2007年07月27日伝える力 ~ 池上彰 + レジェンド会素朴な疑問・・・ほど深い。 書籍情報margin-left:30px
本のひらめき週刊こどもニュース(NHK)をご覧になっていた方は多いのではないだろう 本書は、週刊こどもニュースのお父さん役(11年間)でもあり、ジャーナリ 本書の最初に「日銀とは何か」を子どもに説明する問いかけがある。ハッケン 深く理解していないと、わかりやすく説明することは、できない。 そんな発見から、話す、書く、聞くといったコミュニケーションの能力をどん このほか・・・ クレームを企業(の窓口)に伝えるときも、まず自分の素性を明かし、安心し カタカナ語や、~~性、~~的、といった安易な言葉にたよらない。 など、はるほどーという視点がとても気持ちにすーっとはいってくる。
僕の思いつき
10秒あれば、かなりのことがいえる。 さらに続いて、 しかし、15分ぐらいまでは、ひとつのテーマに絞って話したほうがよい、 なるほど。自己紹介をする機会は、けっこうあると思う、そのときお一人1分 もうひとつ、カタカナ語を小学生にもわかりやすく変換する、これも楽しい。 コンテンツ さて、みなさんなら、なんて説明するだろうか? (説明アイデア募集中) コンテンツ=つたえたいことのはしら とかね。(では、みなさんの説明まってます)
オススメ度★★★★★+素直な疑問 読んで欲しい方・やさしく伝えるのがうまい方 2007年07月21日人生を変える!「心のDNA」の育て方 ~ 石井裕之 + ヤングアメリカンズ心のDNAは、想像力で育てよう 書籍情報「心のDNA」の育て方~夢と目標を実現する7つの心理セラピー~(CD付) posted with amazlet on 07.07.29 石井裕之 フォレスト出版 (2007/06/27) 売り上げランキング: 45
本のひらめききのうに引き続き、石井さんの本をご紹介。 心に響く素敵なセラピーが7つある。 例えばこんな・・・ 感情には二つのタイプがある。 石井さんは、「人生は何があったかではなく、結局どう感じたかということで決まる」という。うれしいことも悲しいことも怒り爆発のことも、それをどう捉えるか、感じるか次第で、人生は変わる。受動的な感情に流されるのではなく、それをどう感じるか「選ぶ」「生み出す」ということだという。 そのために必要な大切な力、それは「想像力」。 もうひとつ、僕の背中をおしてくれた言葉。それは「決断力」。 決断力とは、自分の判断に責任をもつ覚悟のこと。 これからの新しい道が、なんだか素敵なものだと、かってに思い込んでいる自分は、けっこう楽天的というか、潜在意識を味方につけているというか・・・ いろんな意味で、人生を楽しくしてくれる素敵な方法を教えてくれる一冊。 僕の思いつき石井さんがジェイカレッジにきてくれます。 付録のCDを聴いていたら、いつもの会場で話されている石井さんがいた。 ってことで、よろしくです。(誰にいったのかなぁー)
オススメ度★★★★★+想像力 読んで欲しい方・感情の起伏から自由になりたい方 2007年07月20日人生を変える!「心のブレーキ」の外し方 ~ 石井裕之 +
書籍情報「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~ posted with amazlet on 07.07.30 石井 裕之 フォレスト出版 (2006/11/21) 売り上げランキング: 55 本のひらめきこの本、僕が手にしたときはすでに23刷を数えていた。ものすごく売れている本である。 まず、こんな問いから始まる。 どうしてヤル気は、長続きしないのでしょうか? そして、その答えとして「心にブレーキが働くからだ」という。ブレーキは、実は、潜在意識というものに自然と備わっている機能だった。現状をそのまま維持したいという心の摩擦力である。 本書は、潜在意識を見方につけ、実現したい夢ややりたいことを実らせる方法を説いている。例えば: 消え行く感情を定着させる唯一の方法は、 感情は受動的な体験、しかし、行動は能動的な体験である。 だから、すんごくいいことや感動したことのあとは、それを何かの行動にしておくと(実行する、誰かに伝える、書き写す・・)といいらしい。 根拠がなくても、ホンモノのの自信を持てばいい。 最初は、演技だったハッタリもホンモノになる。 夢をもったら、それが実現したときのイメージをありありと浮かべてみるとよいとか、イメージ写真を貼っておくといいとか・・・聞いたことがある。それらも要するに潜在意識に働きかけることになるからだ。 本書は、なぜ潜在意識に働きかけるといいかが、なるほど・モードで書かれているのがうれしい。 潜在意識は、「意識が考えるのを止めたあとも、ずっと答えを求め続けるから」だという。ただし、答えを求め続ける方向が問題だ。 僕は、なぜいつもうまくいかないんだ・・・という問いに対しては、答えがみつからずいつまでもマイナスのスバイラルにいってしまう。しかし、僕は、どんなことができるんだろう?という問いには、いくつかの具体的な答えがみつかる。プラスの方向の問いを持ち、潜在意識がそちらに向かって考え続けるような思考法がいいようだ。 読みやすく、分り易い中に、深い真実の道がみえてくる。CD付き。
僕の思いつきこの本は、潜在意識の本。潜在意識さんと仲良く共同戦線をはるためのコツが書かれている。 佐藤富雄さんの、自律神経系の話(褒めるのは人のためじゃない)も、この潜在意識と同じように、フィジカルな面で僕たちをとんでもない高見につれていてくれるようだ。 自律神経系と潜在意識。このふたつの無意識を、見方につけておきたいね。 心のブレーキが、すっかりはずれている人を、実は僕たちはMoso系と呼んで楽しんできた。いろんなものがつながって、ストンと心に収まった。
オススメ度★★★★★+潜在意識さん 読んで欲しい方・心のブレーキとは何か知りたい方 2007年07月13日月に100万稼げるドロップシッピング ~ 竹内謙礼 + 習慣は1ヶ月からドロップシッピング・・・やってみない? 書籍情報月に100万稼げるドロップシッピング posted with amazlet on 07.07.17 竹内謙礼 株式会社もしも 日本実業出版社 (2007/07/12) 売り上げランキング: 44
本のひらめきドロップシッピングという言葉も、いくつかの本やネット上の記事などで、だいぶ一般になじんできた。 この本は、ドロップシッピング環境を提供するプロバイダーのひとつ、「もしもドロップシッピング」の監修で生まれた。著者は、楽天市場で2年連続、ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したカリスマ的存在の竹内さん。現在は、「もしも大学」の学長としてドロップシッピングのノウハウを教えている。 ネットショップ(楽天市場など)→アフィリエイト(アマゾンなど)→ドロップシッピング(もしもなど)と様々な形態のネットビジネスができてきた。 ドロップシッピングの特徴は、利幅が大きいこと、ネットショップ運営のようなバックオフィス業務が不要なこと、在庫を抱えるリスクがないこと・・などがあげられる。 ノーリスク、ハイリターン・・・といえば、なんだかうれしくなってしまうが現実は、そう簡単ではない。はじめるのは簡単。無料のブログサイトを使ってすぐにでも始められる。しかし、ほんとうに商売に繋がるのは、それなりの努力と工夫が必要である。 本書では、売れる商材の見極め方、売れるページの作り方、検索エンジン対策など基本的なワザが事例を交えて紹介されている。 商材選びの切り口、売り方のコンセプトなどがポイントなのは、普通の商売と同じだ。 ともあれ、試してみたいのがドロップシッピングである。本書をきっかけにできたらサイコウ。
僕の思いつきなんでも、まずは、やってみるものである。 デイル・ドーテンも言っている、「試してみることに失敗はない」って。 ちなみに、僕がはじめた「Moso削り屋さん」は、なかなか売れ行き好調で商売っておもしろいじゃん・・・って思ったり・・・。 http://webook.tv/moshimoso/
オススメ度★★★★+商売って楽しい! 読んで欲しい方・ドロップシッピングをはじめてみたい方 2007年07月12日そうそう、これが欲しかった ~ 小阪祐司 + 香りがあったJL61便!書籍情報そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング posted with amazlet on 07.07.29 小阪 裕司 東洋経済新報社 (2007/07) 売り上げランキング: 89 本のひらめき本書には「感性価値」という言葉が何度も登場する。感性価値とは何か・・・。 それは、「何かの方法で、お客さんの感性に響き、お客さんの心をつかむことで生まれる価値」のこと。これを、計画的に戦略的に作り出せれば、売上げは期待を超えるものになる・・・。 そのためのマーケティングの実践的方法を本書は、実に小気味よく紹介している。 感性価値が生まれた瞬間。私たちも日常でふとそんな瞬間を体験している。たとえば、スーパーに並んだりんご。りんごと値段表だけあれば、「あ、そうか」で終わるが、そこに生産者の写真や思いのメッセージがあり、ふと読んでみたら、なんだか買ってみたくなった・・・。そんな時である。 大事なことは である。ただ、キャッチーなPOPを作ればOKというわけではない。 面白い事例にゼリア新薬の便秘薬がある。ウィズワンという商品で、ずっと売上げが3億円だったのが、99年に導入した感性マーケティングで売上げが5倍に跳ね上がる。それまで「植物性便秘薬」というコピーで売っていたのを、大阪支店で「うんちどっさり」というやや過激なコピーを使った。うんちのキャラクターも用意した。そこからどんどん売上げが伸び・・・それこそドッサリ売上げとなったのである。この状況は他社のシェアを奪ったのではなく、ダイエットにもいいかしら・・・という新たな市場を生み出していたという。 お客さんが、ある情報を知ったとき、そこに「そうだったのか!」とか「それいいね」が生まれるとき、感性に響いた価値が生まれる。そんな工夫と実践が本書には、これでもか・・・というほとたくさん登場する。 エモーション・ド・テロワールというワイン、ある居酒屋での「すごいビール」、耳の欠けたネコの貯金箱、おむすびの十石・・・などなど。 お客さんの心に何か新たな価値の発見を生むこと、お客さんとの関係性という新たな資本を構築すること、お客さんの感性を育成すること、お客さんの感性に関するナレッジの共有など・・・たくさんの気づきに満ちた内容がある。 感性ナレッジマネジメントでは、リッツ・カールトンの事例が登場する。お客さまの感性プロファイリングをしておくといろんなアイデアや提案ができる。そんな事例だ。 本書を読むと、自分の心の中に弾けるものがいっぱいあるのが感じられる。
僕の思いつき商品の価値の伝え方はいろいろだ。多くのいい商品があるにもかかわらず、あーモッタイナイ・・というのがたくさんある。 自社のそういう商品を本書の提唱する感性マーケティングで、ブレークさせるMoso会議をやってみよう! それをきっかけに、社内で本格的に感性マーケティング活動を進めるときの留意点も本書には書かれている。つまり、社内の巻き込み方、である。 実は、ここが微妙に難しいことが多い。浮いてしまったり、ついてくる人がいなかったり・・・。そうなると、「うちの連中は頭が固いから・・・」とかの愚痴になる。 「やや公式な形で活動」とか「社内のノリはS字カーブと心得る」など、いいヒントがある。 Mosoから、Kosoへ、KosoからKodoへ・・・
オススメ度★★★★★+うん○どっさり! 読んで欲しい方・あ、これが欲しかった!という体験がある方 2007年07月11日質問で学ぶシンプルコーチング ~ マツダミヒロ + 久恒さんの図解講座
書籍情報質問で学ぶシンプルコーチング posted with amazlet on 07.07.17 マツダ ミヒロ PHP研究所 (2007/06/21) 売り上げランキング: 530
本のひらめき本書は、コーチングの基本的なテーマ31を、「人と話すのが苦手な男性」と「コミュニケーションがうまく、気が利く女性」の会話をきっかけにして、展開しているとってもシンプルな本である。 耳を傾ける、つもりを消す、枠を変えてみる、すべてを受け入れる・・・などコミュニケーションを円滑にし、仕事や人生がイキイキとする「質問」の極意が展開されている。 印象的なのは「x2の法則」 仕事のシーンでよくあるのは、今まで100だったから次は120を目指そうという目標の立て方。ここで思い切って目標を2倍にしてみる、というのが新しい提案。えーっ、二倍?そんなのできなーい・・・といわず、どうしたらそれが実現できるか考えるところにブレークスルーがある。 もうひとつは、「Iメッセージ」 家庭でよくあるのは、「あなたっていつもこうなんだから」という相手に対するYOUメッセージ。これは、えてして強い反発を受ける。「そういうあなただって・・・」と、本筋からずれてよけいに感情をこじらせたりする。(あーこれって、体験的な雰囲気があるなぁー:笑) もっと聴くためのスキル、自己を知るためのスキル、かかわりあいのスキル、未来へのスキルが、ほどよくシンプルに、まとめてある。それぞれの項目にある質問エクササイズを毎日ひとつ、やってみたい。
僕の思いつきロジカル・シンキングでもっとも重要なプロセスは、「問いをたてる」、その瞬間である。 どういう質問、どんな問いをたてて、その先に進むかが、ことの成否を大きく左右する。 いつも、「この場合、どんな質問をしたら最も効果的か」なんて思いながら、会話や会議を進めてみるのもいいねー。
オススメ度★★★★+質問で拓く 読んで欲しい方・いい質問を考えたい方 2007年07月10日本気の子育て ~ 須田達史 + クレーム
書籍情報人間の芯をつくる本気の子育て posted with amazlet on 07.07.29 須田 達史 アマヌマ ユウイチ 現代書林 (2007/07/03) 売り上げランキング: 2759
本のひらめきビジネス、政治、教育、スポーツ・・・さまざまな分野で「大人」が活躍して 後輩を育てたり、地域の子どもの育成を支援したり、途上国の子どもを支援し 空手やキックボクシングなどの格闘技を極めた著者は、子どもたちの心の成長 いつの時代も、子どもは大人の鏡です。 日本人が豊かになって失ったもの。その一つが「本気」です。 話す、とは、諭すことや、一方的に何かを言うこととは違う。 など、大人の生き方論にもつながる考え方が示されている。 未来を作るのは子どもたち、それを応援するのは私たち大人たちの「真剣な」 子育て本といいながら、気づくことの多い本である。
僕の思いつき本気で話す・・というのは、その前提として「本気で聞く」という大切なプロ 聞くというのは、聞き届ける・・・ということ。 ついつい、聞いたことへの感情が先立ち、いらついたり怒ったり、どなったり 大人とは、おとなしい・・・態度からきているという。 自分の感情を抑え、冷静に受けとめる力こそ、大人の力量なのかもしれない。
オススメ度★★★★☆+大人の本気 読んで欲しい方・お父さん 2007年07月06日泣いて笑ってホッとして… ~ 浅沼ヒロシ + ビジョンハウスSPS
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本のひらめき7ヶ月ほど前の100冊倶楽部の会合。Moso会議に参加していた浅沼さんが手作りの本(束見本のような雰囲気)を持って来られた。浅沼さんが発信しているメルマガ http://d.hatena.ne.jp/pyon3/ から、書評を厳選したものだった。 と叫んだは僕。もちろん浅沼さん自身もそのつもりで気合が入っていた。 きのうの100冊倶楽部の会合では、出版祝もかねて大いに盛り上がった。 まえがきにも書かれているが、浅沼さんの本が生まれた大きな力は 「よし、自分も書評本を出版しよう!」と密かに心に決めた。 そのことではなかっただろうか。ブログ、メルマガ、アマゾン書評・・さまざまなところで筆力を磨き、実績をつみ・・・・やがて、出版社からお声がかかる。世にある多くの成功本のように、決めた!から、進んだ・・・そんな流れが感じられる。 さて、本書は浅沼さんが3年間に読んだ350冊あまりの中から、70冊を源泉し、コンパクトにまとめたものだ。見開き600文字。レイアウトや、タイトルもなかなか魅力的だ。 1分で1冊読める・・・というサブタイトルどうり、読みやすくかつ、興味をそそる表現がたのしい。 書評メルマガやブログを書いている方は多い。浅沼さんに続こう!
僕の思いつきこの本は、8つの章に別れて、おすすめの本が紹介されている。 第1章 この人の生き方が好き 「メール道」「父生術」「かもめ食堂」「喧嘩両成敗の誕生」など70冊。 浅沼さんのメルマガ読者の方も、そうでない方も、読みたい本のきっかけになるのではないだろうか。 自分の日々の活動が、何かの作品(出版とか)に変わる瞬間は、なんともいえずウレシイ。浅沼さん、ほんとよかったですねぇ。おめでとうございます! 次は、あなた。ですね。
オススメ度★★★★★+デビュー作品 読んで欲しい方・メルマガから本にしたい方 2007年07月05日天国体質になる! ~ 鶴岡秀子 + タマゴボーロそうか、ここは天国だったんだぁ! 書籍情報天国体質になる!──仕事を楽しむ52の秘訣 posted with amazlet on 07.07.29 鶴岡 秀子 講談社 (2007/06/29) 売り上げランキング: 24732
本のひらめき「天国と地獄は同じ場所だ」・・・鶴ちゃんは、どこでこの話を聞いたのかは忘れてしまったけれど、深く気づいたことがあったと述懐する。 人は、同じ状況にあっても「天国」にしてしまう人たちと「地獄」にしてしまう人たちがいる。天国体質な人と地獄体質な人がいるというわけだ。どうせなら、天国体質がいいよね。 人生も仕事も確実にいえることは、山もあれば谷もある・・ということだ。天国体質な人は、落ち込んだ谷のときも「あ、これはよくなったときのネタになる」と、その状況をプラスに変えてしまう。地獄体質な人は、よいときも、これはどうせまぐれだ、いつか悪くなってしまう・・となんでもマイナスに変える人だ。人生のベース基地を天国と地獄のどちらに置くか、その違い。 それじゃ、どうしたら天国体質になれるか・・・というヒントがいっぱい書いてあるのが今日の本。例えば: どんな仕事でも「自分らしさ」という付加価値をつけよう。 楽しい仕事があるのではなく、仕事を楽しくしてしまう人がいるだけ。 前準備を怠らず、結果(足跡)を残せる仕組みをつくろう 真ん中も左から見れば右!(鶴ちゃん、中学のときに作った格言) 脳は、現実と空想を判別できないらしい。まず、「やる!」と決意して、 鶴ちゃんは、多くのメンターを持ち、それを鶴ちゃんの言葉に変換して、また僕たちにプレゼントしてくれる。生まれついての天国体質!かと思うくらい。 鶴ちゃんに続こう!
僕の思いつき鶴ちゃんは、今、「伝説のホテル」を作っている。土地も資金も手配でき、ホテルのコンセプトとデザインもでき、なによりたくさんのファンがいっぱい。 福島さんがおっしゃるように、始まる前にすでに「実績」ができてしまっている。ぜったいに泊まりた~い・・というファンが、僕を含めてたくさんいるのだから・・・。 僕は、鶴ちゃんに初めてお逢いしたとき、このホテルは「会社もない」「名刺もない」「事業計画書もない」ときだった・・・。そこにあったのは・・ 「伝説のホテルの7つの教え(手書き)」と「想い」だけだった。 鶴ちゃんの話を聞いた人がみんなそうであるように、僕も、そのとき「はい、はーい」と小学生のように手を上げた。応援しまーす!という意思表示。 夢を実現したいのなら、想いが何より大切!という。何もなくてもスタートできるのだから。 Moso系の僕は、これでまたひとつエネルギーをチャージするのだった。天国でいっしょに遊ぼっ!
オススメ度★★★★★+どこでも天国! 読んで欲しい方・鶴ちゃんに天国体質になる方法を聞きたい方 2007年07月03日世界一やさしい問題解決の授業 ~ 渡辺健介 + 私には夢がある10年の軌跡中高生だけじゃ、モッタイナ~イ 書籍情報世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく posted with amazlet on 07.07.16 渡辺 健介 ダイヤモンド社 (2007/06/29) 売り上げランキング: 53 本のひらめきピラミッド構造、マトリクス分析、滝グラフ、仮説検証・・・とくれば、ビジネスパーソンが得意とする様々な問題解決のツールである。 本書は、もとマッキンゼーで活躍した著者が、中高生むけに、問題解決の道具をやさしく解説する本である。 そもそも問題解決とはどういうことなのか・・を1限目に、そして中学生バンド「キノコLovers」のコンサートの集客問題を2限目に、最後は、タロー君がパソコンを手に入れるための具体的な目標立てとそれを達成する方法を考えるのが3限目、こんな構成である。 えー、中高生がこんなこと知ってたら、大人としてはけっこうヤバいかも・・ 中高生がいる親御さんは、まず自分が先に読んでから渡してあげよう。笑
僕の思いつき仕事で使っている様々な手法や、考え方などを、子どもたちの問題に投影してみるのもいいね。あるいは、家庭の問題にしてみるのもいい。 企業の会計の世界を、家庭の家計で考えてみたりするのはよくある話。 立ち位置を変えて、考えてみる・・・それはひとつの素敵な方法論である。
オススメ度★★★★☆+モッタイナイ 読んで欲しい方・問題解決力をつけたい方 2007年07月02日みんな力 ~ 新井範子 + 栢野克己さん講演会そして、市場は戦場ではなくなった。 書籍情報みんな力―ウェブを味方にする技術 posted with amazlet on 07.07.17 新井 範子 東洋経済新報社 (2007/06/15) 売り上げランキング: 29433 本のひらめきウエブ2.0の時代は、みんなの知識が積み重なり、みんなとコミュニケーションをとりながらネットワークができる。そして、相互作用しながら問題を解決する助け合いの仕組みが、心地よく機能する・・・そんな時代である。このことを著者は「みんな力」と名づけた。 この力は、その昔、小さな集団・集落で機能していたもので、どこかなつかしさを感じさせてくれる。 経済というお金ワールドの発展とともに、助け合いの場は、いつしかシェアや利益を奪い合う「戦場」としてのマーケットに変貌した。 そして、今また、その場は、「奪い合う場」から「助け合う場」に一段階段を登ろうとしている。田坂さんの螺旋的階段を登るステップである。 本書は、世の中の変化を 市場はもう戦う場ではなく、説得する場ではなく という言葉に凝縮し、新しい時代を洞察している。 どうやらWeb2.0の時代は、「相反することが同時に違和感なく両立してしまう世界」らしい。下心を隠したPRはすぐに分かってしまうし、いいたくないことも隠すと内部からバレてしまう・・・、人間や企業の本性がかんたんに透けてしまう、そんな時代になったようだ。 評判(レピュテーション)を大事にし、みんなの力を味方につける・・・そんな考え方をこの本から感じ取りたい。 企業戦略も、これからおおいに変わっていくことだろう。もっと人間的に。
僕の思いつき時代は、「臨機応援」の時代になった! あげることはもらうこと。もらうことはあげること。 メビウスの環のように、表裏一体となる理(ことわり)の中に、私たちの現実はある。応援していたのは、実は応援されていた・・・みたいに。 ドクター佐藤の、「人はあなたと私の区別がつかない」という原理が、ここにも現れている。 ウエブ2.0は、臨機応援の時代でもある。
オススメ度★★★★★+みんなの力だ 読んで欲しい方・ウエブ時代の風の心を感じたい方 2007年07月01日できる人のスピード仕事術 ~ 日経ビジネスアソシエ + 3分間ミーティング早いことは価値がある。 書籍情報できる人のスピード仕事術―即効!これ1冊でスイスイ仕事がこなせる posted with amazlet on 07.07.17 日経BP社 (2007/05) 売り上げランキング: 3247
本のひらめき同じ5分でも、すごい5分と、なんだかサエない5分がある。時間には、色があるし、濃さも深みもある。 時間は、命そのものだし、僕たちが毎日いただいている貴重な資源でもある。平等に24時間あるといっても、人それぞれに価値や感じ方が違う。 では、どうしたら価値ある時間にできるか・・・ 一日のうちの大部分を仕事という時間割に割り振っているビジネスパーソンは濃い時間をつくればいい。一言でいえば「スピード感のある仕事」である。 本書は、どうしたらスイスイ仕事がこなせるか・・・そんなテーマで、ビジネス界のリーダーたちにスピード仕事術を語ってもらったものである。 仮説思考、80:20の法則、整理術、5分間の活用、グッズやウエブツールなどさまざまな方法が提示されている。気に入ったものは、さくっと試してみるといい。 面白い企画は、5分で何ができるか・・というもの。新聞早読み、メーク、モチベーションアップ、ショートカットキーを使って5分で文書作成・・などなど、へぇーというワザがたくさん紹介されている。 各界の著名人のインタビューも楽しい。カージナルスの田口選手、ヤッパ社長の伊藤正裕さん、スター銀行のタッド・ハッジさんなどが登場する。 仕事をサクっと進めて、時間を有効に使いたい方、おすすめ。
僕の思いつき人はだれでも一日に24時間ある・・・というのは、実はウソ。新人1年生はそのとおりかもしれないが、経験をつむにしたがって、後輩や部下に「悪いけど、これやっといて・・」と頼む・・あれは、24時間+αの時間を持つ瞬間である。 多くの人は、時間を売ってお金を得ている。時給いくら・・・というのは、正にそれ。月給の人でも9時5時で働いて(いることになって)給料をもらうのは、時間を売ってお金に変えていることになっている(かもしれない)。本来は時間ではなく、時間内に生み出した成果に対する価値なのだが・・・。 逆に、お金で時間を買うことも多い。タクシーを使う、集計作業でバイトを雇う、調査会社を使う・・・なんていうのは、お金→時間変換だ。 自分の自由になる時間を増やし、生きがいを感じられる時間をいっぱいもちたい。それには、やはり「何かを意識する」ことが必要だ。 すべては、意識するところからはじまる。本書が、そんなきっかけになれば、880円は、ものすごく価値ある投資になる。
オススメ度★★★★☆+スピードで勝負 読んで欲しい方・時間を有効に使いたい方 |
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