2007年08月28日時間泥棒を探せ! ~ 夏川賀央 + メール感謝時間どろぼうを追い出せ! 書籍情報本のひらめき時間泥棒!・・・それはいろんなところに潜んでいる。 本書には、これらの時間泥棒に対処する方法20個が、楽しく解説されている。ばばかよさんのイラストもクスリと笑えて楽しい。 本書に一環して流れている考え方は、誰のための時間か・・という視点。それはとりもなおさず「あなたのための時間」という視点である。 だから残業せずにとっとと帰って自分のことをやってもいいし、とことん突き詰めたい仕事があるなら深夜まで残業したっていい。つまり、それが自分のためになるなら・・。 時間を自分の願うような形でつかうこと など、そうそう!って納得できる考え方ややり方が解説されている。 時間泥棒はあちこちにいて、結構僕たちを振り回してくれる。そこで、そんなことにならないように「何でも得にしてしまう」ワザと考え方をこの本から読み取ってみたい。 とても響くメッセージがいっぱいだ。
僕の思いつき時間泥棒の一番強力なもの・・・それは、人間関係というところに潜んでいるという。例えば、家でやりたいことがあって、そろそろ帰ろうかと思って片付けていたら「君、悪いな、きょうはちょっとxxへいくんだけど、一緒にいってくれ」なんて言われる時・・・。 ここで、仕方なくついていくと、上司は完全な時間泥棒になる。 断ってもいいし、ついていってもいいのだが、そこにひとつの「自分としての判断」があればいい。選択といってもいいだろうか。 すべてポジティブに考えて選択すると、ものごとはいい方向に向かう。時間もいい流れに向かう。 このちょっとの差が、実は大きいかも・・・。 著者の夏川さんは、このあたりを実にうまくリアルに表現している。 夏川賀央さん。実は、何年か前に藤原和博さんといっしょにお会いしたことがあった。そして、先日、丸の内の壮行会で再会。なんだか不思議なご縁は、素敵な本を介してつながった。数年ほどの螺旋階段を上ってコンニチハって感じ、かな。再会に感謝。
オススメ度★★★★★+時間泥棒 読んで欲しい方・戦略的に考えたい方 2007年08月27日人生の穴うめ名言集 ~ 柳下要司郎 + 浅沼ヒロシさんが日経夕刊に穴があると、ついうめたくなる・・・・心理 書籍情報
本のひらめきまずは問題。< >の中に入る言葉を考えてみよう・・・ A.相手が喜んで、進物を受け取る決めゼリフ いえ、気にしないでください。 B.チャップリンの説く人生とは 人生は、 C.どんな子も奇跡的に伸ばした、桐蔭学園の教育のモットー < >子は、鍛える こんな穴埋めが100個。それぞれ著名な人のセリフだったり、ジョークだったりするんだけれど、その背景などが紹介されていて味わい深くなっている。 さ、それじゃ、そろそろ気になる答えを・・・。 A.下心 自分でもいろんな穴埋めを考えて誰かにクイズにして出してみると楽しいかも。
僕の思いつき最後にもうひとつ。ちょっとシニカルに笑える穴埋めをご紹介。これは、自分で考えてね。 結婚式の祝辞には使えない男女の機微 人間は、< >力の欠如によって結婚し 穴埋め問題といえば、答えがひとつしかない世界に、ぼくたちは慣れてきたけれど、実は、いろんなバリエーションが考えられる。 ロスへ来る前、IHIの新聞広告にヒントを得た穴埋めを創った。それを会社の仲間や知り合いに出したところ、とっても楽しい答えが集まってきた。 ちなみに、「穴埋め問題」は、英語で「fill-in-the-blank question」っていうらしいよ。 オススメ度★★★★+穴うめ心理 読んで欲しい方・言葉のセンスを磨きたい方 2007年08月24日感動力 ~ 平野秀典 + 平野秀典さん出版記念公演会感動力という新しい可能性・・・ 書籍情報感動力 (サンマーク文庫 B- 106) posted with amazlet on 07.12.03 平野 秀典 サンマーク出版 (2007/07/18) 売り上げランキング: 14240 本のひらめき感動するって気持ちいいいよね。そして、自分たちのやってることで、誰かが感動してくれるってのは、もっと素晴らしいよね。感動という心の動きに、どうやら無限の可能性が隠されているらしい。 20世紀は、戦うことが基本だった。競合相手を叩きのめして勝ち組みと負け組みに分ける発想や、戦略、攻略・・・みんな戦闘の用語がビジネス用語になっていた。さらには、(僕も嫌いな)「お客を落とす」なんて言葉まであった。 でも、21世紀は、「感動力」が新しいビジネス能力のメインになる。 この本は、感動プロデューサーの平野さんが、役者としての経験や、ビジネスにおける感動ドラマを通じて蓄積してきた「感動力」という新しい力の「心と技」を伝授してくれる本である。 感動の創造。これほど楽しいことはないと思う。それには、まず「自分が感動をもらう側ではなく、創る側にまわる」という「発想の転換」が必要だという。これ、とっても大賛成! これからのビジネスは、お客様に買っていただくのはではなく、感動したファンの方に買っていただくのがいいかもしれない。僕は、そういうビジネスをしていきたいと思う。 感動といくキーワードで、ビジネスを見つめるとき、私たちは、いろんな気づきと発見、そして仕事や人生の勇気がもらえる。 この本には、そんなエッセンスがあふれるほど詰め込まれている。超おすすめ。 アメリカ転勤にあたって、プレゼント本をどっさり仕入れて持ってきた。感動を創る側にまわるために・・・。あなたにも1冊!
僕の思いつきこの本の中で、特に響いたことは 私たちが感じる現実とは、事実そのものではなく、「事実+モノの見方」 という表現。おぉー、確かに! (ちなみにこれは、新天地での最初の挨拶でちゃっかり使わせていただいた:笑) そして、自分の中にいるキャラクターには、無駄なものはいない・・・という考え方。それをさらに発展させると 短所は、まだ表現されていない個性 となる。いいねー、この表現。 この本を読んだ同じ頃、メンターであり親友の一人である行縄さんから、これに似た素敵なことを教えてもらった。ジョハリの窓の新たな解釈。 人も知らない+自分も知らないゾーン = 盲点の窓(blind self) というのが一般的だけれど、この窓を「可能性(possibility)」と呼ぶのだそうだ。すばらしい! 表現力や感性を磨き、日々、感動の扉をあける努力をしていきたいものである。僕たちは、この★に感動を生み出すためにやってきたのだから・・・。
オススメ度★★★★★+感動の扉 読んで欲しい方・会社を感動の劇場に変えたい方 2007年08月11日ママは働いたらもっとスゴイぞ! ~ 和田清華 + 立川志の吉さん@JAL働くママの読むサプリ・・・ 書籍情報ママは働いたらもっとスゴイぞ! posted with amazlet on 07.12.03 和田 清華 ダイヤモンド社 (2007/08/03) 売り上げランキング: 231785 本のひらめき子育てと仕事は二律背反。女性にとって、子育てと仕事をすることは、相容れない出来事・・・そんな常識を、私達はいつしか心に植えつけられている。 仕事、犠牲、子育て。これらをワンセットにして考えなくてはいけない時期も確かにあるかもしれないけれど、ずーっとそれに縛られることはない。 いつか、あるタイミングで、「専任ママ」が「働くママ」に進化する時期がくる。 本書は、「専業主婦からそろそろ仕事をはじめようかな」と思い始めた育児休業中の女性に贈る、臨機応援の本である。和田さんが自身の経験もふまえて、優しく背中を押してくれる本だ。 あなたの人生が という。なぜなら、そのほうが、子育てにも、仕事にも、自分にもいいから。 自信なんていらない。今必要なのは、自信じゃなくて、ちょっとの勇気。 もし、あなたが、この本にピッタシの状況だったら、ぜひ手に取ってほしい。人生は、可能性に満ちている。(仕事=ボランティアでも地域活動でもいい)
とか 日常のルーティンと思えることを、遊びに変えていくと「早くー」という枠 とかは、和田さんの実体験からしか生まれないナマのアドバイス。 子育て中のママ(とパパ)に贈る素敵な一冊。
僕の思いつき和田さんは、感動映画のライブをずーっと見せてくれる素敵な女優さんである。上映時間は、すでに10年くらい。これからも数十年はある・・・。 ライブ上映だから、一回きり。僕は、この方に出会ってからずーっと、そんな気持ちで、臨機応援、楽しく頼もしくワクワクしながら、この感動物語を拝見させていただいている。(しかも、無料だ!笑) 見えることも、見えないときもある。ときどき、こうして本になって、映画の一シーンを分り易く見せてくれる。 誰か応援(といっても別に何をするわけじゃないんだけど)したい方がいたらその方の成長される過程をいっしょに楽しんでしまう・・・そんなこともいいよね。 この★で出会った不思議なご縁を、臨機応援という楽しみで深めたら、こんなに素敵なことはない・・・。 そして、この本を読んでると、臨機応援していると思っていた自分が、いつのまにか、こちらが応援されていた・・・ってことに思い当たる。 ありがとう、さやかちゃん。輝くママでいてください。
オススメ度★★★★★+ママ笑って! 読んで欲しい方・子育てしながら働こうかな・・という方 2007年08月07日聴診器ブック ~ 桐生 迪介 + YAアウトリーチ初めて聞いた心音、呼吸、ぜん動運動・・・ 書籍情報桐生迪介
日本実業出版社 (2007/3/15) 売り上げランキング: 2,968位
本のひらめきこどもがうまれたとき、オモチャのような聴診器を買ったことがあった。 この本は、実はホンモノの聴診器がついている。医療機器だ。 いままでずっと、どんな音を聞いているんだろう・・・なんてチラっと思った この本は、それを可能にしてくれる。へぇー、お医者さんってこんなデカい音 本書は、お母さんのスーザンが、ホームドクターのドクター・ローガンに勧め 現在、製本(聴診器の生産?)がおいついていないとか・・・。 (このほん、かとうさんからのプレゼント。ありがとうございました! 僕の思いつきプロが使っている道具や機器を使ってみる・・。これってなかなか新鮮な発見 歯医者さんが使ってるミラー。 コンサルが使ってる思考ツール。 プロデザイナーが使ってる筆記用具。 書家がもってる筆。 ホンモノには、発見がついてくる。
オススメ度★★★★★+ホンモノの味 読んで欲しい方・お家に体温計、体重計、血圧計がある方 |
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