2022年12月30日三流シェフ〜三國清三著★【Webook 2022.12.29】三流シェフ(三國清三) + うそつきは平和の始まり ---[年末です]----------------------- お久しぶりです。 まつやま・しんのすけ(@千葉) セ・パ・ラフィネ(*) ----------------------------------- 雑用こそ人生の突破口! ----------------------------------- __《 この本のツボは? 》_________ 2022年、今年最後に紹介する本は、オテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフ三國さんの波乱万丈なライフストーリーです。 中学卒業後、札幌グランドホテル、帝国ホテルで修行し、駐スイス日本大使館ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部料理長に就任。その後いくつかの三つ星レストランで修行を重ね帰国。今から37年前、1985年に東京・四谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。 三国さんは幼いころから父親と一緒に漁に出ていました。その時に、親から教わった大切な言葉は「大波が来たら逃げるな。船の真正面からぶつかっていけ。逃げようとして波を横腹に受けると船は沈むぞ。」でした。その言葉通り、様々な苦境に際し、三国さんは常に正面突破を試みる。 最初に狙いを定めたのは札幌グランドホテル。天皇陛下も止まる皇室御用達。そこのレストランのコックになろうというのが三国少年の夢。しかし、中卒の三国さんには、就職する資格さえなかった。中卒では応募すらできない。しかし、なんとしてもグランドホテルのコックになると決めた三國少年は、わずかな機会を逃さず大胆な行動に出る。当時の西洋料理課長代理の青木さんに直談判。よほど真剣な目をしていたのでしょう。後年、その青木さんは「あんな目をした人間は見たことがなかった」と述懐する。 その言葉通り、三国さんは大使館付きのシェフを皮切りに、多くの三つ星レストランの門をたたき(←まさに、門をたたき、追い出され、諦めずなんとしても潜り込み・・・というのが三國スタイル)修行を重ねます。 さて、37年続けてきた「オテル・ドゥ・ミクニ」を三国さんは2022年12月に閉じる。これまでにもてなしたお客さまの総数は30万人を超えるという。歌手、芸術家、各国元首、大使、ハリウッドスターなど著名人だけでもすごい数に上る。そして、3年後、三国さんが70歳のときには、新たに小さなレストランが生まれることになる。これは楽しみです! 年末年始の間に読むと、新しい年への勇気がきっと湧いてきますよ。ぜひ!
(**:ムッシュ・ジラルデが三國さんに言った言葉:お前の好きにしろ)
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