2010年08月31日トレード・オフ ~ ケビン・メイニー + マイケル・サンデル教授問いが決め手 ー 購買心理を二分法で考える・・・ 書籍情報トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか posted with amazlet at 10.09.30 ケビン・メイニー(著) ジム・コリンズ(序文) 内田和成(解説) プレジデント社 売り上げランキング: 848 本のきらめき消費者としての私たちは、様々な商品やサービスを買うとき、「上質をとるか ということは、上質も手軽も「両方狙う」とダメよっていうことでもある。 本書には、上質ねらいとして iPhone や、テスラ・モーターズのロードスター いずれも上質か、手軽さかだけを追求している。(両方ではない) 上質とは、経験+オーラ+個性。つまり、商品やサービスだけでなくそれに付 手軽さとは、入手しやすさ+安さ。安くても、どこでも入手できないと手軽と どちらか一方の極を狙えばいいのだが、手軽でかつ上質・・といった欲張った その具体例として、スターバックスがあげられている。 スタバといえば、独特の空間、そこにいる上質さ、あのカップを持っている優 20年目の迷走とも呼ばれた失敗は、多数の店舗閉鎖という苦い経験をへて回 また、同じように、廉価な製品を出して失敗したCOACHや、NYCに出店 本書は、上質か手軽かというトレード・オフの実態を豊富な事例で示してくれ
僕のつぶやき二者択一(二分法)の、面白いところは、分かりやすいところ。本書のように このときの最も重要なことは、“何を問いかけるか”というところ。 上質か手軽さか、贅沢か実用か、日常か非日常か、いろんな分け方がある。 本書にでてこない日本の事例、たとえばダイソーは手軽さ、マクドナルドも手 ところで、ついさっき、一冊の本を注文した。 "「魂が震える話」" というメルマガで紹介されていたもの。本の中から、短 僕たちは、様々な場面で、上質か手軽かを選んでいるねぇ。しかもそれは、ち 二者択一の切り口・・・いろいろ考えてみるのも楽しそう。
オススメ度★★★★★+無意識の選択 読んで欲しい方・消費の心理を考えたい方 2010年08月22日魔法の習慣 ~ 佐藤 伝 + パパと娘の7日間人生は、小さな習慣の結果である。 書籍情報本のきらめき家庭でもビジネスでも、ふとした瞬間の選択(何を言うか、どんな態度をとる 人生は、いつも重大な決断の連続というほど重々しくはない。今日のランチは そんなときに、何気なく行動に表出するのは普段のクセ。習慣。 きょうの本は、ナイン・マトリクスや9マス日記など、著作、講演などで熱い ここに紹介される49の小さな習慣は、どれもささやか、そして、やってみよ 小さな発見と自覚。そして、ちょっとやってみよっかという一歩。それを後押 僕もいくつかビビっときたものがある。たとえば、 <ご縁の習慣>では; ◎ 自分から先に隣の人に「声をかける」 ◎ 気になる相手には「すぐ電話」を入れる <強運の習慣>では ◎ 3Sからスタートする。 ◎ 貯金専用通常を、常に持ち歩く。 <幸福の習慣>では ◎ スモールプレゼントをする。 人生の真実が、実はちょっとした習慣に潜んでいるなんて・・・ ほんとに人生変わっちゃうかもしれないので、とっても危ない本(笑)だけど
僕のつぶやき「習慣が変われば人生が変わる!」とは、風が吹くと桶屋が儲かる式の連鎖が 人生は、ズバリ「習慣」です。 と喝破する著者は、その習慣の実践者でもある。僕のメンターのお一人でもあ この前も、お茶を飲みながら話していたら、たまたま紹介したい人の話になっ ささやかなことを、「あ、これ伝ちゃんが言ってたように習慣の一つにしよう」 あっ、いいかも・・・って思える瞬間があれば、その行為を習慣にするよいき きっかけは、いつも、本から始まる。あなたも・・・ぜひ。
オススメ度★★★★★+49のビビサク 読んで欲しい方・新しい習慣に目覚めたい方 2010年08月15日人生が変わる哲学の教室 ~ 小川仁志 + 成長縁大学夏の夜、古典の哲学者に出会えるかも・・
書籍情報本のきらめき実は、僕は本屋さんが嫌いだった。学生時代の話。そう、あの頃、自由書房 本の虫のようになった今では、考えられないことだが、あのころはなぜか、 したがって、プラトン=恋愛、マルクス=経済、ニーチェ=永遠回帰説、く そんな僕に、本書は、実によいタイミングでやってきた。 本書は、私立久我伝高校(くがってこうこう)を舞台に、著名な哲学者が、 カント、ハイデガー、ヘーゲル、サルトルなど著名な哲学者が何を考え、何 深夜3時、久我伝高校の2年生3人に加え、仕事に悩めるサラリーマン、家 ガラガラと教室の戸をあけて、最初に登場するのはハイデガー先生だ。 皆さんはじめまして、ハイデアガーです。倫理とかの教科書でみたことが そんな挨拶から始まる。(そうか、倫理の教科書なんてあったなぁ) ハイデガーは生と死について語る。「死は生のためにある」「死を思い、懸 映画好きのサラリーマン平田のつっこみもなかなか親しみを覚える。 心の壁を取り払い、哲学に触れるとても楽しい本。この夏にぜひ!
僕のつぶやきWebookでも過去、何冊か哲学書をご紹介してきた。 ポール・ストラザーンの「90分でわかるプラトン」 佐藤雅彦さんの「プチ哲学」 など。 しかし僕にとって一番の哲学書は、田坂広志さんの著作の数々・・・ http://www.webook.tv/bn/2005/11/_121.html 物事を本質にまで掘り下げて考えるのが哲学とすれば、日常の様々な出来事か お盆に合わせ、僕らはなぜ、ここにいるのか・・・なんて、考えてみてもいい
オススメ度★★★★★+哲学者との邂逅 読んで欲しい方・哲学に触れたいか方 2010年08月08日もしドラ ~ 岩崎 夏海 + 良き会社研究所ビジネス書は、頭で分るより心で感じるほうがいいねー。 書籍情報もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら posted with amazlet at 10.09.30 岩崎 夏海 ダイヤモンド社 売り上げランキング: 16 本のきらめき「もしドラ」と略称される本書は、高校野球の女子マネジャーの目を通じ、ド 主人公は野球部の新人マネジャー、川島みなみ。(表紙のマンガで、ものすご そんな野球部のマネジャーになったみなみには、ちょっとした事情と理由があ 僕らもそうなのだが、部活のマネジャーと、企業のマネジャーは、同じマネジ みなみは、マネジャーとは何だろう?という自問から、本屋さんで偶然にも、 経験と知識はあるのになぜかやる気の見えない監督、加地。 野球部の使命は何か。お客さんは誰か。人の強みを生かすにはどうしたらいい 心にしみる物語と、ドラッカーのマネジメントは何かを感じさせてくれる、と 多少強引な展開があるって? いいのいいの、そんなことは:笑 リアルな本か、あるいは、ダウンロードでぜひ!
僕のつぶやき実は、本書はiPhone の電子書籍で読んだ。本では、272ページだが、アプ この初体験は、ものすごくワクワクする時間となった。 電子出版がこれから盛んになるけれど、その要素は しかし、そもそも大切なことは、コンテンツそのものが面白い、役に立つ、と 本書は、ドラッカーのマネジメント論を、高校野球の舞台で展開するユニーク しかし、それにしても・・・ドラッカーのマネジメント論を高校野球の女子マ あぁー、僕も電子出版するぞ、っと。 オススメ度★★★★★+物語でドラッカー 読んで欲しい方・マネジメントについて学びたい方 |
過去の記事
2022年12月(1)
2022年11月(1) 2022年06月(2) 2018年06月(1) 2018年04月(1) 2017年01月(1) 2016年12月(1) 2016年11月(1) 2016年10月(3) 2016年09月(1) 2016年01月(1) 2014年03月(1) 2012年03月(1) 2011年08月(3) 2011年06月(2) 2011年04月(6) 2011年03月(8) 2011年02月(7) 2011年01月(4) 2010年12月(3) 2010年10月(1) 2010年09月(2) 2010年08月(4) 2010年07月(1) 2010年06月(1) 2010年05月(2) 2010年04月(3) 2010年03月(1) 2010年02月(1) 2010年01月(5) 2009年12月(3) 2009年11月(2) 2009年10月(3) 2009年09月(3) 2009年08月(2) 2009年07月(2) 2009年06月(4) 2009年05月(2) 2009年04月(2) 2009年03月(2) 2009年02月(2) 2009年01月(4) 2008年12月(6) 2008年11月(4) 2008年10月(4) 2008年09月(4) 2008年08月(3) 2008年07月(2) 2008年06月(4) 2008年05月(5) 2008年04月(3) 2008年03月(1) 2008年02月(2) 2008年01月(2) 2007年11月(1) 2007年10月(3) 2007年09月(3) 2007年08月(5) 2007年07月(12)
カテゴリー別
その他
(6)
仕事の意味 (2) 本(IT,Web,Blogほか) (2) 本(その他) (6) 本(アイデア系) (1) 本(アート) (1) 本(インターネット) (1) 本(コミュニケーション) (7) 本(コーチング) (3) 本(タイムマネジメント) (1) 本(ビジネス・サービス) (2) 本(ビジネス・企業・起業) (14) 本(ビジネス・会計) (6) 本(ビジネス戦略) (2) 本(マンガ) (1) 本(マーケティング・営業) (12) 本(ロジカルシンキング、方法論など) (7) 本(人物、伝記) (4) 本(人生・処世術) (30) 本(仕事術) (3) 本(医、健、食、住、衣) (1) 本(哲学) (3) 本(小説・エンタテ系) (7) 本(感動・共感) (1) 本(海外事情) (2) 本(生活、暮らし) (3) 本(社会・経済) (5) 本(経営・マネジメント) (5) 本(絵本・児童書) (1) 本(自己啓発・学習・語学) (5) 本(HR・教育・人材育成) (9) |