2005年12月31日★【Webook 2005.12.31】素敵な出会いに感謝をこめて ~ 松山しんのすけ----------------------------------------------------------------------
遠くに住む父と母と兄と姉にありがとう・・・ 妻と子どもたちにもありがとう・・・ 2005年、精一杯のの感謝を添えて
●今年の素敵な本との出合い:【総集編】 きょうは大晦日です。 一年の終わりをいかがお過ごしでしょうか。 できれば、静かに振り返ったり、来年の夢をじっくり考えたりする時間がもて 一年間、おつきあいありがとうございました。 今日は、364の本の中から、素敵なよりすぐりをご紹介しましょう。 では・・・・ ---------------------------------------------------------------------- <今年のひらめき>
05-12-30 | 毎日の授業、その思想 ~ 露木和男 + すごい!ランチ会議 なかでも田坂広志さんの「自分でありつづけるために」は、もっとも感銘を受
05-12-04 | フーコーの振り子 ~ アミーア・D.アクゼル/水谷淳 カマキリ博士の酒井さんは、三好一美さんにご紹介いただいた新潟の方。何年
05-12-28 | 下流社会 ~ 三浦展 + 年賀状廃止?
05-01-10 | ブログではじめる!ノーリスク起業法のすべて ~ 丸山学 ブログが注目された一年でした。
05-12-23 | 掃除道 ~ 鍵山秀三郎 + 友達企画2つ
05-09-14 | たのしい犬生活 ~ dami
05-12-26 | マンガでわかるデータベース ~ 高橋麻奈/あづま笙子 + お勧めTV番組 マンガというのは、なかなか説得力がありますね。僕も書きたいな。
05-02-12 | Excel VBAに恋をした!? ~ 大村あつし 大村あつしさんは、すごいITミリオンセラー作家でいらした。来年会える。 ほかにもいっぱいありますが、このへんで・・・
アマゾン → http://tinyurl.com/dd3cc
<今年の思いつき> いろんな本や人と出会い、今年はほんとにうれしいことが続きました。 今、私のいる企業は実は苦しい状況にあります。しかし、それでもあきらめず なぜでしょうか・・・。 それは、とりもなおさず、素敵な仲間との出会い。それがあったからです。 今年は、いろんなトライアルを始めました。すべては、共感の輪でつながった さて、どんなことがあったでしょうか・・ ●ジェイカレッジ: ある企業の互助会の支援をうけて、オープンセミナーをスタート。 第1回 山田真哉さん 2005.03.18 来年も、楽しい企画が待っています。 お正月明けの6日(金)は、素敵なプレゼントもあって
ジェイカレッジの仲間で、いろんな妄想(Moso)を膨らませるため ここでMosoしたことは、いるか日の目をみて、にこやかに振り返る Mosoや、楽し!
Mosoのついでに、思いつきで始めたのが、すごい!ランチ会議。 ちいさな揺らぎの始まりは、NHK(増子ディレクター)さんに取材の 職場を中心にしながらも境界線のない仲間があつまり、自分のお薦めの そして、二回目は、「すごい!会議~カレンダー・手帳編」。 さらに、自分たちのオリジナルをMosoしてみるのもやってみました。 社外の方もゲストに呼んじゃおうかなぁ・・・ ●社内NPOという考え方: このヒントをくださったのは、ぼくが最も信頼と尊敬の念をいだく中島 さて、社内NPO? これは、Non Profit Organization(非営利団体)ではなく、 ある時ふと、ジェイカレッジも、職員会議も、すごい!ランチ奇会議も 組織の決定や、業務連絡や、会議決定を経なくてもでききる小さなこと 複雑系の蝶の羽のはばたきのように、しなやかに楽しく
<来年への思い> 今年はじまったちいさなゆらぎから、すこしずつ大きな波紋が広がって、大き 小さな歩みも、やがて大きな足跡にみえることがあるかもしれない。 そんな思いで歩いていきましょう。来年も。
●今年最後のおまけ:( くれたらモード ) 何何してくれたら、こんないいことしてあげます。 という、Take&Giveのスタイルは結構多い。 でも、深い人間のつながりをもちたいのなら、それはまったく逆の くめさんのメール道にもあったが、Give & Give & Given の発想が 夫婦も親子も仕事も楽しい仲間も・・・ そういいながら、なかなかできない。人間だもの。
●今年の進歩: ( 304,015歩 ) 年間目標301万歩
2005年12月30日毎日の授業、その思想 ~ 露木和男 + すごい!ランチ会議授業者としての生き方を求めて 書籍情報毎日の授業、その思想―授業者としての生き方を求めて posted with amazlet on 05.12.31 露木 和男 学事出版 (2003/07) 売り上げランキング: 287,018 本のひらめき著者の露木さんとの出会いは、田坂広志さんの出版記念講演のときだった。 社会起業家フォーラム(JSEF)のパートナーでもいらっしゃることから、これはよいご縁とさっそくこの著書を買い求めた。 読み始めると、すぐ、露木さんの深い思想・・・子どもにたいする深い愛情と、ともに成長する喜び、生きていること、生きていくこと、感じること・・・すべてのことが尊いことに思えるような考え方・・・そうした露木さんの“思い”に強く共鳴する自分を感じた。 そして、子どもの教育のこととして読んでいながら、いつしか、それは会社や組織におけるモチベーションや、仕事に取り組む意義といったことと相似形であることを意識していた。 あー、これは子どもだけではない・・・いまここにいる自分も同じことだと。 静かに語られるいくつかのエピソードは、とてもみずみずしい気づきがもらえる。 生活科の授業で、小学二年生の子どもたちがさまざまな生き物を飼う「研究」が紹介される。そのプロセスのなかで、子どもたちが<互いに目には見えないけれども密接な関係を創り出し“自己組織化”を図っていった>と話が紹介される。 身につけること獲得することにあまりにも奔走してきた「勉強文化」に一線を画し、こどもの「自分つくり」の場をつくろうという露木先生の学びの復活は、すばらしい。 共生、共創の学びの場を子どもと教師が作っていく・・・すばらしい授業が、リアルに浮かび上がる。 ノウハウや方法論ではない。深く静かな思想の世界である。ものごとに正対し、こころに正面から向き合い、考え抜いた「教育の思想」は、深いところに響く力を感じた。 魂を揺さぶられるようなすばらしい一冊。時を越えて読み継がれたい本だ。
僕の思いつき「知ることは感じることの半分も重要ではない」(レイチェル・カーソン) 「こともが磁石の勉強をする意味は、磁石について詳しくなることではなく、 磁石の勉強を先生と親しく追及できたことで、先生をもっと好きになること なんだ」(井深大) といった心にしみる言葉や、子どもたちのとても純粋で透明な目をもったな作文など、すばらしいものが紹介されている。 露木さんは、授業について次のような表現をされている。 授業こそが、唯一、教師が成長できる場である。 この言葉は、仕事を通じて自分を磨こうとする社会人にとっても共感できることではないだろうか。 なんども読み返したい本である。そして、この本からもらえる気づきを、明日の自分に生かして生きたい。 オススメ度★★★★★+共生・共創の学び 読んで欲しい方・成長することがうれしい方 2005年12月29日名もなき人の生きるかたち ~ 松山淳 + 不思議なご縁すぐそこにあるドラマ・・ 書籍情報
本のひらめき本書は、著者が2004年にインタビューした市井の人、5人の生き方である。 有名な人、著名な人、本を書いた人、成功者と呼ばれる人だけが、すばらしいわけではない。すぐそばにいる名もない人も、すばらしい人生を生きている。 自分のまわりにいる「名もなき人」から、実は私たちは多くのことを学びとり、成長している。そして、誰もがすばらしい人生を送る価値があり、存在自体がすばらしいことに気がつく。 本書は、5人の方の生き方をすばらしい文章で浮かび上がらせてくれている。名もなき人が、なんてすばらしく素敵な生き方をしているのかを感じ・・・僕もがんばろうかな・・みたいな気持ちにさせてくれる。 露木数男さんの本で知ったのだが、レイチェル・カーソンの「知ることは感じることの半分も重要ではない」という言葉を思い出した。本書は、読んで名もなき人の生き方を知る本ではなく、感じる本だと思う。 スマイル・インターナショナル・プリスクールを創設した藪住春枝さんをはじめ、中島さん(700円の力)、加藤さん(その人のために)、山川さん(流れながれて)、杉浦さん(節)の5人が登場する。 名もなき人の素晴らしい生き方を、歯切れのよい文章にまとめる著者の筆力がるばらしい。(轡田隆志さんもきっと太鼓判を押すと思う。僕にはマネできない) そして、その筆力を支える暖かくやさしいまなざしが、あちこちに感じられるのが素晴らしい。 藪住さんの「私は人生“運と笑顔と挨拶”で生きてきたんですね。」という言葉がとても印象的だ。 中島さんの物語では、「弱い紐帯の強み(The strength of Weak Ties)」という概念が心に残った。 コーチの加藤さんの物語では、「その人のためになりたいという真剣な思いがなければいけないんです」という覚悟が、僕の背筋を凛とさせてくれた。 杉浦さんの物語に登場した詩が、深い余韻を残した。 孤独の中にこそ価値がある答えがある。
僕の思いつき誰しも“名もなき人”のまま生涯を終えるのかもしれない。しかし、それを残念に思う必要はない。なぜなら、どんな人生にも意味があるはずだから。 私の物語。いま、ここで静かに振り返るとどんなことがあるだろう・・・。 年末年始のあわただしさの中で、流されず、ふと立ち止まって考えてみるのもいいね。 私の生きるかたち・・・は何か。何のために生きるのか。誰のために働くのか。 オススメ度★★★★★+日常にあるドラマ 読んで欲しい方・人生の達人になりたいと考えてる方 2005年12月28日下流社会 ~ 三浦展 + 年賀状廃止?もはや中流は終わった?・・ 書籍情報下流社会 新たな階層集団の出現 posted with amazlet on 05.12.30 三浦 展 光文社 (2005/09/20) 売り上げランキング: 362
本のひらめき今、世の中には、超豪華な暮らしのセレブもいれば、年収300万円でもいいやという人もいれば、その中間の層もいる。いろんな人が世の中にはいる。 そんな中、一億総中流時代は昔のことで、どうやら世の中は「二極分化」しつつあるらしい・・・。こういう論調をメディアでも雑誌でも聞くことが増えてきた。 二極分化とはどういうことか・・・ 皆が中流であることを目指し、それに価値を見出していた「一億総中流化・平等化モデル」は変化し、いまや「階層化・下流化モデル」に変わりつつあるというのが、著者の分析である。 そういう世の中(日本)の様子から、「下流社会」という言葉を生み出して、分析した社会科学の本がこの本。「下流社会」とは、著者の造語だ。 団塊ジュニアなどの世代で、その価値観、暮らし振り、消費性向などはどうなっているのかをあぶりだし、そこに「下流」という階層集団を浮き上がらせてみせている。 さて、なぜそうなっているか・・・ それは、「最初から中流に育った世代」が、中流であることを目指すことに価値観をもたなくなったからだという。ニートや、フリーターの増加もそんな要因があるのかもしれない。 各種のアンケートデータなどを使い、面白い考察が展開されている。 僕は、ビジネス的な視点から 日本の企業は、膨大な中流のためにたくさんのものを売るという仕組みでしか というところに響くものがあった。トヨタのレクサスは、そういう動きの一つだ。 この本、いろいろ考えるヒントがありそうだ。
僕の思いつきこの本、とっても売れている。アマゾンのレビューも155件(12.28時点)と、たくさんの人が賛否両論書き込んでいる。 中流、上流・・の本は、あったが、下流はなかった。そして、下流は他人ごとだと思っていたのに、もしかしたら自分も・・・というところが、売れている要因のひとつかもしれない。タイトルも刺激的だ。 世の中が総体的に、相対的に、どうなろうとしているのか・・・というのを分析してみるのは、楽しい。 意外に自分というワクをはなれるとなかなか外は見晴らせないものだ。給料しかり、家庭での過ごし方しかり、土日のすご仕方しかり・・・。自分のワクを離れ、世の中どうなってるのか・・・といつも注目していると面白いかも。 よのなかを広く冷静に見る目を鍛える練習もしておきたい。
オススメ度★★★★☆+中の下 読んで欲しい方・よのなかを分析してみたい方 2005年12月27日どんな仕事も2割増しでやりなさい ~ 岩崎哲夫 + 三毒?2割り増しは、うれしい 書籍情報どんな仕事も2割増しでやりなさい―リーダーを目指すなら「最良の部下」になる posted with amazlet on 05.12.30 岩崎 哲夫 かんき出版 (2005/11)
本のひらめきワン・ランク上のビジネスパーソンを目指した、仕事の仕方や習慣を、著者が自らの経験も交えて説いた仕事術や生き方のガイドである。 すーっと心に落ち着くことが書いてある。 タイトルにもなっている「2割り増しでやりなさい」とは、どんなことも、期待以上にやれば、感動を与え信頼と成功がやってくるという。 期待通りをこえて、そこまでやってきたのか・・というのは、確かに感動や感激につながる。期待通りは、不満のない満足で終わってしまうこともある。この具合がとても面白い。 そのほか 計画通りいかないから「計画」がある。
僕の思いつき過冷却状態の話が印象的だ。過冷却とは、融点以下(水なら0度以下)に冷却しても、変化のない状態を保っていること。例えば、-20度の液体の水・・みたいな状態だ。ところが、そこにわずかな刺激(風、ワラ屑)があると、いっきょに変化(氷結)するらしい。 企業もそうした過冷却状態がありうる・・・というのが著者の考察。 わが社ももしかしたら・・・ だとすると、小さな努力と刺激で、大きな変化がおきるかも。複雑系の不思議は身近に起き得るかもしれない。 うん、なんかやってみよう! オススメ度★★★★☆+2割増し 読んで欲しい方・仕事の達人になりたいと考えてる方 2005年12月26日マンガでわかるデータベース ~ 高橋麻奈/あづま笙子 + お勧めTV番組データベースって何か、うまく説明してよ・・・ 書籍情報
本のひらめきトレンドプロ企画の「マンガでわかる」シリーズ。以前は、統計の話で感動した。今回はデータベース。 果物を輸出しているコッド王国が舞台。商品部、外国部、輸出部などの部署があって、いちおうパソコンで管理はしている。しかし、それぞれ独自でやっており、情報のつながりがない。無駄も多い。 そこにデータベースの秘術を書いた本と、その解説をする妖精(ティコ)が登場する。妖精の解説にしたがって、読者もいっしょにデータベースとは何か・・・が理解できる・・という物語仕立ての解説書だ。 リレーショナルデータベースとは、データーベースの設計とは、SQLの基本操作は、データベースの運用は・・・など、入門編がマスターできる。 とても分かりやすくて親切だ。 SELECT文なども登場し、新入社員などに、とってもウケるかも。 僕の思いつき「マンガでわかる」というコンセプトはとってもいいと思う。わかり易さという命題の前に、マンガというのはとてもパワフル。 何か進めたいプロジェクトがあったら、マンガをちょこっと書いてみるのもいいね。あー、僕も漫画家になりたかったなぁ、昔。 今からでも遅くはない・・・笑 オススメ度★★★★☆+RDBMS 読んで欲しい方・DBMSの達人になりたいと考えてる方 2005年12月25日仕事と人生に効く100冊の本 ~ 松山真之助 + 出版記念交流会恥ずかしながら・・・自分で紹介します・・汗; 書籍情報
本のひらめきこの本は、4冊目(絵本などの自費出版もいれると6冊目)の本です。不思議なご縁で出来ました。 直接のご縁は、『マインドマップ仕事術』の対談で中野さんと僕の間をとりもってくださった秀和システムの平野さんとの出会いでした。こんな本を作りませんかと素敵な企画と機会を平野さんからいただいたのが、きっかけ。 その前は、まぐまぐさんで出した小冊子「あした読ま~にゃ!54冊の奇跡」(まぐ文庫)でした。いつか、ふつうの本にして出したい・・・と以来ずっと心に思っていました。 その前、IT研究会やグループ21で本のお話をさせていただいたことも、この本が生まれるずっと前にあった小さな「ゆらぎ」の一つでした。久米さんや鈴木さんのお陰です。 さらにご縁をたどれば、まぐまぐというメルマガスタンドを紹介してくださった渡邉さん(サムスル社長)。この方の素敵なアドバイスがあったからこそ、これまでつたないメルマガを配信しつづけてくることができました。その後、百式の田口さんにもお世話になっています。この方とのご縁も不思議な出会いでした。 また、たくさんの素晴しい本を世の中に出してくださった、たくさんの著者の方がいらしたからこそ、今の僕があるのかなと・・・ そして、一番のご縁は、メルマガを読んでくださっている読者の皆さんとのネットでの出会いでしょうか。誤字脱字、苗字の間違いにも耐え(笑)、素敵な応援メッセージを下さった皆さんのお陰です。ありがとうございます。 本の中身は、これまでメルマガで配信したものを再編集、そして吉越浩一郎さん、兼元謙任さん、山田真哉さんのインタビューも入れました。気楽に読んで、素敵な本と出会うために、お読みいただければ幸いです。 著者と読者の魂の邂逅をもとめて・・・松山しんのすけ@感謝
僕の思いつきすべてのご縁に感謝を込めて、イベントを企画しました。 この本を作る過程で、たいへん素晴しい経験をしました。たいへんな感動と、おおいに反省する出来事だったのですが、ひとつ成長できたなぁと感じたひとこまでした。詳しくは、1月19日の交流会でお話させていただきます。 出版セミナーというのではなく、交流会という形にしたのは、この本は、僕が作ったというより、多くのご縁によって生まれたからです。 感謝の気持ちを込めて開かせていただきます。よかったら、スケジュールに予定をいれておいてください・・・・。 再びの感謝。 オススメ度 ☆☆☆☆☆+魂の邂逅をもとめて 読んで欲しい方・素敵な本に出会いたい方 2005年12月24日時間200%活用術 ~ + 見守り会時間を味方に引き寄せる。 書籍情報日本能率協会マネジメントセンター 日本能率協会マネジメントセンター (2005/11/29) 本のひらめきよのなかで注目されている人は、なかなか急がしそうである。仕事をしながら本を出し、講演をやり、家事をこなし、子育てもし・・・といったスーパーな人は、よのなかにはたくさんいる。 本書には、そうしたマルチに活躍する人たちの時間管理術のインタビューをまとめた本である。 3色ボールペンの斉藤孝さん、オリジナル手帳の佐々木かをりさん、「超」整理手帳の野口悠紀雄さん、即決断・即行動の中谷彰宏さん、図解思考の久恒啓一さん、ビジョンをもって人生経営をという渋井真帆さんなど、36人のやりかたが登場する。豪華メンバーである。 それぞれご自分の手帳やスケジュール帳の写真が紹介されているが、ひとことでいえば、人それぞれ。 大きな流れ(人生)の時間軸では、ビジョンをもって行動の軸をぶらさず、また優先順位を的確に判断しよう・・という方が多い。 39色の活用術を楽しんでみよう。
僕の思いつき身の回りには、きっと「すごい管理術」をやってる人がいる。時間でも情報でもいいのだが、そういう人にインビューするのもいいね。お昼をみんあでご馳走して、にわか講師をやってもらったら、なおいい。 職場の先生をたくさん生み出すイベントを考えてみよう。
オススメ度★★★☆+それぞれのやりかた 読んで欲しい方・の達人になりたいと考えてる方 2005年12月23日掃除道 ~ 鍵山秀三郎 + 友達企画2つトイレ掃除で心を磨く 書籍情報掃除道 会社が変わる・学校が変わる・社会が変わる posted with amazlet on 05.12.30 鍵山 秀三郎 PHP研究所 (2005/08/06)
本のひらめき小さなことが、大きなものをも変化させる。複雑系のムーブメントの特徴だ。犯罪の多かったニューヨークの街が、地下鉄の落書きを消し、割れた窓を修復していくことでやがて治安の回復を果たした・・・そんなストーリーを聞いたことがある。 本書にある「掃除道」の物語も、小さなそして地道な活動が、いまでは世界的規模にまで発展しているという。 会社のトイレや周辺の掃除を徹底的にすることで、社内の空気が変わり、さらに掃除による「意識の変革」は警察や学校にも広がっていったという。 鍵山さんのたった一人の活動が、やがて大きなうねりとなり、企業を、学校を地域を、そしてよのなかを変えるようなすごいことになっている。まさに複雑系の動きそのものだ。 おそらくこのメルマガを読んでくださる方の中で、職場や学校などでトイレの掃除をされている方は、少ない・・というか稀ではないかと思う。 僕も、会社のトイレは使うだけで、掃除をすることは、ない。掃除のおばさんにありがとうっていうことはあっても、自ら雑巾やブラシをとって・・・ということは考えたこともない。 本書は、そんな僕にはちょっと「衝撃的な」物語だった。 イエローハット(カー用品)の創業者である著者、鍵山さんは、「掃除」、しかも誰もが嫌うトイレの掃除をとことんやって道を極めた方である。 掃除道というタイトルは、奇をてらったものでもなんでもない。これは本物だと大ききな感動を覚えながら読んだ。 広島県警が取り組んだ、暴走族を立ち直らせる取り組み、荒れた高校をまともにする取り組み、企業経営が軌道にのる取り組み・・・・いずれも、その基本を「掃除」にした不思議な取り組みなのである。それはまさに複雑系の何かが働いた・・・そんな気がする。 本書でその不思議なムーブメントを感じてみたい。
僕の思いつき掃除は、やる前はなかなか手につかないが、いったん始めるととことんやりたくなり、終わるととってもスッキリする。 そろそろ年末大掃除の季節だが、掃除は、なかなか精神性のある活動なのかもしれない。 家庭でも、職場でも、一生懸命「掃除」に打ち込んでみるのもいいねぇ。
オススメ度★★★★☆+掃除を極める 読んで欲しい方・掃除の達人になりたいと考えてる方 2005年12月22日日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法ドロップシッピング ~ 富田貴典アフィリエイトの次に来るもの・・ 書籍情報日本人が知らなかったネットで稼ぐ新手法 ドロップシッピング posted with amazlet on 05.12.22 富田 貴典 翔泳社 (2005/11/23) 本のひらめきネットの世界は動きが早い。本書は、アメリカ式ネット副業の最新事情を紹介た本である。 アフィリエイトの次にくるというドロップシッピングという方法だ。耳慣れないこのビジネスは、だいたいこんな感じだ。
商品の配送もメーカーがやってくれる。 決済の方法などは、PAYPAL,ClickBankなどとても安いコストでできるので つまり、流通、決済といった個人では手に負えなさそうな部分を安いコストで肩代わりする仕組みが流行りつつあるということらしい。「在庫を持たない」「商品管理もしない」「決済、代金回収もしない」「発送もしない」ということなら、ラクちんだね。 アフィリエイトは、他人の商品を紹介してコミッションをもらう方法だが、ドロップシッピングは、自分の商品として売れるとろこが違うようだ。 著者の富田さんがユニークなのは、日本の商品を海外に向けてビジネス展開しているところだ。こういう動きはいいかもしれない。 時間とガッツのあるかた、挑戦するなら今のうち。
僕の思いつき富田さんのサイト: http://www.kaigainet.com/ に詳しい情報がある。 興味をもったかたは、ここで探検してみよう。 さて、日本の何を売っていこうか・・・
オススメ度★★★★☆+ドロップシッピング 読んで欲しい方・ネット副業の達人になりたいと考えてる方 2005年12月21日ブログ成功バイブル ~ 百世瑛衣乎ブログ成功バイブル ~ 百世瑛衣乎 最強メディア! 書籍情報超カンタン! 最強メディア ブログ成功バイブル posted with amazlet on 05.12.31 百世 瑛衣乎 翔泳社 (2005/04/19) 売り上げランキング: 12,438 本のひらめき人気のブログサイト、11人のインタビューが本書のキー・コンテンツである。たとえばこんな方たちが登場する。刺激的である! 3カ月でブログランキング1位! [発狂ニュース島] ブームの波を乗りこなす、ブログサーファー [あとむの正直日記]
楽天やココログなどブログの始め方も解説がある。これから始めてみようという方はとても参考になる。 ブログの本は、数多く出ているが本書もお薦めの一冊だ。
僕の思いつき今度の土日。多分、TVを朝から見るでしょう。お昼も。夕方もゆっくり。たぶん・・・合計4時間は見ることに。しかし、それで、何なの? という時間になるのではないだろうか・・・。日曜日もあわせれば8時間。うー。。。。 そこで提案。 その時間を使ってパソコンに向かい、ちょっとブログを始めてみよう。 本書を片手に、とりあえずココログとか楽天とかに登録してみてもいい。 でもって、いろいろ探索したりしているうちに、これって僕でもいけそうみたいな題材が閃くこともある。なーに、誰かが始めてるからといって遠慮することはない、ちょっとずらしたり、自分なりにアレンジすりゃぁいいんだから。 さて・・・これを契機にスタートする人が・・・・たぶん5人。約 0.5%。ま、そんなもんなんですな、世の中。 だから、とっても希少価値があるということだ。 さ、土日をどうするかな・・・。
オススメ度★★★★★+はじめの一歩 読んで欲しい方・やりたいことを探している方 2005年12月20日自分であり続けるために ~ 田坂広志 + X-Mass Present!魂のゆらぎ・・・ 書籍情報自分であり続けるために 流されず、いまを生き切る50のメッセージ posted with amazlet on 05.12.20 田坂 広志 PHP研究所 (2005/12/16)
本のひらめき僕が尊敬してやまない人をあげるとすれば、まっさきにこの方の名をあげたい。 田坂広志さん。 毎週、届く素敵なエピソードと田坂さんの深い思索がこめられたメルマガ「風の便り」は、僕のひそやかな楽しみである。 何度か感動に涙し、わが身の軽薄さに反省し、新たな視点に勇気をもらい・・・そして、親しい友人に転送したり・・・。数あるメルマガの中でも大切にしているものだ。 今日の本は、その「風の便り」が一冊の本になったものだ。前田真三さんの素敵な風景写真と田坂さんの言葉が織り成す素敵なメッセージは、流されずに生き続けるための勇気を僕たちくれる。 すでにメルマガで読んだことがあるのに、紙の上の活字で読むと、また新たな響きが心に届く。やはり紙は、私たち人間が得たすてきな媒体だ。 改めて心に響いたメッセージを書き留めておこう。 たとえ明日、世界が終わろうとも このルターの言葉を引用し、田坂さんはこう続ける。
その覚悟の尊さを、教えてくれたのです。
決められた道を歩むことは、美しくない。 人生の美学がある。田坂さんは、コネリーの言葉を引き受けてこう続ける。
それは、 たしかな基準なのです。
100万人の人に読んでほしい、とても大切な一冊。
僕の思いつきイリヤ・プリゴジン(ノーベル化学者)が残した一つの言葉: システム内の小さなゆらぎが、 複雑系についても造詣の深い田坂さんは、よくプリゴジンの話をされる。この言葉に続け、田坂さんは『ゆらぎの勇気』というな素敵なメッセージを紡ぎ出された。 ・・・・ 一人の社員が、企業に変革をもたらし、 そうしたこともまた、起こるからです。 そして、もしそうであるならば、 自らが、その「ゆらぎ」となる、
プリゴジン・田坂さん・この本・・・とひそやかに連なってきた「ゆらぎ」は、もうすぐ何かの形になりそうな予感。 言葉に響き、いっしょに行動できる感動を仲間と共有したい。
オススメ度
読んで欲しい方 ・言葉に響くのが好きな方 2005年12月19日100万人のキャンドルナイト ~ ブルー・オレンジ・スタジアム + 当選発表!奇跡は起せる! 書籍情報100万人のキャンドルナイト posted with amazlet on 05.12.19 ブルー・オレンジ・スタジアム アーティストハウスパブリッシャーズ (2005/12)
本のひらめきまだ幼かった頃、台風や雷で停電になると決まってロウソクが登場した。 時は移り、今では都会のあちこちに光があふれている。宇宙からみた地球の夜 多くの人は「なんかもったいないなぁ」と思っているに違いない。 この草の根ムーブメントは夏至と冬至の日に「2時間だけ、電気を消してキャ しかし、どこか心に響くものがある。エコとか地球環境とかにつなげる前に、 本書では、坂本龍一、忌野清志朗郎など多くの人の共感の声が載っている。そ 次のチャンスには、僕も参加してみよう。
僕の思いつき小さな思いがつながって、地球や自然にもやさしい生き方につながれば素敵な 石黒謙吾さん、ナガオカケンメイさん、そして多くのNPOのみなさん、素敵 小さな動きが、地球規模の何かにつながる・・・・ なんて素晴しいことだろう。 複雑系のうねりをいっしょに体験してみたいね。
オススメ度★★★★★+2時間の奇跡 読んで欲しい方・自然の中の人間を感じたい方 2005年12月18日役に立つ落語 ~ 山田敏之イタ・ラクゴアリンス 書籍情報本のひらめき著者は、40年ほど前ある半導体を発明した人である。ソニーマグネトダイオード(SMD)と呼ばれ、エサキダイオードの再来かと当時、マスコミでも騒がれたらしい。 ソニーでエンジニアとして勤めてきた著者は、部類の落語好き。いつか落語の本を・・という思いがかなって出てきたのが本書だ。ただし、落語といっても技術者的な視点で、落語の面白さと会社での生業、技術のことなどが繋がったちょっと楽しい内容になっている。 随所にシャレがあって楽しい。 「落語は、疲れた心を癒すというだけでなく、人間理解という点でもずいぶん役にたってきた」と振り返る著者は、本書を「役に立つ落語」と命名。 こし方を振り返るエッセイだが、なかなか面白い。 SONYの社長を務め、かつオーケストラの指揮者としても有名だった大賀さんについてこんなエピソードが紹介されている。 「けれど私だって、大賀さんの半分くらいの線まではいっているんだよ。 ゴルフがなかなか上達しないという著者は強がりをこんなジョークにする。 「今度のコンペでは、72で回ってみせらぁ」 マジメひとすじの研究者も「落語(笑い)」というエスプリで、一味違う道をきわめてこられたようだ・・・。
僕の思いつき一日、ひとつ楽しい冗談を言ってみるのもいいね。 坊やとおじさんの会話: ねぇ、坊や、おじさんの車をおしてくんないかぇ 笑うカドには福来る。
オススメ度★★★★+落語に学ぶ 読んで欲しい方・笑いの達人になりたいと考えてる方 2005年12月17日いい言葉は、いい人生をつくる ~ 斎藤茂太 + アマゾン人生には3つのものがあればいい・・・ 書籍情報いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた posted with amazlet on 05.12.17 斎藤 茂太 成美堂出版 (2005/01) 売り上げランキング: 2,140 本のひらめきたぶんこの人にしか言えない言葉だろう・・・と思える言葉があった。 天使が飛べるのは、 なんて素敵な言葉だろう! 本書には、著者の斉藤茂太先生の生き方が、自身の言葉やエピソードと東西の名言などをちりばめて書かれている。 空想は知識より重要である - アインシュタイン 著者がいいたいのは、「志だけは高く持っていないと、自分の中から浮揚力は生まれてこない」ということだ。アインシュタインの言葉は、そのために引用されている。 楽天発想」の言葉、「エラー逆転」の言葉、「成功暗示」の言葉など、心が元気になる考え方がいっぱい。 茂太さんから、元気をもらおう。
僕の思いつきチャップリンの言葉がある。 人生には3つのものがあればいい。 さて何だろう? この続きは・・ 希望と勇気とサムマネー マーク・トゥエインの言葉もいい。 ほめ言葉をもらえば、 人を幸せにする気配りをしてみよう。きっとその3倍くらいのお返しがくるから・・・。
オススメ度★★★★+いい言葉 読んで欲しい方・元気言葉の達人になりたい方 2005年12月16日ITSの思想 ~ 清水和夫 + JobClickほんの少し先のことです・・・ 書籍情報
本のひらめき自動車産業は、基幹産業として経済をひっぱっている。周りにあるさまざまな製造業が複合的に支えている。トヨタは、健全経営の先に世界No1を狙っているようだし、破綻しそうな年金の代りにトヨタ株を持ちましょうなんて本もあるくらいだ。 さて、車はデザインや性能がどんどん進化してきたが、今は環境との調和や、事故を減らすための工夫などさまざまな取り組みがされているようだ。 本書は、クルマ社会を、自動車という単品の製品としてではなく、交通システムという社会的なモビリティインフラとして捉え、その未来を考えてみようという本である。 ITS、Intelligent Transport Systems とは、、「人」「道路」「車」を情報によってつないで一体の社会システムとして考えようというものだ。 すでにカーナビとVICSで渋滞道路情報などが分るようになっており、随分便利な世の中になってきた。 さらにその先に、どんな社会があるか・・・車社会を考える一冊。
僕の思いつきホンダのインターナビ・プレミアムクラブというのがある。 フローティングカー(プローブカー)情報システムとよばれる仕組みは、ちょとした未来を予感させる面白いものだ。 この映像はちょっと面白い。 いろいろ未来を妄想してみるのも楽しいね。
オススメ度★★★☆+プローブ 読んで欲しい方・近未来を覗きたい方 2005年12月15日団塊の世代「黄金の十年」が始まる ~ 堺屋太一 + 100冊クラブ発足!?いよいよ自由なときが訪れる 書籍情報団塊の世代「黄金の十年」が始まる posted with amazlet on 05.12.17 堺屋 太一 文藝春秋 (2005/09/25) 売り上げランキング: 21,291 本のひらめき未来社会の予測は面白い。その中で、堺屋さんの本は群を抜いて楽しい。 団塊の世代、油断、知価革命など面白く読んだ。 今回は、著者が命名した『団塊の世代』が、さらに次の十年をどうすごすのか・・という内容だ。社会構造に大きな影響をあたえてきた世代を長い時間の流れのなかで捉えようとしているものだ。 団塊の世代は、これまで「ハイティーン」「ヤング」「ニューファミリー」などのブームを生み出してきた世代である。団塊の世代とは狭義には昭和22年(1947)から24年(1949)生まれの世代である。2004年時点で約480万人ほどいる。 その人たちが定年を迎える2007年ころ、これが本書が向ける視線の先だ。 少子高齢化で、年金が破綻する。一人の老人を4人の若者が支える大変な時代になる。だから・・「団塊の世代も定年後はお荷物世代だ」といった雰囲気は、間違いである。団塊の世代は、定年後も時代を切り開く影響力のある集団でありつづけるというのが本書の主張だ。 なぜか・・・ ひとつは、団塊の世代が「金持ち」「知恵持ち」「時間持ち」だからだ。すべてがそうとは限らないが、たしかにそんな気もする。 具体的な数値データ、なるほどと思える事例・・・などで、非常に読み甲斐のある内容だ。黄金の10年を、ちょっと覗いてみよう。
僕の思いつきこれから団塊の世代の「黄金の10年」が始まる。それをサイコウの日々にするために、 いまから60歳になるまでに自分の好きなこと(テーマ)を見つけて 満足の尺度を変えよう。 などアドバイスがある。これらは、団塊の世代ばかりではなく、もっと若い世代にもあてはまる。 会社という組織を離れたとき何がしたいのか、できるのか、・・・いまからじっくり考えておこう。 オススメ度★★★★★+解き放たれた団塊 読んで欲しい方・団塊の世代の達人になりたいと考えてる方 2005年12月14日成功する人の整理術 ~ 梅森浩一 + PC壊れた時間、人脈、情報 書籍情報
本のひらめき「成功するためには、今の時点で、何を手にして、一方で何を手にしないのかをできるだけハッキリとさせる必要がある。」そのために3つのもの、つまり時間、人脈、情報をうまく整理しよう・・というのが本書のメッセージ。 まずは、時間。 TODOリストで、項目(頼まれ仕事)を消すことに終始しないで、やりたい大切な仕事をガシっとやっつけようとううものだ。 次は、人脈。 最後は情報。
僕の思いつき整理するものは何か。 やりたいこと、人脈、机の上、パソコンのフォルダー、受信メール、年賀状、お金・・・・自分にとって整理すべきトップ3は何か・・・年末のいい時期でもあり、ちょっとたちどまて考えるのもいい。 ぼくは、今日、強制的にパソコンの整理をしてしまった・・・汗;
オススメ度★★★★+整理したい! 読んで欲しい方・整理の達人になりたい方 2005年12月13日リコー流「売れる社員」の現場力 ~ 神戸健二 + 人生は数式現場は常にファイアーだ。 書籍情報本のひらめきリコーという会社の現場ではどんなことが行われているのか。優良企業には、それなりのワケがある。 リコーや子会社の事業再建を実践してきた著者が、実体験や経営者の言葉などをまじえながら、現場力のヒミツを語った本である。 現社長(桜井正光氏)は、行動の大切さを「ファイアー文化」と表現する。ファイアー(引き金を引く)文化とは、こういうことだ。 仮説に基づき、まず行動する。行動した結果、なんらかの問題・課題が でてくる。その問題・課題に対して行動を修正し、再度トライしていく。 そんな考え方らしい。さらに、「行動すること」と「止めること」もセットにしているところが素晴しいところ。 ヤマト運輸の小倉昌男氏のことばも紹介されている。 「私は、経営は理論だと思っている。考えて、考えて、考え抜く。でも というもの。リコーもヤマトも、「考える」と「やってみる」がワンセット。 いくつかのエピソードの最後に『リコースキル』という非常に短いフレーズがある。これが実に小気味いい。例えば 言葉力を善用せよ。
僕の思いつき著者は、子会社の社長時代から「これからの企業はどんどん発信すべきだ」と叫んできたという。そして、さらに「自分のよさ、強さを発信する時代になります」ともいう。 企業も個人も同じ。 「よいこと」を出すことで、さらにまたよいことが舞い込んでくる。 よいことには、ありがとう、うれしい、たのしい、感動、感謝、感激・・などが含まれている。そういう仲間がいたら、人生楽しいねー。
オススメ度★★★★+感謝の気持ち 読んで欲しい方・現場の達人になりたい方 2005年12月12日コミュニケーション集中治療室 ~ 須子はるか/松村香織 + 夢の共演僕もビョーキかもしれない。 書籍情報本のひらめき僕もビョウーキかもしれない・・・って、この本を読んだら思った。 たとえば、「伝えたつもりがひとりよがり病」とか「会話マンネリ化ウイルス」「オレオレ症候群」などだ。 それらを実際のビジネスシーンで紹介されるが、どれも「あるある、そういう場面」とうなずいてしまう。そして、その処方箋がコーチングの手法を活用しながら示される。 たとえば、こんなシーン。押出部長が弱気君に指示を出す。 『会議で使うから金曜日までに提出してくれ』 いわれた弱気君、金曜日中に準備すればいいと思ったのに、実はその資料は金曜日の会議に必要だったのだ。お互いの食い違いはコミュニケーションの問題だと分る。 コーチングのエッセンスが実に小気味欲アレンジされて、すらすら入ってくるところがいい。 ドクターとナースという、若干パロディ的なノリなのだが、診察室にはいってみると、その意外な真面目さと深さに驚く。 コーチングを楽しく勉強したい方、職場のコミュニケーションを気持ちよくしたい方おすすめ。
僕の思いつき症状のひとつに「自己主張不完全症候群」というのがある。いくつか症状があるがそのうちの一つ「印象が薄い」という症状がある。 処方箋として、「自分を動物にたとえる」「自分を漢字一字にたとえたら何か」など提案されている。 自分を演出することも大切だ。名刺にも会社のお仕着せの住所や部署や職責だけではなく、自分をアピールするキャッチコピーなんかがあるといい。 トムピーターズも、「炎の変革請負人」とか「No1.YESマンです!」などいくつか提案していた。印象が薄くても強くても、なにかそういうものを考えるのは楽しい。 自分に似合うフレーズや擬似的比喩などを考え出してみよう。できたら、名刺に書き込んじゃおう。 最近の僕は・・・・うーんと・・・ 「妄想起業家」「妄想診断士」「妄想学科特任教授」・・・かな。笑
オススメ度★★★★★+コミュニケーションICU 読んで欲しい方・コミュニケーションの達人になりたい方 2005年12月11日みんなのたあ坊の哲人訓 ~ 辻信太郎 + オンゴーイング哲人の声を聞く。 書籍情報みんなのたあ坊の哲人訓―今こそ必要な100のことば posted with amazlet on 05.12.11 辻 信太郎 サンリオ サンリオ (2005/09) 本のひらめきたあ坊は、サンリオのキャラクター。たあ坊が、世界の哲人・偉人の名言を紹介する大人の絵本である。 いくつか拾っておこう。 人生は 幸運は、 人間、志をたてるのに遅すぎるということはない 怒りは、 幸運は、望むものにしか訪れない。(アイザック・アシモフー米の作家) ちなみに辻信太郎は、サンリオの社長さんである。
僕の思いつきなんでも、気に入ったものは集めてみるものである。 100個の名言。 自分の経験や思いを入れ込んで整理してみるのもいいね。
オススメ度★★★+100 読んで欲しい方・古今の名言にしびれたい方 2005年12月10日直観でわかる数学(続) ~ 畑村洋太郎 + 感動の喪中はがき数字は頭からガブルんじゃぁ! 書籍情報本のひらめき数学では、足し算、引き算に始まり九九、掛け算、割り算、分数、ルートなどいろんなものが登場した。 本書は、直観でわかる・・の続編。 足し算、引き算、掛け算は、学校で「下の桁からやる」と教わってきた。 たとえばこんな具合。 534 いかがだろう。あっと驚く、これいいじゃん!である。 534 数字や数学、算数とのつきあい方が、ちょっと変わるかも・・・
僕の思いつき今まで習ってきた常識的なことがらを、「ちょっと待てよ、別の方法ではできないだろうか・・・?」と考えてみるのもいいね。 例えば、異動の挨拶、喪中の知らせなどほとんど定型の挨拶も、違うやりかたはないか・・・なんてね。
オススメ度★★★★+感じながら分る 読んで欲しい方・算数の達人になりたいと考えてる方 2005年12月09日ブログ道 ~ 久米 行信自分と向き合える鏡・・・
書籍情報
本のひらめき久米さんの第二弾がついに出た。「ブログ道」 前作「メール道」では、「心が通う」メールの書き方を具体的な例を交えつつ久米さんらしい語り口で展開されていた。あの本では、相手の立場にたった「あなたモード」が大切だと知った。品性、感性、知性の順でメールを出すときの立ち位置を教えてもらった。 そして、今回はブログの世界。インターネットが登場して以来の衝撃的な出来事がブログの世界。まだまだ発展途上の世界だが、そこにいるのは生身の人間の私たち。どう使うかが大切である。 ブログは単にウエブ日記やマーケティングの道具ではない。 電子メール、ホームページ、メルマガなどその機能を進化させてきたネットの世界はブログの登場で、また大きなジャンプを遂げつつある。 本書は、ブログと個人の係わりを深く思索し、私たちに分り易く提示してくれる。技術やテクニックの本ではない。むしろ人生哲学や生き方に通じる内容がある。だから「ブログ道」というタイトルがとても似合う。 僕は、この本を読むうちに「自分と向き合う時間」や「縁を結ぶ意味」などに深い共感を思えた。そして、凛とした久米さんの世界に思わず姿勢を正したくなる自分を発見していた。 自分自身のブログを無意識のうちに誰よりも深く読み、知らず知らずのうち という一文にとても共感を覚える。 本書には、望ましいブログの育て方、たとえばブログのネーミングの仕方、間をもたせる文章の書き方、群れず・悩まず・争わないコメントやトラックバックの仕方など、実践的なガイドがあるのもうれしい。 ブログをやっている人も、これからの人も、是非読んでおきたい一冊。
僕の思いつき久米さんによれば 「たかがブログでも人生が変わる」 そして 「たかがブログだから気楽に書こう」とも・・。 人生が一秒一秒の積み重ねの結果であるように、ブログも日々自分と向き合うきっかけとして活用したいもの。 ブログの先にある「より自分らしい生き方」や、感動や共感や感謝が生み出す「素敵な未来社会」に思いを馳せながら、この本はじっくり味わいたい。 大切な人に心を込めてあげたい本が、また一冊増えた・・・。
オススメ度★★★★★+ブログ縁 読んで欲しい方・自分を写す鏡がほしい方 2005年12月08日図解ブログマーケティング ~ 四家正紀/カレン + プレゼント親近感の演出 書籍情報
本のひらめきメールマーケテンィグで高い信頼を集めているカレンは、ブログがよのなかで注目されはじめたころからいち早く「ブログマーケティング」事業を始めている。日産の「TIIDA BLOG」 http://blog.nissan.co.jp/TIIDA/ はその代表事例としてメディアにも取り上げられている。 本書の導入部分は、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という豆腐屋さんの話。独特のマーケティング戦略で伸びている豆腐屋さんだ。 ところが、そんなにすごいジョニーサイトも弱点があって、サーチエンジンに検索されにくい、サイトの特定リンクが張りにくい、更新されても分りにくいという問題点を指摘する。そこで、ブログを作って、問題を解決し、さらに「行列のできるサイト(トラックバックがつく)」を作れば、こんなことが起きるという提案をする・・・。 これらの一連のビジネスストーリーは、ブログマーケティングをさくっと理解するのにいい。 ブログは雑談のできるメディアであり、しかもその雑談の中から商談というビジネス目的につなげられる自然な流れがポイントだという。 いわゆるホームページではなかなか演出しにくい「個人の語り口による親近感がある」とか、お客様と同じ目線で語り合える場であるとか、コミュニティにまぜてもらえる通行手形にもなる・・・など、ブログで実現できるマーケティングの世界が分り易く解説されている。 後半は、ターゲット設定や、シナリオ設定など実践的なブログマーケティング講座がある。 企業でブログマーケティングを検討しているところに、とってもおすすめの一冊。
僕の思いつき本書で目を引いた事例は、ブラザー社員のブログ「Brotherhood」だ。 2005年2月に立ち上げたこのサイトは、複数の社員がブタンしながら作成しているという。これは、いまでは会社のファンを作り「ゆるやかな」コミュニティに発展しているという。 開発社員もデザイナーも営業の前線に立てる場としていいような気がする。 これは、うちでも・・・・と思ってしまった。
オススメ度★★★★☆+ゆるやかなつながり 読んで欲しい方・ブログの達人になりたいと考えてる方 2005年12月07日でかいプレゼン高橋メソッドの本 ~ 高橋征義 + 伝ちゃんムック本1分で読める。すぐ使える。 書籍情報本のひらめきこの本、読みようによっては1分で読める。しかも、ちゃんと読める。なにせでかい文字があるから。 高橋メソッド、というのを聞かれた方もいると思う。パワーポイントのプレゼンで、画面にでっかい文字(300ポイントくらい!)を表示して、プレゼンする方法だ。高橋メソッドと名前を付けたところがいいねぇ。 高橋メソッドは、ひとことでいえば、「でかい文字のプレゼン手法」ただ、それだけ。 高橋さんは、この方法の利点を4つ挙げている。 1)見やすい。 最初は、それだけだったらしいのだが、「副作用」があったという。 2)表現が簡潔になる。(言いたいことを凝縮せざるを得ない) 3)発表しやすい。 なるほど!。 実は、僕もときどきこの技を使う。とくに大きな会場(100人以上)の時は、とことんデカイ文字は後ろからも見やすくて好感である。 ちなみに、本書は、右ページがデカイ文字のプレゼン。左がその解説(小さい文字)になっていて、右のページだけパラパラめくればすぐわかる、というもの。 次のプレゼンで、ぜひ試してみよう!
僕の思いつき単純な思いつきでも、それにとことんこだわって、xxメソッドにしてしまうというのはいいねぇ。 メモの取り方 などなど・・・いろいろ考えて、講師になっちゃうのもいいねぇ。やってみる?
オススメ度★★★★☆+デカイ! 読んで欲しい方・プレゼンがうまくなりたい方 2005年12月06日話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 ~ 長尾剛おいどんはシャイでごわす 書籍情報話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく posted with amazlet on 05.12.07 長尾 剛 PHP研究所 (2005/12/02)
本のひらめき西郷隆盛は、非業の死を遂げた人だが、その人徳から好感をもって語られることが多い。上野の動物園に犬をつれた銅像がある。見るたびに、はて、西郷さんはどんな人でごわしたか・・・ちょっと知りたいと思っていた。 そこで、この本、「西郷南洲翁遺訓」。しかも話し言葉で読めるというから素晴らしい。 「西郷南洲翁遺訓」というのは、本編41項目と追加分2項目があり、リーダー論、政治論、経済論など様々なことが語られている。語られているというのは、まさに言葉とおり西郷さんが語った内容を、庄内藩士(山形県)がまとめ 鹿児島(薩摩)の西郷ドンの話を、なぜ、山形県(庄内)の人が?・・と不思議に感じる。これには、あるワケがある。 幕末に薩摩藩と戦火を交えた庄内藩は、負けてしまう。しかし、勝者の薩摩藩(西郷)は、庄内藩の藩主と一部藩士の謹慎を命じただけに留めたという。 そして、維新後、旧庄内藩の人たちは西郷を心から慕い、日本列島を縦断して鹿児島留学をつづけ、西郷の教えをうけたという。それをまとめたのが「西郷南洲翁遺訓」である。おぉー。 学問の意義、才覚と徳、地位の無意味さ・・・など深い思索が吐露されたものだ。 味わい深いものが多い。
僕の思いつき一番見つけたかったのは「始末に困る人」という講話。30番目に出て来た。 命もいらぬ、名も要らぬ、官位も金も要らぬという人は、始末に困る ほんとに始末に困る人も困るけど、大事を成し遂げる困る人は、すこしはいたほうがいいね。少しでもいいから・・・ ちなみに、西郷さんは意外にシャイだったらしい。
オススメ度★★★★+徳と才覚でごわす 読んで欲しい方・人徳のあるひとになりたいと考えてる方 2005年12月05日夢をかなえるプロフェッショナル手帳術 ~ Think!編集部+馬はどうしたら水を飲むのかあの人の手帳をみてみよう・・・ 書籍情報夢をかなえるプロフェッショナル手帳術―Think!Special Issue posted with amazlet on 05.12.07 季刊Think!編集部 東洋経済新報社 (2005/11) 本のひらめき手帳がブームである。来年に備えてどんな手帳をもったらいいか。時間管理やスケジュール管理、あるいは夢の実現まで、いろんな使い方があるけれど、さて、達人はどんな手帳をどう使っているのだろうか・・・ 本書は、そんな疑問に答えてくれる。 その人、考え方、手帳・・・がカラフルに分るのがうれしい。 山田真哉さん、御立尚資さん、川本裕子さん、くらたまなぶさん・・・・など30人の達人が登場する。 そして、なんとあの伝ちゃんも表紙の写真とともに登場する。いいねぇ。 みなさん、それぞれ愛用の手帳を開示しているので、眺めるだけでも楽しいかもね。
僕の思いつきこの本を読んでわかることは、手帳や人それぞれである・・・ということ。いろんな人のいろんなやりかたを見て、いいとこどりをしていけばいいのではないか・・・というのが僕の印象だ。 自分なりのオリジナル手帳とかフィルアップシートとか作ってみるのもいいね。 僕はいまMOSO-PADってのを使ってる。
オススメ度★★★★+手帳がいっぱい 読んで欲しい方・来年の手帳を探している方 2005年12月04日フーコーの振り子 ~ アミーア・D.アクゼル/水谷淳地球の自転を見にこられたし! 書籍情報フーコーの振り子―科学を勝利に導いた世紀の大実験 posted with amazlet on 05.12.04 アミール・D. アクゼル Amir D. Aczel 水谷 淳 早川書房 (2005/10)
本のひらめき上野の国立科学博物館に長さ20mもある巨大な振り子がある。一度家族で見に行った。フーコーの振り子だ。地球が自転していることを証明するためにフーコーが考案したもの。 本書は、フーコーの物語。レオン・フーコーは、19世紀のフランスに生きた人だ。それほど昔ではない。フーコーは振り子だけじゃなく、ジャイロスコープも発明したらしい。!! 科学の歴史は、あんがいいろんな発見とつながりがあって面白い。 フーコーは、その偉大な功績にもかかわらず世間(学会)からは冷たくあしらわれ不遇な時代があったが、後にアラゴーという科学者とナポレオンによって名誉を獲得したという。フーコーとナポレオン。不思議なつながりがあった。
僕の思いつきフーコーは手先は器用で、親は医者にしようと医学校へいれる。一時、医者の道を目指そうとしていたが、血をみるのがイヤであきらめたらしい。 フーコーの振り子実験の写真や、新聞記事、手紙などもあって興味深々で読める。 歴史に学ぶのも楽しいね。 オススメ度★★★★+振り子 読んで欲しい方・科学の歴史に興味がある人 2005年12月02日戦略の本質 ~ 野中郁次郎ほか歴史から考察する 書籍情報戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ posted with amazlet on 05.12.03 野中 郁次郎 戸部 良一 鎌田 伸一 寺本 義也 杉之尾 宜生 村井 友秀 日本経済新聞社 (2005/08/06) 売り上げランキング: 92
本のひらめきこの本は、戦略の本質を過去の戦史から解き明かし、同時にリーダーシップの本質にも迫ろうという学術的色合いのある本である。 毛沢東の反「包囲討伐」戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などが題材となり、戦略的見地から分析がなされている。戦争や歴史に興味がないとあまり面白くない(と思う)。 終章にある<戦略の本質とは何か>に面白い考察がある。 戦略論というのは、本質論と原則論に傾斜しながら発展してきたという。 きのう田坂さんの講演で聞いたヘーゲルの弁証法も登場する。 戦略は絶えず「正(テーゼ)」と「反(アンチテーゼ」と ベトナム戦争ではゲリラ戦が米軍の正規軍を悩ませた。ゲリラ戦の本質は、 という。この分厚い本で気になった表現は、きのうの講演のあとだから理解で
僕の思いつきどんな戦争でも共通の心理があるように思う。戦うほうは、どちらも「本気」でやるしかない・・・というところ。 だから、戦争では、戦略も、組織も、教育も「本気」モードがある。 生死は関係ないビジネスの世界でも「本気」をどれだけ出せるか・・・それがビジネスの成否を分けるような気がする。 本気。これだねぇ。
オススメ度★★★+逆転 読んで欲しい方・戦略を考えたい方 2005年12月01日夜回り先生 ~ 水谷修本気は、通じる 書籍情報本のひらめきジェイカレッジの副校長先生(Oさん)に貸していただいた本。 著者の水谷先生は、夜間高校の先生だ。教師生活のほとんどを非行少年や薬物におぼれた生徒らの救済にささげている先生である。 ひとこと、スゴイ! どうしようもない自分を理解してくれる人を待っている人が、たくさんいる。 「おれ、イジメやってた」 「おれ、暴走族やったた」 「私、援助交際してた」 そいういう少年少女たちの横に座って、水谷先生は、こう言う。 「・・・いいんだよ」 しかし、たったひとつ「死ぬこと」だけは許さなかった。 身を挺して、かれらの人生を救ってきた先生も、やはり、人間。幾多の悲しい場面にも対峙している。 この本は、そんな先生のいきざまを描いている。 僕なんか、まだまだ・・・と思った。
僕の思いつきヤンキー先生や水谷先生、日本には多くの素晴しい先生がいる。 本気は、すごいことを起す力をもつ。 とっても勇気をもらった。 水谷先生、ありがとう!
オススメ度★★★★★+いいんだよ! 読んで欲しい方・誰かの役にたちたい方 |
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