2007年04月30日もの忘れをしない30の方法 ~ 米山公啓 + Webookプレゼント発表その1今年の初めの決意・・・覚えてる?(笑) 書籍情報
本のひらめき僕はけっこう物忘れが得意である。(笑) 本書は、「考え方を変えれば記憶力も変えられる」「記憶力アップは右脳にある」「明るく元気に生きていくには健忘力もいる」など、記憶にかかわるヒントを解説。 どうやら脳は、忘れることが基本設計になっているらしい。それでも記憶をしようとするとある程度のことをある程度の期間覚えている。その選択をしているのが海馬とよばれるところ。短期記憶にするか長期記憶にするかを選択しているという。そこで、記憶したいことは、「記憶するぞー!と意識してやるといい」らしい。ふむふむ。 また好きなことならどんどん覚えられるけれど、嫌なことはいつまでたっても・・・なんてことは体験的に知っている。 記憶の基本は、「覚えようとする気持ちと好奇心」だということだ。なるほど。 また「意味のあることは覚えられる」というのも脳の原則としてある。 このほか、記憶をよくする食べ物、禁煙、節酒、サプリメントなど医学的な見地からのお話がいろいろ・・・。 記憶について気楽に学べる本である。
僕の思いつき世の中には、ビジネスやサムライ業で食べていきながら、同時に作家としての活動やメディアでいろいろ発信している方がたくさんいる。 本書の著者のように医学博士&作家という生き方もいいねー。 ふつうのビジネスパーソンもそういう生き方、ちょっとかっこいいかも。そのためには足下の井戸を深堀し自信をもって取り組めるようになったら、さらにそこに普遍的なものをみつける努力をちょっとだけ試してみるといいかも。 ビジネス書に書かれていることは、あんがい身の回りにあることが多いし、昔から言われてきたことが、手を変え品を変えて登場しているから。 あなたもできる、きっと。Moso力さえあれば・・・。
オススメ度★★★★+物忘れの人 読んで欲しい方・記憶力を取り戻したい方 2007年04月29日校長先生になろう! ~ 藤原和博 + 戦わない経営・特別企画誰でも1週間で校長先生になれる!? 書籍情報本のひらめきジェイカレッジに藤原さんをお招きしたとき、「これから全国に3000人の民間校長先生を作ります!」と宣言されていた。講演の中でも触れられていた教育の荒廃の原因は、家庭、地域社会、学校・・・これらの3つが同時に揺らいでいるからこそおきているという。 例えば、家庭。家でTVを観ている時間はおおよそ一年で800時間、学校で勉強する時間も実は一年で800時間。な、なんと! それを許している家庭で、子どもとの対話がどれほどあるのか!。TVは見ないにこしたことはない。 また、昔はいた世話焼きのおじさん、おばさん、近所のおじいさん・・などが核家化・都市化の中で失われてしまった。それは古きよき「ナナメの関係」だ。 こうしたことが遠因となり、最後は学校にしわ寄せがいって様々な問題をひきおこしているのが実態だという。だから、イジメや学級崩壊など様々な学校の問題は、実は学校だけの問題ではなく社会問題なのである、と藤原さんは喝破する。 そこで、これまで和田中学校で実践されてきた学校改革、地域本部の創設などをベースに「ビジネスパーソンよ、校長になろう!」とゲキを飛ばすのがこの本である。 7日間で校長になれる!と聞けば、えっ?と大いなる疑問と期待感が浮かぶ。 あなたも、校長になれる。 「はじめに」は、こんなメッセージで始まる。 7日間で校長になるための準備ができるような構成になっている。 1日目:校長になるための条件 藤原さんの生き様を繁栄した、渾身の学校改革、教育改革、社会改革の書である。新しい「校長先生」と「PTA」の誕生をMosoする超おすすめの本。
僕の思いつきこの本を読んで、自分も校長先生になってみよう・・・と思う方が、たくさんでてきてほしいと思う。 もちろん、生半可ではいかない。人生や生き方を問われる。それでも仕事一筋様々な経験と積み、部下を養成し、プロジェクトを進めてきたあなたなら、最後にチャレンジしたいスバラシイ「職業」ではないだろうか。 団塊の世代が、ビジネスの一線を退きつつある今、新たな挑戦目標が、ここに提示されているように思う。 それから、まだ若いビジネスパーソンや学生の人たち、そして私立中学に子供を入学させたいと考えているお父さんお母さんにも、この本は是非読んでほしい。なぜなら、そこには、自分たちの人生や生きる存在価値を問う深い問題提起もなされているからだ。 いざ、よのなかを変えるムーブメントに参戦!
オススメ度★★★★★+学校&地域&家庭 読んで欲しい方・公立中学の校長先生になりたい方 2007年04月28日とっておき京都 ~ 中村寿男 + 中村さんに乗せてもらえる?!歴史の深みと、おもてなしの暖かさ・・・
書籍情報とっておき京都―No.1ハイヤードライバーがこっそり教えます posted with amazlet on 07.05.05 中村 壽男 すげさわ かよ 祥伝社 (2007/04) 売り上げランキング: 7847 本のひらめき京都。日本が誇る古都は、学生時代にちょっとだけ立ち寄っただけで、実はほとんど未知の世界。ぼくにとっては、京都といえばまぐまぐ発生の地・・のほうがピンときたりする(笑)。はずかしながら、金閣寺、龍安寺、二条城・・など、歴史の教科書やガイドブックに登場する名所旧跡をナマで見たことがない。(あー、なんともったいない) よし、京都に行こう・・・と思ったとき、まさにうってつけの本が手元に届いた。それが今日の一冊。京都MKハイヤードライバーの中村さんがご自身の経験や蓄えてこられた知識を総動員して、とっておきの京都を案内してくれる本だ。中村さんといえば、TV番組でも紹介されたナンバーワン・ドライバーの方。その方がこっそり教えるとっておきの京都は、味わい深い。 なぜ、中村さんのハイヤー観光は人気なのか・・・。その一端がコラムに紹介されている。お客様の昼食時間を利用した「絵葉書つくり」である。カラーペンを使い一日のコースを手書きイラストで書き、帰り際にプレゼントするのだそうだ。素敵なプレゼントだ。もちろん、中村さんの素敵なサービスはこれだけじゃない。心に寄り添った素敵な観光ハイヤーは世界に自慢できる日本の誇り。 英国バースでの英語研修などもうけ、京都育ちの地の利も活かし、そして心のこもったホスピタリティのサービスを受けて感動しない人はいないだろう。ハリウッドの俳優などからご指名があるのもうなずける。これまで、スピルバーグ、トム・ハンクス、リチャード・ギアなどの俳優などが中村さんのガイドを楽しんだという。 本書は、そんな中村さんのガイドを楽しみながら、京都の町を散策できる。もしこれから京都に行く方がいたら、旅行ガイドブックよりもこの本をお薦めしたい。そこには、人のぬくもりと歴史の重みを併せ持つ独特の中村ワールドがあるから・・・。 二条城に始まり、石庭の龍安寺、円山公園のしだれ桜、時代祭り・・・などなど、中村さんの語りに案内される京都をめぐる旅は素敵な「とっておき」がたくさんある。 歴史の重みとおもてなしの深さを感じる一冊。
僕の思いつき中村さんが、大切にしていることがいくつか紹介されているが、鉄の掟というのがある。それは「匂い」。タバコはもちろんすわないし、食べ物も焼肉、餃子、ペペロンチーニなど匂いそうなのは一切御法度とか。最近は加齢臭にも気をつけるという念のいれよう。やはりプロは、とことんこだわるところが違う。 そんな中村さんだが「お客様にとって何がいちばん快適かを見極めるのは、永遠の課題です」とあくまでも謙虚なことをおっしゃる。 京都には、お逢いしたい方がいっぱいいるねー。それでは、京都に中村さんを訪ねて、インタビューの旅とまいろう・・・。(まじ、いってこよ。Mosoツアー企画第3弾!) 東京MKから独立されたアイサンクスの素敵なサービスも感動的。西に東に、素敵なサービスがいっぱいだねぇ。
オススメ度★★★★★+とっておきのドライバー 読んで欲しい方・京都に行きたい方 2007年04月27日絵本パパラギ ~ ツイアビ + カシータ文明って一体・・・・・なんなんだろう。 書籍情報絵本 パパラギ―はじめて文明を見た南の島の酋長ツイアビが話したこと posted with amazlet on 07.05.05 エーリッヒ ショイルマン Erich Scheurmann 岡崎 照男 和田 誠 ツイアビ Tuiavii 立風書房 (2002/03) 売り上げランキング: 33910 本のひらめきこの本を買ってみようかと思ったのは、とある講演(公演)会のときだった。田中靖浩さん(元・公認会計士)と立川志の吉さん、神田京子さんの不思議な公演でのこと。田中さんが、二宮金次郎、福沢諭吉につづいてツイアビの話を紹介されたのがきっかけだった。 パパラギとは、文明国の国の人々をさす。白人のことだ。いまでは私たち日本人もこれに含まれる。ツイアビというサモアの島の酋長さんがヨーロッパを旅したときの文明批評が、パパラギという本で、その絵本版がこの本。原書は、酋長と親交のあったスイスの詩人が翻訳して1920年に出版された。日本でも1981年に翻訳されたのが出版されている。 パパラギ(白人)は、便利な生活をしているように思うはずなのに、ツイアビさんの曇りなき眼の前には、どうやらまことに不思議な生活や暮らし向きにしか思えなかった。 パパラギは、足皮(皮靴)を朝から晩まで足にくっつけていて、それで旅に もいくし、踊りもする。足は死にかけていて、いやな匂いがする。 パパラギの母親は、たいていガラスの筒で子どもにおっぱいをやる。それに パパラギは、行く先々で自然の大きな力が作ったものをこわしてしまった後 私たちは一度も時間について不平をいったことはなく、時の来るままに時を 私たちがよかれと思っていることすべて、「教育」「お金」「都市」「所有」「情報」などさまざまなことに、自然な目線(宇宙的目線)で疑問を呈するツイアビ。その洞察はするどく、私たちの価値観をゆさぶる。 絵本でありながら、深い哲学の本。
僕の思いつきツイアビさんの国では「ラウ」という言葉があるという。「私の」という意味でもあり「あなたの」という意味でもある。ふたつはほとんどひとつである、という。 南の島の平和で自然で幸せなくらし・・・・、この本からちょっと私たちの根源的なものを見つめる目をちょっとだけ啓いてみるのもいいね。 言葉をツイアビ的発想で説明してみる・・そんな遊びもいいね。ふだんこだわって苦労しているものがフッと抜けていいかもしれない。あ、なーんだ・どーってことなかったんだぁ・・みたいに。
オススメ度★★★★★+サモアの酋長 読んで欲しい方・現在の文明を別の視点で見たい方 2007年04月26日屈辱と歓喜と真実と ~ 石田雄太 + パラカップ・マラソンそうだったのか~ 書籍情報屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の舞台裏 posted with amazlet on 07.05.05 石田 雄太 ぴあ (2007/02) 売り上げランキング: 4493
本のひらめきWBC(ワールドベースボールクラシック)。もう1年以上前のことだが、今だにあのときの感動は忘れられない。王ジャパンが、優勝を決めた瞬間は、日本中が湧き上がったに違いない。 この本は、王ジャパンの舞台裏のドラマを克明に取材し、監督や選手の心情を描きながらルポした本である。また、あのときの感動が蘇り、さらに、その裏に隠されたエピソードに驚きが付け加わる。 ゴジラ松井は、なぜ参加しなかったのか、断ったときの気持ちはどうだったのか、チームがまとまっていくプロセスはどんな風だったのか、イチローが練習で猛ダッシュしたり、声をからしていたのはナゼか・・・など、あの時の感動の裏にあったエピソードが、TVのニュースなどとは違う視点から味わえる。 そういえば、優勝したとき、日の丸を手にしたイチローが王監督に歩み寄った。そのとき風で日の丸がふわっと二人を包み込んだシーンがあった。(僕もよく覚えている) その中で、イチローは、王監督の次の言葉を聞いていたのだという。 「ありがとう、君のおかげだ」 うーん(涙)。神様は素敵なドラマを演出される。
僕の思いつきドラマは、いろんなところにある。多分、会社の身近なところにも。そういうものを、ドキュメンタリータッチで記録したり、スライドショーにしたり、YuTubeのような動画にしたり・・・「感動を残す」という行為もなかなか楽しい。 WBCのために集めたよせがきの本も、そんな一つかも。 ドラマチックに残す・・・という楽しい記録を、たくさん作りたいね~。
オススメ度★★★★★+感動の舞台裏 読んで欲しい方・WBCで感動された方 2007年04月25日ダ・ヴィンチ7つの法則 ~ マイケル・J.ゲルブ + 頭がいい人は儲からない?天才になる練習・・・ 書籍情報ダ・ヴィンチ7つの法則 posted with amazlet on 07.05.05 マイケル J.ゲルブ ウィリアム・リード リード くみ子 中経出版 (2007/02) 売り上げランキング: 58863 本のひらめきレオナルド・ダ・ヴィンチ。天才の代名詞のような人は、どんな頭の使い方をしたのか。どんな思考法をしていたのか。実は、考えてもみなかった。 本書は、97年にだされた「How to Think Like Leonardo da Vinci」という原書の翻訳である。原書は、24カ国に翻訳されたベストセラーで、やはり誰もが天才の考え方や思考法には興味があるようだ。 著者は、ダ・ヴィンチの研究から、その知恵と感性をどうやって日常に使えるかを7つの法則として引き出してくれた。 好奇心、検証、感性、ぼかし、藝術と科学、身体、関連 この7つである。それぞれに具体的なエクササイズがついている。 とくに好奇心の項目はとても面白い。疑問を持つ・・・のところで、空を飛ぶ鳥についての疑問が紹介されている。 鳥にはなぜふたつの翼があるのか。 など、へぇ・・・そんな風な疑問もあるのか! とちょっと驚く。疑問を持つ練習も要りそうだ。笑 また、感性を研ぎ澄ますのも楽しい。例えば、会話や音楽が途切れた瞬間の、あるいは鳥のさえずりの合間の静寂を聞く練習をする。触れて聴くエクササイズ、などはさすが天才のやることは違うな・・と感心。 そして本書で一番の驚きは、「矛盾や不確実性、曖昧さといったものがもたらす緊張に耐え、それを受け入れることができた能力こそが天才たらしめた」というくだりである。 天才の頭がちょっと覗けるかも。
僕の思いつきいきなり天才になることはできないが、天才的な思考方法とか、習慣とかはマネしてもいい。 この本に書かれているいくつかのやり方をちょっと試してみるのもいいね。 とくに「好奇心」というのは、いろんなもののエネルギーになるような気がする。面白そう・・と思ったことは、ちょっと触ってみるといいね。
オススメ度★★★★+科学と藝術 読んで欲しい方・ダ・ヴィンチに関心ある方 2007年04月24日宇宙を味方にする方程式 ~ 小林正観 + 笑う門には福来る肩の凝らない人生論!
●今日の一冊:【宇宙を味方にする方程式】 うれしい、楽しい、幸せ、の本 -------------------------------------------- <本のひらめき> 名前からてっきりお坊さんかと思っていたらそうではない。いろんな方が私淑 さて、人間には3つの本能がそなわっているという。最初の二つは、動物にも 「ありがとう」といっているだけで、それがエネルギーになるという法則。 などなど、おぉ~というものが、ダジャレもまじえて、楽しく語られている。 人の悩みは大きく3つ。お金と仕事、体と健康、人間関係だという。そして、 ふむふむ。 人はこの世に「よろこばれる存在になるために」生まれてきた。喜ばれて、楽 この星を、喜ばれること、楽しいこと、感謝したいことで満たしていこう・・
本書にも般若心経済の話が登場する。この前の宗久さんの話をさらに優しく解 本に感謝、人に感謝、すべてのデキゴトに感謝。 なんだか、この本を読んでいると幸せになれる。ほんと。 読者のみなさんには、一丁円札をウエブでプレゼント!
★★★★★+体内核融合システム <読んで欲しい方> ・感謝されたい方
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2007年04月23日顧客満足経営事典 ~ 常盤猛男 + ホモ・サイエンス顧客を知り、理解し、感じ、そして・・・
●今日の一冊:【顧客満足経営事典】 顧客価値創造100のエッセンス -------------------------------------------- <本のひらめき> CS向上、お客様満足度向上、・・・多くの企業には、こうした経営方針が掲 CS推進本部に異動になったけれど、経験もないし、いったいどこから手をつ CS調査、ワンツーワンマーケティング、ナレッジマネジメント、ES、BS 中でも印象的だったのは、企業事例紹介。 近江商人の「三方よし」(売り手、買い手、世間) などだ。そして、その中でもすごいのが広島にあるメガネ・チェーン21。 実はサウスウエスト航空も「社員第一、顧客第二」と謳っている。 こんな会社があることを知っただけでも価値ある一冊。
株式会社21(ツゥーワン)については、もう少しふれておこう。 この会社日経BPの上村孝樹さんがスタートされた「IT経営百選」でも最優 こちらにある連載は、読み応えがある。お薦め。 売上xx億円、利益x億円をめざして頑張るぞーって叫んでいる会社があった 僕らは、この星に何をしにきたのか・・・、深い思索の時間がもてるから。 ---------------------------------------------------------------------- ★★★★+21 <読んで欲しい方> ・CSに従事されている方
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2007年04月22日知の編集工学 ~ 松岡正剛 + ファシリテーションフォーラム2007なかなか手ごわくて面白い。
●今日の一冊:【知の編集工学】 情報は一人ではいられない。 -------------------------------------------- <本のひらめき> 編集と聞けば、文章をきったはったの編集作業を思い浮かべる。しかし、編集 料理も編集であり 著者の定義によれば「該当する対象の情報の構造を読み解き、それを新たな意 本書は、「編集」という知的活動を情報工学、言葉、文化などさまざまな視点 ちなみに著者のISIS編集学校はこちら:
先日、とあるランチでご一緒した加藤恵美さんが、私、この人に会いたいのよ 今度、大阪であるファシリテーションフォーラムで、はじめて生セイゴウ先生 ジェイカレッジにおいでいただきたい方がまた増えた。
★★★★★+柔らかい武器 <読んで欲しい方> ・編集力をつけたい方
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2007年04月21日プロフェッショナル進化論 ~ 田坂広志 + 100冊倶楽部大阪の感動あの方やあの人も、そういうことだったんだぁ・・・
●今日の一冊:【プロフェッショナル進化論】 「個人シンクタンク」の時代が始まる -------------------------------------------- <本のひらめき> WEB2.0の時代に、個人はプロとしてどのような進化をすればいいのか。 本書は、私達が一人のプロフェッショナルとして目指すべき「進化の方向」を 「すべてのプロフェッショナルは、個人シンクタンクへと進化する。」 これが本書の結論。業界を問わず、部署を選ばず、すべてのビジネスパーソン 本書では、まずどうしてそんな進化が始まったのか、Web2.0時代の風を 中でも6つの戦略は、心ときめくものだった。 1) インターネットを自分の「知的創造の場」にする それは、ご縁を得て知り合えた多くの方が、それぞれのステージでこの6つの Moso系の愉快な仲間、素敵なメンター、爽やかな声援をくださる方、様々 本書にかかれていることを、3人称ではなく一人称で感じられるとき、個人シ 実はあなたも登場している・・そんな気配を密やかに感じつつ読みたい素敵な
この本を読んでいると、身近にいるあの方、この人、あのメルマガ、あのブロ 思えば、100冊倶楽部のプロジェクトは、つぎつぎに他利の精神で共鳴行動 今日、大阪であった出版記念パーティもまさにそのような方のエネルギーに支 はからずも、結果として「進化系プロフェッショナル」として、個人シンクタ この本は、そういう本のような気がする。(早速あの方に贈ろう!)
★★★★★+個人シンクタンク <読んで欲しい方> ・誰かの役にたてることがうれしい方
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2007年04月20日3秒でハッピーになる名言セラピー ~ ひすいこたろう + 面接試験素敵な言葉、素敵な人生、素敵なあした。
●今日の一冊:【3秒でハッピーになる名言セラピー】 3秒後、どうなりたい? -------------------------------------------- <本のひらめき> 心理カウンセラーの衛藤信之さんや心学研究家の小林正観さんなどを私淑する 印象的なセラピーをご紹介。 松下幸之助さんは、人を採用するときいつもこう聞いていたという。 あなたの人生は、いままでツイてましたか? ツイてる人のほうが、後々いい人材になってくれるというエピソードで、様々 それはツイてるという人の深層心理には、「ツイてるのは自分の力だけじ ツイてる=感謝してる、ってことだったんだねぇ。 これに続いて、採用面接でのギャグ(木林正観さん作)もある。 ボクは、ツキだけで生きてきたようなもんです。ですから もうひとつ、言ったモン勝ち、気づいたモン勝ちの話。 大阪であるひとことを掲げたら売り上げがめちゃ伸びた自転車修理屋さん 確かに、5分は早いが素人でも10分か15分あればできなくはない。 高層53Fじゃなくたかが4Fだろ?といわずに、夜景ともいえない夜景 などなど、素敵な言葉のセラピーがいっぱい。
私たちは、様々な本を読み、セミナーに参加し、はっとする考え方に目を開 で、その後。 よかったぁーで終わらず、誰かに伝える、ブログに書く、メルマガに書く・・ ひすいこたろうさんは、そういうことをいっぱいやってきた。その先の結果と そういうのを聞いてくれるコミュニティを積極的に作ろう。数人の仲間でもい
★★★★★+名言セラピー <読んで欲しい方> ・言葉のセンスを磨きたい方
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2007年04月19日宮崎発日本を変えんといかん ~ 東国原英夫 + 4/21(土)100冊倶楽部大阪パーティ「テゲテゲ」力で、がんばいよ!
●今日の一冊:【宮崎発日本を変えんといかん】 テゲテゲ力でまずは宮崎改革から -------------------------------------------- <本のひらめき> 阿部首相ほどは遠くない、イチローほどはメジャーではない、石原知事ほどは お笑いのタレントさんが、知事に?えー?みたいな印象があったが、当選後、 この本は、東国原知事のPR本と言えなくもないけれど、その考え方や、選挙 TVのバラエティ番組で有名になったから、政治家になって・・・というもの 宮崎の歴史や、産物の紹介など、急ごしらえな雰囲気がしないでもないが自身 テゲテゲというのは、「適当」「たいがい」というのが語源の宮崎弁。テゲテ 意見や見解の相違は、テゲテゲにしていっしょに頑張ろう という具合に。 そのまんま東さんのMosoは、テゲテゲ力で実りつつあるようだ。そのまん
小学校の文集で「僕は芸人と政治家になる」と書いたという。ふたつとも実現 原始Moso雲 みたいなものだね。 あこがれの人を見て、いつかあーなりたい・・・・あんな仕事をしてみたい、 あのころ何を思っていたか、ふっと思い出してみようか・・・。
★★★★+がんばいよ! <読んで欲しい方> ・政治家になりたい方
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2007年04月18日売れるサービスの仕組み ~ 高萩徳宗 + パソナO2!うわぁ、いっぱいカンチガイしてたなぁ・・・
●今日の一冊:【売れるサービスの仕組み】 おまけや値引きはサービスじゃない。 -------------------------------------------- <本のひらめき> 高萩さんの本が出た! セミナーやメルマガなどでいつも目からウロコを落と この本で最も感激したのは ステキなお客様に囲まれて仕事をすると、 これとっても響くなあ。 お客様は、提供されているサービスの本質を、言葉にはしないが、あるいは態 さて、ではどうするといいのか。 提供するサービスは誰に向けたものかをはっきりさせること、お客様を選ぶこ アンケートの捉え方・とり方、クレームの対応など、実践的な経験談もまじえ この本を読み、そして、ライブ(高萩さんの講演)にいこう。
やはり、サービスはお客さまと一緒に作り出すものである。病院は患者の皆さ ジェイカレッジも実は、講師の方と参加者のみなさまと、そしてスタッフの仲 さて、うちの会社。これからじゃんじゃん良くなりますなぁー。
★★★★★+客質 <読んで欲しい方> ・素敵なサービスを受けたい方
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2007年04月17日3秒でみんなハッピーになる名言セラピー ~ ひすいこたろう + 高萩さん@ガイアの夜明けことばのご馳走、名言セラピーは、いかが?
●今日の一冊:【3秒でみんなハッピーになる名言セラピー】 ++(ダブルプラス) -------------------------------------------- <本のひらめき> ひすいこたろうさんを知ったのは、シックスシグマの達人、行縄さんと久々に ブログ http://blog.livedoor.jp/kissei888/ とハマリ、そして本も。 ・・・という次第で、今日の本に至る。 さて、この本は、名言セラピーシリーズの第3弾である。 もう、まえがきから感激の連続である。 ○アインシュタインとの対話 ○柔道の山下泰裕さん ○高萩徳宗さんが車掌さんだったときの話。 本から、講演から、投書から・・・さまざまな言葉のご馳走は、私たちの心の
看護婦さん(有川晴美さん)からの読者セラピー。小学一年の三男のお子さん
ちいさいころから ぼくをみまもってくれた おかあさんのあたたかいて おでかけするときは てをつないでくれる 「がんばったね」 かんじゃさんをおふろにいれているて おかあさんのてはおおいそがしだね
---------------------------------------------------------------------- <読んで欲しい方> ・言葉で癒されたい方
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2007年04月16日食い逃げされてもバイトは雇うな 上 ~ 山田真哉 + 一新塾、第20期募集中数字が語りだす・・・
●今日の一冊:【食い逃げされてもバイトは雇うな 上】 使うべき数字、禁じられた数字 -------------------------------------------- <本のひらめき> 山田さんといえば「さおだけ屋の・・」というくらい、ミリオンセラーの影響 本書では、数字に注目している。 まずは数字の4つのルールを押さえるところからスタートする。 1)順序がある のたった4つしかない、という。1)の順序があるとは、例えばWEB2.0 宮崎吾朗さんのケド戦記も、“処女作”とか“はじめての作品”とかでなく、 数字が語りだす楽しさをさながら面白いマーケティングの本のように解説して 後半、「収入を増やして費用を減らす」といったビジネスの王道や、会計の要 使うべき数字を見つけ出す方法には、割り算が強力だという。単位あたりの量 クイズなどで、どきどきしながら愉しく数字を掘り下げられるすばらしい本で
さおだけ屋にしても、今回のラーメン屋(食い逃げ)にしても、日常の何気な ひとつの事象だけからだと難しいかもしれないが、何かにふとひっかかるもの 広げると見えるもの。 って、ことで、自分が取り組んでいる仕事や業界の目線で、日常を再度眺めて
★★★★★+語るべき数字 <読んで欲しい方> ・会計の数字に親しみたい方
Posted by webook at 14:26
2007年04月15日てのひら怪談 ~ 加門七海ほか編 + 怖い?話800文字の作品をつくる・・・
●今日の一冊:【てのひら怪談】 ビーケーワン怪談大賞傑作選 -------------------------------------------- <本のひらめき> 正直に言うと・・・怪談は嫌いである。それを読んだからといって、べつに徳 といいながら、この本を読んだのは、ちょっと面白いしかけで成り立っていた 募集の怪談は制限つきで、上限が800字、原稿用紙2枚以内というルールで 800文字の怪談。なかなかユニークな試みである。 本書には、時代物、動物系、ネット系のものなど様々な作品がある。 参考サイト: http://blog.bk1.co.jp/kaidan/ ひんやりしてみたい方、どーぞぞ。
第一生命のサラリーマン川柳など、よのなかには衆知を集めて楽しむしかけが そういうのを何か考えてみるのもいいね。WEB2.0の時代だし・・ できたら怖い話じゃなくって、笑えたり、爽やかになれたりするのがいいね。
★★★☆+怪談怖い <読んで欲しい方> ・怪談が好きな方
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2007年04月14日現代語訳 般若心経 ~ 玄侑宗久 + 音の探検隊262文字で感じる哲学の道・・・
●今日の一冊:【現代語訳 般若心経】 いのちの全体性へ。262文字のこころを体感する。 -------------------------------------------- <本のひらめき> 先日、親しい仲間といっしょに、この本の著者、玄侑宗久(げんゆう・そうき 低いお声ながら、ひょうとした話し振りは、不思議な笑いを会場から引き出し しかし、その「とりとめない」という表現は、実は、宗久さんがいわんとして 講演を聴いたあと、この本を買いもとめ、早速読んだ。実に深い。そして、面 六根(眼耳花舌身意)や六境(色声香味触法)、色と空など仏教の言葉にあい 人が知恵をつけて身にまとっている「概念」は、ある意味で真実を全体から切 とても深いものを、めっちゃ気楽なノリで、シャーリプトラさんに語る観自在 理知や合理性の限界を感じはじめた私たちに、不思議な光明(感覚)をもたら
藤原和博さんの講演できいた C=f(A,B)の法則は、相手の頭の中にあ 僕の中では、葬式にしか耳にしない「あんなもの」だった般若心経が、不思議 * 因果律一辺倒の世界である科学は、「共時性」を解釈できない。 などなど、「なるほど」を超えた「うーむ」がいっぱいある。 講演で宗久さんが言っていた 「あなたは、あなたでないが故に、あなたである」 という一見理解不能な表現も、感じられるような気がした。 まず宗久さんの「音」を感じてから、本で「文字」を受け取るのがいいかも。 ---------------------------------------------------------------------- ★★★★★+全体性の中に <読んで欲しい方> ・般若心経を知りたい方
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2007年04月13日スローなユビキタスライフ ~ 関根千佳 + Webook 10周年誰かの役にたてることを感じる喜び・・・
●今日の一冊:【スローなユビキタスライフ】 天と地と人がつながるIT技術を夢見て -------------------------------------------- <本のひらめき> 空想の町「高布町(たかふちょう)」を舞台に、201X年のユビキタス情報 アイヌ語で「橋」という意味をもつルイカという情報端末。開発したのは、世 ルイカという人に優しい端末が、未来のユビキタス社会において、どのような 高齢化社会、リストラ、ひきこもり・・・さまざまな問題を抱える人間たちが ユビキタスというのは、もともと「(神は)あらゆるところに存在する」とい 心をうつ物語の展開は、涙をこらえきれない。 ユビキタスとは、すべてが繋がっていることであり、 そこはかとない感情の機微が見事に描かれ、ゆっくりと味わって読みたい本。 ちなみにこの本は、「やおよろずプロジェクト」 http://www.8mg.jp/ から
この本も、実はある方からいただいたもの。五十川さんというブックコンシェ 五十川さんはこの本を大量に買い求め、友人にプレゼントしているんだとか。 著者は、もとIBMにお勤めで、現在ユーディットというユニバーサルデザイ うーん、小説を書いてみたくなったなぁ。
★★★★★+やおよろず <読んで欲しい方> ・IT社会に心を入れ込みたい方
Posted by webook at 14:11
2007年04月12日イーグルに訊け ~ 天外伺朗/衛藤信之 + 30秒間目を閉じてみるわしらはすべてつながっておる。
●今日の一冊:【イーグルに訊け】 インディアンに学ぶ人生哲学 -------------------------------------------- <本のひらめき> アメリカ先住民族は、白人に迫害され、あてがわれた居住区での生活を強いら 本書は、AIBOの開発者としても知られる天外さんと、心理カウンセラーの 仏教や東洋思想、また古きよき日本の伝統にも通じるその世界観には、例えば あるいは、受容の姿勢。「自分の身の回りにあるものや、わが身に起こること また、「ギブアウェイの精神」。分かち合えば分かち合うほど、神は、わしら などなど、僕たちがセミナーや本を通じて学んでいる生き方論のエッセンスが 天外さんも衛藤さんも、アメリカ先住民との接触の中で、いくつかの不思議な 科学の進化、経済の発展など、私たちがよいことだと信じてきたことは、さま こんな言葉がとても印象的だ。 私たちは「大きな力のはからい」に対立する概念、すなわち「エゴから この文明社会は、煩悩(欲)の追求を社会の推進力にして発展してきた。 うーむ・・・。
今、ゴア元副大統領などがさかんに主張している地球の危機は、たしかにエゴ 「煩悩の追求を社会の推進力にしてきた」という表現は、まさにそのとおりだ それに対するインディアンの思想は、とてもしなやかで自然だ。 この本を貸してくださった副校長に感謝!
★★★★★+イーグル <読んで欲しい方> ・自然と対話をしたい方
Posted by webook at 14:06
2007年04月11日やまだ眼 ~ 山田一成/佐藤雅彦 + ジェイカレッジ白潟さんそういう時って、確かに・・・。
●今日の一冊:【やまだ眼】 見抜かれた真実。 -------------------------------------------- <本のひらめき> 世の中には、微妙な真実というものがある。微妙な・・という表現は、ビミョ 本書は、世の中のそこかしこにあって、ふだんあまり意識はしないけど、深層 山田一成さんの着眼点を、佐藤雅彦さんが分析する・・・そんな本である。 例えば、 電話に出て欲しいと思ってかけてるんだけど 本当に正直に言えば、 ちゃんとした文章にかぎって、最後に などなど、心の底にゆらっと存在している機微を、ひろったところがうまい。 へぇー!というオドロキでもなく、知らなかった!というお徳感でもない。な
ふと気になったこと。 TODOリストにものらない、ささやかな心の動き。これを捉える練習をした しまりかけたエレベーターに飛び込む。
★★★★★+微妙な真実 <読んで欲しい方> ・微妙な真実を活写したい方
Posted by webook at 14:00
2007年04月09日ヤバい情報収集術 ~ 小川浩 + 注文が入りました!もしもドロップシッピング!あなたを通ると、情報に付加価値がつく・・・な~んて素敵だ。
●今日の一冊:【ヤバい情報収集術】 情報が集まる人のWeb2.0仕事術 -------------------------------------------- <本のひらめき> Web2.0の時代。ロングテール、集合知など特徴をいい表す言葉がある。 本書は、情報と私たちのかかわりを洞察した、なかなか読み応えのある本であ ウエブ上の情報と私たちの関係は、「受信」「検索」「発信」「共有」があり 情報と一口に言っても、それは「単なるインフォメーション」である場合と、 アンテナ感度を上げる「フィードリーダー」、分類ではなく検索する Gmail、
実は、紙のカレンダー(A4)で、月次や週次のカレンダーとTODOをいっ このごろグーグルには目が話せない。 先日紹介したグーグルノートブックもいいし、パーソナライズドホームも便利。 ---------------------------------------------------------------------- ★★★★★+発信と共有 <読んで欲しい方> ・すごい!情報収集に関心ある方
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2007年04月08日科学の魔法 ~ キャシー・コブほか + 本を贈る愉しみ化学のへぇー。
●今日の一冊:【化学の魔法】 やさしく学べる、おもしろ化学実験教室 -------------------------------------------- <本のひらめき> 学校で習った化学。途中までは面白かったような気もするんだけど、受験用の しかし、実際には、化学はとても奥深く面白い。 「化学が科学の中心といわれるのは、それが物理学や生物学の理解に欠かすこ という。ちょっと大げさな気もするが、紅葉、花火、コンピュータ、消臭・・ 一番、わくわくしたのは「ビッグバンの化学」。 で、驚くのは、太陽と地球の元素存在度は、かなり近いこと。さすがに太陽に さらに驚くのは、地球と人間の元素依存度が、ほぼ相似形であること。人体と ハリポッターに登場するスネイプ教授(魔法薬学)の話も登場し、なかなか愉 本書を読むには、実験、解説、化学式が登場する。高校以上の智識がいる。
高校の勉強をもう一度やってみたい方、違う視点から愉しくおさらいするとい そういう本が、けっこうあるような・・・ 勉強は愉しい。
★★★★+化学の魔法 <読んで欲しい方> ・化学をおさらいしたい方
Posted by webook at 13:55
2007年04月07日夢は叶うもの思い強ければ ~ 大野勝彦 + Google Notebookもし、あなたが人生に悩んでいるなら・・・
●今日の一冊:【夢は叶うもの思い強ければ】 大野勝彦詩画集 -------------------------------------------- <本のひらめき> この本は、熊本のあるお方からいただいた。「ファンになりました」という題 ファンに・・・といわれて悪い気がする人はいない。僕も内心、こそばゆいな 分厚い詩画集である。不思議の積み重ね。奇跡の連鎖。諦めない。人の優しさ。 いっしょに同封されていたカレンダー。そこにはちょっと衝撃的な写真が。 大野さんは、両手がない。義手を5,6本肩からぶさげて笑っている写真に、 農作業に従事していた著者は、45歳で大事故に遭い、両手をなくしてしまう。 人生を悲観したくなるような事故から、自分をみつけ、人の優しさに励まされ 僕が一番素敵だと思った詩はこれ。 遠回りをしたようだけど 笑顔がとってもよく似合う、このおじさん(大野さん)に会いにいきたい。
大野さんは一人で生きているわけではない。家族もいるが、もっと多くに人た 風の丘 阿蘇大野勝彦美術館 へいく旅を企画しよう。 このごろ、あちこちに訪れたい人がいっぱいできた。 Mosoツアーズでも立ち上げてみるかな・・・笑 コース1 風の丘でいのちを感じる旅(大野勝彦さん) 風を感じる人が、同行者。どお? ---------------------------------------------------------------------- ★★★★★+不思議の積み重ね <読んで欲しい方> ・悲観を楽観に変えたい方
Posted by webook at 13:52
2007年04月06日リクルートのDNA ~ 江副浩正 + 元会計士さん公演!源流を見る・・・
●今日の一冊:【リクルートのDNA】 起業家精神とは何か -------------------------------------------- <本のひらめき> リクルート事件、というのがあった。未公開株を政治家に賄賂として配ったと 一兆8000億円もの借入金を残して、創業した会社をさることになった江副 リクルートの卒業生をみるとそうそうたる人たちがいる。杉並区立和田中学校 そんなリクルートの創業当時からの会社の作り方、育て方を回顧する本である。 失敗もいくつかあるが、いい雰囲気といい仕組みがあると、会社は(人は)ど 面白い会社のヒントをこの本から得てみたい。
自社の誇れる遺伝子はなんだろう・・・ みたいなことを考えてみるのもいいね。 そして、できたら、それは誰かに話してみたい。 こんな会社にしたいんです!って。
★★★★☆+企業遺伝子 <読んで欲しい方> ・会社の風土を面白くしたい方
Posted by webook at 13:44
2007年04月05日ポジティブシャワー ~ 坪田順子 + 夢ある豪華セミナーなんだかちょっと気持ちいいい・・・
●今日の一冊:【ポジティブシャワー】 ワークシートで書き込める! -------------------------------------------- <本のひらめき> 僕たちはいろいろやりたいことがあっても、なかなかできないことが多い。仕 ライフハック的には、そういうのはみーんなあらいざらい書き出して、こなし 本書は、コーチングの本だから、そのあたりを、自然な感じで優しく引き出し 最初は、気がかり一掃のワークシート。30個の気がかりを書き出し、そのう その次は、「いつか、そのうちに」というもの、たとえば、使わない銀行口座 次に出てくるのは、100人のサポーターリスト。自分を応援してくれる人を あるいは、自分自身との10の約束ワークシートも愉しい。これを10日間や こんな感じで、「捨てる」「集める」「保つ」「つくる」「与える」「変える」 本書に出てくるワークシートは、とっても使いよさそうだ。 ライフハックスとコーチングのほどよいミックスで、気持ちよく、やりたいこ
そういえば、以前、藝大の卒業発表会に石黒さんと行った時、この本の著者の 石黒さんと坪田さんの番組が愉しい。聞いてみようねー。 ベルギービールのもおすすめ。 音声で聞くのは、脳みその普段使っていないところを刺激する。 あー、ぼくもこういう番組つくりたいなー。(よし、この未完了は、Moso 「メディアを持つことで、はじめてコンテンツが生まれる」から・・・
★★★★★+未完了をなくそう <読んで欲しい方> ・自分を明るくしたい方
Posted by webook at 13:42
2007年04月04日ライフハックのつくりかた ~ 小山龍介 + ISBN10桁の解説ー浅沼さん天文学から気象学へ・・? 書籍情報ライフハックのつくりかた posted with amazlet on 07.04.08 小山 龍介 ソフトバンク クリエイティブ (2007/03/27) 売り上げランキング: 1286 本のひらめきライフハック。このごろ若いビジネスパーソンを中心に、この言葉が流行っている。なんだかカッコいい響きがある。それは、タイムマネジメントの方法だったり、情報処理の仕方だったり、仕事を効率的にこなすやりかただったり・・・いろいろある。僕は、○○を試しているんだ・・・なんていう同僚も多いことだろう。 で、本書。こうしたライフハックの道具箱の解説ではなく、その奥にある思想みたいなものを語っているのが素敵である。 「天文学」から「気象学」へ遷移している今、私たちには、ものごとに柔軟に対処できる工夫が必要だと説く。それは、ライフハックの道具箱をたくさん持つことよりライフハックのつくりかたに目覚めるということに繋がる。 こういうやり方を知っているという知識の問題ではなく、仕事も人生もどう対応すればいいのかという考え方の問題である。 さて、それは、ふたつのキーワード、「天文学」と「気象学」に象徴されている。前者は、いろんな情報や科学知識で何百年先の星の軌道も計算できる。つまり見通せる世界。一方、後者の気象学は、明日の天気すら正確に予測できない複雑な世界である。今までは、多少の誤差はあっても世の中の流れや、モノゴトの推移は、天文学のようにある程度予測ができたが、いまは、複雑な要素がからんで単純な常識が通じない世界になっている。つまり、気象学の世界。 だからこそ、それを乗り越えるライフハックスのつくりかた・考え方が重要と説いている。(なるほど!) 3つのルールがある。 というもの。それらの中に、とっても心をゆさぶられる言葉がたくさんある。 矛盾を矛盾のまま存在させてしまうのが感情であり、 キーワードを持つようになると、情報の受け取る量が劇的に増える。 また、アウトプットする空間をつくるのところでは アウトプットが環境だとすれば、インプットは感性、 などなど、シビレる表現がいっぱい。 ライフハックのやり方を単に覚えるのではなく、その後ろにあるものを意識すること・・・その快感を覚えさせてくれる本である。
僕の思いつき天文学と気象学の比喩は、ビジネス、生活いろんなところに当てはまる面白いメタファーである。すげー、こんな比喩を考えられるなんて・・・と思った。実は、これは、サイバネティックスを提唱したノーバート・ウィナーの考案だと紹介されている。うーむ、すごい。 こうしたメタファーは、なかなか面白いよね。 いろんなメタファーを考案しておこう!
オススメ度★★★★★+気象学の世界 読んで欲しい方・ライフハックの奥を知りたい方 2007年04月03日右脳でわかる!会計力トレーニング ~ 田中靖浩 + 本のプレゼント企画その2
書籍情報右脳でわかる! 会計力トレーニング posted with amazlet on 07.04.05 田中 靖浩 日本経済新聞出版社 (2007/03) 売り上げランキング: 716
本のひらめき「(元)会計士」を名乗る田中さん、いやほんとに、会計士だけに留めておくのは、もったいないような方だ。田中さんは、なにやらいろんな活動をされていて、もはや「元会計士」・・が定着しているかも:笑 さて、今日の本は、田中さんによる歴史的会計の解説「点と線」からスタートしている。点と線というのは、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)のことである。この解説をはじめて聞いたのは、2006年初めにあったジェイカレッジの時。志の吉さんとのジョイント講演(公演)のときだった。 ● ---> ● ---> ● という解説に目からウロコがぽろんぽろん。点は結果、線は原因、点はストック、線はフローということだ。 本書は、決算書を書くためではなく、読むためのトレーニング教材を提供するおそらく会計関係の本で、初めての「わくわく」しながら「ラクラク」学べるブックレットではないだろうか。 B/S、P/L、C/S、会計分析とわかれて、日ごろ日経新聞などでなじみの企業がクイズ形式で登場する。 会計の用語は、正直分かり難いものが多い。資産と資本・・・似てる言葉なのにまったく違うし、借方貸方はもう混乱の極み。そんな中で、田中さんのこの本は、実に右脳的にすっきり理解できる。クリアな図解コンセプトがうれしい。 なーんだ、そういうことだったのぉ、早く言ってよ!という図解がいっぱいだ。 この春、会計や経理に所属する人は、必読。また経営者の人も、もう一度自分の常識をこれで校正しておくといいかも。(案外、知ったかぶりの役員は多いから:笑)
僕の思いつき本書には、たくさんのクイズがある。例えば、キャッシュフローの図解で、「トイレ対決」なんてのがある。トイレやお風呂でよくみかけるINAXとTOTO。さて、どっちがTOTOでしょう? というもの。 あるいは、B/Sの図解で、伊勢丹、高島屋、三越を見分けるのもある。 リアルにある企業で、会計はこういうふうに使うんだぁという感覚を味わえるのが最高にうれしい。
オススメ度★★★★★+右脳で会計 読んで欲しい方・会計のことをスッキリわかりたい方 2007年04月02日リッツ・カールトン20の秘密 ~ 井上富紀子&リコ・ドゥブランク + 大阪パーティMosoは、実現する! 書籍情報リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則 posted with amazlet on 07.04.05 井上 富紀子 リコ・ドゥブランク オータパブリケイションズ (2007/04) 売り上げランキング: 35 本のひらめき2007年3月30日、東京にもザ・リッツ・カールトンホテルができた。高野さんのジェイカレッジ講演にあったように、リッツの秘密(ミスティ-ク)は、とても魅力的である。 本書は、ザ・リッツ・カールトン東京の総支配人、リコ・ドゥブランクさんと一人の女性、井上富紀子さんの共著である。リッツ東京の宣伝になるタイムリーな本と言えなくもないが、実は、この本は、おおいなるMosoの果てに生まれた不思議な本なのである。 井上さんは、2005年、リッツ・カールトン大阪のセミナーに参加した。しかもそれは、はずせない仕事が入った夫に代わっての代理出席。感動セミナーのあと、井上さんは、ふとこんなMosoを抱く。 世界中のリッツ・カールトンに行ってみたい。 これが、本書が生まれた最初のゆらぎ。 井上さんは、リッチなセレブというより、車は15年以上も同じのに乗り、スーパーで、6個300円がいいか、10個で450円がお徳か、手にしたみかんで悩むような主婦の方。一泊10万円前後もする世界中のリッツ・カールトンをめぐるなんて・・・というのが普通の思考パターンだ。 神の啓示を受けたくらい衝撃的だったという井上さんは、そのいわば無謀なことを実行に移してしまう。 そこから、本書の素敵な物語が始る。 中に書かれているミスティークなエピソードは、読んでのお楽しみとしておこう。世界のあちこちで、素敵なおもてなしをうけた井上さんがその体験談を語り、そのエピソードの裏側と心を、リコさんが解説している。 Moso has come true! な本である。 ちなみに、井上さんは、リッツ・カールトン東京の第一号ゲストとして、テレビや雑誌社などおしかける中、ロールスロイスに乗ってホテルに入られたそうである。(1年10ヶ月ほど前のMosoは、とんでもないことになった)
僕の思いつきリッツ・カールトンにある「Pride & Joy」の思想がうらやましい。ハウスキーピングの人も、フロントの人も、はるか向こうに目指すものを共有し、行動する権限を与えられ、仕事を愉しんでいる。 この本を読んで、自分の会社もぜひ、そんな風にしてみたい・・・と強く思った。 そして、井上さんのように、強く思えば叶うということを、この本から感じた。 感じることは、行動に移せる。 オススメ度★★★★★+紳士淑女の愉しみ 読んで欲しい方・リッツカールトンの秘密を知りたい方 2007年04月01日わくわく★からやってきた ~ 松下真之助 + 新たな旅立ち宇宙人の視点から描かれたOTONAの絵本 書籍情報本のひらめきこうたろうは、生まれつきで耳が聞こえないハンディを背負っている。幼いころにひいた風邪が原因で、中耳炎をこじらせ耳の機能を奪われてしまったのだ。それが物心がついたかつかないかの頃だったため、こうたろうには、親の声や音楽の記憶がわずかながらに残っている。これは、考えようによってはむごいことかもしれないが・・・ 耳の不自由なこうたろう。ときどき、へんなことを口走って、学校の友だちに笑われたりするが、いっこうに気にする風はない。 くちさがない人は、「あのこ耳がきこえないのよ、かわいそうにねぇ」などとヒソヒソささやいたりする。 こうたろうが、あるとき「ぼくはうちゅうじんだ!」と叫んだことがあった。何の拍子かわからないが、以来、みんなは、こうたろうのことを宇宙人というあだなで呼ぶようになった。 それから歳月が流れ、幸太郎は、35歳になっている。 今は、あるお菓子屋さんでパティシェという職にあり、もちまえの粘り強さとなんでも試してみるという好奇心から、斬新なお菓子を生み出している。テレビジャンプという番組で王座に輝いたこともあるから、すごい。 彼は、今、パティシェのほかに、実は宇宙人学校というのを開いている。ハンディのある人、傷ついた人、失敗から立ち直れない人に、もういちど元気を取り戻し、ガンバル人になってほしいと思うからだ。 学校の入学式で、彼はいつもこう話す・・・。 僕は耳が聞こえません。もし僕が冗談をいって皆さんが笑ってもその笑い声 が聞こえません。でも・・・僕にはわかるんです。皆さんの笑い声が、香り のように味のように音楽のように、僕のこころに飛んでくるのが。 たまたま、今、僕は、TVにでたりして有名になってますが、パティシェに なる前は、ずたずたの人生でした。不良になりかけたこともあります。 先生に言われたあるひとことで・・・ いいかこうたろう。お前はほんとうに宇宙人だ。 当時すでに耳がきこえませんでしたが、先生が一生懸命はなす口ぶりと いま、ここにいるみなさんも、私も宇宙人です。 これから半年、そのことをじっくりやりましょうね。 この本は、そんな幸太郎(こうたろう)の半生記である。私たちもまた、宇宙人だったことを思い起こさせてくれる素敵な大人の絵本である。
僕の思いつきこの本で、幸太郎の生い立ちからパティシェになる過程がいきいきと描写されている。社会にでたら、かわくわくできることを仕事にしたい・・と思うようになるが、どうしたらいいかがわからない。 あるとき、学校でつくったお菓子をたべたおばさん(宮城まりこさん)が、「うれしいわ、これ」といってくれたのがとても印象に残った。美味しいでも、ありがとうでもなく、うれしいわ・・というその言葉が、妙に心にのこった。 それからだ。こうたろうが、だれかによろこんでもらえること、ウレシイといってもらえることをやりたいと思い始めたのは。 うれしいわ(な)・・・と言われることならなんでもやろう。 誰かの笑顔、誰かのウレシイ、・・・それを求めていくことが、じつは自分もとってもワクワクすることなんだと気がつく。そして、それがきっと幸せにつながることではないか・・・そう思ったという幸太郎。 ぼくらも、そういう仕事や生き方をしてみたいねぇ。
オススメ度★★★★★+わくわくの力
読んで欲しい方・幸せのお裾分けをしたい方 |
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