2007年07月12日

そうそう、これが欲しかった ~ 小阪祐司 + 香りがあったJL61便!

書籍情報

そうそう、これが欲しかった!―感性価値を創るマーケティング
小阪 裕司
東洋経済新報社 (2007/07)
売り上げランキング: 89


本のひらめき

本書には「感性価値」という言葉が何度も登場する。感性価値とは何か・・・。

それは、「何かの方法で、お客さんの感性に響き、お客さんの心をつかむことで生まれる価値」のこと。これを、計画的に戦略的に作り出せれば、売上げは期待を超えるものになる・・・。

そのためのマーケティングの実践的方法を本書は、実に小気味よく紹介している。

感性価値が生まれた瞬間。私たちも日常でふとそんな瞬間を体験している。たとえば、スーパーに並んだりんご。りんごと値段表だけあれば、「あ、そうか」で終わるが、そこに生産者の写真や思いのメッセージがあり、ふと読んでみたら、なんだか買ってみたくなった・・・。そんな時である。

大事なことは
 1)人の感性と行動に着目すること
 2)お客さんの心の中に新たな価値を生み出すこと
 3)売り手の領域全体、つまりサプライチェーン全体で取り組むこと

である。ただ、キャッチーなPOPを作ればOKというわけではない。

面白い事例にゼリア新薬の便秘薬がある。ウィズワンという商品で、ずっと売上げが3億円だったのが、99年に導入した感性マーケティングで売上げが5倍に跳ね上がる。それまで「植物性便秘薬」というコピーで売っていたのを、大阪支店で「うんちどっさり」というやや過激なコピーを使った。うんちのキャラクターも用意した。そこからどんどん売上げが伸び・・・それこそドッサリ売上げとなったのである。この状況は他社のシェアを奪ったのではなく、ダイエットにもいいかしら・・・という新たな市場を生み出していたという。

お客さんが、ある情報を知ったとき、そこに「そうだったのか!」とか「それいいね」が生まれるとき、感性に響いた価値が生まれる。そんな工夫と実践が本書には、これでもか・・・というほとたくさん登場する。

エモーション・ド・テロワールというワイン、ある居酒屋での「すごいビール」、耳の欠けたネコの貯金箱、おむすびの十石・・・などなど。

お客さんの心に何か新たな価値の発見を生むこと、お客さんとの関係性という新たな資本を構築すること、お客さんの感性を育成すること、お客さんの感性に関するナレッジの共有など・・・たくさんの気づきに満ちた内容がある。

感性ナレッジマネジメントでは、リッツ・カールトンの事例が登場する。お客さまの感性プロファイリングをしておくといろんなアイデアや提案ができる。そんな事例だ。

本書を読むと、自分の心の中に弾けるものがいっぱいあるのが感じられる。
超オススメ!


僕の思いつき

商品の価値の伝え方はいろいろだ。多くのいい商品があるにもかかわらず、あーモッタイナイ・・というのがたくさんある。

自社のそういう商品を本書の提唱する感性マーケティングで、ブレークさせるMoso会議をやってみよう!

それをきっかけに、社内で本格的に感性マーケティング活動を進めるときの留意点も本書には書かれている。つまり、社内の巻き込み方、である。

実は、ここが微妙に難しいことが多い。浮いてしまったり、ついてくる人がいなかったり・・・。そうなると、「うちの連中は頭が固いから・・・」とかの愚痴になる。

「やや公式な形で活動」とか「社内のノリはS字カーブと心得る」など、いいヒントがある。

Mosoから、Kosoへ、KosoからKodoへ・・・
あー・・・仕事が楽しくなって気だぞ~



オススメ度

★★★★★+うん○どっさり!

読んで欲しい方

・あ、これが欲しかった!という体験がある方
・うちの商品、もっと売れないかなーという方
・感性という言葉にピンときた方

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2006年12月05日

アドボカシー・マーケティング ~ グレン・アーバン + WBCの本完成!


書籍情報


アドボカシー・マーケティング 顧客主導の時代に信頼される企業
グレン・アーバン スカイライトコンサルティング 山岡 隆志
英治出版
売り上げランキング: 1668


本のひらめき

この際、advocate という単語を覚えておこう。推奨する、支援するといった動詞がある。(この単語には名詞もある)「advocacy 」とは、その名詞形(擁護、支援、代弁など)である。

さて、本書は、アドボカシーといスタイルが、これからの顧客主導の市場生態系(←田坂さんの言葉)の中では、必要になると説く。

企業と顧客の関係が、理念的にも実質的にも逆転してしまった今、マーケティングも従来のやり方から大きくパラダイムシフトせざるを得ない状況だという。

 「顧客への支援(アドボカシー)を徹底することで、顧客の信頼を得る」

これがアドボカシー・マーケティングの根っこである。

実例とし、GE(シックスシグマなどのカイゼン活動を顧客サイドに人を派遣してやっている)、イーベイ、アマゾンなどがあげられている。

顧客を支援するとは、よい情報を提供しているとみせつつ、自社製品に誘導するというものではない。自社製品よりその顧客に適したものがあればそれをお勧めする・・・それがアドボカシー。

従来のマーケティングは、顧客を説得し、宣伝販売に力を入れ、売上を伸ばせといった戦略だった。これをプッシュ・プル戦略という。アドボカシー戦略では、顧客を支援し、顧客とともに製品を作り、顧客との長期的信頼関係を大事にする・・そんな戦略が大切だという。

リレーションシップ(CRMなどが代表)のマーケティングから、次への進化はアドボカシーということになるようだ。囲い込もう・・というマーケティングは、そろそろ終盤なのかもしれない・・。ヤバイ。

航空業界、自動車業界、医療業界などの分析も興味深い。

これからは、アドボカシーらしいですぞ!


僕の思いつき

市場は大きく変わった。顧客が生産者より情報をもち、力関係が変わってしまった今、どうしたらよい企業として永続できるのか・・・。

そんなテーマで、自社のことを語ってみるのもいいねー。



オススメ度

★★★★★+支援するという姿勢

読んで欲しい方

・自社のマーケティング戦略を考えている方
・自社をもっと顧客に近づけたい方
・顧客といっしょにワクワクしたい方

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2006年10月28日

どうすれば、こぐまにダウンジャケットを売れるの? ~ 酒井浩司 + パラパラ漫画大賞

ねぇ、こぐまくん、ちょっと・・・

書籍情報

どうすれば、こぐまにダウンジャケットを売れるの?
酒井 浩司 室木 おすし
ナナコーポレートコミュニケーション

本のひらめき

マーケティングの基礎というか入門を、漫画と分り易い解説で説いた本である。
サクサク読めて、なるほどーがある。

漫画の物語は、あるアパレル会社の従業員(みんな動物)が、こぐまにダウンジャケットを売り込む企画を考えるところから始まる。

マーケティングを言葉で「きちんと」定義すると

 1)ターゲットは誰かを考える
 2)自社の強み弱みをふまえた上で、消費者ジーズに応える
 3)ターゲットに届く方法を正しく選んで、メッセージを伝える

だという。確かに。しかし、それだけではすんなり納得とはいかない。そこで漫画や解説で初心者にも分り易く話がすすんでいく。コーヒーのWANDAやセブン・イレブン、カバンのコーチなどなじみのある商品事例などが登場するのもうれしい。

ポジショニング、AIDMA、仮説検証、ブランドなど基本的なところが、やさしく解説されている。

サクっと読みたい方にとってもお薦めの本である。


僕の思いつき

従来は「いかに顧客に買ってもらうか」だけ考えればよかったのが、「いかに周りに薦めてもらうか」まで考える必要があるという。そういうところを会社の指標として持っているところはどのくらいあるだろうか。
ついつい、前年比とか予算比でよかったからオッケーみたいな安直な検討に終始しているのかもしれない。

業界の中には、10年20年と同じ指標をつかって、次の中長期計画を検討しているところもある。シェアがxx%とか、前年比xx%を目指すとか・・・。

たぶん、そこに商品やサービスを売るときの深い考えは検討されないまま、いつものやり方でいつものように進められているのではないだろうか・・・。

いつもの思考回路をちょっとだけ変えるきっかけに、本書をサクっと読んでもいいねー。

本書のサイドテーマに国内独特のマーケティングの肝がある。

 日本人はあまりリサーチが得意でない→だからリサーチをしっかりやろう
 機動性に欠ける→だから機動的に動けると強い
 流行に弱い→だから流行にはできる限り便乗せよ

というもの。確かに。本は、勉強にもなるけれど、ひらめきのヒントになれば
とっても楽しい。



オススメ度

★★★★☆+流行便乗

読んで欲しい方

・マーケティングについて知りたい方
・商品戦略を初めて考える方
・楽しいことをしたい方

●今日のおまけ:( パラパラ漫画大賞イベント@12月 )

 12月15日(金)に六本木ヒルズでパラパラ漫画大賞を決める
 イベントを行います。そうとう大規模なイベントになりそうです。
 たぶんこれは、日本初!。

 忘年会なんか入れないように、いまから予定表に書き込んでおいて
 くださいねー。お酒なんか飲んでる場合ではなーい・・・ってことで。

 詳細はまたお知らせします。 12月15日ね! 15んち。

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2006年10月18日

オーラの営業 ~ 大塚寿 + 田坂さん講演

 みんなリクルートマンになっちゃうかも

書籍情報

オーラの営業 離陸編―最強の営業力を養成する十文字売虎道場
大塚 寿
ナナコーポレートコミュニケーション

本のひらめき

本書は、「ドラゴン桜」の営業版。十文字一虎(じゅうもんじ・かずとら)という伝説の営業マンが、おバカな営業マン・ウーマンに「オーラの営業」を伝授する物語である。

オーラの営業とは、レッドモードという感情面の技、ブルーモードという分析力、提案力といった理性面を鍛える。さらに自分のメンタルヘルスをコントロールするグリーンモードがある。そしてそれらを極めた先は無色透明な波動のオーラが・・・

リクルートの営業はきっとこんなんだろうなーというリアリティのあるストーリーと興味深い解説が素晴らしい。

モッキンデーとか、日本BGM、百報堂、念通・・・などニヤリとする名前の企業が登場する。それらがとてもリアルな雰囲気で登場するので、物語りの臨場感をよりいっそう増している。ドラゴン桜のようなノリとテンポが楽しい。

本書は、実は3部作になっているらしい。第二巻、第三巻が楽しみである。


僕の思いつき

ビジネスの技を物語仕立てで語る・・というのは究極の「芸」のような気がする。

きっと他にもいろんな物語が書けると思う。なんかそういうの考えてみたいなぁ。



オススメ度

★★★★☆+ここんところいいか?

読んで欲しい方

・すごい!営業をしたい方
・営業で成長したい方
・オーラを出したい方

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2006年08月12日

スピード勝負の法人営業 ~ 江口夏郎+山本和隆 + 高校野球

モダンなスタイル

書籍情報

断られても成功 スピード勝負の法人営業
江口 夏郎 山本 和隆
ファーストプレス (2006/08/05)

本のひらめき

古いスタイルの営業は、次のような4つの特徴があるという。

 千に3つ ~ 要は足で稼げという考え
 予算管理 ~ 営業は面白いが、営業会議を面白いと持っている人はいない
 お客様は神さま ~ 引き合いに順番に対応してしまう
 カリスマ営業マン ~ 営業のやり方を教えても仕方がないと思ってしまう

一方、本書でいう「高速営業モデル」というのが上記の対極にあるり、次のようなキーワードでまとめられる。

 早い見切り    →購買の意思確認
 工程管理     →歩留まりとリードタイム
 客の優先順位付け →TAM(全需要)/SAM(自社の納入状況)
 業務手順     →チェックシート

効率的で確実な営業スタイルを確立するためのヒントがある。


僕の思いつき

効率を追求するのは、ビジネスの上で当然のことのように思われている。それはそれで、面白くする方法もある。考えぬいてやってみればいろんなことができるのが、また楽しい。

しかし、効率アップ以上に面白いのは、相手に感動を与えられる仕事である。かりにすべってもいいので、そういうことをトライできる仕事というのは、とてもやりがいがある。
営業の世界にも、そういうものがあったら楽しいね。そこんところは、自分で考えよう。教わるよりずっと楽しいから・・。

販売支援から、購買支援へとよのなかが変わってきた今、営業スタイルもそれにあわせて変わるときのようだ。できればお客様や仲間を喜ばせることができ、営業会議が楽しくてしかたがないような「新しい営業」スタイルをめざしてみたい。



オススメ度

★★★★+高速営業

読んで欲しい方

・営業スタイルを変えたい方
・お客様対応がすきな方
・営業を進化させたい方

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2006年07月31日

売上アップのすごいしかけ ~ 白潟敏朗 + 未来からのメール

かんたん+ばつぐん+らくらく

書籍情報

売上アップの すごいしかけ
白潟 敏朗
中経出版 (2006/08/01)


本のひらめき

ミクシィの友達の数を増やしたい、メルマガ読者を増やしたい、会社の売上を伸ばしたい・・・・程度の差こそあれ誰もが何かを増やしたい。しかし、それはあくまで結果。

その向こうに何を思い、何をみつめてやるかが問題だ。

本書は、売上アップのすごいしかけを伝授してくれるが、みつめている目線がよい。

ピーター・ドラッカーの言葉を引用し

 企業の目的は、それぞれの企業の外にある。
 会社は社会の機関であり、その目的は社会にある。
 ・・・企業目的は、顧客の創造にある。

そのためにやるべきこと2つ(マーケティングとイノベーション)を、白潟さん風に再定義している。

 マーケティング=顧客の要求からスタートすること
 イノベーション=新しい満足を顧客に生み出すこと

さてここからが、白潟流すごいしかけの楽しいところ。

顧客の要求からスタートしよう・・・と社内に叫んでも盛り上がらない。そこで、新しいフレーズを考案。コキャスタ、である。顧客の要求からスタートするの略。その逆はxxスタ。トーマツの発想で考えるとトマスタ。ソニーならソニスタ。こうやって言葉遊び的に広げるとなんだか楽しい。

本書には、かんたん(実行)、ばつぐん(効果)、らくらく(継続)のしかけが17個登場する。

どれだけお客様をむいているのかCQ10のチェックシートや、ジョハリの窓をもじった商売繁盛の窓どは、おおいに右脳を刺激してくれる。

また、お客さまの喜びの声をカベや掲示板に張る・・・といったしかけには、実際の事例写真も掲示されている。みんなでパチパチも写真で見るとまた臨場感がわく。

300社以上で実績をあげているこのしかけ。実際に売上アップした企業の声が社長の写真入りで紹介されているのも説得力が増す。

ともあれ、刺激一杯の本をまず・・。白潟さんのセミナーを聞くような語り口がまた楽しい。


僕の思いつき

楽しいしかけを考える。これこそが経営者の考えるべき要諦のような気がする。経営者は社長だけでなく、現場のリーダー、部門長・・・いろんな立場で考えるべきだね、きっと。

で、そのときにより柔軟な発想をするためにMoso力っていうやつだが役立つね。うん。

本書で、いろいろなヒントをもらったら、自社風にアレンジする、そこから少しシフトした新しいアイデアを試す、人に薦めてみる・・・などいろいろありそうだ。

うはー、今週も楽しそうだねー。



オススメ度

★★★★★+コキャスタ

読んで欲しい方

・売上アップを楽しくやりたい方
・コキャスタに興味ある方
・営業マンを元気にしたい方

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2006年07月18日

客は集めるな! ~ 中山和義 + 久米さん明大講義

   絆・・・これって家族だけのものじゃなかったんだ。

書籍情報

客は集めるな!~お客様とのきずなを作る3つの関係~
中山 和義
フォレスト出版 (2006/07/04)


本のひらめき

「客は集めるな」「リピート率90%では会社は潰れる」こんな言葉に、あれれ?と思う人は多い。僕もなんだかヘンに思った。そして本書を読み進め、そのワケが分るにつれ、なるほと!と納得。

そして、お客様とスタッフ、経営者とスタッフ、お客様と経営者、これら3つの間のきずながどれだけ素晴しい結果をもたらすかに気づく。

商売繁盛のコツとして、集客、DMのうちかた、メルマガやブログの利用などハウツウもの本が多い中で、本書は、商売の深層部分を掘り下げた素晴しい内容が書かれている。

それは仕事のハウツウを超えた「仕事の思想」である。

お客様とスタッフのきずなを深める「目的」「成長」・・
スタッフと経営者のきずなを深める「感謝」「ねぎらい」「傾聴」・・
お客様と経営者のきずなを深める「手紙」「細部」「母の日プレゼント」・

マーケティングのハウツウと捉えるか、仕事の思想と捉えるかで、読む人の心に誘起されるものが違う。

ぜひ、仕事の思想を呼び覚ますヒントにしたい本である。

「ありがとう」の言葉を著者に贈りたい一冊。

ちなみに中山さんのメルマガはこちら:
  http://blog.mag2.com/m/log/0000159627/

僕の思いつき

著者は、父親からテニスクラブを引きつき、テニススクールを経営している。そこで経験した苦いこと、そして感動すること・・・さまざまなものから、本書は生まれた。3つのきずなを大切にしている様子が、紹介されている。

会員のお客様に毎月配っている会報に「オーナー日記」があり、そこに著者のきずなを大切にする思いが書かれている。アンパンマンの話。小学校の運動会での話。心引かれるエピソードは絆をたぐりよせる。

実は僕、毎週テニススクールに通っている。そこに、池田さんという素晴しいコーチがいる。真っ黒に日焼けした彼は、どのクラスでも全力で対応してくれる。大きな声で、クラスメンバーの名前を一人一人呼びながら、ずっと声をかけつづける。動きも手を抜かない。そんな彼を毎週みるたび、テニスを習う以上の素敵なものを頂いていると思っている。

先日ついにガマンできなくなり(笑)、オーナーにそんなグッドコメントの手紙を書いてみた。

このテニススクールは、まだまだすごいスクールになれる可能性に満ちている。今日の本を読んで、いろんあMosoがむくむくと湧きあがってきた! 



オススメ度

★★★★★+3つのきづな

読んで欲しい方

・きずなを感じて仕事をしたい方
・お客様に感動してもらえる喜びをめざしたい方
・仲間も自分も元気にしたい方

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2006年05月20日

招客招福の法則 ~ 小阪裕司 + 注目の6/29!

ひらめきの嵐! 仕事を楽しみたい方必見!

書籍情報

招客招福の法則―儲けの王道がみえる88の話
小阪 裕司
日本経済新聞社 (2006/03)

本のひらめき

本書は、日経Marketing Journalで人気のコラムが本になったもの。

なるほどぉ!と思ったり、ちょっと心がホッコリしたり・・・好評を博すそのわけがよ~く分かる。登場するのは全国の魚屋さんだったり、レストランだったり、コンビニだったり、歯医者さんだったり・・・。いろんな業種の素敵な取り組みは、お客様を感動させ、ファンにさせる。そしてサービスや商品を提供する側もお客様も幸せになれる。招客招福の様々な物語の後ろに、なにか感じられるもの・・・それが商売の王道だ。

たとえばこんな物語がある。

 あるお店の話。絵とかクラフトなどの趣味を持っているお客様に、自分の
 お店で個展をやらないかとお話する。お客様は大喜び。そこで店主は更に
 こういう。「もしよかったら、お友達に出す個展の招待状もうちで作って
 送ってあげましょう。でも100人までですよ。」
 へぇーとお客様はさらに大喜び。受け取った方は、この個展(お店)に足
 を運ぶことになる。
 これで、既存顧客から新たな新規顧客が生まれる。一挙に100人(笑)

あるいは、

 あるゴルフ場。お客様との対話を大切にする。会員向けの会報誌には、ゴ
 ルフ以外にちょっといい話を混ぜる。また、雨にもかかわらず来てくれた
 お客様だけに出す「雨の日通信」(雨にもめげずラウンドされた真のゴル
 ファーの皆さんへ、で始まる)、お客様の忘物を届けるときに同封する「
 忘物通信」などなど。あらゆる機会に対話しようという心意気がいい。

また、耳を「ケガ」したネコの話は不思議に心に残る。

 ある雑貨店の話。陶器でできた猫の貯金箱ひとつが破損。耳が欠けてしま
 った。接着剤で修理しても傷物と分かる。捨てるか・・・。
 その店の店主は、こんなPOP(店頭広告)を作った。
   「私はネコです。3月3日のひな祭りに交通事故で怪我をしてしまい
    ました。おかげさまで元気になりました。こんな私ですが、かわい
    がってくれる飼い主さんを探しています。」
 店主の心根がわかる素敵なPOP。
 感じるお客様がちゃんといて、そのネコは買われていった。

ほかにも、お客様からワインをプレゼントされる酒屋さん、カブトムシパーティを開く歯医者さん、駅で傘を貸し出すテニススクールなど・・・なるほど!と素敵だなぁ!がいっぱい。


僕の思いつき

商売(ビジネス)は、物やサービスを売ってお金を儲けることだと思っていると、なんだかつまらない。人と人との関わりの中に生まれる共感の場だと思うと楽しい。

人間関係をはぐくむ取り組みをしたり、なんとなく好きになってもらっておく工夫が、何かの折に素敵な共鳴を生み、商売につながる。
そんな工夫を考える瞬間は、さぞや楽しいことだろう。そういう状況を「Moso冥利に尽きる」と表現しておこう。

さて、どうしてもこの部分はコピーペーストしておきたい!というものがある。

 毎月、経営会議などで前月の決算数値を吟味する会社は多いはず。そのとき
 ちょっとした工夫をする会社がある。経理部門から出る試算表(決算表)が
 「笑う試算表」になっているのだ。資料にいちいち絵文字がついている。
 達成度合いで「ニコニコ」だったり、「がっかり」だったり。読み手の感情
 にあった顔マークがついているという。そんなふざけたことをするのはいか
 がなものか・・ではなく、逆に大好評だという。

いろんな「病気」や「壁」がいっぱいの会社で、試してみてはどうだろう。



オススメ度

★★★★★+儲けの王道

読んで欲しい方

・心温まる話を聞きたい方
・楽しい商売に興味ある方
・自社のビジネスに活気をもちこみたい方

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2006年05月17日

必ず売れる!ゲリラ・マーケティングin 30 days ~ J・C・レヴィンソン + 帰国

マーケティングのABC

書籍情報

必ず売れる!ゲリラ・マーケティングin30days
ジェイ・C・レビンソン アル・ローテンスレーガー ゲリラ・マーケティングジャパン 掛橋 柚木
フォレスト出版 (2006/02/10)


本のひらめき

マーケティングに関しては様々な本が出ている。本書は、タイトルに「ゲリラ」とついているから、さぞかし奇想天外な・・・と思うかもしれないが、ごくまっとうないくつかの方法を紹介している。30日間のレッスンという形式をとっている。

楽しみながらマーケティングをする、全社員を巻き込む、マーケティングのゴールを明確に持つ・・などの心得にはじまり、ターゲティング、ポジショニングなど基本的なことからニューズレターなどの実践編まで網羅されている。

ゲリラに遭遇したほどの驚きはないが、勉強になる。

ちなみにゲリラマーケティングジャパンはこちら:
  http://gmarketing.jp/


僕の思いつき

マーケティングは基本的に、いかに「売っていくか」という“こちら側”の視点で考えられてきた。顧客満足やお客様視点などの言葉とともに、だんだんとお客様のほうに視点がシフトしたとはいえ、最後は「こちら側」の意図が色濃く反映されることになる。

お客さんに選んでいただく・・・という“あちら側”の気持で考えることが大事・・なんてことを、つい先日、高萩徳宗さんに教わった。

 損か徳かをわかりやすく提示して、こちらが徳だからきてもらう

んじゃなくって

 好きか嫌いかで判断してもらう

お客さんに好き嫌いで判断されるようになるには・・・と考えるのは楽しい。

ポイントカードやマイレージ、その他囲い込みの努力をいろんな企業がしているけれど、そういうのはもう差別化が難しくなってきた。だから囲いこもうなんて思うのはもはや時代おくれになってきたかも・・。

そうではなくて・・・

うちで買わなくってもいいんですよ、あちらの製品もよくできてます、あそこの会社もオススメですよ・・。でも、もし、うちを「気に入っていただけたら」こちらで買ってくださいね。
こんなスタンスこそ真にお客様視点に立った態度ではないだろうか・。

これはもう方法論やノウハウの段階ではなく、思想や理念の問題。

さて、うちの会社は、どうだろうか・・・・。



オススメ度

★★★☆+30日レッスン

読んで欲しい方

・マーケティング担当の方
・商売上手に興味ある方
・面白く仕事をしたい方

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2006年05月16日

トップ営業マンとして大切なことはみんなリクルートで教わった ~ 江草三四郎 + お知らせ

リクルート人材輩出学校、卒業生の言葉。パワーがある。

書籍情報


本のひらめき

先日、田坂広志さんの講演で、仕事とは何か?というお話を聞いた。仕事を通じて自分が磨ける喜び、誰かのお役にたてる喜び、自らの成長を感じる喜び・・・そうしたものが得られるのが仕事をする場であるというお話に、身が引き締まる思いがした。

さて、本書は、リクルートのブライダル情報誌「ゼクシィ」の企画営業職の著者が仕事を通じて学んだ大切なことを「等身大」の目線で語った本だ。
若いビジネスマン向けの営業マン心得帳である。

舞台は、静岡支社の「ゼクシィ静岡編集部」だ。こういう現場からの「学びと気づきの書」は、読んでいて清々しい。日々の仕事の中で、何をどう磨けばいいのかという具体的なところが、リアルな場面の中で語られている。決して、上からこうすべきだという目線でないところがいい。

たとえば:

 営業活動以外のものでもいいので「自分の自信となっているもの」「失敗し
 たときのメモ」などをファイリングしておく。

 顧客先の社外の「外部スタッフ」とも積極的に接点を作ることで、コミュニ
 ケーション力を鍛える。(著者の場合は、結婚式の会場で掃除をしている方、
 駐車場で誘導をしている方などにも声をかけ、企画書にも反映していた)

 メンバーにメールでアドバイスを受けたいときは「○/○までに返事を頂け
 ると助かります」とタイトルに締め切りを書き、重要性をアピール。

 アポイントのフローチャートを作る。

など。アポイントオリジナルフローチャートは、サンプルが紹介されている。じっくり見ると、なるほどと思える工夫が随所に。企画営業という仕事には、いろんな場面がある。そしてあらゆるシーンで様々な学びと成長があるんだなということが、本書から生き生きと伝わってくる。

もし、あなたが今年新入営業マンとして社会人デビューされた方なら、この本を真っ先に読むといい。お勧め!


僕の思いつき

本書のタイトルは、香取貴信さんの「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」をもじっている。よいことである。
学びはまねるからきているし、決して恥ずかしいことではない。

私たちは、様々な仕事の場面で日々経験と学びを繰り返している。そのときにどんな姿勢で取り組むかというのが、後に(自分に)残せるものを大きく分ける。私たちも、百人百様の「○○として大切なことはみんなxxxから学んだ」という本が書けるはず。

今からでも遅くない。ぜひ、こういう本をいっぱい世に送り出したいね~。



オススメ度

★★★★☆+等身大の先輩

読んで欲しい方

・営業の職場に配属された方
・営業の新人を鍛えたい方
・仕事を通して自分を磨きたい方

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2006年02月17日

プレスリリースのつくり方・使い方 ~ 蓮香尚文 + ジェイカレッジNo9

思わず取り上げたい・・・

書籍情報

本のひらめき

蓮香(はすか)さんは、プレスリリース一筋・・といってもいいでしょう。プレスリリースをこれほど真剣に取組まれている方もいないのではないか・・と思う。この道30年、プレスリリース道を極めた方かもしれない。

そんな蓮香さんが、いよいよ本を出版。待っていた一冊である。

本書は、リリースの書き方、配信後ノフォロー、そしてメディアに取り上げてもらいやすい仕掛け方など、蓮香さんのノウハウが惜しみなく公開されている。

すぐ使えるプレスリリース文例が80もある。

マスコミが思わず取り上げたくなる・・・そんな記事を書くのは、巨額の広告費用をかけたPRよりずっと価値がある。なにしろ、第三者に認めてもらって無料で告知ができるのだから・・。

プレスリリース作りの7大原則というのがある。

  は:拝啓となぜを謳え。会社はどう変わるのか。
  す:素(す)を開発せよ。情報素材は、リリースの原点。
  か:過大表現は避けよ。事実を簡潔に短くかけ。
  ひ:独り善がりになるな。他人に見せ徹底推敲。
  さ:削除せよ。長文・御託は避け、「ワンベスト」(A41枚)に徹する。
  ふ:ふるい話は捨てよ。ニュースとは新しい事柄。
  み:みやすくせよ。タイトルと小見出しがキモ。

なるほどーである。
その他、小見出し作りのポイントや、べからず集など、参考にしたいツボがかかれている。


僕の思いつき

自分の部署が商品やサービスを売る部門でない人は、プレスリリースなんて関係ないね・・と思いがちだ。しかし、そうでもない。総務部なら総務部で、いかに自分たちの仕事がお役にたつもので、こんなお知らせにぜひ注目してほしいなんていうときがある。そんな時、プレスリリースの心得が役にたつ。

日ごろから、社外や関係ない部署向けに自分達の仕事をアピールするリリース文やパンフを作ってみるのもいいね。

遊び感覚でやってみると、意外な展開があるかもしれない。
Mosoモードは、思いもよらぬすごいことを引き起こすから・・・。



オススメ度

★★★★★+ニュース性

読んで欲しい方

・伝説の広報マンになりたい方
・プレスリリースに興味ある方
・会社を元気にしたい方

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2006年02月14日

受注率が90%に跳ねあがる経営法 ~ 岩崎清美 + すごい!会議4

世界にたった一つのおもてなし

書籍情報

受注率が90%に跳ねあがる経営法
岩崎 清美
ハギジン出版 (2005/11/05)


本のひらめき

お客様は、実は「満足」だけでは満足しない。満足レベルでは、そのサービスや商品や営業マンのことを人に言いふらしたりはしない。そこに「感動」という満足を超えたものがあれば、すごい!ことになる・・・。

これまで僕の聞いた「感動物語」は、リッツカールトンだったり、ディズニーランドだったり、福島さん(&つるちゃん)に聞いた岩手中央タクシーの早川さん(感動タクシー)だったりする。これらは、行ったこともないのにセミナーで話たりするから、バイラルマーケティングだなんだというレベルを超えているような気がする。

本書もそうした「感動」を生み出す営業、経営とはどういうものかを分かりやすく解説してくれる。ただし・・・「あ、これなら私もやってみたい!」と思う具体的でかつ感動的なヒントがいっぱいあるところが、特徴的だ。

お客様の琴線を揺るがす感動ノウハウには・・・

 大事なお客様の名前を刷り込んだうちわをプレゼントする
 お客様の名前を文章に埋め込んだポエムや書中見舞いを書く
   (これは現物をみると、すごく感動する!)
  

 感動事例はこちら→ http://www.rdi.ne.jp/kando/html/jissen_jirei.html

お金をかけずに手作りで相手によろこんでもらう工夫がとてもいい。

営業マンは、まず自分を売るのがいいという。あの人なら・・・といってもらえたら最高だ。そのための感動グッズやイベントを考えるとっても素晴らしいヒントがいっぱいある。(ジェイカレッジの池本教授~実は営業マン~には、個人的に薦めておこう)


僕の思いつき

実は、この感動のストーリーのことは、先日、まちみらい千代田のイノベーション・カレッジでお会いしたハギジンさんからも聞かせていただいた。
 http://www.hagizine.co.jp/index.htm

感動を生み出すきっかけ、グッズ・・・など考えてみればいっぱいできる。
そういうのをMosoしてみよう。

あーーー・Mosoバクハツしそうだ・・・。


オススメ度

★★★★★+でも君から買うよ

読んで欲しい方

・感動営業をしたい方
・感動物語に興味ある方
・お客様を元気にしたい方

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2005年09月29日

実況liveマーケティング実践講座 ~ 須藤実和

あ、こんなんが欲しかった!

書籍情報

実況LIVE マーケティング実践講座
須藤 実和
ダイヤモンド社 (2005/06/10)
売り上げランキング: 352

本のひらめき

マーケティングというとやれ4Pだの、5フォースだの・・・いろいろなフレームワーク解説のオンパレードという感じがある。

本書は、なじみのある商品や企業のケースをもとにマーケティングのツボと実践方法をやさしく解説してくれるとてもお薦めの本だ。

コーヒーのBOSS、本田のオデッセイ、iPod、ポカリスエットなどの事例をひもときながら、ナルホド~というマーケティング講座が展開されている。

最後のPART5では、サントリーのDAKARAを例に、実際のマーケティング活動の流れにそって、何を、どんな順番に考えて、意思決定していくのかを演習する。設問、考え方のヒント、答えと解説があり、なかなか楽しい。

マーケティングを楽しく学べ、つかってみたいな・・というモチベーションを上げてくれる本だ。お薦め!


僕の思いつき

そもそもマーケティングとは何か・・という冒頭に、セオドア・レビットの言葉が紹介されている。1/4インチのドリルの話だ。

 人は、1/4インチの穴が欲しいのであって、1/4インチのドリルを買い
 たいわけではない。これこそがマーケティングの視点なのだ。

自社製品について、こういう喩えをいろいろ考えてみよう。

 お客様はxxxxが欲しいのだ。
 OOOOを買いたいわけではない。

みたいに。


オススメ度

★★★★★+感性とロジック

読んで欲しい方

・マーケティングって何なのと問われている方
・マーケティングに興味ある方
・考えるのが大好き!という方

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2005年08月24日

“新富裕層”マーケティング ~ ポール・F.ヌーンズ/ブライ

新しいルールで・・

書籍情報

“新富裕層”マーケティング
ポール・ヌーンズ ブライアン・ジョンソン 桜内 篤子
ランダムハウス講談社 (2005/05/19)


本のひらめき

マーケティング手法もいろいろ変わってきた。
かつてはマスマーケティングが全盛。TVなどのメディアを使い、どれだけ多くの人に商品やサービスの名前を覚えてもらうか・・・が中心だった。

やがてITの発達などにともない、ワンツーワンマーケティングなどが広まってきた。ここ数年、マーケティングの世界では、顧客と密接な関係を築こうとリレーションシップ・マネージメントにばかり力をいれてきた。

その陰で、かかりすぎたコストの弊害と、大きな流れを見逃してきたのではないかという危惧が浮上してきた。

本書は、その先の新しいマーケティングとして、新富裕層(マス・アフルエンス)に焦点をあて、新しいビジネスチャンスを掘り起こそうというものだ。

飲料、靴などの一般消費財などから、航空業界、カード業界など様々な業種や商品を引き合いに出しながら、新富裕層に対するマーケティングの考え方を紹介している。

いくつか新旧のルールを紹介しておこう。

 古い ルール: 「特別なもの」の日常バージョンを作れ
 新しいルール: 「日常的なもの」の特別バージョンを作れ
          例: 味の濃いミントガムを通常価格の4倍で発売
              
 古い ルール: 湯水のようにお金をつかってでも欲しいと思わせる
         プロモーション
 新しいルール: むやみにお金をつぎこまず、選ぶのが賢明と思わせる
         プロモーションを

 古い ルール: すべての人の手に届く価格で、まったく同じものを提供せよ
 新しいルール: それぞれの手に届く価格で、ほとんど同じものを提供せよ
    

などなど。いくつかの具体事例は、おぉー・・・と思えるニクイものがある。
マーケター、商品企画、事業戦略の部署にいる人は読んどいたほうがいいね。


僕の思いつき

先日紹介した【ネクスト・マーケット】は、BOP(ボトム・オブ・ピラミッド=最貧層)を市場として何かできないかというテーマの本だった。
→ http://webook.tv/archives/000723.html

セグメンテーション(ターゲットとする市場区分)は、重要で、本書は、「富裕層」に絞ろうという提案である。

確かに、世の中には様々な商品やサービスのレベルやバージョンがあるが、微妙に見逃しているスポットはまだまだある。

ニッチ+リッチ=新富裕層戦略 というところだろうか。

うーむ、いろいろ考えたくなる本だ。

この本は、本田直之さんに教えてもらった本である。本田さんは、パーソナルブランディングの翻訳者でもあり、レバレッジ・コンサルティング(株)のCEOでもある。 
 → http://webook.tv/archives/000661.html
 → http://www.leverageconsulting.jp/ 

そろそろ、また本田さんと本の情報交換をしなくっちゃ・・。



オススメ度

★★★★★+新富裕層

読んで欲しい方

・と考えてる方
・に興味ある方
・大好きという方

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2005年08月10日

Think!(no.14) ~ 東洋経済新報社

地べたを這うように・・

書籍情報

Think! 2005年夏号(No.14)
Think! 2005年夏号(No.14)
posted with amazlet at 05.08.10
東洋経済新報社
東洋経済新報社 (2005/07/15)
売り上げランキング: 1,776


本のひらめき

THINK!の14号は、マーケティングがテーマ。
「心をとらえ、買う気にさせる技術」ということで、業界をリードする経営者の知見やコンサルタントのマーケティング・ノウハウが解説されている。

興味深く思ったのは:

植草徹也さんの~頭でっかちなマーケターは要らない。

4P,4Cなど流行の専門用語(バズワード)にまどわされるのではなく、もっと地道な活動こそが重要と説く。第一線の優秀なマーケターは、「現場主義」と「観察・傾聴」そして「行動力」がポイントだという。

マーケターといえばこぎれいでスマートな仕事という印象があるが、本来は地べたを這いずり回るように上記の3つの行動原理に従っているらしい。ふむふむ。

また日本ランズエンド社長の林恵子さんの「ポジショニングの変更で再成長軌道へ」のインタビューも面白い。

米国の本社を説得し、「アウトドア志向のカジュアルファッション」から「スタイリッシュで上質なカジュアル」へポジション変更させたことが、今の成長に繋がっているようだ。僕もランズエンドのユーザーの一人としてなるほどと思う。

そのほか、松井証券の松井道夫さん、実演販売プロデューサーのいとう伸さんUSENの宇野康秀さんなどが登場する。


僕の思いつき

最近、あーこれは面白そう、買ってみようって思ったものははんだろう・・。あらためて自分がどういうきっかけと、気分で行動を決めたかを冷静に分析するのも面白いねー。

やはり、きっかけは「人」が運んでくるように思う。

いつも素敵だなと思う人の何気ないひとことが「きっかけ」になったりする。

チェロを始めようなんて思ったのもそうかもしれない。さらに、そこに何かのイベント(神戸の1000人コンサート)などがあるとますます乗ってくる。いずれも「人」が運んできた。

運ときっかけと夢は人が運んでくる。だから、楽しい人にいっぱい逢おう。



オススメ度

★★★★☆+その気

読んで欲しい方

・マーケターを目指している方
・マーケティングに興味ある方
・ビジネスパーソンの方

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2005年07月15日

サイコグラフで「買う気にさせる」心理戦術 ~ 内藤誼人

なぜ買うの?

書籍情報

サイコグラフで「買う気にさせる」心理戦術
内藤 誼人
洋泉社 (2005/06)
売り上げランキング: 10,978

本のひらめき

マーケティングの世界は、POSなどのシステムや数値の統計データや分析ツールなどで人の購買活動を予測しようと試みてきた。

ベーシックなものは、デモグラフ(人口統計的属性)である。商品開発をするときなどにターゲット顧客を絞り込んだりするが、そのときデモグラフという言葉は頻繁に登場するという。

本書は、それに対しサイコグラフ(phsychograph)という概念に注目する。それは個々の価値観や行動様式によって分類する「心理特性」を扱うものだ。

独身でどの地域に住む何歳以下の女性・・・といった人口統計的な属性ではなく、白黒をつけただる性格ほど新製品に抵抗がある・・・といった心理的な面にフォーカスしたものだ。

POSデータは貴重だ。ただし、それをどう使うかが問題だ。

本書では、たとえばスーパーで「豆腐とバナナとカスピ海ヨーグルトが1日に100個ずつ売れた」というデータを例にとって説明する。データをそのまま利用すれば、「それじゃぁ、豆腐とバナナとカスピ海ヨーグルトをたくさん仕入れよう」という補充発注の発想になる。しかし、サイコグラフでは、何を買ったかではなく、「どうしてそれを買ったか」に注目し、購買にいたるまでの心理状況を想像したり、検証したりするのだという。この場合、健康志向の強いお客様が多い・・という仮説を考えるのがサイコグラフ的発想だ。

JCB、キットカットなどなじみの事例などもたくさん登場し、海外の大学での研究事例なども引用され、なかなか楽しい。


僕の思いつき

セブンイレブンの鈴木敏文氏の言葉が引用されている。穴埋め問題で考えてみよう。

 もの余りの時代には、
 消費は「xx学」ではなく「○○学」で
 考えなければならない。
 
さて、何でしょう。(答えはあした)

分った方は、次の自由記述問題(?):

何が?の思考から、なぜ?の発想に切り替えると、面白いものはないだろうか。



オススメ度

★★★★☆+最初のサイコグラフ

読んで欲しい方

・心理学が好きな方
・売れる仕組みに興味ある方
・商売大好きという方

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2005年07月01日

顧客がドンドン集まるホームページの作り方 ~ 山田雅彦

通りすがりのそこの方・・・

書籍情報

顧客がドンドン集まるホームページの作り方
山田 雅彦
ソシム (2005/05)
売り上げランキング: 390

本のひらめき

なんでもやってみることはいいことだ。しかし、やみくもにやるより、先達のアドバイスに耳を傾けてみると、一皮むけた新しい世界が広がる。

インターネットは、もはや必須のツールになっている。しかし。ボームページをつくってみたが、なかなか商売に繋がらない・・・なんて方も中にはいることだろう・・。そんな方は、今日の本がとってもオススメ。

インターネットを使って商売繁盛につなげるには、様々な要素やツールがありどれをどう使えばいいのか迷ってしまう。「なんでもかんでも派」か、「思考停止派」に分かれるという。

著者は、そこで「インターネットのポートフォリオ」をすすめる。ブログ、メルマガ、SEO、アフィリエイト、オークション、PPCなどいろんなものがあるが、それらの特性をよくつかんで、組み合わせて利用しようというものだ。

SEO(Search Engine Optimizer=検索エンジンにヒットしやすくする工夫)の工夫は、キーワード選びがポイントになるが、Orverture のキーワードアドバイスツールなどを紹介しながら丁寧に説明してくれたり、メルマガとブログの違いを解説してくれたりする。

ナルホド!と納得でき、かつ実践的に使えるところが本書の魅力。


ちょこっとメモは、次のふたつ。

1)顧客との関係性を深める8つのステップ
  
        S8:友人、知人に紹介していただく。
       S7:リピート、派生購入していただく。
      S6:購入、契約していただく。
     S5:直接商談、実店舗へ来店していただく。 
    S4:信用していただく、ファンになていただく。
   S3:何を提供しているか理解してもらう。メルマガ購読登録してもらう。
  S2:Webサイトへアクセスしてもらう。
 S1:Webサイト、メルマガ、ブログ等の存在に気付いてもらう。


2)DRM(Direct Relationship Marketing)の法則

  新規顧客に販売するコストは
  既存顧客に販売するコストの5倍かかる。(1:5の法則)

  顧客離れを5%改善すれば、
  利益が最低でも25%改善する(5:25の法則)

いずれもマーケティングの堅い本で読むより、分かりやすい。

実践的な本であり、ネットショップをもってる方に特にいい。

僕の思いつき

これからブログや、メルマガや、ホームーページを始めようという方は、Overtureのキーワードアドバイスツールなどをちょこっと使ってみると面白いかも・・・。(もちろん万能ではないと、本書も言っている)

 Overtureのキーワードアドバイスツール:
 → http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp

これ、結構遊べるね。

毎日一つのテーマで、キーワードをいっぱいひねり出し。上記のサイトの結果と比べてみると面白いかも。自分のイメージと、よのなかのイメージのズレがわかったりする。(?)



オススメ度

★★★★★+見込み客

読んで欲しい方

・ネットショップを営んでる方
・キーワードフリークな方
・実践派マーケターの方

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2005年06月04日

世界一ワクワクする営業の本です ~ 山本藤光

感情移入・・・

書籍情報

世界一ワクワクする営業の本です
山本 藤光
日本実業出版社 (2005/05/19)
売り上げランキング: 327
通常24時間以内に発送


本のひらめき

本書は、営業や仕事が楽しくなるヒントが隠されたロールプレイング・ストーリーだ。とてもテンポがよく、映画をみるような感じで感情移入してしまう。すると、感動シーンで思わず涙腺が緩む。

本書には、3人の営業ダメ人間が登場する。

海老原浩二(25歳)。自動食器洗い乾燥機を販売する営業マンだ。業績が振るわずいつも所長にどなられている。あだ名はビリー。
大河内雄太(38歳)。勤務先の仕出し弁当屋が倒産。生保の営業に転職するも芽が出ない。
加納百合子(38歳)。大河内の同級生。バツイチ子持ち。食品メーカーをリストラされ生保へ転職希望。

そんな3人が、定食屋「どん底」の店主、亀さんから営業や、夢の実現の仕方や生きる勇気や、働く楽しさを学んでいくストーリーだ。

マーケティングのエッセンス、仮説検証型のロジカルシンキング、自省するノートなど様々な要素がからみあい、面白いストーリーが展開する。

なるほどぉーと思いながら、ついつい感情移入してしまう展開は、お見事!というほかない。

亀さんの「どん底塾」は、最後になかなか小粋な結末を迎える。ここは、読んでのお楽しみ。

さまざなな「気づき」が味わえる本だ。これは超お薦め。


僕の思いつき

亀さんが3人にノートを渡す。佐藤伝さんが書いた「朝日記の奇跡」にでてくるようなノートだ。

人生のベースキャンプだといって手渡す。ノートの書き方はこうだ。

 ノートの左ページには、毎朝その日への暑い思いをかけ。毎日、欠かさずに
 だ。1年間、一ヶ月、一日の思いを思い描き、それを書き留めるんだ。
 右のページには、考えたこと、学んだことなど、なんでもいいから記録する
 こと。

3人が、エピソードの中で書きとめたノートも登場する。

どん底塾の補講で、夢を持とうというのがある。北海度函館市スズキ薬局のトイレの張り紙だという夢の循環が紹介されている。書き留めておこう。

   夢のない人は希望がない
   希望のない人は目標がない
   目標のない人は計画がない
   計画のない人は行動がない
   行動のない人は実績がない
   実績のない人は反省がない
   反省のない人は進歩がない
   進歩のない人は夢がない

ほにゃららの循環・・・みたいなのを考えてみるのもいいねぇ。



オススメ度

★★★★★+どん底塾

読んで欲しい方

・営業のヒミツを探している方
・わくわくする営業をしたい方
・楽しいこと大好きという方

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2005年05月07日

トップ営業マンのコミュニケーション術 ~ 西山昭彦

お客様の気持ちを読む

書籍情報


トップ営業マンのコミュニケーション術―ワンランク上を実現する成功法則!
西山 昭彦
インデックス・コミュニケーションズ (2005/04)
売り上げランキング: 86,732
通常2~3日以内に発送


本のひらめき

本書は、営業マンの心得を書いた本である。西山さんの知見に加え、キャノン販売、ヤナセ、IDC大塚家具などの現役営業パーソンのインタビュー記事から構成されている。

共通していえることは、お客様が何を求めているかという相手の気持ちをどれだけ読み、それにこたえられるか・・・というところだ。

ちょっと印象的なケース:

 「説明するっときって、絵にするとわかりやすいじゃないですか。
  だから僕は、自分のノートに図解的な絵を描いて、それを破いては
  その場でお客様にさしあげるようにしています。」
  (キャノン販売、谷村さん)
  
スピード重視の谷村さんは、商談の場ですぐに要点をまとめて渡すのだそうだ。実際のノートの写真が掲示されている。(P146)

もうひとつ、顧客にも「ホウレンソウ」は欠かせない・・・というのも印象的。上司ばかりでなく顧客にもホウレンソウ(報告、相談、連絡)って大事な仕事だねぇ。

営業部門に配属された新人さんにいいねぇ、この本。


僕の思いつき

西山さんは、東京ガスで社内ベンチャー、アーバンクラブを設立し、その後、東京ガス都市生活研究所長になり、現在、東京ガス西山研究所長という地位にある。ちょっと面白い方だ。

杉山さんの本にも登場する。だんだん遭遇距離が短くなってきたようだ。今度、お会いしよう。



オススメ度

★★★★+笑顔だね

読んで欲しい方

・営業部に配属された方
・お客さんの笑顔が見たい方
・これから商談にいく方

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2005年03月05日

儲かる会社はこうしてつくれ! ~ 田岡佳子

Not HOW, But HWY

書籍情報

儲かる会社はこうしてつくれ!―「ランチェスター戦略」に学ぶ45の鉄則
田岡 佳子
PHP研究所 (2005/02)
売り上げランキング: 49,862
通常24時間以内に発送

本のひらめき

著者はNPO法人ランチェスター協会理事長である。今は亡きだんなさんの岡田信夫氏の意志をついでランチェスター戦略の法則を広める活動をしている。

ランチェスター戦略はもともとは、第一次大戦のころ英国で考えられた空中戦における軍事戦略なのだが、その後米国で体系化されたものだ。日本では著者の夫である岡田信夫氏がはじめてマーケティング戦略として体系化したという。

ランチェスター戦略を簡単にいうと強者と弱者の戦い方をまとめたものだ。

強者は、確率戦で戦うべきだという(第二法則)。つまり、物量、広域、多数のお客様などのキーワードに代表されるように数の威力で押し倒すやりかただ。
ではそんなことができない弱者はどうするか。
それは局地戦で戦うことだ(第一法則)。自分が勝てる土俵をみつけて勝負するということだね。たとえば、中日新聞は、新聞市場全体ではマイナーな弱者だが、東海地方では全国紙を寄せ付けない圧倒的な強者の位置にある。局地戦で勝っているわけだ。

本書では局地を4つに分け、45の鉄則を解説している。
地域の差別化、商品の差別化、サービスの差別化、チャンネルの差別化である。
たとえばシルバー層の健康状態に合わせた旅行プランなど年齢に特化する方法、高額所得者層だけを狙う方法、など身近な具体例などが解説されている。

考える上で大切なことは、HOWよりもHWYだという。ふむふむ。

儲かる会社にするためのヒントを拾ってみたい。

僕の思いつき

飲料系ではカテキン茶なんていうのが中年太りの人をターゲットにしてヒットした。マーケティングの世界でターゲッティングと呼ばれる絞込みは、局地戦をいくということだ。

コンビニやCMなどでみかける商品、あるいは映画、ドラマなどで、へぇーと思う商品やサービスの戦略は何か・・・なんて考えるのもいいね。

あー、マーケティングで遊んでみたくなってきた・・・。



オススメ度

★★★★+局地戦

読んで欲しい方

・ランチェスター戦略ってなぁにという方
・マーケティング部門の方
・局地戦が好きな方

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2005年02月18日

黄金のおにぎり ~ 高橋朗

ブランドを『物語』で感じる

書籍情報

黄金のおにぎり
黄金のおにぎり
posted with amazlet at 05.02.19
高橋 朗
ナナ・コーポレーション (2005/01/25)
売り上げランキング: 475
通常24時間以内に発送

本のひらめき

この本はブランドを物語でわかる本である。とっても面白い!

脱サラしておにぎり屋を開業した森山正太、53歳。念願のおにぎり屋「黄金にぎり」は開店3か月になるが、さっぱりうれず「破産」寸前に陥ってしまう。

味(モノ)はなかなかいい線なのに売れなかったのは、製品が消費者の心に届かなかったせいだ。つまり、デザインや売り方やブランドといった『コト』がたりなかったのである。

「良い製品」と「良い商品」の違いが分かるだろうか?

式にすると分かりやすい。

 良い商品=良い製品+α

このαの部分こそ、ブランド戦略とか、マーケティング戦略とか、バリューとか、ウリとか、タグラインとか言われる「コト」に相当するものだ。

この微妙なところを、おにぎり屋の物語で実にうまく解説してくれる。


「おすし屋さんも食べています」というキャッチ(タグライン)、手提げ袋の工夫、お店のキャラクター「おにぎりマン」、ブランドコンセプト、クレームと顧客満足度の調査、ネット利用、社会貢献・・・さまざまな要素が入り混じり、黄金にぎりの物語は展開する。

軽快なテンポで展開する物語に、スッキリするポイント解説が快感である。「ブランド戦略」を学ぶ、新感覚“実用小説”の誕生である。

物語仕立てでビジネスを学ぶのは実に楽しい。世の中には、こういうスバラシイ本がときどきある。山田真哉さんの「女子大生会計士」の本などはその典型だ。頭で分かるより、心に残るほうがいい。IQよりEQだ。そういう意味で、物語はとてもいい。人の心にしみるツールである。


僕の思いつき


こんな面白い本を出した出版社はどこだ?と思ったら、あまり聞いたことがない会社。ナナンコーポレーション・・・ちょっと気になる。
で、調べたら・・http://www.nana-cc.com/kaisya_gaiyou/aisatu.htmlもとリクルートの社内報「かもめ」の編集長だった福西七重さんが社長の会社であった。福西さんの『冒険する社内報』もよまなくては・・。

この本、いろんな意味で広がる本である。(マインドマップ読書向きだねぇ)



オススメ度

★★★★★+こんせぷとぉ!

読んで欲しい方

・ブランドについて学びたい方
・おにぎりがすきな方
・ビジネス物語を代みたい方

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2004年11月16日

「顧客知」経営革命 ~ ゲーリー・E.ホーキンス

聞く。ビジネスにおいてはこの動詞がとっても重要。

書籍情報

「顧客知」経営革命―ワン・トゥ・ワン顧客戦略の実践ビジネスモデル
ゲーリー ホーキンス Gary Hawkins 青木 輝夫 町田 守弘 JKS‐CRM研究会
コンピュータエージ社 (2004/10)
売り上げランキング: 205,565
在庫切れ


本のひらめき

小売関係を中心にしたマーケティングの教科書である。顧客知経営とは、次のようなものだと書いてある。

 従来のような作って売るメーカー主導ではなく、顧客のニーズを知って
 それに応える顧客知主導のビジネスモデルである。

先日のコトラーの本によれば

  マーケティングはまず4Pにより進化した。製品(product)、価格(price)
  流通チャンネル(place)、プロモーション(promotion)が、製品やサービ
  スを提供するときの判断材料になった。その後、マーケターは、4Pを決
  めるためには顧客をよりよく知る必要があると気がつき、4C、つまり、
  顧客価値(customer value)、顧客コスト(customer cost)、顧客の利便性
  (cutomer convenience)、顧客とのコミィニケーション(customer comm)に
  たどり着いた。

とあった。本書は、顧客価値や顧客とのコミュニケーションにフォーカスしたものといえるかも。分野は小売業である。

本書で面白ろかったのはRFSによる顧客細分化の手法だ。一度セミナーで聞いたことがある。R(recency=直近の購買日)、F(frequency=購買頻度)、S(spending=購入額)で顧客属性を分類しようというものだ。RFS別に上位30%の顧客、中位40%の顧客、下位30%の顧客を分類しマトリクスにするものだ。RFSをうまく活用するにはそれなりのシステムがいるが、考え方として覚えおくと他の場面でも使えるかもしれない。

商品ポジションの伝統的な4要素も僕には面白かった。価格、品揃え、サービス、品質の4つである。

アメリカの小売(MMミーとショップ、グリーンヒルズなどなど)の成功事例が紹介されている。


僕の思いつき

商品ポジションにヒントを得て、ビジネスマンの会社における4ポジションを考えてみた。

     協調性
      ↑
 使える人 | 社内起業家
      |
 -----+------>  創造力
      |
 はみだし | 独立・転職


こんなのをいろいろ考えてみたいねー
たとえば、主婦の4ポジション、大学の4ポジション、仕事の4ポジション、上司の4ポジションとか・・・。 考えたら教えてねー。


オススメ度

★★★★+顧客知

読んで欲しい方

・小売業を面白くしたいという方
・顧客データベースをもってる方
・顧客対応に少し疲れた方

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2004年11月11日

コトラーのマーケティング講義 ~ フィリップ・コトラー

1Pではなく4P!

書籍情報

コトラーのマーケティング講義
フィリップ・コトラー
ダイヤモンド社 (2004/10/08)
売り上げランキング: 2,234
通常24時間以内に発送


本のひらめき

マーケティングといえばコトラー。この本はコトラー先生の講義形式Q&Aだ。

セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、4Pなどマーケティングをかじった人は一通りのことを知っていると思う。しかし、そのちょっと先のことを聞きたくなることもある。

この本は、そうした疑問や質問をQA形式で展開したものだ。300問の質問と答えが用意されている。たとえばこんな感じ:

Q24:マーケティングは誕生以来、どのように変化してきましたか?
コトラー:

  マーケティングはまず4Pにより進化した。製品(product)、価格(price)
  流通チャンネル(place)、プロモーション(promotion)が、製品やサービ
  スを提供するときの判断材料になった。その後、マーケターは、4Pを決
  めるためには顧客をよりよく知る必要があると気がつき、4C、つまり、
  顧客価値(customer value)、顧客コスト(customer cost)、顧客の利便性
  (cutomer convenience)、顧客とのコミィニケーション(customer comm)に
  たどり着いた。

  やがて、マーケターは、4Pを決めるより先にセグメンテーション、ター
  ゲティング、ポジショニングという戦略判断を下すべきだと悟った。STP。

  マーケターは、ターゲットは4つのレベルに分けられると気づく。
  マス・マーケット、市場セグメント、ニッチ、個別消費者だ。

  後にマーケティングは、需要の水準、タイミング、中身をマネージメント
  する一連の技能をさすものと概括された。

  さらに、概念は広がり、製品、サービスだけでなく、アイデア、信条、人、
  組織などさまざまなものを対象とすると考えられるようになった。

すっきりした解説は、思わず図解にしてみたくなる。でしょ!?   

1Pではなく4P!というのは、プロモーションしかしないマーケティング、つまり1Pではなく、4P全てを扱おうというものだ。

QA形式の講義も面白い。


僕の思いつき

よい質問にはよい答えが帰ってくる。
質問は考える時のすばらしいプロセスだ。

最近、考え続けていることに対する「質問」を考えてみよう。
何、なぜ、どうやったら、誰が、その次は、いろいろあると思う。

テーマを決めたら、質問を5つ。今日はこれだね。



オススメ度

★★★★★+1P4P

読んで欲しい方

・マーケターなった方
・コトラーに興味をもった方
・4Pに興味をもった方

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2004年11月04日

バナナがバナナじゃなくなるとき ~ ダイアナ・ラサール他

驚きと感動の演出

書籍情報

バナナがバナナじゃなくなるとき
ダイアナ・ラサール テリー・ブリトン 小高 尚子
ダイヤモンド社 (2004/08/06)
売り上げランキング: 839
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.5
5 マーケティングの初心者にも
5 感動の価格はプライスレス
4 プライスレスな価値の創り方

本のひらめき

経済価値が、製品からサービスへ、そしてエクスエクスペリエンス(経験や感動)へ変化している。そのあたりは「経験経済:エクスペリエンス・エコノミー」という本に詳しく書かれているらしい。(ジョセフ・パイン2世、ジェームズ・ギルモア)

現在、優れた経営で業界をリードする企業に共通するのは、「モノやサービスを超えたところで顧客が求めているものを洞察する能力」だという。顧客が求めているものは、感動体験だ。

本書のタイトルの「バナナがバナナじゃなくなるとき」というのは、50年ほど前にニューオーリンズで誕生した伝説の料理「バナナフォスター」に由来する。顧客の前で驚きの演出をしてくれるバナナのデザートは今なお人気の的だという。ありふれたバナナではなく、そこにエクスペリエンスが加味された特別のバナナというわけだ。

本書は、エクスピアリエンス(経験)を価値として高めるマーケティングの話。

消費者が買っているのは、モノやサービスではなく、そこから得られる自由や冒険、感動、安心感などである。こうした目に見えないところにどう価値をつけるか・・・そこがキーのようだ。

本書にはそういう事例がいっぱい載っている。冒険心をかきたててくれる「ティリー・ハット」、キャンドルという製品ではなく安らぎと安心という元気の素を売る「イルミネーションズ」などなど。
  https://www.boatshow.com/MARINEMARKET/TILLEY/Tilley.html
  http://www.illuminations.com/

僕の思いつき

シアトルにあるパイクプレイスマーケットもいってみれば、ごく不通の日常(魚屋さん)を楽しさと驚きという経験価値の場に変えた好事例だ。先日、ここを訪れたときもエクスペリエンスがたしかにあった。その近くにあるスタバ1号店でも「紙コップを飛ばす」という演出で素敵な思い出を与えてくれた。 

身の回りにある驚きと感動の演出はどんなものがあったか・・・友達に話してみよう。えーっと僕の場合はね・・・( 楽天日記に )

ちなみに本書の経験価値(エクスペリエンス)は、顧客視点の価値。僕がいつも言っている経験価値は、自分視点から見た価値。少しベクトルが異なっている。


オススメ度

★★★★☆+エクスペリエンス

読んで欲しい方

・最近感動体験をした方
・感動するのが好きな方
・経験価値に興味をもった方

Posted by webook at 11:20 | TrackBack

2004年10月01日

小 さな会社の最強メルマ ガ営業術 ~ 平野友朗

メルマガのタイトルは、すんごく重要らしい・・・。

書籍情報

<売上10倍!>小さな会社の最強メルマガ営業術
平野 友朗
日本実業出版社 (2004/09/25)
売り上げランキング: 177
通常24時間以内に発送します。
おすすめ度の平均: 4.5
5 いろんな意味でよくできている本
5 ここまで書きますか?!
5 これが一番よかった


本のひらめき

メルマガで営業すると投資対効果が非常にいい・・というのは、いろんなところで言われている。本もたくさん出ている。
そんな中、起業1年半、メルマガ営業だけで顧客1500社、年収3000万円の著者が、その効能を説くとなれば、ちょっと注目である。

本書では、

 読者をくぎ付けにするタイトルの丸秘ノウハウ
 お客様をファンにするフォローメールのこつ
 ホームページからメールアドレスをゲットする丸秘テクニック
 小さい会社のブランド化は、ニッチ分野が狙い目

などなどメルマガ、ホームページなどで見込み客を集客し、リピート客、信者客にするノウハウが開示されている。

本書の中身には、そうだよねーとか、知ってるよそんなこと・・・というものもある。僕的には80%くらいか。しかし、あと20%は、へぇーというためになることが書いてある。
もし、小さな会社でネットを利用した営業を考えているところがあれば、へぇーの比率はもっと上がるかも・・・。

いずれにしても、それらを著者の強力な経験をベースに編集したところがいい。編集力で勝負という本はけっこうあるし、それはそれですばらしい価値がある。そして実績のある人が、わかりやすくまとめてくれた本は、価値がある。

僕の思いつき

ふだん接していることがらで、へぇーというものをまとめてみる。体系化してみる。メタファーを使って言い換えてみる。なんてことを積み重ねていくと、面白いことになるかも。

今日も開発モノの歴史的ダイナミズムを鳥瞰してみたら案外面白いことに気がついた。うーん、よのなかまだまだ面白い。

オススメ度

★★★★+メルマガ集客

<読んで欲しい方>

・小さな会社の社長さん
・メルマガの反応がどうもいまいちな方
・メルマガ営業に興味をもった方

Posted by webook at 11:55 | TrackBack

2004年09月29日

看板ひとつで売上が3倍になる魔法の誘客術 ~ 高橋芳文

たかが看板・・・などといってはいけません。


書籍情報

看板ひとつで売上が3倍になる魔法の誘客術
高橋 芳文
日本実業出版社 (2004/09/25)
売り上げランキング: 140
通常24時間以内に発送します。


本のひらめき


「誘客コンサルタント」って聞いたことある? 本書の著者がそれだ。お店の看板を工夫して見込み客を誘導する・・・そのコンサルというわけだ。

 看板はお店の「顔」
 看板はお店の「サイレントセールスマン」
 看板は「人の流れを変える誘客ツール」

などなど、実際、看板がその店の商売に直接影響するケースは結構あるようだ。

本書は、看板屋さんの二代目社長が看板つくりとマーケティングをあわせた技で、独自の誘客の仕組みを指南する本である。本書には、著者の経験とアイデアが体系化されている。

メルマガの本はある。MBAのマーケティングの本もある。しかし、看板に特化した本はめずらしいのではないだろうか。

ちょっと面白い事例がある。看板を販促ツールとして活用するものだ。
たとえば町の3箇所に看板をおき、そこに割り引きチラシを配置したとする。
それぞれに区別できる番号を打っておけば、どの看板を見てきた人が多いかを分析でき、その後の対応も可能だ。これって、マーケティングそのものだね。

西部池袋線の「東長崎駅」近くにある本屋さん、四季書房の看板作戦の実例はもとても面白い。本屋さんの付加価値は何か・・・にふみこんで看板を作っているのが素晴しい。楽しいストーリーがある。

どこかのプロスポーツのように「たかが・・・」といってはいけない。
されど、看板なのである。


僕の思いつき

世の中には、いろんなコンサルタントがある。たかが・・・というものでも、その道を究めれば立派なコンサルタントだ。身近な仕事の内容でそういうものはないだろうか。

 会議コンサルタント: 会議をファイシリテートするプロ
 宴会コンサルタント: 宴会予約から、場もたせ、二次会への誘導など
 チラシコンサルタント: 折込チラシのプロ
 道案内コンサルタント: お店や会社への道案内(ホームページには実に
             不親切なものが多い。これを適切にする)
 
などなど、いろいろ考えたら面白そう。


オススメ度

★★★★☆+看板方式

読んで欲しい方

・看板がすきな方
・お店の看板をよくしたい店長
・看板が気になる方

Posted by webook at 21:51 | TrackBack

2004年08月24日

■石田健の「あなたの年収が1000万円を超える!ザクザク稼ぐメールマガジン」(石田健)

ishida-report-small.gif
メルマガでザクザク稼ぐ....

【石田健の「あなたの年収が1000万円を超える!
ザクザク稼ぐメールマガジン」】

   --------------------------------------------
   |著者:石田 健
   |アカデミアジャパン|2004年 08月
   |店頭販売なし|10,500円 |56P
    --------------------------------------------

 最近、「誰でもできる起業法」、「..であなたも億万長者」といった書籍が
 ビジネスコーナーへ行くと嫌でも目に入る。ここで共通したやり方のひとつ
 が、自分の経験をEブックにして売ってしまおう、というものだ。自分が書
 いているのだから仕入れはゼロ。売れば利益率が限りなく100%近い。E
 ブックなので在庫も配送も不要といったもの。さらにEブックなので世界の
 顧客を相手にできる。

 確かにこれだけ聞くと誰でもできそうだ。しかし、実践するのはなかなか大
 変であることにすぐ気付く。決済方法はどうするのか?納品方法はどうする
 のか?自分の銀行口座に振り込んでもらった後、メールにPDFファイルを
 添付して送るのか?しかしこれではスピーディな取引ができない。海外の顧
 客はどうなったの?しかも面倒だ。クレジット決済は代行業者に頼むという
 手もあるが初期費用に20万円も30万円もかかることがある。あれれ?

 しかし、これらの悩ませる部分を自分で解決して、Eブックの販売を開始し
 て大成功している人がいる。つい先日、2004年8月17日から3日間で
 10500円の高額商品を300部も売ってしまったそうだ。そう、一部の
 読者はご存知、超人気メルマガ「毎日1分!英字新聞」の発行者である石田健
 さんだ。

 早速僕も買って見た。Eブックそのものよりも販売システムに興味があった。
 なんとクレジットカード決済を完了すると、簡単に特定のURLを通知する
 自動メールが送られてくる。そこからダウンロードできるのだ。数クリック
 で商品が買えて、商品を入手できるのである。買おう、と思ってから3分後
 には商品が手元にあるのである。しかも決済は完了している。石田さんは、
 全く何もしないで10500円を売り上げてしまっているわけだ。

 さらにこのEブックの内容がすさまじい。配信部数85000部という巨大
 メルマガを個人の力で築いたそのノウハウを全て公開している。どうやって
 配信部数を伸ばしていったのか?配信部数が自動的・自律的に(つまり、何
 もしないで)伸びる秘訣。また石田さんはメルマガからの収入を包み隠さず
 公開している。

 巷に氾濫するメールマガジン作成指南書が決して書くことができない、僕ら
 が本当に知りたいこと、だけが書かれている。メルマガからどうやって金を
 稼ぐか、ということに焦点を合わせて書いている。実際、ここまで公開して
 いいの?というようなものばかりだ。

 石田さんが創刊後4年間で体験した失敗談、成功事例の数々。身を持って体
 験した人しか書けない文章だねぇ~これは!
 
 店頭販売はありません。無料サンプルあります。
 http://www.maiei.net/mat/

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★★+本当にやってみる

 <読んで欲しい方>
   ・最初の1歩が踏み出せない方
   ・メルマガでザクザクしたい方
   ・Eブックで起業したい方

Posted by webook at 09:11

■石田健の「あなたの年収が1000万円を超える!ザクザク稼ぐメールマガジン」(石田健)

ishida-report-small.gif
メルマガでザクザク稼ぐ....

【石田健の「あなたの年収が1000万円を超える!
ザクザク稼ぐメールマガジン」】

   --------------------------------------------
   |著者:石田 健
   |アカデミアジャパン|2004年 08月
   |店頭販売なし|10,500円 |56P
    --------------------------------------------

 最近、「誰でもできる起業法」、「..であなたも億万長者」といった書籍が
 ビジネスコーナーへ行くと嫌でも目に入る。ここで共通したやり方のひとつ
 が、自分の経験をEブックにして売ってしまおう、というものだ。自分が書
 いているのだから仕入れはゼロ。売れば利益率が限りなく100%近い。E
 ブックなので在庫も配送も不要といったもの。さらにEブックなので世界の
 顧客を相手にできる。

 確かにこれだけ聞くと誰でもできそうだ。しかし、実践するのはなかなか大
 変であることにすぐ気付く。決済方法はどうするのか?納品方法はどうする
 のか?自分の銀行口座に振り込んでもらった後、メールにPDFファイルを
 添付して送るのか?しかしこれではスピーディな取引ができない。海外の顧
 客はどうなったの?しかも面倒だ。クレジット決済は代行業者に頼むという
 手もあるが初期費用に20万円も30万円もかかることがある。あれれ?

 しかし、これらの悩ませる部分を自分で解決して、Eブックの販売を開始し
 て大成功している人がいる。つい先日、2004年8月17日から3日間で
 10500円の高額商品を300部も売ってしまったそうだ。そう、一部の
 読者はご存知、超人気メルマガ「毎日1分!英字新聞」の発行者である石田健
 さんだ。

 早速僕も買って見た。Eブックそのものよりも販売システムに興味があった。
 なんとクレジットカード決済を完了すると、簡単に特定のURLを通知する
 自動メールが送られてくる。そこからダウンロードできるのだ。数クリック
 で商品が買えて、商品を入手できるのである。買おう、と思ってから3分後
 には商品が手元にあるのである。しかも決済は完了している。石田さんは、
 全く何もしないで10500円を売り上げてしまっているわけだ。

 さらにこのEブックの内容がすさまじい。配信部数85000部という巨大
 メルマガを個人の力で築いたそのノウハウを全て公開している。どうやって
 配信部数を伸ばしていったのか?配信部数が自動的・自律的に(つまり、何
 もしないで)伸びる秘訣。また石田さんはメルマガからの収入を包み隠さず
 公開している。

 巷に氾濫するメールマガジン作成指南書が決して書くことができない、僕ら
 が本当に知りたいこと、だけが書かれている。メルマガからどうやって金を
 稼ぐか、ということに焦点を合わせて書いている。実際、ここまで公開して
 いいの?というようなものばかりだ。

 石田さんが創刊後4年間で体験した失敗談、成功事例の数々。身を持って体
 験した人しか書けない文章だねぇ~これは!
 
 店頭販売はありません。無料サンプルあります。
 http://www.maiei.net/mat/

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★★+本当にやってみる

 <読んで欲しい方>
   ・最初の1歩が踏み出せない方
   ・メルマガでザクザクしたい方
   ・Eブックで起業したい方

Posted by webook at 09:11

2004年04月12日

■儲けを生みだす表現力の魔法(平野秀典)

kandousekkei.jpg
 伝わらなければ意味がない!

儲けを生みだす表現力の魔法
        
   =========================================
   |著者:平野秀典
   |かんき出版|2004年 02月 |205P
   |ISBN:4761261528|1,400円 (税込:1,470円)
    =========================================
 
 伝わらなければ意味がない・・・・なんて重たいフレーズだろうか。
 まったくそのとおり!といいたことが世の中には多いし、自分自身の生活
 の中でもある。

 本書は、「感動」というキーワードをもとに、いかにビジネスを成功させ
 るかというマーケティングの話である。「ドラマティックマーケティング」
 と名づけられている。しかし、そこにはもっと広範囲な気付きと発見を与
 えてくれる人生の素敵なヒントがある。

 著者は企業に勤めながら、10年にわたり舞台演劇の現場に立ってきた方
 である。舞台経験とビジネス経験の融合は、「感動は設計できる」という
 セミナーを生み出し(すでに延べ2万人以上が参加)、そして本書も産み
 落とすことになる。

 演劇でも映画でもセミナーでも営業トークでも、相手に伝えるべきものが
 伝わってはじめて実を結ぶ。身の結び方はいろいろ。そのレベルはこんな
 ふうだ。

  悪い←  怒り<不満<満足<感動<感激<感謝・熱狂  →良い
 
 サービスが伝説に変わったドアマン名田正敏さん、ディズニーのレストラ
 ンであった伝説のアドリブなど素敵なエピソードもいいねぇ。
 UPS(ユニークセリングプロポジション)の事例も楽しい。

 なにより、感動をマネージしようという発想がいい。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+USP

 
   ・感動することに関心ある方
   ・感動こそ命さってという方
   ・最近、感動がないねぇという方

Posted by webook at 07:49

2004年03月17日

■売り場マーケティングの教科書(新山勝利)

uribamarketing.jpg
 つい買ってしまう売り場には・・・

売り場マーケティングの教科書
   =========================================
   |著者:新山勝利
   |出版社:アスカ・エフ・プロダクツ/明日香出版社
   |発行年月:2004年 03月
   |ISBN:4756907407|1,500円 |177P
    =========================================

 マーケティングの本はいろいろあるが、売り場にフォーカスした本書は
 なかなか面白い内容がある。

 日本の小売業界では、過去2度ほど大きなエポックがあった。
 1972年(昭和47年):江戸時代から300年もの長い歴史をもつ百貨店
 三越が、創業わずか15年のダイエー(流通革命の総合スーパー)に売上
 日本一を奪われた。
 2001年(平成13年):そのダイエーもコンビニのセブンイレブンに王者
 の地位を譲り渡した。29年の王座だった。
 さらにユニクロや100エンショップの登場などさまざまな出来事が起き
 ている小売の世界だが、モノやサービスが売れるときの本質的なことは、
 基本的には変わっていないようだ。(なにせ、相手が人間だから・・)

 著者は、売り場マーケティングという視点で、売れる要素を3つに分解し
 ている。「商品パワー」「陳列パワー」「接客パワー」の3つだという。
 商品が同じでも、お店によって売れ方が違うのは、後者の2つが主に影響
 している。

 本書は、「陳列パワー」について、分析とアドバイスを行なっている。
 ビジュアルマーチャンダイジング、棚割の基本、POPの工夫、カラー・
 マーケティングなど、顧客の感覚に訴える「売れる売り場」のノウハウが
 提示されている。

 著者は、小売業を中心に、お客様満足をあげる売り場つくりなどのセミナ
 ーやコンサルなどを行なっている。 → http://www.ureru.jp/
 そんな経験が本書に散りばめられている。

 店長さん、必見でありましょう。

 ====================================================================
 

   ★★★★+レイアウト戦略

 
   ・店舗経営に興味ある方
   ・コンビにが大好きな方
   ・気持ちいいお店が好きな方

Posted by webook at 13:46

2004年03月11日

■イヤな客には売るな!(石原明)

iyanakyaku.jpg
  いやほんと、そうしたいんですよねぇ・・

イヤな客には売るな!
        石原式「顧客化戦略」の全ノウハウ
   =========================================
   |著者:石原明
   |PHPエディターズ・グループ/PHP研究所
   |2004年 01月
   |ISBN:4569632130|1,200円 |194P
    =========================================

 またまた、石原さんが過激なタイトルの本を書いてくれた。イヤな客には
 売るな!ときた・・・。「営業マンは断ることを・・」に続き、常識破り
 のタイトルには、目からウロコの楽しい秘密が隠されている。

 「お客さんが会社を選ぶのではない、会社がお客さんを選ぶのだ!」こん
 な常識外れのようなマーケティング戦略をすすめるユニークな本である。
 イヤなお客様には売るな!とは、一見、おたかくとまった不遜な態度のよ
 うにも思えるが、決してそうではない。
 お客様が商品やサービスの価値を最終判断するという点では、なんら矛盾
 はない。しかし、どんなお客さんに売るかというのは、提供側(営業マン)
 に選択権があるということだ。

 クレーマーや問題児顧客に時間やコストを取られていてはたまらない。
 本来のお客様によいサービスを提供できなくなってしまうからだ。

 この自信作(商品、サービス)を気に入り感動してくださる顧客を大事に
 し、そうでないお客様にはやんわりお断りをする。あくまで、お客様が主
 体的にあきらめられるように。そんなしくみややり方を具体的に解説して
 いる。

 顧客化・・というのが本書の目的地だ。

 「この方はうちの会社の顧客としてふさわしい」と思った人にだけ商品や
 サービスを販売し、そして「顧客化」する。会社の商品やサービスに対す
 るファンをたくさん作れば、リピート率が高くなり、新規のお客さまも増
 加する。やがて会社は儲かる会社に変身する。おおまかに言えば3年計画
 である。

 読みやすく、多くの人に読んで欲しい一冊。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+顧客化

 
   ・やなお客さん対応に悩んでる方
   ・お客様対応がが大好きな方
   ・儲かってみたい方

Posted by webook at 13:55

2004年02月12日

■気絶するほど儲かる絶対法則(石原明)

comingsoon_books.gif
この本を読んで気絶しちゃおう!(笑)

気絶するほど儲かる絶対法則】 
     
   =========================================
   |著者:石原明
   |サンマーク出版|2004/02/07
   |ISBN: 4763195220 |1400円 |
    =========================================
 
 本書の著者は、ご存知「営業マンは断ることを覚えなさい」というメルマ
 ガ発行者の石原明さんである。モノでもサービスでもお客様に売るために
 は、買う人の心理を理解し、売れるための仕掛けを持つことが必要である。
 営業マンは断ることを・・という逆説的でインパクトのある営業指南は多
 くの人に「!」をもって受け入れられた。うっそー!という声が一杯だっ
 たはずだ。

 本書は、その石原さんがマーケティングについて語り起こした本だ。

 「ら・さんたを中心に多くの人の物語をつくる」というキーメッセージで
 社員を燃えさせた福島のパン屋さん「ら・さんた」や、仕事=親切を実践
 して大成功している新卒採用コンサルタントのワイキューブなど、多くの
 成功例は、身近な雰囲気の中に<なるほど>がある。

  *行き詰まっている業界こそ、他業種からヒントをもらう
  *買ってもらったら、「電話をしてもいい」という権利が発生する
  *教育とは、同じ人間に同じ話を400回言えるかどうか

 など、儲かるための商売・ビジネスのキモが分かりやすく語られている。

 セミナーに参加しているような雰囲気で、とても読みやすい。
 「売れるしかけ」と「勝てるしくみ」のためのヒントを本書から得たい。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+気絶!

 
   ・商売のコツをつかみたい方
   ・ビジネスの転換を考えている方
   ・営業・マーケティング担当の方

Posted by webook at 20:07

2004年01月31日

■小心者の私ができた年収1200万円獲得法(木戸一敏)

1000mann.jpg
  「イエス・バット話法」ではなく・・・

小心者の私ができた年収1200万円獲得法

   =========================================
   |著者:木戸一敏
   |大和出版(文京区)|2003年 08月
   |ISBN:4804716491|1,400円
    =========================================

 本書は、ごく限られた人にだけしか役にたたないという。
 ごく限られた人とは「小心者」。
 俺は小心者じゃない・・という方もいるかもしれないが、多くは、どこ
 か小心者のようなところもあるなぁ・・と思う。
 だから、ごく限られたというのは、多くの人に効くということだ。

 さて、本書は、友達から「営業に向いてないんじゃないの?」といわれた
 著者が、ついにつかんだ“極秘必勝トーク”の営業ノウハウを開示する本
 である。
 高校中退に転職100回、そのうえ営業マンとして12回の挫折・・と正
 に「向いてない人」がなぜ、年収1200万も稼げるスーパー営業マンに
 なれたか・・興味深々である。

 その極意は、「台本を丸暗記し、台本どおりに営業する」ことだという。
 えぇー?というものだった。

 台本というのは、職場のスーパー営業マンだった社長から学んだことを逐
 一メモしたもので、自分の経験を付加してバージョンアップしていったも
 もだ。その台本メモの写真も掲載されている。

 台本、シナリオ、・・・ビジネス強化ツールはこれだね!

 お客さんの心を開くには「イエス・バット話法」ではなく「イエス三連発
 ・バット話法」がいという。
 「安全地帯トーク」「同じ土俵の比較術」「差し迫った必要性」など、ほ
 ぉーと関心するトークの技にうなってしまう。

 教育関連の商品を売るときの具体的な会話が随所に登場し、「なるほど」
 を具体的に体感させてくれるのがいい。

 こりゃ面白い!

 ====================================================================
 

   ★★★★★+必勝トーク設計図

 
   ・夢を語りたい方
   ・夢を具体化したい方
   ・夢を実現したい方

Posted by webook at 20:56

2003年12月16日

■あたりまえのアダムス(ロバート・R.アップデグラフ)

atarimae.jpg
  「あたりまえ」。実はいろんなものがある!?

あたりまえのアダムス
         人生で成功するために必要なこと
   =========================================
   |著者:ロバート・R.アップデグラフ/酒井泰介
   |ダイヤモンド社|2003年 11月
   |ISBN:4478760845|1,000円| 93P
    =========================================

 約80年以上前にアメリカで書かれた物語である。なかなかいいお話。

 ニューイングランドの田舎で働いていた貧しい少年、オリバー・B・アダ
 ムスは、NYCに行きある広告会社で働きはじめる。そこで、彼は「あた
 りまえ」のことをして成功する・・・という物語。人から「あたりまえの
 アダムス」と呼ばれる彼は、特段変わった雰囲気はないのだが・・・。

 「あたりまえ」というのは、ケーキ屋さんや帽子屋さん、製紙会社などを
 甦えらせたアイデアのことだ。いわれてみれば「あたりまえ」なんだけど
 ・・というものだ。サプライヤーにとってあたりまえだと考えられたこと
 が、消費者にとっては、大いなる関心事だったりする。そんな点をうまく
 PRやマーケティング企画に生かしたお話。

 そんなの当たり前じゃん・・という中には、意外な落とし穴や、金の鉱脈
 があったりする。
 「当社のビールびんはすべて蒸気消毒されています」と訴えて(実はどん
 なびん詰め食品もそんなのはあたりまえなのだが)、大成功を収めたシュ
 リッツという会社も、あたりまえ主義で成功した例だ。

 24時間が当たり前のコンビニもつい10年ほど前まではあたりまえでは
 なかった。土日はお休みというお役所のあたりまえは、あたりまえじゃな
 い。いろんなあたりまえが、私達のまわりにはいっぱいある。

 仕事をしていて、それが当たり前・・と思っていることは、本当にあたり
 まえなのか洗いなおしてみると面白い。実はとんでもない「あたりまえ」
 だったりするから・・・。そんなの常識という「あたりまえ」には、ほん
 ものとニセモノがありそうだ。

 後半に「あたりまえのテスト」がある。

  それは、単純か?
   (問題は解決してしまえば単純であたりまえだ)
  それは、人間の本性に反していないか?
   (一般の人々の反応は、不思議なほどあたりまえなのだ)
  それは、短く簡潔に書くことができるか?
   (手の込んだ説明が必要なら、おそらく“あたりまえ”ではない)
  それは、人の気持ちを動かすか?
   (どうしてそれに気付かなかったんだろう?の反応があればOK)
  それは、機が熟しているか?
   (機を逸したアイデアは計画は、あたりまえになれない)

 どこかで、使えそうだね、これ。当たり前のことがなかなかできない時
 代に、あたりまえのお話をおひとつ、いかが?

 ====================================================================
 

   ★★★★★+あたりまえ

 
   ・あたりまえになってる不合理を改めたい方
   ・あたりまえのことができる会社にしたいっていう方
   ・この本が何へぇか試してみたい方

Posted by webook at 13:25

2003年10月17日

■「ない」といわれたところに市場はあった!(川北義則)

kawakita=nai.jpg

そおかぁ、ないところにはあるもんだぁ!

「ない」といわれたところに市場はあった!
   なぜ売れるのか?気がつかなかったこの着眼点
   =========================================
   |著者:川北義則
   |PHP研究所|2003年 10月
   |ISBN:4569630898|1,200円 |242P
   =========================================
 
 世の中不思議なものだ。デフレだ、不況だといっても売れるものは売れる。
 「博多から3時間半もかかる不便な黒川温泉に、なぜ客が足を運ぶのか?」
 「雑貨屋さんのような書店らしくない書店がうける理由はなぜか?」
 などなど時代の波の行方を分析。とっても楽しいトレンディが詰まっている。

 時代のキーワードがいくつか見えてくる。たとえば、

  「ゆったり、のんびり、贅沢に」 ~黒川温泉@熊本県阿蘇郡
  「ごく普通の人がハマるこだわりの高額消費」~フジイの鞄
  「ニッチ・少量・高付加価値・高価格」~アレッシーのやかん(ケトル)
  「希少性の演出」~IBIZA/吉田オリジナル
  「切り口を買えた和系の潜在需要」~茶通人自然の問屋/流木
  「ワンラックアップの懐かしさ」~ライカM7
  「中高年市場は、懐古、愉楽、求知、抗齢、リセット」
  「私だけのモノやコト」~常陸野ネスト(木内酒造)

 綾小路きみまろのブーム、サウスウエスト航空のユニークなサービス、
 遊べる本屋ヴィレッジバンガード(名古屋)など、トレンディなものを著
 者の分析で面白く紹介している。

 読んでてふと思った・・・。TV東京のトレタマ・・・みんな見てるよね。
 あれをただぼーっと見てるんじゃなくて真剣に掘り下げて1年見つづけた
 ら一冊本が書けるなぁー。どー、あなたやってみない?
 ・・・なんてことをふと思わせてくれた本である。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+あるねぇ~

 
   ・今起きている未来を覗きたい方
   ・ビジネストレンドの1/4歩先に関心ある方
   ・ニッチを探してるっていう方

Posted by webook at 08:21

2003年10月07日

■デフレに負けないマーケティング (田中洋)

defle=nimakenai.jpg
 何はともあれ、セグメンテーションだ!!

デフレに負けないマーケティング 】14社の成功事例

   =========================================
  |著者:田中洋(たなか・ひろし)法政大教授
  |ダイヤモンド社|2003年 09月
  |ISBN:4478530297|1,600円|277P
   =========================================

 デフレ時代の成功企業(商品)は、何をやってきたのか?についてマーケ
 ティグの観点から迫る。本書は、「売れ続ける仕組み」としてのマーケテ
 ィングは何かを、豊富な事例を取り上げながら掘り下げる本だ。

 上向き経済であれ、デフレ経済であれ、やはり基本が大事だという。マー
 ケティングの基本とは、
   1)セグメンテーション
   2)ブランディング
   3)デリバリー
 である。
 セグメンテーションとは、市場細分化のことで、たとえば「30代主婦」
 ではなく、「30代で子供が小学生以下でかつ社会へのアクティブな働き
 かけを望む主婦」といった捉え方をすることだ。
 ブランディングとは明確なポジショニングともいえる。顧客とのコミュニ
 ケーションでブランドを創りあげる努力のことだ。
 デリバリーは、製品やサービスを届ける過程。
 なかでも著者の主張は、セグメンテーションという基本の基本に重きを置
 いているようにみえる。

 さて、そんな教科書的なことはさておき、本書の面白さはなんといっても
 事例の身近さ、面白さだ。

 誰も売れるはずないと思っていた百科事典(ポプラディア)で大成功した
 ポプラ社、顧客の声を聴き実行に移したはとバスの復活、○△をしてはい
 けないとう禁止戦略でブランド・マネジメントを行っているポルシェ、シ
 ニア層を更にセグメント化して成功したJTB、ヘビーユーザーに的をし
 ぼったBOSS(サントリー)など豊富なケースがある。

 徳島県上勝町の?いろどりが事例として一番楽しい。山で取れる葉っぱを
 ビジネスにして町興し&老人興しをやってしまったユニークな事例だ。
   http://www.joho=kochi.or.jp/johosi/0208/irodori.html

 この本は、マーケティングに触れる楽しい内容がある。
 著者の田中さんはこんな人:
  → http://www.bbt757.com/servlet/ShowLecturer?lecid=0136
 ====================================================================
 

   ★★★★+ケース

 
   ・マーケティングの楽しさを知りたい方
   ・マーケティング部つくるぞっていう方
   ・事例大好きっていう方

Posted by webook at 17:56

2003年09月17日

■なぜ企業はシェアで失敗するのか!(リチャード・ミニター)

sharedesippai.jpg

シェアではなく、利益を気にしよう。
 
なぜ企業はシェアで失敗するのか!
   経営を誤らせる占有率神話 The Myth of Market Share

   =========================================  
  |著者:リチャード・ミニター/吉川明希訳
  |日本経済新聞社|2003年 08月
  |ISBN:4532310695|1,600円| 237P
  =========================================

 「大きな市場シェアを握れば、利益は後からついてくる」という考え方は
 バブルにあおられたドットコム企業だけでなく、古くからの老舗企業にお
 いても広く浸透している。
 著者は、それをまっこうから否定する。市場シェアが利益に与える影響は
 ほとんどなく、むしろ利益を後回しにして市場シェアを優先する弊害のほ
 うがよほど大きいと指摘する。
 
 大切なのは「市場シェア首位をねらう戦略(市場シェアリーダー戦略)」
 ではなく「高い利益率をめざす利益リーダー戦略」であると強く主張する。

 市場シェア戦略で失敗した事例、利益率を目指す戦略で成功している企業
 などを、具体的に分析し紹介している。
 前者には、市場シェア拡大のワナにはまりブランド価値をさげジリ貧に陥
 ったラコステ(そういえばあったね、わにのマークのポロシャツ)、ブラ
 ンドを犠牲にしたシェア獲得戦略で苦戦のGMなどがある。
 後者の成功事例には、デル、GE、ライアンエアー(欧州のサウスウエス
 ト航空
)などが紹介されている。
 
 ただし何事にも例外があり、マイクロソフトやビザ(カード)などネット
 ワーク系などでは市場シェア拡大が意味を持つ場合もあるとしている。

 豊富な事例と分析は、おそらく今後の戦略を考えている企業には、大いに
 参考になる。要するに、徹底的に顧客のほうを向き、利益率を中心にした
 戦略がよい!ということだ。自社の将来戦略を考える上で、ヒントになる
 ことがたくさんありそうだ。

 ===============================================================
 
   ★★★★★+シェアじゃない

 
   ・中期戦略を検討中の方
   ・自社のポジションを洗い直している方
   ・事業ドメインをリセットしようとしている方

Posted by webook at 12:24

2003年07月19日

■お葬式ビジネス、花ざかり(フューネラルビジネス編集部)

お葬式ビジネス、花ざかり
osousiki.jpg

超高齢社会の成長産業最前線

著者: 月刊フューネラルビジネス編集部
綜合ユニコム/ISBN:4=88150=359=6/ 202P /1,600円
2003年 04月

今度、福岡にある“なぁーむぅー”のH社さんへお邪魔することになった。BSC関連のキャタリスト(触媒人)を引き受けたからだ。そんなこともあって、ちょっと葬儀ビジネスを探ろうと手に入れた本。時代を反映してなかなか面白い内容がある。かつてはxx姫殿とかいった結婚式場があちこちにでき、ホテルもこぞって結婚式用のチャペルを急ごしらえしたりといったことがあった。
しかし、時代は少子化時代。結婚する人も減ってきている。逆に増えるのは・・・・なくなる方。となれば当然、ビジネスの様相もかわる。このごろでは、xxセレモとかいった葬儀場があつこちに・・・建っている。本書は、お葬式ビジネスの最前線をレポートしたもので、すでに数年前から葬儀に関する月刊誌を発行しているヒューネラルビジネス編集部のルポだ。
この業界の一番大きな変化は、お客様主体のサービス業だという認識が急速に浸透してきたことだ。ベンチャー物語もある。本書は、時代を映すひとつの鏡にもなっている。おすすめ!

Posted by webook at 18:17

2003年07月13日

■コトラーのマーケティングコンセプト(F・コトラー)

コトラーのマーケティング・コンセプト

コトラーの.jpg

著者: フィリップ・コトラー /恩蔵直人  監訳
出版社:東洋経済新報社
ISBN:4492554769
サイズ:単行本 / 254p
発行年月: 2003年 05月
本体価格: 2,200円


マーケティングといえばコトラー。そんな代名詞的な存在のコトラーは、
マーケティングに係わって40年だそうだ。

Posted by webook at 15:37

2003年07月12日

■45歳までにあなたもトップになれる!(浜脇洋二)

今読んでる本は、これだよ。
浜脇洋二さんの書いた
「45歳までにあなたもトップになれる!」

hamawakiyouji.jpg
リスクはチャンスということを頭でわかっていても、
それを生々しく認識することはなかなか難しい。
リスクテーカーの生々しい体験こそ、私たちを勇気づける。
浜脇さんの日(カワサキ)、独(BMW)、米(デック)の
企業経営は、どれも大きなリスクからスタートした。
この本にはそのワクワクストーリーがある。
「今の日本の不況が経営者不況だ」という著者の言葉は、
確かに!と思う。
企業の構造改革は、経営改革からスタートせねば。。。。 
これからの人は是非!
いままでの人はこれを読んで何をすべきか考えよう・・・。

お薦め度は: ★★★★★+好奇心&冒険心

Posted by webook at 09:33

2003年05月15日

【なぜあの商品だけ大ヒットしたのか!】..玉木剛 ★★★★★+ワケあり

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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-034】 2003/05/15(木) ★
★ “あめだねぇ”の木曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ 世の中には、なんであんな名もない会社がダイブレーク
Web ◎◎ k  するのやろ? といったことが時々ある。
| △ | それには、ちゃんとワケがある。
\e/ そのわけに迫ってみよう。 玉木さん、どうぞ。
^Y^
<\ 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 なぜあの商品だけ大ヒットしたのか! 】
  ◎ プレゼント:【 トップポイント 】~(全員当る!)〆切!
  ◎ カラコラム:【 本社で活用? 】~ BSC本出回る!
  ◎ ネットの輪:【 昭和の記憶 】~ 新聞に載る! 

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【 なぜあの商品だけ大ヒットしたのか! 】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング、広報
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■著者:玉木剛(またき・つよし)
  大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。コミュニケーションデザイン代表
  取締役。著書に「全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術」ほか。
  http://www.cd-j.net/
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■出版社:
翔泳社/ISBN4-7981-0362-4 /1500円/217P
2003/3/27 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「 大ヒットの裏には、ちゃんとワケがある! 」

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■ <忙しい方はここだけ>

ソニーやホンダの新商品が大ヒットするのは、まぁわかる。
必ずしもブランド企業の出す製品・サービスがすべてがヒットするわけではな
いが、それなり素地があるわけだから納得もしやすい。

ところが・・・

世の中には、名もないところから、突然大ブレークする商品・サービス・人物
がいたりする。

 @ 社長と社員2人しかいない静山社からでた「ハリーポッター」
 @ 宇多太ひかるの母、藤圭子のデビュー曲は宣伝費5万円、
 @ カリスマ・マーケター神田昌典も無名の時代があった、
 @ 映画「アメリ」のプロモーションはゴーンも一役?、

など、傍目には突然ブレーク・・・のようにも見えるが、実はその裏には、ち
ゃんとした(苦し紛れであっても)仕掛けやワケがあったのである。

著者は、多くの事例から、それらが莫大な費用をかけた広告の効果ではなく、
「実は、多くの大ヒットは、メディアの報道や著名人・キーパーソンの口コミ
から生まれた」ことに気がつく。
そしてそのノウハウは、前著「全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術
」(翔泳社)のプロモーションでも活かされた。(アマゾンランキング、トッ
プになりベストセラーになった。)

本書は、自社の製品・サービスを宝の持ち腐れにせず、効果的にプロモーショ
ンするノウハウを、だれでも知っている豊富な事例を紹介しながら提示する。

大ヒットさせるためには
  仕掛け≠広告
  仕掛け=販促広報
というのが本書のエッセンスである。
そして、もうひとつ大切なことは、心に響く「物語」があるという要素である。
物語を活用して、広報を効果的に活用する・・・そこにヒットの女神は隠れて
いるらしい。

潤沢な予算や確立されたブランドがなくてもできる秘技(?)を使ってみよう。

おすすめ度は、 ★★★★★+ワケあり
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■ <お暇な方は、もう少し>

読まなくてもハリーポッターの名前を知らない人はいないだろう。
すでに第4巻まで出ている。映画も大ヒット。
日本における邦訳は静山社という小さな出版社から出ている。それまであまり
知られていなかった小出版社がなぜ、いきなり大ブレークすることになったの
であろうか?

そこには、ふたつの「物語」があった。

 1)亡き夫の意思を受け継いで、松岡さんが静山社の社長に就任した。
 2)ハリーポッターに感激した、松岡さんが著者にその感激を伝え
   大手出版社を退けて翻訳権を獲得した。

この二つのエピソードは、単なるプレスリリースよりぐっと魅力が増す。そし
てこうした物語をうまく活用し、また海外のハリポッターの売れ行きなども折
りこんで戦略的にプレスリリースをしていったことが、大きな動きとなって現
れたのだ。その影には、ブックストラテジーサービスの豊田哲さんの支援があ
ったという。

そんな事例を含め、なるほどねぇという多くのサンプルは、なかなか面白い。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=03015702

\ ビジネスブックラジオで対談(5.12)
/   玉木さんにスタジオにおこしいただくのはこれで2度目。
\   前作「全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術」のとき
/   はじめてお会いした。今回は、おひげを蓄えての登場。
\   ラジオじゃ見えないけど、なかなかカッコよかったです。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

販促広報を成功さえるステップは4つ。

 1.会社や商品の強みは何か?
 2.お客さまは誰か?
 3.潜在顧客に訴えたいメッセージは何か?
 4.どうすれば伝わるか?

1.で大切なことは、何かのカテゴリーでNo1になることだ。ユニークなサー
ビスや製品は強い。
本書では、プロが寸法を測って、しかも取り付けてくれる出張サービス「カー
テン・ココ」の事例や、「米のソムリエ」の株式会社スズノブなどの事例が紹
介されている。
No1なんて難しい・・・なんて思わなくてもいい。「市場を細分化して、新
しいカテゴリーを作ればいいのだ。」 脳みその使いところだね!そこに物語
が生れるかもしれない。

4.の伝える工夫では、前著ではプレスリリースに焦点が合せられていたが、
今回は、オピニオンリーダーやネットワーカーにようる紹介・推薦にスポット
が当てられている。
著者の前著「全部無料で宣伝しれもらう、対マスコミPR術」が有力なメルマ
ガに紹介されたときの模様がビビッドに紹介されている。

プレスリリースも神学フォーラムの西口正さんの具体的事例(プレスリリース
の改定前、改定後)が紹介されていて、具体的なナルホドが味わえる。
西口さんは、著者のセミナーに参加され、そのとき丁度出版された本のプレス
リリースがあり、それを題材にケーススタディを行ったのである。
  http://tinyurl.com/bshf 「勉強の達人」西口正著

いいものをもっていたら、それを世に出す仕掛けをうまく使いたい。
きっと、いいヒントが見つかるよ!

----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>

   ★★★★★+ワケあり

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■ <読んで欲しい方>
中小企業、ベンチャーの代表の方
  これから製品・サービスを売り出そうという方
  ヒットの裏を覗いてみたい方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●楽天Webook ( http://tinyurl.com/bsho )
●BK1 ( http://tinyurl.com/bshm )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン     ( http://tinyurl.com/bshv )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.05.16[金]:【】..
2003.05.15[水]:【なぜあの商品だけ大ヒットしたのか!】..玉木剛
翔泳社/ISBN4-7981-0362-4 /1500円/217P
★★★★★+ワケあり
2003.05.14[水]:【--】..
2003.05.13[火]:【--】..
2003.05.12[月]:【ビジネスブックラジオ】玉木さん、高橋さん、坂之上さん
           はじめての3連続収録。ふぃー。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-034【本社でも活用?】・ ‥… □■

 きのう、僕のいる会社の知り合いから電話をうけた・・。
 なんでもうちの会社の本社部門で、
 「バランススコアカードの使い方がよくわかる本」(中経出版)
 をたくさん購入しているらしい・・・という。
 うっそぉー!(ちょっと気恥ずかしいにゃー)ですが、うれしいことです。
 実は、社内ではほとんどPRしていないので、
 なんだかうれしハズカシ・・・ かきのタネ。
 うーん、Mさんのおかげかな?
 藤原和博さんのベクトルの和の法則で言えば、いい感じのベクトル線に
 なってきたということか。
 
                       しんのすけ@意外?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-08 ・ ・ ・ ‥… □■

  ●<Webook 2003Present 企画 第4弾>

  【TOPPOINT】 ~ 希望者全員!(うっそぉー!)マジ!

   トップポイント。知るひとぞしる新刊ビジネス書情報誌である。
      http://www.p-b.co.jp/
   橋本忠明さん@京都が発行している。
   その5月号では
   「バランススコアカードの使い方がよくわかる本」が紹介していただいた。
   今回、超太っ腹企画として
   ご応募の方【全員】にもれなく
   TOPPOINT(5月号)をプレゼント。

   ■ 宛先: webook2003@yahoo.co.jp
   ■ メールのタイトル:TOPPOINT+ あなたのお名前
   ■ メールの本文: お名前、住所、メールアドレス、
             年齢(年代)、ご職業、コメント
   ■ 〆切:5/23(金)まで

                       しんのすけ@企画人 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-17【盛池勇歩さん】  ‥… □■

ビジネスブックラジオの盛池さんからお便りをいただきました。
 かねてからNPO「昭和の記憶」プロジェクトを進めてこられたんだけど
 ついに全国紙でも取り上げられたようです。 やりましたね!
 僕もおよばずながら応援団の一人。いい活動に広がるといいにゃー。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 盛池です、こんにちは。皆さまに、ご報告です。

 この春設立したNPO「昭和の記憶」の活動が産経新聞、10日の朝刊
 (19面。かなり大きな扱いなので、すぐにわかります)で紹介されました。
 お手元にご用意のある方はご一覧ください。

 NPO「昭和の記憶」は、長年、私が趣味として携わってきた、高齢者から
 の聞き取り調査を全国に普及させ、日々、失われつつある「昭和の記憶」を
 収集、管理、公開するという社会的使命を帯びたボランティア・グループです。

 これまで経営を手掛けてきた会社を以前からの協力者に委ね、今後はこの
 「昭和の聞く」活動に邁進してゆく所存です。皆さまからのご理解、ご協力
 を切にお願い申し上げる次第です。

 ウェブサイトをご覧になってのご感想、ご意見などもたまわります。
 ぜひともお寄せください。

 特定非営利活動法人「昭和の記憶」 http://www.kagurazaka.org/showa/

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  サイト上に新聞記事もあるので是非ごらんください!

                   しんのすけ@ばあちゃんいくからね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ▼
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 5/09 ケビン・D・ワン氏 インタビュー(ダ・ビンチの取材)
 5/12 ビジネスブックラジオ 玉置剛さん、高橋浩子さん、坂之上洋子さん
 6/13 BSC_users パーティ&トーク@元麻布ヒルズ
 x/xx ビジネスブックラジオ 三好一美さんゲストにお迎え(モリームーン)
 
----------------------------------------------------------------------
       《バランススコアカードの使い方がよくわかる本》
                ↓↓↓
◆アマゾン   http://tinyurl.com/6pcb (BSC関連でトップ売上)
◆BK1    http://tinyurl.com/6pbv (本の詳細)
◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc2 (本の詳細)

----------------------------------------------------------------------
 ▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ SARSにまけない免疫力をつけておこう。
Web ◎◎ k 来週は中国だ!
| △ | 絶対元気で帰ってくるぜ!
\v/ ^^^ また来週ね。
 -)(-δ’ ^^^^
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Posted by webook at 23:07

2003年03月31日

【マーケティングに何ができるかとことん語ろう!】..阪本啓一 ★★★★★+とんがりの美学

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-024】 2003/03/31(月) ★
★ “桜チラホラ”の月曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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http://www.pf-c.net/attenir/1k/page02.htm
───────────────────────────────────
Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ マーケティングは、
▲▼▲ 知らせる、覚えてもらう、買ってもらう を考えること。
Web ◎◎ k  マーケティングの達人、阪本啓一さんの本が出た!
| △ | この本は(も?)、すんごく気合が入っている。
\e/ 阪本啓一がいっぱい詰まった本だ。ホンモノである。
^Y^
<\ 真之助
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 マーケティングに何ができるかとことん語ろう! 】
  ◎ プレゼント:【 プレゼントWebMag 】~ダイヤモンドLoop 本日まで!
  ◎ プレゼント:【 プレゼント第3弾 】~久恒啓一さんの本 5+3冊!
  ◎ カラコラム:【 新しいロゴ? 】
  ◎ カラコラム:【 おじゃる丸 】~ 久米信行さんのメルマガより
  ◎ 出版企画A:【 私には夢があるセミナー 】~4.25(金)しんのすけ

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【マーケティングに何ができるかとことん語ろう!】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
1958年生まれ。大阪大学人間科学部卒業。マーケティング・コンサルタン
ト。ニューヨークでPalmtree Inc.を設立。同社CEO。
著書に「五感商品の創りかた」など。 http://www.palmtr.com
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
日本実業出版社/ISBN4-534-03562-4/1500円/237P
2003/4/1 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「この本、“サカモトケイイチ”が いっぱい詰まってまっせ~!。」 

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■ <忙しい方はここだけ>

自らのキャリア・ヒストリーを紹介しつつ、マーケティングとは?を熱く語っ
た阪本啓一さんの渾身の作品だ。阪本さんの作品の中で、僕はこの本と「パー
ミションマーケティング」関連の本が最高に気に入っている。

この本は、2度おいしい本である。
わけは・・・2つ。

第一部で著者、阪本啓一さんのキャリアがビビッドに語られているところが、
おいしさの一め。マーケティングを熱く分かり易く面白く語る著者の生(ナマ
)の雰囲気がとてもよく伝わってくる。阪本さんの本を読んだことのある人な
ら、わぉーモノであろう。触れると熱い、阪本啓一がそこにいる。
「仕事というものは、すべてその人のこれまで歩いてきたキャリアによって
 形成される」から、この部分は本書の大切な部分(コア)なのだ。

第二部で、マーケティングについてまさに「とことん語っている」ところが、
おいおしさの2つめ。
ここは、企業と顧客の関係性、商品作りの姿勢、マーケティングの基本、宣伝
と広告のあり方などが「阪本流」に語られる。そこには、マーケティングに関
する考え方、とらえ方の阪本ブランドがある。マーケティングの教科書に載っ
ているありきたりのコンセプトではなく、なんだか僕らの生活(ライフ)に密
着した“わかりよさ”があるのが阪本さんの特徴だ。

例えば商品についてこんなステージ(局面)分析をする。
  ステージ1:これ何?   -- (?)ステージ
  ステージ2:あったらいいな -- (had better) ステージ
  ステージ3:ないと困る   -- (must)ステージ
  ステージ4:まだあったん? -- (!)ステージ

ブランドの4つのステップもまたいい。
  Step1:刺さる
  Step2:ドアを開く
  Step3:玄関に上がりこむ
  Step4:座布団を出してもらい、座る位置を確保する。

ね、なんだかイメージわくっしょ?。関西弁がちょっと混ざって、カジュアル
モードで展開する。阪本マーケティング論は、そこらのビジネススクールには
ない面白さと生活密着感がある。ほんま、ええですわ!

ブランドは約束である。だからスジを通すべし、とんがるべし・・・などな~
るほどぉというマーケティングのキモが美味しい。

コラム的に書かれたMarketing Eye には、私たちか賢い消費者に=賢い製造者
や提供者になれるための考え方のヒントがあって、キラリンと光るものがある。

パーミション・マーケティングの翻訳以来、阪本さんは知るひとぞ知る炎のマ
ーケターなのである。
今度ビジネスブックラジオにもご登場いただこう!

おすすめ度は、 ★★★★★+とんがりの美学
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■ <お暇な方は、もう少し>

本文の「わがキャリアを語ろう」「マーケティングを語ろう」は、是非、本書
を手にとり読んでほしい。だから、それ以外の部分(でさえ、すんごくいいメ
ッセージがあるんだけど)をご紹介しておこう。

マーケティングを大学で勉強したわけでもないという著者が、マーケティング
の本を書き、セミナーをやり、それこそ阪本啓一というマーケティングのプロ
というブランドを確立したのはなぜか? 
そんなところに注目すると、Marketing Eye というコラムは実に鋭い光を放っ
ていることに気がつく。

例えばこんなタイトルのコラムがある:

 ◆同じカテゴリーの店を比較しよう。
   僕らは毎日、コンビニにしても、レストランにしても似たようなカテゴリ 
   -のお店を利用している。それらを比較するのだ。
   結構、これは頭の体操になる。
   お子さんがいるなら、いっしょに考えても楽しい。
   「今日は出かけないし、ちょっと町のお店のマーケティングをやってみる
    か」なーんてね・・・・
   子供から、「おとうさん、マーケティングってなぁに?」
   なんて言わせたら最高だ。
   (うちんちの子供は、バランススコアカードってなあにと口走った)笑

 ◆常に違うメディアに接触しつづけよう。情報虫歯にならないために。
   私たちは日ごろ情報をTV、新聞、メールなどで手に入れる。ある程度たつ
   と定番になり、ボトミングする。(変わらなくなるのだ)
   それは、ある意味「情報虫歯」の状態(甘いお菓子しかたべなかった、子供
   のころと同じ)。ときには、違う雑誌、違うマンガ、異なる人などから情報
   を仕入れるのもいいね。

 ◆自分の中でベストテンをつけておこう。
   これもいい習慣。いい本、いいTV,いい上司、いい部下、いい病院、
   いいメルマガ・・・・年に一度そういうのをやり、しかも「書き留めて」
   おくといい。阪本さんは、定点観測の面白さも書いている。

 ◆常に「ネタ」目でモノを見よう。
   世の中すべて、ネタの元になる。そんな目線で眺めれば、コマーシャルも
   受け流しではない見方ができるし、本屋の本の並べ方、電車の案内放送
   なんでもネタとして使える材料となる。
   要は、そういう目で見る姿勢をもつか・・・・もたないか。
   (姿勢、目線をもっても、それを入れるだけじゃ続かない、面白くない。
    是非、出してみたい。たった10人の読者のメルマガでもいい。
    それはそれで価値がある。)

 ◆書き留めよう。
   阪本さんは、
   「むずかしいことをやさしく、やさしいことをゆかいに、
    ゆかいなことを深く」(井上ひさし)
   こんな言葉を教えてくれた。
   書くことは、考えること、考えたことは出すこと、出せば必ず何かが
   帰ってくる。そのときは、やさしく、ゆかいに、深く・・・いいねぇ。


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=03016072

\ 阪本さんのPalmtreeのサイト
/   http://www.palmtr.com
\     本書にもpalmtree というロゴの由来が書いてあるよ。



------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

こんなこともかかれている。
  
 顧客生涯価値(Life TIme Value)
「なんて、ウソである。」

とくる。
かっこいいコンサルタントのマーケティング口から「ライフタイム・バリュー
をいかに高めるかが御社の課題です」なんてセリフが出ると、そうかなぁなん
て思ってしまう。
しかし、阪本さんの言うように、「わしは、これから一生xxハムしか食わん
」とか「僕はJxLにしか乗らない」なんてことはないのである。
顧客にとっては、あったほうがいい程度のかなり曖昧な嗜好を、あたかも一生
涯・・みたいなコンセプトは、どうかと思ったほうがいい。

顧客生涯価値とは「その顧客が生きている間、どれだけ顧客から搾り取ること
ができるか計算する、というエグイ考え方をさす」。(かはぁー、すんごい考
え方だったねぇ・・・笑)

その他、僕の心に残っている阪本節(ぶし)は・・・・

ブランドは約束である。顧客の胸に突き刺さった約束、それがブランドという
わけだ。したがって、ブランドは「スジを通さなければならない」

マーケティングをアタマとすれば、営業はアシである。
営業は、狩猟型か農耕型かといえば、断然農耕型である。タネを巻いて芽が出
るまで気長に待つ、とにかく丁寧にケアを続ける。

などだ。

阪本さん自身を知る上でも、またマーケティングを自ら「考える」上でも、と
ても役に立つ本だ。この本は、読む本ではない。自ら考えるための本である。
マーケティングをいつもポケットに入れておくための本だ。

そんじゃ、行ってみようか。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+とんがりの美学

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティングのプロの方
  まーけてぃんぐって?と言う方
  自分ブランドを探している方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●楽天Webook ( http://tinyurl.com/8g2f )
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  ●アマゾン     ( http://tinyurl.com/8g2n )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.04.04[金]:【--】..
2003.04.03[水]:【--】..
2003.04.02[水]:【--】..エイプリルフール2休刊:笑
2003.04.01[火]:【--】..エイプリルフール休刊:家族サービスにゃのら!

2003.03.31[月]:【マーケティングに何ができるかとことん語ろう!】..阪本啓一
日本実業出版社/ISBN4-534-03562-4/1500円/237P
★★★★★+とんがりの美学
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-05 ・ ・ ・ ‥… □■

  ●<WeBmag 2003 Present > ~ ラッキィLOOP!?  本日限り

  LOOP創刊特別記念で、下記のプレゼントがあります。

  期間限定: 2003年3月31日までに定期購読をお申し込みの
        お客様全員に創刊号を無料でご提供!

         さらに。。。

   ★☆★ しんのすけからビッグなプレゼント! ★☆★

 LOOPお申込の際は、下記の富士山ギフト券をご利用ください。

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  ダイヤモンドLOOP購入の際
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  期限:2003年3月31日まで(今日だよ、今日!)

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http://www.fujisan.co.jp/P1008/Product/1281679680/


                       しんのすけ@企画人 
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-024【新しいロゴ】 ・・‥… □■

Webookの新しいロゴを作った。自分ながらちょっとカッコいい。
 エクセルで作った。
 4月になったらサイトの再構築をしようと思っている。そこでお披露目
 の予定・・・・なんちゃって。

                    しんのすけ@なんでもつくろ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-09【おじゃる丸】 ・ ‥… □■

  今日は、おじゃる丸をご紹介。
  じゃなくって 久米信行さんをご紹介。
  なぁんて今さらなんだけれど・・・。だって久米さんを知らない方を探す
  ほうが難しいでしょうから。けど、そんなことはお構いなし。
  久米繊維工業の社長さんで、Tギャラクシーのオーナーであり、
  四国のTシャツアートの支援者であり、縁人奇妙メルマガ発行者であり
  All About のガイドであり、ソフト化経済センター客員研究員であり・・
  なにより、ネット時代のキーパーソンのヘソ(核)みたいな方なのだ。

  久米さんにはずいぶん前からお世話になっている。
  いつもメルマガ等を通じて、キモになる情報を頂いているから、いつも
  つながっている感じがする。

  実は今日も、久米さんのメルマガでビビっときた。
  NHK教育TVのまんが「おじゃる丸」(幼年向け番組)のご紹介だ。

  久米さんのご了解を得て(ないけど)、そのサワリをご紹介。
  フルのメルマガご希望の方は、 webook@yahoo.co.jp 松山まで。
  
> ================================================================
> ■1 今朝の「おじゃる丸」に涙。木の精「木の下」の願いは....。
> ================================================================
>
>  今朝の「おじゃる丸」をご覧になった、そして涙した縁者は...
>  どれだけいらっしゃるのでしょう?
>  不覚ながら...私も、泣きました。
>
>  ジオノの「木を植えた男」や、
>  シルヴァスタインの「おおきな木」に泣ける人なら、
>  ...きっと、泣けるはず。
>  ぜひ、今夕の再放送を....。  (3.31 17:30-17:40 NHK教育)
>
> ■ 「おじゃる丸」のメッセージ
> ----------------------------------------------------------------
>  
>  「おじゃる丸」は...おそらく幼児~小学生向けに制作された
>  NHK教育テレビのアニメです。
>  しかしながら、見れば見るほど奥が深く...
>  今どきの「都会ぐらしの大人の心」に染み入るメッセージを、
>  ひそかに発しているのです。
>
> ■ 今日のお話「また会う日まで」(詳しくはお話しいたしませんが...)
> ----------------------------------------------------------------
>  今日の登場人物は....老木の精「木下」です。
>  「木下」は、「おじゃる丸」に会える日を
>  とにかっく、待ち続けて、待ち続けて....やっと...。
>  なぜ?
>  そして、何を伝えたかったのか?
>  
>  ぜひ、童心にかえって...
>  イラクや株価のニュースも忘れて...
>
>  今日、夕方5:30~40 からNHK教育テレビで放映される
>  再放送をチェックしてみてくださいませ。
>  「どんぐり」ひとつ見る目も、変わってくるかもしれません。
>
>   ▼おじゃる丸
>    http://www.nhk-sw.co.jp/chara/ojaru/
>
>  久米 信行


  久米さん素敵な情報をありがとうございました。
  社内で泣けそうな人(!?)にいっぱい転送しました・・・笑

  NHKの放送時間はすでに過ぎてますが、高校野球のため
  放送延期になったかな?
  また見るチャンスはあるでしょう・・。
  NHKの方、絶対再放送してね!

  久米さんとつながりたい方は、こちら:

□ 縁メール【 縁尋奇妙 】~日経SmallBiz【 経営よもやま話 】世話人
   http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/free/rashinban/yomoyama/
   http://www.melonpan.net/mag.php?003030 <登録>

◇ NTTコムウェア【 COMZINE 】水曜日スマートIT「メール道」連載
   http://www2.nttcom.co.jp/comzine/smart/koremade_index.html
   http://www2.nttcom.co.jp/comzine/toto/nov1/kaiin.html <登録>

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-014【セミナーご案内】 ‥… □■

 ご存知、元気印の「私には夢がある」社の和田さんのセミナーで
 お話をさせていただくことになってます。
 お題は、「バランス・スコアカードで遊ぼう!」
 ---------------------------------------------------------
 ●「バランス・スコアカードの遊び方」
   講師:Webook 松山真之助氏、4月25日(金)19時半~
           http://www.yumearu.com/houkoku10.htm
 ---------------------------------------------------------
現在、参加予定は41名様です。まだ、大丈夫かな?・・・

                   しんのすけ@セミナリスト 
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       《バランススコアカードの使い方がよく分かる本》
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◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc2 (本の詳細)

  「企業診断」4月号に上記の本の紹介がでてま~す。感謝ぁ!
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 ▼
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ξ
▲▼▲ 桜が咲いた・・・
Web ◎◎ k 4/1はエイプリルフールで国民の祝日になる
| △ | らしい?(AF予行演習)  じゃ、またね。
\v/ ^^^
 -)(-’ ^^^^
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 22:57

2002年10月22日

【全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術】..玉木剛 ★★★★☆+販促広報

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-106】 2002/10/22(火) ★
★ “柿食えば・・・”の火曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ (TEMP) ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ ノーベル賞受賞のニュースはどうみても、田中さんに肩入
▲▼▲ れした報道になっている。もう一人の方がかわいそう?。
Web ◎◎ k  プレスの琴線にひかかると、とんでもないパブ効果が
| △ | 湧き上がる。企業はこれを利用しない手はない。
\e/ さて、今日は、プレスリリースのお話。
^□~
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術 】
  ◎ カラコラム:【 堀義人さん収録ご招待! 】10/24 18:00~渋谷
  ◎ 出版企画A:【 電車でSUI 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術】

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■ジャンル:ビジネス、広報
----------------------------------------------------------------------
■著者:玉木剛(たまき・つよし)
  大阪府生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。ノンフィクションライタ
  ー。共著に「モラトリアムで歩き出そう」など。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
翔泳社/ISBN4-7981-0203-2/1500円/213P
2002/09/13 第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「1500円のこの本は、ひょっとしたら100倍くらいの価値に化けるかも・・」

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■ <忙しい方はここだけ>

企業は、次々の新しい製品や商品、サービスを生み出し、買ってくださいと宣
伝活動に力を入れる。
宣伝をするのはどの部署?
当然、宣伝部とか営業企画部とかになる場合が多い。お金もつぎ込んでいる。
場合によっては代理店なんかも使って大々的に・・・
しかし待てよ。ほんとに効果が上がってるのかな?

一方で、ひょんなことからテレビや新聞のメディアの目にとまり、それが記事
や番組で紹介されるとどうなるか・・・。問合せバンバン、うれしい悲鳴・・
みたいな状況になる。

この『ひょんなこと』は、黙っていてはやってこない。本書は、そのひょんな
ことを生み出すポイントを解説してくれる。

東京テレビの『ワールド・ビジネス・サテライト』をご覧になる方は多いと思
う。視聴率5%=約500万人が見ていることになる。20代30代の女性が
多いとも言われている。そんな番組で製品が紹介さでもされようものなら、も
のすごい宣伝効果を呼ぶ。
こうしたマスコミによる波及効果を“ぜんぶ只でしかも15分でやっちゃおう”
というのが本書のエッセンスだ。

さてその秘密兵器とは・・・・『プレスリリース』

うちは大企業でもないし、プレスリリースなんて・・・という企業(中堅、中
小企業)は多いはず。制限があるわけでも、お金がかかるわけでもないのにで
ある。やらないだけ・・・それは多いなる損失である。

効果÷投資でいけば、宣伝活動より、広報活動のほうがものすごく大きい。何
せマスコミを利用して只で宣伝してもらえる、しかも、他人の評価という強力
な味方をつけて。

本書では、こうした販促広報のための採用されやすいプレスリリースのコツを
具体的にかつ分かりやすく解説してくれる。
『プレスリリースで最も需要なのがタイトル。』『15秒で採否が決まるから
冒頭5行で要点がわからないようでは即ゴミ箱行き』『5W1H、簡潔にA4
1枚にまとめる』『文章は、ですます調で』など非常に具体的な指南がウレシ
イ。何より「それを受け取るマスコミの立場にたって」書くことが大切だとい
う。なーるほどぉ・・・。

また、採用を決定するのは新聞社、TV局などの報道機関であり、それらの編
集長の生の声がインタビュー記事として紹介されているのも説得力がある。

ワールドビジネスサテライト、毎日新聞、日経ビジネスなど、宣伝効果抜群の
マスコミを見方につける秘密兵器を使わない手はない。

おすすめ度は、★★★★☆+販促広報
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

プレスリリースは、一応の型がある。
  --------------------------------------------------
  報道関係者各位 といった 報道資料であることの明示
  リリース番号
  タイトル    パンチのあるものを
  リード文    4~5行
  本文(参考資料は2枚目以後)
  発信日時
  会社名、担当者
  連絡先
  --------------------------------------------------
などなど。

書くときには、いくつかポイントがある。

 ☆魅力的なタイトルで半分きまる
 ☆リード文は、4-5行で、記者はここを読んで面白いかどうかを判断
  専門用語は使わずに読んだらだれでもわかること
 ☆本文は、リリースの背景を中心に、概要、詳細を客観的かつ簡潔に
 ☆連絡先は絶対忘れてはいけない
   電話、FAX,メールアドレス、担当者名

また送るときも注意が必要だ。
 □送り方は、つきあいのないマスコミや記者なら基本は郵送かFAXで。
 □メールで送るときは、マスコミの人がパワーポイントやワードなどを
  開けないことがあることに注意(マック派の人が多いから)
 
なぁるほどぉと思えるいくつかの広報チップスは、実用的だ。

_________________________________
@ 戻る PR 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02045228
| ↓
|  Yahooのプレスリリース
|    http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/
|  ソニーのプレスリリース
|    http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/
|  広報.JP
|    http://www.koohoo.jp/   ←ちょっとした読み物あり!
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
インタビュー記事から拾ってみよう。

 ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)プロデューサー持永秀樹氏
   やっぱり一番重要なのは、タイトルなんですよ。
   判断に要するのはほんの数秒。
   簡潔に書いてある文章は読みやすいし採用する可能性も高い
   
 毎日新聞編集局次長 森戸幸生氏
   とにかく一枚の紙に簡潔にまとめることだと思います。

 日経ビジネス編集長 野村祐知氏
   徹底した現場主催が本誌の特徴。
   プレスリリースは関係のはじまりである。

なお対マスコミPRのうら技も紹介されている。たとえば
 イベントを企画する
 募集ネタを企画する
 アンケート結果を発表する
などだ。
マスコミのコンタクト先や訴求力(発行部数)も掲載されているので、具体的
に動くとき役にたつ。

さぁて、いっちょうプレスリリースしてみますか!
僕も本のリリース考えなくっちゃ(まだ早い!?)

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■ <オススメ度>

   ★★★★☆+販促広報

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■ <読んで欲しい方>
  企業の広報担当の方
  営業企画の方
  社長さん
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●BK1   ( http://tinyurl.com/2817 )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/2819 )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.10.25[金]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.10.24[木]:【-】..お休み (ビジネスブックラジオ)ご招待!
2002.10.23[水]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.10.22[火]:【全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術】..玉木剛
翔泳社/ISBN4-7981-0203-2 /1500円/213P
★★★★☆+販促広報
2002.10.21[月]:【号外】..ビジネスブックラジオ収録ご招待

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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-106【堀義人さん収録ご招待!】□■

 ビジネスブックラジオというUSEN放送の番組があります。ch=i-26
盛池プロデューサーのお陰でこのごろこの番組のパーソナリティ駆出しを
 やらせていただいてます。

 これまで大久保寛司さん(21世紀、残る経営消える経営)、藤原和博さん
 (ご存知リクルートフェロー1号だった方)、久恒啓一さん(図解の第一人
 者の方、僕の先輩)などをお迎えしました。

 実は24日(木)に、グロービスの堀義人さんをゲストにお迎えする予定
 になっております。
 で、・・・
 せっかくですので、渋谷のUSENスタジオにWebook 読者の方をご紹介
 しちゃおうかなぁと思っております。
 5名様くらいかな・・・。多かったら抽選ね。

 あの和田清華社長(私には夢がある)も来てくれまーす。
 ご希望の方、しんのすけまでメール頂戴!  webook2002@yahoo.co.jp
〆切は、明日23日の10時までだよーん。

                       しんのすけ@スタジオ5
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ★ アンケート結果レポート、近日公開! ★  携帯マガジン 1toku.com 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
先日実施した『携帯電話端末の利用方法について』のアンケートに対し、沢山
の方にご協力いただきありがとうございました。総体的に見ると「使っても良
いと思っているのだが、使いづらいサービスが目立つ」という意見が多かった
ようです。事実、回答者の半数近くが「メールマガジンなどの購読サービスに
登録していたが退会した」という方でした。
それでも、着メロや待ち受け画面のダウンロード以外で「時刻表や交通アクセ
スの検索」「天気予報やニュース情報の取得」と、サービスを活用されている
方も多く、新コンテンツ開設の参考になる貴重な情報をいただくことができま
した。結果の詳細は「1tokuレポート」として会員限定で近日公開します。
まだ登録されていない方は下記のアドレスから今すぐご登録を!

 登録はこちら → http://www.1toku.com/ktouroku_bm.php?k=002KiU8C

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-016【電車で推敲】・ ・‥… □■

 電車でGOではないけれど、原稿の校正や推敲は電車の中。電車でSUI。
 電車のユラギは頭によい?!。
 印刷した原稿をアカペンで修正しているヘンなやつがいたら
 しんのすけかも・・・。
 
                 まつやま・しんのすけ@BSC
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ 今日はいい天気。
Web ◎◎ k 朝方、満月が西の空に・・浮かんでました。
| △ |_ 最近、サーバー(Gaiax)が不調です。
\b///       また来週!
 |_|~~
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:25

2002年07月15日

【EMOTIONAL PROGRAM BIBLE】..坂井直樹 ★★★★+感性の民族地図

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-091】 2002/07/15(月) ★
★ “ボツ・ダム宣言@長野”の月曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ 普段、ものを買うとき、決め手になるのは何でしょう。
Web ◎◎ k  機能、性能、デザイン・・・いろいろあるけれど
| △ | 結局、自分の感性にあったものを買っているのでは?
\e/ 今日は、感性の法則を探る本。
^□~ (ウイルス騒動で配信が一日ずれました)
/L      真之助
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 EMOTIONAL PROGRAM BIBLE 】
  ◎ プレゼント:【 英語で学ぶMBAベーシックス 】お礼と当選者
  ◎ イベントだ:【 堀義人さんライブ 】7/25 19:30 
  ◎ カラコラム:【 私には夢がある 】
  ◎ 出版企画A:【 目次案でーきた 】


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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【 EMOTIONAL PROGRAM BIBLE 】

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■ジャンル:マーケティング
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■著者:坂井直樹(さかい・なおき)、Water Studio & EP-engine
  1947年京都生まれ。コンセプター。73年に(株)Water studio設立。現在
  (株)EP‐engine代表。著書に「コンセプト気分の時代」など。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 英治出版/ISBN4-901234-22-6 /3500円/134P
2002/6/26 第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「ライフスタイルは、エモーションによって創造された生活様式である。」

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■ <忙しい方はここだけ>

パソコンの機能は、メーカーの間でそれほど大きな(決定的な)差異はない。
にもかかわらず、ソニーのバイオは独自のポジションを確保している。その要
因は一体なんだろう・・・。そんなところから本書ははじまる。

消費者は、何をもって欲しいものを決めるのだろう?
ブランド。確かにそれはそうなんだが、本書では、ブランド個別ではなく、ブ
ランドとブランドの関係性の中で考えるべきだという。つまり、
「生活者は自分自身のセンスで、ブランドを編集し、生活を演出している」
というのだ。

そして、その編集の根幹をなすものが、生活者の個性・好み・気分=エモーシ
ョンであるという。エモーションにフォーカスし、市場の雰囲気を測るマーケ
ティング・インターフェイスを提案する本である。

別の言い方をすれば、「感性の因数分解」の本である。

EP(エモーショナル・プログラム)ではエモーショナル・マトリクス上に9
つのグループをマッピングしている。
マトリクスこんな具合である。

       Conservative ←→ Aggressive
      ------------------------------------------
Adult | 正統派 洗練派 自由派・・・・・・表現派

↑ |  伝統派
|     ストリート派
↓ |
|               ストリート派
Junior |_____________________

私たちは日々の暮らしのなかで、食事を選び、車を選び、洋服を選択し、雑誌
を買い、レジャーを選んでいる。それぞれ、まったく別の観点で行動している
かといえば、そうでもない。コンサバな人は、やはり落ち着いた色の車を選ん
だり、シックな洋服を着る。トンでる人は、レストランも服もなとなく突き抜
けた感じがある。
やはり、エモーションのスタイルがあるような気が、・・・する。
趣向の一貫性、そういうものだ。

本書は、さまざまな消費品目をエモーショナル地図の上にマッピングして、感
性の地図の旅をする本だ。

マーケテイング、デザインの世界にいる方は、是非!

おすすめ度は、★★★★+感性の民族地図
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

 「エモーショナル・プログラム=マーケティング・インターフェイス」
 くわしくは、本でみてね。
_________________________________
@ 戻る 感性 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02031747
| ↓
| 感性の法則=エモーショナル・プログラム
|    http://webshincho.com/engine/200109/
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
----------------------------------------------------------------------
■ <読んで欲しい方>
  感性を分類したい方
  デンザンにかかわってる方
  マーケテイング部門の方
おすすめです。
----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>

   ★★★★+感性の民族地図

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://tinyurl.com/nt7 )
●BK1   ( http://tinyurl.com/nt9 )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.07.19[金]:【-】..たぶん 配信なし (原稿かいてます)
2002.07.18[木]:【-】..たぶん 配信なし (原稿かいてます)
2002.07.17[水]:【-】..たぶん 配信なし (原稿かいてます)
2002.07.16[火]:【-】..たぶん 配信なし (原稿かいてます)
2002.07.15[月]:【EMOTIONAL PROGRAM BIBLE】..坂井直樹
★★★★+感性の民族地図
英治出版/ISBN4-901234-22-6 /3500円/134P
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-16 ・ ・ ・ ‥… □■

松林先生からのご案内:
  【吾人の任務】の著者、グロービス創立者の堀義人さんのライブ講演
  があります。 
   http://www.globis.co.jp/gms/event/report/gc020315_1.htm

  7/25(木)だよ!時間は、えーっと・・・? 調べます。
  場所はこちら:

     東京都渋谷区道玄坂2-10-7
     新大宗ビル8F
     TEL 03-3780-0008
     E-mail forum8@d2.dion.ne.jp
     http://www.forum-8.co.jp/k/forum8/map.html


  足立さん、小出さん、栄利さん、片岡さん、しんのすけ が参加予定。
  まだ少し席あるみたい。ご希望の方、しんのすけまで。

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-16 ・ ・ ・ ‥… □■

「英語で学ぶMBAベーシックス」の著者、藤井正嗣さんからリクエスト
 がありましたアンケート、たくさんの方にご協力いただきありがとう
 ございました。 はいはい、お楽しみのプレゼント当選者でーす。

 当選者発表:
  1)荒田○子さん(グッドコメント多謝)
  2)岩川○章さん(一石二鳥で頑張って)
  3)船曳○三さん(やってみたら分かる!)
  4)東 ○美さん(ご利益ありましたよ!)
  5)橋爪○紀さん(人はざるで水をすくう)

 オメデトウゴザイマス! 是非、頑張ってトライしてくださいね。
 藤井さんのこの言葉、救われますよねぇ。
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> 毎日少しずつでも、つまり「ざるで水をすくうように」
> 勉強を継続することが大切ですよ。
>             藤井 正嗣
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-091【私には夢がある】・ ‥… □■

 私には夢がある。
 なんて素敵な言葉でしょう・・・って思いません?
 実は、この言葉を会社名にしちゃった人がいます。Webook 応援団の
 お一人、和田清華さんです。
 ついこの間まで、学生さんだったのに、いまや代表取締役。
 その行動力と 人と人をバインドする不思議なパワーは、尋常ではない。
 夢を実現したいかた、彼女のまわりには夢の素があるかも・・・

 そういえば、新会社第一弾企画として きっかけ作りセミナーが
 あるようです。

  【テーマ】もう一歩、相手の心に踏み込むビジネスマナー
  【講師】フリーランスホテリエ 江澤博己
  【日時】2002年7月25日(木) 
      18:00~ 開演(※講演開始前にも、参加者交流会)
      19:00~ 講演
      20:30~ 交流会

  【会場】フォーラムエイト 774会議室
      住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-7新大宗ビル
      堀さんのセミナーと同じビルだ!
 
 和田さんの会社もちょっとだけご紹介しときましょう。
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 有限会社 私には夢がある
 代表取締役 和田清華
   〒150-0047 東京都渋谷区神山町41-5-2B
   wada38ka@tj8.so-net.ne.jp

 □【私には夢がある】、は「夢を実現したい!」と真剣に思って
   いる方と一緒に伸びていく会社です。
 □「夢って言われてもよくわからない」という方には、漠然とした夢を
  具体的な夢にする方法をともに考えていきたいと思っています。
 □「夢なんてかなうはずがない」という思考の枠をはずしてもらい、
  一歩踏み出す勇気をあげることが、我々の会社の使命です。
 □スタッフは出版社からの転職組み2名です。
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          しんのすけ@夢の応援団
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-002【目次案でーきた】・‥… □■

 出版企画の進捗報告です。
 ようやく、目次のイメージができました。
 編集担当の大渕さんに連絡して、調整予定。
 原稿も3項目分できたぞ・・・・。

 まだ、この本の原稿もできてないのに次の作品の構想が・・・
 ばか、まだ早い・・って自分にいってるんだけど、脳みそバクハツ。
 「BVB」という新しい概念?!とメル達「メールの達人」というもの。
 メールについては、社内でいろいろお小言師をやってるんだけど
 これは多くの人に広めたいなんて思ったもので・・・。
 BVBって何かは、半年後にばらしましょう。

                  まつやま・しんのすけ@BSC
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 ■ バランス・スコアカード メルマガNo3 : Pubzine 18104 □
 □ バランス・スコアカード MLスタート : BSC_Users@eGroup ■
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』(969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ
▲▼▲        今日からしばらくWebook of the Week で
Web ◎◎ k,Mobook   いきます。3ヶ月くらい・・。
| △ | 我慢できないくらい面白い本は、週の途中で
\ \b/ /~ もご案内しまーす。
~~~o~~~ 台風7号がやってきた。またこんど!
|t|
△~△ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:13

2002年04月09日

【すべてはネーミング】..岩永嘉弘 ★★★★☆+名前は?

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-049】 2002/04/09(火) ★
★ “はなみずきの季節”の火曜日  ★
★ http://listen.to/webook               ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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  Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ  ♪
▲▼▲ ♪ 名は体を表す。たまに体以上にアピールする。
Web ◎◎ k ♪ 世の中には実にセンスのいいネーミングがある。
| △ |.   名前をつけることの面白さとダイナミズムを
\⊂♪   楽しんでみよう。
~()~~  
/>                         真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 すべてはネーミング 】
  ◎ カラコラム:【 サラ川 】
  ◎ プレゼント: A【 就職・転職の法則 】    x3冊 New!
         : B【「時間」のマーケティング】 x5冊 New!
  ◎ おさそい♪:【 藤井正嗣 Live in TOKYO 】 4.13(土)

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【すべてはネーミング】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:岩永嘉弘(いわなが・よしひろ)
  早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。光文社編集記者、明治製菓宣
  伝部を経て、ロックスカンパニー・岩永事務所を設立。コピーライターと
  して独立。著書に「ネーミングが広告だ。」など。
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■出版社:
 光文社/ISBN4-334-03128-5/700円/226P
2002/2/ 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「我輩は新規事業である。名前はまだない。さーてと・・・」

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■ <忙しい方はここだけ>

言葉を生み出すことを仕事にしている人は多い。作家、ライター、編集者、作
詞家、詩人、コピーライター。この中で、簡潔明瞭、記憶に残る言葉を生み出
すことに心血を注いでいるのがコピーラーターだ。

著者に言わせると「広告文の形式に関して、乱暴に言いきってしまえてば、コ
ピーを刈りこんだものがキャッチフレーズであり、それをさらに縮めればネー
ミングとなる」そうだ。

モノの名前であり、かつ、機能や魅力をイメージできる。ネーミングとはなか
なか面白い仕事である。本書は「MyCity(新宿)」「からまん棒(洗濯
機)」「saita(マガジン)」などを生み出したネーミングのプロが、ネ
ーミングにまつわるオモシロいエピソードや歴史的考察などを展開した本であ
る。著者は、名前をつけることをビジネスにした「名付けビジネス」の第一人
者だ。

著者のヒット作品である「からまん棒」(日立)は、ネーミング史上で時代を
画した作品のようだ。それまでは、「銀河」とか「うず潮」とか「愛情」とか
いった言ってみればノーマルな名前だったのが、日立の新製品につけられた「
からまん棒」あたりからネーミングの常識が変化したらしい。つまり、キャッ
チフレーズがネーミング化するという現象だ。売上にも多大な影響があったと
いうからすごいのだ。「からまん棒」をひねり出すときのいくつかの候補作や
決定されるプロセスなどもなかなか面白い。

ネーミングの要諦は「語感」「品格」「形容」「イメージ喚起」「願望」の5
つだそうだ。トマト銀行、写ルンです、おーいお茶、Suica、キズアワワ
などあーあれねとすぐに思い出せる傑作ネーミングは、言葉のもつ楽しさを名
前に凝縮させている。

時代を遡って太平洋戦争時代、海軍の船につけた名前が艦隊の構成や規模、機
能を表していたという話には驚いた。
戦艦は国の名前(大和、陸奥、武蔵・・)、一等巡洋艦は山の名前(赤木、高
雄、白根・・)、二等巡洋艦は川の名前(天竜、利根、最上・・)などだ。名
付け親は海軍の父と呼ばれた山本権兵衛。明治38年に初案をつくり、天皇に
「プレゼン」をして裁下を仰いだという。
ネーミングの重要性は昔からあったというわけだ。

名前の流行をながめるとその時々の時代がみえたり、製品のヒストリーが現れ
ていたりして楽しい。名前の新化も面白いものだ。

あなたも、新製品のネーミングを考えてみません?

おすすめ度は、 ★★★★☆+名前は?
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■ <お暇な方は、もう少し>

「千と千尋の神隠し」をご覧になった方は多いことだろう(5人に1人はみた
といわれてる)。千尋が迷い込んだ神様が休息する温泉町で、千尋は名前をと
られてしまう。
監督の宮崎駿が言ったように「言葉は力である」し、「名前を奪うという行為
は、呼び名を変えるということではなく相手を完全に支配しようとする方法」
なのかもしれない。

銭婆(ぜにばば)が、千尋に「いい名前だね。自分の本当の名前を大切にする
んだよ」といったシーンは、ご記憶の方も多いはず。

名前は大切なのだ。子供につける名前は、まじめに考えようね。

同じような類で、タイトル(職責名)もある。部長といわれたとたんに、それ
までさしたるマネジメント力がなかった人が、はりきっていいマネジメントを
発揮したり、部署の名前を戦略推進室とつけたとたん、考え方やモノのみかた
もかわったりすることもある。(ま、現実はそう甘くはないんだけど・・・)

名前は大事なのだ。組織を作るときは、真剣に考えようね。

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@ 戻る 名前 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02007392
| ↓
|  著者のコピー作品
|  http://iwarox.com/
|    JAL悟空とか、民主党 のこの方の作品だったのか!
|
|                       => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
著者は、自分自身を「コピーライターとしては1.5流だ」と謙遜しているが
「のどに包帯は巻けません」(イソジンガーグルのPR)とか、ネーミングで
いえば「からまん棒」、「元気甲斐(駅弁)」「ASTEL」などを生み出し
ている。そして、とりもなおさす「ネーミング」を初めてビジネスにしたパイ
オニアなのだ。

パイオニアが、パイオニアになるきっかけは、ふんどしのネーミングだったと
いうのも面白い。その時(11PMというTVの番組)のエピソードも詳しく
語られている。

 ふんとしのネーミング:
   フン・ド・シン(フランス語風)、フンデーション、フンタロンSー
ルドLーパーmンuラン(ぶらぶらしない)ゥなどなど。
   最終的には 国際化社会にも適用できる秀逸なネーミングと評価を得た
   「Japants」に決定・・・。

こういう言葉の遊び、やってみたいね。

「10字にも満たない言葉の中に、商品の魅力、言葉自体の楽しさ、その時代
をぎっしりと詰める知恵と力ーその魅力を是非知りたい」と思って執筆依頼を
した編集者の気持ちに十分にこたえている本である。

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティング部の方
  商品企画の方
  ネーミングが趣味の方
  名前はまだない・・ネコを飼っている方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+名前は?

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://go.iclub.to/naming/ ) 直接購入可
●BK1   ( http://go.iclub.to/naming1/ ) 直接購入可
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.04.12[金]:【】..
2002.04.11[木]:【】..
2002.04.10[水]:【】..
2002.04.09[火]:【すべてはネーミング】..岩永嘉弘
 光文社/ISBN4-334-03128-5/700円/226P
★★★★☆+名前は?
2002.04.08[月]:【三色ボールペンで読む日本語】..斎藤孝
 角川書店/ISBN4-04-883737-0/1500円/210P
★★★★★+3色ペン
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-08 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼WEBOOKプレゼントGW前特別企画 ♪♪♪♪♪♪♪

    ◎ 【「時間」のマーケティング】~竹元雅彦x 5冊
       http://www.hoops.ne.jp/~webook/2002.03/2002.03.28.htm
    ◎ 【就職・転職の法則】~〔en〕編集部編 x 3冊
       http://www.hoops.ne.jp/~webook/2002.01/2002.01.09.htm
  
 ▼応募方法
    ・タイトル:時間 or 転職+あなたのお名前
    ・本  文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆  切:4/24(水)

 ▼竹本さんとenの鈴木さんのご協力で実現しました。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-049【サラ川】   ・ ・‥…□■
 
 第一生命のマーケティングツール。それは毎年募集するサラリーマン川柳
 だ。全国サラリーマン諸氏が応募した作品からベスト100が選ばれてい
 る。職場に生命保険のおばさん(お姉さん?)がもってきた色刷りの紙が
 あるのではないだろうか・・・。
 自信作の川柳は時代を写していてなかなか楽しい。
 目を引いたのは

  < 銀行も 昔の名前で 出て欲しい   ~ 預金カラオ >

 だ。いやまったく、そのとおり。UFJはUSJかと思うし、みずほは
 システム障害のニュースでやっと昔の名前が何かを覚えたくらいだ。
 1年間くらいは、(もとxx銀行、xx銀行、xx銀行)という旧行名を
 付記してほしいものだ。
                しんのすけ@銀行万苦
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 ▼ おさそい ▼

  今度の土曜日、グロービス松林先生企画の ライブトークに
  いきませんか? しんのすけも万難を排して参加予定・・。
  いらっしゃるかたメールくださーいネ。

     ********** 藤井正嗣 Live in 東京 **********

日 時: 2002年4月13日(土)1500-1700 その後懇親会。
「あなたの人生全開ですか!?!?!?」
ビジネス英語界のイチロー藤井正嗣
     「英語で学ぶMBA(NHK出版)について語りまくる」
    おまけ「あなたの中の魂を震わせます。。。。」
詳細・お申し込みは
     http://www.max.hi-ho.ne.jp/pangaea/

   参加希望の方、webook@yahoo.co.jp へメールくらはい。

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  ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ GET↓   
▲▼▲ GOT↓     
Web ◎◎ k HOT↓  街路樹のはなみずきが咲き始めました。
| △ | HIT↓      いい季節の助走ですね。
\O/ PIT↓      またあした・・・
<|ト PET↓
... />   PEN↓          真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 23:29

2002年03月28日

【「時間」のマーケティング】..竹元雅彦 ★★★★+時間ですょ

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2002-043】 2002/03/028(木) ★
★ “あれれぼくも異動だぁ”の木曜日  ★
★ http://listen.to/webook               ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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  Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ  。 時間は、一瞬たりとも留まらず、儚く過ぎ去るもの
▲▼▲ 。 と思ってきたような・・・。
Web ◎◎ k 。 しかし、買える時間、創る時間、ズラす時間など
| △ | 。   視点をかえてみると面白いことが発見できる。
\σ/ ν 今日は、時間(タイム)を考える本です。
~|Y|~~~  
< >                         真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 「時間」のマーケティング 】
  ◎ カラコラム:【 ビジネスブック・ラジオ 】
  ◎ プレゼント:【 天使は森へ消えた 】3名様

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【「時間」のマーケティング】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:竹元雅彦(たけもと・まさひこ)
  1958年生まれ。広島修道大学大学院商学研究科博士前期課程修了。現在、
  学校法人産業能率大学経営開発本部プロジェクトマネジャー。
  共著に「次世代ショッピングセンター」など。
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■出版社:
 中央経済社/ISBN4-502-36160-7/2500円/223P
2002/3/15 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「タイム イズ マネー。 誰が言ったんだろうね?」

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■ <忙しい方はここだけ>

時間というものは面白いもので、忙しい人ほと時間をたくさん使っているよう
に見えるし、万人に共通に進んでるとは思えないところが不思議だ。
また、同じ自分自身でも楽しいことをしているろアッという間にすぎるし、面
倒だなやだなぁと感じることはひどく長い時間に感じる。時間は伸び縮みする
んじゃないのってよく思う。(アインシュタインの世界みたいだ)

こうした感覚的な時間もあるが、ビジネスの世界を見渡すと、時間をソリュー
ションに活かしている様々なサービスがあることがわかる。

世の中の消費スタイルも「モノ」から「コト」(=サービス、経験、感動)へ
シフトしてきた。インターネットで時間的(&距離的)隔たりは急激に解消さ
れてきた。経営はスピードなどと言われている。世の中で価値創造は様々な分
野で行われているが、時間という視点からの価値創造を考えてみるのも面白い。

本書は、「時間が生み出す新たな価値創造」という視点から世の中を捉えてみ
ようという本だ。

「限られた資源である時間は消費者にとっては“消費資源”であり、
 企業にとっては“経営資源”である」というとおり、時間というナマものを
いかに活用するかが企業にも個人にとっても大きなテーマである。

世の中に便利なものはたくさんある。コンビニ、宅急便、インターネット・・
いずれも場所と時間の隔たりをいかに解消するか・・ということがキーポイン
トだ。本書は、そんなヨノナカの“便利”を時間という切り口で分析している。
スターバックス、クロネコ、アスクルなど身近なサービスや話題が多くのも楽
しく読める要素だ。

「タイム・マーケティング」という目線はなかなかイケてるぜ。

おすすめ度は、 ★★★★+時間ですょ
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■ <お暇な方は、もう少し>

よのなかの“便利”は、生活の様々なシーンにあるが、そこで行われているビ
ジネス活動をタイム・コンセプトの概念で整理したところがユニーク。
「時間のニューパラダイム」(1991)という本の中で松井睦氏が分析した時間
とビジネスの関係を 著者が現代版事例をとり入れ再考察したものだ。

例えば

◎時間を縮めるビジネス
 これは交通の話。航空も鉄道も道路も早いものに価値がある。早いというこ
 とは、それによって自分の時間を余計にとれるという価値を生む。
 在来線と新幹線の料金差は、価値軸上では時間価値の差である。

◎時を重複させるビジネス
 御殿場にある「プレミアム・アウトレット」、幕張にある「ガーデンウォー
 ク幕張」など、異文化ただよう雰囲気を楽しみながら(娯楽)、同時に買物
 もできるというふたつの時間を重複させる。
 eラーニングや、インターネットバンキングなども自分時間と外での時間を
 重複してくれるところがポイント。

◎時をズラすビジネス
 倉庫なんかがそうだね。倉庫は「製造」と「流通」の間の「保管」という時
 間を担う機能といえる。
 別の意味では、Eメールやレンタルビデオなんかも時をズラして機能すると
 ころがミソと言える。

◎時を広げるビジネス
 コンビニが典型。ビジネスアワーしか開いてなかった銀行がコンビニの中に
 登場し、まさに時間を広げてくれた。ありゃぁいいね!ほんと。
 今日ローソンにあるATMを触ってみたけど、イケル!
 ヤマハのサイレント楽器なんかも、時を選ばす演奏できるから、音楽を楽し
 む時間を広げてくれたビジネスといえる。

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@ 戻る 時間 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02011812
| ↓
|   1日は24時間と15分ある(と思ってみるのもいいね)
|
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そのほか、時を限定するビジネスもある。ユニクロの期間限定販売作戦・・・
あれはうちのかみさんをまんまとカモにしたるなぁ、とか早割りなど航空機の
チケットなどがこれにあたる。
また、電波時計とかeCAL( http://www.ecal.com/ )のように時を確定または知
らせるビジネスもある。

よの中をこういう目で見るっているのは、結構楽しいもんだ。

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■ <読んで欲しい方>
  時間がほしい~というビジネスマン
  時間があまってしかたないという方
  時間差攻撃でなにかしたい方
  時間銀行の方(モモ)
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+時間ですょ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://go.iclub.to/time/ ) 直接購入可
    ★ → 第1回読書感想文コンクールを開催中 3.31まで !
    http://books.rakuten.co.jp/webook/event/concour/
●BK1   ( http://go.iclub.to/time1/ ) 直接購入可
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.03.29[金]:【】..

2002.03.28[木]:【「時間」のマーケティング】..竹元雅彦
 中央経済社/ISBN4-502-36160-7/2500円/223P
★★★★+時間ですょ
2002.03.27[水]:【巧みな質問ができる人できない人】..中島孝志
 三笠書房/ISBN4-8379-7160-1/533円/269P
★★★★☆+聞き耳
2002.03.26[火]:【--】..ビジネスブック・ラジオ収録のためお休み
             盛池さんありがとうございました。
2002.03.25[月]:【使えるExcel フリー&シャソフト厳選350】..蒔田ほか
 成美堂出版/ISBN4-415-09717-0/950円/127P
★★★★+達人ワザ
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼ Webook2002プレゼント企画No.4♪ ▼
    【天使は森へ消えた】3名様

 ▼ 応募方法
    ・タイトル:天使は森へ+あなたのお名前
    ・本  文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆  切:3/30(土)

 ▼ サンマーク出版の佐藤理恵さんのご協力をいただき実現しました。

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-043【ビジネスブックラジオ 】□■
 
 先日は、二度目のラジオ収録に行きました。ビジネスブック・ラジオと
 いうゆうせん放送の番組。  http://www.ntlib.biz/ntl.html
 ビジネスブック・ラジオの盛池さんのコーディネイトのもと、ビジネス書
 を語る・・なんて番組です。盛池さんと対談する形式でおしゃべりします。
 なかなか楽しいもんですね。

 今回は「基本」というテーマで次の5冊をお話しました・・・

  会計のことが面白いほどわかる本(基礎):天野 経営者の基本
  日中英語戦争:松本道弘            英語を学ぶ基本
  子供に伝えたい3つの力:斎藤孝        子供と大人の基本
  巧みな質問ができる人できない人:中島     向上の基本は質問力
  わからないという方法:橋本治         いきる基本スタンス

 これからテーマ性をもって本と向き合う(しゃべる)ことに・・・
 うーん、それにしてもセイケさんの【聞出し力】は、スゴイ!
 どんな話題でも絶対受けられますというセイケさんは、僕以上にビジネス
 書を読んでいらっしゃる方で、そういうベース(基礎)があるからこそ
 どんな球でもヒットできるんだなぁ・・・。

 この日の収録は、英治出版の原田社長と盛池さんの対談もあった。
  http://www.eijipress.co.jp/
 原田さんの世界戦略などを伺い、またまた感激してしまった・・。
 

            しんのすけ@渋谷ゆうせん
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ  .   .    
▲▼▲   .      また明日・・・
Web ◎◎ k Joke     4月から新しい職場に。
| △ | Job      人生のベクトルと会社のベクトルは
\O/ Jog      少し開いてしまうなぁ・・・。
<|ト
... />             真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 21:12

2002年01月21日

【柔らかい企業戦略】..嶋口充輝ほか ★★★★+夢と志

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
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★ 【Webook #2002-010】 2002/01/21(月) ★
★ “雨のち雷”の月曜日  ★
★ http://listen.to/webook ★
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ξ  
▲▼▲  ■????? 大事なお知らせ(問合せ)??????■ 
Web ◎◎ k   久米さんの縁者の方から【ねずみとサンタクロース】
| △ |     のお問合せメールをいただいておりました。
\σ/_b    こともあろうに、そのメールを紛失してしまい
( Y)      お返事ができない状況です。心当たりの方
e e      再度メールくださいませ。 真之助@ごめんなさい
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【柔らかい企業戦略】
    ◎ カラコラム:【Resolutions倶楽部通信】
    ◎ プレゼント:【戦略バランスト・スコアカード】ほか 6冊!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【柔らかい企業戦略】マーケティング・アンビションの時代

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:嶋口充輝(しまぐち・みつてる)ほか
 嶋口=慶応義塾大学、ミシガン州立大学の両大学院博士課程修了。経済
   学博士。現在、慶応義塾大学大学院経営管理研究科教授。
   著書に「マーケティング革新の時代」「柔らかいマーケティングの論理
   」ほか。
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■出版社:
 角川書店/ISBN4-04-704060-6/ 571円/178P
2001/11/10 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「マーケティングの使命=夢を売ること」

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■ <忙しい方はここだけ>

マーケティングとは?・・と問われてどう答えると分かりやすいだろうか?
お客様ニーズ調査、顧客拡大、市場開拓、顧客価値創造、ブランド構築、キャ
ッチコピー・・いろんなフェーズと様々な視点からマーケティングを捉らえる
ことができる。
本書は、企業経営においてマーケティングはどうあるべきか?・・について、
「アンビション」というキーワードを軸に考える本である。
アンビションとは、クラーク博士の言葉を連想するあのアンビションである。
つまり志、夢・・といったものだ。

お客様のニーズを掘起し、お客様も意識していなかったような驚き(イノベー
ション)を夢として生み出していくようなマーケティングを進めるには、従来
の手法(消費者調査を行い、そのニーズを分析し、商品開発へつなげる)だけ
ではなく、柔かな企業戦略(企業のベクトルは合わせておきながら、自由な発
想や工夫ができる組織が生み出すドリームの余地を持たせた戦略)が必要だと
いう。
茶髪のマネージャーにもっと自由にさせてみよ!でもあり、経営トップはもっ
と夢を語れ!でもある。

生まれ出るドリーム(驚き、イノベーション)がすぐにコモディティ化(日常、
一般化)する今日、お客さんに密着しながらお客さんの先を行くマーケティン
グが重要だという。

上場企業2443社の経営トップに実施したアンケート(マーケティングの現状と
将来)から導き出されたキーワードや、マーケティングの今昔、コカコーラ、
ハーレーダビッドソンなどの事例、トヨタ、ホンダなどの戦略などを織り交ぜ
ながら企業がマーケティングにどう取り組めばいいのかを説く、読みやすい本
だ。

市場シェア拡大を中心にした従来型のマーケティングは、インターネットの拡
大とともに大きく変化し、「大きな企業アンビションのもと、経営課題の中心
に常に顧客(満足)をおき、そのための政策をスピーディーに計画・実行する
プロセス」を実行できる21世紀型マーケティング戦略がよろしいですな・・
というのが本書の趣旨。マーケティングのパラダイムシフトだ。

マーケティングの面白さ、大切さをレビューしながら、夢のある企業経営を考
えるヒントがある。学術臭がなくて、気楽に読めるのがいいところ。

おすすめ度は、★★★★☆+夢と志
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■ <お暇な方は、もう少し>

企業経営は、なにかにつけてAとBの両輪である。
例えば・・・、現状主軸事業の拡大と新規事業の創造、実績主義と先行投資戦
略、社内改革と営業戦略、内向と外向き、不正や間違い削減と自由な風土、な
どなど。

マーケティングはどちらかといえば、先行、自由、外向き、といったベクトル
にある。企業はそれだけで食っていけるかというとそうでもない。
財務管理、就業管理、コスト管理、生産管理・・・といったジミぃーな世界の
基盤の上になりたっている。

昔は、そのジミぃーな世界すらきっちりできていなかったら、そこをグィっと
絞れば、たちまち無駄なコストが削減され、すばらしく業績が上がった。
しかし、それだけでは食っていけなくなってしまった。
生活者(消費者、顧客、お客さま)が豊かになってしまったのだ。そこで、外
向きの姿勢が重要になる。

本書では、この外向き(お客様向き)という言葉すら否定されている。
  外向き=顧客指向=企業→お客様という視座
があるが、これはそもそもおこがましい、<企業←お客様>という視点、つま
りお客様の身になって考えられるかの時代だというのだ。つまり、「顧客指向」
ではなく、「顧客視点」である。
(てなことは、ワンツーワンだの、パーミションマーケティングだの、この頃
の流行語にはすでに織り込まれていたコンセプトであるが)

わかった、わかった・・・お客様主体とか顧客視点ね。で、どうするの?

本書では、驚き(イノベーション)も急速に日用品化(コモディティ化)すると
表現している。そんな中、マーケット動向を分析して・・なんてのは、昔のマー
ケッティングだという。どうすればいいかというと、お客様の中にも尖った人が
おり、社内にもそれに最も近い尖った人がいる(往々にしてチャパツのマネージ
ャーだったりする)ので、そういう人に夢を作り出すことを任せ、その活動を支
える基盤は、別の人が行う・・・みたいなのがいいという。
ドリーマーとマネージャーの組み合わせだね。
(本田宗一郎はドリーマーだった。そして側にマネージャーの藤沢武夫がいたか
ら今のホンダがあるっていうよね。)

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@ 戻る ゆめ 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01053527
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| あなたの夢を実現する Resolutions倶楽部
|  自分の夢を考える、夢をアナウンスする、夢の実現アシストをする、
|   実現した夢をたたえる、破れた夢を励ます、次の夢を考える、
|   人の夢の実現を楽しむ、夢の進歩を応援してもらう、お尻をたたく
|   夢の実現に必要なツール提供、夢の発掘、夢の競争、協創
|   オフ会もあり、そんな仲間の倶楽部です。・・・ ほんと?。
|
|              => Back to 書籍
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書の大元になったのは、企業経営者アンケート(回答390社)で、そこか
ら抽出されたキーワードは「スピード経営」「顧客満足」に過ぎなかったとい
う。しかし、それだけでは面白くない。
そこで、本書の執筆者陣が議論の末、浮かび上がらせてきたのが「アンビショ
ン」という3つめのキーワードである。

志、夢、ドリーム・・・といった線上にマーケティングの本筋を見出し、これ
からの企業経営にとってのマーケティングの重要性を訴えかけている。

ソニー、ホンダ、トヨタ、・・いずれもキーワードはDream
 Deram Kids(ソニー)
 The Power fo Dreams(ホンダ)
 Drive your Dream(トヨタ)
 モノより思い出(ニッサンもドリーム路線だねぇ)

ドリーマーな人集まろう。

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティング関連の方
  経営者の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+夢と志

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://go.iclub.to/ambit/ ) 直接購入可
●BK1   ( http://go.iclub.to/ambit1/ ) 直接購入可
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●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.01.24[金]:【】..

2002.01.23[木]:【】..

2002.01.22[水]:【】..

2002.01.22[火]:【】..

2002.01.21[月]:【柔らかい企業戦略】..嶋口充輝ほか
 角川書店/ISBN4-04-704060-6/ 571円/178P
★★★★+夢と志 http://go.iclub.to/ambit/
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-01 ・ ・ ・ ‥… □■

  ▼ Webook2002プレゼント企画No.1 ▼

   東洋経済新報社の松本さんのご協力を得て、今年最初のプレゼント!     
   次の本を2冊づつ、プレゼント。
   応募資格は、公開してもいい今年の誓(Resolutions)を一言
   いただける方です。    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

   1)戦略バランスト・スコアカード (キャプラン&ノートン) 2冊
       Webookでも紹介した超お薦め本(2001.11.01[木])

   2)ITコストの管理 (セバスティアン・ノークス) 2冊
       http://go.iclub.to/itcost/
       イギリス人セバスティアン・ノークスの著書で、BSCと
       同じ時期に出た、やはり櫻井先生監訳の本です。これは
       情報投資コストのあり方を考える際に非常に重要でしかも
       面白い本です。

   3)クリエイティブ アカウンティング(イアン・グリフィス) 2冊
       http://go.iclub.to/rieki/
       これはイギリスのイアン・グリフィスが書いた会計と利益操作
       にかんする書籍で、非常に面白くて役に立ちます。このテーマ
       は今(正確には少し前)、イギリスで大流行です。 

   ▼応募方法
    ・タイトル:本の名前+あなたのお名前
    ・本文:(お名前、ご住所、メール、Resolutions、コメント)
    ・宛先:webook2002@yahoo.co.jp

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-010【Resolutions倶楽部通信】□■

  先日、今年の誓い(New Year's Resolutions)を募集しましたら、早速
  お便りを頂戴しました。ご了解を得てここにアナウンス!

 一番バッターは、Heitaさんです。
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> 一人でも多くの方に知らせた方がプレッシャーですし。
> (今年の正月休みに知人友人に送ったメールからの引用です。
> 当然ながら誓いの数は3つ。
> 達成度がわかるように、具体的な(?)数値目標入りです。)

   と、マッキンゼーのようにかっこいい。気合が入っています。

> で、長い前置きはさておき、今年の目標ですが、3点あげたいと思います。
> > 1:「35歳で税理士合格」7ヶ年計画のスタートダッシュ
> 2:ホームページのパーソナルナレッジポータル化
> 3:ダイエット!!
> > 1は、半ば冗談ながら中長期自己啓発目標として昨年末に上司と約束
> したのを 、真剣に取り組んでみようかと思います。
> 具体目標:「簿記論」もしくは「上級シスアド」のどちらか合格
> > 2は、『ホームページにオフィスを作る』野口悠紀雄著 光文社新書
> の影響 です。
> 具体目標:2月中にパーソナルナレッジポータルをオープン
> > 3は、昨年ついに恒常的に体重が65キロを超えるようになってしまいま
> した。今年中に65キロまで戻します。
> 具体目標:今年中に標準体重を65キロに
> > というわけで、勝手に宣言させていただきました。
> ここまで読んでくださった方は証人として、今年末に達成できてないよう
> でしたら 突っこんでください。

Heitaさん、ガンバッテくださいね。時々チェック入れるっから!(笑)
  
            しんのすけ@Resolutions2002
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 ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
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| △ | ヤクルト           
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... /> ○ ○           真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 19:02

2001年12月04日

【図解Eメールで市場を即100倍に広げる本】.....★★★★+EMM2

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★ 【Webook #2001-176】 2001/12/04(火) ★
★ “冬の雨”の火曜日        ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 図解Eメールで市場を即100倍に広げる本 】
   ◎ カラコラム:【 絵本企画?? 】 
   ◎ プレゼント:【 クリスマス特集 】予告 

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【図解Eメールで市場を即100倍に広げる本】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:山内善行(やまうち・よしゆき)著 西田徹(にしだ・とおる)
  山内:東京大学都市工学科卒。94年(株)カレン設立、現在、代表取締役
    を務める。米国ボストンの都市計画コンサルティング会社に入社。
    その後帰国し94年にカレンを設立し、ダイレクト・マーケティングの
    コンサルティングを行う。
  西田:1986年、京都大学農学部卒。同大学院修了後、リクルートにて通信
    技術、人材育成ビジネスを担当。93年、NYC大学MBA取得。その後ボ
    ストン・コンサルティング・グループを経て現職。
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■出版社:
  中経出版/ISBN4-8061-1524-X/1600円/255P
  2001/10/01  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「100倍が大げさか、控えめかを知る為に、まずはやってみよう。」

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■ <忙しい方はここだけ>

昨年の11月、【Eメールマーケティングで売上を100倍伸ばす方法】という本
を紹介した。 http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.11/2000.11.07.htm
EMM(Eメールマーケティング)というインターネットのマーケティング手
法を判りやすく紹介した本だ。

本書は、その続編。前編と同様にEメールマーケティングの基礎から実践まで
をやさしく解説している。さらに「パケお」「ワイナリー和泉屋」など成功事
例、楽天市場でのEメール活用の秘訣、アドレス流出などEMMにかかわるト
ラブル対策などが追加されているのが特徴である。

事例の中で、一番目をひいたのが「パケお」というEメールによるバイラルマ
ーケティング。個人間の携帯電話メールのやりとりに広告を挿入する方法で、
クリック率はなんと22%強というからこれは脅威的数字(普通は一桁以下)。
楽しみは、毎週10人に一万円あたるスピードクジ、i.pakeo.ne.jp のアドレ
ス、無料着メロサービスなどである。・・・僕も登録しちゃった。

個人情報流出、クレーム対応などトラブル対策や、Eメールマーケティングの
具体的な手順(メルマガの書き方もある)があって、これから・・・という方
には格好の教科書である。

100倍が大げさか、控えめかは、トライしてみてのお楽しみ。

おすすめ度は、★★★★+EMM2
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書で事例紹介されている「パケお」にちょっとこだわってみたい。
           http://pakeo.ne.jp/

  imodeメールをクジ&広告付きメールに変換する広告ビジネスモデル
  である。DM方式ではなく、個人間のメールに挿入というところがミソ。
 
xxxx@i.pakeo.ne.jp というメールをゲットし、imodeアドレスに代わって
  メールをやり取りできるようになる。
  登録が完了すると、「パケお登録完了!」と「友達に転送しよう!」とい
  う題名のメールが届く。
  これを友達の教えて、メール交換をする。
「パケお」アドレスなら、あなたの携帯電話のアドレス(xxx@docomo.ne.jp)
  を人に知られずにメール交換ができるというもの。

  ここまでは、なんの変哲もないのだが、ここからがバイラルなところで、
  それぞれのメールには、広告が挿入されるのと、毎週10人に1万円があた
  るスピードクジもついてくる。
  かりにハズれてもなんだか楽しいじゃないだろうか。

サイバーエージェントの子会社 CA mobile という会社がサービスしている。
このしくみ特許出願中だとか。  http://www.camobile.com/index.html

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@ 戻る EMM  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01046266
| ↓ 
|    株式会社カレン:
|     http://www.current.co.jp/
|                     => Back to 書籍
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
メールマーケティングに限らず、ユーザーのクレーム対応は頭の痛いところ。
クレーム対応の3原則というのがある。

 1.スピード
     EMMはスピードが命。クレームを数日間放置などというのは致命的。
     数十分、数時間以内に何かの返信アクションが望ましい。
     ミニマム24時間以内。
 2.窓口が全責任
     たらい回しは、回される身になってみればこれ以上イヤなことは
     ない。対応は窓口が全責任をもって行うのがよろしい。
     もちろん、お前が窓口だから全部やれ・・ではなく、全社でバック
     アップするのは当然。
 3.誠意と責任に切り分け
     担当は、誠意をもって対応しつつも、責任は認めない、安易な謝罪
     はしないというのが基本。
     返信の例文もあって、役にたちそうだ。

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■ <読んで欲しい方>
  メールでマーケティングを始めたいかた
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+EMM2

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

下記にダイレクトリンクを作りました。 楽天は現在、送料無料だよ!

  ●Webook@楽天ブックス( http://go.iclub.to/emm100/ ) 直接購入可
●BK1 ( http://go.iclub.to/emm1001/ ) 直接購入可
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2001.12.06[金]:【】..

2001.12.06[木]:【】..

2001.12.05[水]:【】..

2001.12.04[火]:【図解Eメールで市場を即100倍に広げる本】..★★★★+EMM2
 中経出版/ ISBN4-8061-1524-X/1600円/255P
        get ==> http://go.iclub.to/emm100/
2001.12.03[月]:【動き出した中国IT市場】..寺島実郎監..★★★☆+三網合一
日本能率協会マネジメントセンター/ISBN4-8207-4021-0/2000円/233P
        get ==> http://go.iclub.to/china/
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今週の節約小計 3600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-25 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-19 ・ ・ ・ ‥… □■

  クリスマスプレゼント企画 構想中。
  松山太河さんの本、石黒謙吾さんの本、とか・・・
  思案中です・・・。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-16 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-176【絵本企画??】 ・ ‥…□■

  今、ちょっと絵本の企画(といえるほどでもないのですが)を
  進めている。ネットでお世話になっている方に、いろいろお手数を
  かけながら・・・(^^);
世に出るかどうかちょっと?ながら、楽しいプロセスがある。
  原作は、ある人のお子さん。
  ちゃんとした本にはならないから、個別限定販売かなぁ(笑)
  ある人=しんのすけ=オヤバカ=馬鹿な親=ま、いいかぁ。
  ガチャガチャをたくさん買えるように、がんばってみよう!

                      しんのすけ@バカな親だぁ。
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★ 発行は『まぐまぐ』(ID=969) と『Pubzine』 ID=14941 を利用してます。
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:34  +1分 対前日
東京の日入:16:28 -0分
日昼時間 :09:54  -1分
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ζ            
▲▼▲         またあした!
Web ◎◎ k .     
  | ⊥ | /~/       昨日はタイトなどで日にちを
  ,_\o/_/~/      間違えちゃった。ゴメンナサイ。
)_) /
< \  
  ~ ~ ・ ‥… 
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 18:41

2001年11月28日

【市場占有率2002年版】..日経産業新聞社.......★★★+シェア

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 市場占有率2002年版 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字139= 現実・実現 】

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■著書名:【市場占有率2002年版】

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■ジャンル:マーケットリサーチ、統計
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■著者:日経産業新聞編
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■出版社:
  日本経済新聞社/ISBN4-532-21861-6/1500円/399P
  2001/10/15  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「シェアは時代を写す鏡である。」

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■ <忙しい方はここだけ>

シェア=市場占有率。そろそろ来年度の計画や次期中期計画を・・・なんて考
えている方には、シェアというのはひとつのキーワードである。

本書は、2001年7月に日経新聞がまとめた「主用商品・サービスシェア調
査」をもとに、市場占有率から世の中を覗いて見よう・・という本である。

購買活動は二極分化していると分析する。
「製品の品質が似通ってくると、商品知識に乏しいユーザーは勢いブランドを
 重視する。」例えば、ソニーのデジカメ、PCなどだ。一方で、
「用途がはっきりしていて、品質と価格のバランスを重視するユーザーは、ブ
 ランドを過信しない。」例えば、おもちゃ感覚の低価格デジカメなどは好例。

そういえば流行ったなぁ、あの商品・・・っていうものが、どんな市場の中に
位置するのかなど、統計数字から面白い事実を読むことができる。
例えば、「生茶」、「ニュービートル(VW)」「プレステ2」などなど。

また、商品・サービスの市場規模感をつかむのも楽しい。例えば、苦戦が続く
出版業界は、2兆円規模。雑誌、書籍の販売減は歯止めがかからず、堅調なの
はネット広告を含む広告収入のようだ。したがってシェア順位はリクルート、
講談社、小学館、集英社、角川・・・と続く。
他には、ボールペン、大人用紙オムツ、ゴルフボール、ファミレス、外国語学
校、台所用洗剤、即席めん、カーナビ・・・などなど面白いデータがある。

購買行動の変化や市場規模の把握、特定商品のマーケティング力の結果などが、
チラチラと見えたりして面白い。
経済産業省の高官になったつもりで、眺めてみよう。

おすすめ度は、★★★+シェア
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■ <お暇な方は、もう少し>

売上シェアや事業の規模などを見るとき、参考にしたいのが、下記のような基
本的な数字。つかみでおおざっぱなところを覚えておくと、何かの時に役にた
つ。本書を読む時もレファレンスになっていい。

● 日本の世帯数(00年度)
   約4641万
   http://www.ipss.go.jp/Japanese/Hprj98/NL_gaiyo.html

● 日本のGDPの額(00年度)
   510兆8391億円
   http://www.amy.hi-ho.ne.jp/umemura/konna/gdp.htm

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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01048486
| ↓ 
|  総務庁統計データ
|   http://www.stat.go.jp/data/index.htm
|
|                     => Back to 書籍
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ちなみに本書は、87年から毎年発行されている。

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティング部門の方
  計画管理の方
  ものずきな方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★+シェア

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2001.11.30[金]:【】..
2001.11.29[木]:【】..
2001.11.28[水]:【市場占有率2002年版】..日経産業..★★★+シェア
  日本経済新聞社/ ISBN4-532-21861-6/1500円/399P
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2001.11.27[火]:【「最悪」の事態を乗り切る技術】..★★★+危☆管理
H&I/ ISBN4-901032-41-0/ 952円/150P
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2001.11.26[月]:【サンタのおばさん】..東野圭吾...★★★★★+眉に小麦粉
  文芸春秋/ ISBN4-16-320540-3/1333円/66P
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今週の節約小計 2285円
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-172【e漢字139=現実・実現】□■

 現実と実現(げんじつ と じつげん)

  同じ漢字を使っているが、順番が逆になるとその意味合いが随分異なる。
  現実・・・とは、えてして認めたくはないが、これが現実だ。という具合
  にあまりよくない状態を指す。
  一方、実現・・・は、これこれの目的を実現する、といった望ましい姿
  にむかった行為として使う。
  「現実」を直視し、望ましい姿を「実現」するためには、物事(順番)を
  ひっくり返さねばなるまい。なーるほど。

                        しんのすけ@e漢字.com
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東京の日出:06:29  +1分 対前日
東京の日入:16:29 -0分 ”
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Posted by webook at 18:38

2001年10月10日

【スローなビジネスに帰れ】..阪本啓一........★★★★★+スロビィ1号

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 スローなビジネスに帰れ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字125=交番 】
   ◎ 出版社情報:【 読者書評グランプリ 総額20万円 】英治出版
   ◎ プレゼント:【 十二番目の天使 】New

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【スローなビジネスに帰れ】 

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
  マーケティングコンサルタント。1958年大阪生まれ。大阪大学人間学部卒
  業の後、旭化成入社。建材部門勤務を経て独立。渡米し、NYCにてコン
  サルティング会社 Palmtree Inc.を設立。著書に「パーミション・マ
  ーケティングの未来」など。
  surf@palmtr.com
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■出版社:
  インプレス/ISBN4-8443-1559-5/1800円/240P
  2001/9/26  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「自分のアタマでとことん考えて考えて考え抜く。スロビの原点だ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

ドッグイヤーだ、いやインセクトイヤーだ、とこの頃のビジネス・ファッショ
ンは、アクセル踏みっぱなしのスピード街道を驀進している。(かに見える)
何かに急かされるように「スピード、スピード」と口にしてきたのは、どこか
のおエライさん・・。あっ、そう、おたくでもぉ・・・。

で、この本。スローなビジネスに帰ろうとは、なんとも逆説的かつ魅力的なタ
イトルである。

商売をのんびりやろう・・ということでは、当然、ない。

「ゆっくり、知に足をつけて製品・サービスを創り、育てていこう」というこ
とだ。それには、流行りのマーケティングや、はやりのインターネットに踊ら
されるのではなく、自分のビジネスの本質を押えるべきだというのだ。

本質とは何か?。うーん、結構むつかしいんだけど・・、著者の言葉を借りれ
ば、そもそもビジネス(商売)とは、「生活者のQOL(クオリティオブライ
フ=生活の質)を向上させること」であり、そのために最も大事なことは、売
りかた、マーケティングなんかより、商品(製品・サービス)そのものの価値
であるという。

ビジネス成功のトライポッドと著者が呼んでいる3要素は、「内容(contents
)」「届け方(delivery)」「顧客との関係性(context)」である。そのうち
内容=商品そのものが、一番大事であり、それがいいかげんであったら何にも
ならないというわけだ。

アメリカのビジネスは、一面最先端を行くところもあるが、逆に“なんだよこ
れぇ”とガックリすることもある。アメリカの現状を、3つの症候群(ビジネ
スの本質を忘れた症候群、パーティは終わった症候群、なんでもインターネッ
ト症候群)で分析する。失敗事例のオンパレードだ。
そして、後段は、“米向け米”をやってきた日本への処方箋である。

答えのないビジネスの世界では、とことん自分で考え抜いて解決策を見出すこ
とが重要であり、誰か(文献、国、アメリカ、他社・・)のお墨付きをよりど
ころにしたがる“お墨付き症候群”から脱却せよという。別の表現では、「中
華思想で考えよう(俺は世界の中心)」ともいう。

スピード、スピードとつい表層の流れに流されるビジネス・トレンドに、ちょ
っと棹差しながら、「考える」ことの大切さを説いている。

身近な事例(消費財)や、や常磐文克氏の含蓄のある考察が引用され、フムフ
ムと感心しながら読み進めることができる。
スロビ(スロービジネス)の世界を“考えて”みよう。

おすすめ度は、★★★★★+スロビィ1号
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■ <お暇な方は、もう少し>

ちょっとオモシロチップスを・・・

ロングセラーに学ぼう(処方箋2)では、流行を追わずQOLを高めた商品を
事例紹介する。
たとえば、ポカリスエット、ヤクルト、写ルンです、カップヌードルなどなど。
それぞれ、ジミ~に持続しながらもロングセラーを保っているスバラシイ商品
だ。

ヤクルトは、いつも不思議に思うのだが、あのヤクルトおばさんは、ビジネス
としてどうして成り立っているんだろう?、あんな単価の低い商品で、しかも
人手による個別デリバリー・・・コスト構造がわからん・・・などと余計なこ
とを考えてしまう。

本書では、著者がヤクルトオバサンとの心の交流を紹介している。
ヤクルト自体の廃れない商品価値(内容)、届け方と顧客との関係性において
独特のQOL向上を私達に提供しているという。
「彼女たちのようにずかずか職場に入っていって大丈夫な人はしらない」、「
不思議なことにその一角が、職場内家庭にはる」というデリバリーと関係性は
たしかに特筆に価する。

彼女たちは、「一人一人が独立会社」という雇用形態というのも僕にとっては
発見である。

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| ↓ http://www.ips.co.jp/items/1559/1559.htm
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|   顧客、生活者のQOLを高める事だ!   
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本書で、著者が引用しているいくつかの著書は、含蓄が深い。啓発されていく
つか読んだが、なるほどと思うところが多い。常磐文克氏の本などは、おすす
めだ。著者の阪本さんが、あぁ、ここで唸ったんだなぁ・・なんて読むのも楽
しい。

スロビィとは、本書を読んで感銘を受けた人が、人に勧めるときに自分を名乗
る名称である。ちなみに僕は第1号の栄誉を頂戴。
みんさんも、スロビィ仲間になってみよう。

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■ <読んで欲しい方>
  ネットビジネス最前線の方
  モルタルは時代遅れ?と不安に思う方
  弊社はインターネットに力を注いでおりますという企業の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★★+スロビィ1号

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2001.10.12[金]:【】..

2001.10.11[木]:【】..

2001.10.10[水]:【スローなビジネスに帰れ】..阪本啓一..★★★★★+スロビ
ィ1号
 インプレス/ ISBN4-8443-1559-5/1800円/240P
2001.10.09[火]:【ミーム力、とは?】..清水&石黒..★★★★★+書評ミーム
  数研出版/ ISBN4-410-13802-2/1150円/191P
2001.10.08[月]:【--】..祝日
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今週の節約小計 2950円
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 |   ☆ タイトル: バリュー+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切 : 10/24(水) 
 |  
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   求龍堂の佐藤様のご協力により実現。泣ける人優先!(笑)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-142【e漢字125=交番】‥… □■

  交番=こうばん。英語にもkouban があるほどグローバルな単語に?
     なった。
     交通巡査が番をするところ。略して交番。(多分)

                     しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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東京の日出:05:43  +1分 対前日
東京の日入:17:13 -2分 ”
日昼時間 :11:30  -3分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 18:20

2001年08月13日

【図解 実践パーミションマーケッティング入門の入門】..阪本啓一..★★★★+商い

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 図解 実践パーミションマーケッティング入門の入門 】
   ◎ カラコラム:【 男はインノウで 】
   ◎ プレゼント:【 ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】当選者
           【バリュークリエーター】予告

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■著書名:【 図解 実践パーミションマーケッティング入門の入門】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
  1958年大阪府生まれ。大阪大学人間科学部卒業。旭化成工業を経て独立。
  ニューヨークでマーケティング・コンサルティング会社Palmtree Inc.を
  設立。同社CEO。主な著書に「パーミション・マーケティングの未来」他
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 中経出版/ISBN4-8061-1498-7/1500円/190P
2001/7/9 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「入門の入門は、商いの原点なのです。」

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■ <忙しい方はここだけ>

商いにも新しい時代の波が押し寄せている。大きな流れのひとつは、いわずも
がなのIT(情報技術)。「ITが企業戦略の大きな軸になっている」という
ことだ。もうひとつは「市場の主導権が生活者・顧客に移った」ということだ。

こうした新しい市場環境の中で、企業が自社のサービスや製品の価値を正しく
そして儲かるようにアピールしていくにはどうしたらいいかを「パーミション
マーケティング」という言葉に凝縮し、そのエッセンスを提示する本がこれ。

著者が訳書や著書で出している一連のコンセプト(考え方、哲学、商人魂)を
入門の入門というとてもとっつきやすい形でまとめた本である。

セス・ゴーディンの「パーミション・マーケティング」に源流をなす新しいマ
ーケティグの考え方は、いまや常識となってきている。
「見知らぬ誰か」に土足で踏み込んでいた従来のビルボードマーケティングか
ら、よろしかったら・・というパーミションマーケティングへの切り替えがま
ず第一、そしてそれは、xxがすきな○○さんへというワンツゥワンマーケテ
ィングにも繋がっていく。ITによる市場の変革の中、商いは原点へと回帰す
ることになる。

パーミションマーケティングをベースにしたeメールマーケティング、ウエブ
サイト構築など具体的な事例やシミュレーションなどがあり、わかりやすいと
ころがウリだ。最近のマーケティングやブランドなどのビジネス書のキモのと
ころをてっとりばやく押さえておきたい方におすすめ。

おすすめ度は ★★★★+商い
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■ <お暇な方は、もう少し>

昔から商いの心は変わらない。お客様が何を望んでいるか・・・をいち早く察
知し、それに応えるところが商いだ。お客様の心にピンポンと響くものを伝え
ることができれば、商いは半分成功だ。

CRMとかワンツゥワンとかおしゃれな言葉が流行っているが、著者は、わか
りやすい言葉でそのエッセンスをつたえるのがウマイ。

パーミションマーケティングを別の形で表現した次のところが心に残る。

 「絆」マーケティングでは、「顧客=お客さん」という顔も形も見えない
 「名無しの権兵衛さん」から「阪本さん」へ、さらに、たくさんいる「阪本
  さん」の中でも「阪本啓一さん」へというふうに、より顔かたちを明確に 
  していくアプローチをとります。そしてインターネットがもたらしたデジ
  タル技術のおかげで「2001年5月21日午前8時、NYから東京に
  出張し、代官山オフィスで仕事中の阪本啓一さん」というふうに時間軸と
  地理軸を特定させることまで可能にしています。そして、パーミション・
  マーケティングは、時間軸を、販売するはるか前から販売した後まで、
  ぐぐっと伸ばす発想をしています。


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@ 戻る 商い  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01032675
| ↓
|  著者のサイトはこちら:
|   http://www.palmtr.com/first.html
|                       => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それから、GLAY(ロックグループ)の活動がパーミションマーケティング
に近いという考察も面白い。彼らは、全国各地をライブして回る。98年には
46ヶ所、66本のライブをこなしたという。そして必ずステージから観客と
対話をするそうだ。例えば、秋田では 「秋田!ずいぶん待たせたな!」みた
いに。行く先々での土地の産物、昨日たまたま立ち寄った商店でのエピソード
などを折り込みながら『メッセージが適切で、パーソナルで、適切』なのだと
いう。まさにパーミション・マーケティングの手法と同軸線上にあるわけだ。
「10年後、20年後、おじいさん、おばさんいなっても、またこうやって会
おう!」というタテの時間軸の示し方も著者の注目するところである。

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■ <読んで欲しい方>
  商売上手な方
  ビジネスの指向と思考を変えてみたい方
  商いの基本をおさらいしてみたいかた
  分厚い本やいやだ・・という方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+商い

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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2001.08.17[金]:【】..

2001.08.16[木]:【】..

2001.08.15[水]:【】..

2001.08.14[火]:【】..

2001.08.13[月]:【 図解 実践パーミションマーケッティング入門の入門】
..阪本啓一..★★★★+商い
 中経出版/ ISBN4-8061-1498-7/1500円/190P
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今週の節約小計 1500円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

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  /|
 | ̄ Webookプレゼント企画 第14弾 当選者発表♪
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 |  ■ 【ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.07/2001.07.24.htm
 |
 |   1)横山美●さん (高知県) 学職両立ガンバッテください。
 |   2)畔柳主●さん (山口県) Weekly MSG いいですねぇ。
 |   3)鈴木一●さん (横浜市) WebMasterさんにピッタシです。
 |
 |  著者の武井由紀子さんのご協力で実現しました。
 |  サインもいただけるようです!! お楽しみに!
 |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 次回の企画は、とってもオススメ!(お見逃しなく)

 「企業と個人がいかに価値創造を進めるか・・・」というとっても興味深い
 テーマの本です。訳者の松林博文さんは、自身が「バリュークリエイター」
 であると同時に、そういう人を育てるビジネススクールでの先生(コーチ)
 も務めている。
 仕事は「労働時間」ではなく「創造価値」を提供するものでありたい。
 そんなことを考えている方には、響くものがある・・・。

 本の名前は・・・「バリュー・クリエーター」(ダイヤモンド)

 (本屋さんにホカホカの刷りたてが並んでいるころだ)
  次回、Webookでご紹介予定。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-12 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-118【男はインノウで?】 … □■

      < 陰能 > --- 新しい漢字の世界

 実に楽しい仲間のお話をしましょう。僕の友達のSくん。同期であります。
  先日、仲間といっしょに飲んだときのこと・・・
   「男はさぁ、インノウで考えるんだぜ」
  とおっしゃる。
  インノウ?  陰嚢? おいおい・・。
  女は子宮でなんとか・・というが、それに対する男は・・・は聞いたこと
  がない。その答えがこれだ! 陰脳! (スバラシイ漢字!)
   「インノウのしわは、脳みそのシワといっしょだからなぁ・・・」
  と、またまた含蓄の深いフォローが入る。
  僕は、感激のあまり涙(笑い涙)が止らなかった。ウククク・・。
  お前、右側の陰能で考えただろとか、いや左側だとか、左右をつなぐ
  のは金馬というんだぜ・・なんて会話をしたら、盛り上がる?
  まわりに陰能で考えてる人、いません?
  
  アハハ、すみません。夜の話題でした。夏の夜にふさわしい。

                    しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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東京の日出:04:58 +3分 対先週金曜
東京の日入:18:34 -3分 ”
日昼時間 :13:36  -6分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 18:53

2001年07月19日

【もっとあなたの会社が90日で儲かる!】.....★★★★+商売感盛

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★ 【Webook #2001-106】 2001/07/19(木) ★
★ “一雨きました”の木曜日             ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 もっとあなたの会社が90日で儲かる! 】
   ◎ カラコラム:【 ビットバレーな夜 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【もっとあなたの会社が90日で儲かる!】
Emotional Marketing Part 2

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:神田昌典(かんだ・まさのり)
  ニューヨーク大学で経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール
  で経営学修士を取得。98年に(株)アルマナックを設立し、コンサルティ
  ング業務などで活躍する。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 フォレスト出版/ISBN4-89451-097-9/1500円/214P
2000/6/29 第1版
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■ <ワン・チョット>

 「感情は理性をコントロールする?!」

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■ <忙しい方はここだけ>

感情的にならずにロジカルにいきましょうよ・・・てなことを議論白熱した会
議などでは言ったりする。
しかし、所詮、人は感情の動物。表向きはいくら冷静を保ち、フンフンとうな
ずいても内心は「プーッ」なんて思ったりする。人が本当に動くのは、ロジカ
ルな納得といっしょに感動、感激、感謝など感情(エモーション)がついてく
る時である。
モノを買う時も同様。消費者として買う買わないの選択権が100%自分にあ
るときはなおさらである。

本書は、どんな商売においてもお客さんの感情をベースに考えようというもの
である。曰く「感情マーケティング」!!。

人の感情をベースにビジネスを再構築する感情マーケティングは
 Emotional Mission Management
Emotional Team Management
Emotional Loyalty Building
Emotional Strategic Repositioning
Emotional Response Marketing
Emotional Closing Process
というふうに体系づけている。感情は一瞬であるが、それを「点」ではなく、
時系列の「線」上の動きにも配慮しているところがミソである。

本書は前作「あなたの会社が90日で儲かる!」の続編で、前作が広告宣伝に
おける反応アップ作戦だったの対して、今回は振り向いてくれたお客さんをフ
ァンに育てる仕組みにポイントを置いたものだ。

「21日間顧客感動プログラム」(TM)など、事例を交えた説明がとても面
白い。本書のキモのところだ。

効果的なチラシ、接客方法、購買後のフォローなど、中小の企業事例が参考に
なる。最後に本書のノウハウで業績を上げた事例339社がリストアップされ
ている。圧巻。

おすすめ度は ★★★★+商売感盛
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■ <お暇な方は、もう少し>

「21日間顧客感動プログラム」(TM)なるものを説明せねば・・・

あるお客さんが自社の製品(商品)を気に入ってくれたとしよう。そのお客さ
んは大事にしないといけない。できればずっと(末代までも)お客さんでいて
ほしい。そう優良顧客っていうやつだ。ワンツゥワンだの、CSだの、言って
いるのは突き詰めればこの優良顧客をいかに維持増加させるかということにな
る。顧客ロイヤルティというやつだね。

著者は、顧客ロイヤルティをこんな方程式でまとめる。

 顧客ロイヤルティ=商品サービスへの満足 x ライバルとの比較優位性
          x あなたの会社に思いを寄せる時間

前2つの要素はわかるとして、3つめがポイントである。
顧客ロイアルティを縦軸に、購入後の時間を横軸にしてグラフを描くと、買っ
た時がピークでその後級数的に下降していくのがロイアルティ・カーブだ。

 ロイアルティ

 |
 |  購入
 |  ・・
 | ・  ・
 |・    ・
 |       ・
 |          ・
 |               ・
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ t

こんな感じでロイアルティ(愛着)が薄れていくのだ。そこで、21日間顧客
感動プログラムを発動する。具体的には
 1)新規顧客が出来たらできるだけ早いうちにお礼状を出す。できたら手書
   きがいい。
 2)購入日から1週間後にもう一度手紙を送る。この手紙の内容は「あなた
   の購買決定がいかに正しかったか」を確認する内容のものだ。
   これは急速に落ちるロイアルティを維持するためのもの。
 3)最後にお客さんとの関係を確固たるものにするため、思いがけないギフ
   トを贈る。高価なものはダメ。安価で思いやりのあるものがいい。
これを21日間にやるのがミソだという。なぜ21日かといえば、人はどんな
ことでも21日くりかえすと習慣化するんだそうな。そこでこの21日の間に
一気に顧客との関係性を築いてしまおうというのがネライとか。

事例として紀州の備長炭の通販をしている(株)ヤマモト・炭倶楽部という会
社が登場する。顧客側がワクワクしちゃう姿がイメージできる面白い事例だ。
_________________________________
@ 戻る 感情  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.forestpub.co.jp/books/books_data/097.htm
| ↓
|  AXIV.COMの尾関さん、語る
|    http://www.melma.com/mag/83/m00028683/a00000029.html
|    AXIVのCEO尾関さんもこの本を読んだみたいだ。
|    尾関さんのニューズレターも面白い。
|
|                      => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
商売って面白い・・・そんな感じを受けるマーケティングの本だ。
ネットビジネスでも応用できそうな・・・。

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■ <読んで欲しい方>
  中小企業の社長さん
  商店街のおやじさん
  ベンチャーCEOの方
  宣伝広告担当の方
  マーケティング担当の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+商売感盛

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ ) 一周年記念開催中
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
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●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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2001.07.20[金]:【--】..海の日(祝日) 松本さんに会えるかな・・

2001.07.19[木]:【もっとあなたの会社が90日で儲かる!】..★★★★+商売
感盛
 フォレスト出版/ ISBN4-89451-097-9/1500円/214P
2001.07.18[水]:【--】..夕立休み

2001.07.17[火]:【いい女には虫がつく。】..藤田紘一郎..★★★☆+カイチュ

 主婦と生活社/ ISBN4-391-12526-9/1200円/174P
2001.07.16[月]:【「eジャパン戦略」で日本はこう変わる】..★★★☆+eジ
ャン
 オーエス出版/ ISBN4-7573-0083-2/1500円/158P
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今週の節約小計 4200円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-07 ・ ・ ・ ‥… □■

-------------- トヨタにお勤めをしながら推理小説を   ------------
-------------- 書いてしまう。この方のパワーはとこから ------------
-------------- くるんでしょうか・・・・・・      ------------

石川真介さんから、メールをいただきました。

> トヨタ自動車に勤務しながら、推理小説を発表しています。
> 故郷の福井県では『福井県ふるさと大使』『鯖江市 ふるさと大使』を
> 拝命中です。
> この度、青樹社から『金沢能登殺人周遊』を刊行しました。
> お楽しみ頂ければ幸いです。
> 詳細はこちら: http://www.seijusha.co.jp/

石川真介さんは、昭和28年、福井県鯖江市幸町に生まて、東京大学法学部法律
学科卒。現在、トヨタ自動車(株)海外生 産部門で活躍中の方です。
平成3年、処女長編「不連続線」(光文社文庫)で第2回鮎川哲也賞を受賞。
さすがトヨタ、凄い人材がいますねぇ・・・・。
Toyota からは、推理自動車・・・みたいなのも出るかも(笑)

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-12 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
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ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-106【ビットバレーな夜】 … □■

おとといの夜、渋谷へでかけた。ひさびさのビットバレーな夜という
 感じ。サムスルの渡邉さんや100式の田口さんに会えた。
 enの鈴木さんに会えたのはラッキィ。長年(?)のお付き合いなのに
 初めて生で会えたから(笑)。太河さんが、JEREPの大渕さんや
 Hotwiredの江坂さんを紹介してくれた。
 四方さんのOrder-Box.comもスバラシイ。(注文しちゃおう)
 BeBitの武井さんの本もよまなくちゃ・・・。
 波木井さんは、おヒゲをそってなんだか精悍なムッチョに(カッコいい)
 そうそう、OPENCREATION.ORG の相川さん河西さんよろしくぅ~。

                     しんのすけ@熱い夜
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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東京の日出:04:39 +1分 対前日
東京の日入:18:56 -0分 ”
日昼時間 :14:17  -1分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ζ   \|// 
▲▼▲  ~^~~~~~~~~~~~~~~      また来週~・・。
Web @@ k   ~~~~~~~~~~~~~~     連休だね。
  | ⊥ | b     ~~~~~~~~~~~~~   松本さん、21日に・・・
  \o/_ノ    
    <|_|
_||_ 暑中お見舞い
                 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:42

2001年06月18日

【口コミ伝染病】..神田昌典....................★★★★☆+伝染

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★ “夏の予行練習”の月曜日           ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ロコミ伝染病 】
   ◎ カラコラム:【 ユニクロ 】
   ◎ プレゼント:【 会計のことが面白いほどわかる本 】〆切 6.20
           【 楽天市場直伝EC商売繁盛60の秘訣】 New!
 
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【口コミ伝染病】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:神田昌典(かんだ・まさのり)
  上智大学外国語学部卒。在学3年次に外交官試験に合格。4年次より外務
  省経済局勤務。ペンシルバニア大学ウォートンスクール・経営学修士取得。
  98年株式会社アルマックを設立、コンサルティング業務を行うとともに顧
  客獲得実践会を主催。実践マーケッター。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 フォレスト出版/ISBN4-89451-109-6/1500円/274P
2001/3/10  第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「つい、しゃべりたくなる感情の伝染は、どこからくるのか・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

クチコミほど威力の大きな宣伝はない。
クチコミほど威力の大きな脅威はない。

良きにつけ悪しきにつけ、人の口コミは、商品やサービスやブランドの帰趨を
左右する。本書は、口コミに関するロジカルな考察と、それをいかに商売に結
びつけるかというノウハウを、心理学的な要素と具体的な事例とで解説する。

人は、自分が見つけたいい商品、いいサービスは「人にしゃべりたく」なるも
もである。
勝手に商品や会社を宣伝する。お客さんがお客さんを連れてくる。これは正に
「口コミ」効果の物凄い威力である。本書は、その「仕掛け方」を実践的に指
導してくれる。

口コミ五つの(非)常識、口コミのコントロール法、口コミを伝染させ売り上
げもアップするプログラム等、面白く読める。

と・・この本の口コミ宣伝をしている、僕がいる。

おすすめ度は、★★★★☆+伝染
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■ <お暇な方は、もう少し>

口コミが発生するメカニズム(きっかけ)は、ロジカルに分析すればやはり、
ちゃんとある。
「しゃべりたくなる感情の引きがね」として7つのケースが紹介されている。

最初は、「不幸、災害、スキャンダル」だ。

人の不幸は密の味・・・人間って結構醜い性格をもっている。テレビの番組構
成を見ればそれは一目瞭然。そういう人の心の情動をここでは、口コミ・マー
ケティングにしっかり使おうというものだ。
“いわき市にあるダイユーゴルフ”という会社の不幸(基幹店の火災、出店し
たゴルフ上の閉鎖)を口コミニュースにしてしまった事例が紹介されている。
泣きっ面に蜂セールスと銘打って行った在庫処分のセールスは、少ない枚数を
配賦したチラシから地元新聞の記事になり(ここが、人の不幸は・・・の情動
作戦が効を奏したところ)、お客さんが殺到したという。

ここで重要なのは、「安値にできる明確な理由」が、その不幸・スキャンダル
から読み取れるところだ。これはそごう倒産後のセールスでも同じだ。

つぎは、「崖っぷちからの逆転ホームラン」。
人は物語に弱い。特に、ピンチになってから逆転するようなお話に弱い。
思いだしてみよう。長野オリンピックのとき、競技の成績上は、(まゆげそり
の)舟木のほうが上だった。しかし、人の心に残ったのは、不信が続き、また
“こりゃダメだ”・・と思われながら見事なジャンプを決めたあの原田だ。
(そのイメージは、不祥事に沈んだ雪印を一人で背負うことにもなった・・)
著者自身も、コンサルティングをスタートするとき、同じような作戦(人の心
を開かせる情動物語)をとったという。
こういった、ピンチをチャンスにという物語性を口コミ(マーケティング)に
活かすことは、効果が高い。

さらに、「お客様十字軍を結成する」
“○○からお友達を救おう”という、誰もがイメージできる「敵」を創り出す
ことが、お客様を“しゃべりたくなる人”に変える大きな力になる。
石原知事は、ディーゼルエンジンを敵にして、都民を味方(十字軍)にした。
「ディーゼル者の煤煙から、子供を救ってあげよう」というのがキャッチフレ
ーズだ。“ディーゼル車は、環境を破壊します”・・ではないところがミソ。

同様な作戦で成功している会社に埼玉県の企業事例は、水を美味しくするサン
ゴの粉末を販売している会社。(株式会社そら)
「塩素の水から友達を救おう!」というキャンペーンだ。
お客様の健康と豊かな生活のために・・・といったものではなく、塩素をいう
敵を作って宣伝しているところがポイント。

などなど、心理学的な要素を十二分に取り入れながら作戦を伝授してくれる。
_________________________________
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「やがて世界が歌い出す」というCMコピーは、カラオケの第一興商のキャッ
チだった。なかなかインパクトがあるいいコピーだった。

そして、
「やがてお客がしゃべりだす」
が、本書の目指す広告レス戦略の目指す方向だ。

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■ <読んで欲しい方>
  クチコミでなんとか売上拡大したいかた
  クチコミ効果を人に説明したい方
  クチコミ?ってかた
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+伝染

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2001.06.22[金]:

2001.06.21[木]:

2001.06.20[水]:

2001.06.19[火]:

2001.06.18[月]:【口コミ伝染病】..神田昌典..★★★★☆+伝染
 フォレスト出版/ ISBN4-89451-109-6/1500円/274P
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今週の節約小計 1500円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-19 ・ ・ ・ ‥… □■
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 |  ■【会計のことが面白いほどわかる本】(新会計基準の理解編 )
 |      http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.06/2001.06.01.htm
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 |  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
 |  → タイトル:会計(基礎)+お名前 or
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 |  → 〆切:6/20(水)
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  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   
 **** 第13段 『盲導犬クイールの一生』企画進行中

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-04 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-11 ・ ・ ・ ‥… □■

「インターネットは儲からない!」橘川幸夫さんの楕円形理論について
 こんなお便りをいただきました。
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> 毎日、興味津津でマガジンを拝見しています。
> ご紹介の本について、楕円の考え方が紹介されていましたが、
> 私もその考えかたについて、20年前から実践してきました。
> その頃、展示装飾の仕事をしていて、大阪の御堂筋に面するビル
> のピロティ部分にパリのシャンゼリゼ通りのカフェをイメージした
> オープンな空間をつくりました。そのとき、二つの焦点を持つ楕円の
> 不思議な魅力について考え、これからの世の中や、生き方について
> 楕円のような生き方が増えてくるだろうと予測しました。
> 会社と家庭、他人と自分、父と男、男と女、単なる二元論と違う
> 生き方のデザインがそこにあるように思いました。
>  展示では、楕円形のテーブルを創り、カフェに寄り添う二人の
> 心の動きを演出したり、ブランコ型の椅子をおいて、f分の1の
> 揺らぎを表現しました。
> 近々、大阪ガス発行の「CEL」という季刊誌の編集後記にも
> 楕円のことを書いたばかりです。
> つい、同じ事を考えている人がいるんだなぁと思い、メールして
> しまいました。これからも良い本の紹介を期待しております。
>
>    関西ビジネスインフォメーション株式会社
>         石  田  通  夫
>   place:530-0026
>       大阪市北区神山町1-11扇町ミュージアムスクエア3階
>   TEL: 06-6314-2651
>   E-mail:michio-ishida@osakagas.co.jp
----------------------------------------------------------------------
  石田さんありがとうございました。CELの編集後記読んでみたいですね!

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-089【ユニクロ】・ ・ ・… □■

  先日、ユニクロに行った。
  Tシャツの代りに今度は、傘。
  折り込みのチラシをみて、ついついでかけてしまった。
  で、ついでに買ってしまった。690円。
  カラフルでなかなかよい。二本もかってしまった。
  なんて、ついしゃべりたくなるもは、すっかりユニクロにハマって
  いる証拠・・・か。

                       しんのすけ@かいもの======================================================================

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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://webook.plaza.gaiax.com/ の登録、解除で・・
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:04:25 +1分 対先週金曜日
       (ついに夜明け時刻が遅くなり始めた)
東京の日入:19:00 +1分 ”
日昼時間 :14:35  +0分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ζ
▲▼▲    また明日・・。
Web ◎◎ k    
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     く||ノ
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((  < > ))         真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:28

2001年01月09日

【アメリカン・エキスプレスのブランド価値経営】..★★★+ブランド

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★ 【Webook #2001-003】 2001/01/09(火) ★
★ “降雪寒波到来”の火曜日     ★
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 アメリカン・エキスプレスのブランド価値経営 】
    ◎ カラコラム:【 e漢字13=起動力 】
    ◎ プレゼント:【 お年玉プレゼント 】11冊 〆きり1.31

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【アメリカン・エキスプレスのブランド価値経営】

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■著者: 篠原 勲(しのはら・いさお)
  1942年東京都生まれ。明治大学政治経済学部経済学科卒業。『オール投資
  』編集長等を経て、現在出版局編集委員。立正大学講師。
  著書に「ドコモが世界を制する日」など。
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■出版社:
 東洋経済新報社/ISBN4-492-55404-1/1500円/P
2000/11/15 第1刷 
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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■ <ワン・チョット>

 「150年。
  この長きにわたりブランド価値を高めてきた企業の経営戦略とは ・・?」

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■ <忙しい方はここだけ>

アメックスといえば、カード会社。そんなイメージが強いが、実はこの会社、
150年の間に様々な変化を遂げている。

創業時は「小回りが利き、利便性に優れた駅馬車の急行便」事業であった。(
1850年のことだ。)やがて、その事業ネットワークを利用してマネーオー
ダー(小口為替)に進出(1882年)。その後、独創的で画期的な青い紙幣
(トラベラーズチェッ ク)が生みだされる。今でこそ海外旅行の時に当たり
前のようにお世話になるトラベラ ーズチェックだが、当時は斬新な新商品だ
ったのだ。(今風に言えばネット上で新しい マネーを創造したようなものか。
1891年=明治24年のことだからちょっと驚き!)

さらに、そのトラベラーズチェックを如何に多く利用してもらうか・・という
発想から旅行事業へと進出する。1904年欧州から始めている。
そして、1957年、カード事業進出というアメリカンエキスプレスにとって
20世紀最大の決定が下される。
そして、現在では、金融と旅行のコングロマリットとなっているのがアメック
スの実態だ 。

こうして、時代に合わせ変身を遂げてきたアメリカン・エキスプレスは、「顧
客に最高のサービスを提供するという献身的姿勢」と「顧客の期待を絶対に裏
切らない信頼と安心という価値観」により、アメックスブランドを確固たるも
のにしてきた。150年という長い間には、浮き沈みや危機的状況もあったが
、それを乗り越えてきたのは、「ブランド価値」を常に高めるという経営の努
力があったからこそと言える。

雪印、三菱自動車など、営々と築いてきたブランド価値に傷をつけてしまった
企業のニュースが記憶に新しい中、改めてブランドというものの価値を見直す
好材料として、本書を読んでみたい。

おすすめ度は、★★★+ブランド
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■ <お暇な方は、もう少し>

ブランドはそれを築いてきた企業にとっては生命線ともいえる。
世界最大の金融・旅行サービス会社アメリカン・エキスプレスは、戦争という
危機の中で顧客優先のサービスに果敢に挑戦し、世の人々に『物語』として浸
透させ、そのブランド価値を構築してきた。幾多の危機も、有能な経営者の才
覚で乗り切り今日まで成長した。
150年という長い軌跡には、壮大なドラマが隠されている。
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|   信頼と安心に支えられたブランド
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
すでに出来上がったブランドは、人々の信頼を裏ぎらない、安心に応えなけれ
ばならない・・などある程度『守り』の部分、あるいは地道な努力が必要なと
ころがある。しかし、なにもブランド力が無いときはどうするか・・・。

そう、人々が意外に思う物語を作っていくしかない。
「そんなことまでしてくれるのか!」「そこまでしてもらっていいのか!」な
どというエピソードだ。大胆でカッコいいほうがインパクトが強い。

アメックスも戦争の混乱期に、他の金融機関がクローズしている状況で最後ま
で利用者の便を図るなど、人々に驚きと感動を与える"物語"を生んでいる。
本書でもいくつか引用されている。
ブランドが形作られるときは、物語があるということだ。

物語は、製品そのものであり、サービスそのものであり、人そのものである。
物語の作れる会社・・・・そんなところは素敵だ!

傷ついたブランド回復に、雪印ではジャンプの原田選手が頑張っている。三菱
も頑張って欲しい・・・。

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■ <読んで欲しい方>
  経営者の方
  アメックスカードを持ってる方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★+ブランド

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/)
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/)
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/)
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2001.01.12[金]:【】..

2000.01.11[木]:【】..

2000.01.10[水]:【】..

2000.01.09[火]:【アメリカン・エキスプレスのブランド価値経営】..★★★+ブランド
東洋経済新報社/ ISBN4-492-55404-1/1500円/P
2001.01.08[月]:【-】..成人おめでとう!
            
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今週の節約小計 1500円
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     21世紀、最初のプレゼント企画 (新春第一弾)
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| ̄ Webookプレゼント企画 第1弾 (ミレニアム) 
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| 1)【戦略シナリオのノウハウ・ドゥハウ】HRI x 2冊
| 2)【プレゼンテーションのノウハウ・ドゥハウ】HRI x 2冊
| 3)【CRM戦略のノウハウ・ドゥハゥ】HRI x 2冊
| 4)【マーケティングのノウハウ・ドゥハゥ】HRI x 2冊
| 5)【間違いだらけのネットビジネス】三石玲子 x 3冊
|
|  HRインスティチュート(野口さん)とフォレスト出版さんのご協力で
|  す。ありがとうございます。
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| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2001@yahoo.co.jp
|           ~~~~   
|  ◆ タイトル:本の番号+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦、コメント
|  ◆ 締切り:2001/1/31(水)
|  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-00 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
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ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-001【e漢字13=起動力】 …□■

 起動の起は、"己"を"走"らすと書く。そのためには"重"いものを"力"で
 うごかす最初の力=「動」が要る。
 静止摩擦に打ち勝ってちょっとでも動けばしめたものだ。
 ソフトの起動はクリックひとつでなんの造作もないことだが、世の中の
 新しいことを起動するためには、結構な労力を要するのが常。
 「まず魁より始よ」という諺のように、己が走らなければならない。
 アイデアをコンセプトに、コンセプトをプランに、プランを実行に移す時
 この起動力がものをいう。機動力とはちょっと違う。
 それにしても、まずは走るに値するものを志すことが肝要だ。
 21世紀に自分が走れるものを見つけよう!
 
           しんのすけ@e漢字.COM
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/)です。 ID =969
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★ 登録/解除: http://webook.plaza.gaiax.com/ の登録、解除で・・
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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| ( ∂ γ 【Wine of the Week】 |
| ) ●●● まぐまぐ ID=46172 |
| ζ ●● 新世紀、夢がグラスで揺れている ▼ |
| ● http://visit.to/winewine ⊥ |
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東京の日出:06:51 +0分 対前日
東京の日入:16:45 +0分 ”
日昼時間 : 9:54 +0分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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       日の出は、今が一番遅い時期。12日から早くなる。

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ξ
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Web ◎◎ k     また明日。
| < |  
\へ/  なぞなそ:お家の中で一番寒いところは?
<__||__    
   | | > 
(( < \  ~ ~ ) )     
¨ ¨               真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 23:45

2001年01月05日

【マーケティングのノウハウ・ドゥハウ】..★★★★★+仕掛け

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★ 【Webook #2001-002】 2001/01/05(金) ★
★ “生態系CPU、熱でダウン”の金曜日    ★
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 マーケティングのノウハウ・ドゥハウ 】
    ◎ カラコラム:【 e漢字12=思索 】
    ◎ プレゼント:【 お年玉プレゼント 】11冊 〆きり1.31

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■著書名:【マーケティングのノウハウ・ドゥハウ】

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■著者: 野口吉昭編、HRインスティチュート
  1956年生まれ。横浜国立大学工学部大学院工学研究科修了。株式会社HRイ
  ンスティテュート代表。
著書に「考える組織」「経営コンサルタントハンドブック」など。
  執筆者(野口、根反、守屋、稲増、内田、染谷)
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■出版社:
 PHP研究所/ISBN4-569-61365-9/1600円/257P
2000/11/15 第1刷 
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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■ <ワン・チョット>

 「思いきって言えば、マーケティングとは、売れる仕掛け!、
  であると同時に、リーダーシップそのものでもあるのだ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

戦略レス企業は、時代の波に翻弄され、外部からの圧力でしか生まれ変われな
い。最近、企業の情報システム部門を全面アウトソースするとか、自治体など
のシステムをアウトソーシングするなどのニュースを見かける。これらの事例
は、その部門自体が自らの戦略を持ち得なかったがために、外部から根こそぎ
体制変更を余儀なくされるといった図式である。
どうせ変わらざるを得ないなら、自ら変革したいものである。

戦略には、営業戦略、サービス戦略、マーケティング戦略、価格戦略など個別
戦略としては様々なものがあるが、なかでもマーケティング戦略は最も重要な
ものだ。本書は、このマーケティング戦略のノウハウとドゥハウを分かりやす
く、しかも実践的に解説している。

コトラーやドラッカー、孫子やランカスターなど先達の戦略理論や考察を引用
しながらも、HRインスティチュート独自の洞察が加わり、なおかつ時代にマ
ッチした内容で簡潔な展開がなされている。(読んでいて気持ちがいい!)
新しいマーケティングモデルとして掲げられている「マーケティング・サイク
ル」などはその好例だ。

eの時代の特徴は、マスからセグメントへ、そして究極のターゲットとして個
人レベルまでマーケティングの対象が細分化できるようになったことだ。イン
ターネットが「購買行動を変え、価格構造を変え、流通構造を変え、商品開発
構造を変え」るこの時代は、マーケティング・ベースド・コーポレーションの
みが生き延びることだろう。
そのための洞察と実践的手法を本書から読み取りたい。

おすすめ度は、★★★★★+仕掛け
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書が定義する強い企業の方程式:

 強い企業=戦略経営企業=マーケティング・ベースト・コーポレーション
     =ブランド力のある企業=リーダーシップが明確な企業

この方程式に合う企業サンプルは、ソニー、トヨタ、花王、オラクル、P&G
、キーエンスなどがあげられる。

HRインスティチュートのオリジナル、マーケティング・サイクルとは、マッ
カーシーの4Pモデル(Products, Place, Price,Promotion)だけでは、平面
的すぎるとして、コンセプトの実現=売れる仕掛け!を強く意識したものだ。
5つのキーがある。

 1.市場を知る、顧客を知る、自社を知る = ポジショニング
 2.マーケティング戦略の構築 = ストラテジー
 3.価値ある製品、商品、サービス作り = プロダクト
 4.売れる仕組みづくりの具現化 = プラットフォーム
 5.カスタマーロイヤルティを進化し続ける = ロイヤルティ

というものだ。
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@ 戻る 戦略 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/□
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00048970
| ↓
|   まずポジショニングから始まる。そしてまず仮説ありき。
|
|               => Back to 書籍
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ポジショニングの要、「仮説」設定というのが僕は好きだ。考えるだけでワク
ワクする・・・。

本書の後半には、ネーミング開発やe時代の組織のありかた、コーチング(僕
はコーチングを別の概念として捉えている)などにも触れており、なかなかた
めになる。大橋禅太郎氏の『ガズーバ!』を別の視点から見る感じがする。

自分がいる会社のために「e時代対応の組織改革」のポイントをメモっておこ
う。
 *どんな先進的組織形態であても万能ではない。
 *戦略が組織を規定する。
 *大きな変革であればあるほど、一時的な業務低下が起こる可能性がある。

自分のいる会社、部署が、「戦略レス」「マーケティングレス」「リーダーシ
ップレス」だと感じたら、本書を読んで損はない。

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティングをどう進めればいいか迷ってる方
  戦略レス企業にあいそがつきそうな方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+仕掛け

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/)
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/)
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2001.01.05[金]:【マーケティングのノウハウ・ドゥハウ】..★★★★★+仕掛け
 PHP研究所/ ISBN4-569-61365-9/1600円/257P
2000.01.04[木]:【社長を変える魔法】..上前淳一郎....★★★★☆+魔法
文藝春秋/ ISBN4-16-356870-0/1143円/260P
2000.01.03[水]:【--】..2001年普通の旅

2000.01.02[火]:【--】..2001年鴨川の旅

2001.01.01[月]:【--】..謹賀新世紀!

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今週の節約小計 2743円
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     21世紀、最初のプレゼント企画 (新春第一弾)
_________________________New_____
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| ̄ Webookプレゼント企画 第1弾 (ミレニアム) 
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|
| 1)【戦略シナリオのノウハウ・ドゥハウ】.HRI....★★★★★+戦略
| 2)【プレゼンテーションのノウハウ・ドゥハウ】..★★★★☆+ppt
| 3)【CRM戦略のノウハウ・ドゥハゥ】...HRI....★★★★★+CRM
| 4)【マーケティングのノウハウ・ドゥハゥ】......★★★★★+仕掛け!
| 5)【間違いだらけのネットビジネス】.三石玲子...★★★★☆+落とし穴
|
|  1)~4)は、各2冊、5)は3冊、計11冊をプレゼントします。
|  HRインスティチュート(野口さん)とフォレスト出版さんのご協力で
|  す。ありがとうございます。
|
| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2001@yahoo.co.jp(webook2000@ も有効ですが・)
|           ~~~~   
|  ◆ タイトル:本の番号+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦、コメント
|  ◆ 締切り:2001/1/31(水)
|  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-00 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-001【e漢字12=思索】 ・ …□■

 新解さん(新明解国語事典)によれは、思索とは、
 『現象のもつ根源的意味や、現象と現象の関連などを、純粋に理論的に
  突き詰めて考えること。』となっている。
 ちょっとこ難しい表現だが、要は、思いをつないでいって、考えをまとめ
 ようとすることだ。
 現象を『田』のマトリクスに映し出し、『心』を澄まして考える。
 やがて、考えが『糸』のようにつながりひとつの理論に行き着く。
 そういうことを表した漢字が"思索"という字である。(ふむふむ)
 SWOT分析も『田んぼ』印のマトリクス、BCGのPMMも『田んぼ』
 印のマトリクスだ。
 マーケティングの『思索』をしてみよう。
 
           しんのすけ@e漢字.COM
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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| ( ∂ γ 【Wine of the Week】 |
| ) ●●● まぐまぐ ID=46172 |
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| ● http://visit.to/winewine ⊥ |
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東京の日出:06:51 +0分 対前日
東京の日入:16:42 +1分 ”
日昼時間 :10:01 +1分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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       日の出は、今が一番遅い時期です。12日から早くなる。

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ξ
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Web ◎◎ k     また来週。
| △ |  
\σ/ 21世紀風邪をひいちゃった。
<__||___。   昨日の本のISBNが間違ってました。

   | |   今世紀最初のミス! m_(..)_m
(( < > ))     
¨¨               真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 23:45

2000年12月13日

【パーミション・マーケティングの未来】..阪本啓一..★★★★★+お祭り市場

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★ 【Webook #2000-190】 2000/12/13(水) ★
★ “流れ星見えたっ!”の水曜日    ★
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 パーミション・マーケティングの未来 】
    ◎ カラコラム:【 e漢字4=絆 】
    ◎ プレゼント:【 なぜ、あの会社は潰れたのか 】当選発表 ♪ 
            【 私をホテルに連れてって】サイン本、3冊 New

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【パーミション・マーケティングの未来】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
  マーケティング・コンサルタント。Palmtree Inc.CEO。インターネット・
  マーケティングを得意分野とし、自らも知恵市場などのビジネスに携る。
  クライアントは、オムロン、リクルート、バリューフラッシュジャパン
  など多数。翻訳書に「パーミションマーケティング」「ブランド・マイン
  ドセット」など。ニューヨーク在住。
  surf@palmtr.com
http://www.palmtr.com/
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■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-906-1/1600円/255P
2000/11/25  第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「新しい世界を考えるために必要なこと。
   1、目のレンズの入れ替え。
   2、頭のHDのフォーマット。
   3、OSの再インストール。
  さあ、この本を読もう!」

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■ <忙しい方はここだけ>

あのセス・ゴーディンも材料のひとつにしてしまい、独自のパーミション・マ
ーケティングの世界を築いている著者が、”繋がってしまった”(橘川氏の表
現)あたらしい世界をどう捉え、何をしていけばいいのかを考察した時代の先
をゆくマーケティングの本である。

まずは、e化がビジネスだけでなく生活、ライフスタイルのあらゆるところに
表出してきた現状が紹介される。これがまた面白い。うんと唸ったり、オオと
驚いたり・・。
新しい世界について著者は、4つの特徴で表現する。
 1)「e」が日常生活に入りこんでいる。
 2) つながりっぱなしである。
 3) エイジ・フリー、ジェンダー・フリー
 4) お祭り型市場が発展してきている

こういう世界にあって、顧客参加型市場でのインターネット・マーケティング、
インターネット・ブランドの構築方法などが展開される。
それぞれ、ネットベンチャーとのインタビューや、「パミション・マーケティ
ング」を書いたセス・ゴーディンとのインタビューなどわくわくするコンテン
ツが魅力的。

著者の「時代」や「社会」をみる鋭い洞察は、なかなか素晴らしい。
簡潔で分かりやすい表現は、ネット時代を捉えるのにとてもいい。
著者のいいところは、私達が日ごろ、それとなく頭の隅に感じていることを、
スパっとした言葉で整理してくれるところだ。もちろん、全く知らなかった新
しいサービスや、世の中のトレンドの分析に驚いたりもするのだが、本書を気
に入る一番の要素は、そういった「そよ」とした時代の風を、見事に言いきっ
てくれるところだ。

明日の世界を、そして明日の自分を考える「場」がここにある。
とってもグールな本!

おすすめ度は、★★★★★+お祭り
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■ <お暇な方は、もう少し>

サイバーアスリートたちと話す・・コ-ナーに、iPing.comの創業者
エディ氏のことが出てくる。
以前、著者にお会いしたとき、ちょうどエディ氏とインタビューした直後であ
った。そのとき伺った話が「高速なネットビジネス事情」を雄弁に物語る。

 「エディ、どうだい、会社のほうは」
 「売ったんだ」
 「ヘっ?」

という会話に、阪本氏の目が点になった様子が想像できる。

読んだ後は、折り目いっぱい、線グリグリになっちゃったけど、うーん、これ
オススメだ。

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| ↓
|   著者のサイトはここ:
|   http://www.palmtr.com/
|   立ち読みコーナーもある。
|
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本の最後に「Special Thanks to you all!」と題して、関係者の顔写真いりで
サンクス・メッセージが書かれている。
普通、本のあとがきでは、編集者やその他協力者に謝辞が添えられるが、この
本のような粋な構成はサイコウだ。
(このアイデアは、コーディネーターのYukariさんのアイデア)

うーん、本もお祭りだぁ。
この本を持ってすぐそばにある未来を覗きに行こう!

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティングときけば耳ピンの方
  パーミション、お祭り、セス・・・と聞けばおお!の方
  阪本啓一のメールニュースを愛読中の方
  自称ネット系の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+お祭り

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■


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2000.12.15[金]:【】..

2000.12.14[木]:【】..

2000.12.13[水]:【パーミション・マーケティングの未来】..阪本啓一..★★★★★+お祭り市場
 翔泳社/ ISBN4-88135-906-1/1600円/255P
2000.12.12[火]:【チーズはどこへ消えた?】..S・ジョンソン..★★★★☆+スカリー
          扶桑社/      ISBN4-594-03019-x/ 838円/94P
2000.12.11[月]:【しびれる仕事をしよう】..中谷彰宏..★★★★+プロジェクト化
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70215-2/1400円/188P
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今週の節約小計 3838円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-38 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookプレゼント企画 第22弾 当選者発表!
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|   【なぜ、あの会社は潰れたのか】 5冊 (H&I)
| http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.11/2000.11.30.htm
|
|  (1)禿信○さん (川崎市登戸)
|  (2)船橋貞○さん(横浜市)
|  (3)中○勲さん (尼崎市)
|  (4)矢野隆○さん(滋賀県草津市)
|  (5)泉真○さん (大阪府西淀川区)
|
|   H&I江守さんのご協力で実現しました。ありがとうございます。
|   H&Iさんから発送されます。お楽しみに・・・・
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_________________________New_____
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| ̄ Webookプレゼント企画 第23弾 
| ==========================
|   【私をホテルに連れてって】サイン本、3冊
|   (オータパブリケイションズ、和田さんのご協力)
| http://www.ohtapub.co.jp/booklist/book/whotel.html
|  
|  抽選に申しこんでくださった方全員に、中谷彰宏特製はがきを
|  プレゼント!!  発表はクリスマスに・・・
|  
| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2000@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:ホテル+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、電話番号、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|            ~~~~~
|  ◆ 締切り:12/22(金)
|
|  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-10 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-34 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-191【e漢字4=絆】 ・ …□■

 今日はどうしても聞いて欲しいことがある。昨日の朝、5:17分くらい
 南の空に流れ星を発見。かなり長く光った。緑色の閃光は鮮やか!
 駅のプラットホームでみた。隣に居た見知らぬおじさんも、「見えました
 ?」と声をかけてきた。3億円!って言うのを忘れてた・・・
 でもきっといいことあるぞ!って思ったんだけど・・・ あった!
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 さて、本題の「絆」。
 なんてうつくしい漢字でしょうか。糸へんに、「半」分。細い糸の片っ方
 ずつ(半々)を握っている・・・そんなイメージを彷彿とさせる。
 しかもその「半」という字は点点が外を向いている。つまり離れている
 ってことですね。(これはでも、フォントによって違うんだけど)
 人の絆は、不思議なもので思わないところで助けられたり、ぎゅっと握っ
 ていたのに手繰り寄せたらひろひろだったり・・・。絆って繊細ですね。
 よわよわしい字体です。大切にしないとすぐにいつのまにか糸がさ迷うこ
 とになる。絆とはそういうもんなんでしょうねぇ。
 夫婦の絆、親子の絆、友達との絆・・・・One to One という
 のは、この絆が源流でありましょう。
 今日の本に出てくるiPing創始者のエディ氏は、絆のことをeBond
 と呼んでいる。数字で書くと 「絆」=0.5~0.5 でしょうか。
 絆。ん、もう忘れようたって忘れませんね。この漢字。
 あなたと真之助の「絆」はWebook・・・えーっと、持ってますよしっかり。
 
          しんのすけ@eBond
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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| ( ∂ γ 【Wine of the Week】 |
| ) ●●● まぐまぐ ID=46172 |
| ζ ●● ストーブの横でグラスが揺れている ▼ |
| ● http://visit.to/winewine ⊥ |
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東京の日出:06:41 +0分 対前日
東京の日入:16:29 +0分 ”
日昼時間 :09:48 -0分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
        昨日から日没時刻が遅くなり始めてますよ!。
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| △ | mugu!
d \o/ σ~~~~~~~  
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   | |             近日創刊・・・
  ハ  
  ¨¨                真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 23:35

2000年12月07日

【海外旅行マーケティング】..津山&太田...★★★+海外

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★ 【Webook #2000-186】 2000/12/07(木) ★
★ “ひさびさ朝寝坊”の木曜日 ★
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 海外旅行マーケティング 】
    ◎ カラコラム:【 e漢字2 】
    ◎ プレゼント:【 なぜ、あの会社は潰れたのか 】5冊 New!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【海外旅行マーケティング】

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■ジャンル:ビジネス、旅行、マーケティング
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■著者:津山雅一、太田久雄
  津山:90-99年、東洋大学短期大学教授(観光学科)。JTBにおいて海外
     旅行マーケティングの実務、マーケティング・マネージメントを
     実践。現在、東洋大学観光産業研究所研究員。
  太田:70-85年セイロン観光局日本代表。83年からトラベル・マネジメ
     ント社取締役。現在、同社取締役社長。
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■出版社:
 同友会/ISBN4-496-03004-7/3200円/394P
2000/9/18 第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「顧客参加型商品=海外旅行のビジネスマップをズーム・アップ。
  マーケティングの視点で俯瞰してみよう。。」

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■ <忙しい方はここだけ>

海外旅行という商品は、実に面白い商品である。訪れる場所がどんなところか
という「空間要素」、何時行くのかという「時間要素」、さらにそれを演出す
る「ヒューマンな要素」が関係する多次元商品だからだ。

そして、さらに大きな特徴はなんといっても、商品価値を作り出すのがほかな
らぬ消費者自身だと言う点である。いくらよいツアー企画でも、その旅行が面
白いかどうかは、自分がどれだけノレたかというところにかかっているからだ。
海外旅行=「旅の付加価値を自分で生産する」顧客参加型商品なのだ。

本書は、そんな旅行商品のマーケティングについて、プロフェッソナル向け(
つまり旅行業に係るビジネスユニットの人達)に書かれた本である。

JAL,ANA、JTB、近ツリ、HISなどといったなじみの代表企業の商
品事例などが数多く引用されているため、考察を実際的で身近なものにしてい
る。

航空会社、旅行代理店、旅行マーケティング会社など、旅という商品に係る企
業のマネジメント層にお薦めである。自らのポジションをマーケティングの視
点から見直そうとするとき、適切な切り口と検討の糸口がつかめるはずだ。
旅行業に携わる方、一読の価値有り。 

おすすめ度は、★★★+海外
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■ <お暇な方は、もう少し>

そもそも旅行が産業として認知されたのはここ30年ほどのことであり、旅行
業を含むサービス産業が大きくその存在を伸ばしてきたのも最近のことだ。そ
して最近では、「人的サービス」と「IT」を複合したハイブリッド型情報産
業と変貌している。

旅行業は、「生産と消費が同時進行し、在庫のきかない目に見えない商品」を
扱うところに特徴があり、そこには、独特のビジネス戦略が存在する。
本書では、こうした業界のビジネス構造、ブランド、価格戦略、広告戦略など
を分析する。マーケティング的な視点から「旅行」という商品をテーマに考察
しているという点で本書は特異な存在かもしれない。
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@ 戻る 旅行 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/□
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00039342
| ↓
|   旅行=場所+タイミング+¥+ノリノリ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一般の人には、エアライン、旅行代理店などの商品構造が見えて楽しいかも。

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■ <読んで欲しい方>
旅行代理店の方
  航空会社の方
  サクラ旅行開発( http://www.sakuratour.co.jp/) の森下さん
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★+海外

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/)
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●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html)

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2000.12.08[金]:【】..

2000.12.07[木]:【海外旅行マーケティング】..津山&太田......★★★+海外
         同友会/ ISBN4-496-03004-7/3200円/394P
2000.12.06[水]:【私をホテルへ連れてって】..窪山&中谷......★★★+連れてって!

オータパブリケイションズ/ISBN4-900297-60-7/1400円/182P
2000.12.05[火]:【言ってはいけない医者の一言】..考える会....★★★+一言
     五月書房/ ISBN4-7727-0336-5/1000円/182P
2000.12.04[月]:【戦略シナリオのノウハウ・ドゥハウ】..野口..★★★★★+戦略シナリオ
          PHP研究所/ ISBN4-569-60685-7/1600円/235P
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今週の節約小計 7200円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-38 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookプレゼント企画 第22弾 
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|   【なぜ、あの会社は潰れたのか】 5冊 (H&I)
| http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.11/2000.11.30.htm
|   H&I江守さんのご協力で5冊プレゼント!!!
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|  ◆ タイトル:なぜ?+あなたのお名前
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|  ◆ 締切り:12/12(火)
|
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-34 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-186【e漢字2】 ・ ・ …□■

 「財」=「貝」つまり¥になる「才能」ということが。人財というのは
  才能がポイントなんですねぇ、やっぱし。
  財団という組織体があるけれど、あれは「才能」のある人が「寸」ちょ
  っとだけ「□」の中にあつまっている・・・そういうことなんですなぁ。

 「薬」=「楽しくなる」+「草(サ)」、昔の人は草(植物)からいろんな
  薬をつくりました。今は、よくわかんないものから科学的につくるから
  楽にならない・・?
  良薬、口に苦しというけど、「草」が「古」くなったやつだからニガイ
  のも当然かな。

  なにか楽しい漢字の楽しみありましたらメールくださいね!
 e漢字.com です!

          しんのすけ@e漢字.com
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| ● http://visit.to/winewine ⊥ |
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        日没時間は今が一番遅い時期です。
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Posted by webook at 23:32

2000年08月09日

【これから市場戦略はどう変わるのか】.....★★★★★+創発

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★ 【Webook #2000-117】 2000/08/09(水) ★
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《募集中》 岐阜県「美濃加茂高校学校」の教員募集
   教科:英語(若干名)  国語(若干名)
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■著書名:【これから市場戦略はどう変わるのか】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:田坂広志(たさか・ひろし)
  1951年生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。米国NECSIと提携し
  NECSIジャパンを設立。現在、同代表、多摩大学経営情報学部教授等を務
  める。2000年、ソフィアバンクを設立、同代表に。
  著書に「仕事の思想」「暗黙知の経営」「複雑系の経営」ほか。
  メール:tasaka@zj8.so-net.ne.jp
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-50177-7/1600円/253P
2000/7/13 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「一社単独では市場を攻略できない。複雑系の市場に対しては
   異業種コンソーシアムが最強の市場戦略である。」

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■ <忙しい方はここだけ>

携帯電話、i-mode、インターネット・・・さまざまなヒット商品やサービスは
「こんなに伸びるとは誰が想像できたであろう・・」などと後で評論される。
製品の目指した本来の機能とは全く別の使われ方がされたり(高校生の携帯電
話などはその典型)、以外な機能やデザインがバカ受けしたり、マーケットの
反応は結構意外な展開を見せるものだ。
顧客の潜在意識レベルのニーズに丁度ヒットするとき、とんでもない現象(バ
カ受け)がおきるのだ。

本書は、そんな最近の市場を複雑系のものの見方から分析し、まるで生き物の
ようにふるまうマーケットをどう攻略していけばいいのかを洞察している。

現在の市場はインターネットなどの情報革命で「複雑系市場」としての性格を
強めている。顧客ニーズが多様化し、小さな動きが市場ルールを変えてしまっ
たり、過去の成功事例が通用しなかったり・・・といった複雑系市場の特徴を
7つにまとめ、それに対する処方箋が提示されている。

答えを一言で言えば「商品生態系として複雑な動きをする市場を攻略するには
コンソーシアム、つまり異業種連合による市場戦略が最適だ」ということだ。

話の展開がロジカルで分かりやすく、また引用される事例も著者自身のリアル
でユニークなビジネス実績が取り上げられ説得力がある。

船井ワールドとも大前ワールドとも違うビジネス戦略が面白い。

おすすめ度は、★★★★★+創発
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■ <お暇な方は、もう少し>

サンタフェ研究所を中心にした複雑系の科学は、物理現象、心理現象、社会現
象など様々なところで注目されるようになってきた。
主な特徴は・・・創発性(emergence)という言葉に集約される。
つまり、外部から働きかけなくても内部から自然に秩序が構造が生まれてくる
というものだ。
雪の結晶は誰が意図したわけでもないがあの美しい結晶を形作る。物理現象の
世界の話だ。細胞分裂(生命現象)、鳥の群れ、集団心理、ブームやヒットな
どの社会現象、デファクトスタンダードの形成なども複雑系でいう“創発”の
表れとえいる。

市場や経済現象もまた同じ。

著者は、情報の発達でますます生き物のように動く市場を「商品生態系」とい
う表現で解説する。

複雑系市場の特徴を7つに分類し、その対応策が提示されている。
エッセンスをご紹介。

《1》計画無効性の市場 -- 周到な販売計画をしても期待通りに売れない。
    → 商品生態系戦略:一つの商品を販売するのではなく商品生態系
      全体の創発を促す。(旅を売るならホテルも旅の記録もレジャ
      ープランも、空港までのアクセスも・・いっしょに)

《2》分割不能の市場 -- 優れた商品を販売するだけでは、顧客ニーズを
             満たせない。
    → ニューミドルマン戦略:顧客への販売を促進するのではなく、
      顧客の購買を支援する。

《3》摂動敏感性の市場 -- ベンチャー企業の動きで市場全体がおおきな
      影響を受ける
    → 提携マーケティング戦略: 一社で展開できる戦略ではなく、
      一社では展開できない戦略を打つ。

《4》情報敏感性の市場 -- 小さな新聞記事によって商品の売れ行きが変
      わる。
    → スポークスマン戦略:市場での宣伝広告ではなく、市場への情
      報発信を重視する。

《5》法則無効性の市場 -- 過去の成功事例を模倣してもヒット商品を生
      み出せない。
    → ルールメーカ戦略:市場のルールに従うのではなく、市場のル
      ールを書きかえる。(オートバイテルなどの新しいビジネスモ
      デルの持ちこみは市場ルールを書き換えている典型)

《6》予測不能性の市場 -- 最新の手法で市場予測をしてもあたらない。
    → プロシューマー戦略:市場動向を予測するのではなく、市場の
      顧客とともに創造する。(著者の主催したいくつかのコンソー
      ソアムはまさに顧客とメーカーが一体化したものであった)

《7》分析不能の市場 -- 緻密な市場分析をしても顧客ニーズが摘めない
    → 顧客コミュニティ戦略:顧客ニーズを分析するのではなく、顧
      客の潜在ニーズを直感する。


上記の市場分析や戦略は、最近のeビジネスの動き(コンビニ+IT企業
連合、商社+物流、・・など)を見ると、なるほどと思える。
 
関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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|  日本総研のサイト http://www.jri.co.jp/index_j.html
|  日本総研の創発戦略センター http://www.jri.co.jp/emergence/
|
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セミナーを聞くような感じで読めるのがうれしい。

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティングが大好きなかた
  複雑系・・いいねぇって方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+創発

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2000.08.11[金]:【】..

2000.08.10[木]:【】..

2000.08.09[水]:【これから市場戦略はどう変わるのか】..★★★★★+創発
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2000.08.08[火]:【2000年版中小企業白書】..中小企業庁...★★☆+白書
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2000.08.07[月]:【--】..Webook夏休み後のリハビリ

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(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-116【ケーナ】 ・ ・・… □■

  先日、岐阜県と愛知県の境にある「リトルワールド」というテーマパーク
  へ行きました。子供も大人も楽しめる、本物指向のおすすめスポット。
  そこで中南米の楽器、ケーナ(コンドルは飛んで行くで使われている笛)
  が売られていました。
  昨年の夏もいったのですが、その時は買わず、以来ずっと欲しいなぁと
  思いつづけていたもの。今年は真っ先に買いました。
  ところが・・・何度吹いても ひゅ~と寂しいかすれた音が出るだけ。
  おいおい、音がでないぞ・・・。
  いくらやってもだめ。
  二日目。心を落ち着け、目を閉じて・・・ 出た!音が。
  尺八とフルートの中間のような、なかなかいい音色。
  今年は楽器づいていて、高速の浜名湖SAでは、ハーモニカを3つも
  買ってしまう。いったい何をするつもり?
  今度、何かのオフ会があったら一局ご披露・・? え、まさか。

                  しんのすけ@夏休みのゲット
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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v\σ/          間違ってました。正解は
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      B 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 15:48

2000年07月21日

【売れるもマーケ当たるもマ-ケ】.........★★★★+法則22

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■著書名:【売れるもマーケ当たるもマ-ケ】マーケティング22の法則
      THE IMMUTABLE LAWS OF MARKETING
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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:アル・ライズ、ジャック・トラウト
 ともに世界的に知られるマーケティングの戦略家。共著に「ポジショニン
グ」「マーケティング戦争」など多数があり、いずれも日本を含む15カ
国で翻訳されている。現在米国コネチカット州でコンサル会社を共同経営
している。
 訳者:新井喜美夫(あらい・きみお)
  1927年東京生まれ。東大経済学部卒。著書に「マーケティング入門」他。
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■出版社:
 東急エージェンシー/ISBN4-88497-023-3/1456円/231P
1994/1/15 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「自然には法則がある。だとすれば、マーケティングに法則があって
   なぜおかしいのだろうか!」

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■ <忙しい方はここだけ>

マーケティングとは、市場を創り出し、顧客を増やし、商品を開発していくこ
とであり、経営戦略のもっとも面白いところだ。
会社というところは、意外にこういう最も面白いところを後回しにしていると
ことろが多い。内向き(社内管理思考)、後向き(過去の実績分析は得意)で
この先、どうするのがいいのかという最も重要なところは、“うーん、よくわ
からん”・・・ちょっと外部に頼んでみるか・・となることが多い。

本書では、企業がこの先どういう戦略で攻めていったらいいかを考える時、参
考にすべきマーケティングの法則22が、さまざまな実例とともに示されてい
る。いずれも、知っている製品やサービスがケーススタディとして登場し、具
体的になあるほど!と思えるところがいい。

例えば・・・
“一番手の法則”- 先頭を切ること(一番手になること)は、ベターである
  ことに勝る。太平洋を横断した人の名前は、リンドバーグだとすぐ出てく
  るが、二番目にもっと早く少ない燃料で飛んだヒンクラーの名前はほとん
  ど誰も知らない。(一番手=最初ということは、そういうことだ)

“カテゴリーの法則”-あるカテゴリーで一番手になれない場合は、一番手に
  なれるカテゴリーを作れ。「この製品は競合製品よりどこが優れているか
  」ではなく「どこが新しいか」で勝負する。どのカテゴリーで一番かとい
  うことだ。(富士フィルムは、得意のフィルムにカメラをつけて写ルンで
  すという新しい分野を切り開いた)

“製品ライン拡張の法則”-ブランドの権威を広げたいという抗しがたい圧力
  が存在する。これはやってはいけない・・ことだ。コカコーラも同じ跌を
  ふんだ企業だ。

本書の著者二人は、あの“ポジショニング”というコンセプトを世に広めた人
たちだ。(おぉ、そーだったんかいな!)

本書に出てくる事例は、94年までの企業事例だからちょっと古いが、その視
点と洞察はいまも新鮮である。物事をいろんな角度から考察するヒントがたく
さん紹介されている。
当たるも売れるも影にはマーケティング戦略がある。わくわくするプロジェク
トをやったろうやないかい・・という方、是非。

おすすめ度は、★★★★+法則22
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■ <お暇な方は、もう少し>

その他の法則をいくつか・・・。

〇 集中の法則
   マーケティングにおける最も強力なコンセプトは、見込み客の心の
   中にただ一つの言葉を植え付けることである。
   フェデックスは「翌日配送」、ボルボは「安全」・・・など。

〇犠牲の法則
   何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならない。
   製品ライン拡張の法則に相対する法則だ。犠牲にできるものは三つのも
   のがあるという。
   製品ライン、ターゲット市場、絶えざる変更の三つ。
   何かを捨てる・・・拾えるようなパワーやゆとりがあっても拾わない。
   それにはかなり勇気がいる。
   昔ピープルエキスプレスというアメリカの安売り航空会社があった。
   レーガンの進めた規制緩和の中でよくニュースに登場した会社だ。
   “明確に限定された”素晴らしいポジショニイング(堅実な都市に安い
   運賃で)を得ていたが、成功のあとが悪かった。すべての人の、すべて
   の要望に応えようとして失敗してしまった。路線も拡大し、機材も大型
   機材を投入するという愚を犯してしまったのだ。犠牲にしていたものを
   拾おうとしたというわけだ。

〇属性の法則
   あらゆる属性にはそれはと正反対の優れた法則があるものだ。
   一般に会社は、ナンバーワン企業をまねするきらいがある。
   これはだめ。ナンバーワンと張り合うくらいなら、正反対の属性を探し
   てみるほうが、はるかに利口だ。キワードは、「正反対の」である。
  「おなじような」ではだめだ。

   
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|   http://www.poolonline.com/bios/bioalries.html
|   Amazon.com での読者評は ★★★★☆ となっている。(原書)
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マーケティング戦略を練る上で、とても参考になる“法則”がたいへんわかり
やすくまとめてある。一読の価値あり。

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■ <読んで欲しい方>
  マーケティング部の方
  事業戦略を練ってる方
  会社つまんねぇなぁって方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+法則22

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●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )

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2000.07.21[金]:【売れるもマーケ当たるもマ-ケ】....★★★★+法則22
          東急エージェンシー/ISBN4-88497-023-3/1456円/231P
2000.07.20[木]:【--】..海の日です!

2000.07.19[水]:【--】..夏です。

2000.07.18[火]:【タイムライン上】..M・クライトン..★★★★☆+量子
          早川書房/ ISBN4-15-208282-8/1700円/364P
2000.07.17[月]:【僕らは星のかけら】..M・チャウン..★★★★★+原★子☆
          無名舎/ ISBN4-89585-934-7/2300円/286P
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今週の節約小計 5456円
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|   現在、企画募集中。(出版社さんメール下さい)
| エイチアンドアイさんの企画が進行中です。お楽しみに。
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-17 ・ ・ ・ ‥… □■

  愛知県の松本さんからいただきました。
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> 真之助さん、こんにちは。松本智治です。
> いつも楽しく読ませていただいています。
> 今日もさっきまで見ていました、プロジェクトX。
> 先に公恵(嫁さん)が見つけて「面白い番組があるよ」と教えてくれまし
> た。私が最初に見たのは「VHSを普及させた」プロジェクトの話だった
> と記憶していますが、これが非常に面白く、それ以来なるべく時間を作っ
> て見るようにしています。
> 最近は労働組合がうるさく、世の中「残業しない」ことが正しい、とする
> 風潮があります。それはそれで正しいと思いますし、1人で食事をするい
> わゆる「孤食」の子供が増えているのも問題だとは思いますが、残業を規
> 制することで「プロジェクトX」のような「人生最大のプロジェクト」を
> 経験できる機会が世の中から少なくなってきているような気がしないでは
> ありません。
> それは日本の国際競争力を弱めていると共に、若い人たちから「仕事をす
> る楽しさ」を体験する機会を奪っているようにも思えます。
> そんな意見を会社で口にしようものなら労働組合の人から白い目で見られ
> そうですし、企業の経営者も「そう思いながらも口にはできない」と感じ
> ているのではないかと思ったりもします。
> 居心地の良いところにじっとしていては、つらいこともないけれど楽しい
> こともないぜ、と私も若者たちには言ってやりたいと感じます。
> ところで最近のNHKはなかなか良い番組を作っていると私は感じます。
> 「プロジェクトX」「課外授業 ようこそ先輩」「トップランナー」「しゃ
> べり場」。今の子供たちの中にある「大人になりたくない」という気分に
> 対して「何かやってやろう、と思わせてやりたい」というメッセージ性を
> 私は感じます。
> プロジェクトXではありませんが、そこには若者たち・子供たち(そして
> 大人たち)に対するメッセージを持ったNHKスタッフがいる。そう感じ
> ます。
> がんばれNHK。
>                 松本智治(愛知県犬山市、32歳)
----------------------------------------------------------------------
松本さんは某企業のシステム担当の方で、多分、お勤めの会社のプロジェ
  クトXな方でしょう。松本さんお便りありがとうございました。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-111【2000@¥】・・… □■

 今日から2000円刷がお目見え。造幣局で刷られた番号1のお札は、日銀
 へ、No2は、沖縄で展示に、No3は発案者、故小渕首相の奥さんへ渡る
 ことになってるらしい。No2000は、誰かなあ。きっと大蔵省の役人の
 人がこっそり・・・てなことは・・・ないか。
 財布の中のお札(夏目漱石)をみたら「BV787812N」って書いてあ
 った。これどんな番号体系になってるんだろ?
 いつか、ISBN番号の仕組みを読者の方から教えてもらって賢くなったけ
 ど、今度は、お札の番号も知りたくなっちゃった。
 どなたか、ご教授いくださいませ・・・。
                   しんのすけ@ニセ?ん¥
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わからないことがまだありますが、まあ、やってみるべの精神でスタートさせ
ました。とりあえずいろいろいじってみちゃいましょう。

自分でも登録してみましたが、なかなかグー!。結構面白いです。

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Posted by webook at 15:39

2000年05月31日

【女ごころの経済学】..西村&八田...........★★★★☆+女心

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明日、Webook プレゼント企画#6 発表!
お楽しみに・・・

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東京の日出:04:27 -0分 対前日
東京の日入:18:50 +0分 ”
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■著書名:【女ごころと経済学】

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■ジャンル:経済、マーケティング
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■著者:西村昇+八田真美子
西村昇(にしむら・あきら)
1956年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。NHK,テレビ東京など
を経て、96年独立。フリーの経済キャスター。講演活動も活発に行う。
著書に「ルート16の法則」「シブヤ系 経済学」など多数
八田真美子(はった・まみこ)
1968年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、日産自動車入社。95年
退社し、フリーのキャスター兼ライターとなり、NHKBS1「日本列島
ぶるさと発」キャスターなどを担当。現在、西村晃氏主宰の「トレンド研
究会」主任研究員。著書に「シブヤ系経済学」(共著)
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■出版社:
 PHP研究所/ISBN4-569-60998-8/1200円/253P
2000/4/25 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「法人商売の“男経済”は不況なのに、個人のサイフを握る”女の経済”
は不思議と元気がいい。
この世は、やっぱり女が支配している!」

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■ <忙しい方はここだけ>

竹内久美子の著書に「この世は女でできている。男は本来女なんだけど、無理
して男の形をしているだけだ。それが証拠に、用のない乳首もあるし、女のた
めにミエもはるし・・・」みたいなことが書いてあった。
生物学・動物行動学的に、この世は女の覇権社会なのかもしれない・・と思っ
たことがある。

さて、本書は、経済からみたお話。
やはりというか、経済においても男は分が悪い。バブル崩壊以後、ずっと“男
の経済”は落ち目であり、方や、“女の経済”はなぜか元気がいい。

東京臨界副都心のヴィーナスフォートも、横浜のベイサイドマリーナも、大阪
梅田のヘップファイブも、女性が先導するトレンディ・スポットだ。
男は女の後ろからついて行くのだ。

「女の経済は、生産の経済(男)ではなく、消費の経済」である。サイフのひ
もを握る女が作り出す消費行動や、トレンドに注目して、現在の消費マーケッ
トを考察した本である。

登場する元気な女性は、観劇も食事も母娘でする“外飯母子”や、ケータイ片
手にクチコミパワーを全開する“伝播少女”、元気いっぱいの“移動性高血圧
世代”の女性、妻でもなく母でもない一人の私を主張する“妻職兼備”の女性
などだ。

私達が生きている社会の様相を、「女性の経済」という視点から観察している
ところがユニーク。マーケティング的な視点から興味深い事例が豊富に紹介、
分析されている。
女の時代を映しだす絶妙の表現(外飯母子など)は秀逸!。

おすすめ度は、★★★★☆+女心
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■ <お暇な方は、もう少し>

母親と娘のコンビというものは、女性先導社会の大きなキーファクターだ。
女性消費を牽引しているのはどうもこの「母親ー娘」ラインのようだ。

このコンビの行動パタンを分類すると継ぎの3つになるという。

「同伴型」:母か子供のどちらかが希望して、片方がついてくるパターン
「共有型」:友達として同じことを楽しむパターン
「伝承型」:母親の教育的指向がつよい消費パターン

この中で、共有型消費を強める要素として、団塊&団塊ジュニアの存在が大き
いようだ。団塊ジュニアの結婚により、「同じ主婦同士」になり、出産すると
「母親同士」となる。社会における位置付けが同じになってくる。娘も母親の
苦労がわかろうという時期だ。そしてそもそも親子だから、考え方や価値観も
似ているところが多い。
こうなると、敵なし。
団塊母と団塊ジュニア娘の消費で最も多いのが“食事”で、これを著者(八田
氏)は、『外飯母子』と見事なネーミングをしている。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00015747
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| 大きなところから調べるなら総務庁・・
| http://www.stat.go.jp/
| 首都圏ミセスの項目別調査(たとえば、購買決定権)
| http://www.livingwave.co.jp/how/topics199909_1.htm
| くらしHOWの各種調査が面白い。
| http://www.livingwave.co.jp/how/kurashiHOW.html
|
| => Back to 書籍
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年代的に外飯母子の世代の前後、つまり若い女子高校生と、熟年のOPAL族
も注目する必要がある。

携帯電話などで口コミによる(最近はショートメールコミが多いか)ブームを
生み出す女子高校生は、商品やサービスのマーケティング上、注目の存在であ
ろう。
方や、OPAL族。Old People with Active Life の略で、『活発に動き回る
お年寄り』の意味だ。OPAL族の特徴はなんといっても“分厚いサイフ”。

世代分析のほか、トレンディな場所、商品、などの紹介や分析がとても興味深
いものになっている。
著者の一人、西村氏の“ルート16の法則”(国道16号線沿いの都市に見ら
れる消費動向、生活者動向)も面白く、これは別に本が出ている。

男の皆さん、よお~く考えてみよう。

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■ <読んで欲しい方>
女性の方
女性にサイフを握られてる紳士の方
ジェンダー・エコノミスト?の方
マーケティング担当の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+女心

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アメリカ・カナダ在住の方は 《今週のWebook コーナーから 》↓
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2000.06.02[金]:【】..

2000.06.01[木]:【】..

2000.05.31[水]:【女ごころの経済学】..西村&八田..★★★★☆+女心
 PHP研究所/ ISBN4-569-60998-8/1200円/253P
2000.05.30[火]:【オバケちゃんとむわむわむう】...★★★☆+むわむわ
 講談社/ ISBN4-06-195283-8/1100円/68P
2000.05.29[月]:【パーミション・マーケティング・セミナー】
..阪本啓一.....★★★★★+eEconomy
         翔泳社/ ISBN4-88135-876-6/1400円/165P
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今週の節約小計 3700円
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| ■ 応募方法: タイトル:【サービス刑事希望】+あなたのお名前
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-083【デューダ】 ・ ‥… □■

少し宣伝モード。転職支援雑誌デューダの6月7日号で Webookを
取り上げていただきました。
9ページのDODA CLUB、お役立ちホームページのコーナーです。
ちらっと見てね!
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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Posted by webook at 20:35

2000年05月29日

【パーミション・マーケティング・セミナー】..阪本啓一..★★★★★+eEconomy

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★ 【Webook #2000-081】 2000/05/29(月) ★
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東京の日出:04:27 -2分 対先週金曜
東京の日入:18:50 +2分 ”
日昼時間 :14:23 +4分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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■著書名:【パーミション・マーケティング・セミナー】

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
  マーケティング・コンサルティング・ファーム Palmtree Inc.代表。
  クライアントは国内外多数。サービス・マネージメント、メディア戦略を
  得意とする。知恵市場、ISIZE,Vmailをはじめ、自らも
ネットビジネスに携わる。ビジョンは“勇気をあげる”。メルマガ「電脳
市場本舗ーMarketing Surfin’」を発行。「智恵市場エッセンス」に寄稿
翻訳書に「パーミション・マーケティング」。現在セス・ゴーディンと
の対談を交えた著書を執筆中。
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■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-876-6/1400円/165P
2000/4/19 第一刷  4/25 第二刷
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■ <ワン・チョット>

「セス・ゴーディンの“パーミション・マーケティング”の
   訳者が贈る、パーミション・マーケティングの真髄+α。
   エッセンスが凝縮されていてとても分かり易い。」

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■ <忙しい方はここだけ>

セス・ゴーディンの《パーミション・マーケティング》の本は、フォーチュン
やビジネスウィークなどのベストセラービジネス書にランキングされるほどの
人気で、日本訳(訳者は本書の著者、阪本氏)も大評判となった本だ。
本書は、その内容をベースに、著者の独自のセミナー録から起こされた本だ。
「パーミション・マーケティングをベースにeエコノミーのヴィジョン」が展
望できる。エッセンスを凝縮しているところがうれしい。

そして、顧客主体のeエコノミーの斬新な考察が目を引く。
パーミションのレベルが深化するにつれ、市場は『お祭り型市場』に変化し
ていくという。そんなeエコノミーの特性をメディア(wire-less, PC-less,
internet-less ) の視点、生活者の視点(時間不足、豊富な知識、生活者によ
る価値決定、買う→楽しむ)、成功の秘密(Story-rich, Context-rich,
Deivery-rich)などから分析する。
いずれも特徴的で非常に興味深い事例が紹介されていて楽しい。

著者を講師としてリクルート社などで催されたパーミション・マーケティン
グのセミナーは定員を倍ほどの応募があったという。
PPT(パワーポイント)のスライドイメージがはめ込んであり、まさにセミナ
ーを紙上で聞く感じがする。

セス・ゴーディンに出した50の質問が公開され、次作への期待を高めてい
るところがニクイ! (よろしかったら・・・というパーミション・マーケ
ティングそのものだ)

セミナーを本で覗いてみよう!

おすすめ度は、★★★★★+eEconomy
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■ <お暇な方は、もう少し>

セスの著書の復習として、パーミションマーケティングを振り返ってみよう。

パーミションマーケティングとは、
『見知らぬ通行人を ともだちに ともだちを 顧客に 顧客を優良顧客に』
するマーケティング手法のことだ。ワン・トゥー・ワン・マーケティングと同
じベクトル上にあるが、違いは、ワン・トゥー・ワン・マーケティングの場合
は、最初の販売時点から始まるのに対し、パーミション・マーケティングは
見知らぬ通行人との最初の接触から始まるところだ。

著者がeエコノミーとして分析するこれからのネット社会は、だれが主催者で
誰がゲストかわからなくなるような“お祭り型”になるという。
そこには、生産者側から一方的に市場が生み出されてきた従来と異なり、生活
者がどんどんマーケティングの世界に入り込む生活者主体の社会への変貌が見
てとれる。

『パーミション(よろしければ)』が重要な要素になる所以だ。

本書の結論というスライドがある。パーミションをベースにしたマーケティン
グのまとめだ。

1)生活者の時間を奪わない
大原則だ。“省時間”“ゼロ時間”こそ、ビジネスの要諦に置く
べきである。
2)生活者との生涯のお付き合いを目指す
売って終わりではない。大切なのは、“売る前”と“売ったあと”だ
3)生活者に参加してもらう
自分で何もかもできない、と自覚しよう。生活者にも参加をうながし
智恵をもらうのだ。
4)生活者と物語をつむぐ
“モノ”と“コト”だけを売るのはもう終わりにしよう。大切なのは
どのような物語を、生活者とともにどうやってつむぐか、ということ


顧客とサービス提供者の融合事例で面白いものが紹介されている。

◎ 空想家電 http://www.coi.co.jp/
『たとえ、ひとりの落書きからはじまったアイデアでも、それをいいと
言ってくれる仲間を千人集められたら。メーカーだってだまって放って
おくわけにはいかないでしょう』というコンセプトのもと、アイデアの
書込み、その投票、製品化指数の表示などをするサイトだ。
現在、ぬいぐるみリモコンがクールなアイデアとなっている。
投票者635人(本書では505人)、製品化指数は34%(本書では
50%)だ。
このサイトは、あらたに“空想生活” http://www.cuusoo.com/ として
2000/6/1リニューアルする予定。

いわゆるストーリー・リッチなマーケティングにはこういった“お祭り的”な雰
囲気が大切だ。

もう一つの事例で面白いのが、小林製薬のアイデア製品。ここにもストーリー性
に溢れた面白い製品があり、生活者を“ファン”にする小林製薬のユニークさが
現れている。 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~tono/kobayashi/

パーミション・マーケティングの事例として著者共同主宰の智恵市場もブック
マークが必要だ。
http://chieichiba.net/

もうひとつおまけは: ネットエイジのVmail http://www.vmail.ne.jp/
オプトインメール(オプトイン=参加する)の典型である。このサービスの面白
いところは、『クレジットカードの利用明細書と同じように、月末に“パーミシ
ョン明細書”が利用者の手元に届けられる』ところだ。自分が与えたパーミショ
ンの内訳をメールで確認できるところだ。
本書を読んだら利用したくなる・・・。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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| | http://www.seshop.com/bm_detail.asp?sku=58760
| ↓
| 著者のサイト:
| http://www.palmtr.com/
| 著者も主宰者の一人である“智恵市場”は:
| http://chieichiba.net/
|
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|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
パーミション・マーケティングの翻訳で、著者は、“土足マーケティング”
という言葉を考案している。Permission Marketingに 対する Interruption
Marketing の訳語だ。生活者の中にずかずかと踏み込んでくる様を実によく表
している。
ネットにより生み出される生活者参加型市場のことを“お祭り形市場”という
のも面白い。
読者の気持を掴むことばを生み出すというのは、素晴らしいことだ。

著者のお師匠さんは、かのトム・ピーターズだという。
本書でも、ところどころに入るちょっと砕けた調子の決め言葉は、トム・ピー
ターズの雰囲気が漂う。つまり、“分り易く、印象的”ということだ。

本書を読むと、是非、この著者のセミナーに参加してみたいものだと思う。
今度、社内セミナーにお呼びしてみよう!

この本は、本屋さんへいくと『パーミション・マーケティング』(セス)の
本の横に並べられ、表紙も同じやまぶき色い色になっているので目立つ。
(にくい演出!)

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■ <読んで欲しい方>
マーケティング関係者の方
我が社は内向き管理はしっかりやっとるが、マーケが弱いという企業の方
パーミション・マーケティングを読んだ方
パーミション・マーケティングを読まなかった方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+eEconomy

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 パーミション・マーケティングの本家、セス・ゴーディンの本は

【パーミションマーケティング】S・ゴーディン..★★★★★+信☆用
http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.01/2000.01.31.htm

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2000.05.29[月]:【パーミション・マーケティング・セミナー】
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(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-081【ざわり・ざわり】‥… □■

はだざわり、てざわり、したざわり、みみざわり、めざわり・・
  音にするとおなじ『ざわり』なのに、手や肌と耳、目は“ざわり”が
  違う。肌触り、手触り、舌触り、・・・耳障り、目障り。
  たしかに目に何か触れば物凄く痛くて不快だ。
  肌触りと手触りはなんとなく『いい印象』を連想する。
  耳や目は人間のセンサーの中で重要でありかつ、センシティブなもので
  ある。ついつい、いやなものも感じとってしまう。まことにやっかいな
  ものだ。肌や手は目や耳よりはすこしは鈍感。
  さて何かわすれてる・・・・そうそう“鼻”。この器官は、センシティ
  ブと鈍感を併せ持つ不思議なセンサーだ。
  減衰指数が高いのだ。いい匂いも、悪い匂いもすぐなれちゃったりする。
  不思議なことに《鼻触り》とか《鼻障り》という言葉は聞かない。
  かりにあっても、鼻くそにまるめて放ってしまえばオシマイか。
(鼻には“つく”という言葉があったなぁ)
  ともあれ、人の気に障ることは避けたほうがよいようだ。
あ、それと電車の中でも触っちゃダメよ!
あ、それから、このメールがメール障りになってたらゴメンなさいです。

                     しんのすけ@さわらぬ・・に
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Posted by webook at 20:34

2000年01月31日

【パーミッションマーケティング】..S・ゴーディン..★★★★★+信☆用

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★ 【Webook #2000-018】 2000/01/31(月) ★
★ “時間=マイペースで無遠慮な脅迫者”の月曜日 ★
★ (【ひよこの脳みそ】 より ) ★
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東京の日出:06:42 -2分 対先週金曜
東京の日入:17:07 +3分 ”
日昼時間 :10:25 +5分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【パーミッションマーケティング】Permission Marketing

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:セス・ゴーディン(Seth Godin)
  米国Yahoo!ダイレクト・マーケティング担当福社長。タフツ大学卒業、
スタンフォードでMBA取得。スピンネーカーソフトウエア社でグランド
マネージャーとして活躍。アーサー・C・クラーク、マイケル・クライト
ンらと第一世代のマルチメディア製品を開発。その後ヨーヨーダイン社を
創設。1998年、同社をYahooに売却、Yahooの副社長となる。
seth@permission.com
訳者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
マーケティングコンサルティングファーム Palmtree Inc代表。智恵市場
共同主催者のひとり。 surf@palmtr.com
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■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-805-7/2000円/285P
1999/11/15 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「90年もの間、マーケティングはあるひとつ手法をに頼ってきた。
   それを私は“土足マーケティング(Intrruption Marketing”と
   呼ぶ。いまそれは、パーミッションマーケティングを前にして
ガラガラと崩れ去っていく。」

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■ <忙しい方はここだけ>

マーケティング=顧客拡大+市場創造 といったのは誰だったか忘れたけれど、
いずれにしてもネット(もしくはメデイア)の向こうのお客様が主体であるこ
とには間違いない。本書は、その主体である顧客を拡大するためにどうすれば
いいかを、ロジックと実践的事例で解説した内容である。
これまでのマーケティングは《じゃまするマーケティング》=《Interruption
marketing》であった。つまり、人様の家(時間)に土足で踏み込むマーケテ
ィングだったという訳だ。
一方、本書の言うパーミッションマーケティングとは、顧客が心を開き、期待
され、そして最も大事なことである購入につながる《ともだちマーケティング
》である。

売りたいものを顧客へ浸透させる手段として、マスメディアは大きな力を持っ
てきた。しかし、情報の氾濫、ますます少なくなる生活者の時間、スパムへの
嫌気・・・こんな状況の中、土足で自分の時間や空間へふみこまれる従来のマ
ーケティングはパーミッションマーケティングを前にしてガラガラと音を立て
て、崩壊するしかない! 著者はこう断言する。

パーミッションマーケティングの特徴は、メッセージを期待されている、ダイ
レクトに個人に届けられるパーソナルなものである、そして、生活者が興味を
示したものだけに限った適切なものである、という3点。
このパーミッションマーケティングが、マスマーケティングに勝る威力(脅威
と言ってもいい)を発揮するに至った要因は、何といってもIT(特にインタ
ーネット)の進展が上げられる。リーチ(到達範囲)とリッチネス(密度)の
トレードオフが不要になってきたからである。

従来の広告手法と対比させながら、またAOL,Amazon,Yahoo、
アメリカン航空などの戦略を引用しながら展開する内容は、実にワクワクする
内容である。

語りかけるような文体も親しみが湧く。ネット広告にかかわる方は必読書。

おすすめ度は、★★★★★+信☆用

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■ <お暇な方は、もう少し>

パーミッションマーケティングといえども、最初のステップには、土足マーケ
ティング(Interruption Marketing)の手法も必要である。
つまり、生活者に最初に“注意を払って”もらうには、何らかのマス広告が必
要だからだ。(えさ=ベネフィットが必要であることは言うまでもない)

しかし、その時にも《よろしければ》というスタンスが必要だ。
つまり顧客の最初のパーミッションを得ることだ。そして、そこからパーミッ
ションマーケティングのプロセスが進んでいく。

そう、パーミッションマーケティングは、“プロセス”なのだ。
はじめは《見知らぬ通行人》である生活者が、なにかの拍子に注意を払い、《
どもだち》レベルになる、そして実際に購入する《顧客》へと進化し、さらに
は次もおたくで・・という《優良顧客》となる。

これまでの土足マーケティングは、このプロセスの一番始めの段階、つまり、
“じゃまする”ところだけにエネルギーと多額の投資を行ってきたのである。
パーミッションマーケティングはその後、つまり、おともだちになってからの
プロセスを大事にする。

これらの一連のプロセスを提供者の視点と、生活者の視点から分析し、面白く
解説しているところが、本書の魅力だ。


関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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@ 戻る 顧客 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99048640
| ↓
| 著者の原書のサイトはここ:
| http://www.permission.com/
| 著者のつるつるアタマが大きく表紙に写っている。
| To get four free chapters・・・ というパーミッション
| マーケティングの最初のステップが表示されている。
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書は、5年前に出た『ワン・トゥー・ワン・マーケティング』(ドン・ペパ
ーズ、マーサ・ロジャーズ)と同じベクトル上にある。
つまり、『ペパーズとロジャーズは、もっと少ない顧客にもっと多く売ること
によって利益を増やすという斬新な方法を示した。新規顧客を探すのに手間を
かけるくらいなら、例え小さい割合であっても現在すでに顧客でいてくれる人
びとに集中して売上を増やすほうが賢明である。』というワン・トゥー・ワン
マーケティングの基本と、パーミッション・マーケティングは、ともだちにな
ったあとの顧客に対する対処法が同じなのだ。

訳者の坂本氏は“智恵市場”( http://chieichiba.net/ )の主催者の一人で
本書のパーミッションマーケティングを“まるで農業のようなプロセス”だと
表現している。まずは「ともだち」になり、最初は「サポーター」程度がやが
て「ファン」になり、さらに「熱狂的なシンパ」へと顧客が“育って”いく過
程は、狩猟ではなく農業だという訳だ。

育てるマーケティングが、これからのネット時代の本命・・・。

(本書を紹介してくださったのは、サムスル(株)の渡邉さんでした。感謝!)
http://www.samsul.com/
http://www.samsul.co.jp/

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■ <読んで欲しい方>
マーケターの方
宣伝企画の方
起業家の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+信☆用

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )

アメリカ・カナダ在住の方は
● 富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/ )
今日の本 → http://www.fujisan.com/webook/shopping?navi=7270

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2000.02.04[金]:【】..

2000.02.03[木]:【】..

2000.02.02[水]:【】..

2000.02.01[火]:【】..

2000.01.31[月]:【パーミッションマーケティング】....★★★★★+信☆用
         翔泳社/ ISBN4-88135-805-7/2000円/285P
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今週の節約小計 2000円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-01 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-018 【ひよこと邂逅】・ … □■

先週、【ひよこの脳みそ】をお書きになった古嶋美加さんにお会いできた。
とても気さくで明るい古嶋さんは、なんだかずっと以前からお友達であった
ような感じ。お仕事の企画・編集の話や、【ひよこの脳みそ】ができるまで
のいきさつなど楽しい話に盛り上がった。
自身の生きる“哲学”を伝えたかったという古嶋さん、なんだか偉大な哲学
者と対峙しているような気がしてきた僕は、この前の書評
(Webook#99-185 99/12/15(水))の浅薄さに内心冷汗タラーリ・・・。
そんな僕の気持をよそに、とことん明るいひよこさんでありました。
なんでも、ひよこ応援団には結構おじさま族も多いとか・・・やはり哲学の
淵は深いものがあります。
ものすごく楽しい時間・・・はあっという間に。

  しんのすけ@ソックラテス
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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(
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ξ
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Web ◎◎ k,Mobook        またあした!
| △ | あなたのパーミッションが
\σ/ /\〟  “” いただければ・・・
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〆  
  真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 18:12

1999年06月07日

【口コミ時代の到来】..船井総研...........★★★★+口

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #99-089】 99/06/07(月) ★
★ “はしり雨”の月曜日  ★
★ ★
★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ~~~~ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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まもなく、アメリカビジネス最前線の情報誌が発刊されます。
ハーバード・ビジネス・レビュー、翻訳前の米国ビジネス書籍などの
先見(Foresight)と洞察(Insight)をいち早くお届けします。
0.5歩先の未来をつかむためのメルマガです。ご期待下さい。
ご関心のある方、まずはメールで → fis@netpro.ne.jp
■ FIS Communication Support Group ■ 代表 吉丘圭吾
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Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:04:25 -1分 対先週金曜
東京の日入:18:55 +2分 ”
日昼時間 :14:30 +3分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
○ 6/15前後を境に夜明けは遅くなります。●
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【口コミ時代の到来】The TImes of Face to Face

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■ジャンル:ビジネス、マーケティング
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■著者:船井総研究口コミ研究チーム(船井幸雄監修)

監修者:船井幸雄
1933年大阪生まれ。京都大学農林経済学科卒。1970年、日本マーケティン
グセンターを設立。85年社名を船井総合研究所に変更。現在二百数十人の
経営専門家を擁する。
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■出版社:
経済界/ISBN4-7667-8182-1/1500円/253P
1999/5/6 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「口コミが世の中心となってきた背景とは、皮肉なことに、
情報化社会の成熟という事象なのだ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

世の中のヒット商品やサービス等には、口コミによって大ブレイクしたものが
結構ある。北九州の卵屋(らんや)、ポケモン、ストレス時代にマッチしたぬ
いぐるみまくらの「うでまクマ」、不況知らず、超繁盛の旅館「名月荘」など
事例を分析しながら、情報多寡、マスコミちょっと不信時代のこの時代に、「
口コミ」がどういう意味をもつのか、いかに効果があるかなどを分析、この一
見、原始的な情報伝播の仕組みの本質に迫る。

“一般に口コミとマスコミは、相反する位置づけにあると見られるが、実はそ
うではなく”、口コミの情報発信源の人は、その情報をマスコミから得たり、
逆に口コミで信頼性が高められた情報がマスコミによって拡大されたりと、そ
の位置づけは相互に作用しあうようなところがある。

口コミの最も重要な要素は、“本物を見分けた信頼できる情報”ということだ。
「実際に体験した」「事実を知っている」情報くらい精度の高いものはなく、
しかも、それが自分と同じような価値観を持つ、同世代、同ライフスタイルの
人の情報なら尚更、というわけだ。

この本では触れていないが、ネット時代になり口コミの「くち」は、インター
ネットのメールという別の口(これが結構、でかい口だ)をもったことも、口
コミの威力を益々高める状況にしているといえる。

口コミ論のきっかけとして、面白い材料がある本だ。フィルタード・インフォ
メーションの意味あいを、インターネットでの情報伝達にも触れながら展開し
てほしかった気もするが、結構おもしろい内容だ。
(というWebookの紹介は、言ってみれば口コミかなぁ、口ゴミだったり
して・・・?)

おすすめ度は、★★★★+口
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■ <お暇な方は、もう少し>

子供に人気のポケモンは今では米国進出も果たしているが、この爆発的な人気
の立役者に「口コミ」があったようだ。その口コミの媒体をなしたのが、コロ
コロコミックという雑誌。
小学校の4,5年生をターゲットにした月間誌で、770ページという分厚い
もの。200万部の発行部数とかで、小学生の男の子の二人に一人は見ている
というから凄い。そして、その中身は、子供向けのゲームやオモチャの情報で
いずれも口コミ情報に乗りやすい内容があるようだ。イトーヨカドーには、コ
ロコロコミックホビープラザなんてのがある、子供のいるお父さんお母さんは
「あ、あそこかぁ」のところ。

いまではポケモンは151匹いるというのは“常識”(?)だけれど、当初は
151匹めのミューは隠れキャラクターだったらしい。そして、「あるところ
でミューを出した子がいるということが伝わって、本当は151匹目がいるん
だみたいなことが口コミになって流れていた」という具合で、子供たちの探求
心というエネルギーを得たポケモンは、口コミという波に乗って爆発的に広が
ったようなのだ。
田宮のミニ四区もこの線らしい。

コロコロコミック(http://www.shogakukan.co.jp/main/magazines/koro.html)
は、言わば口コミに拍車を掛ける媒体みたいな役割を果たしたようだ。
口コミとマスコミの相乗効果ともいえるか・・・。

この他、旅館がすたれていく現状の中、絶好調を続けている旅館の話、うで枕
とクマのぬいぐるみをくっつけたユニーク発想の商品、経営者の気概を伝える
ことで立地の不便さも克服しおおはやりの卵屋の話など、口コミが功を奏した
事例がいくつか紹介されている。

情報が氾濫するといわれて久しく、すでに消費者は賢くなっているというのが
最近の現実。どう賢くなったかといえば、「マス情報は結構いいかげんなこと
や、自分よりの内容が多い。」ということを知ったという点と、みずからの経
験に基いた情報なら安心という気持ちで、自分に近い人からの情報は比較的信
頼をおくという生活の智恵を再認識した点・・ということだろうか。

口コミは、単なる情報だけでなく、裏に「信頼感」や「気持ち」が乗っている
というのがマス情報との大きな違いかもしれない。
複雑系の特徴にバタフライ効果(アマゾンの蝶のはばたきが世界の気候に影響
する・・・といったたとえで、ちょっとした事柄が大きく影響を及ぼす効果)
というのがあるが、口コミは、まさにそれかもしれない。
影響大なのである。

インターネットにしても、決してカラッポな洞窟ではなく、利用する人の選択
眼しだいで、多いに活用できる便利な情報の窓だ。そして、その窓には、誰で
も「口」をはさめるというのが、さらに進んだ点である。
この本では、口コミを生の人と人との情報交換として捉えているが、もう一つ
のバーチャルな口コミの世界にも踏み込んでくれると、もっとよかったかも。

いずれにせよ、「口コミの時代」 というのは当たっているようだ。
情報を発信する方も、受ける方も、心すべきキーワードだ。

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■ <読んで欲しい方>
口コミ情報だいすきの方
今度出すあたらしい製品をどうやって売り出そうか検討中の方
口コミ流し忍者を雇っている企業の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+口

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーは(ありませんが)こちらで:
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99018324

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

船井幸雄の本は、以前よく読みました。ちょっとズレルとトンデモの本に
なっちゃいそうなものもありましたが、結構、人の心の機微を捉えたもの
が多いようです。Webookが蠢きはじめた頃の記録で、あんまり整理されて
ませんが・・・ こんな本も・・。
「早起きは自分を賢くする」
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/96.10/10.21.htm
「エゴからエバへ」
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/96.1-8.htm#8gatu

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

99.06.11[金]:【】..

99.06.10[木]:【】..

99.06.09[水]:【】..

99.06.08[火]:【】..

99.06.07[月]:【口コミ時代の到来】..船井総研....★★★★+口
経済界/ ISBN4-7667-8182-1/1500円/253P
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今週の節約小計 1500円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-05 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-22 ・ ・ ・ ‥… □■

横浜ニンジャ屋敷の はまだまる どのから いただいた極秘情報でござる。
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> 横浜の浜田です。
> いつもメールマガジンありがとうございます。
> 今日は忍者の別の本をお勧めします。
> 斎藤洋「なんじゃひなたまる」シリーズ。

たとえば・・・
なん者ひなた丸まどわし大ねことんの術の巻
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=98040880

> シリーズものです。子どもは子どもなりに楽しめますし、
> 使ってあるしゃれなど奥深いものがあり、大人も楽しめます。

> ***********************************
> 浜田○○
> Oxxice Naxxrexxe
> ***********************************

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ニンジャの方なので、内緒でお届けしました・・・。どうも環境問題に
造詣の深い「くのいち忍者」の方のようです・・・。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-89 【情報のゴミ】 ・ … □■

ゴミは、どこからでもよく出る。近頃、机の引き出しからも沢山でてきた。
最近、事務所の引越しに伴って、自分の机の引き出しやファイルを整理した
ら、でるわでるわ。これも、あれも、とついとっておきたくなる悪い癖の私
は、いつもゴミの山に囲まれている。
かわいいPCのハード・ディスクも実は、ごみ箱行きのデータが沢山あるの
だが、それはまた別の機会にしよう・・・。
とやってるうちにハードディスクの容量が枯渇するのだが。
情報を整理をしてくれるというのは、情報ゴミからの回避という点でいいこ
とかもしれない。
はたしてWebookは、ゴミの山を築いているのか、ゴミの整理に役に
立っているのか。微妙なところである。

   しんのすけ@そうじやさん求む
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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★ 情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp) もあるよ。
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★ Webook の弟 【Mobook】 は、まぐまぐ ID=11655 だよ。
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★ カレンダー【Webook_skd】 開始。書込み自由。
URL:http://calendar.yahoo.com/ ID:webook_skd PW: guest
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ξ
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Web ◎◎ k of the Day =本日は、脳みそコチョコチョできたかなぁ
| ○ | また、あした。
\=/
□ 『ISIZE』にWebookコーナーできるかも(6月)
□ 『日経ネットナビムック』に掲載予定。 7/13発売

◎◎ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 15:24

1998年12月03日

【買わない理由 買いたい心理】..堀内敬一98.12.03... ★★

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #98-194】 98/12/03(木) ★
★ "Yahoo Autos!?" の木曜日 ★
★ ★
★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:06:33 -1分 対前日
東京の日入:16:28 -0分 ”
(日入はもうこれ以上早くなりません)
日昼時間 : 9:55 -1分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■著書名: 【買わない理由 買いたい心理】

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■ジャンル:ビジネス(販売戦略)
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■著者: 堀内敬一(ほりうち けいいち)
山梨県出身。写真家を志し、日本大学芸術学部で写真を学ぶ。卒業後テレ
ビ局で番組、テレビCFを制作し、話題作、受賞作を作る。その後本格的
に広告・販売戦略に専念し、「商品の演出方法が購買に直結」することを
肌で知る。メーカー、百貨店、量販店などの企業戦略・販売戦略をプロデ
ュースする。独自に集積した生活者データの購買心理や経験則を加えた、
共感を得る売り方《堀内式「分析販売」》を提案する。
著書に「通販カタログ作りの決め手」「写真集:利根川」など多数。
日本写真家協会会員。
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■出版社:
H&I/ISBN4-901032-03-8/1600円/252P
1998/10/18 第1刷
1998/10/22 第2刷
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<ワン・チョット>

「売れている商品は、お客様との接点で
フィットしたからこそヒットに結びついている。」

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<忙しい方はここだけ>

先の見えない消費不信にあえぐ中、売れてるものはものすごく売れている。
どうしたら売れるのか、顧客が思わず買ってしまうようにするにはどうしたら
いいか、ということを著者独自の情報整理で展開しています。

バブルの時代まではマスをターゲットに、売り場に置きさえすれば売れた時代
であったが、ものが売れなくなった現在は、「個客」の発想で販売戦略を展開
しないと生きていけない。

どうしたらいいかを5つのステップで解説。
1 今何が売れて、何が流行っているのかヒットの現場を分析(購買状況分析)
2 生活者は、商品選別眼が向上し“プロ素人”になってきた。買う時も自分の
価値基準にあった必要なものだけを買う。そういう購買意識の分析が必要
3 お客様主体の売り方の工夫が必要(販売手法の分析)
4 様々な情報から次なる潜在ニーズを掘り起こす(潜在意識の分析)
5 潜在ニーズを確定し、カンではなく分析に基いた体系的な分析販売に挑戦
てな具合ですが、いまひとつビビっとこないのは、用いられている事例などが
メーカーやサービス業の固有名詞がぼかしてあったり、やや具体性に欠けると
ころがあるからでしょうか。

買わない理由、買いたい心理というタイトルは実にそそられる表題ですが、ちょ
と期待はずれかな。

章の切れ目に挿入された「買わない理由、買いたい心理」のトピックスは、面
白い内容もあります。

おすすめ度は ☆☆ くらい。

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<お暇な方にはもう少し>

本のタイトル・カバーは


い わ
た な
い い
心|理
- -
理|由

となっていて、とても魅力的。このカバーデザインをした人は偉い!。
これだけで買う人がきっといるはず。そういう点では、この本は成功していま
す。

買いたい心理は、タイトルカバーの魅力。

買わない理由は、「個」をターゲットにした販売戦略や、マーケティングにつ
いての斬新な視点や考え方、あるいは新しい手法みたいなものがあまりないと
ころでしょうか。

というわけで、コンコーナー本日は、簡単に。

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<読んで欲しい方>
販売戦略を考える方
おひまな方
おすすめです。
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<オススメ度>

☆☆

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーは TRC図書流通センターで。(買い物もできるよ)
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=98042527

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<< 今週のwebook list >>

11.30[月]:【今からお会いしましょう】..中谷彰宏.. ☆☆☆+会
ダイヤモンド社/ ISBN4-487-70173-3/1400円/167P
12.01[火]:【東方見便録】..斉藤政喜.............. ☆☆☆☆☆+う☆ち
小学館/ ISBN4-09-372011-8/1500円/301P
12.02[水]:【東京脱出!2人でSOHO】..宇野^2.. ☆☆☆☆+SOHO
日経BP/ ISBN4-8222-4127-0/1500円/223P
12.03[木]:【買わない理由 買いたい心理】..堀内... ☆☆
H&I/ ISBN4-901032-03-8/1600円/252P
12.04[金]:【】..

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今週の節約小計 6000円
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< Web●○k from the Readers> #52

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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<しんのすけのカラコラム> Yahoo自動車 http://autos.yahoo.co.jp/

昨日のInternet Watch に 「Yahoo Japan 自動車カタログ検索サービス
Yahoo自動車 開始」のニュースが乗りました。(載りました、か)
小さな記事でしたが、これって実はスゲーことなんだと、先日ある方から聞
いていたニュース。

Yahoo自動車も、カタログを見せるだけならなんのことはないのですが、
その後の見積り、販売まで行くよ! ってところがニュースの肝!
つまり、へたをすると新車販売の流通が変っちゃう!ってことですね。

インターネットも求める人と売りたい人を結ぶたけのブリッジ機能から、
代わりにやってあげるよっていう代行機能へと進化。そこに新たなビジネス
チャンスのポイントが見えてきた?・・・

すでにパソコンはインターネット通信で買える時代、その次の消費財は
やはりこれ、クルマ。
生活必需品みたいになってきた自動車ですが、結構大物の消費財ですね。

真之助の知合いがやってる Virtual Car Shop WINTEL というのが、インタ
ーネット利用の中古車販売では結構有名なんですが、
>>>> http://www.wintel.co.jp/
Yahoo自動車は新たなビジネス展開です。

今夜9:00からのNHKクローズアップ現代(国谷おばさまのやつ)でも
「新車販売戦略に異変ありーインターネット新商法」というタイトルでこの
あたりの動向を扱うようです。(想像だけど・・) 要注目!

Yahoo自動車は、現在 データ再検証のため中断中。昨日あったYahooのトッ
プページからもリンクが外れています。がんばれYahoo自動車!
この先の展開が楽しみです。

しんのすけ@くるまでまとう
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp
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★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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★ また、の情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp)
があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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★ 登録の申込み/取り止めは、下記のホームページで。
http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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★ この記事の転載をされる場合は、真之助までご一報ください。
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(^Q^) も (^U^) も 明日 また Webook でお会いしましょう。

真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ★
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Posted by webook at 14:43

1998年11月09日

【「あなた」だから買うんです!】..中島孝志98.11.09..★★★+50

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★ 【Webook #98-181】 98/11/9(月) ★
★ "夕べの地震は恐かった" の月曜日 ★
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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■仕事で輝く人のために■

********“求人情報メール配信サービス!”http://www.perso.co.jp *******
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東京の日出:06:10 -3分 対先週金曜日
東京の日入:16:39 -3分 ”
日昼時間 :10:29 -6分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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■著書名: 【「あなた」だから買うんです!】
10秒間で顧客満足のプロになる50のヒント

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■ジャンル:ビジネス(CS)
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■著者: 中島孝志(なかじま たかし)
1957年東京生まれ。早稲田大学経済学部、南カリフォルニア大学修士課程
修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て、現在、気鋭の経営評論家、
ジャーナリストとして多方面で活躍中。「一隅を照らす人」を照らしたい
と、異業種交流会「キーマンネットワーク」を主宰。著書多数。
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■出版社:
ダイヤモンド社/ISBN4-478-54041-1/1300円/171P
1998/9/10 第1刷
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<ワン・チョット>

「面白いことに“顧客満足”が充足されると、“どうせ買うなら・・・”とい
う消極的な姿勢から“絶対にこの人から買おう”“絶対にこの店を使おう”
という積極的な姿勢にお客様のスタンスは変っていきます。」

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<忙しい方はここだけ>

今日は、月曜日・・・中谷彰宏の代わりの方にご登場いただきました。
中島孝志。本屋さんでなんだかなじみのタイトルだなあと思って手に取れば、
中身もなんだか似ている。今日は顧客満足の分野で、ちょっと違う方をご紹介。

営業マンが対象で、いかにして「あなた」から買って頂くかという50のヒン
トを、書いています。

小見出しタイトル、簡潔な本文、まとめのヒントという構成は、中谷本と同じ
で、顧客満足に関するポイントも良く似ています。
この著者も沢山本を書いていて、生き方論、人脈、30代をどう生きるか・・
など、これまた名谷彰宏とよくにたジャンルで勝負しています。
どちらも早稲田の出身で、この方は船井幸雄系、あの方は堺の商人系・・かな。
こちらがあちらの2年先輩。

「お客様」を「顧客」→「個客」→「固客」(信頼感で結ばれた固定客)へ進
化させたい営業マンの方、是非。

おすすめ度は ☆☆☆+50

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<お暇な方にはもう少し>

お客様に感動を与えるサービス、ちょっとした些細なことにも気を配る、クレ
ーム処理の基本、マニュアル外の臨機応変など、それぞれに顧客満足の琴線に
ふれた事例を盛込んで解説しています。

第1章 「あなた」から買いたい!
お客様が、あなただからこそここで買うのですという「かけがえのない存在」
になることの大切さを車のディーラー、建築会社、生命保険などの事例を紹
介しながら説きます。

第2章 お客様は感動を期待してやってくる
◆ 小事を大事に考えよう
著者の住む吉祥寺の近くにある車のディーラーH社、住宅販売のA社
の従業員は毎朝、自社の玄関前から歩道を超えて50メートルくらい
先まで掃除をしている。
掃除というものは、実はその店の計画、経営者の姿勢をそのまま表現
するものです。トイレを綺麗にする、バックヤードを綺麗にする、店
の裏を掃除する、公共の道路まで掃除する。
→ お客様の目につかないところまで、気を配ろう。その姿勢が自信と信
頼を生むのです。(10秒間で顧客満足のプロになるヒント#9)

◆ お客様は面白い仕掛けを待っている
入り口の両側に塩を盛っている店の雰囲気が好きです。もちろん、こ
れは平安時代の通い婚対策が源です。牛車に乗った帝を自分の屋敷の
前でとめるには、牛をとめてしまえば言い。牛の塩好きを逆手にとっ
て、帝を招き寄せる術がそのまま形を買えて残っている訳です。
(へえ、しらなかったなあ!)
しかし、私が感心するのは塩を綺麗に盛るという心配り、気配りです。
そんな配慮のできる店なら肝心の料理もサービスもレベル以上のもの
だろうと期待感を持たせます。
これが大事なのです、些細なことですが、重要なことです。
→些細なことに注意をしよう。心配り、気配りがさりげないほど、お客
様は感動します。(10秒間で顧客満足のプロになるヒント#12)

この後は、
第3章 何度も足を運んでくれるサービスを考えよう。
第4章 お客様はこんなサービスを望んでいる
第5章 ほんの些細な火難違いが、これだけのチャンスをつぶす
第6章 スランプ、マンネリはこうして乗り切ろう
第7章 一回のお客様を一生のお客様にしよう
と続きます。

10秒間というのは、それぞれの事例を読んで「なるほど」と思って、「それな
ら自分も」と思うまでの時間でしょうか。短いような長いような・・・間合い
ですね。

船井幸雄系の雰囲気がところどころにちらっと覗くあたりが、中谷本と違うと
こころでしょうか。
それにしても良く似た内容とスタイルの本でした。

こういう本(教科書)を作る立場の方(教官!って昔TVドラマにあったなあ)
は、身近なサービスの事例をいっぱい貯金箱にためておく必要がありますね。
ところで、あなたの貯金箱には、おいくら?

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<読んで欲しい方>
営業部の方
CS部門の方
おすすめです。
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<オススメ度>

☆☆☆+50

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんか、
ダイアモンド社のホームページで
http://www.dv.diamond.co.jp/bookcands/Order/default.asp
本のカバーはここ。
http://www.dv.diamond.co.jp/bookcands/Order/Contents/54041-1.html
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<< 今週のwebook list >>

11.09[月]:【「あなた」だから買うんです!】..中島孝志...☆☆☆+50
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-54041-1/1300円/171P
11.10[火]:【】..

11.11[水]:【】..

11.12[木]:【】..

11.13[金]:【】..

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今週の節約小計 1300 円
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<しんのすけのカラコラム> チアキちゃんが帰ってきた。

向井さん、グレンさんら
を乗せたディスカバリー
・ が9日間弱の飛行を終え
・ 無事帰還。だんなさまの
・ ・ ・‥…━ マキオちゃんもお出迎え
まずはメデタシ。

しんのすけ@地球
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< Web●○k from the Readers> #47

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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Posted by webook at 14:32

1998年10月20日

【インターネット広告'98】..菅野他98.10.20...★★★+PR

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #98-168】 98/10/20(火) ★
★ "コスモクグモリの日" の火曜日 ★
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ★
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◆◆◆ JALスチュワーデスが披露する「とっておきのワイン話」 ◆◆◆
 皆さんは、日本の女性ソムリエの6割以上がJALのスチュワーデスである
 ことをご存知でしたか?世界中を飛び回っている彼女達の「とっておきの
 ワイン情報」と、世界各地のワイン情報を、基礎編から6回シリーズでメール
 でお届けします。登録はこちらでどうぞ。
     ★JAL World Shopping Club 「Wine Story」★
    http://www.jlt.co.jp/shopping/index13.html
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東京の日出:05:51 -1分 対前日
東京の日入:17:00 -2分 ”
日昼時間 :11:09 -3分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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■著書名: 【インターネット広告'98】
インタネット・マーケティングの最前線

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■ジャンル: ビジネス
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■著者: インターネット・マーケティング研究会
監修は、菅野龍彦、原野守弘(電通 マルチチャンエル・ビジネスセンター
サーバー・アドバタイジング部)が行った。
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■出版社:
ソフトバンク/ISBN4-7973-0571-1/2200円/311P
1998/5/30 初版
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<ワン・チョット>

「インターネットの本質は、『脱-中間』すなわち『流通革命』である。」

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<忙しい方はここだけ>

インターネットによる広告、マーケティングの入門書です。
技術的な解説より、広告・マーケティングの実務知識をわかりやすく解説する
ことに主眼を置いています。

二部構成になっており、前半は、日本でのインターネットマーケティング成功
事例を導入部に置き、インターネット広告の重要性、位置づけ、マーケティン
グモデルの解説を行った「第1部 インターネット・マーケティング概説」。
後半は、バナー広告にスポットを当て、そのしくみ、料金体系、効果測定指標
など実践的な解説を行った「第2部 バナー広告・実践マニュアル」。

日ごろ、インターネットビジネスに関心が高く、脳みそをひねっているかたに
は『まあ、そんあもんだろうね。』という感じで、それほどあっと驚くものは
ないかもしれませんが、インターネットマーケティングの概要をほどよく纏め
ているという点で、入門書としていいかも。

後段で取り上げているバナー広告のほか、もっといろんな手法があったりする
ので、ちょっと物足りない気もします。

広告代理店(電通)の専門家がインターネットをどう見ているか・・?なんて
思いながらよめばいいかも。

おすすめ度は ☆☆☆+PR

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<お暇な方にはもう少し>

インターネットマーケティングのモデルを次のように整理しています。

◆ 集客ツール(インターネット広告など)
Webサイトへ消費者を引き込む為の手段。バナー広告など。
◆ Webサイト
消費者への情報提供、情報収集、販売など、メーケティングモデルの
中心。
◆ フォローマーケティング
電子メールや、パソナライズドWebなどで、消費者をリピーターに
する。

このモデル(図)は、結構、いろんなところで引用されているようです。
例: http://www.mi.sanno.ac.jp/vcampus/98/NetManage/public/
users2/g985029/marketing.htm

また、インターネットの本質を解説するところでは、こんな表現があります。
「インターネットの本質は?というといに対し、、いろいろな回答がある。
インタラクティブ性、マルティメディア性、グローバル性などあるが、本書
では、『脱-中間: dis-intermediation』と考える。つまり、企業と消費者
を直接結び付ける流通革命こそがもっとも重要な要素である。」

後半の「バナー広告実践マニュアル」では、その効果測定指標(ヒット数、ビ
ジット数、リーチ、フリケンシー、インプレッション)などについて、マーケ
ティング屋さんらしい解説があります。
バナー広告だけに絞った点は、ちょっと物足りないような感じがあります。

・・・・・・・

わ、すみません。本日、編集委員は忙しくて、暇がとれませんでした。
本日、こんなところで、濁りお茶。(悪しからず)

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<読んで欲しい方>
インターネットビジネスを模索してるかた
インターネットで自社の広告を考えているかた
おすすめです。
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<オススメ度>

☆☆☆+PR

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんか
ソフトバンクのホームページで(ここは、ノーツドミノで動いてる)
http://books.softbank.co.jp
http://books.softbank.co.jp/bookweb.nsf/html/viewse?opendocument

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<< 今週のwebook list >>

10.19[月]:【こころを磨くEQテスト】..中谷彰宏...☆☆☆☆+EQ
PHP研究所/ ISBN4-569-55653-1/1095円/176P
10.20[火]:【インターネット広告'98】..菅野他......☆☆☆+PR
ソフトバンク/ ISBN4-7973-0571-1/2200円/311P
10.21[水]:【】..

10.22[木]:【】..

10.23[金]:【】..

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今週の節約小計 3295円
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<しんのすけのカラコラム>:

・・・・・・
しんのすけ@アンケート
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< Web●○k from the Readers> #46

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 17:33

1998年10月05日

【お客様がお客様を連れて来る】..中谷彰宏98.10.05...★★★★+満足

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #98-157】 98/10/05(月) ★
★ "はじめのいーっぽ" の月曜日 ★
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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| ■■■■■■ <アンケートのお礼> ■■■■■■ |
| |
| ★ Webook of the Day ★の配信一周年記念として実施しました |
| 読者アンケートには、多くの皆様にご回答いただき、ありがとう |
| ございました。回答結果については別途、ご報告いたします。 |
| |
| 真之助@Webook編集室 |
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Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:05:38 -2分 対先週金曜日
東京の日入:17:20 -5分 ”
日昼時間 :11:42 -7分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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■著書名: 【お客様がお客様を連れて来る】顧客満足の具体例

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■ジャンル: ビジネス
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■著者: 中谷彰宏(なかたに あきひろ)
作家・俳優・演出家。1959年4月14日、大阪府堺市生まれ。早稲田大学
文学部第一文学部演劇科卒。博報堂で8年CMプランナーの後、株式会社
中谷彰宏事務所設立。
著書は、「お客様にしなければならない50のこと」「ホテル物語」など
多数。ホームページはここ ↓ (まだちょっと粗作り)
http://www.nakatani-akihiro.co.jp/
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■出版社:
ダイヤモンド社/ISBN4-478-70167-9/1400円/161P
1998/8/ 6 第1刷
1998/9/10 第3刷
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<ワン・チョット>

「満足は、伝染します。」

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<忙しい方はここだけ>

月曜日は中谷彰宏の本。Webook上でこれが14冊目になります。
今日は、顧客満足に関する内容です。

図々しいお客様、クレームを言ったお客様、買わなかったお客様、そして普通
のお客様・・・いろんなお客様がいますが、それぞれに真心のこもったサービ
スをすることで、その方達を「感動したお客様」へ変えるための42のヒント
が書かれています。

感動したお客様は、お客様を連れてきてくれる。
「満足は、伝染する」からです。

受け持ちのお子様、あなたの前のお客様、電話の向こうの取引先、メモを残し
た相手、あらゆる所に感動の種が落ちていて、育てれば増えるし、気がつかな
いで踏みつけていれば、何も起こらない。

お客様=感動=選択=背中=満足=別のお客様。

人のために何かをしている方、おすすめです。

おすすめ度は ☆☆☆☆+満足

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<お暇なかたにはもう少し>

ウエイター、ホテルマン、スチュワーデス、新聞配達、靴磨き、クリーニング
店、ブティックの売り子、レンタカーサービス、歯医者さんなど、様々な業種
のちょっとした「いいサービス」を事例にとり、お客様に“感動”を与え、そ
してもう一度お店に来て頂くためのコツを書いています。

こんなところがいいなあ、よかったなあ・・・というのは、結構あるものです。
でもそれは、すぐ忘れたり、気がつかなかったりします。
この著者の鋭いところは、そういう日常ありふれた「感動」を、分かりやすく
伝えてくれるところでしょう。

16番目の話に こんなのがあります。

● 自分が感動できない人が、お客様を感動させることはできない。

いいサービスを提供するためには、感動体験が必要。サービスに感動した
ことのない人は、お客様を感動させることなどできない。
では、感動するためには何が必要か・・・
「行動力」「感動する感性」「マナー」といいます。

『感動するサービスに出会えなかったのは運が悪いのではなく、その人に
行動力がないだけです。
あらゆる人が感動するような場面に出合っています。小さな感動するサ
ービスを受けているのです。ところがそれに感動できない人がいます。
たった、一本の名もない花をもらって喜ぶ人と、喜べない人がいます。
マナーの悪いお客様には心からサービスをすることができません。
マナーに反してい得人は、感動するサービスを受けられるわけがないの
です。
サービスをするにも、受けるにしても、それなりの姿勢や意欲やマナー
が必要です。』

そして、感動した体験はメモしておこう。と結んでいます。これ結構大切。
メモが溜まれば、あなたも私も中谷彰宏になれる・・・。

中谷彰宏の顧客満足の本は、
【お客様にしなければならない50のこと】、
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.7/98.7.03.htm
【あなたのお客さんになりたい!】、
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.6/98.6.23.htm
【あなたのお客さんが戻ってくる!】
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.5/98.5.21.htm
などいくつかありますが、それぞれ似たような事例はあるものの、微妙に異な
り飽きさせないところが、この作家のすごいところ。
きっと、いっぱいメモがあるに違いない。(見てみたいなあ!)

サービス『選択』を題材にした話として、写真館の事例があります。
つい先日七五三の写真で、私もこのサービスを利用したのでご紹介。

● 明日の完成品より、今日の未完成品を見せることがサービス。

デジタルカメラが流行っているのは、紙に印刷する前の未完成の状態で写真
の内容をチェックできるからです。
記念写真も一枚しかなくて選択の余地がない場合と、4枚ある中から一番、
写りがいいと思っている1枚を選ぶのでは、満足がずいぶん違います。
写真館のサービスで大切なのは、選ぶ権利をお客様に渡すことです。
大切なのは、その場ですぐに選べることなのです。これがサービスにおける
『スピード』という発想です。このスピードのお陰で、お客さまは納得のい
くまでやり直しができいます。
未完成品をお客さまに見せよう!

先日、私も利用したこのサービス。近所のイトーヨカドウにある写真館の話。
七五三用の写真ということで、衣装がいっぱいあり、どれでもOK,何回でも
撮影OK、好きな写真を選べるというものです。
銀鉛フィルムとほぼ同じアングルでデジカメもセットされており、撮ったすぐ
後に、画面上で確認して選ばせてくれます。しかも、衣装は選び放題、不満な
ら何回でも撮ってくれます。
消費者としては、こんな商売に騙されて?散財しないように、『絶対2枚だけ』
などといって出かけるのですが、撮った写真を選ぶ時は、はやりあれもこれも
とつい残したい写真が増えてしまいます。
費用のことを心配していると、すかさず写真館の人は『どうしても残したい場
合は、例えば、TELカードとか、キャビネ版などもございます。xxx円。』
なんて言われ、じゃあ・・なんてつい買ってしまうもの。商売商売。
しかし、いろいろ選ばせてくれるというのは、なかなかいいサービスだと思い
ました。


その他、ちょっと面白い事例がたくさん。タイトルだけでも紹介しておきまし
ょう。

●サービスはシミ抜きと同じ、裏に取りに行ったのでは遅い。(レストラン)
●お客様を待たせている間が、サービスのチャンス。
●飛行機の中でファーストクラスよりいい席はどこか。(エアライン)
●飛行機の中でなぜおばあさんはビールを3本飲んだか。(エアライン)
●お客様を走らせる時は、自分もいっしょに走るのがサービス。(エアライン)
●リピーターではなく、ファミリーになってもらおう。
●お客様が『わかった』という時は怒っている時だ。(バー)
●あなたの店で起こることは、すべたあなたの責任。(レンタカー)
●サービスに正解はない。お客様が選んだものが、常に正解。(写真館)
●すべてのサービスは、うんちくをベースにしたカクテルだ。

とても、身近に感じる事例があるのがいいです。感動体験を本で仮想体験する
のも、いいことです。
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スチュワーデスの方
ホテルマンの方
レストランの方
あらゆるサービス業に関わる方(そこの総務のお姉さんもそうですよ)
感動するのが好きなかた
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆+満足

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんか、
ダイヤモンド社のホームページから
http://www.diamond.co.jp/

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<< 今週のwebook list >>

10.04[月]:【お客様がお客様を連れて来る】..中谷彰宏...☆☆☆☆+満足
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70167-9/ 1400円/161P
10.05[火]:【】..

10.06[水]:【】..

10.07[木]:【】..

10.08[金]:【】..

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今週の節約小計 1400円
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<しんのすけのカラコラム>: 東京ディズニーランド(TDL)の風景:

昨日、久しぶりにTDLへ家族ででかけました。秋のいい天気に恵まれ、
すごい人でした。念願のミクロアドベンチャーを見たのですが、下の子は
体は石に、手の平は汗の海、ぎゅっと握り締めた手は一途に離さず、ただ
ひたすら終わるのを待っていました。
(ああ、かわいそうなことしちゃった・・)
あれ、大人には面白いけど小さい子供にはちょっとグロテスクかな。
小さな世界とか、メリーゴーランドに乗って、一安心。アトラクションは
選ぶべし。

外での発見。ついにローラーブレードを掃いた掃除のお兄さんが登場。
ディズニーランドでは、掃除もエンタテインメントなんんだけど、あれは
まさしくそれ!。かっこいいなあ、やってみたいな・・なんて年甲斐もなく
思った真之助。うん、あれは実にカッコいい!

それにしても、待ち時間の長いこと。「ここから80分です。」なんて
案内の女の子は平気で言ってくれるけど、待つ身はつらい。
本でももってくればよかった・・・と思いつつ、何もない身にできる事は
人の観察、新しいサービスやアトラクションの想像。
順番待ち代行、車椅子の人による案内、待ち時間を利用して読める本の販売
パレードの場所取り枠を地面に書く、ミッキーと一日デート、ショーベース
2000への参加イベント・・・いろいろ考えたちゃったなあ。
恋人と来てる人は、待つ時間も楽しいでしょうが、みんな何を考えてんで
しょうねえ。

場所取りの敷物の上で、数十分、トドのように横たわり、ごろ寝のお父さん
も結構たくさん見かけました。
ディズニーランド、お父さんにとっては、結構苦難の場所(アンタ、ゴロゴ
ロしてないで、手伝ってよお!なんて言われないですめば安住の地かも?)
でもあるようです。

しんのすけ@ネズミーランド
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< Web●○k from the Readers> #40

Webook MLで流れたメールを転載。高田さんから頂いた本の紹介です。
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真之助さま、はじめみなさんこんばんは、

毎日、webook楽しんで読ませていただいておるひとりです。
昨日『やる気がつくる!電脳社会』/倉田勇雄/くまざき社/1900円
を購入し、昨晩一気に読んでしまいました。

富山県の山田村はごぞんじな方が多いかとおもいますが、
全家庭にパソコンを入れて『電脳村』といわれている村です。

その村の紹介もありますが、
私が感動?したのはパソコンのパも知らない村民を『やる気』にさせる
過程です。
私は、今、同業者にインアーネットやパソコンを勧めなくてはいけない
立場におかれているので大変興味深く読みました。

高田朋幸(TOMOYUKI TAKADA)
mailto:tak@momo.so-net.ne.jp
************\(^o^)/ みえはる@tak
すてきな生活 
http://www02.u-page.so-net.ne.jp/momo/tak/
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この本、図書館に予約しました。こんどWebookでも紹介したいですね。
高田さん、どうもありがとうございました。
読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp
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■ アンケートの結果をみると、たくさんのアイデアをいただき、すぐにでも
取り入れたくなっちゃいます。早速、今日からちょっと変えてみました。
ジャンル、ページ数を追加。まだ、アンケート結果を読み切っていない
ので、また改善していこうと思っています。
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■ Webook 98/10/2 は #98-155じゃなくて #98-156 でした。訂正します。
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★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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★ また、の情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp)
があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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★ 登録の申込み/取り止めは、下記のホームページで。
http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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★ この記事の転載をされる場合は、真之助までご一報ください。
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)
(
(^o^) も (^0^) も 明日 また Webook でお会いしましょう。

真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ★
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Posted by webook at 17:28

1998年10月02日

【ヒット商品の企画書が見たい】..戸田覚98.10.02...★★★+企

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
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★ 【Webook #98-155】 98/10/02(金) ///
★ "配信一周年まであと1日" の金曜日 ///
★ ///
★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
★ ///
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Web. . 。 o O 〇 K !
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| ■■■■■■ <配信一周年 スペシャ~ル> ■■■■■■ |
| |
| ★ Webook of the Day ★の配信一周年記念として読者アンケート |
| 実施中。プレゼント(本)が当たります。 |
| 詳しくは、今日の Webook 後段の説明を読んでください。 |
| |
| アンケートの URLはこちら ↓ (期間 9.30/ ~10.4 ) |
| << http://www.kiwi-us.com/~sanada/pocketjr/jr5/index.htm >> |
| |
| 今後ともよろしくお願いします。 真之助@Webook編集室 |
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Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:05:36 -1分 対前日
東京の日入:17:25 -1分 ”
日昼時間 :11:49 -2分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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Web. . 。 o O 〇 K !
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【ヒット商品の企画書が見たい】

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戸田 覚(とだ さとる)
1963年生まれ。東京都出身。中央大学中退。出版プロデュース、執筆、講演
活動など多忙な日々を過ごす。現在、(有)アバンギャルド代表取締役。
主な著書に「インターネット広告」「あの人の手帳が見たい」など。
Email:toda@highway.ne.jp
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ダイヤモンド社
ISBN4-478-76073-x
1600円
1998/7/30 第1刷
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<ワン・チョット>

「達人たちの知的営為を覗きにいく」

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<忙しい方はここだけ>

「見たい」シリーズの3冊め。”手帳””商談”に続き今回は、”ヒット商品
の企画書”です。

え、そんなの見せてもらえるの?って感じで、興味深いものがあります。

全部で22のヒット商品の企画書が並びます。
女性化粧品「まゆげテンプレート」、抗菌靴下「通勤快速足」、デジカメ「Q
Vー10」、「Post It」,「ウメッシュ」などなじみの商品の企画書。
手書きのメモからパワーポイントまで、さまざまな企画資料が目を引きます。

発想とマーケッティング戦略が、キーポイントのようです。
あなたの脳みそコチョコチョにどうぞ。

おすすめ度は ☆☆☆+企

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<お暇なかたにはもう少し>

開発担当者への取材の模様に続き、企画に関わるメモ、企画書、プレゼン資料、
などが企業秘密の部分を消した形で掲載されています。
それぞれに、「企画成功のポイント」として「自分で売れると思った商品なら
成功する裏付けを取って突き進むべし。市場は想像を超えた勢いで変化してい
るのだ。」のような著者の分析ポイントも書かれています。

興味を引いたのは、ターゲットを“トラベル”“40代男性の出張用”に絞っ
て開発を進めたTOTOの「ウオシュレット」。
それと、カメラテレビ(わお、すごい名前!)の企画書として計画が進んだカ
シオの「QV-10」の話。

売れる商品はターゲットをどう絞って考えるか!というところがポイントのよ
うな気がしました。

巻末付録として、成功する企画書の作り方ノウハウが纏められています。

1)文章は簡潔で短く、企画趣旨は焦点を絞る。
2)企画書と付属資料ですべてが見渡せること
3)マーケティング資料を添付する。
4)社内向け企画書ではグラフより数値表を。

さらにヒット商品を生む発想術として

1)既存の商品に発想のネタはある。
2)二番煎じを恥じる必要はない。
3)ネーミングやコンセプトが大切。(抗菌靴下ではなく通勤快足)
4)ターゲット消費者と近い感性を持とう。
(ゼブラ“ジェルパール”は女子高生がターゲットだった)

などが纏められています。

実際の成功商品事例、そして何よりその企画書そのものを「覗く」ことができ
るということで、ちょっと脳みそを刺激してくれます。

最後にこの本自身の企画書が掲載されています。
その企画書には「ヒットした商品(あるいはサービスやビジネス戦略)の企画
書はいったいどういうものかを覗きに行く。どんな人が、どんな書式や発想で
作ったのか、さらに実際に形になったものは、ペーパーレベルのものとどうい
うギャップがあるのかを徹底的に取材する。」とあります。

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新しい商品のプランを担当する方
マーケティング部門の方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆+企

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。

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<< 今週のwebook list >>

9.28[月]:【恋愛小説】..中谷彰宏...................☆☆☆☆+30
読売新聞社/ ISBN4-643-97061-8/ 1200円
9.29[火]:【商売はこの明るさで行こう】..樋口ほか...☆☆☆+
中経出版/ ISBN4-8061-1146-5/ 1200円
9.30[水]:【マンガ 傑作落語大全】..高 信太郎.......☆☆☆+オチ
講談社/ ISBN4-06-269025-x/ 1600円
10.1[木]:【食品汚染がヒトを襲う】..N.Fox......☆☆☆☆☆+食汚染
草思社/ ISBN4-7942-0841-3/ 1900円
10.2[金]:【ヒッ商品の企画書が見たい】..戸田覚.....☆☆☆+企
ダイヤモンド社/ISBN4-478-76073-x/1600円
10.3[土]:【Webook 一周年!】(^o^)
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今週の節約小計 7500円
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<しんのすけのカラコラム>:

ZZZ・・・・
しんのすけ
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< ★ Webook一周年記念アンケート&プレゼント★ >

■ まぐまぐ配信一周年を(勝手に)記念した特別(でもないけど)企画。
読者アンケートとプレゼントです。皆さんの声をお聞きして、誌面を
より充実していきたいなと思います。

■ 下記のURLに アンケートフォームがありますので、アクセスしてみて
下さい。ポケット倶楽部さんのご協力です。

http://www.kiwi-us.com/~sanada/pocketjr/jr5/index.htm

■ アンケートにお答えいただくと、Webookで紹介した本を抽選でプレゼント
致します。著者や出版社のご協力などで実現しました。(感謝)

質問#11「 最後に(ご自由です)」のところに
プレゼント希望の本の番号(2つまでOK) と
ご自分のメールアドレスを書いてください。
例:(2),(4)希望、 matsuyama@webook.co.jp

■ もし、Webookを読んで実際に本を購入されたことがありましたら
その書名などをお書き添え頂くと当選確立がグンと上がります。
また、「購入したことはない」 と書いても当選確立が上がります。
もちろん、その他、なんでも書いてくださって結構ですよ。

■ 当選発表は、10月中旬の予定。
当選者の方には 後ほど、真之助から送付先などをお伺いするメールを
差し上げます。

■ プレゼントの本は 下記です。いずれも真之助のサイン入り(冗談!)

(#)書籍名/著者/出版社/価格 :下段は Webook link です。
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(1)【コマボン】
ナガオカケンメイ/扶桑社/1400円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.9/98.9.16.htm
(2)【母子家庭共和国】
新川てるえ/五月書房/1300円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.9/98.9.01.htm
(3)【コーポレート・クリエイティブ】
A・G・ロビンソン他/一世出版/2000円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.8/98.8.12.htm
(4)【チャート式試験に出ないニッポンのしくみ】
石黒謙吾/扶桑社/1333円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.8/98.8.11.htm
(5)【電子商店繁盛記】
日経マルチメディア編/日経BP社/1333円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.7/98.7.22.htm

では、皆さんお待ちしてます。(^3^)
しんのすけ@Webook-Search
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<しんのすけざんげ>

プレゼント書籍(1)の著者名が間違ってました。オメガケンメイじゃ
なくて ナガオカケンメイでした。ゴメンナサイ。
しんのすけ@Webook-Zange

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< Web●○k from the Readers> #40

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp

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★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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★ また、の情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp)
があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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★ 登録の申込み/取り止めは、下記のホームページで。
http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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★ この記事の転載をされる場合は、真之助までご一報ください。
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)
(
(^o^) も (^0^) も 明日 また Webook でお会いしましょう。
明日は、一周年記念の特別版をお届けする予定です。ハイ。

真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ★
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Posted by webook at 17:26

1998年09月29日

【商売はこの明るさで行こう】..樋口ほか98.9.29...★★★+

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
★ ///
★ 【Webook #98-153】 98/9/29(火) ///
★ "配信一周年まであと4日" の火曜日 ///
★ (まぐまぐサーバーメンテのため1日遅れで配信します。) ///
★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
★ ///
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Web. . 。 o O 〇 K !
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| <配信一周年 スペシャ~ル> |
| |
| ★ Webook of the Day ★もまぐまぐで配信を始めてから10月3日で |
| 一年経ちます。ここまで続けてこられたのも皆様の応援のお陰です。 |
| 読者の皆様、そしてサポートして頂いた皆様有難うございます。 |
| |
| より楽しい誌面にすべく読者アンケート&プレゼントを企画しました。|
| アンケートは「ポケット倶楽部」さんのご協力です。 |
| お答え頂いた中から抽選でWebookで紹介した本をプレゼントします。 |
| 詳しくは、今日のWewbook後段の説明を読んでくださいね。 |
| |
| アンケートの URLはこちら ↓ (期間 9.30/0:00AM ~10.4 ) |
| << http://www.kiwi-us.com/~sanada/pocketjr/jr5/index.htm >> |
| |
| 今後ともよろしくお願いします。 真之助@Webook編集室 |
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Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:05:33 -0分 対前日
東京の日入:17:29 -1分 ”
日昼時間 :11:56 -1分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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Web. . 。 o O 〇 K !
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【商売はこの明るさで行こう】

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樋口廣太郎(ひぐち こうたろう)
1925年、京都府生まれ。京都大学経済学部卒。住友銀行ののち、アサヒビー
ル社長。著書に「前例がない、だからやる」など。
船井幸雄(ふない ゆきお)
1933年、大阪府生まれ。京都大学農林経済学科卒。船井総研会長。
著書に「本物の経営」「百匹目の猿」など多数。
佐藤芳直(さとう よしなお)
1958年、宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。船井総研取締役。
著書に「船井幸雄のヒント 勝ちの法則」など。
大野 潔(おおの きよし)
1954年栃木県生まれ。中央大学理工学部卒。船井総研 部長。
著書に「これだけ知れば職場のリーダー」など。
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中経出版
ISBN4-8061-1146-5
1200円
1997/7/28 第1刷
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<ワン・チョット>

「 良心は曲がる。」

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<忙しい方はここだけ>

経営者向けの本です。
98年2月に浦安の東京ベイヒルトンで開かれた船井総研の「企業経営研究会
」の講演録から纏めたものです。
アサヒビール会長の樋口廣太郎、船井幸雄、佐藤芳直、大野潔の各氏の講演録
が掲載されています。

樋口氏は、自身の経営哲学や人生論的な話を、船井氏は経営成功の要点を、佐
藤氏はお客様と感動を分かち合う経営手法など、大野氏は社風作りのポイント
などについて語っています。

「この明るさ」とは何なのかちょっとピンとこないので、本のタイトルと中身
は一致しないような気もしますが、佐藤氏の事例紹介は結構面白いものがあり
ました。立ち読みするなら第3章(佐藤氏)がいい。

自社の行く末を如何にとお悩みの経営者の方に。

おすすめ度は ☆☆☆+

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<お暇なかたにはもう少し>

第1章の樋口廣太郎氏の話は、各界の著名人の言葉などを引用し、経営理念に
つながる内容を経験談として語っています。
京都市立芸術大学学長の近藤悠三氏の「職商人」(しょくあきんど)という言
葉の紹介が面白い。これは、つまりビジネスには、質の高いものをつくる「職
人」の精神と、よりよい物をお客様に理解していただきそれを生活の中で役に
立てていただく「商人」の精神が必要というものです。製造部門と営業部門が
独立している企業なんかにはちょっといい話かも。

それと、ウソつかないとう話は、丁度クリントンの証言が話題になっている時
でもあり、ちょっと面白い。
ダイアナ元皇太子妃が不倫をしたにもかかわらず愛されたのは、「嘘をつかな
かったこと」も大きな理由のひとつだとし、経営者やトップを預かる人は、正
直が大事だと説いています。
クリントンも、「不適切なことは全く身に覚えがない」なんて言ってたら、今
頃は支持率急降下だったかもしれません。フェアが好きなアメリカ人にとって
「正直」とは重要な人生哲学のようです。
かたや日本、「実は・・・」というのがあまりに多すぎるような。小学生に「
嘘ついちゃだめよ」なんて言ってる大人の社会で、官僚も経営者も嘘も方便を
通り越した状況では、あきまへん。
国の戦略会議にも出るような人が経営者に「正直」を説くというのもなんとも
妙な現象ではあります。

第2章では、船井幸雄の独特な言葉を駆使した経営戦略が展開されています。
現在は「競争社会」で、そういう社会での戦略は1:一番化、2:権威化、3
:固定化、組織化が重要であり、一方、このエゴに満ちた競争者会はやがて、
非競争社会に必ずなる。そこでは1:単純化、2:本物化、3:納得化が重要
だと説きます。

第3章の佐藤芳直氏の話は、結構面白い。この人30歳で部長、上場企業の中
で最年少役員になった方で、10年に一度の天才コンサルタントとか。
中で引用されている、200年の伝統を維持するイタリアの調味料メーカー、
「マルピッピ・ピッピリー」(へんな名前!)の話が印象的です。

この会社、バルサミコ(っていう白ぶどうの実からつくる酢のような調味料で
イタメシには不可欠とか)の会社で、現在の当主は7代目の21歳。

著者の佐藤氏は、企業の歴史に造詣が深く、あちこちで老舗企業が何百年も生
きのびる理由を訪ね歩いているとか。創業時から語り継がれていいる言葉、事
業を引き継ぐ時に先代が残した言葉、あなたが今持っている自分の理念、この
3つを聞くそうです。
ピッピリーでもそれを実行。

7代目当主が答えていわく「創業時からずっと言われていることは、”良心は
曲がる”ということです。曲がるから気をつけろということです。」

その母親の補足として「良心が曲がるというのは、たとえば、ぶどうが豊作の
年であれば、決められた量よりたくさんのバルサミコを作りたいと思います。
ぶどうが不作の時は、うちの基準には満たないぶどうをあつめてそれで、バル
サミコを作りたくなります。しかし、そういうことをすると企業の信頼は一瞬
で崩れてしまう。我が社は、創業以来その誘惑に打ち勝ってきたのです・・」

さらに「良心を曲げるな」という家訓を守るために先代が残した言葉が続きま
す。
一つは、自分達が大切にしていることを語り継ぐ愛情をもつこと。つまり自分
達のブランドや歴史にたいする愛情を語りつづけなさい。
2つめは、どんなに言葉でよい商品をつくる大切さを語っても従業員はそれだ
けでは頑張ろうと思わない。時間、能力、お金、私のすべてを最高のバルサミ
コを作るために投資している姿を見せつづけなさい。
3つめは、継続することが仕事であると思いなさい。

なんだかちょっといい話でしす。

第4章の社風の話は、経営理念とか一生懸命つくるのもいいが、それを根づか
せることがもっと大切という話を、「ビジョナリー・カンパニー」に出てくる
企業が現場の一挙一投足まで息づかせていることなどを引用しながら解説して
います。
社風は文化、それは人。社風を刷新したり、確立したりするには、その企業の
歴史の5分の1くらいの時間がかかるといいます。

ちょこちょこ、いいおはなしがでてくる本でした。

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経営者の方
船井ワールドがお好きな方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆+

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。

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<< 今週のwebook list >>

9.28[月]:【恋愛小説】..中谷彰宏...................☆☆☆☆+30
読売新聞社/ ISBN4-643-97061-8/ 1200円
9.29[火]:【商売はこの明るさで行こう】..樋口ほか...☆☆☆+
中経出版/ ISBN4-8061-1146-5/ 1200円
9.30[水]:【】..

10.1[木]:【】..

10.2[金]:【】..

10.3[土]:【Webook 一周年!】(^o^)

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今週の節約小計 2400円
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<しんのすけのカラコラム>: ★ Webook of the Day★ 一周年のお礼(2)

メールマガジンや、ホームページの宣伝をしてくれるサービスは、
それを発信したい人にとってとてもありがたい存在。
一方、受け手にとっては、そういう情報をうまく整理して届けてくれる
サービスがウレシイ存在です。
こういうコネクションサービスは、インターネットの爆発的膨張の時には
チャンスがいっぱいですね。

このメルマガも、いろんなメディアにお世話になっていますが、なんと
言っても一番は、この方、「ファーストニューズ」を発行している
波木井さん(トライコーン社代表取締役)です。
約5万5千人もの読者は、波木井さんののファーストニューズを、毎週
月曜日、心待ちにしているはず。
ジャンル毎に整理され、なんでもかんでもじゃなく、しっかりスクリーン
されているのがうれしいところ。

これまで、2度ほど紹介していただき、その時の反応のすごさに脱帽やら
感謝やらでした。
一度お礼を、と思い続け、先日やっとお会いすることができました。
ダンディな雰囲気と、未来を見つめる目がかっこいい方でした。
波木井さん、誌面からもお礼を申し上げます。

創刊3年目を向かえたファーストニューズ(ホームページ紹介の週刊誌)
メルマガ購読の申込みはこちら ↓
http://www.firstnews.com/
しんのすけ@感謝
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< ★ Webook一周年記念アンケート&プレゼント★ >

まぐまぐ配信一周年を(勝手に)記念して、特別(でもないけど)企画
をしました。
読者アンケートとプレゼントです。皆さんの声をお聞きして、誌面を
より充実していきたいなと思います。

下記のURLに アンケートフォームがありますので、アクセスしてみて
下さい。ポケット倶楽部さんのご協力です。

http://www.kiwi-us.com/~sanada/pocketjr/jr5/index.htm


アンケートにお答えいただくと、Webookで紹介した本を抽選でプレゼント
致します。著者や出版社のご協力などで実現しました。(感謝)

質問#11「 最後に(ご自由です)」のところに
プレゼント希望の本の番号(2つまでOK) と
ご自分のメールアドレスを書いてください。
例:(2),(4)希望、 matsuyama@webook.co.jp
当選者の方には 後ほど、真之助から送付先などをお伺いするメールを
差し上げます。

プレゼントの本は 下記です。いずれも真之助のサイン入り(冗談!)

(#)書籍名/著者/出版社/値段 :下段は Webook link です。
------------------------------
(1)【コマボン】
ナガオカケンメイ/扶桑社/1400円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.9/98.9.16.htm

(2)【母子家庭共和国】
新川てるえ/五月書房/1300円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.9/98.9.01.htm

(3)【コーポレート・クリエイティブ】
A・G・ロビンソン他/一世出版/2000円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.8/98.8.12.htm

(4)【チャート式試験に出ないニッポンのしくみ】
石黒謙吾/扶桑社/1333円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.8/98.8.11.htm

(5)【電子商店繁盛記】
日経マルチメディア編/日経BP社/1333円
http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.7/98.7.22.htm

もし、Webookを読んで実際に本を購入されたことがありましたら
その書名などをお書き添え頂くと当選確立が上がります。
また、「購入したことはない」 と書いても当選確立が上がります。
もちろん、その他、なんでも書いてくださって結構ですよ。

では、皆さんお待ちしてます。
しんのすけ@Webook-Search
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< Web●○k from the Readers> #40

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp

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★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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★ また、の情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp)
があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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Posted by webook at 17:25

1998年09月03日

【SFA顧客志向の営業革新】G.S.ピーターセン98.9.03... ★

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★ 【Webook #98-137】 98/9/03(木) ///
★ "栗の実、コロン" の木曜日 ///
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東京の日出:05:14 -1分 対前日
東京の日入:18:07 -1分 ”
日昼時間 :12:53 -2分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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【SFA顧客志向の営業革新】
Sales Force Automation

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グレン・S・ピーターセン
フォーチュン1000社にリストアップされている有名企業を対象にSFA
導入のコンサルティングを行っている Strategic Sales Performance 社 の
創業社長。イリノイ大学工学修士、シカゴ大学MBA取得。

永田守夫監訳
1948年浜松市生まれ。慶応義塾大学工学部卒、工学博士、現在、同大理工学
部管理工学科教授。
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東洋経済新聞社
ISBN4-492-55314-2
2200円
1998/6/11 第1刷
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<ワン・チョット>

「はっきり言って、面白くない。」

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<忙しい方はここだけ>

期待ハズレ!!。SFAという新たなヨコモジに、なにか新しいコンセプトや
仕組みがあるのかと思いましたが、たいしたことはありませんでした。

SFA(Sales Force Automation)<営業部隊の自動化>とは、
「企業のフロントオフィスである営業やマーケティングの情報化を進め、企業
経営全体を“顧客中心”に変革していくこと、そしてそのためのツールのこと」

であるとしています。

最近では、営業マンがラップトップと携帯で本社のLANにつなぎ、顧客情報
を得たり、自社の製品情報を顧客にその場で見せたりというスタイルが結構進
んできていますが、要はそういうことの効用をしのごの解説した本です。

ビビッドな事例が出てくるわけでもなく、5年前ならいざ知らず、今更そんな
考えは誰でも知ってるよ、というような内容で、イマイチ。

著者は過去10年以上にわたってSFAを推奨してきたとか。
10年まえなら価値があったかも。

おひまな方にだけ・・

おすすめ度は ☆

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<お暇なかたにはもう少し>

ネットワークで結ばれたSFAの基本的なシステム構成ということで、図が1
枚あります。
そこには、
社内のデータベースがWAN/LAN接続され、そのデータが公衆回線を通じ
営業マンがもつラップトップとつながるという構成が描かれています。

営業マンは、顧客情報の入手、顧客へ説明する製品データの入手、顧客へ提示
する提案書の作成、報告書の登録、ネット上の関連情報の入手などをラップト
ップで行うというものです。

顧客は、ほしい情報を、「いますぐ、ここで、正確に」ちょうだい、という要
望をもっているわけで、いかにそれに的確に対応できるかが営業のキー。

ネットワーク、インターネットの普及で、この著者が描いてきた未来の営業は
すでに現実のものになってきているところ。
あまり斬新な内容はないなと思います。

「システムを構築しても、それを如何にうまく使いこなすかが大切」というと
ころだけは、うなずけました。

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おひまな方に
がまん強いかたに
おすすめです。
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オススメ度

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

無理にはお奨めはしませんが、
どうしてもというかたは お近くの本屋さんで。

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<< 今週のwebook list >>

8.31[月]:【恋愛運命】..中谷彰宏........... ☆☆☆☆+恋愛
読売新聞社/ ISBN4-643-98038-9/ 1200円
9.01[火]:【母子家庭共和国】..新川てるえ... ☆★☆★+?
五月書房/ ISBN4-7727-0282-2/ 1300円
9.02[水]:【あるべき明日】..堺屋太一....... ☆☆☆☆☆+明?日
PHP研究所/ ISBN4-569-60211-8/ 1429円
9.03[木]:【SFA顧客志向の営業革新】..... ☆
東洋経済新聞社/ ISBN4-492-55314-2/ 2200円
9.04[金]:【】

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今週の節約小計 6129円
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<しんのすけのカラコラム>:おもしろ製品見っけ!。

ちょっと前のニュースですが、8月下旬の日経産業新聞の記事(VB商品、
アイデアで勝負)に面白い製品がありました。
エアフォルク社の「ラブゲティ/Lovegety」(2980円)という商品。
”友達になりたい、だれかと話したい”そんな願いをもった男女の出会い
を手助けするグッズ。丸っこいキーホルダースタイル。

男用と女用があり、それぞれ「おはなし」「カラオケ」「ともだち」の3つ
のモードの中から一つを選んで持ち歩く。ラブゲティは微弱な電波を出し
続け、異性が同じモードのラブゲティを持ってたら、光と音で知らせてくれ
るというものだそうです。
TVの深夜番組などで紹介されて人気爆発、85万個も売れたとか。
(わお、25億円!?)
男ものばかり売れれるかと思いきや、男女比率は6;4とか。

自分のラブゲティがピコピコ鳴って、ふと周りをみたら素敵な人が、同じよ
うなラブゲティを手にこちらを見ていた・・・そして、目と目があって・・
なんてことを期待するんですね。きっと。

次なる商品は「音が鳴るだけじゃなくて、実際に会話もできるPHS型製品」
も開発中とか。
ちょっと面白いグッズみたい。

ホームページは、ここ: http://www.interland.co.jp/gety/index.html


しんのすけ
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< Web●○k from the Readers> #35

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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Webook Webmag&ML管理人 真之助
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Posted by webook at 17:17

1998年08月06日

【ダイレクトマーケティング】..北条芳夫98.8.06 .. ★★★★+BtoC

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★ 【Webook #98-124】 98/8/06(木) ///
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◆◇◆◇◆◇  中山美穂コンサートツアーオンライン中継  ◆◇◆◇◆
「MIHO NAKAYAMA TOUR'98 Live*O*Live」の最後の追加公演を、ラ
イブ中継します。見たい人はNTTの映像配信サービスWAKWAKの会員
(無料)になって楽しむことができます。 1998.8.8(土)18:30~
■■■詳しくはこちらで■ http://www.gsquare.or.jp/promenade/■■■■
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東京の日出:04:52 -1分 対前日
東京の日入:18:41 -1分 ”
日昼時間 :13:49 -2分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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【ダイレクトマーケティング】

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北条芳夫(ほうじょう よしお)
1948年東京生まれ。青山学院大学法学部卒業。広告代理店、フリーター、
TV番組企画構成者を経て、73年株式会社エイブル設立。西武百貨店、国際
羊毛事務局などの広告、販売促進企画の実施全般を手がける。
82年(株)ガムズとして改組、電通、東急エージェンシーの嘱託プランナー
のほか、家電、自動車、食品などのマーケティング、プロモーション戦略の
企画、ディレクションに従事。
著書に「インタラクティブ マーケティング」「マルチメディア時代の超ク
チコミ活用法)など。
Email: hojoy@pol.kikimimi.ne.jp
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東洋経済新報社
ISBN4-492-08948-9
1500円
1998/6/25 第1刷
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<ワン・チョット>

「消費者は、それが便利で価値欲求を満たすものなら、なじみがない習慣
にもやがてなじんでいく。カタログ通販やファクシミリによる買い物が
そうだったように、徐々に、だが確実に、である。」

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<忙しい方はここだけ>

カタログ通販からWeb通販へ、インターネットの普及の中で様相を変えつつ
ある「未来市場のカギを解き明かしてくれる」マーケティングの一冊です。

ワンツウワン・マーケティングとかインタラクティブ・マーケティングとか最
近流行の言葉は、全て、企業(Bussiness)と個人顧客(Customer)との係わり
がポイント。
そんな中、「激変するダイレクト・マーケティング市場の現状と未来の展望、
そして、そのコアとなるであろうWebダイレクトマーケティングの成功のポ
イント」をまとめた本です。

前半は通販市場の現状を、卑近で豊富な事例とマーケティング手法の歴史的な
分析、ビジネス成功の理由など交えて解説しています。

後半、Web通販に主眼を置いて、内外の様々な事例を紹介しながら、今後の
ダイレクトマーケティングの趨勢と成功の要点を紹介しています。

全体的に総花的な内容になっていてちょっと散漫な印象も受けますが、総花的
であるが故の魅力もあります。

先日紹介した【電子商店繁盛記】は、くだけた感じでWeb通販のマーケティ
ング手法のコツを解説していましたが、この本は、いかにもコンサルタントが
書いた感じの内容と表現になっています。つまりちょっと堅め。

Web通販の業界を一望したり、様々なヒントの入り口として利用するのに適
した本ですね。

おすすめ度は ☆☆☆☆+BtoC

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<お暇なかたにはもう少し>

通販の歴史は米国で100年、日本では20年だとか、また日本の通販の売り
上高は2兆1100億円(日本の小売り全体が134兆円だから 1.5%)。
割合だけ見ると小さいが、日本の広告市場が5兆円という点からすると結構な
規模と言えます。
通販が劇的に伸びたのは85年から95年の10年で、この背景として、女性の社
会進出、タイムレスピープルの出現(かぎられた時間を大切にする人)がある
といいます。

次にくるWeb上での取り引きは、期待されたほど伸びてはいないようですが
現状は、BtoC(企業と個人)ではなくBtoB(企業間取り引き)のビジネスが爆
発的にのびているようです。(それでも日本ではまだまだ)

そして、次にくるBtoC、つまりWebダイレクトマーケティングの秘訣をこん
なふうにまとめています。

まず、「どんな商品を売るか」「効果のある商品戦略は何か」が大切と言いま
す。たとえば、こんなコンセプトの商品。
- 対面販売では抵抗感を伴う商品(アダルト、ギャンブル)
- インターネットでしか購入できない商品(ソフトなど)
- 探しにくいもの、見つけるのに手間のかかるもの:時間節約商品(本、CD)
- リアルタイムなもの(個人投資情報)
- 希少価値を狙ったもの(備前焼、書画、骨董など)
- 予約制があるもの(チケット販売)
- 安さを追求した商品(パーツ販売/例:ツートップ) など

また、それを如何に見せるか、見せたあと如何に親切に対応するかなどの要点
をサンプル事例を紹介しながら解説しています。

マーケティングという観点から、様々なサイトのトップページ写真とURLが
掲載されているので、創意と工夫のヒントをみつける糸口的な利用もできます。

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我が社でもWeb通販を取りいれて最新のマーケティング手法を・・という方
我が社もWebサイトを開いたが、役にたっとんのかね?と言われてる方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆+BtoC

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<< 今週のwebook list >>

8.03[月]:【休刊】..編集員 薮入につき Webook休刊

8.04[火]:【お金で苦労する人しない人】..中谷彰宏.. ☆☆☆☆+お金
三笠書房/ ISBN4-8379-1739-9/ 1143円
8.05[水]:【会社の怪談】..中谷彰宏................ ☆☆☆☆+怪談
ダイヤモンド社/ISBN4-478-93024-4/ 1200円
8.06[木]:【ダイレクトマーケティング】..北条芳夫.. ☆☆☆☆+BtoC
東洋経済新報社/ISBN4-492-08948-9/ 1500円
8.07[金]:【】..

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今週の節約小計 3843円
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★【 コーポレート クリエイティビティ 】- 創造力発揮6つのポイント ★
著者:A・G・ロビンソン & S・スターン 価格:本体2000円+税
《 Businessweek誌絶賛。 Academy of HRD, 1997 book of the year受賞。》
《 8/4発売の最新刊。 古紙配合100%再生紙を使用した話題の本!!》
一世出版株式会社 : http://www.issei-pub.co.jp/
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< Web●○k from the Readers> #31

「おじゃまたくし~」さんから頂きました。お子様向け本の紹介です。
うん、これは非読んでみましょう。
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しんのすけ様

こんにちは(^^)/ 最近お子さま向けの本が多く紹介されていて、あぁ夏休み
なんだなぁと感じております。

私が小学生のころ読んで感動した本をご紹介させていただきます。
ちょうど今日は8月6日、広島に原爆が投下された日ですね。そして15日
には終戦記念日をむかえます。その第2次大戦中ある家族に愛されながらも
戦争の犠牲(「食料のない時代に犬を飼うなんて非国民だ! 殺せ殺せ!!」)
となり、死んでいったマヤという犬の一生を描いたものです。
作者は椋鳩十。数多くの児童文学を著し、この作品『マヤの一生』では昭和
46年に第1回赤い鳥文学賞を受賞しています。
ちょっと重い内容ですが、筆致はわかりやすくいきいきとして、すんなりと
作品に入り込めます。
私も戦争は知りません。でも、この作品を幼い頃読み、愛するものと別れる
ことがどんなにつらい悲しいことなのかを初めて意識した記憶があります。 
鍵っ子生活で、唯一話し相手になってくれる大好きなムクという犬の友達が
いたからかも知れません。
おじゃまたくし~

ps)そうそう、7月27日にご紹介してくださった『歯みがきつくって
   億万長者』を書店に予約したら、品切れでした。ただいま重版待ち
   です。早く連絡来ないかな(*^^*)  
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おじゃまたくし~ さん、お便りありがとうございました。
「マヤの一生」、是非読んでみます。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
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上で載せております)
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<しんのすけのざんげ>:お詫びと訂正

以前、【複製されるヒト】webook 98.7.14で、「試験管ベビーと騒がれた
ルイーズ・ブラウンはもう18歳」と書きましたが、読者の方から、実は
もう20歳だよって教えて頂きました。(時事通信の記事を頂きました。)
原書の出版時期とのタイムラグで、間違ってしまいました。
お詫びして訂正します。
情報をお寄せ下さったMさん ありがとうございました。

しんのすけ 拝
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Posted by webook at 17:00

1998年07月07日

【考えるヒット】..近田春夫98.7.07...★★★+♪

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★ 【Webook #98-110】 98/7/07(火) ///
★ "あさがおの紫色は透き通る" の火曜日 ///
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東京の日出:04:31 -0分 対前日
東京の日入:19:00 -1分 ”
日昼時間 :14:30 -1分 ”
by《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》← 最近?
by《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/sun_moon/tokyo.htm#tokyo2》
ついに、日没時刻も早まってきた・・・夏ももう下り坂
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【考えるヒット】

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近田春夫(ちかだ はるお)
1951年2月25日、東京世田谷生まれ。幼稚者から慶応義塾大学を中退、75年
に近田春夫&ハルヲフォンとしてデビュー。80年代以降はBEEF,ビブラ
トーンズなどを率いて時代の先端の音楽を生み出すかたわら、俳優、タレン
ト、ラジオDJ,CM音楽作家、作詞家、作曲家、プロデューサー、そして
歌謡音楽評論家として独自の批評スタンスで活躍。86年には、プレジデント
BPMを名乗って日本語ラップの先駆者となり、88年には人力ヒップホップ
バンドビブラトーンズを結成し、精力的に活動。そして97年からはソロとし
てARFO MIXなどの名義でゴア・トランス・テクノのシングルを次々
と発表。
本書は、「気分は歌謡曲」以来19年ぶりの単行本となる。
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文芸春秋
ISBN4-16-354000-8
1429円
1998/4/30 第1刷
1998/6/20 第5刷
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<忙しい方はここだけ>

最近のヒット曲、その歌手、作曲家、作詞家、編曲者など歌謡曲に関連した音
楽ジャンルの評論本です。

KinkiKids,XJAPAN,V6などの「若向き」から松任谷由実、
西城秀樹、工藤静香、など「ちょっと前から派」までミュージシャンそのもの
を、独特の視点と表現で評論します。
曲そのものや作曲者への評論などもあって、近頃のヒット曲動向が分かるなか
なか面白い内容の本。

歌番組が好きなかたは、結構面白く読めると思います。

最新のヒット曲に疎いしんのすけには、1/3くらいしかついていけない内容
で、ちょっと残念。ZARD,Mr.Childrenときけば、すぐにあの
曲ってカラオケのオーダーができる人じゃないと、この本は楽しめない。

松田聖子や森高千里、山下達郎なんかがでてくるとちょっと安心できる。

音楽スキという方に
おすすめ度は ☆☆☆+♪ くらい。

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<お暇なかたにはもう少し>

タイトルの「考えるヒット」はいうまでもなく、小林秀雄の『考えるヒント』
のもじりである。と、小林秀雄の『考えるヒント』を読んでいるのが当然みた
いな書き出しの前書きには、実は著者はそれを知らなかったといういきさつが
かかれています。

私も書名をきいて、ロダンの考えるヒトを想像してしまいましたが、著者は、
この本の企画を週刊文春の若い編集担当者からきいたとき、脳裏に「ロダンの
彫刻のポーズをした自分の姿」を思い浮かべたとか。
後日、「参考までにといって、若い編集者から手渡された文庫本のタイトルに
目をやったときのショックと恥ずかしさは、いまだに忘れられない」と述懐し
ています。

かつて著者は(20代のころ)「歌謡曲評論界の小林秀雄」と週刊誌で取り上
げられたことがあり、それから20年近くたって再度、小林秀雄に向き合うこ
とになったというわけです。

「なるほど、小林秀雄とオレは似てるワ。無論レベルの問題はさておきだが、
何かについていわずにはいられないときの気持ち、それを理屈にせねば収まら
ぬ体質。そして、これからは己惚れになるが、文章も似ている。歌謡曲評論界
の小林秀雄と書かれたのもまんざわ間違いではなかったのだ。・・・」
縁は異なものという前書きには、なかなか味があります。

ついでに後書き。ここでは、上記の若い編集者:井上孝之が考えたこの本の企
画(プロデュース)に対する賛辞を贈っています。

井上という編集者が曲を選び、その評論を著者が考えるという「選局者別立て
方式」が、よかったというわけです。
「選ぶということが苦手」な著者に変って対象を選んでくれるこの企画が「考
える」時間をくれたとか。

前置き(後おき)が長くなりましたが、中身は・・・

私の知ってる歌手じゃないと実感がわかないし、また名前を間違えちゃうかも
しれないので(懲りた!)、こんな人から・・ご紹介。

■「あざとさと曖昧さの自然な融合が森高千里だ」
森高千里は、つねに、もしかしたらなーんにも考えていないかもしれないし、
もしかしたら悪意を秘めているのかもしれないし、ユーモアをこめて作品作
りにいそしんでいるのかもしれない。・・
相対としての森高千里は、あざとさと曖昧さがあまりにも自然にとけあって
しまっていて、なんとも形容しがたい存在だが、ひとつだけ確実に言えるこ
とがある。
このヒトの詩はすごい。
♪ 南風が夏の 街を通りぬけていく/ 今年の夏も あぁ 何もしなかったわ
たった、これだけの言葉で、そこにゆるぎない世界が出来上がってしまう。

たしかにドラムをたたくこの人は、ナゾめいた妙な魅力がありますね。

■「寝てみたい女、聖子は偉大なプロデューサー」
ずーっと前から気になっていたが、美空ひばりのことである。歌手の部分で
はなく、彼女がセクシーだったのかどうか?である。
だれもが、天才であるとか、国民的な宝であるとか言ったが、誰も「いい女」
とはいっていなかった。なにかセックスとはきりはなれたところに置かれて
しまっていた。一方、松田聖子も国民的な歌手であることは誰も否定しない
だろう。しかし彼女の場合は、堂々とオナペット(古すぎるか?!)としての
要素も売り物のなかにはいっている。昔風に言えば文武両道である。
あ、ちょっとコトバの使い方が違うか。

とうことで、年下の歯医者さんをつかまえ、したたかに生き抜く聖子にプロ
デューサーとしての手腕を見出しています。

この著者は、いろんな肩書きがありますが、どうもいちばん面白いと思って
いるのは「プロデュース」という仕事。
歌手を見る目も、このキーワードが目立ちます。自分の容姿や才能をいかし、
人生のプロデュースをしているかどうか、そんな視点が人物評価の分かれ目に
なっているようです。
そういう意味では、工藤静香にプロデューサーとしての評価を与えているし、
そもそのこの本の企画を説明にきた井上氏に、「企画プロデューサー」として
の賛辞をおくっている。

歌謡曲評論界の小林秀雄は、世間や人に流されないで、自分で作りだしていく
生き方に「価値観」を見出しているようです。

ちなみにこの本、以前、読者のM.Y.さんからオススメいただいた本です。
M.Y.さん、あらためて感謝!。

ところで、本家の「考えるヒント」ってどんなんやろ。読んでみなくちゃ。

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カラオケでマイク独占派の方
CDよ、CD って方
なにいってんのよ、MDよって方
小林秀雄の「考えるヒント」を読んだことのある方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆+♪

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<< 今週のwebook list >>

7.06[月]:【放夢】..三澤千代治.........☆☆☆+夢
プレジデント社/ ISBN4-7334-1649-2/1900円
7.07[火]:【考えるヒット】..近田春夫...☆☆☆+♪
文芸春秋/ ISBN4-16-354000-8/1429円
7.08[水]:【】..

7.09[木]:【】..

7.10[金]:【】..

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今週の節約小計 3329円
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< Web●○k from the Readers> #24

中谷彰宏シリーズについて コメントいただきました。
上垣さんと桑原さんのメールをご紹介します。
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しんのすけ様、始めまして、こんにちは上垣と申します。
毎度、楽しみにして拝見させて頂いております。
特に、私も中谷彰宏さんモノが好きで、力無い時になど、
読めば結構、力が湧いてきます。

また、結構な量を読みましたが、同じような事が書かれていながら
新たに新鮮に感じられるのはなんででしょうねえ。

最近、合資会社ですが、会社を設立しました。
そんな時に、1つの支えとなってくれそうで・・・。

********** 上垣 光弘 **********
WebMaster : Mitsuhiro Uegaki
E-mail : uegaki@os.xaxon.ne.jp
***************************************

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こんにちは。いつもwebook楽しみにしている25さい男子ですー。
おすすめ本を紹介します。 ”中谷信者”の真之介さまへ。
「ホテル王になろう」です(たしかそのような名前だったはず....)。
すいません、出版社はわかりません。
たしか2~3ヶ月前に発売されたと記憶しています。

実際の”伝説のホテルマンたち”に中谷さんがインタビューしたものです。
実在の人物だけに”凄み”を感じることうけあいです。
(わたしはほとんど圧倒されてしまいました....)

↓ (後から教えていただきました)

ちなみに、紹介本の詳細を以下に挙げておきます。
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ホテル王になろう 人を喜ばせる天才たち
ISBN:490029733X
出版社: オ-タパブリケイションズ
1997/12 (334p) \1,400
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+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+=+
桑原 孝嗣 (Takatsugu.Kuwahara)
s.kuwa@lancenet.or.jp
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)

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<お知らせ>

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<しんのすけカラコラム>:

日曜日の朝、早起き(といっても6:30)したら、庭のあさがおが
きれいに咲いてた。ちょっと綺麗だ。
近づいてみたらこれが、またなんとキレイなこと!。
紫から淡いベージュへの移り変わるところなど、透き通るような色合い
で、こんな清楚で涼やかな花の色は今までみたことが、ない。
5cmくらいの至近距離で見ると、花びらの向こうから明るい光が透けて
来る。たとえは悪いが、ちょっと「色っぽい」。
(朝から何考えてんだろ)
花を見てこんなに「感動」したのは はじめてかなあ。
今日は七夕。七夕にはあさがおが、よく似合う。

しんのすけ 記
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Posted by webook at 16:47

1998年01月23日

【交渉力をつける】...今北純一 98.1.23 ...★★★★★

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【交渉力をつける】
知のノウハウ
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今北純一(いまきた じゅんいち)
1946年生まれ、東京大学工学部応用物理学科卒。70年同大化学工学修士課程
修了。旭化成に入社後ニュヨーク州立大学に留学。74年オックスフォード大
招聘共感、77年世界的なシンクタンタクであるバッテル記念研究所(ジュネ
ーブ)研究員、81年仏ルノー公団の未来商品開発室室長を歴任。85年仏多国
籍企業エア・リキー社にスカウトされ、米法人ジェネラルマネージャーの後
東京赴任。ラ・リキード・パシフィック社代表取締役を経て、92年よりパリ
本社IR(インベスター・リレーションズ)担当シニアエグゼクティブ。
パリ在住。95年 仏政府より「国家功績勲章」を受賞。
主な著書に「国際ビジネスの作法」「勝負する英語」など
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日本経済新聞社
ISBN4-532-14539-2
1300 円
1997/12/8 第1刷
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<忙しい方はここだけ>

日経新聞社の知のノウハウシリーズだい19作目です。全20巻の予定なので
ラスト2です。
交渉力をつけるというタイトルは、ちょっと日常とかけ離れた能力みたいな印
象で、”日米半導体交渉”とか“M&Aの企業間交渉”とかを想像してしまい
ますが、「交渉力」はそういうヘビーなものから子供のお小遣いねだりまで、
本質的には連続しているものである..という視点で書かれており、様々な事
例と考察で、いっきに最後まで読ませてくれます。

昨年新聞を賑わせたボーイング社とダグラス社との合併にからむ米欧の交渉、
CTIとBT、ワールドコムの合併交渉、S君が仏企業L社に就職する時の交
渉応援、交通事故で自分が怪我をしたのに加害者にされて泣きねいりしてしま
った話、さらに交渉のときにはジョークも大切と面白い小話の紹介、プレゼン
での決め手などじつに多くの事例が、”交渉”という視点で書かれており、ど
れも興味深くひきこまれます。

今北氏が実際に経験したり、見聞きしたことにもとづいており、説得性のある
話が展開しています。

知のノウハウシリーズの中でもおすすめの一冊でしょう。

おすすめ度は ☆☆☆☆☆ です。
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<お暇なかたにはもう少し>

えてして日本人は交渉が下手のようです。国際間の政治交渉とかをみても、
どうも日本はヘタクソって感じがします。
日本人が異文化交渉で主導権を握るのが下手な原因をこんな風に分析します。
それは、言葉の問題からくるコンプレックスなんかでないようです。
『日本人は 交渉においては、相手の意見に耳を傾け、なるほどと思うような
ポイントは取り入れる。そしてこれ以上行っても無駄だと思ったら、それは
あえて口には出さず、一歩引いて妥協点を見つけようとする。つまりお互い
譲歩しあって平衡点を設定するというアプローチだ。
一方、。欧米人は自分の意見を理論武装しつつ、相手をねじ伏せようとエネ
ルギーをつぎ込む。そうして、交渉の当事者同士のパワーとパワーがぶつか
りあい、結果として平衡点が生まれ、それが妥協点になるようなアプローチ
をとる』
この点をわきまえて交渉に臨むことがポイントとか。

この本の後半に交渉能力を高めるいくつかのヒント(デベートとか、ポーカー
フェースとか、皮肉、はったり、反撃のテクニックとか)がありますが、
結構ためになります。
また、息詰まる交渉時ふと解決の糸口をみつけるコツにうまいジョークを使う
ことを薦めます。ジョークのサンプルもあってこれが面白い。たとえば、

“3羽のオウム”
バードショップでおうむを売っている。客が店の主人に聞いた。
「このオウム、500$というのはずいぶん高いけど、どうして?」
店の主人が答えた。
「なしにしろ英語が流暢なもんでね」
客は感心しながらその隣のオウムを見て
「このオウムは1000$だが、一体どんな芸当ができるんだね」
主人が答える。
「英語のほかに ロシア語とフランス語がペラペラですよ」
客はさらに関心し、そのまたとなりオウムを見た。
みるからにみすぼらしく、精気もない何のとりえもない感じだった。
なのに値段は1万ドルとなっている。
客は解せないというふうに主人に聞いた。
「どうして、また、このさせないオウムに1万ドルの値段がつくんだ?」
主人が答える。
「このオウムは、言葉はじゃべれないんですが、ほかのオウムはみんな
こいつのことを“ボス”って呼ぶんでね」

サラリーマン社会の上限関係は日本も欧米も同じで、そんなサラリーマン社会
を揶揄したジョークとか。

著者自身、すごい経歴と実力の人なんですが、そんなところを嫌みに感じさせ
ないタッチで書いており、読みやすくなっています。
最近の国際交渉毎の裏側や、旅行中の事故対処のポイントなど豊富な内容があ
って楽しく読めます。

著者がバッテル記念研究所で働いていたときの話がでてきますが、私も以前、
バッテル研の人と超音速機開発の件でいっしょしたことがあります。
世界(日米欧)の超音速機開発をまとめようという壮大な話をサシでしたこと
がありますが、あれは、まぼろしの大風呂敷でした。
しかし、そのころあの人は、世界を相手に正に”交渉”していました。
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交渉がもっとうまくなりたい方
海外での交渉に困ってる方
こんどあの会社との交渉はこうしようと考えてる方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆☆

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1.19[月]:【あしたぶたの日】...矢玉四郎
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1.22[木]:【インターネットはグローバル・ブレイン】...立花 隆
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1.23[金]:【交渉力をつける】...今北純一
1300 円 ☆☆☆☆☆
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今週の節約小計 4368 円
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■ <本日のイノベーション>

今日は、DayBagの話。古い人はリュックサックと呼びます。
真之介は毎日デイバッグを背負って通勤しているのですが、あれって
もちょっとデザインを変えたい。
ひとつのアイデアは、バッグの肩ひも(?)の前面にミニバッグを
つける。5cm幅 x 13cm長くらいのものですね。そこには、ポンチョが
入っていて、急な雨の日には それを出してかぶる。
反対側のストラップには、ベルクロのバンドがあって、ペットボトルとか
時にはカサがはさめるようになっている。
なんてどうでしょうか。
ストラップの間には、簡単アタッチの四角いミドルバッグがつけられたら
いいなあ。背中と前のバランスもとれるし...
それと、ふにゃふにゃのものがよくありますが、A4の資料の角が痛まない
ように、バッグの四角い形状がくずれない材質のもの(最近はパソコン用
のが出ている)がもっと増えるといいですね。

デイバッグは、いろんなメーカーのが出ていて私も仕事用品として関心が
あるので、よく見るのですがなかなか いいのがありません。
四角いものを丸くするような発想のものが欲しいですね。
デザインさせてくれる製造メーカーないかなあ?

<真之介> 981.23 記

■ <昨日のクイズ 答え>

最近まで知らなかったのは真之介だけだったかも。
答えは 『ダイアナとチャールズは 金魚だった!』 というものです。
わたしは、ついあのダイアナさんと想像していろいろ考えちゃい
ました(笑)

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Posted by webook at 18:14

1997年03月21日

【地上最強の商人】The Greatest Salesman in the World...オグ マンディーノ (Og Mandino)97.3.21...☆☆☆☆☆☆

【地上最強の商人】
The Greatest Salesman in the World

オグ マンディーノ (Og Mandino)
1923年 ボストン生まれ
生命保険会社のあと サクセス unlimited社編集長

ごく普通の能力の人が偉大な成功者へ変貌するかと言う
秘密を寓話的に書いたものがたりです.
原作は 1968年 にアメリカで出版され 200万部以上売れた
ミリオンセラーです. 原作者のオグマンヂ-ノは 現在 74才の
おじいさん. 20ヶ国以上で翻訳され 世界では 300万部の
売れ行きだそうです.
この日本語の本は、京セラの稲盛氏が監修で出版されたものです.
京都のちっぽけな工場を世界の京セラにした この人が
感銘したのも、なんだか頷けるような気がしますね.

イスラムでラクダの世話をしていたハファドという若者が、
ご主人様から商人として成功するための巻物をもらい大成功
します. その巻物は10巻からなり、代々神の導きによって
引き継ぐべき人にわたされ、ハファドも功なり富を得た後
年おいてから パウロ という貧しい若者にそれを渡します.
ハファドが巻物をご主人様からもらう時、 キリストの誕生時に
見えたと言う(?)明るい星がでてきたりして
物語のあちこちに聖書的な匂いがしますが、宗教は嫌い...と言う
方にもあまり違和感なくよめるようないい構成で、なかなかよく
出来た物語になっています. (アラビアンナイトを読んでいると
思えばいいかも...)

巻物の内容も 全10巻をそれぞれ章を分けて書いてあります.
経営の神様といわれたような人が言っていたようなことや
経営者セミナーなんかで chart を使って講義されるような
事が、聖書的表現が折り交ぜられて書かれています.

この本でいいたいことは-----
人間の成功は 知識の多さや努力の積み重ねではない.
では何が人を成功に導くかと言うと、それは”習慣”
であるという.つまり、 「人の運命は 習慣的に繰り返された
意識的思考によって造り出される」と言うことのようです.
そう言えば、潜在意識にやりたいことを植え付けるように
すれば 必ず出来る... なんて書いてあった本もありましたね.

" 習慣" と言うところは 10巻の第1巻に書かれており、
物語の中で巻物を継承するときも その事を point にしています.
”7つの習慣”THe Seven Habits of Highly Effective People
を書いたRコビーじいさんも、詰まる所 似たような
事を言ってたのかも知れません.
(そう言えば2人共 いいお年のおじいちゃんですね)

サラリーマンを辞めて独立したい方
サラリーマンをしながら何か事業を起こしたい方
定年後 事業をはじめる方
仕事だけでなく人生を◎にしたい方
多分 必読書!....でしょうね

お進めど
☆☆☆☆☆☆

Posted by webook at 15:08

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