2009年10月26日顧客の信頼を勝ちとる18の法則 ~ 山岡隆志 + スリルザワールドマーケティング2.0 キーワードは、ドボカシー 書籍情報顧客の信頼を勝ちとる18の法則-アドボカシー・マーケティング- posted with amazlet at 10.01.18 山岡 隆志 日本経済新聞出版社 売り上げランキング: 2452 本のひらめきWEB2.0など、インターネットの進化は生活やビジネスなど様々なところ まだ耳慣れないこの言葉( advocacy)は、支援、擁護、代弁といった意味があ こうした新しい概念が登場した背景には、ネット時代になり企業より顧客が力 これをロイアルティのレベル進化で表現すると 見込み客→ 顧客→ 得意客 →支持者 →擁護者 という階段になる。それを実現するために企業がとるべき方法として18の法 顧客に焦点をあわせるのではなく顧客の立場で見ること、ありのままを伝える こうした理論的な展開に、非常に豊富な事例があるのがうれしい。たとえば、 マーケティング部門だけでなく、さまざまな立場の企業人に読んでほしい一冊。 <僕の思いつき>たくさんの事例の中で、印象的だったのがMKタクシー。東京にいたときは、 ドライバーの社会的地位向上も図っている。制服も森英江さんを4年もかかっ 過去、何十年か・・・タクシ―運転手という職業に持っていた固定観念を打ち このMKからさらに進化したicinqs (アイサンクス)というリムジン企業もあ 一冊の本から、素晴らしい企業を知るというのも、実に楽しい出会いである。 オススメ度★★★★★+顧客と一緒 読んで欲しい方・お客さまと一緒に考えたい方 2009年10月19日つるの式伝える技術新常識 ~ 鶴野充 + あり方の教科書?非常識は面白い! 書籍情報
本のひらめき逆説的発想。つまり、普通はこうだと皆が思っていることの逆張り発想をする 鶴野さんの新著は、そんな逆説的展開の中で、コミュニケーションのコツを学 たとえばこんな感じ: 通説:名刺は初対面の人に渡すもの。一度渡したことがある相手に再度渡す 新常識:相手に名刺を渡すのは、会話のきっかけにするため。改めて名刺を 確かに、「えーっと顔は覚えてるけど誰だっけ?」という相手(自分)のスト また、こんなのもある。 通説:興味を持ってもらうには、自分の持ち駒を多く話して、会話の糸口を 新常識:インパクト重視で、特徴的な部分を一つだけ話す。(抽出的表現) 「どんなお仕事をされてるんですか?」 お仕事は?の問いかけに「オフィスの事務です」だけでは、なかなか後が続か 面接、自己紹介、上司部下の会話、プレゼン・・・様々なコミュニケーション 倫理的に口説くか、思いで動かすか、 などなど、試したくなるヒントがいっぱい。ビジネスパーソンにお勧め!
僕の思いつき僕が、速、実行に移したいと思った素敵な内容をメモっておこう。 *メールの署名 メールの署名は、僕もかなりこだわりがある。できるだけ相手のことを考えて すると何がおきるかというと、急に電話したくなったときに、電話番号を調べ *講演での言い訳 講演やレクチャーをする人の多くは、同じ話をなんどもすることになる。 しかし、それは我慢したほうがいいらしい。なぜなら、目の前の人に「新しい 鶴野さんの講演を聞いてみたいねー。
オススメ度★★★★★+逆説新常識 読んで欲しい方・逆張り思考で考えたい方 2009年10月12日朝のカフェで鍛える実戦的マーケティング力 ~ 永井孝尚 + 露木さんと田坂さん対物語でわくわく、解説でふむふむ・・・ 書籍情報朝のカフェで鍛える実戦的マーケティング力―真の仕事力は、理論と実践の両輪から。 posted with amazlet at 09.10.19 永井 孝尚 秀和システム 売り上げランキング: 1253
本のひらめき本書は、物語で読むマーケティング入門の書である。入門とはいえ、しっかり 著者は、IBMのマーケティングマネージャーとして活躍中であり、実践と理 物語の舞台は、中堅会計ソフトの会社。主人公は、入社後10年ほどセールス 事業ドメインの定義、競合比較と市場分析、顧客満足のとらえ方、顧客価値の 3C、5つの力、バリュープロポジションなどを、単に教科書的に解説されて とても読みやすく、また、ためになるマーケティング読本。超おすすめ!
僕の思いつき久美と与田の間でかわされる会話にいくつかのマーケティングレッスンがあり 家電量販店に押され気味な町の電気屋さんが、「フットワークのいいアフター バリュープロポジションとは のことである。 また、キシリトールガムが、虫歯予防のガムとして認知されるプロセスも面白 虫歯を治すこと・・というサービス中心で考えていた歯医者さんの価値を それにより、キシリトールが虫歯予防のガムとしてのポジションを獲得し、 世の中の現象をこんな風に眺めるのは楽しい。 マーケティング的目線でみる楽しさを本書は教えてくれるだろう。 オススメ度★★★★★+理論と実践 読んで欲しい方・マーケティングに興味ある方 |
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