2011年04月08日英語社内公用語化の傾向と対策 ~ 森山進 + まさに臨機応援英語格差社会に生き残るために・・・今行動することが大事。 書籍情報英語社内公用語化の傾向と対策 ――英語格差社会に生き残るための7つの鉄則 posted with amazlet at 11.04.08 森山 進 研究社 売り上げランキング: 7352
<逆境下でも笑いを忘れないユダヤ人のジョーク(人間の一生)> 1歳は、王様。周りのだれもが、かしづくように機嫌をとってくれる。 森山さんはこの話を「馬」だったころに聞いたそうです。
この本のツボは?昨年、楽天とファーストリテイリング(ユニクロ)が社内の公用語を英語にす るという方針を明らかにしたことは、私たちの記憶に新しい。日産はカルロス ・ゴーン氏の登場以来、英語公用語化の道を走っている。これから、こうした 動きは、グローバルにビジネスを展開している企業で広がるかもしれない。 そんな中、本書では、英語社内公用語化の流れに中で、我々は何を考えなけれ 本書は、3部構成になっており、第1章で、世論調査などを踏まえながら、英 第二章で登場する柳井さんの言葉が興味深い。 英語なんて、しょせんツールですよね。意思疎通を図るための共有ツールで ただし、それぞれの言語のもとで、人は大切な「根っこ」を持っている。それ グローバル時代に、英語は、ただ単にビジネスを効率よく成功させるためだけ 深い思いとは、言葉(英語)を通じた多様性(diversity)の理解であり、受容 多くのビジネスパーソンが直面している悩みを、深く掘りさげた洞察は、大い 著者の森山さんは、欧州の首都ブリュッセルに在住の会計士の方。数年前にお (冒頭にあるユダヤの笑い話の)イヌやサルの方も、あきらめず「好奇心と行 英語公用語化の波の中にいる方も、そうでない方も、お勧めの一冊。 おすすめ度は?★★★★★+公用語は英語! 知りたい? ・勅許会計士ってなーに?
知りたい?---------------------------------------------------------------------- ■■今日のおまけ:( まさに臨機応援です! ) 東日本大震災からもうすぐ1か月。私たちにできることは、共感の心を 様々な形で支援を続けている人たちがいます、始めたり、協力したり、応援 我が家だけは水を確保して・・というちょっとエゴな自分も許しつつ、 よき社会を作るために、私たちはみんな試されている。 臨機応援の微妙なバランス(自己と他者)を意識しながら、日々の生活を 下記に、この先に計画されている臨機応援活動のリストをまとめてみました。 ---------------------------------------------------------------------- ★「田中靖浩・御立資尚・ジェイカレッジ企画 ビジネスx落語 公演 4/28 」 まぜるな危険!番外編~ 復興支援チャリティ
鶴ちゃん、高野登さん、山拓さん、帆帆子さんなど・・・
2011年4月16日(土)16:30-18:00 は
田舎の実家を移住先に提供できないものか考えています。家、田畑、山。 ★「100冊倶楽部チャリティMoso会議 (本の紹介と 支援のMoso)」 2010年12月01日なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか? ~ 志賀内泰弘 + なぞかけ読後はきっと、誰かのために、そうじをしたくなります。 書籍情報
この本のツボは?きょうは心が爽やかになるおそうじの本を紹介。 本書は、「そうじ」がもつ不思議な力を物語形式で感じさせてくれる本である。 軽快なテンポと意外な顛末に、引き込み力の高い小説になっている。 ・第一話は、序章。主人公の山村圭介とメンターの老紳士の出会いの場面。 拾った人だけがわかるんじゃよ。 拾うと何かが自分の中で起こる。何かが変わる。 など、禅問答のような会話だったが、圭介は、何かを感じ取っていく。 ・第二話は、老紳士の回想物語だ。 ・第三話は、地域も巻き込んだドブ川クリーンアップ作戦の話。圭介もまわり 物語のあとの解説(気づきのキーワード解説)も心に響く。 僕の琴線に響いたのは・・・ 一事が万事。あなたが行っている一つの行動を見るだけで、あなたの 1憶から1を引けば9999万9999になる。一歩一歩積み重ねていけば 人は、意識するしないにかかわらず、損得で行動することが多い。 本書のそうじは、自分の家やデスクの掃除ではなく、公共やみんなの場所のそ たかが掃除、されどそうじ。なにか奥深いものを見たような気分になれる。 おすすめ度は?★★★★★+一つ拾えば 知りたい? ・欲、願い、夢・・・何が違うんだろうね
■■今日のおまけ:( なぞかけ ) 毎週、土曜日は楽しみな番組があって、録画しています。 なぞかけは、瞬間の芸ですが、これぞ!という作品にあうと感動します。 「新聞」とかけて「お坊さん」と解く。 うひゃー、これすごい。故・二代目春風亭梅橋さんの作らしい。
お笑いのヒント:http://owa-writer.com/2010/04/post_1.html 老人 とかけて、職人技と解く 改札 とかけて バッターと解く お後がよろしくないようで・・・・汗 2009年06月08日スローシンキング ~ 安藤雅彦 + セミナー道(その2)回り道も決して無駄ではない・・・・ 書籍情報margin-left:30px
本のひらめきニュートンが万有引力を発見したのは、「リンゴが落ちるのを見て」ひらめい しかし、ニュートンが万有引力の法則を発見したとき、彼が目にしていたもの 私達は、GooogleやWikipediaなど、ネットで調べれば何でも クリックひとつで様々な知識や情報が手に入る時代は、同時に「思考の近眼化 私達が陥っている「ある知識を簡単に得ると考えなくなってしまう」危険性に 自ら考える力を育むためには、 地球温暖化に対する別の視点、地球の大きさを測ったエラトステネス、テレビ テレビのクイズ番組のように「広く」「早く」「浅く」知ることにメリットを
僕たちは子供の頃、質問の天才だった。 高校時代、「地学」というのがあった。なんだか興味をそそる授業をしてくれ 今日読んだ本は、そんななつかしい昔を思い出させてくれる素敵な本である。 著者は、河合塾(名古屋が基盤)の地学の講師。ちょっとかわった教え方は塾 著者の安藤さんも、じつは安近短の受験対策の仕組みの中で、安勅に答えを覚 仙台と名古屋の往復の途中、東京で途中下車していただき、ジェイカレッジで オススメ度★★★★★+思考の近眼化 読んで欲しい方・ものごとを深く考えたい方 2008年06月02日成功の五角形で勝利をつかめ! ~ 三田紀房 + ジェイカレッジLA帰ってきたドラゴン桜! 書籍情報
本のひらめきドラゴン桜。東大受験をテーマにしたユニークな漫画にはまったことがある。すべての号を買い、DVDまで購入したくらいだから、相当なハマリ様だったことは確か。TV番組もあったら、ご記憶の方も多いはず。 その後、ドラゴンイングリッシュなど様々なバリエーションが出たが、最近また新たな形で登場していた。ドラゴン桜流ビジネス突破塾、である。 これが仕事の教科書だ!ということで、成功の五角形について解説される。 むふふ・・・それは、国数英社理の5科目のことである。(笑) そこだけ聞くと、なんじゃそれぇ・・・となる。しかし学校の教科書にメタファーを得たこの本、なかなかあなどれないのである。深い! 学校の勉強なんて・・・とつぶやいたことが僕もあるけれど、あの勉強は、「知識」を学ぶためではなく、それよりもっと大切な「力」をつけるものだったという。生きる力やいく抜く力を学ぶのが学校であり、それを学ぶツールとして国数理社英の5教科があるという。具体的には 国語・・・読解力、コミュニケーション力 だ。学校とリアルな社会をつなぐ展開がなんとも面白い。言い切り型のスタイルは、元祖ドラゴン桜と同じ。所々にドラゴン桜の登場人物の矢島や水野が登場したりするのも楽しい。 面白い定義がある。 国語は、「言葉というツールによって世界を表現し、物事を考える学問」 言葉や数式を覚える学問じゃないってことだね。 さらに社会は、ものごとのつながりを考える学問、理科は、仮説検証を鍛える学問、そして、英語は、クソ度胸をつける学問・・・とくる。 社会で必要な要素が、5教科で展開されるマンガのような面白さが魅力だ。
僕の思いつき冒頭では、「会社は教師のいない学校である!」と宣言。 対人スキルとは先輩の言うことはなんでも従う・・といったものではない。 学校と社会。二つの世界は、面白いリンクと関係性があったことに気付く。 すこし深く考え、メタファーを機能させると、案外、みえないものがよく見えたりするのが面白い。 本書は、そんな気づきもいっしょについてくる。 さて本書には、メモっておきたい名言がいくつかある。
仕事のモノサシは、時間、コスト、労力。 行動とはすべて、「最初の5メートル」がもっともエネルギーを使う。 注意すべきは「半径5メートルの人間関係」である。 しかし、誰もが知っている教科書と、社会とを結びつけ、新たな視点で整理するとこんなにも面白くなるのか・・・というのが最大の驚きかもね。
オススメ度★★★★★+5教科! 読んで欲しい方・ドラゴン桜を読んだ方 2007年10月29日翻訳者はウソをつく! ~ 福光潤 + 素敵な出会い@LAへぇ~、そうだったの!? 書籍情報翻訳者はウソをつく! (青春新書INTELLIGENCE 184) posted with amazlet on 07.12.03 福光 潤 青春出版社 (2007/10/02) 売り上げランキング: 6061 本のひらめき人類が生まれ、様々な言語が生まれ、文化が花開き・・・地球には多様性という奇跡がある。翻訳という仕事はその多様性をつなぐ素敵で面白い仕事。 プロフェッショナルな翻訳家、福光さんがその面白さ、意外さ(トリビア)、楽しさを、時間と場所を縦横無尽にかけめぐって紹介する。そんな本が、今日の一冊。 ものすごく面白い! 例えば、99%の汗・・と聞けばすぐに思い浮かべるエジソンのあの言葉。 Genius is one per cent inspiration, ninety-nine per cent perspiraition. そう、天才とは1%のひらめきと99%の努力の賜物である、っていうあれ。電球のフィラメントを見つけるために途方もない失敗を繰り返し、最後に孟宗竹で成功したっていうあのエピソード。この言葉を僕たちは、成功するためにはひらめきも大事だけどあきらめない努力が必要なんだ・・・と理解している。1より99に焦点があたっているよね。 しかし、どうやらご本人(エジソン)によれば、あの言葉の意味は、そうじゃなかったらしい。 本当は「1%のひらめきがなければ、99%の努力も意味がない」というもの。 えぇぇ!だよね。当時の記者が、一般うけをねらい「努力は美徳」というニュアンスで捏造してしまったんだとか。エジソンは、後年のインタビューでそう語ったそうだ。うーむ。言葉は、翻訳の仕方によってずいぶん違うものになる。 英語や翻訳の紹介をするだけでなく、そこに福光さんらしい洞察とユニークさがあるのが本書のすばらしさ。たとえば、上記の1%99%の訳を福光さんは韻を踏んでこんな訳を紹介している。 天才とは1%の霊感と99%の発汗。 英語と同じく、翻訳にも韻を踏んじゃってるところがすごいね。 こんなエピソードをたくさん交えながら、本書は、とっても興味深い翻訳の世界へといざなってくれる。 正岡子規と野球(baseball) の話、単位の話、タイトルの話・・・など、知的な刺激がいっぱいの本である。 超~おすすめ! 僕の思いつき福光さんとは、ご縁があってお付き合いいただいている。福光さん、行縄さん、そして僕とで本を出そうって話もあった。(いやまだ、継続中~) 記念すべき福光さんの処女作は、きっと翻訳の世界でも長く読まれる記念碑になると思う。 翻訳という仕事の歴史を感じさせてくれるのは、ハムレットの名台詞。 これが日本で翻訳された最初は明治7年。そのときの訳はこれだ・・ アリマス、アリマセン、アレハナンデスカ。 笑っちゃうけど、最初はこうだったんだぁ・・・、きっとジョンマンジロウだって、こんなレベルからスタートしたのかもしれないね。 その後100年以上かかって、いろんな訳が世に出され今にいたる。坪内逍遥なんかも訳している(明治42年)から、なんだか歴史の流れを感じることができる。 この本にある不思議なテイストは、あなたの好奇心をいっぱい刺激してくれるはず。 仕事のプロになるプロセスでうまれたさまざまなトリビアを、自分なりにまとめてみるのもいいかもね。それは自分の歴史でもあり、仕事の楽しみでもある。 なにか始めてみない?
アマゾンでは、最近カスタマーイメージっていうのを掲載している。
オススメ度★★★★★+そうだったのか! 読んで欲しい方・翻訳に興味をもっている方 |
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