介頂いた本には、思い入れがあり、フランスに渡る際、もって行くなら、この本と決めて持ってきた本である事を熱く語ってくれました。
2)大山さんの『キッチン 』吉本ばなな
パリに来て以前読んだ『キッチン』を親に言ってわざわざ、送ってもらったと言う。日本で、読んだときは、それほど感じとれなかったがパリに来て、主人公の心情が、妙に親近感が湧き、読み返した本を紹介して頂きました。
3)阿久津さんは、人生を変えた月刊誌を紹介して頂きました。『ビーマイセルフ』~自分らしく生きる~
アメリカ・イギリスと留学し人と関わるが、ご自身の引っ込み気味な性格では、駄目なのかと思っていた時に出会った月刊誌であり、そのつながりで、講演会にも参加し、自分らしく生きる事の大切さに気付かされた思い出と実感を語って頂きました。
4)大野さんは『STPID Esin History 1・2』です。
アフリカ大陸南部の「マラウィ」という国の中学校の歴史教科書です。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A4
フランスから同国を訪れた際、ふと空港の本屋で、現地で使われている教科書を発見しました。
義務教育の小学校レベルでは、英語とマラウィ語を併用しているそうですが、中学への進学が人口20%満たない同国では英語中心の授業とのことで、くしくも私にも分かる言葉で書かれていました。
ただ、中を見て驚いたことに、二巻ある教科書の前半が 「エジプト文明の誕生」「中央アフリカの文明」「アフリカ南部の都市」・・ほぼアフリカの話題で占められていて、かろうじて1巻の最後にギリシア・ローマ文明が扱われている状態でした。
さらに、二巻目を見ると、「キリスト教の伝播」「イスラム文化圏の拡大」と続き、十字軍、大航海時代、植民地時代、第二次大戦後の解放と、ほぼ日本・アジアは扱われない内容でした。
びっくりしたのは、
・世界の人は、その国独自の視点で、自国や取り巻く世界を見ていること、
・距離もそうだし日頃の接点のうすい日本はやはり存在感が薄い(ODA支援は活発にしているんですけどね・・)
ということに改めて気付かされたためだと思います。
年甲斐もなく私は教科書を二冊買い込んでしまいました。
(さらに、農業のテキストや公民もユニークだったので買ってきました)
自分自身、パリに二年住んでみて、アフリカの文化・移民の方の影響の強さを感じていたこともあって、パリMOSOの場で、この本を紹介させて頂きました。
5)永井さんは『復刻版 大宇宙の旅』 荒木 俊馬 (著), 福江 純 (著)
松本零士が銀河鉄道999のヒントにしたという本。
主人公が宇宙に旅に出て、理論とともに星や宇宙のしくみについて学んでいく物語。
小さい頃から読んでいたら、天文学がもっと好きになっていたかも・・・・
果てしない宇宙を身近に感じられるホンです。
6)松本さんは、『PARIS 0ユーロ 2008-2009』と言う本です。
パリで、お金をかけずに楽しく過ごすイベント情報本です。毎年発行されていて、結構人気があるとの事
また、松本さんとは、ウィーンから繋がっている事が後日判明です!!!
松本さんが日本で働いていた上司が!若い頃、仲間と一緒に、ヨーロッパ各地を歌いながら回った自主出版の本を紹介さてたんですが。。。
昨年の国境無き合唱団の1グループとして、参加された4人組のダンディーなおじ様だったと!!!
世界は、狭いと!思った瞬間です。
7)東香は『知的な未来をつくる』~五つの心~
自己啓発系の進化論的、これからのリーダーはもちろん
人としてのバランスを多角的な面から説明している。
簡単に言えば、昔に戻っている。昔は当たり前にあったスキルの様な感じです。
参加者へのプレゼントは『夢が叶う像』『数字力トレーニング』
ご賛同頂いた!田中 靖浩さんより!新刊の
数字力トレーニング本を3冊を
ウヴニーと参加者へ寄贈とプレゼントしました。
昨年訪れた所から、引越しし!
伺ったときは丁度、内装の真っ最中でした。
迎えて頂いた 小沢さんは相変わらず!
気さくに、出迎えて頂きました。
是非、パリにお越しの際は、お寄りくださいとの事です!
昨年寄贈した『100人100冊100%』の本に
ご自分の所にサインするのも!良いかも知れませんねぇ!
寄贈本
・夢が叶う像
・勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド
・数字力トレーニング
・心のなかの幸福のバケツ (永井さん個人寄贈)
●思いを寄せて・・・
パリMOSOディレクター兼コーディネーター大野さんの
《本を通じたコミュニケーションの発見》
1)MOSO会議は、「お勧めの本」を一冊持参して
自己紹介がてら、「選んだ理由」「自分にとっての意味」
「お勧めのポイント」を語るという非常にシンプルな構成
ですが、本も紹介される方の人柄も、共に非常に興味深く
感じられ、またすぐ打ち解けられる、仲良くなれると
いったところが素晴らしいと感じるところです。
2)今回のMOSO会議では日本から参加された永井さんが
参加者全員に「お勧め本」をプレゼントされるという
サプライズ がございました。
自分が買う本、好きな本を買うだけでは、やはり世界の
幅も限られたものになると思いますが、本の贈呈から自分
の予想しない学びがスタートし、また世界が広がると
いった展開がありこの様な場を提供してくださった
MOSO会議メンバーの皆様大使の東香さん、発起人の
松山さん、石黒さんには感謝の次第でおります。本当に
有難うございました。また、今後もイギリス、米国、
そしてアジアの国々へと、皆様の活動が広がっていかれ
ることを心より祈念いたします。