2005年10月31日未来から選ばれる企業 ~ 立石義雄素敵なコンセプト 書籍情報本のひらめきオムロン。http://www.omron.co.jp/index2.html 実は、この会社には毎日お世話になっている。万歩計とJRの自動改札である。 立石一真氏(著者の父)が創業したのは1933年。オムロンという社名は京都の御室という地名に由来する。 本書は、二代目社長である著者が、オムロンのめざすものを語り起こしたもの。 企業理念、時代認識、人の育成と個人に期待するもの・・・など、この会社の目指しているものが解説されている。 農業社会→工業社会→情報化社会→最適化社会→自律社会・・というふうに世の中の変遷を捉えている。今は、工業化社会が過去に忘れてきたもの~環境、資源、産業廃棄物、安心、健康・・・などに対応する産業の時代だという。まさにオムロンは、安全安心、環境、健康に取り組んでいるところだ。 企業IR的な側面もあり、参考にしたい。
僕の思いつき社会から見て「魅力のある会社」 こんな会社が「未来から選ばれる会社」なのかもしれない。 さて、我が社の魅力と誇りは何か・・・じっくり考えてみよう。
オススメ度★★★★+先駆ける 読んで欲しい方・IRの達人になりたいと考えてる方 2005年10月30日「超」時間管理法(2006) ~ 野口悠紀雄45万ユーザー!? 書籍情報「超」時間管理法2006 posted with amazlet on 05.11.05 野口 悠紀雄 アスコム (2005/09/23) 売り上げランキング: 2,300
本のひらめき手帳ビジネスは、出版の世界ではとても美味しい分野らしい。すべての手帳が 今日の本は、野口悠紀雄さんの超整理手帳をフィーチャーした本だ。本の中に 実は、僕もちょこっと登場しておりまして・・・ 発売からすでに11年だという。45万人ユーザーに支持されているのはそれ A4という標準サイズを折りたたんで活用できる・・・というのが第一。 てなところだろうか。何より、胸ポケットにはいる幅だという点も忘れてはな さて、来年の手帳・・・どんなスタイルにしますかねー。
僕の思いつき僕的には、カンガルーポケットのアイデアがいい。これは超整理手帳の進化の あれは、実はほかの手帳に差し替えても使える(A5,A4じゃないとダメだ カンガルーポケット的なものをもっとカンガエルーぞ。
オススメ度★★★★+2006年のこだわり 読んで欲しい方・時間管理の達人になりたいと考えてる方 2005年10月29日仕事に克つ論理力 ~ 米谷達也論・析・解・現 書籍情報仕事に克つ論理力―東大合格請負人の思考プロセス posted with amazlet on 05.10.29 米谷 達也 ライブドアパブリッシング (2004/10/25)
本のひらめきロジカルシンキングの本である。それをあえて論理力と日本語にしてあるところがいい。論理的にものごとを考え、理詰めで思考を進めることは、ビジネスの世界では必須である。しかし、ビジネスでは様々な要素が曖昧だったり、未知数だったりする。そういう条件下でも論理的にものごとを判断しないといけないというのは明らかだ。(よのなか、わからないから・・・考えない・・という思考スタイルが、実は結構多かったりする) 論理的な力をつけるためには次の4つの能力がいるという。 推論力~現状の目標の差をうめるために何をすればいいか作戦をたてる力 それぞれの力の項目では、なぞなぞのような問題が提示され、その解説がつづく。 予備校と法科大学院の名物講師の講義を聞いてみよう。
僕の思いつきドラゴン桜で、最初に登場するのが伝説的な数学の先生だった。その先生が、大切なのは国語力だみたいなことを言っていたように思う。 問題の出題者が何を考え、訴えているのか・・・推理し分析し読解し、そして答えを表現していく。 東大合格請負人は、やはり同じ思考なのか・・・。笑 ビジネスシーンで必要な「ほにゃらら力」 というのは、ほかにも考えられる。別のものをいろいろ考えてみるのもいいね。 受容力 なんてね・・・
オススメ度★★★☆+共通言語 読んで欲しい方・ロジックの達人になりたいと考えてる方 2005年10月28日週末作家入門 ~ 廣川州伸あなたもデビューする日がきた! 書籍情報本のひらめき一生に一度くらい・・・と思うことはいろいろある。 本なんて僕には書けない・・・って思ってたら、「ガラスの蓋とノミ *」の話をきいてね! ( * しんのすけのセミナーで聞けます) じゃぁ、何が足りないのか・・・ 書きたいと思う気持ち、トライしてみるきっかけ、おいしいネタを逃さないコツ、背中を後押ししてくれるアドバイス・・・ ほんのちょっとでも「一生に一冊でもいいから本が書けたら楽しい」と思った方は、ぜったいこの本を読むべき。 廣川さんはこういう。 すべての創作の「素材」は、自分が歩んできた人生にしかありません。 同感!そして、僕はこうも思う。 すべての人には、創作の「素材」を磨き、拾い、編集する機会がある。 実は、ぼくの会社の友達も3人の方が、今、出版企画に取り組んでいる。Yさん、Mさん、Oさん。99%以上の確率で実現しそうだ。楽しみである。 堺屋太一、高杉良、幸田真音、山田真哉、上大岡トメ、久恒啓一・・・・多くの人は仕事をしながら作家になった。 企画書の書き方、時間の作り方、ビジネス書の書き方、経済小説の書き方など具体的なアドバイスに、週末ちょっと試してみるか・・・なんて気分になるはず。 週末作家。2005年の流行語大賞にしたい。
僕の思いつきビジネス書を書くツボはたった3つだと廣川さんはいう。 1)わかりやすく書く なるほど・・・、確かに。 自分の仕事や、人生をみつめながら、本のテーマや構成を考えてみよう。この週末、ちょっとやってみない? テレビを2時間ぼーっとみるか、週末作家にトライするか・・・人生が変わる方が何人いるかなぁー。 (考えてみた方、メールください。できたら企画応援会議をやりましょう)
オススメ度★★★★★+大賛成! 読んで欲しい方・一生に一冊は本をかいてみたい方 2005年10月27日夢をかなえる成功トレーニング ~ 吉田康弘/清水克衛親子でともに・・・ 書籍情報夢をかなえる成功トレーニング posted with amazlet on 05.10.29 吉田 康弘 清水 克衛 ハイブロー武蔵 総合法令出版 (2005/09/22) 売り上げランキング: 72,865
本のひらめき昨日はロッテが日本一になった。バレンタイン監督バンザイ!といったところ。今朝の日経新聞では、スポーツ記事をはじめて切り取った。ロッテ優勝の裏にある人間劇場が面白そうだから・・・ さて、今日は野球じゃなくってサッカーの話。 話はまだJリーグもなにもない時代にさかのぼる。広島に生まれた少年ヨシはサッカーが大好き。兄弟でサッカーにあけくれるうち、将来はプロサッカー選手になりたいと決意。紙にかいて家の壁に貼り出す。当時現役だったジーコやリトバルスキーのビデオにかじりつき、いつもサッカーのことを考えるような少年だった。彼はやがてJリーグで活躍する選手になる。その名を 吉田康弘という。 本書は、清水エスパルスの吉田選手と、「読書のすすめ」店長の清水克衛さん、さらにハイブロー武蔵さんのコラボレーションでできた本である。 小学生のお子さんと親御さんがいっしょによめる「夢実現」の本だ。 とっても元気がもらえる。たぶんお子さんよりもお父さんのほうがグっとくるかもしれない。 この本でイチバン気に入ったフレーズがある 頭ん中でワクワクしながら思い描いていた楽しいことって、あるとき すべての漢字にルビがうってある。マンガもある。 僕の思いつき球ぎわの力・・・というのが紹介されている。 野球で、ギリギリの球がとんできたとき、「絶対にとれる」って思ってる人はいつも取れるが、「取れるかどうかわからない」って思ってる人は、いつも、わずかの差でとれない・・・ というもの。これが球ぎわの差。 わかるような気がする。 ビジネスも受験も自分の夢も・・・球ぎわの力 がありそうだ。 それを磨くのは・・・夢、志、世の中にやくだとうとする気持ち、日々の自省体験と読書・・・うーん、いろいろあるなぁ。 本書にはそういうヒントがいっぱい。 たまぎわの力か・・・いいね。 そろそろ、清水さんと逢うべきタイミングがきたようだ。
オススメ度★★★★★+本調子 読んで欲しい方・夢を持ちたいと考えてる方 2005年10月26日人間系ナレッジ・マネジメント ~ 山本藤光知恵と心のつながりを求めて 書籍情報人間系ナレッジ・マネジメント―営業力をとことん高める posted with amazlet on 05.10.29 山本 藤光 医薬経済社 (2005/06) 売り上げランキング: 32,843
本のひらめき医薬業界には、MR(医療情報担当者)という仕事がある。新薬などを医局の先生に紹介したりする技術営業みたいなものだ。ITの世界でいえば、SEと営業を足したような役割か。 本書は、日本ロシュ(後の中外製薬と合併)で著者が体験した「ナレッジ・マネジメント」の人間系部分を紹介した本である。 医療分野での話しながら、本質のところはどんな組織でも同じである。自社に照らし合わせながら読めるところがいい。 個人の知を組織知に変換する。変換した組織知を個人知としてまた活用する。 ナレジマネジメントを著者はこう表現している。いうのは簡単だが、最後は人と人がどう向き合うか、あるいは、問題や課題に向き合うかといういたって、どろくさいところにいきつく。本書は、まさにそういうところに光を当てる本だ。 著者は、有能なMEのスキルを広げるSST(スーパースキルトランスファー)というプロジェクトを推進する。社長の「生産性を2桁アップしてほしい。しかも持続する方法で」というぜいたくな要望から始まったという。 著者の社会人生活での体験が、ナレジマネジメントに昇華されていくプロセスを追体験できる。オススメ!! (医療関係だけの書籍として扱うのはもったいない・・・) 僕の思いつき著者の山本さんとは、実はずいぶん長いおつきあい。メルマガを始め、ブックチェイス(PHP)さんで書評記事を載せていただいていた頃、その存在を知った。しかし、互いにあったことはなく数年の時がすぎた。 つい先日、医療関係の重鎮、山田隆司さんという方を介して、ついに邂逅。長年逢えなかった恋人にあったような感じがした。 人は人生で会うべき人とはどこかでつながっていて、遅からず早からず、必ず逢える日がくる。(ただし、心構えができていれば・・・という条件があるが)そんなことを思い起こした。 山本さんも、ブックチェイスのころからずいぶんと環境がかわり、日本ロシュから独立して(株)コラボプランの代表に就かれている。 山本さんが50歳のとき、知的な日常をつくるべく一年発起。朝、早起きをして読書を始められた・・・というお話は、自分のことのように共感できた。 本書の最後のところに書かれている。多いに刺激を受けたいところだ。 一日に最低でも1時間、自分を高める時間を持つ工夫をしたい。そして、それを持続するために、楽しみながら集中できる「研究」(テーマややりたいこと)をみつたい。
オススメ度★★★★★+名人芸の移植 読んで欲しい方・KMの達人になりたいと考えてる方 2005年10月25日人間の見分け方 ~ 谷沢永一あらゆる方面から試されている。 書籍情報 本のひらめき評判のいい人、頼りになる人、信用していいひと、付き合うべき人・・・世の中にはいろんな「いい人」がいる。しかし、それはかならずしも万人にいいとは限らない。相性というものもあるからだ。 本書では、人とどうつきあうか、人をどう見極めるか・・・などについて、著者の経験や古今の著名人などをもとに、矢沢さん独特の分析を紹介している。 大学の先生という職業ならではの出来事もあるが、なかなか興味深い。大学紛争も経験し、そこからは 人間の正体はそういう「小さくてささやかなこと」に現れる といっている。 信用、侠気、気概・・・さまざまな魅力と、その見分け方が面白い。 第一印象について面白い記述がある。 この人から何かをもらえるという第一印象はよく考えたほうがいい。しかし 田中角栄も官僚の人事、履歴をよく記憶していた。とにかく「覚えている」 などなど、印象深い。
僕の思いつき人間の見分け方・・・というのは、ひっくりかえせば、自分がどう見られるのかということにつながる。 頼りになる人、付き合いたい人がいたら、その人の魅力を分析してみよう。
オススメ度★★★★+魅力 読んで欲しい方・人間関係の達人になりたいと考えてる方 2005年10月24日「お金持ち」の時間術 ~ 中谷彰宏お金も時間もほしいねぇー
書籍情報本のひらめき人は「最も犠牲にしたくないものが時間で、二番目がお金」だそうだ。なるほどそうかもねー。 だから「自分の時間を人にプレゼンとするとますます時間が増える」というのは真実かもしれない。 感動のサービスも、自分の時間を犠牲にして、えっそこまでやってくれたの!というところに生まれるようだ。お金を使うより、時間を使うほうがずっとたいへんなことは誰もが知っているから。 ほかにも 日付を覚えると、毎日が記念日になる。 プレゼントをすると時間がお返しされる。 一年中、贈り物のグッドタイミングである。 お金持ちは帰り支度が早い。 「素敵」というたび、「素敵な時間」が増える。 自分で「これ以上できない限界」を作らない。 お金持ちは、100円にも100万円にも基準を持っている。 などなど・・・中谷さん風味の時間術がいっぱいある。
僕の思いつきお金持ちの人がどんな時間の使い方をしているか、お金の使い方をしているか、人の使い方をしているか・・・気になる人がいたらよく観察しておこう。 さて、今日は誰を観察するかなー・・・ オススメ度★★★+時間とお金 読んで欲しい方・時間管理の達人になりたいと考えてる方 2005年10月23日スピード決断トレーニング ~ 西村克己早いですね、は ほめ言葉 書籍情報
本のひらめきスピードというのは、重要だ。本書は、スピードをもって仕事をするコツを68の問題を考えながら身につける本だ。 早いということはビジネスシーンにおいては、とても価値がある。多少粗くてもツボを外していなければ多いに感謝される。 以前、いっしょに働いていた同僚は、なにかあるとすぐにドラフトをもって相談にきてくれた。もう、あっという間に・・・という表現がぴったり。あのスピード感は、唖然とするほどだった。 本書でスピードをもった仕事ぶりを考えてみたい。
僕の思いつきタイムマネジメントについて大いにヒントをもらえた本だ。 では、その要素は何があるのか・・・ 仕事の速さ(スピード) うーむ。これで本が書けそうだ。笑
オススメ度★★★★+決断 読んで欲しい方・仕事の達人になりたいと考えてる方 2005年10月22日古武術で蘇えるカラダ ~ 甲野善紀縮んでみよう。 書籍情報古武術で蘇えるカラダ―写真と図解実践!今すぐできる posted with amazlet on 05.10.29 甲野 善紀 宝島社 (2003/07) 売り上げランキング: 2,004
本のひらめき古武術というのがどんなものかいまいち分らなかったが、なんとなく興味はもっていた。百式の田口さんなんかもどうやら興味あるらしい。 体の使い方が独特で、合気道などと同じく「流れ」とか「相手を利用する」とかの東洋的な思考法にもとづいているところがいい。 西洋スポーツは、筋肉をガンガン鍛え、ガシガシを力を受け止めて跳ね返すスタイルが多いが、東洋系は、どちらかというと流したり、沈み込んだりといった動きが多いように思う。 本書の著者甲野さんから影響を受けた例には、巨人の桑田投手、桐朋高校のバスケットチームなどがいるという。 ひざを曲げて、攻守の動きを同時にやる・・といったところは、なんだかすごいことだ。 VTRとか動画があるといいのだが、静的な文字と写真の世界からもイメージが浮かんでくる。 古武術、すごし!
僕の思いつき運動系、スポーツ系にはかならず、「ちじむ」動作がある。 のびるためには、ちじむ必要がある・・・という当たり前のことは、ビジネスでも同じ。 なにを目指して縮むかが問題、かな。 さらに縮みながら同時に伸ばすみたいな動きもあると古武術的なすごさを帯びることになる。
オススメ度★★★+同時平行 読んで欲しい方・古武術の達人になりたいと考えてる方 2005年10月21日Think! ~ 東洋経済新報社 + 一進塾またまた、てんこもりだわな。 書籍情報margin-left:30px本のひらめきAUTUMN号は、なかなか豪華だ。 まず、ブルーオーシャン戦略の二人の著者(キム&モボルニュ)のインタービュー記事がある。戦略といえば競合戦略だったが、あの本ではそういう血みどろの戦いではなく競争すらない新しい市場(ブルーオーシャン)を作り出す戦略が新鮮だった。インタビューでは、その内容を端的にまとめている。二人が来日していたとき、僕もインタビューの機会を狙っていたのだが、残念。 また今号のテーマであるビジネス数学、といえばこの方。山田真哉さんが登場している。ライブドアの中間決算書(2005年3月)を題材にわかりやすい解説がある。 大きな数字に注目する。 といったポイントがある。(実はこの解説、ジェイカレッジでもご披露いただいたものだ。ジェイカレッジの第一回目にご登壇いただけたのはなんとも光栄) アクセンチュア・パートナーの三谷宏治さんの「常識発想を破壊する」という連載は注目だ。今回のお題は「空気はなぜ透明か?」 ↑ この問いは、ちょっと自分で考えてみよう。なかなか面白い。
僕の思いつき本号には、なんと松山さんがおふたり登場する。 ここにもうひとりの松山さんが登場すれば完璧だった。(笑) 数字で考える夢実現戦略 ~ 松山真之助(エグゼクティブ・コーチ) 雑誌などのテーマ記事があったら、僕ならこういうのがかけるなぁ・・なんていつも考えられるようになったら楽しいね。
オススメ度★★★★★+自分で考える 読んで欲しい方・数字の達人になりたいと考えてる方 2005年10月20日やらまいか! ~ 大須賀正孝やらまいか! 書籍情報大須賀 正孝 ダイヤモンド社 (2005/05/26) 売り上げランキング: 42,207
本のひらめきやらまいか、というのは「やったろうやないか」という静岡県(遠州)の方言。 本書は、トラック1台から上場企業を育て上げた社長、大須賀さんの一代記。 オレは・・・という一人称で、これまでの破天荒なエピソードが語られている。 読んでいるとドラエモンにでてくるジャイアンみたいな印象をうける。 3PL(サードパーティロジスティック)というお客様志向のコンセプトをとりいれ業績を伸ばしてきた会社である。 問題発生のときは、とことん考え抜いてガガーっとやる・・そんな雰囲気がある。 若い頃はボクサーをめざしたという社長は、けっしてあきらめないのが信条。ここがいいねー。
僕の思いつきこの会社の名前はハマキョウレックス。 → http://www.hamakyorex.co.jp/ 社長の経営哲学はここで読める。 → http://www.hamakyorex.co.jp/osuk/index.html さて、我が社の哲学は何か。整理してもいいねー。
オススメ度★★★☆+ジャイアン 読んで欲しい方・起業の達人になりたいと考えてる方 2005年10月19日老いの風景(続々) ~ 渡辺哲雄 + JL5便から配信
書籍情報続々 老いの風景 落日の海 posted with amazlet on 05.10.19 渡辺 哲雄 中日新聞社 (2003/12) 売り上げランキング: 232,990
本のひらめき中日新聞に連載中の「老いの風景」は人気が高く、すでに10年にもなるという。本書は、その中から68編が収録された本だ。 いくつかのエピソードに、我が人生や経験が重なって、ぐっとなる。 中年、老年の方におすすめ。 たとえば・・ 定年後、自由の身になったとはいえどこか気が晴れない。友達に、ボランディアでもやってはと勧められた三起雄は公園の清掃ボランティアに参加。拾っても拾ってもゴミは減らない。 こんなお話をはじめ、ガンコおやじがなくなったあとその存在感に気づく家族や痴呆の介護などいろいろ。 じんとしてみたい方、どうぞ。
僕の思いつき人生の機微にふるれるエピソードは、時折やってくる。 最近のいいおはなし。Good&New はなぁーに?
オススメ度★★★☆+ぐっとくる。 読んで欲しい方・話の達人になりたいと考えてる方 2005年10月18日夢を実現する戦略ノート ~ J・C・マクスウェル/斎藤孝+Google Earth自分と対話する 書籍情報夢を実現する戦略ノート posted with amazlet on 05.10.21 ジョン・C.マクスウェル 齋藤 孝 三笠書房 (2005/08) 売り上げランキング: 1,001
本のひらめき「流されて生きるか」 それは、自分の心を見つめる作業をいとわずにできるかどうかにかかっているという。 本書には、人生を充実したものにするための戦略的思考法がいくつか紹介されている。
人の上にまいた種はやがて自分の上に咲く。 若い時期は生涯に一度だが、未熟な時期は一生続くかもしれない。
僕の思いつきともあれ、自分と対話する時間をもつかどうか・・・が、ポイント。 そんな時間を最近、どれだけもっただろうか。 しばしまじめに考えてみよう。
オススメ度★★★☆+ロードマップ 読んで欲しい方・夢実現の達人になりたいと考えてる方 2005年10月17日マンガ中国入門 ~ ジョージ秋山/黄文雄うっそぉー・・・・ 書籍情報マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究 posted with amazlet on 05.10.21 ジョージ秋山 黄 文雄 飛鳥新社 (2005/08/06) 売り上げランキング: 97
本のひらめきこの本の帯には 日中友好親善仁義会代表の毒薬仁太郎が、日本と中国をとりまく政治、外交文化など様々な問題の「裏側」を紹介するマンガである。 小泉首相、ブッシュ大統領、胡錦涛主席などが登場し、麻生さん、安部さんなど時の政治家が素のままで登場する。 北朝鮮からの脱北者が日本領事館からひきずりだされた総領事館事件(2002年)など、ニュース写真なども交え、日中の間によこたわるベールに包まれた部分を描いている。 小泉首相の靖国参拝はいつも問題視されているが、この問題の深層は、戦争責任の問題というよりもっと政治的な裏があるようだ。だから「どんな工夫をしようが反日攻撃はやまないだろう」という。 軍事費に化けている日本のODA1000万人を超えるエイズ患者、売春大国など・・様々な舞台裏を紹介している。 ついこの前の日本製品不買運動など、まだまだ不安定な状況の上に日中関係がある。その背景や深層を知るてだてになるかも・・・ タオの教えみたいに数千年の歴史と不思議がある一方、中国にはこんな面もあると知っておくのも悪くない。 かなりエグイ記述があるので、お子様の目には触れないほうがよい。
僕の思いつきアメリカも政治的にはけっこう胡散臭いことをやってるという。それは浜田和幸さんの本などに詳しい。 日本だって社会の裏側はドロドロしたところがある。 それでも地球は、外から見ると青く美しい星である。 汚しているのは人間だけ・・・というのも情けない。
オススメ度★★★★+お隣りさん 読んで欲しい方・中国をもっと知りたいと考えてる方 2005年10月16日現代を生き抜く「タオ」の教え ~ 御堂竜児宇宙につながる道・・・ 書籍情報現代を生き抜く「タオ」の教え―中国道教の仙人への心の旅 posted with amazlet on 05.10.21 御堂 龍児 講談社 (2005/09) 売り上げランキング: 72,392
本のひらめき中国は古く、広く、そして奥深い。 本書は、そんな中国で、タオ(道)という道教仙人の心にふれた著者が、その「不思議な摂理」を解説した本である。 これはトンデモ・・・と感じてもいいし、うーむまだまだ私たちにの常識や科学を超える世界があるのだなぁと感心してもいいし、ともあれちょっと別世界にいってみるのもいい。
僕の思いつきどうやらタオ(道)とは、宇宙の摂理に通じるものがあるらしい。 つきに一度は自然の懐に抱かれよ。 日常の中の感動を心にとどめよ。それこそが柔らかい心、すなわち 宇宙の真理・・・そういうものがどこかにあるのかもしれない。人間がこれまで書き残してきた様々なものには、それに近づく表現がいくつかあるようだ。 たまには 瞑想 してみるか・・・。 オススメ度★★★☆+タオの教え 読んで欲しい方・気の達人になりたいと考えてる方 2005年10月15日いい会社をつくりましょう ~ 塚越寛/伊那食品工業株式会 + 労政時報創業以来47年増収増益増員 書籍情報本のひらめき「かんてんぱぱ」ブランドで知られる伊那食品工業株式会社。この会社は長野県にある。本書を読むと、一度訪れてみたくなる。 → http://www.kantenpp.co.jp/ こういうすばらしい会社があちこちにあるというのは、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思う。 本書は、社長の塚越さんが伊那食品工業をどのように育て、経営してきたか、そしてこれからどんなふうにしようとしているかを、分かりやすく語りおこした本である。 社是は 「いい会社をつくりましょう。~ たくましくそしてやさしく~」となっている。 いい会社とは、社員の幸せを通じて社会に貢献したい・・・というものだ。 株主のためではない、経営者のためでもない、会社を構成する人々、つまり社長をふくめて社員全員の幸せのために存在する! というのが塚越さんの考え。だから、株式上場はしていない。まだ、株式市場が塚越さんの理想とする企業像を支えるほど成熟していないからだ。(なるほど) 継続、持続することを旨とし、モアモア病に犯されることはない。この会社のブランド商品である「かんてんぱぱ」がヒットしたときも、大手スーパーからの全国展開を断っている。(すごい) 社内のモラルアップやモチベーション向上のヒントは、全員が知っていること、情報や進むべき方向を共有していることだという。(うらやましい) 長野県の小さな会社(というと失礼だが)の、とんでもなく素敵な経営を覗いてみよう。
僕の思いつきよのなかには、まだまだ知らないすばらしい企業がたくさんある。 これから就職しようというような学生の人は、こういう会社こそ目指すべき会社じゃないかなー・・・とそっと教えてあげたい。大企業とか名前だけで安心する時代は終わった。 さて、うちんちの会社は、どれだけ立派な会社だろうか・・・ 哲学や、理念をどれだけ胸をはって人に話せるだろうか・・・ 自信がないときは、自分で考える。これがイチバン。 オススメ度★★★★★+社員の幸せ 読んで欲しい方・よい会社にしたいと考えてる方 2005年10月14日<ビジュアル式>メモの達人 ~ 矢矧晴一郎だかがメモだけど・・ 書籍情報“ビジュアル式”メモの達人 posted with amazlet on 05.11.27 矢矧 晴一郎 インデックスコミュニケーションズ (2005/07) 売り上げランキング: 21,903
本のひらめき私たちは毎日何かしらメモをとっている。電話のメモ、やりたいことのメモ、家人への伝言・・・あるいは、積極的に日々見聞きしたことをカードにメモしている人もいるかもしれない。 こうした何気なくやっている行為を、ちょっと冷静に分析してより生産性の高い、より創造的なものにするには・・・ということで書かれたのが本書である。 メモはちょっとした記憶の代わり・・・とたいていの人は思っている。しかし著者は、もっとすばらしいことに使おう!と主張する。 メモは記憶の代わり★ 図解を用いる、未来にむけてメモる・・・などいくつかのチップスを紹介している。
僕の思いつき会社でよく使うメモは2種類あるような気がする。自分のため、誰か人のための2種類。 自分のためのメモ 人に渡すメモ きょうのメモを、ちょっとだけしげしげと眺めてみよう。
オススメ度★★★+メモりぃーな 読んで欲しい方・メモの達人になりたいと考えてる方 2005年10月13日仕事を成し遂げる技術 ~ デーヴィド・アレン仕事が速くなる技・・・ 書籍情報仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法 posted with amazlet on 05.11.27 デビッド・アレン 森平 慶司 はまの出版 (2001/09) 売り上げランキング: 7,300
本のひらめきアメリカでは、どうやらこんな言葉がはやっているらしい。 GTD=GETTING THINGS DONE 田口さんのアカデメディアに参加された方は、Life Hacks とかいう言葉といっしょにGTDなんて言葉も耳にしている。 要は、ホワイトカラーの生産性をあげようってこと。 本書で得たヒラメキは、モノゴトが自分のところにきたとき、それが出来そうなことだったら「2分以内でできるか」というフィルターを持つ・・・というアイデアだ。 書類が来た 実行可能? → NOなら (ゴミ、参考資料、とっておく) ↓ 2分以内でできる? ↓ YESなら すぐやる といったフローチャートがいけてる。 また、チェックリストをつくろう・・というのもいただき。 本としては、ちょっと分かりにくいというか読みにくい。構成の工夫とかしたらもっといいね。
僕の思いつき田口さんの CHK*PAD と伝ちゃんの日記をヒントに、エクセルで「朝のチェック・パッド」をつくり、使っている。 → THE21 に写真あります。 朝、会社についたらPCが立ち上がる時間と、メールをざざっと読んだあとの時間を使って、その日の行動をメモ、時間帯もレイアウトする。 チェックリストもつくろう。そうだ、PKG(パッケージ)という考え方もいいなー。 出張CK LIST + 出張PKG :今日早速役立った。 あぁー、なんだか楽しくなってきた。 ヒントになりそうな超お薦めは・・・やはり、田口さんとこだね。 http://checkpad.jp/ オススメ度★★★+Life Hacks 読んで欲しい方・仕事を楽しくしたいと考えてる方 2005年10月12日他の店が泣いて悔しがるサービス ~ 香取貴信感動マネジメントシステム 書籍情報他の店が泣いて悔しがるサービス―人生で大切なことはすべて接客で教わる! posted with amazlet on 05.11.27 香取 貴信 三笠書房 (2005/03) 売り上げランキング: 5,420 本のひらめきこの本を読んで真っ先に思ったことはこんなことだった。 ◎自分も、いまいる会社の伝説を探そう(きっとあるはずだ) ◎そして会社の目指すものは ◎なんだかワクワクしてきた。 ヤンキー少年だった著者は、ディズニーランドで「お客様に喜んでもらう喜び」に目覚めた。以来、「感動」が著者のテーマとなり、いまでは「香取感動マネジメント」を主催して企業に感動マネジメントを指導するほどになっている。 本書では、いくつかの感動事例を紹介しながら、感動がどこで生まれ、どう伝わるのかをリアルに伝えてくれる。伝えてくれるだけで、十分。私たちはそこから自然に何が大切で何をこれからすべきかに気がつけるから。 そう心得た著者は、次から次へと感動物語を教えてくれる。 どこにでもありそうなシーンが、突然、なんともいえない感動シーンに変わる。そんなことを目指して仕事をするなんて・・・素敵ではないだろうか。 強いモチベーションをもらえる本。超おすすめね。 僕の思いつきディズニーはほとんどがアルバイトのスタッフなのに、どうしてそんな感動物語が生まれるのだろうか? たびたび質問を受ける著者はあるとき気がつく。 それは「ひとつの仕組みがある」ということだった。 それは、「昨日あった出来事が、翌日には全スタッフに伝わっている」ということだ。ゲストからの賞賛もクレームも。 毎日伝わる・・・という仕組み。これは何かありそうだ・・・。そういえあ、トリンプも早朝会議でそういう仕組みがある。 まずは、感動のいい話から伝わるようにしたらいいかなぁ・・・。 「感動がすぐに伝わる仕組み」・・・考えてみない?!
オススメ度★★★★★+あなたの本気 読んで欲しい方・サービスの達人になりたいと考えてる方 2005年10月11日40歳から伸びる人、40歳で止まる人 ~ 川北義則40でも惑いましょう。 書籍情報本のひらめき論語によれば「40にして惑わず」というが、40歳の現実はなかなかそうもいかない。何かと惑う年頃というのが実際ではなかろうか・・ 本書は、この迷える時代をどういきればいいかというヒントがいくつか書かれている。 この時期に大切なのは「自分のために費やす時間をとること」だという。賛成! またできるだけ多くの社外人脈をつくっておくことだともいう。 40代は、若い人からみれば「おじさん」。しかし、10歳くら差し引いた年齢のつもりで生きるのもいいようだ。 人には本能的に「人の役に立ちたい」という意識があると著者もいっている。この意識はぜひいいことに使いたい。
僕の思いつき
「興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合が多いようである」(寺田虎彦) 「人間の学んできたことは、すべてどこかに書き留められている」(J・B・フーカ) だから・・・先人の知恵を得るには読書が一番だという。 人間関係には5種類ある。その他大勢、ファン、知人、友人、信者。というのは船井幸雄さん。そして、その重要度をお金に換算されている。 何かを分類したら、それにランキング(重要度の比率)をつけてみるのも面白いねー。
オススメ度★★★★+惑える羊 読んで欲しい方・人生を充実したいと考えてる方 2005年10月10日ミリオネーゼの手帳術 ~ 佐々木 かをり「!」 書籍情報ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法 posted with amazlet on 05.10.10 佐々木 かをり ディスカヴァー・トゥエンティワン (2003/12) 売り上げランキング: 3,466 本のひらめき佐々木かをりさん。2つの会社の経営者、政府の仕事、テレビの仕事、講演、さらに子育て・・・・となれば、どうやってタイムマネジメントを?と聞きたくなるのが人情。 本書は人生を自分らしくいきるための時間管理やスケジュール管理のコツなど佐々木さんウエィを解説したもの。スケジュール帳についての説明が興味深い。 大学自体から「スケジュール帳」にはこだわりがあったという。これまでにいくつかの変遷があったようだがポイントは一冊にまとめるという点。 いくつかのチップスがある。 自分の夢を実現させるためにやりたいことはすべてスケジュール帳に書き込む。たとえば、つきに一度、友達と素敵なレストランで食事する・・といった目標があったら具体的にスケジュール帳に書き込んでおくといいという。 人のやり方から、ひらめきをもらって自分のやりかたをバージョンアップしたいものだ。
僕の思いつき佐々木さんも「自分のノウハウを結集したオリジナル手帳をつくりたい」ということをおっしゃっている。 多くの手帳利用者はそうおもっているのではないだろうか・・・
オススメ度★★★★+スケジューリング 読んで欲しい方・時間管理をうまくしたいと考えてる方 2005年10月09日佐賀のがばいばあちゃん ~ 島田洋七めっちゃくちゃ・・・泣けます。 書籍情報
本のひらめきかつてB&Bという漫才コンピで80年代の漫才ブームを巻き起こした著者は、こんどは涙と笑いの素敵な本を私たちにプレゼントしてくれた。 読んでいてなんども泣いた。自宅にいたので子どもたちに分らないようにこそこそと読んだ。汗; 昭和33年、まだ8歳の少年昭広(島田さん)は、佐賀県に住む母方のおばあちゃんちに預けられた。広島から汽車にのって遠くまで行った先にはとんでもなく貧乏な生活がまっていた。しかし、その家には妙に明るい貧乏があった。本書には中学を卒業するまでのエピソードが綴られている。佐賀に住んでいたおばあちゃんこそ、「がばい(すごい)」ばあちゃんである。 佐賀のど田舎にあるばあちゃんの家。貧しいながら豪放磊落に暮らすおばあちゃんは、著者の人生に大きな影響を与える。 おばあちゃん語録は素晴しいものがいっぱい。 「貧乏には2通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。」 まさに明るい貧乏の極地をゆくがばいばあちゃん。学校の勉強についてこんな会話が紹介されている。 ばあちゃん、英語なんかさっぱり分らん。 運動会にお弁当を取り替えてくれた学校の先生、豆腐屋さん、野球部の仲間などたくさんのエピソードで泣いてみよう。
僕の思いつき本書は映画化が決まっている。これは絶対おすすめ。来週公開だそうな。 がばいばあちゃんの情報はこちらに: http://www.gabai-baachan.com/index.html ジェイカレッジに洋七さん、ジェイカレッジにきてくれへんかなぁ・・。
オススメ度★★★★★+明るい貧乏 読んで欲しい方・感激してみたいと考えてる方 2005年10月08日五感刺激のブランド戦略 ~ マーチン・リンストロームほかブランドを感じる 書籍情報
本のひらめきTVでも雑誌でもビジュアルの威力は大きい。だからブランドといえば、視覚というのが真っ先にくる。コカコーラは赤、ベンツはあの独特のマーク等々。 その次は、聴覚。耳である。インテル入ってる、この~木なんの木気になる木、など耳にのこる音楽やフレーズなどがある。 ブランドに関して、従来はここまでで十分だったという。 本書は、これら視覚と聴覚を中心にした従来の伝統的パラダイムを越えた五感を刺激するものを目指そうという内容だ。 嗅覚に関する気づきが本書を書くきっかけになったという。 香りもうまく活用している企業としてシンガポール航空が上げられている。 本書では、視覚、聴覚のほか3つの感性(嗅覚、皮膚感覚、味覚)をくわえた5Dブランドを考えようといものだ。
僕の思いつき多くの企業はヴィジュアルに頼りすぎているという。フォーチュン500企業のウエブサイトでも、わずか9%しかオーディオの力を利用している企業はないという。 ポルシェは、ポルシェの音を商標化すべきだった、モトローラは携帯電話の着信音を商標化すべきだった・・・など問題を指摘している。音に対する取り組みはまだまだらしい。 視覚、聴覚に加え、嗅覚、皮膚感覚、味覚の合計5つの感覚をホリスティックにうまく利用するのがよいらしい。 自社がもっているブランドで、そういうものはどの程度活用されているだろうか。なければ、どんなやり方があるだろうか。ちょいと考えてみたい。 オススメ度★★★★+5Dブランド 読んで欲しい方・自社ブランドを検討したいと考えてる方 2005年10月07日県庁の星 ~ 桂望実 + THE21お前・・・変わったな! 書籍情報
本のひらめき「県庁さん」と呼ばれる主人公、野村聡。31歳。Y県の県庁産業局産業振興課主任という役回りだ。その聡くんが、Y県始まって以来の民間交流人事に抜擢される。行き先はとある田舎のスーパー。 パートのおばさん二宮の下で、現場というものの厳しい現実を知ることになる。 マニュアルはないんですか? え、研修は? 組織図はあるんですか? と右往左往しながらも、現場の波にもまれながらちょっぴり成長するストーリー。 1年間はじっとガマンの研修だ・・と思っていた聡だが、最後は売り場にA,Bチームを作って、売上アップの競争をして「やる気」の面白さに気付く。 1年の研修を終えて県庁に戻った野村は「お前、変わったな」といううれしい賞賛をもらうことになる。 「決まったことをきまったようにしかやらない」仕事の仕方はお役所仕事と揶揄される。そこから、もっと面白く仕事をするわくわく仕事に脱皮する楽しさが読み取れたらいいねー。 アマゾン書評には「ちょっと読みづらい」などのコメントがあるが、若干のよみずらさを横において、楽しんで読んでみたい。
僕の思いつきお役人、県庁、田舎のスーパー・・・こんな取り合わせが面白い。 自分が今、苦労している組織の壁、お役所の石頭ぶり、無気力な生徒・・・などいろんな壁があったら、こんなストーリーを描いてみるのも面白い。 描けば実る、可能性が高まる。 さて、今日はお絵かき大会だ。
オススメ度★★★☆+ケンチョウさん 読んで欲しい方・自分を変えたいと考えてる方 2005年10月06日細野真宏の世界一わかりやすい株の本 ~ 細野真宏マジ、世界一わかりやすい! 書籍情報margin-left:30px本のひらめき世界一、というタイトルに遜色はまったくない。これまで読んだ株の本に比べとても面白く、そして納得と発見の楽しみがある本だ。 株は情報の先読み能力が問われる。ある情報があってもそこから何を読み取り判断するか・・・というところがポイントだ。 TVのCMなども情報をどうとらえ判断するかという点で、株にとって興味ふかい素材である。 本書は、『株式投資の基礎や考え方をもっとも分り易く解説する本』であり、『日々の情報を自分自身の力で判断できるように訓練するための本』でもある。分り易くて面白い、そして、なおかつ深い。
僕の思いつき先日の渋井さんの本「渋井真帆の日経新聞読みこなし隊」でもそうだったが、ふだん目にする情報に対してどれだけ鋭い感性をもてるか、自分の頭でどれだけ考えられるか・・・が、株式投資(特に個人投資家)においては重要だ。 今日知った情報からどれだけ先読みするか・・・意識的に行なってみたい。 たとえば今日の日経では、『鳥インフルエンザに米国が非常に強い危機感をもっている』といった記事があった。あと1,2ヶ月で冬になり、世界的に猛威を奮うようなことになれば、SARS禍のようなこともおきうる。そうなるとワクチンなど製薬関係の企業が一躍注目(株高)になる・・ということも起きそうだ・・・などなど。 ちょっと先を読む・・・って面白いかも。 オススメ度★★★★★+見通し力 読んで欲しい方・株式投資を始めたいと考えてる方 2005年10月05日渋井真帆の日経新聞読みこなし隊 ~ 渋井真帆新聞ってこんなに面白かったっけ?! 書籍情報
本のひらめき僕は相当長い間、日経新聞の読者である。日経を読もうと若者に呼びかけるTVコマーシャルを見ると、ほほえましく思ったりしていたものだ。 ところが・・・この本を読んで、いかに自分が「受身」で「脳みそ休止」状態で新聞と対峙していたかが分かった。愕然!(うぐ) 本書は、渋井さんが、日経新聞社で毎月開いている無料セミナー「日経新聞読みこなし隊」をベースにパワーアップした本である。 そのセミナーは、百席の定員がいつもオーバー状態。超人気講座らしい。主婦、学生、経営者、ビジネスパーソンと様々な方が参加しているという。抽選にもれた方にも是非その雰囲気を・・ということでできたのが本書だ。 セミナーを聞くように、とっても読みやすく、しかも、目からウロコがいっぱい。渋井さん独特の言い回しがとっても快感である。 経済 = 人間の欲望や行動を貨幣という単位で数値化したもの 日経新聞 = 世界経済欲望ドラマ新聞 なんて表現は、もうサイコウ! この本には、情報(新聞、ネット、TVなど)に触れるとき、どういう姿勢と視点で接すればいいのか、何をどう思考すればいいのか・・・そんなヒントがいっぱいだ。 たとえば、ヨコ読み、WEB思考、3つの話、企業活動の4つのステップなどこれいいねぇというフレームがある。 最近の記事で、あーあれはそういうことだったのね! という発見も楽しい。トヨタのロシア工場誘致とプーチン大統領をつなぐ秘密、ソニーのFIFAスポンサー戦略、トヨタ、日産の役員人事戦略など、再発見「!」の連続。 知的好奇心をとってもタフにしてくれる。超おすすめ! 僕の思いつき渋井教という言葉があるくらい渋井さんファンは熱狂的らしい。その気持ちがとってもよくわかる。本書を読んで、僕もすっかりファンに・・。 さてさて、そんなすばらしい刺激隊長に触れて、自分もブレークしたいもの。つまり、自分の頭で考える・・・習慣が欲しい。 渋井さんは、3つの輪(個人、会社、国家)というフレームを提案している。 フレームワークや思考法に触れたら、さっそく「いいかえっぺ」や「おきかえっぺ」などをやってみたい。(← これ、加藤昌治さんからのヒント) いはぁー、刺激的だった・・・。ふぉー(HG風)。
オススメ度★★★★★+自分のフィルター 読んで欲しい方・日経新聞をもっと深く読みたい方 2005年10月04日ザ・プロフェッショナル ~ 大前研一 +田坂さんセミナー
書籍情報margin-left:30px本のひらめき大前節満載、気合の入った本である。大前さんに背中をバシンと叩かれて、おいプロを目指してんだろ!と元気づけてもらう本だ。大前さんが別の本で書かれていた内容もわかりやすく整理されていて、あらためて新鮮に読める。 プロフェッショナルとは何か。 ジェネラリストでもない、スペシャリストでもない。それは「専門性の高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律。これらをもれなく兼ね備えた人材」だと定義している。うひぇ~と感じるが、これでも足りないと大前さんは言う。 印象的なのは、知的怠慢を排せよ!というメッセージ。だいたいの人は、自分の限界を自分で決めており、「そのほとんどがかなり手前に設定されて」いる 本書では、プロフェッショナルの要件をまとめながら、ボーダレス・ワールドに進化してきた経済の深層、企業盛衰の分析、時代の分析や予測などが解説されているところがすごい。(iPod, ルイビトン、デル、マイクロソフト、アマン、私鉄業・・などいろんな業種の分析と洞察が心地よい) プロフェッショナルに必要な要件とは かなり中身の濃いぃ~本だ。じっくり読みたい。・・そして自分の頭で考えた
僕の思いつき冒頭に「けっして私の言葉を鵜呑みにすることなく自分の言葉で考えることを そうなのだ。本からはすばらしい知識、見識、考え方、思想などが得られるが 経済の見方、企業盛衰の分析、もつべき能力や思考・・・どれをとっても、大 大前さんの主張もなるほどだが、僕は僕なりにこう思う・・・と言えるように そして、それは「できる!」と、これまた冒頭の“予言”にある。 「だれでもプロフェッショナルになれる。」 ガラスの蓋は、外していこう!。
オススメ度★★★★★+僕もなれる! 読んで欲しい方・プロフェッショナルになりたいと考えてる方 2005年10月03日アリとキリギリスの日本経済入門 ~ 土居丈朗 + NHK驚いた! そういう話だっけ・・・ 書籍情報アリとキリギリスの日本経済入門 posted with amazlet on 05.10.03 土居 丈朗 東洋経済新報社 (2003/12/05) 売り上げランキング: 309,157
本のひらめき童話「アリとキリギリス」は、まじめにコツコツ働くアリが、目先の快楽だけ送っていたキリギリスを尻目に厳しい冬を乗り越える・・・そんなストーリー。 ところが今の日本をみているとまじめにコツコツ働いてきたサラリーマンは、年金は破綻しそうだし、頼りになると思っていた企業はボロボロと破綻するしどうやらマジメなアリもまじめだけではやっていけそうにない。 本書は、日本経済の移り変わりをアリとキリギリスをベースに分り易く書いた大人の絵本である。 昆虫村があり、そこにはアリさんたちが、キリギリスさんが経営するお店や、カブトムシさんたちが経営する工場や、村役場などで働いている。銀行のコガネゴンが貸し渋りをしたり、キリ蔵村長が公共事業で村の借金を作ったり・・・日本経済の変化を昆虫たちが演じてくれる。虫王(ちゅうおう)銀行なんていうのも登場する。笑 何かを物語に「投影」するというのは楽しい。
僕の思いつき物語で何かを表現する・・・というのは、僕の長年の夢。 物語をつくる・・・ってやってみない? オススメ度★★★★+虫さんたちの日本経済 読んで欲しい方・難しいころを優しく知りたい方 2005年10月02日なにせ好きなモノですから ~ 石黒由紀子ゆる~い一日のお供たち。 書籍情報
本のひらめきこのすっきりしたデザインの小さな本。 どの家にも、朝に朝の空気や日ざしや風があり、 というふわっとした雰囲気の中で、音楽のような文章が踊る。 初めて読んだときの不思議な親近感と、こんな素敵な言葉の音楽があるのか!と引き込まれた。 石黒さんの素敵な日常が「詩」のように広がっている。 僕は、金森美也子さんのぬいぐるみ というのがお気に入り。 ゆる~い一日を過ごしたい方に、超おすすめ。
僕の思いつきエッセイ的に日々をつづる。詩的につづる。 そんなことを一度はやってみたいね。
オススメ度★★★★☆+なにせ・・・ 読んで欲しい方・ゆったりしたいと考えてる方 2005年10月01日でんでんむしのかなしみ ~ 新美南吉/井上ゆかりでんでんむしむし かたつむり 書籍情報でんでんむしのかなしみ posted with amazlet on 05.10.01 新美 南吉 かみや しん 大日本図書 (1999/07) 売り上げランキング: 9,300
本のひらめきでんでんむしの物語など、数編のおはなしが収録されている。 でんでんむしのかなしみは、こんなストーリー いっぴきのでんでんむしがいた。 どんどん別のでんでんむしにきいていくが、みなおなじ。 とうとう、そのでんでんむしは、かなしみはだれでももっているのだ そんな物語。 ここから得るべき寓意をロジカルに説明するようなヤボはいらない。 心が感じたそのまま・・・きっとそのままが一番いい。 このほか 木のまつり や おやこでんでんむしのはなし等 しっとりとしたものがたりがある。
僕の思いつき美智子皇后がニューデリーでお話されたとき、この絵本の話がでてくる。 「まだ小さな子供であった時に,一匹のでんでん虫の話を聞かせてもらったことがありました」・・・ではじまるそのフレーズでは、子どものころの思い出を淡々と語られている。「何度となく思いがけないときに記憶によみがえって」きたというそのものがたりが今日の本。 だれしも、子どものころに親やおじいさん、おばあさんからお話してもらった物語がある。ふと考えてみるとそれが原体験的に自分の今にもつながっていたりする。あなたのそういう物語はなんでしょうか・・・ 今日は10月一日目。自分と向き合う素敵な時間を持ちたい。 オススメ度★★★★+でんでん 読んで欲しい方・たまには絵本をよみたい方 |
過去の記事
2007年08月(9)
2007年07月(21) 2007年06月(31) 2007年05月(24) 2007年04月(29) 2007年03月(23) 2007年02月(29) 2007年01月(29) 2006年12月(20) 2006年11月(27) 2006年10月(32) 2006年09月(27) 2006年08月(31) 2006年07月(31) 2006年06月(30) 2006年05月(32) 2006年04月(29) 2006年03月(31) 2006年02月(27) 2006年01月(31) 2005年12月(30) 2005年11月(30) 2005年10月(31) 2005年09月(31) 2005年08月(31) 2005年07月(31) 2005年06月(30) 2005年05月(31) 2005年04月(30) 2005年03月(31) 2005年02月(28) 2005年01月(31) 2004年12月(32) 2004年11月(30) 2004年10月(31) 2004年09月(41) 2004年08月(62) 2004年07月(21) 2004年05月(4) 2004年04月(30) 2004年03月(30) 2004年02月(29) 2004年01月(31) 2003年12月(31) 2003年11月(30) 2003年10月(31) 2003年09月(30) 2003年08月(31) 2003年07月(24) 2003年06月(4) 2003年05月(5) 2003年04月(7) 2003年03月(10) 2003年02月(6) 2003年01月(8) 2002年12月(11) 2002年11月(4) 2002年10月(3) 2002年09月(6) 2002年08月(4) 2002年07月(8) 2002年06月(14) 2002年05月(11) 2002年04月(14) 2002年03月(12) 2002年02月(14) 2002年01月(17) 2001年12月(18) 2001年11月(20) 2001年10月(17) 2001年09月(13) 2001年08月(12) 2001年07月(17) 2001年06月(17) 2001年05月(15) 2001年04月(30) 2001年03月(32) 2001年02月(16) 2001年01月(14) 2000年12月(20) 2000年11月(19) 2000年10月(18) 2000年09月(15) 2000年08月(14) 2000年07月(14) 2000年06月(18) 2000年05月(20) 2000年04月(10) 2000年03月(18) 2000年02月(17) 2000年01月(18) 1999年12月(13) 1999年11月(9) 1999年10月(16) 1999年09月(16) 1999年08月(11) 1999年07月(15) 1999年06月(21) 1999年05月(13) 1999年04月(16) 1999年03月(21) 1999年02月(15) 1999年01月(17) 1998年12月(13) 1998年11月(15) 1998年10月(23) 1998年09月(20) 1998年08月(13) 1998年07月(17) 1998年06月(18) 1998年05月(14) 1998年04月(20) 1998年03月(19) 1998年02月(14) 1998年01月(18) 1997年12月(19) 1997年11月(19) 1997年10月(21) 1997年09月(17) 1997年08月(13) 1997年07月(21) 1997年06月(20) 1997年05月(18) 1997年04月(20) 1997年03月(18) 1997年02月(12) 1997年01月(13)
カテゴリー別
1_ごあいさつ
(6)
その他 (16) キャリアー、就職、転職 (2) ビジネス・サービス (1) ビジネス戦略 (1) 本(IT,Web,Blogほか) (62) 本(その他) (215) 本(アイデア系) (35) 本(アート) (14) 本(インターネット) (68) 本(コミュニケーション) (47) 本(コーチング) (21) 本(タイムマネジメント) (19) 本(ビジネス・サービス) (75) 本(ビジネス・企業・起業) (170) 本(ビジネス・会計) (31) 本(ビジネス戦略) (52) 本(ブランド) (10) 本(マンガ) (8) 本(マーケティング・営業) (74) 本(ロジカルシンキング、方法論など) (67) 本(人物、伝記) (49) 本(人生・処世術) (264) 本(仕事術) (39) 本(医、健、食、住、衣) (66) 本(哲学) (15) 本(小説・エンタテ系) (144) 本(株) (7) 本(歴史) (17) 本(海外事情) (25) 本(生活、暮らし) (86) 本(社会・経済) (168) 本(科学) (21) 本(経営・マネジメント) (142) 本(絵本・児童書) (94) 本(自己啓発・学習・語学) (124) 本(自然科学) (30) 本(著者インタビュー) (9) 本(HR・教育・人材育成) (92) |