2007年08月24日

感動力 ~ 平野秀典 + 平野秀典さん出版記念公演会

   感動力という新しい可能性・・・


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●今日の一冊:【感動力】

   7つの魔法でビジネス能力がアップする!

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   |平野秀典/著
   |サンマーク出版|2007年07月
   |ISBN:4763184415|571円|232P
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<本のひらめき>

感動するって気持ちいいいよね。そして、自分たちのやってることで、誰かが
感動してくれるってのは、もっと素晴らしいよね。
感動という心の動きに、どうやら無限の可能性が隠されているらしい。

20世紀は、戦うことが基本だった。競合相手を叩きのめして勝ち組みと負け
組みに分ける発想や、戦略、攻略・・・みんな戦闘の用語がビジネス用語にな
っていた。さらには(僕も嫌いな)「お客を落とす」なんて言葉まであった。

でも、21世紀は、「感動力」が新しいビジネス能力のメインになる。

この本は、感動プロデューサーの平野さんが「感動力」という新しい力の「心
と技」を伝授してくれる本である。

感動の創造。これほど楽しいことはないと思う。それには、まず「自分が感動
をもらう側ではなく、創る側にまわる」という「発想の転換」が必要だという。
これ、とっても大賛成!

これからのビジネスは、お客様に買っていただくのはではなく、感動したファ
ンの方に買っていただくのがいいかもしれない。僕は、そういうビジネスをし
ていきたいと思う。

感動といくキーワードで、ビジネスを見つめるとき、私たちは、いろんな気づ
きと発見、そして仕事や人生の勇気がもらえる。

この本には、そんなエッセンスがあふれるほど詰め込まれている。超おすすめ。

アメリカ転勤にあたって、プレゼント本をどっさり仕入れて持ってきた。
感動を創る側にまわるために・・・。あなたにも1冊!


<僕の思いつき>

この本の中で、特に響いたことは

  私たちが感じる現実とは、事実そのものではなく、「事実+モノの見方」
  である。

という表現。おぉー、確かに! (ちなみにこれは、新天地での最初の挨拶で
ちゃっかり使わせていただいた:笑)

そして、自分の中にいるキャラクターには、無駄なものはいない・・・という
考え方。それをさらに発展させると

  短所は、まだ表現されていない個性
  長所は、よく表現された個性

となる。いいねー、この表現。

この本を読んだ同じ頃、メンターであり親友の一人である行縄さんから、これ
に似た素敵なことを教えてもらった。ジョハリの窓の新たな解釈。

 人も知らない+自分も知らないゾーン = 盲点の窓(blind self)

というのが一般的だけれど、この窓を「可能性(possibility)」と呼ぶのだそう
だ。すばらしい!

表現力や感性を磨き、日々、感動の扉をあける努力をしていきたいものである。
僕たちは、この★に感動を生み出すためにやってきたのだから・・・。


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<オススメ度>

   ★★★★★+感動の扉

<読んで欲しい方>

   ・会社を感動の劇場に変えたい方
   ・仕事で感動を作りだしたい方
   ・感動力を高めたい方

<欲しくなっちゃった方は>

   ・アマゾン  http://tinyurl.com/3ctmum  (日本の方)
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd  (アメリカの方)

Posted by webook at 15:51

2007年08月03日

「愛される会社」の条件 ~ 佐藤玖美 + 浅沼さん講演会@8/29

   お客さんじゃなくて、応援者やファンを増やしたい・・


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●今日の一冊:【「愛される会社」の条件】

   Buy Me Company から Love Me Company! へ

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   |佐藤 玖美 著
   |ダイヤモンド社|2007年07月
   |ISBN:4478000980|1,500円|
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

CSR(Corporate Social Responsibility )が世間で注目されるようになって
しばらくたつ。

社会的責任とは何か。

環境への配慮とか自然を大切にするとか・・・。
地域社会と融合し、その発展に寄与するとか・・・。
社員がボランティア活動などに積極的だとか・・・。
企業統治がしっかりできているとか・・・。

いろいろあるけれど、とどのつまり、その企業の存在そのものが、社会に地球
によい貢献をしているか、製品やサービスが役にたっているか・・ということ
では、ないだろうか。

本書は、大前研一氏のビジネスブレークスルー大学院大学で著者が教鞭をとっ
ていた「マーケティング実践」という講義から、CSRに関する部分を再編集
したもの。

企業そのものが、どのように社会に貢献できるか、その実践方法を様々な企業
や団体(NPOなど)の事例を紹介しながら展開する。

著者の祖父、母などからひきついだ社会企業家としての魂と思想が、本書には
流れており、単なるノウハウ事例ではなく、思想を感じさせてくれる本である。

それを端的に表現するのが「BUY ME(うちの商品・サービスを買ってく
ださい)」ではなく「LOVE ME(うちの会社を愛してください。価値を
知ってください。)」を目指そうという考え方。
そうそう、お客さんじゃなくって、ファンや支援者がいる企業・・・って素敵
だよね!

スタバ、シャネル、J&J、さまざまなNPO,NGO団体などが登場する。

我が社の存在価値を見直す、よいきっかけになる本。

<僕の思いつき>

「新しい社会づくりの力=人数x意識x行動」というのがある。

グローバル・スポーツアライアンス(NPO)の理事、岡田達雄さんの考えで
ある。

人数を10億人という大きな数字にすると、意識がちょっとプラスに変われば
、そしてわずかな行動を伴えば、大きく社会は変わるということだ。Web2.
0時代的発想である。とても心に響く。

売上だ、利益だ、と社員を追いたて、利益がでたら、やおらCSRでもやっと
くか・・・ではなく、企業活動そのものがCSRになっている事業の取り組み
こそ望まれる。

ノーブレス・オブリージは、高貴になったから義務が生じるのではなく、社会
に貢献する取り組みをしているからこそ高貴である、そんな逆説的な意味にと
らえられたら素晴らしい。(これは、田坂さんの本に書かれていた逆説的理解)

自分の会社は、どこを向いているだろうか・・・・。


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<オススメ度>

   ★★★★★+LOVE ME COMPANY

<読んで欲しい方>

   ・愛される企業を目指したい方
   ・愛される企業とは何か考えてみたい方
   ・社会に対して何ができるか考えたい方

<欲しくなっちゃった方は>

   ・アマゾン  http://tinyurl.com/2maufn  (日本の方) 17,731
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd  (アメリカの方)

Posted by webook at 15:45

2007年06月28日

小さな会社の社長のための問題解決マニュアル ~ 福島正伸 + 100冊倶楽部


   あきらめちゃいけない。

書籍情報

小さな会社の社長のための問題解決マニュアル
福島 正伸
PHP研究所 (2007/06/23)
売り上げランキング: 391


本のひらめき

経営資源といえば「人・モノ・金、そして情報」などと言われている。確かにそうだ。しかし、福島さんは、これらの他に無限の経営資源を私達は誰もが持っているという。それは「知恵と努力」。ありふれた言葉なのに、福島さんがそれを語りだすと、とっても心躍るものになるのはナゼなんだろう。

この本では、小さな会社の社長さんが「本当に困ったときに」どうすればいいのか、その心得と処方箋が語られている。心を捉えて離さない福島さんのメンタリング・メッセージが、いっぱいの本だ。

事業の悩み、従業員の問題・・・どんな会社も様々な問題に直面する。そして、これはもうどうしようもない、と思うときがある。そんな時、この本は光をもって語りだす。

「どんなときも手法は無限にある」、「万策尽きた時、あきらめないという名案がある」という福島さんの言霊を、感じてみたい。経営者だけでなく多くのビジネスパーソンにも読んで欲しい、僕のイチオシの一冊!

資金に関する問題、新規事業、人材育成、経営に関する問題など、具体的な問題に対し、福島さんがなるほど!とうなる対応策を指南してくれる。ほんとうに困ったとき、本書を読めば、もう少し頑張ってみるかという元気と、「その手があったか!」というヒントがもらえる。

窓際の本棚と瀬戸際に、必須の本である。


僕の思いつき

モノは考えようである。行き詰ったと感じても、それは気持ちの問題だと福島さんはいう。そして、「どんなときでも手法は無限にある」とも。

福島さんが言うと、この言葉は、言霊になる。

「できそうもない」と思った時点で、できなくなってしまう。失敗とは、あきらめたときはじめて失敗になる。あきらめなければ、かならず成功する。

頭の後ろで、福島さんの声がこだまのように聞こえるような気がする。

本を読むこともすばらしいけれど、さらに、生の声でメッセージを受け取ることもまたいい。

福島さんのセミナーにいってみよう。



オススメ度

★★★★★+不可能はない!

読んで欲しい方

・そんなのできっこない、って思った方
・もう打つ手がない・・って方
・あきらめそうになってる方

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2007年06月01日

コアラ社長の経営戦略 ~ 小原隆浩 + 伝ちゃんオンエアー

   地方都市で成功する!

書籍情報

コアラ社長の経営戦略―どうすれば地方でNo.1になれるか
小原 隆浩
週刊住宅新聞社 (2007/02)
売り上げランキング: 3950


本のひらめき

岐阜県多治見市。ここにちょっとユニークな不動産会社がある。マルイ不動産という。小原隆浩さんが社長で、人口10万の地方都市、多治見市でNo1不動産会社になっている。

 http://www.maruifudousan.co.jp/

今日の本は、その小原さんが出した本。小原社長だからコアラ社長なのだ。笑

ネーミングや電話番号の決め方、立地、お金のかけ方など「起業戦略」にはじまり、キャラクター、ラッピングバス(バスの全面広告)などの「広告戦略」IT戦略、営業戦略、人材戦略など、ちょっとしたことでも「なるほどぉー!」とお役にたつ秘訣がいっぱい公開されている。

たとえば、DM広告のうち方。ほとんど開封もせず捨てられることが多いDMをいかにして開けてもらうようにするか・・・・粗品を入れたり、チリンチリンとなる鈴をいれたり・・様々な工夫がある。

半歩先のトレンドを読むには、東京へでかける。そこにはちょっと先の動きがある。それを感じて地方で生かす。これを、タイムマシーン効果と呼ぶ。

また、給与明細に社長のメッセージを同封する、社員旅行は海外にいく・・・など楽しい工夫がいっぱい。特に海外社員旅行は、関連会社の方に協力してもらって、めちゃ楽しいサプライズを用意するなど、あらゆるものを愉しんでやっている・・・。

起業家、中小企業経営者などの方、おすすめの一冊。


僕の思いつき

毎月ある定例の行事。会議でも給与明細でも懇親会でも・・・なんでもいいんだけど、それらを前代未聞の面白いものにする工夫をいつも考えてると、つまらないことも楽しくなる。

こうしたMosoは、ランチなどを利用して皆で盛り上がってやるといい。それには、ちょっとしたファシリテーションがあると効果的。そこで・・・

  「会社をぐんと面白くするMosoコンサルタント」

を開業しました。ご相談のある方は、こちらへ

     ↓

  Mosoファクトリー
  代表 松山しんのすけ (Moso系専任コンサルタント)
  メール webook@yahoo.co.jp
  
あ、これ、マジ。


オススメ度

★★★★+コアラのまち

読んで欲しい方

・会社をぐんと面白くしたい方
・半歩先をいく事業運営をしたい方
・社員がいきいきとする会社にしたい方

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2007年05月06日

ビジョナリー・ピープル ~ ジェリー・ポラス他 + 整理整頓


   どうせ目指すなら、爽やかな大富豪になろう!

書籍情報

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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217
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ビジョナリー・ピープル
ジェリー・ポラス スチュワート・エメリー マーク・トンプソン 宮本 喜一
英治出版 (2007/04/07)
売り上げランキング: 217

本のひらめき

「ビジョナリー・カンパニー」というポラスの前作を読まれた方は多いと思う。この本は、その発展形として、人にフォーカスをあてた本である。

ビジョナリーピープルとは、人が何といおうともどんなに困難が待ち構えていようとも、そこに意義をみつけて突き進む人。自体を切り開き、世界に衝撃を与え続ける人。そういう人々を指す。たとえば、ネルソン・マンデラのように。たとえば、ハーブ・ケレハーのように。例えば、モハマド・ユヌスのように。

本書は、たくさんの人にインタビューを行い、そこから共通する特性を3つの本質的な要素として抽出している。

一つ目は、「意義」。自分にとっても社会にとってもその意義が認められるものでないと続かない。
二つ目は、「思考スタイル」。人一倍の責任感、大胆さ、情熱、そして責任をともなった楽観主義。
三つ目は、行動スタイル。偶然を必然に変えてしまうような不思議な行動力がある。

登場するのは、ビジネス界ばかりではなく、思想家、政治家、学者などさまざなな分野の人である。あー、この人も出てきた~みたいに、知り合いに出逢うような楽しさがある。


僕の思いつき

チクセントミハイ博士もフロー体験のことも登場した。

 自分がしていることに、それが何であれ、どっぷりと浸かりきり、時と場所 を完全に忘れ去っているとき、フロー体験をしている、ということになる。

義務感や追い立てられるような目標意識でやるものとはちょっと異質なものだ。

自分の知っている人が、どんなふうに特徴づけられているのかを、味わってみるのもいいね~。


オススメ度

★★★★☆+ビジョナリー

読んで欲しい方

・世界の成功者にふれてみたい方
・自分も成功者になりたい方
・意義ある人生をおくりたい方

Posted by webook at 15:54 | TrackBack

2007年04月28日

とっておき京都 ~ 中村寿男 + 中村さんに乗せてもらえる?!

歴史の深みと、おもてなしの暖かさ・・・


書籍情報

とっておき京都―No.1ハイヤードライバーがこっそり教えます
中村 壽男 すげさわ かよ
祥伝社 (2007/04)
売り上げランキング: 7847

本のひらめき

京都。日本が誇る古都は、学生時代にちょっとだけ立ち寄っただけで、実はほとんど未知の世界。ぼくにとっては、京都といえばまぐまぐ発生の地・・のほうがピンときたりする(笑)。はずかしながら、金閣寺、龍安寺、二条城・・など、歴史の教科書やガイドブックに登場する名所旧跡をナマで見たことがない。(あー、なんともったいない)

よし、京都に行こう・・・と思ったとき、まさにうってつけの本が手元に届いた。それが今日の一冊。京都MKハイヤードライバーの中村さんがご自身の経験や蓄えてこられた知識を総動員して、とっておきの京都を案内してくれる本だ。中村さんといえば、TV番組でも紹介されたナンバーワン・ドライバーの方。その方がこっそり教えるとっておきの京都は、味わい深い。

なぜ、中村さんのハイヤー観光は人気なのか・・・。その一端がコラムに紹介されている。お客様の昼食時間を利用した「絵葉書つくり」である。カラーペンを使い一日のコースを手書きイラストで書き、帰り際にプレゼントするのだそうだ。素敵なプレゼントだ。もちろん、中村さんの素敵なサービスはこれだけじゃない。心に寄り添った素敵な観光ハイヤーは世界に自慢できる日本の誇り。

英国バースでの英語研修などもうけ、京都育ちの地の利も活かし、そして心のこもったホスピタリティのサービスを受けて感動しない人はいないだろう。ハリウッドの俳優などからご指名があるのもうなずける。これまで、スピルバーグ、トム・ハンクス、リチャード・ギアなどの俳優などが中村さんのガイドを楽しんだという。

本書は、そんな中村さんのガイドを楽しみながら、京都の町を散策できる。もしこれから京都に行く方がいたら、旅行ガイドブックよりもこの本をお薦めしたい。そこには、人のぬくもりと歴史の重みを併せ持つ独特の中村ワールドがあるから・・・。

二条城に始まり、石庭の龍安寺、円山公園のしだれ桜、時代祭り・・・などなど、中村さんの語りに案内される京都をめぐる旅は素敵な「とっておき」がたくさんある。

歴史の重みとおもてなしの深さを感じる一冊。
きっとあなたも、京都が好きになる。


僕の思いつき

中村さんが、大切にしていることがいくつか紹介されているが、鉄の掟というのがある。それは「匂い」。タバコはもちろんすわないし、食べ物も焼肉、餃子、ペペロンチーニなど匂いそうなのは一切御法度とか。最近は加齢臭にも気をつけるという念のいれよう。やはりプロは、とことんこだわるところが違う。

そんな中村さんだが「お客様にとって何がいちばん快適かを見極めるのは、永遠の課題です」とあくまでも謙虚なことをおっしゃる。

京都には、お逢いしたい方がいっぱいいるねー。それでは、京都に中村さんを訪ねて、インタビューの旅とまいろう・・・。(まじ、いってこよ。Mosoツアー企画第3弾!)

東京MKから独立されたアイサンクスの素敵なサービスも感動的。西に東に、素敵なサービスがいっぱいだねぇ。


オススメ度

★★★★★+とっておきのドライバー

読んで欲しい方

・京都に行きたい方
・中村さんにあいたい方
・MKタクシーが好きな方

Posted by webook at 20:44 | TrackBack

2007年04月06日

リクルートのDNA ~ 江副浩正 + 元会計士さん公演!

   源流を見る・・・


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●今日の一冊:【リクルートのDNA】

   起業家精神とは何か

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   |江副浩正/〔著〕
   |角川書店|2007年03月
   |ISBN:4047100870|686円|215P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

リクルート事件、というのがあった。未公開株を政治家に賄賂として配ったと
いうもので、1988年のこと。首謀者として逮捕されたリクルートの創業社
長である江副氏。本書の著者である。

一兆8000億円もの借入金を残して、創業した会社をさることになった江副
氏ではあるが、リクルートという会社に根付いた社風やマネジメントスタイル
は、DNAとして受け継がれた。その後、社員たちががんばり、借金を返済し
現在は、実質負債ゼロ。しかも、売上高利益率30%という超優良企業でもあ
る。

リクルートの卒業生をみるとそうそうたる人たちがいる。杉並区立和田中学校
長の藤原さん、i-Modeを世に出すときに活躍した松永真理さんなどなじみの人
をはじめ、上場企業の社長になったひとは20人ほどになるという。知り合い
の方にもすごい方がいっぱいいる。人材輩出起業のゆえんである。

そんなリクルートの創業当時からの会社の作り方、育て方を回顧する本である。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というモットーも、江副
さんが自ら考え出したものという。

失敗もいくつかあるが、いい雰囲気といい仕組みがあると、会社は(人は)ど
んどんガンバル。社員皆経営者主義、会社の中に会社がいっぱい、社内報、早
期退職者の卒業式など・・・ユニークなしかけは、ずっと昔からリクルートに
はあったようだ。

面白い会社のヒントをこの本から得てみたい。


<僕の思いつき>

自社の誇れる遺伝子はなんだろう・・・
これから残したい遺伝子をつくるとすればどんなものが欲しいだろう・・・

みたいなことを考えてみるのもいいね。
誰の許可もいらない。Mosoもいい。

そして、できたら、それは誰かに話してみたい。

こんな会社にしたいんです!って。


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<オススメ度>

   ★★★★☆+企業遺伝子

<読んで欲しい方>

   ・会社の風土を面白くしたい方
   ・愉しく頑張れる会社にしたい方
   ・後輩に残したいものがある方

Posted by webook at 13:44

2007年01月29日

ゾウを倒すアリ ~ 廣川州伸 + 天才性?

   考えるアリ。


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●今日の一冊:【ゾウを倒すアリ】

   空を飛び、時間を越える戦略で戦おう

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   |廣川州伸 著
   |講談社|2007年01月
   |ISBN:4062820420|1,400円|229P
    --------------------------------------------

<本のひらめき>

巨像のような大手に負けず独自ビジネスを進めるアリのような中小企業15社
の物語。

一対一の人間的な関係性を重視して顧客の心をつかんが居酒屋チェーン、お客
さまの「困ってるんです」に答えるしかけで下請け体質を脱したバネメーカー、
独立宣言で観光イノベーションを果たした温泉町、役人の暴論にドイツを巻き
込んで逆襲したカモミールの輸入業者などなど、へぇーという元気な中小企業
がいっぱい登場する。

そこには、人間力で勝負するビジネスモデル、地域密着で勝負するビジネスモ
デル、海外とも連携するグローバルなやり方など、それぞれ特徴がある。

著者は、これらの企業をアリにたとえ、巨像にも立ち向かえる中小企業を紹介
している。そして、最後に「情報」や「コンセプト」といった智恵をフル活用
する4次元の経済学で結んでいる。

これまでの規模やシェアで圧倒するやり方ではない新しいビジネスのやり方が
注目される時代になってきた。ブルーオーシャン戦略などの本もあった。

すでに成功しているこれらの「すごい!アリ企業」から学ぶことは多い。


<僕の思いつき>

本書に登場する企業は、あえてN社とかI社長とか匿名にしてある。ビジネス
雑誌などで聞き覚えのある会社もあって、ははーん、あの会社のことだぁ・・
なんて思ったり、どこだろうこの会社、知りたいな・・なんて思ったり。

で、ここはやはり、もっと詳しく実名も含めて知りたいもの。

ということで、廣川さんにはセミナーで熱く語っていただくことにいたしまし
ょう。

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<オススメ度>

   ★★★★★+四次元の経済

<読んで欲しい方>

   ・独自のポジションを獲得したい方
   ・強い中小企業にしたい方
   ・自由度が高いビジネスをしたい方

Posted by webook at 11:27

2006年10月29日

商いの原点 ~ 荒田弘司 + ホノルルマラソン

 商いの道、何にても新法工夫可致候 (商売記より)

書籍情報

本のひらめき

現在の三越、そして三井グループは、寛文13年(1673年)に溯るという。伊勢松坂の商人、三井八郎兵衛高利が、江戸本町1丁目に呉服店(越後屋)を開店したときである。
数年の後、江戸屈指の大店(おおだな)に成長する。今でいえば、ITベンチャーが時価総額x兆円となり、六本木ヒルズにオフィスを構えている・・といった趣だ。当時の作家、井原西鶴が「日本永代蔵」にその新しいビジネスのやりかたを絶賛している。(ちなみにこの本は、日本の経済小説の原点らしい。)

何が新しいかといえば、それまで掛売りの商習慣を、現金即金払いにしたことだ。当時、現金売りは小さな小売店では普通だったが、大きな店では「掛売」が一般的だったようだ。つまり、資金がいっぱいあるからできる・・というブランドにもなっていた。そこで、越後屋は現金取引を始めたのだがそこにちょっとした新法工夫があった。

 現金取引でお願いします、そうすれば掛売りと違って、利息を足さなくても
 よい分、お安くできます。

顧客とお店にとってWIN-WINをアピールしたという。また顧客が望む分だけ切り売りする方法、顧客に来店してもらう方法・・など当時としては斬新な発想と創意工夫があったようだ。

本書は、三井、三菱、住友、安田・・・など現代の財閥系の家祖をたどり、その経営哲学を家訓から学ぼうというもの。歴史は繋がっているという不思議な感覚を味わえ、ビジネスのためにもなる。オススメ本。


僕の思いつき

店内分業、仕立販売、現金正札売など、今では誰でも知っているやり方も、はじめてやった人がいる。

モノを運んでレジで精算、車にのったまま買い物をするドライブスルー、飛行機の中でお土産を買う、小包の宅配・・・よのなかには様々な便利な方法がある。こういうのも、はじめて思いついてスタートした人がいる。こういうのはすべて、顧客満足のために頭と知恵を使ったものだ。

改めて、あーいうのはどうやって思いついたんだろう?なんて考えてみてもいいねー。結構苦し紛れで編み出されたものもある。

困っていること、苦境に陥っていること、もうあかん・・と思うことがあったら・・・・ビッグチャンスかもしれない。



オススメ度

★★★★☆+商売の原点

読んで欲しい方

・ビジネスモデルを変えたい方
・事業を起こしたい方
・世のためになることをしたい方

Posted by webook at 16:42 | TrackBack

2006年10月17日

強い会社をつくりなさい ~ 小山昇 + 一新塾

   強い会社は、個人が活きている

書籍情報

強い会社をつくりなさい
小山 昇
阪急コミュニケーションズ

本のひらめき

株式会社武蔵野。ダスキン事業から様々なNo1事業を展開しているユニークな会社である。http://www.musashino.co.jp/

社長の小山さんが、その経営哲学から、経営者はどんな発想が必要か、社員は何を考え行動すべきか・・・などビジネスマンの心得を語った本である。

どちらかといえば失敗から学んだという(謙遜含む)ビジネスの基本がある。仕事の心得、時間の心得、お金の心得、コミュニケーションの心得、非常識の心得などなど。

 チャンスを逃すのは致命傷。まず、手を上げる。それから考える。

 名刺を出し惜しみしない。お客様に名刺の貯金をさせる。

 経営に管理は必要。しかし最小限にとどめたい。我が社の総務は社員一人。

 2番、3番ではダメ。目指すはNo1.

などナルホドがいっぱい。まずは環境整備で日本一。次はITに特化し、ボイスメールで日本一、emailで日本一、グループウエアで日本一・・とNo1にこだわる戦略がすばらしい。社員も誇りをもてるから・・・。
どんな小さなことでもNo.1をめざすことが大切だという。

気付きがいっぱいの本。


僕の思いつき

小山さんは常々、社員にこう言っているという。

  会社の一人一人が「あなたは素晴らしい」と名指しで言われるように
  なってください。そうなることが大事なのです。

そう、いまや企業ブランドにぶら下がる時代は終わり。個人がブランド化して企業ブランドをコラボレーションするような時代。

個人をもっと売り出すような工夫を人事の人はすべきだねー。とくに大企業の方は・・・。コンプライアンス、個人情報管理・・・と内向きマネジメントも重要だが、もっと個人を外に売る工夫も同時にやってほしいところ。

そのあたりのバランスは、大きな企業ほど薄い。人事部さんがんばってねー。



オススメ度

★★★★☆+はたらく

読んで欲しい方

・楽しい仕事をしたい方
・仕事がすきな方
・わくわくして毎日すごしたい方

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2006年10月14日

負けるな町工場 ~ 中里良一 + ユヌスさんノーベル賞

好きかどうか・・・一番の判断ポイント

書籍情報

負けるな町工場―ハンデをプラスに変える発想法
中里 良一
日刊工業新聞社
売り上げランキング: 210,241


本のひらめき

中里スプリングの話は、ある知り合いの方から伺っていた。群馬県にあるちょっと変わった会社・・・そこでは、優秀社員に会社の設備や材料を使って好きなものを作る権利や、いやなお客様を断る(切る)権利がもらえるのだとか。

なんだか楽しそうな会社!

本書は、二代目社長の中里さんが、自身の思い、中小企業経営者への提言などを語ったものである。

町工場といえば3K、暗い・汚い・きついの3K職場の代表格。いつのまにか「産業構造の底辺にあり、下請け、孫受けの仕事をこなす末端の製造業」という意味あいになってしまったという。そして著者は思う。著者は3Kを別の意味に考える。「企画力がない」「既成概念から抜け出せない」「希望がない」この3Kから抜け出すことが町工場の未来に繋がるという。

他社の嫌う仕事を積極的に受け、特殊加工や設備機材の特殊化などニッチ戦略で成功し、中里ブランドを確立した。いわゆる規格ばねシリーズだ。数量は少ないが「一時間でも早く」欲しいといった緊急品のばねをそろえ、顧客ニーズに対応したのが最初だったという。

また会社経営、とくに人の活用という点では、とてもユニークなものがある。高い目標をコミットさせ、ノルマを達成したら金一封・・といったアメムチ式の思考回路とは一味違う世界がある。なにしろ、顧客を選ぶ判断基準は、儲かるか、大口か、といったものではなく「なんとなく好きか嫌いか」という実にファジイなものだ。ファジイだからこそ、実は高感度でもある。好き嫌い、楽しいかどうか・・・そんな雰囲気のマネジメントは楽しそうだ。

なんだか中里スプリングには、不思議な空気があるらしい。本を読んで、現地に行ってみよう。


僕の思いつき

中里さんは、独特の経営思想がある。利益についていえば・・・

 利益は会社が肥える(大きく)なるためのものではない。社員や経営が楽し
 く有意義に仕事ができるようにすることに使うべきものである。私はそう信
 じて疑わない。

だから、右肩上がりでドンドン行けではなく、社長も社員も楽しく仕事ができ好きな取引先に全力投球できることこそ大事だという。

売上と利益を前年対比○%増・・・なんてのを株主にコミットしている企業はよくあるが、それは幸せなんだろうか・・・とふと思う。中里スプリングで行われているビジネスは、たぶん新しい世紀の新しいビジネスのやり方に違いない。

だからこそ、一番頑張った社員に贈られる「会社の設備と材料を好きにつかって自分の好きなものを作れる権利」なんてのがある。

また、楽しい会社をめざすのなら、毎年でも、3年に1回でも利益の一部を会社の什器備品の取替えに使ってみる九台の器量が欲しい・・・という。賛成!

楽しくする工夫・・・これこそがヤルキとモチベーションの元になる。さぁ、そういうのを考えてみようねー。

 ■半日、会社の外で何をしてもいい権利。
 ■1日、Googleとかにいって見学できる権利
 ■1週間、社長秘書をできる権利

などなど。


オススメ度

★★★★☆+JOYの会社

読んで欲しい方

・楽しい仕事をしたい方
・仕事がすきな方
・面白い仕事しかやりたくない方

●今日のおまけ:( ムハマド・ユヌスさんやったね! )

 先日、紹介した「ムハマド・ユヌス自伝」には、グラミン銀行が生まれた
 背景が詳しくかかれている。

 10/4のジェイカレッジ報告会でもちょこっとグラミンの話をした。
 参加者の方から、共感の感想と、ユヌス氏来日予定があるというお話を
 うかがい、とてもうれしかった。

 ノーベル平和賞のニュースに、狂喜乱舞。そーこなくっちゃ・・である。
 日本にユヌスさんが来たら、会いに行こう・・・

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2006年08月07日

あなたの起業成功させます ~ 小出宗昭 + 書道楽

挑戦すること自体が尊い

書籍情報

本のひらめき

このごろ、静岡が熱い。空港ができる、新規航空会社も準備が進んでいる、そしてSOHO静岡がある・・・・。

同じ静岡県でも市によって特徴があるらしく、本田、スズキ、ヤマハなど世界的企業を生んだ浜松市は「やらまいかの浜松」、方や静岡市は、「やめまいかの静岡」と呼ばれていたという。
(やらまいか=やってやろう、やめまいか=やめとこうよ)

しかし、いまやその静岡もSOHOしずおかの注目度アップで、ずいぶんとその名誉も回復されてきたらしい。

本書は、SOHOしずおかという、静岡県内の起業家支援施設の物語である。行政が出資・運営する施設。へたをするとハコモノ倒れに終わっていたかもしれない。ところが、どんなモノ、コトでも「人」によってガラリと変わる。

SOHOしずおか開設の一週間前に辞令をうけたのが、銀行マンの小出さん。一人出向である。誰も、何をどうするのかわかっていない・・・そんな状態で放り出された(失礼)小出さん。持ち前の熱い気持ちムラムラで、全国区のインキュベーション事例になっていく。
 http://www.soho-shizuoka.gr.jp/index.cfm

本書は、その活動と情熱の記録だ。

本気の対応と、とことん行動。これが起業マネージャー小出さん流のやり方だ。

はじめは相談に来る人もまばらだったのが、5年で月に1000人もの人がくるようになった。それは、小出さんの情熱と行動力が大きく影響している。

最初の成功は、入居者の一人マーケティングプランナーの佐藤猛さんと地場産業の水鳥工業とのコラボレーションだったという。(体操の水鳥選手とは関係あるのかなぁー)
 http://www.mizutori.co.jp/
その後、マスコミも注目し雑誌やTVへの露出も盛んだ。

後半にあるソフィアバンク副代表の藤沢さんの言葉が小出さんの活動をとてもうまく表現している。

 入居者(ベンチャーの卵)を支援される側ではなく、支援する側の人材に
 してしまっている。

こうした巻き込み型の活動は、モチベーションをぐんと上げる。
静岡にいってみよう。


僕の思いつき

JSEFのお仲間で、いつかお会いしたい方リストに入っている小出さん。
いよいよお会いすべき時期が近づいてきたのかも・・・。

小出さんは起業成功の秘訣は次の3つだという。

 1)売り(オンリーワンの要素)
 2)情熱の持続
 3)さくっとした行動力

1)は智恵、2)は心、3)は汗だね。

さて、何かやりたくなったあなた、静岡にいってみる? 笑



オススメ度

★★★★☆+本気熱

読んで欲しい方

・事業を始めたいと考えてる方
・起業支援に興味ある方
・ニッポンを元気にしたい方

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2006年08月02日

あと5センチ、夢に近づく方法 ~ 渡邉美樹 + 王監督、退院!

起業の心・・・

書籍情報


本のひらめき

ワタミ。けっこう好きである。なかなか美味しいしお値段がとってもお得。
最近は、ワタミフーズは、WATAMIと名を変え、外食産業だけでなく、環境や介護の世界にも展開している。

渡邉美樹さんの、仕事の思想がすばらしい。

企業理念の「地球で一番のありがとうを集めるグループになりたい」
なんて、なんて素敵なフレーズだろう。

ビジネスにお金を儲けるという要素は必須のことだが、それに慢心してしまう人、それにどこまでも突き進んでしまう人、そして、それをいつか世のために使おうと転換する人。どうやら、渡邉さんは第3の人である。

本書は、起業を目指す人、起業相半ばの人などにむけ、質問に答える形で、渡邉さんが、ビジネスに取組む思いを語ったものである。

2000年に刊行された「前略…。 青年社長・渡邉美樹が贈る30通の返信」の文庫化した本である。しかし、6年の時を経てもまったく色あせない内容は、そこにゆるぎない仕事の思想、ビジネスの思想があるからだ。

具体的な指南になるほどとうなずくもよし、深い思いに響くもよし。

おすすめ!


僕の思いつき

起業を考えているなら、ちょっと読んでおくといい。
会社勤めでも、参考になる考え方や思考法がある。

何を思って、仕事をするか・・・そんなところを、まとめておくといいね。



オススメ度

★★★★☆+世界一のありがとう

読んで欲しい方

・世の中に役に立つ仕事をしたい方
・起業に興味ある方
・自分を元気にしたい方

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2006年06月14日

ちょっとアホ!理論 ~ 出路雅明 + 生茶(5月2日)

アホ!が世界を救う!?

書籍情報


本のひらめき

アホちゃうか!。これは関西言語圏で使われるびみょうな言葉である。
ほんまもんのアホは、どうも仕方がないのだが、ちょっとアホは、なにやら
とても面白いことが起きるらしい。

古着屋ショップのすばらしいアホ物語について書かれたこの本は、僕の感性
をビビビっと異常なまでに刺激してくれた。

たった1台のワゴンから始めて、若者向けのカジュアルショップを展開し、
7年で年商35億円にしたやる気満々の青年がいた。しかし、燃尽症候群に
陥り、創業者の著者は「隠居じじい」のようになってしまう。なんとかしよ
うと「中期計画」「社員教育」「マーケティング理論」「人事考課システム
」「顧客管理システム」などいろんなものを導入して挽回を図るが、すべて
が裏目。倒産の危機、家族の病気、自分も胃潰瘍・・・と弱り目に祟り目。

そんな折、ふと心の中でおきた開き直り。別に殺されるわけじゃないし、ど
っちみちやるんだったら“楽しくやろう!”という希望の光を見出す。
すべての判断基準を
  ▼ 正しいか、正しくないか/良いか悪いか/すべきか?しないべきか?
ではなく
  ▽ 楽しいか、楽しくないか?
という実にシンプルなものに切り替えてしまった。常識人を抜け、ちょっと
アホになったのである。さぁ、ここからが快進撃。この模様は、本書で十分
堪能していただくとして、サワリを少しだけ。たとえば・・・

従来の中期経営計画発表会なんてお堅くてつまらないのはやめて、「やった
るで総会」を開く。そこでは、ちょっとアホ!な面白い目標を宣言する。
また、経営理念もよくあるまじめーでかたーいものはやめて、「元気に、明
るく、ちょっとアホ」なんて言葉がならぶ楽しいものに変えてしまった。
ヒュマンフォーラム新聞で、「ちょっとアホ」の楽しさを伝え、楽学塾とい
う社内研修の場で創業者(著者)の「ちょっとアホ」を生で伝える。
なんてことをしながら、社員がとことん楽しみ、お客様もまきこんで面白ろ
がってしまうノリを爆発させていった。 http://www.humanforum.co.jp/

もう、ほとんとMosoのノリである。読んでいても楽しくて仕方がないよ
うな雰囲気が伝わってくる。(いーなぁ、こんな会社!)

働くとは何か、会社はどうあったらいいのか・・なんて考え始めた方、ぜひ
この本から「ちょいアホ」のエキスと、Mosoの楽しさをもらっちゃおう。 

ジェイカレッジ初の「ちょっとアホ」講演、決定! イェーイ!


僕の思いつき

競争優位になるために「差別化」したい・・そんな企業は多い。やれ最新のIT
技術を入れて、斬新で超オリジナルな商品開発をして・・・と、まじめなコン
サルタントなら数字や分析グラフを駆使してそう言うに違いない。

それは正しい。しかし、面白いか?それ? という疑問が、本書のイチバンの
メッセージだ。社員が面白く、楽しく、そしてお客さんもいっしょに喜んでく
れるような、そんな製品やサービス。それは、楽しい仕事やわくわくして働く
社員からしか生まれない。

ちょっとアホ、にならないとそれはできないのだ。そう、Mosoである。
本書の最後に出路さんのロールスロイス物語がある。「もう完全に“ちょっと
アホ!”の妄想です」とあった。うしうし。Moso!Moso!

Moso製作所株式会社構想に取り入れたい楽しいしかけがいっぱいあるねぇ。



オススメ度

★★★★★+ちょっとアホ!のすすめ

読んで欲しい方

・仕事を楽しくしたいと考えてる方
・ちょいアホに興味ある方
・仲間と楽しく仕事したい方

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2006年05月21日

スープで、いきます ~ 遠山正道 + 青色申告ソフトの悩み

   社員でもあり社長でもあるという働き方。

書籍情報

本のひらめき

スープストック東京(Soup Stock Tokyo)を、最近よく見かける。
  http://www.soup-stock-tokyo.com/popup/book.html

こってりとして具沢山。食事になるスープのお店である。現在34店舗を数え、なかなか人気らしい。先日の「すごい!ランチ会議」でも、テイクアウトをもってきた方がいた。

本書は、そのスープストック東京の起業物語である。著者は、今も現役の商社マン(三菱商事のビジネスマンである)であり、そしてスープストックの創業者でもある。だから正確には社内企業物語である。

著者は、「人生で配られる勝負カード」が2枚あったという。
「三菱商事の社員であることと、アートワーク(タイルに抽象画を描き個展を開いている)」この2枚である。しかし、なかなか個人性と企業性は一致しない。そこで、著者は情報産業グループから小売や食の世界へベクトルを向ける。

ケンタッキーフライドチキンへの出向し経験をつむ中で、ある日「女性が一人でも入れるスープのお店」をひらめく。本書は、その後の企画、立ち上げ、苦労、そして成功の軌跡を、著者自身の言葉で綴ったものだ。

企画書がものすごく楽しい。「スープのある日」という物語形式の企画書だ。97年に書かれたその企画書が、そのまま掲載されている! 空想で書かれたその「未来予想図」は、なかなかリアリティがある。Mosoもこういう風にリアルにいけたら面白い。

瀬戸際のピンチや、スマイルズ(著者の会社)のユニークなオペレーション(ファミリー制度など)は、本書で読んでいただくとしよう。

社員旅行で著者が仲間に伝えたコトバが素晴しい。一人一人に心をこめたメッセージを読み上げ(朗読し)たあと、最後に締めくくった言葉だ。

  私自身は、父から夢を、母から優しさを、三菱商事から信用と誠実さを
  もらいました。そしてスマイルズの仲間たちには、友情と信頼と能力と
  努力があります。スマイルズの仲間たちが一つになって、これからも
  世の中に新たな提案をドンドン行い、そして世の中の体温を少しでも
  上げるお手伝いをしていこう。われわれには必ずそれができると信じて
  います。

いわゆるサラリーマンとして働いている多くの方も、この物語を読んで元気をもらってみよう。


僕の思いつき

本書のもっとも興味深いとろこは、新規ビジネスの企画書である。なんと、物語風になっている。(いいねぇーこういうノリ)
そのフルバージョンも本書には掲載されている。

こういうユニークな企画書には実は伏線がある。著者の遠山さんは93年ごろ電子メールの効果と普及をねらったある物語を書いた。

「二村課長の電子メールのある一日」と題されたものだ。電子メールやインターネットで生活や仕事の仕方がこんなにかわるよというもの。宛先が楽しい。
 <このタイトルに興味のない全ての人々へ>

これはかなり好評となり、当時の三菱商事の槙原社長にも読まれたらしい。

何か企画を考えているなら、物語という手法をちょっと試してみたいね。



オススメ度

★★★★★+熱病

読んで欲しい方

・社内で新規ビジネスを立ち上げたいと考えてる方
・ベンチャーに興味ある方
・会社や組織を元気にしたい方

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2006年03月23日

まずは小さな世界で1番になる ~ 江村林香 + 河合由紀さんセミナー

書籍情報


本のひらめき

著者の江村さんは、2003年にお会いしたことがある。僕の出版記念セミナーにおいでいただいた時だった。とても元気のある活発な方だなーというのが印象だった。飛行機会社をやりたい・・・とおっしゃっていて、いろいろお話したのを覚えている。当時はタクシー会社の社長さんだった。

そして、ふと本屋でみた本になんと江村さんのお写真が。おっ!これは!と即購入。あの江村さんが何を考え、どんなふうに事業を起してこられたのか・・じっくり拝読することができた。

なるほど。江村さんの成功と成長のヒミツはこれだったのか! というのがこの本に書かれている。とても元気がでる内容だ。

 鶏口となるも牛後となるなかれ

お父さんから教えられた人生の格言だという。高校の時、それを実感。偏差値をワンランク落とした学校に入り、そこでトップになる。それまでオール3だった少女は「鶏口」のポジションを得たわけである。

社会に出てからの江村さんは、まさにこの格言どおりの戦略で勝ち続ける。

 自分が一番になれる場所を探す。

ことが大事。そしてまた

 自分を必要としてくれる場所を探す。

ことも重要だという。ふむふむ。

音楽派遣業のエルパ。 
 http://www.music-lpa.com/
インターネットでタクシーバスを予約できるヒュマンビークル。
 http://www.tabiashi.com/hvstyle.html
赤坂を拠点にする観光ハイヤーのアウテック。
 http://www.outech.co.jp/
などを立ち上げ軌道に乗せた後、ローカル路線を飛ばす航空会社の社長に転進
する。http://www.airtransse.com/

すごいなぁーと感心するその経歴を支えたノウハウは、じつは、すぐにもマネできそうなシンプルなことが多い。

  思いは口にして書く
  何をしたいかと同じくらい大事な「いつまでにしたい」
  ウィルはスキルに勝る
  プランの合否は、儲かるか、明日実行できるか

など・・・うーん、これイタダキ!みたいなのがいっぱい。


僕の思いつき

江村さんに会いに、函館にいこう!
でもって、ジェイカレッジにも来て頂こう!
きーめた。(函館に一緒に行きたい人、募集します)


オススメ度

★★★★★+鶏あたまの学校

読んで欲しい方

・事業をはじめたいと考えてる方
・起業に興味ある方
・自分を鼓舞したい方

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2006年03月16日

「へんな会社」のつくり方 ~ 近藤淳也 + ロングテールの続き

常識には→はてな?

書籍情報

「へんな会社」のつくり方
近藤 淳也
翔泳社 (2006/02/13)


本のひらめき

近藤さんに会ったのは、たしか3年ほどまえ。ソフト化経済センターでその年のいかがわしい会社大賞?(ソフト化賞)を受賞されたときのこと。二回目は昨年、百式の田口さんの会議でのこと。

はてなというサービスが立ち上がり、みんなが「?」って「!」だよねって思いはじめたころだ。

本書は、はてなの創業者、近藤さんがご自身の情報や常識に対する考え方や、株式会社はてなの経営の模様などを語った本である。

「ウェブ進化論」の梅田望夫さんのあとがきも読み応えがある。

情報共有とは「私のこと」を「あなたと私のこと」に変えること・・という考えで、事業も社内の運営もとてもユニークなものがある。

例えば、会議はたって行ったり、プログラミングはペアで行う(ペアプログラミング)、開発合宿(山荘など)、他の会社とオフィスを交換するなどなど。

ITの先端企業だから、さぞやすごいデジデジしているかと思えば、とても人間チックなのだ。

進行管理も「あしか」と呼ばれるメモ紙ベースのやり方だ。これは写真もありへぇーこんな風に・・・と、はてなの雰囲気が良く分かる。

オープンというのがキーワードだ。開発の完成度50%くらいで公開し、ユーザーとコラボで精度を高めるやり方など、なかなか面白い。

梅田氏が言っているように『不特定多数無限大を信頼する心』を過剰に有している会社・・それが、「はてな」である。


僕の思いつき

近藤さんは、どうやら子どものころから、『常識』を疑い、いつものやり方に疑問をもつ少年だったようだ。「権力」と「情報隠蔽」に敏感になるようになった・・・と述懐している。

「ルールなんていうのは、たくさんある可能性の中の単なる一つに過ぎない」というのはなかなか至言。

近藤さんに、仕事のやり方や、仕事に対する考え方などを伺う機会をぜひつくりたいねー。ジェイカレッジ、呼んじゃおかなー。


オススメ度

★★★★★+常識を超えて

読んで欲しい方

・常識の壁を破りたいと考えてる方
・はてな、に興味ある方
・つながることで何かを生み出したい方

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2006年02月11日

凡人でも上場できる!起業の黄金ルール ~ 浜口直太 + ブログ

見てきたまんま・・・

書籍情報

凡人でも上場できる! 起業の黄金ルール
浜口 直太
日本実業出版社 (2006/02/09)


本のひらめき

著者も起業した一人である。そのときのエピソードがとてもシビレる。
大学を卒業して10年後に起業しようと決めていた著者は、当時勤めていたコンサル会社の上司に相談する。怖くてなかなか起業に踏み切れなかったときのことだ。

「実をいうと、失敗したことを考えたら怖くてなかなか起業に踏み切れません」 
「それでは、私が背中を押してあげよう。君をクビにする! その代わり、君
 を今の倍の報酬で顧問に受け入れる。だから、独立しなさい。」

著者は、このとき涙がとまならかったと述懐している。

起業には、時の運と人の縁が必要だと思う。浜口さんも、独立する前に「売り先」を決めておこうとか、ベンチャー成功のカギは人脈経営だ、ともいっている。

本書には、凡人でも起業できるという黄金ルールがとてもわかりやすく解説されている。まだ起業を迷っている人も、すでに起業した人も、本書に書かれた黄金ルールは、とても役立つのではないだろうか。

僕的に非常に心に響いたのは・・

  勤務先を批判するくらいら、自分で理想の会社を創ってしまおう。

  夢や志がなくても、好きなことで起業していい。

  最初は、営業がで来る人しか雇ってはいけない。

  起業家はクレイジーなくらいでちょうどいい。

などである。

著者は、サム・ウォルトン(ウォルマート)、マイケル・デル(デル)、ハーブ・ケレハー(サウスウエスト航空)、渡邉美樹(ワタミ)、千本倖生(イーアクセス)、宋文洲(ソフトブレーン)など数多くの起業家に会い、そのクレイジーさに触れてきたという。

また多くの企業の上場を支援してきた経験から抽出された「黄金のルール」は納得がいくものばかりである。

僕の思いつき

起業するのに理由は必要ない、という。起業の理由が、たとえどんなに自己中心的なものでも、だという。なぜなら、当初利己的であっても、真剣に社長業をまっとうしようとすればだんだん他利的になってくるからだという。
なるほど。

起業を考えている方は、背中を押してもらえるね、きっと。
とやかく悩まず、勇気をしぼって「行動」あるのみ・・と説く。

さて、本書には、ちょっとした楽しい企画がある。
         ↓ ↓
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
出版元の日本実業出版社が、2月15日(水)~2月17日(金)までキャンペーンを
実施します。その間にamazon.co.jpから『凡人でも上場できる! 起業の黄金
ルール』をご購入された方に限り、著者浜口直太氏秘蔵のコンテンツ「ベンチ
ャーラッシュ時代を生き残るために」がもらえます。
詳しくは、下記のサイトにアクセスしてください。
       http://www.njg.co.jp/c/4026.htm
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうせ本を買うなら、楽しみもいっしょに手に入れるのも悪くない。
Mosoを広げるきっかけにお薦めの本である。


オススメ度

★★★★★+勇気ある行動

読んで欲しい方

・起業家をめざしている方
・ベンチャーに興味ある方
・これからの人生を自分らしく生きたい方

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2005年12月13日

リコー流「売れる社員」の現場力 ~ 神戸健二 + 人生は数式

現場は常にファイアーだ。

書籍情報

リコー流「売れる社員」の現場力
神戸 健二
PHP研究所 (2005/12/02)

本のひらめき

リコーという会社の現場ではどんなことが行われているのか。優良企業には、それなりのワケがある。

リコーや子会社の事業再建を実践してきた著者が、実体験や経営者の言葉などをまじえながら、現場力のヒミツを語った本である。

現社長(桜井正光氏)は、行動の大切さを「ファイアー文化」と表現する。ファイアー(引き金を引く)文化とは、こういうことだ。

 仮説に基づき、まず行動する。行動した結果、なんらかの問題・課題が でてくる。その問題・課題に対して行動を修正し、再度トライしていく。

そんな考え方らしい。さらに、「行動すること」と「止めること」もセットにしているところが素晴しいところ。

ヤマト運輸の小倉昌男氏のことばも紹介されている。

 「私は、経営は理論だと思っている。考えて、考えて、考え抜く。でも
  わからないことがある。その場合は、やってみることである。やって
  みればわかる。やらなければわからない。これは私の信条である。」

というもの。リコーもヤマトも、「考える」と「やってみる」がワンセット。

いくつかのエピソードの最後に『リコースキル』という非常に短いフレーズがある。これが実に小気味いい。例えば

 言葉力を善用せよ。
 早くかかれば速くすむ。
 耳をたてればカドはたたない。
 知恵は出しつづけることで増してくる。
 「指示通りに」はベストではない。
 上に立ったら退路を絶て。
 儲かると儲けるの大差を知ろう。
 
などなど、短いフレーズに深い真実がこめられている。


僕の思いつき

著者は、子会社の社長時代から「これからの企業はどんどん発信すべきだ」と叫んできたという。そして、さらに「自分のよさ、強さを発信する時代になります」ともいう。

企業も個人も同じ。

「よいこと」を出すことで、さらにまたよいことが舞い込んでくる。
どうやら、よのなかはそういうふうにできているらしい・・・。

よいことには、ありがとう、うれしい、たのしい、感動、感謝、感激・・などが含まれている。そういう仲間がいたら、人生楽しいねー。



オススメ度

★★★★+感謝の気持ち

読んで欲しい方

・現場の達人になりたい方
・仲間の力に興味ある方
・現場力にこだわりのある方

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2005年11月23日

優しさと感動のこだま ~ 池森賢二

こだまするものがあるっていいねぇ・・

書籍情報

優しさと感動のこだま―ある企業の軌跡
池森 賢二
講談社 (2005/07)
売り上げランキング: 16,373

本のひらめき

企業は何をめざして事業をしているか・・・これを理念といったり、ミッションと表現したり、いろいろである。

しかし、それが額にかざられ風化しそうなものか、社員全体に染込んだDNAのようなものなのかで、結果は大いにちがってくる。

ファンケルは、創業の経緯から始まり、すばらしい感動物語がたくさんあるようだ。
何のためにこの事業をやっているのか・・。その目指すものが社員全体に浸透しているからこそ、生まれる感動だ。

本書は、創業者の池森さんがファンケルの事業を始め、継続してきた中で出会った感動的なエピソードを語った「企業の絵本」である。

正直であること、公正であること、感謝すること・・・そんな気持ちを大切にしてきた創業者の心意気が感じられる本である。


僕の思いつき

百貨店にお店をだしたときのエピソードがある。その中で、池森さんはこう語る。

 売上を上げることを目標にするのではなく、
 お客様を大切にすればいい。
 お客様の満足を追求することが大切なのだ。

BSC(バランススコアカード)も、一番上に財務の視点をおくのはいかがなものか・・・とふと思った。

社員を大事にし、お客様に満足以上の感動をとどけるリーダーの気概と仕組みがある。そんな会社にうちもしてみたい。



オススメ度

★★★★☆+感動のこだま

読んで欲しい方

・感動するのが好きな方
・人に役立つことに興味ある方
・優しさこだわりのある方

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2005年11月17日

儲かる商売のナマ現場が見たい! ~ 戸田覚

気になれば行って見よう!

書籍情報

儲かる商売のナマ現場が見たい!
戸田 覚
ダイヤモンド社 (2005/08/20)
売り上げランキング: 24,333


本のひらめき

ツーカーの老年むけ携帯電話、アイスのガリガリ君、田園調布にある信念の花屋さんサンフローリスト、高級万年筆の斎書館など、独自のポジショニングでブランド力を発揮しているサービスや製品がある。

これらを取材し、著者の分析を披露したムック本である。

知っていたけど、実はそんな裏や哲学があったんだ~といったオドロキが楽しい。

僕の思いつき

通勤経路や近くに、どうも気になるお店・・・があったら、ぜひそこを取材してみよう。

取材というと、新聞記者や雑誌の記者じゃないといけない・・・なんてのは、まちがった固定概念。

勝手に自分で名乗ればなんてことはない。
「会社で社内情報の編集に・・・」とか
「メルマガを発行しようかと考えていて、優秀企業を取材したいんですが・・」とか、かってにつくってしまえばいい。

もちろんおふざけはいけないけど、それなりにマジメに取り組めば道は開ける。

「あなたの街の素敵な企業訪問」なんてメルマガもいいねー。

なんでもやればできちゃういい時代。
どう?あなたも戸田覚さんになってみない?!。



オススメ度

★★★☆+ナマ現場

読んで欲しい方

・商売の達人になりたいと考えてる方
・お客様に感動してほしい方
・商品にこだわりのある方

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2005年10月31日

未来から選ばれる企業 ~ 立石義雄

素敵なコンセプト

書籍情報

本のひらめき

オムロン。http://www.omron.co.jp/index2.html

実は、この会社には毎日お世話になっている。万歩計とJRの自動改札である。

立石一真氏(著者の父)が創業したのは1933年。オムロンという社名は京都の御室という地名に由来する。
グループ連結6000億円の大企業は、実は120のニッチ事業の集合体だという。“企業は社会の公器である”という考え方を約45年前から掲げて、社会に貢献することを目指している。

本書は、二代目社長である著者が、オムロンのめざすものを語り起こしたもの。

企業理念、時代認識、人の育成と個人に期待するもの・・・など、この会社の目指しているものが解説されている。

農業社会→工業社会→情報化社会→最適化社会→自律社会・・というふうに世の中の変遷を捉えている。今は、工業化社会が過去に忘れてきたもの~環境、資源、産業廃棄物、安心、健康・・・などに対応する産業の時代だという。まさにオムロンは、安全安心、環境、健康に取り組んでいるところだ。

企業IR的な側面もあり、参考にしたい。


僕の思いつき

社会から見て「魅力のある会社」
社員から見て「誇れる会社」

こんな会社が「未来から選ばれる会社」なのかもしれない。

さて、我が社の魅力と誇りは何か・・・じっくり考えてみよう。



オススメ度

★★★★+先駆ける

読んで欲しい方

・IRの達人になりたいと考えてる方
・社会の変遷に興味ある方
・社会貢献にこだわりのある方

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2005年10月15日

いい会社をつくりましょう ~ 塚越寛/伊那食品工業株式会 + 労政時報

創業以来47年増収増益増員

書籍情報

いい会社をつくりましょう。
塚越 寛
文屋 (2004/09)
売り上げランキング: 2,690

本のひらめき

「かんてんぱぱ」ブランドで知られる伊那食品工業株式会社。この会社は長野県にある。本書を読むと、一度訪れてみたくなる。

 →  http://www.kantenpp.co.jp/

こういうすばらしい会社があちこちにあるというのは、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思う。

本書は、社長の塚越さんが伊那食品工業をどのように育て、経営してきたか、そしてこれからどんなふうにしようとしているかを、分かりやすく語りおこした本である。

社是は 「いい会社をつくりましょう。~ たくましくそしてやさしく~」となっている。

いい会社とは、社員の幸せを通じて社会に貢献したい・・・というものだ。

株主のためではない、経営者のためでもない、会社を構成する人々、つまり社長をふくめて社員全員の幸せのために存在する! というのが塚越さんの考え。だから、株式上場はしていない。まだ、株式市場が塚越さんの理想とする企業像を支えるほど成熟していないからだ。(なるほど)

継続、持続することを旨とし、モアモア病に犯されることはない。この会社のブランド商品である「かんてんぱぱ」がヒットしたときも、大手スーパーからの全国展開を断っている。(すごい)

社内のモラルアップやモチベーション向上のヒントは、全員が知っていること、情報や進むべき方向を共有していることだという。(うらやましい)

長野県の小さな会社(というと失礼だが)の、とんでもなく素敵な経営を覗いてみよう。


僕の思いつき

よのなかには、まだまだ知らないすばらしい企業がたくさんある。
たくさんある!という事実だけでも知っておきたい。

これから就職しようというような学生の人は、こういう会社こそ目指すべき会社じゃないかなー・・・とそっと教えてあげたい。大企業とか名前だけで安心する時代は終わった。

さて、うちんちの会社は、どれだけ立派な会社だろうか・・・

哲学や、理念をどれだけ胸をはって人に話せるだろうか・・・

自信がないときは、自分で考える。これがイチバン。


オススメ度


 
★★★★★+社員の幸せ

読んで欲しい方

・よい会社にしたいと考えてる方
・地方の企業に興味ある方
・かんてんが大好きという方

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2005年09月28日

あなたの「経験」を「通信講座」にして稼ぐ法 ~ 小林敏之

経験は偉大なテキストになる。

書籍情報

あなたの「経験」を「通信講座」にして稼ぐ法
小林 敏之
同文舘出版 (2005/08)
売り上げランキング: 1,910

本のひらめき

本書は、小林さんの二冊目の本である。小林さんは「情報起業」という言葉を使った初めての方(日本人)である。さらに本書では「講座起業」に、さらには「通信講座起業」へと進化する。

ところで、講座起業とは何か?

それは自分の経験を講座やセミナーにしてビジネスにするということである。講座を売るというのは、「あなたの過去の経験を売る」ことだという。

なぜそんなことができるのか。それはこれから人々がお金を使うコンテンツは「自己啓発」だからだという。実際に消費者動向調査(内閣府)で過去10年ずっと支出を増やすと回答されているのが「自己啓発」だという。ぉおー!
人々の支出はどうやら「学ぶに向かっている」ということらしい。

さて、情報起業、講座起業で多くの人(90%)がつまずくのはテーマの設定であるという。何をテーマにするのか・・・というのが問題だ。ヒントは、「悩み」「人の役にたつ経験」などだ。普段の生活でそういうものを体験したときがチャンス。悩みこそ企画、テーマは自分の中にあるのである。

本書には、いくつかの起業事例がある。たとえば、行政書士の花道を書いた澤田雅美さんの体験開放型事例や、パワーマネキンの松田綾子さんのようにわらしべ長者型などの成功事例だ。


僕の思いつき

自分には他人に教えられるよう誇れるものはない・・・といった思い込みは誰にもある。しかし、よく考えてみると身の回りには様々な困ったことや悩み事があり、それにどう対処したかといった経験は、非常に重要なテーマの元、ノウハウのネタになりうる。

まず、思い込みをなくすところが一番。(ガラスの蓋は開けておこう)

そして、もうひとつ。単なる体験は、そのままでは使えない。どうしたら人様にも役立つようなノウハウや知見になるかという「内観」モードが重要だという。ふむふむ。

このプロセスをじっくり考える時間をもつかもたないか・・・それがポイントのようだ。

答えは自分の中にある。だね。


オススメ度

★★★★★+誰かのためになることを

読んで欲しい方

・起業したいと考えてる方
・通信講座をやることに興味ある方
・セミナー大好きという方

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2005年09月16日

ヒルズではたらく社員の告白 ~ ― 

で、ホントはどうよ・・・

書籍情報

本のひらめき

「実際どうよ?」と聞かれるのは、ヒルズに住んでる三木谷さんやホリエモンではない。これらの成功ITベンチャー企業に勤める社員たち。

セキララな本音のトークが書かれている。

もちろん、それがすべてではないかもしれないが、華やかに見える人気ネット業界の真実の一面を伝えているようだ。

ネントベンチャーの社長たちは、連日マスコミやメディアに登場するが、それを支える一般社員までは見えてこない。本書では、社員のインタビューなどで働く立場の実態が紹介されている。とくにライブドアの実情が興味深い。

これからネット系にいおうかなー、なんていう人はぜひ読んでおこう。


僕の思いつき

ライブドアは、パソコンを自分で買わないといけない。電話だって自分で調達しないといけない・・・ひぇー。しかし住宅手当は厚い。7万円也。など、いろいろ面白いこともわかる。

ホリエモンを評したある社員の言葉が印象的だ。

 どういうお金の稼ぎかたができるかより、どのように人との人間関係が構築 できるか、また仕事を通じてどうやって社会に貢献できるか・・・の局面に 移っているのではないか・・。

なるほど、鋭い指摘に思える。

社会にどのように貢献するか・・・という「志」部分、それがなかなか伝わってこないところが、ライブドアの課題かもね。

さて、うちんちの会社は、世の中にどんな貢献をしているのだろうか。

そんなことを真剣に考えてみたい。
でないと、会社のことを誇りをもって話せないから・・・。
どうせなら「誇り高い」仕事をしたいものだ。



オススメ度

★★★★+ヒルズ族

読んで欲しい方

・ヒルズに住みたいと考えてる方
・IT企業に興味ある方
・ベンチャー大好きという方

Posted by webook at 18:14 | TrackBack

2005年08月31日

なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか ~ 藤沢久美

「顧客の専門家」を目指せ!

書籍情報

なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか 顧客が自然に集まる10の発想転換
藤沢 久美
ダイヤモンド社 (2005/08/20)
売り上げランキング: 412

本のひらめき

この本は、ワクワクする閃きがいっぱいある。世の中にはこんなにすごいことをやってる企業があったのか!と目からウロコがいっぱい落ちる。ホント!

藤沢さんは、「21世紀ビジネス塾」(NHK)のキャスター就任を契機に、様々な企業を訪問、訪れた企業は3年間で400社以上にのぼるという。
その中でキラ星のように輝いているいくつかの企業をみると、21世紀にビジネスのあり方がうかんでくる。それはひとことで言えば「御用聞きビジネス」だ。

本書では、こうしたエクセレントな企業に関する藤沢さんの分析がとてもわかりやすく、ビビッドに紹介されている。

さて、御用聞きとは、何か・・・

それは

 「売りに行く」から「聞きに行く」へ
 
 「商品の専門」から「顧客の専門家」へ

 「商品を売る」から「自分を売る」へ

 「モノづくり」から「場づくり」へ

 「顧客の声を聞く」から「従業員の声を聞く」へ

など、へぇの連続!、ヒラメキてんこもりである。

なるほどと腑に落ちる企業の取組みから、わが身に照らし「使ってみたい」
ヒントがいっぱいある。

今年のベストブックにはいる一冊、超お薦め。


僕の思いつき

NHKの番組がもとになっているからなのか、それともあえてそうされているのかはわからないけど、本書には企業名が一切でてこない。

岐阜県にある洋菓子屋さんとか、1995年に誕生した問屋さんとか、長野県の白馬村の隣の小さな村、という風に紹介されている。

企業名を具体的書いてくれたら・・・とも思うが、たぶん、その先のアクションは、読者がとるべき一歩だね。というか楽しみでもある。ヒントは書かれているので、ネット検索してみればいいわけである。

僕もガマンできずに調べたねぇ:笑・・・例えば
  
 ▼年間休暇140日、残業禁止の電気設備要資材の会社・・とは
  → 未来株式会社 http://www.meikosin.com/0304/kouen.html

 ▼クレームはわが社の宝物!という四国のビルメンテナンスの会社・・とは
  → 四国管財株式会社 http://www.shikokukanzai.co.jp/taio/

などなど、本を読んだら、さらに「その先」のアクションを楽しませてくれるのだ。これが本書の、実は「隠された楽しみ」でもあるのだ。

宝物を探すように、心に響く会社を探り当ててみよう!



オススメ度

★★★★★+顧客の専門家へ

読んで欲しい方

・企業のバージョンアップを考えてる方
・元気な中小企業に興味ある方
・事業変革が大好きという方

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2005年08月25日

ブルー・オーシャン戦略 ~ W.チャン・キム/レネ・モボルニュ

競争がない・・・?

書籍情報

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する
W・チャン・キム レネ・モボルニュ 有賀 裕子
ランダムハウス講談社 (2005/06/21)
売り上げランキング: 475


本のひらめき

ビジネスに競争はつきものだ。しかし、同じ土俵でいつまでも消耗戦を繰り広げていくのは疲れる。本書ではそうした血みどろの戦いをレッド・オーシャンと表現する。

一方、創造性のある戦略をもてば、競争そのものが意味がなくなる。今までなかった市場を創造し輝かしい未来のあるブルーオーシャンが広がる。ブルー・オーシャンとは、競争を超越するほどの創造的な戦略で切り開かれた新しい市場のことだ。

今までにそういうのはあったか・・・?
実は結構あった!

 カナダが世界に誇るパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」
   http://www.fujitv.co.jp/jp/events/quidam/cirque/whats.html
 ビジネスジェットを共有する「ネットジェッツ」
   http://www.ryoma21.jp/news/amerika/us_report3.html
 NTTドコモの「iモード」
 テキサスにある女性専用フィットネスクラブ「カーブス」
  http://www.curves.co.jp/
 コーコストエアラインの「サウスウエスト航空」
  http://www.southwest.com/

などなどたくさんの企業の戦略が解説されている。

競争をも超越するほどのすばらしい戦略は、いかに素晴しいのかを「戦略キャンパス」を使って分析し、思考するところが非常に面白い。
さらに4つのアクション(取り除く、付け加える、増やす、減らす)で競争すらない差別化を合理的に生み出す考え方もいい。

モチベーションをあげるためには3つの要素があるという。
 「中心人物」「金魚蜂のマネジメント」「細分化」

公正なプロセスを支えるには3つのEが必要だという。
 「関与 Engagement」「説明 Explanation」「明快な期待内容 clarity of
  Expectation」

なるほど、言葉だけでもいくつか閃くものがある。

たくさんの人に薦めたい一冊である。この本は、熟読だね!


僕の思いつき

実は、この本、即実践で使えるヒントをもらった。
そういうときは、即実践。

かのトム・ピーダーズもこういっている

  素晴しいアイデアを思いついたら、3日以内に試してみることが大切。
  そうしないと、単なる思いつきに終わってしまうから。

ということで、さっそく「戦略キャンバス」なるものを使ってみた。
なかなか、いい感じ・・・

ヒントとエネルギーをもらっちゃったもんねー。



オススメ度

★★★★★+競争のない世界

読んで欲しい方

・新規ビジネスを考えてる方
・新しい計画を策定中の方
・ヒントをエネルギーが欲しい方

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2005年08月23日

かき氷の魔法 ~ 藤井孝一

親子で試してみる?

書籍情報

かき氷の魔法―世界一短いサクセスストーリー
藤井 孝一
幻冬舎 (2005/08)
売り上げランキング: 1,019

本のひらめき

以前(1998年)、「はみがきつくって億万長者」という児童書を紹介した。
→ http://webook.hp.infoseek.co.jp/98.7/98.7.27.htm
この本は、アメリカの子どもの本。20数年以上も前から、アメリカの子どもたちは「起業」について自然に学んでいたりする。

かたや日本では・・・

藤井さんが主宰する週末起業家フォーラムなどで、ようやく「雇われの身」のビジネスパーソンは目覚め始めた。好きな仕事をして、自分のために人のために働く面白さに。

世の中は大きく変わり、「雇われる生き方が磐石な時代は終わった」ようだ。だから、僕たち親の世代も、起業や週末起業などを考えるのがノーマルな時代になってきた。

ということは、その子どもたちの時代はもっと進んでいてもいい。

この本は、小学生の「ぼく」がかき氷を作って売るというビジネス体験の物語。お父さんから差し入れされたお金をもっと増やしてかえすという夏休みの体験がストーリーになっている。友達も巻き込むし、またライバルも出現したりするなかなか楽しいお話だ。

夏休み、親子で読みたい一冊。
(こういうのが学校指定図書になったらいいねぇ)


僕の思いつき

最近、ぼくも物語にこっている。それはリアルの世界でもそうだし、自分のやりたいことでもそうだ。

実現したい夢を、物語ふうにビビッドに描けたら、実現も早いかも・・・

なんかトライしてみない?!



オススメ度

★★★★★+雇われずに生きる

読んで欲しい方

・いつかは起業をと考えてる方
・新規ビジネスに興味ある方
・子どもの将来を考えてる方

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2005年08月16日

図解山田真哉の結構使える!つまみ食い「新会社法」 ~ 山田真哉/緒方美樹・宮崎剛

つまみ食いって楽しい!

書籍情報

図解 山田真哉の 結構使える! つまみ食い「新会社法」
山田 真哉 宮崎 剛 緒方 美樹
青春出版社 (2005/07/23)
売り上げランキング: 190


本のひらめき

先日に続いて、新会社法の解説書である。ただし、本書は、つまみ食いして、かつ「結構使える」ところがいい。

なにしろあの山田真哉さんがプロデュース・編著である。分かりやすさにおいては太鼓判がついている。(^.^)

30分で分かるよ!というだけあって、図解+解説+マンガという構成でポイントを押えてくれる。

新会社法の3大ビックリは

 1)有限会社の廃止
 2)資本金は1円でいい。(しかもずーっと1円でもいい)
 3)取締役は1人でいい。(従来は最低3人)

さらに4大特徴として

 1.条文がカタカナからひらがなへ
 2.起業が簡単になる
 3.M&Aを柔軟にする
 4.合同会社、LLP、会計参与の新設

などがまとめられている。

今回、僕的に勉強になったのは増資・減資の解説。(新会社法とは別だけど)

▲600億円の累積赤字がある企業が、資本金を減らして(1000万円→400万円)赤字を一掃するなんてのが、減資(無償減資)だ。資本金は、株主が、『返さなくてもいい、ただしうまくいったら配当してくれ』と提出したお金だから、株主が合意できれば減資による財務体質改善はひとつの手段である。

もう一つ勉強になったのはサラリーマン法人(通称)の話。

サラリーマンが勤めている会社との関係を残したまま独立してつくる会社のことで、雇用の関係から業務委託の関係に変えるものだ。もちろん、独立後は自由裁量でいろんなことにチャレンジできる可能性が広がる。山田さんによれば、これからこういうのが増えると予想されるそうだ。

つまみ食いは結構うまかった。


僕の思いつき

新しい法律ができるとき、それを噛み砕いて解説。しかも、つまみ食いで結構使える内容にする・・・という需要はこれから多いのではないだろうか。

法律に限らず、企業の中で動いている変革や、業界動向とかを「つまみ食いで結構使える」資料にまとめたらいいかも。

本書のスタイル(解説+図解+マンガ)も参考になる。

では、さっそく会社のファイルを新設してみよう。

  「つまみ食いで結構使える、業務手順」
  「つまみ食いで結構使える、お客様対応」
  「つまみ食いで結構使える、危機管理マニュアル」
  「つまみ食いで結構使える、新人向けガイド」
  ・・・


オススメ度

★★★★★+結構使える!

読んで欲しい方

・30分で新会社法を知りたい方
・会社を作りたい方
・自分の会社と新会社法の関係が知りたい方

Posted by webook at 08:56 | TrackBack

2005年08月14日

新「会社法」のことが手っ取り早くわかる本 ~ 柳沢義一/長谷川直彦

手っ取り早く

書籍情報


本のひらめき

日本の法整備というのは、実に遅れている・・・。いまだに明治時代の文体が
そのまま、なおかつカタカナまじりで書かれている。現在、商法も有限会社法
もカタカナ文語体で表記されているという。

例えば、「取締役ハ3人以上タルコトヲ要ス」(商法255条)といった具合。
おいおい・・である。この国の政治や行政は、なぜ、そんなことを放置してき
たのだろうか・・・。

2006年、新会社法が施行される。ポイントは4つ。

 1)上記で紹介したようなカタカタ表記を口語体にする
 2)会社法という法律の誕生
     今まで、商法第二編、有限会社法、商法特例法などにバラけていた
     ものと一つにまとめた
 3)規律の不均衡を是正した
 4)社会経済情勢の変化に対応 ~ ライブドアの買収問題にも対応

僕の今年の目標に「会社を設立する」というのがある。
本書によれば株式会社も設立も以前より簡単になるようだ。たとえば、

 * 類似商号の規制がなくなり、調べる必要がなくなる。
 * 最低取締役は1人でもよくなる。
 * 資本金の保管証明が不要となり、預金の残高証明でもよくなる。
 
などなど。いいねぇー。

また、LLC、LLPなどについても解説がある。

新会社法のことを手っ取り早くわかるにはとっても便利な本。

僕の思いつき

現在、会社にお勤めのビジネスパーソンも独立や起業を考えたことが一度はあ
のではないだろうか・・・。その気合の程度はいろいろでも、ふっと心をよぎ
ったことはあるはず。

そんなとき、自分の会社を作るとしたら・・・なんて思ったことがあるなら、
ぜひ、この本を読んでおこう。
今、社会の流れは大きく個人に有利になりつつある。いつまでもブラサガリ・
ビジネスパーソンでいることはない。小さくても、自らの才覚で生きていける
道があるはず。

 事業を考える
 社名を考える
 5年後のイメージを考える
 顧客ターゲットを絞る

そんなことを考えてみるのも悪くない。このメルマガを読んだすぐあと、3分
でもいいので、紙に向かってみよう。  ヨーイ・ドン。



オススメ度

★★★★★+新会社法

読んで欲しい方

・会社をこれから作りたい方
・変更がすきな方
・新会社法が知りたい方

Posted by webook at 20:25 | TrackBack

2005年08月12日

「CD起業」のススメ ~ 作野裕樹

やりたいことをやろう!

書籍情報

「CD起業」のススメ―20代で成功するインターネット儲けの新法則
作野 裕樹
現代書林 (2005/08)
売り上げランキング: 798


本のひらめき

やりたいことにエネルギーを注ぐか、他人に振り回されるか・・・
会社員でいるうちはお金持ちになれない・・・
インターネットを使った起業はいろいろあるが、流れを自分でつくらないと、儲からない・・・

などなど、本書には、著者が実体験で学んだ起業のポイントが書かれている。とても読みやすく、なんだかすごく元気が沸いてくる。

作野さんは、自身の起業体験、智恵、ノウハウ、失敗談などをCDに吹き込んで販売している。オンリーワン商材+粗利が高い+智恵に価値がある・・など、どうしてそれが売れるのかが解説されている。

月収300万円だ。今時、CD(メディア)は安い、1枚70円くらいの原価。注文がきてからつくればいいので在庫リスクはなし、コストも低い。

   しかし、僕にはそんなノウハウなんて・・・・

と思うのがほとんどの人の気持ち。

そこに著者は、こう激を飛ばす。

  「ないと思い込んでいるうちは、いつまでたっても見つからない」

あると思えばあるし、ないと思えばない・・という。まったく賛成!
ただしコツはある。「人の悩み、相談、頼まれごとに耳を傾ける」ことだという。なるほどー。

ひとつ、今年はCDでも・・・


僕の思いつき

以前、中谷彰宏さんからもらった年賀状に、端正な筆で、「あると思えばあるないと思えばない」とかかれていたのを思い出した。

そう、何かCDにしたい、何があるだろう・・と考えれば、案外あったりする。それが人の役にたち、悩みに答えるものなら・・・いけるかも。

まずはサーベイが必要だね。

あなたの出せるものは、何だろう?

うーんと、僕は・・・・ (マジ、考えよっと)

「あると思えばあるという生き方」のCDでもつくってみるかな。いろんなツールも駆使して・・・おー・・・いけるかも・・・。
今年の僕のNewYearResolutionsのひとつには、モノを売るという項目が実は入っている。なるほど!、これはセレンディピティに違いない。


オススメ度

★★★★★+CDをつくろう

読んで欲しい方

・いつか起業をと考えてる方
・情報商材に興味ある方
・何かを売るのが大好きという方

Posted by webook at 20:40 | Comments (1) | TrackBack

2005年08月11日

グーグルを超える日 ~ 兼元謙任 + Jカレッジ

僕らはみんな、人の役に立ちたいと思っている!

書籍情報

グーグルを超える日 オーケイウェブの挑戦
兼元 謙任
ソフトバンクパブリッシング (2005/07/27)
売り上げランキング: 9,323


本のひらめき

OKWebを始めた兼元さんの心意気がつまった本である。僕はこの本を新幹
線の中で読んだ。(実は、涙をながしながら・・・・)

すでにお読みになった方は、なんで泣くのさ?と不思議に思われるかもしれな
い。でも、泣けちゃったんだから仕方がない。笑

なぜ、涙を流すほどに感動したか。。。

インターネットは、鉱脈を掘り当てるとものすごいい勢いで拡大し、すばらし
いサービスが提供でき、同時に大きな成功も手に入る。しかし、一方で人を貶
めたり悪用することもできる。諸刃の刃である。

OKWebは、人が知りたいことを質問し、知っている人が善意で答える。も
ちろん無償だ。そんな世界を作り出しているOKWebの理念は、インターネ
ットの目指すべき未来を実にみごとに体現してくれている。
そして、「世界的知識資産」を作ろう、世界一大きな助け合いの場を創造しよ
うという兼元さんの理念がすばらしい。そんな点が僕の心にグっときちゃった
のだ。だから、思わず感動の涙が出たという次第。

先日は、OKWebのちょっと愉快な面をログ風に書いた本を紹介した。
 http://webook.tv/archives/000715.html
本書では、その裏にある、兼元さんのすばらしい志と情熱が語られている。
田坂広志さんが、兼元さんを社会起業家の一人として応援しているのもよく分
る。兼元さんはまさに社会起業家だ!(堀江さんとは対極にありそうだ)

僕も、OKWebが将来、グーグルを越える知的情報の架け橋になると思う。
ぜったい応援しちゃうもんねー! 

困ったこと、知りたいことがあったら、グーグル検索もいいけど、OKWeb
で聞いてみようね、答えてみようね。

http://okweb.jp/

なにしろ、人類がはってしてきたのは、そして発展していくのは次の言葉があ
ったから・・・・

   それは、「質問」

いいねぇ、この言葉。質問、QUESTION。これからは、QQ(クエスチ
ョネア・クオーシェント)の時代である。

この本、僕は鳥肌を立て、感激の涙を浮かべながら読んだ。超推薦!

僕の思いつき

実は、兼元さんは森下さんのご紹介で古い知り合いである。兼元さんのほんと
うのすごさ、オーケーウェブのすばらしさをやっとこの本で理解したというの
が正直なところ。(あー、なんて僕はアホだったんだ)

わかればすぐ行動するのが僕のとりえで(そんなの誰でも同じ?)、次の3つ
を決定。

 1)ジェイカレッジにきていただく。(たぶん10月だね)
 2)僕のいる会社にプレゼンにきていただく。(ASK-OK)
 3)インタビューに行って雑誌などメディアの記事にする。 

兼元さん、まっててねー。



オススメ度

★★★★★+夢想家

読んで欲しい方

・誰かに聞いてみたいことがある方
・インフォメディアリに興味ある方
・人の役にたつのが大好きという方

Posted by webook at 20:43 | TrackBack

2005年08月04日

華僑大資産家の成功法則 ~ 小方功

素直な心には聞こえてくる・・・


書籍情報

華僑 大資産家の成功法則 お金がなくても夢をかなえられる8つの教え
小方 功
実業之日本社 (2005/05/14)
売り上げランキング: 518


本のひらめき

中国ブームだが、正直なところ中国を巨大な市場と安い労働力というふうに捉えている人が多いのではないか・・・。しかし、かつて日本は中国に学び発展してきた。文字だって、都市づくりだって・・・。今、ビジネスの仕方を学ぶときかもしれない。

著者は、脱サラして起業した人である。大手企業を退職し起業をめざすが、何をどうしたらいいのかが見極められず、そのヒントを求めて中国へ留学。そこで出会った華僑の資産家、王さんにビジネスの真髄を教わる。

本書は、そんな著者の成長の記録だ。王さんという華僑にさまざまなレッスンを受ける様子が実にリアルに描かれている。まるで映画をみるように進む展開はとてもワクワクする。しかも、示唆に富んだヒントがいっぱいだ。ヒントというより人生の羅針盤といったほうがいいだろうか。

たとえば:
 
 変化に気付いただけではビジネスにはならない。重要なのは「必要」と されるものが何か、に気付くことだ。

 成功の度合いを稼いだお金で評価しないほうがいい。・・・
 それは「信頼」だ。信頼してくれる人の人数は、君達がまじめに努力し
 つづける限り確実に増える。

 中華圏においては、どこの会社の人間かということよりも、どういう
 人間なのかということのほうが大切だ。

 相手に興味を持つことは最大の礼儀に値する

 信頼は得るものではなく育て上げるものだ。

 訪れたチャンスはためらわずにわしづかみにするんだ。

などなど、著者が門前の小僧よろしく、王さんから受けた薫陶はとても奥が深い。なんというか、しっくりとおなかに収まるころが心地よい。

本書の後半は帰国後の起業編だが、決して順調ではなく自転車操業が続く。しかし、そんな中で王さんから受けた教えが生きてくる。真剣、正直、信頼・・・そんなキーワードが小方さんの窮地を救う。

広告がうまくいかなかったとき、倒産寸前にまで追い込まれたとき・・・そこには意外な展開が待ち受けていた。それは幸運でもなんでもない。著者の真摯で誠実な仕事振りに感銘を受けた人が「日本の王さん」になってくれたのだ。

ビジネスや仕事に、こんなふうに立ち向かっていけたら素晴らしい!・・そんな感動を覚えながら読み終えることができる。

爽やかで感動的、そして奥が深い!


僕の思いつき

中国から帰国する直前、ある大きなパーティで、王さんが著者を紹介するシーンがある。

 「彼は、私が知るかぎり、はじめて中国に学びにきた日本人です。」

日本は経済先進国だから中国にビジネスのやり方を教わるほどではない・・と無意識に思っている人が多い中、ガーンと頭を殴られた思いがする言葉だ。

世界にネットワークをもつ華僑の人たちがなぜ成功しているのか・・・本書を読むとその真の理由がわかるような気がする。

要は、信用と人のネットワーク。契約書ではない、人を信じられる胆力のようなものがもっとも大事なものなのだ。

 「人と組むときは、十分に検討して相手を選べ。もし組むんだったら
  徹底的に相手のことを信じろ」

という王さんの教えがある。「成功の秘訣は、お金を増やすことではなく、信頼してくれる人を増やすことだ」というのが王さんのイチバンの教えではない
だろうか。

さて、そんな相手は今の自分にとって誰だろう。

15分ほど時間をつくって静かに考えてみよう。



オススメ度

★★★★★+信頼が一番

読んで欲しい方

・起業しようかと考えてる方
・あたらしいビジネスに興味ある方
・中国が大好きという方

Posted by webook at 17:27 | TrackBack

2005年08月03日

孤独のチカラ ~ 斎藤孝 + 名乗れば・・

孤高をめざせ!

書籍情報

孤独のチカラ
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斎藤 孝
パルコエンタテインメント事業局 (2005/07)
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本のひらめき

「群れたい」と思うのは人間の本能的な活動なのかもしれない。しかし、そこには意外に危険な惰性も潜んでいる。

むれていれば、ひとまず安心・・・子供のときも、学生の頃も、社会人になってからも・・・「むれたい」願望は、共通の意識としてあるような気がする。しかし、それは同時に、自分と向き合う時間を浪費する「おもしろうてやがてさみしき」過ごし方になるかもしれない。

本書は、売れっ子作家(と言うとご本人は気分を悪くされるかもしれないが、昨年1年で30冊以上も本を書いているから、超がつく売れっ子である)の斎藤さんが、自身の孤独だった時代を振り返り、孤独には意味がある!という論を展開した本である。

「受験に失敗した18から明治大学で職をえる32歳までは、ずぶずぶの孤独だった」という。その暗黒の10年を、暗くてさみしい孤独の時間ではなく、己とむきあい、我を磨き、「単独者」をめざした“ための時期”としたところが斎藤さんのエライところ。

孤独を恐れず、単独者になることをいとわず、ここちよい場所から一段成長するための技法を解説している。

「バッテリー」の原田巧が登場したり、ムーミンのスナフキンがでてきたり、坂口安吾や太宰治や岡本太郎の文章などが紹介されたりする。孤独の実践者達を知ることができるのもいい。

孤独をポジティブに捉え、自分を成長させる技法をつかめるかも。

さいきんつるんでばっかりで、オレ・・このままでいいのかなぁ・・なんて思ったことがある若い方、とくにオススメ!

ネットワークがどんどん広がって、つながりっぱなしの快感にしびれている方も、自分と向き合う時間をつくるきっかけに、是非!


僕の思いつき

実は僕は・・・・
中学、高校のころは、「ガリ勉」に近い状況だった。友達と遊んだり、部活に熱中したりするのをうらやましく思ったりもした。

子供ながらに「自分はこれを選んでいるんだ」と思って、自分を納得させていたような気がする。これ(勉強)で生きるしかないんだ・・みたいなことを考えていた。一方で、こんな勉強ばかりじゃ、ヘンな人間になってしまうのでは・・みたいな不安もあった。ある意味孤独だったような気もするが、孤独を極めるほどではなかった。

結局、ヘンな人間にはならなかったから(結局、へんな人間になっちゃったかもしれないが:笑)、それはそれでよかったのかも。

もし、今、自ら「選んだ道」を歩んでいるのなら、とことん歩いてみるのもいいねぇ。たとえそれが孤独な道でも。若いころは特に。

自分が孤独だったころを思い出して、それがどんな意味があったのか・・・なんて考えてみるのもいいね。自分を鏡に映す時間にする授業のひとつとして。



オススメ度

★★★★☆+ひとりぼっちの力

読んで欲しい方

・孤独が好きだった方
・孤高に興味ある方
・ひとりが大好きという方

Posted by webook at 17:30 | Comments (1) | TrackBack

2005年07月11日

ホリエモンへの挑戦状 ~ 浅井隆/戦略経済研究所21

よのなかを変えるために。

書籍情報

ホリエモンへの挑戦状―若者が夢を持てる国造りをしよう!!
浅井 隆 戦略経済研究所21
第二海援隊 (2005/05)
売り上げランキング: 70,296

本のひらめき

ニッポン放送株をめぐるホリエモン騒動は、すっかり過去の出来事になってしまった。テロやら政治やらいろんなことが次々と起きるので、あのときの騒動はすでに過去へと流れていったようだ。

本書は、ホリエモンがやったM&A劇をネタにしつつ、実はよのなかを変えるための激をとばす内容になっている。なかなか熱い内容がある。

ホリエモンは、旧態依然と安寧をむさぼる日本企業にM&Aの脅威というリスクに目覚めさせるTVドラマをやってくれた。
多くの人が、いいぞいいぞと囃子ながら、実際のところ心からの応援はしていなかったような気もする。

なぜか。

それは、堀江さんの言動から

「ITと放送メディアの融合をめざす」といえば聞こえがいいが、その先にあるべき、いったいどんな姿を目指すのか、何のために(どんなふうによのなかに貢献してくれるのか)がいまいち見えなかったところが不満だったからだ。

ソフトバンクの孫さんがいうように全国にネット網を広げ、社会を便利にするぞみたいな「志」のようなものが感じられなかった・・・むしろ、なんだかマネーゲームを楽しんでるだけのような印象を受けたのではないだろうか。

本書は、ホリエモンへの挑戦となっているが、堀江社長を批判するためのものではない。変革期にみられるチャレンジャーとしておおいに評価もしている。
本当の趣旨は、著者が「若者が夢をもてる国を作りたい」という夢に対して、挑戦しようというものだ。ホリエモンは、そのためのひとつの題材になっている。

あの騒動は何だったのかをレビューできることと、これから著者がやろうとしていることが分かる点が、本書のキモである。

熱い方におすすめ。


僕の思いつき

著者は、高級新聞(ザ・タイムズとかル・モンド、ワイントンポストなど)を発行することと、ホンモノのシンクタンクを作ることを目下の目標としている。

明治維新の頃の志士を引用しながら、これからの時代を切り開く道筋をつけようとしている。志や高し。

飲み屋さんじゃないところで、たまにはこういう議論もしてみよう。



オススメ度

★★★★+志

読んで欲しい方

・変革が好きな方
・ホリエモンに興味ある方
・日本大好きという方

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2005年07月08日

ニュービジネス活眼塾 ~ 大前研一

これからは構想力だ!

書籍情報

ニュービジネス活眼塾 アタッカーズ・ビジネススクール講義録
大前 研一
プレジデント社 (2005/05/31)
売り上げランキング: 127

本のひらめき

恥ずかしながら僕は、アタッカーズビジネススクールの一期生(通信)である。今から思えば、あのとき新聞の広告をみて、よし行ってみるか・・と思ったのがいろんなチャレンジのスタートだったような気がする。

最初は、会社にかけあって「僕をアタッカーズビジネススクール」に派遣してください・・・なんてやったのだが、それはかなわず。自分で行くことにした。会社はケチだと思ったが、それは正解だったのかもしれない。全てに意味あり。

すでに卒塾生は4000人。そのビジネススクールの始業式と卒塾式にで大前氏が講演する。本書は、その抜粋をまとめたものだ。95年から2002年の講義が収録されている。

なつかしい内容があるが、今読んでもナルホドとうまるところが、またすごい。

いくつかの大前さんの事業アイデアがおしげもなく開示されている。パクリもOK。パクって成功したものが勝ちというわけだ。

例えば・・・

一人暮らしのお年寄り3,4人を一つの単位にして、だれかの家をリフォームし他の家は売却、改築日やヘルパー人件費にあてる「コミューナルホームズ」構想(97年)など、面白いアイデアがある。

最後のページに卒塾生による起業会社一覧がある。一期生の後藤さんによるケンコーコムをはじめ起業した会社は600社にのぼる!。

シュワっとした刺激をもらえる本である。


僕の思いつき

気になるフレーズ:

 私の唯一のツールは「なぜか」である。
 
 これからはもう「戦略」という言葉ではダメではないか。
 これからは「構想力(イマジネーション)」だ

さて、今日は、何回「なぜだろう」と思ったかカウントしてみよう。



オススメ度

★★★★★+ABS

読んで欲しい方

・大前さんの本が好きだった方
・起業に興味ある方
・ビジネス構想が大好きという方

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2005年06月30日

革命社長 ~ 吉越浩一郎

臨場感あり!

書籍情報

革命社長
革命社長
posted with amazlet at 05.07.02
吉越 浩一郎
日本実業出版社 (2005/06/23)
売り上げランキング: 6,734

本のひらめき

トリンプ・インターナショナル・ジャパン。 http://www.triumphjapan.com/
この会社のことを表現するのに適した言葉:

 早朝会議、残業なし!、18期連続増収増益、禁煙報奨金制度、新卒2年目 でプロジェクトをまかされる、〆切はいつも明日まで、仕事は人生の一部で 全部じゃない、仕事はゲームだ、・・・・

いろいろ思いつく。たぶん、今もっとも注目度の高い会社がこのトリンプ・インターナショナルである。社長は吉越浩一郎氏、本書の著者だ。

本書では、いくつかのエピソードや経営思想が語られており、とても臨場感のある内容になっている。

いくつか社員の声(インタビュー)が入っているのがいい。
またアイデア商品(ブラジャーもなか=虎屋さん特製、桃尻ゴルフボール=一点集中できていいとか:笑)や、天使のブラ、こ悪魔のブラなどビジネス誌の記事や本に登場する「例のモノ」が写真でも見えて楽しい。

なにより、社内の熱い雰囲気、経営の思想、仕事の楽しみ方などが、臨場感をもって語られているのがいいねー。

トリンプは、めちゃテンションの高い雰囲気の中、社員も経営者も仕事を楽しんでいる企業というイメージが強い。

すでに多くの人がこの会社の「早朝会議」を見学し、それぞれ感動を得ているという。長野県知事の田中さんも訪れ、スタッフを見学に行かせたという。

本書で熱くて面白い雰囲気を感じてみよう。


僕の思いつき

・・・
・・・
よし、会いにいくことにした!


オススメ度

★★★★★+臨場感あり

読んで欲しい方

・女性下着が好きだという男性の方(ちょっと危ない?)
・トリンプに興味ある方
・面白い仕事をしたい方

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2005年06月25日

中小企業ですがモノづくりでは世界でトップです ~ 木村元紀

世界で光る

書籍情報


本のひらめき

失われた10年、不況の連続、中国の台頭で競争力を失う製造業・・などなど
日本のモノつくりの環境は、厳しい状態が続いてきた・・・・と多くが思って
いる。

しかし、そんな中でも世界に誇るオンリーワンの技術や製品を生み出し、常に
自社の優位性維持に努力してきた企業は、よのなかの変化にも耐え、すばらし
い成果を出している。

本書では、チタン合金も一刀両断する超音速ウォータージェットの「スギノマ
シン」、直径10Mの船舶用プロペラを100万分の1ミリの制度で仕上げる
「ナカシマプロペラ」、国内シェア80%米ボーイングが旅客機も客室視認用
ミラーに採用した特殊ミラーの「コミー」など、非常にユニークな企業が紹介
されている。

 スギノマシン   http://www.sugino.com/index.html
 ナカシマプロペラ http://www.nakashima.co.jp/
 コミー      http://www.komy.co.jp/
 三津海製作所   http://www.mitsuvac.co.jp/ (MITSUVACは世界的に有名)

本の表紙には、携帯電話を製品のまままっぷたつに切断した写真がある。ウォ
ータージェットで切ったものだ。なんだか不思議。

いずれも中小企業でありながら、その技術の高さやムダトリなど効率追求の徹
底さ加減が尋常ではない。ISOなどはとる必要がない・・・という企業もあ
るほどだ。ISOのレベルをも凌駕している品質の自負がそこにはある。

へぇーと驚く、企業の活躍に胸が踊る。


僕の思いつき

すごい会社には、何かがある。そういうものを調べてみるのもいいねぇ。
かならずしも大企業や名の知れた会社じゃないことがある。

大学の先生(就職担当)や学生のみなさんもこういうところを、日ごろから調
べておくといいかもね。


オススメ度

★★★★+オンリーワン

読んで欲しい方

・モノつくりが好きな方
・世界に誇る技術に興味ある方
・元気な中小企業を知りたい方

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2005年05月25日

サニーサイドアップの仕事術 ~ 峰如之介/山崎祥之

ニュースはPRだ!

書籍情報

サニーサイドアップの仕事術
峰 如之介 山崎 祥之
日経BP社 (2005/01/27)
売り上げランキング: 5,733
通常24時間以内に発送


本のひらめき

テレビ東京の『トレンディたまご』(通称トレタマ)は、なかなかユニークな商品やサービスを紹介する。取材ネタになるととたんに世間の注目をあびて、売れ始めたりする。

人は、PRやコマーシャルにはちょっと身をひくが、ニュースや記事になると身を乗り出して聞きたくなる。第三者の声というのは、同じ事を言っていても注目度が異なるというのはいろんな世界に共通する。

本書は、ニュースを意図的に作ることでPR効果を上げ、対象の製品や人の価値を向上させる<サニーサイドアップ>社のビジネスノウハウを紹介した本である。 → http://www.ssu.co.jp/

具体的事例がリアルに紹介されており、とても興味をそそる。例えば
 ポスター1枚からキムタクとシューズを演出した話
 中田英寿ビジネス(nakata.net のブレークや「東ハト」の再生役CBO)
などだ。この他、スポーツ選手など個人ブランドの創造プロモーションでは、乙武くん(スポーツライター)、北島康介(水泳)、杉山愛(テニス)など、へぇーあの人の影にもサニサイドアップがあったんだぁと驚く。

SSU(サニーサイドアップ)という会社は『PRとはニュースをつくる仕事だ』と事業を定義したところが素晴らしい。クライアントの情報(商品)を広告やコマーシャル枠を買って宣伝のかたちで伝えるのではなく、メディアにニュースとして取り上げてもらって消費者に伝える・・ということだ。第3者情報の価値とでもいえばいいだろうか。さらに進んで、クライアントのブランドを創造するマネジメントまで進化しているところも注目だ。

田坂さんがニューミドルマンという呼び方で、情報のメキキ人のポジションを定義されていたが、SSUは、既存のマスメディアをニューミドルマンに仕立てるやり方ともいえる。

言うわ易し行うは難しであるが、広報宣伝にいる人は必見だね、これ。


僕の思いつき

日本企業は、どちらかというと現状肯定ベースのPR手法を続けてきたように思う。ニュースリリースを関係メディアに配って、もし気に入ってもらえれば取り上げてもらえる・・・という『あなたまかせ』『きまぐれ』戦略だったような気がする。

本書のサニーサイドアップは、そこに『ニュースにしよう』という意図と周到な作戦がある。

何事もただではニュースにはならない。どうしようもなく平凡なことや商品も何かを付け加えるととたんにニュースになる。

身の回りのありふれた商品、製品、サービス、仕事の結果、プレゼン資料をニュースにするにはどうしたらいいか・・・考えてみよう。

何かのイベントがあって、絶好のPR機会なのに社長の都合がつかない・・・なんてことがあったらどうするか・・・なんてことも考えてみよう。(ビデオ出演なんて方法もある。そのほうがかえって目立ったりもする:笑)

あきらめないことだねぇ。



オススメ度

★★★★☆+たのしいさわぎ

読んで欲しい方

・広報部の方
・PRに興味ある方
・面白いこと大好きという方

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2005年04月27日

起業のネタ! ~ 森英樹

考え方と手順だね。

書籍情報

起業のネタ!
起業のネタ!
posted with amazlet at 05.05.01
森 英樹
明日香出版社 (2005/04/07)
売り上げランキング: 355
通常24時間以内に発送


本のひらめき

いつか僕も起業したいけど・・・ビジネスのいいネタが・・・と一歩進みだすことを逡巡している方、この本は、必読書!

日経新聞の記事を「ネタ」にユニークな内容のメルマガ「経営戦略考」を発行している森さんの本だ。

森さんと藤井さんが主催している「週末企業フォーラム」の会員アンケートで一番多くあげられる悩みは、「起業ネタがない」というもの。47%弱あったという。しかし、ネタは実は至るところに転がっているという。僕も同感。

で、本書では起業のためのネタをみつける「考え方」と「手順」を丁寧に指南してくれる。ユニークな起業事例も楽しい。

自分ならではの専門分野を探す、好きなことをみつける、できること、得意なことをみつける・・・など発想の仕方がある。

自分ならではの専門分野?・・・うーん、と唸ってしまう方も安心されたい。

 「専門分野は決めるものであって、既に備わっているものだと考える必要は
  ない。俺はこれを専門にする!と決めればよいのです。」

と森さんはいう。ブログがちょっと得意なら、ブログコンサルタントを名乗ってしまえばいいのだ。実際、中野英彦さんは、日本初のブログコンサルタントを名乗った人である。

かならずしもオリジナリティにこだわらなくてもいい、自由な発想にこだわらなくてもいい・・・など、肩の力を抜きながら目からウロコのアドバイスがとてもイカしてる。

起業家志望の方、おすすめ!


僕の思いつき

躊躇している人の背中を押してくれる森さんの言葉がもう一つ。

「資格でない限り、専門家を名乗るには、誰にも遠慮はいらない。
 自分で肩書きを作り、それを名乗ればいいのです」

なーるほど。

さて、自分の得意なこと、できることで何か面白い肩書きを考えてみよう。

 超速検索士
 感動探検隊隊長
 熱血企業変革請負人
 日記コンサルタント
 手帳アドバイザー
 ・・・

いろいろ考えて、できれば名刺にも刷り込んじゃうと楽しいねぇ。



オススメ度

★★★★★+ネタ!

読んで欲しい方

・起業を企んでる方
・いつか・・・って思ってる方
・何か始めたい方

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2005年04月26日

子育て主婦の公認会計士合格記 ~ 小長谷敦子

あきらめない!

書籍情報

子育て主婦の公認会計士合格記―子どもを産んでから、自分の夢を実現する!
小長谷 敦子
中経出版 (2005/01)
売り上げランキング: 19,822
通常24時間以内に発送

本のひらめき

簿記の3級と2級に受かるまで・・・約1年
公認会計士の二次試験に受かるまで・・・約5年
公認会計士の三次試験に受かり晴れて公認会計士となるまで・・・約4年
あわせて10年。本書の著者小長谷さんが会計士になるまでの道程だ。

10年前の自分はどうだっただろうか。あの時、何かを思い立ちずっと続けていたら今ごろ・・・。

10年後の自分はどんなだろうか・・。今、何かを心に決め、これから10年(いや5年でも)続けて目標に向かっていったら・・・。

何も思わなければ、すーっと過ぎてしまう時間。僕たちにいつも「選択」をせまりながらサッと過ぎさる時間。よーし、僕も何か目標をしっかりもって頑張るぞ・・・そんなことを思わせてくれる本である。

本書は、子育てのため育児休暇をとっていた著者が、あるとき「このままではいけない」と行動を起こし、公認会計士になってしまう自伝的内容の本だ。

公認会計士の試験(二次試験)は、最低4000時間は勉強しないといけないらしい。一日8時間として500日。ひぇー。

しかし・・・なにもしないでごく普通に過ごしても500日、必死に合格めざしてがんばっても500日。どちらを選ぶかは、自分次第。

うーん、この本、考えさせてくれるなぁ・・。


僕の思いつき

著者は結婚前に自分への投資にあてようと100万円をコツコツためたという。使い道自由の「自己投資預金」だ。それは、簿記3級から公認会計士の2次試験合格までにすべて使い果たしたという。

こんなに使っていいのだろうか・・・これから先、子供の教育費もかかるし・・・・と思い悩んだこともあったと小長谷さんは述懐する。しかし、そんなとき思い出されたのがお母さんの言葉:

  「財産は一瞬でなくなるけど、自分に投資したら誰にもとられない。
   自己投資を忘れてはいけない。」

ふむふむ。なるほど。

これから結婚する人は、奥さんやだんなさんに「これは私の自己投資資金」として使いたいから・・・と最初に宣言しておくのもいいねぇ。できれば、将来こういうことに使いたい・・・みたいなことが言えればなおよい。

今年入社したばかりの新入社員の方は、この3年で何にいくら自己投資するか真剣に考えておきたい。(このアドバイスが欲しい方は メールくださいね
→ hello@webook.tv )

自己投資。稼いだお金の使い道でこれほど有益なものはない。



オススメ度

★★★★☆+一年発起!

読んで欲しい方

・社会に貢献したいと思う方
・今の生活を変えたい方
・夢のカケラを大切にしている方

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2005年04月19日

アマゾンの秘密 ~ 松本晃一

地上で最大の・・・学び舎

書籍情報

アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか
松本 晃一
ダイヤモンド社 (2005/01/28)
売り上げランキング: 2,147
通常4~6週間以内に発送


本のひらめき

2000年11月、ネット書店のアマゾンが日本でもオープンした。今ではアマゾンはネット上で本やCDなどが買えるインターネットインフラとして大変な地位を確保している。本家は、1995年7月にジェフ・ベゾスが自宅のガ
レージで創業している。

本書は、スタートアップ当時の興奮と熱狂をその当事者自身がリアルに伝えるノンフィクションストーリー。著者は、アマゾンの立ち上げ当初からアドバイザーとしての立場で参加したマーケター&IT技術者である。

アマゾンの立ち上がりのころ、実はボクもアマゾンに参加する可能性がほんの少しだけど・・・あった。だから、もしかしたら本書の中で『M』さんとかで登場したかもしれない。そう思うとこのノンフィクションドラマは、とても身近でなつかしいような感じがする。

アマゾンから離れた著者が、アマゾンを振り返って述べる件が印象的だ。

  アマゾンは、僕にとって学び舎そのものだった。
  アマゾンには、学べることがとめどもなく、ある。

会社で仕事をしていて、自らの成長を実感できる環境こそ企業が大切にすべきことではないだろうか。社員を大人として扱う風土、組織のだれもが必要な情報や知識を自由に得られる環境・・・などなど、アマゾンの裏側も、面白い世界があるようだ。


僕の思いつき

今ではアマゾンで本を注文することは、ごく普通の買い物という感じがするようになっている。アソシエイトプログラム(アフィリエイト)も利用している。だから、本書で紹介されている内容は、どうも他人事ではないような気がする。西野さんほか、登場する人物に知り合いがいるのもも楽しい。

すんごいプロジェクトに参加しているなら、それをあとで後世に伝えられるようにログを残しておくのも悪くない。

ログの名は・・・・『○○の秘密』、としておこう。



オススメ度

★★★★★+地球上で最大

読んで欲しい方

・本屋が大好きな方
・アマゾンで本をかったことがある方
・アマゾンってそんなにすごいの?という方

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2005年03月07日

行政書士の花道 ~ 澤田尚美

「何を始めるのでも、10年続ければ必ず花開く」
                  (著者のお母さんの言葉)

書籍情報

行政書士の花道
行政書士の花道
posted with amazlet at 05.03.07
澤田 尚美
ダイヤモンド社 (2005/02/17)
売り上げランキング: 3,616
通常24時間以内に発送


本のひらめき

実はこの本が出る前、著者の澤田さんとお会いした。山田真哉さんのプロモーション企画会議の席だった。そのとき、澤田さんからは本の表紙のドラフトを見せていただき、ちょっとした胸騒ぎがしたのを覚えている。「こ、これって、なんだか面白そう!・・・・」 ざわざわ。

そして、今その本が手元あり、胸騒ぎはホンモノだったことを実感する。

行政書士というのは、ずいぶんまえから知ってはいた。記憶に残る最初は、運転免許証の書き換えの会場。へぇーこんな仕事があるんだぁ、でも書類を作るだけでお金取るなんてずるいや・・・って思ったのが最初の印象だ。以来ずーっと行政書士の仕事については理解不足(誤解!)のまま今日に至る。

で、この本を読み「そうだったのか!」と長年の無知に光明が差した。

本書は、行動的で情にもろい行政書士、右原カンナ(みぎはら・かんな)26歳が活躍するビジネス小説だ。行政書士の世界を小説として描いた初めての本である。現役の行政書士さんが、その経験をベースに書いているからリアリティに富んでいる。

非常に面白い!。超~お薦めの本だ。

理由は、3つ。
まず、行政書士の仕事がリアルに分かるところ。社会の舞台裏で活躍するプロフェッショナルな黒子の仕事の面白さがとてもよく伝わってくる。行政書士は気軽に相談できる町の弁護士さんといった感じである。
さらに、建設業の許可や、外国人在留資格といった世の中の仕組みが分かるところも実に楽しい。
3つめは、物語に人情の機微が染み込んでいるところ。短い1話完結型のストーリーの中で、ホロリとさせてくれるところは感動もの!。

公認会計士の世界では、山田真哉さんが、萌ちゃんの物語ですばらしい境地を切り開いている。そして、今、行政書士の世界にもまた新たな星が生まれた!ブラボー!である。


僕の思いつき

風俗営業許可申請の物語(行政書士の花道、本のタイトルでもある)では、主人公の行政書士カンナと先輩行政書士日向との会話が興味深い。

「右原さんの場合は、資格とかそういう概念を完全にとっぱらって、周りをまきこんで仕事をすすめていくからな・・・。俺は許認可業務に限らず、融資や補助金申請や企業戦略のコンサルなんかも手がけていきたい。今までどおり、資格業という土俵にたっていたら、俺達行政書士はいつまでたっても他の資格業のセンセイたちから一段下の目でみられたままおわってしまう。だからこそ資格業にしばられないやり方で一緒にやっていきたいんだ・・」

きっと、著者の澤田さんもそう思っているに違いない。

枠にとらわれず、思いっきり伸びていいのが若い世代の特権。花道は切り開くもんだねぇ。

さて、あなたの枠はなんだろう。ちょいとはみ出してみない?



オススメ度

★★★★★+花道!

読んで欲しい方

・行政書士を目指している方
・行政書士って何してるの?という方
・サムライ業が好きな方

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2005年03月02日

逆転戦略 ~ 鈴木貴博 + とどろき塾のセミナー

ピッチの逆襲!?

書籍情報

逆転戦略 ウィルコム-「弱み」を「強み」に変える意志の経営
鈴木 貴博
ダイヤモンド社 (2005/01/28)
売り上げランキング: 467
通常24時間以内に発送

本のひらめき

WILLCOM(ウィルコム)。最近、新聞の全面広告を見かけることが多い。なんだろう、この会社?と思っていたら、この本が出た。

どうもカーライルという米国の投資ファンドが絡んでいるらしい。カーライルの代表はあの元IBMのルイス・ガースナーJrだ。これまでの実績では、カーライルの投資先は、相当高い確率で成長したという。

ウイルコムは、元DDIポケット、つまりPHSの会社である。うーむ、なぜ今ごろPHSが・・・。ピッチは安いけどつながりにくい、エリアが狭いなどの理由で携帯電話に圧倒されたんじゃなかったか・・・。

そんな疑問を紐解きながら、なぜ、今、カーライルという超優秀ファンドが、ウィルコムに投資したのかその理由が解き明かされている。

携帯、PHSなどの歴史と今、そしてちょっと先の未来が垣間見えるユニークな本だ。

PHSがピッチと呼ばれて若者に受けたのは97/98年ごろ。DDIポケットは、一時はシェア50%を超える大躍進をしたのだが、携帯にくらべて「つながりにくい」という評判とともに衰退していく。その後の携帯の小型化、i-Mode、写メールなどと「ちょっと前の歴史」が面白い。

さて、携帯電話躍進の影でPHSは何もしなかってわけではなく、首都圏を中心に必死でアンテナの数を増やしていたという。それが逆転のための屈身だったのだ。そんな歴史と、これからの大化けするかもしれないという仮説が非常に躍動的で面白い。中国版PHS(小霊通)も大きく伸びているという。

ひさびさに興奮する内容だった。

この本を読み、「ちょっと先未来」を注視するのも面白いのではないだろうか。


僕の思いつき

SWOT分析なんてのがある。発想は、強みを伸ばし、弱みを克服する。そして機会を捉え、競合に打ち勝つ・・・というものだが、言うわ易し・・である。

また、弱みを弱みとだけみるのではなく、そこにチャンスや逆転の機会を見出すことも戦略策定には重要だろう。

弱みの本質を解き明かすと、けっこうチャンスだったりもするから面白い。
そんなものが身近にないだろうか?



オススメ度

★★★★★+逆転

読んで欲しい方

・エアエッジを使ってる方
・PHSを使ったことある方
・逆転ホームランが好きな方

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2005年02月13日

ブログで始める超速起業入門 ~ 中野瑛彦/藤井孝一

ブログといえば・・・

書籍情報

ブログで始める超速起業入門
中野 瑛彦 藤井 孝一
明日香出版社 (2004/11)
売り上げランキング: 1,237
通常24時間以内に発送

本のひらめき

ブログが注目されてかれこれ一年あまり。ブログという言葉自体も定着してきた。

しばらく前の起業物語には、メルマガというのがキーワードとして大きい位置をしめていた。いまでもそれは変わらないが、さらにブログという要素が急上昇してきた感がある。本書は、一般の人がブログをつかって起業するときのヒントをやさしく解説してくれる本だ。

こんな例が紹介されている。
株式信用取引のメルマガを発行していたはるこちゃん、読者1000人くらいで伸び悩んでいるとき、ブログをスタート。5ヶ月ほどして、雑誌から掲載の依頼が来たという。さらにその後大手出版社からは本を書きませんかというオファーを受けることに・・・。絵に描いたようなかっこよさだが、こういうのが実際に起こるのである。

ただし、ブログを始めればそれでよいというわけではない。マーケティングの戦略が必要だ。本書では、「あなたが興味ある分野から、オンリーワンとなれるニッチな分野を探そう」と説く。著者自信も、ブログコンサルタントというまだ誰も使っていなかった肩書きでオンリーワン戦略を地でいく人だ。

起業してみたい、事業を始めたい・・という方は、次のようなステップで進むといよいという。
 1)オンリーワンのテーマを探す
 2)それが他人の役にたつことかを調べる
 3)インターネットやブログを道具として使う。
 4)お金に換える
 5)起業する

さて、ちょいと考えてみますかね。


僕の思いつき

ブログの時代である。これだけいいぞと言われていて、それでも二の足を踏んでいる人がいたら今すぐ始めてみよう。試してみるということは、ともて面白いから。

何かやりたいことが見つかったとして、それを有名にする魔法の「呪文」が必要である。そんな方は、オーバーチュアが提供するキーワードアドバイスツールを試すといい。本書で知ったこのサービス、なかなかユニーク。

http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp

ためしてみよう!


オススメ度

★★★★☆+ブログ起業

読んで欲しい方

・起業を考えている方
・オンリーワンを目指したいという方
・ブログを始めたい方

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2005年01月20日

日本電産永守イズムの挑戦 ~ 日本経済新聞社

出来るまでやる!

書籍情報

日本電産永守イズムの挑戦―すぐやる 必ずやる 出来るまでやる
日本経済新聞社
日本経済新聞社 (2004/12)
売り上げランキング: 157
在庫切れ


本のひらめき

日本電産の永守重信氏は、そのすばらしい経営で各界から注目の人である。現在、日本電産グループ直系18社や関連会社を束ねる名経営者である。カルロスゴーンのほかにもこんな経営者魂をもった人がいるのを知るのは楽しい。

昨日は「不思議な会社」(名南製作所)の本だった。今日の日本電産も不思議な会社の仲間だろう。モーターを中心にしたメーカーだ。

この会社の経営哲学はこんな言葉に集約されている。

「情熱、熱意、執念」
「知的ハードワーキング」
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」

執念というのがすごい。出来るまでやる、ってのもビビるねぇ。日本電産の創業物語というのが本書のメーンストーリーだが、永守イズムと呼ぶにふさわしい企業経営の精神は、とても刺激的。ある意味、ごくあたり前のことなのだが、それを徹底的にやるとろころが凄いところだ。

三協精機のM&Aのニュースは記憶にある。そのプロセスも詳細に説明されている。僕が一番心にヒットしたのは、合併後の永守氏の行動だ。約12ヶ月の間に一般社員や主任クラス1056人と昼食懇談会を持ち、管理職とは327人と25回にわたる夕食をとったという。ポケットマネー2000万円を使ったらしい。もちろん食事をするのが目的ではなく、自身の経営哲学を広めることと腹をわった話を聞くためだ。自分ちの会社の社長はこんなことをしてくれるだろうか・・・。

また三協精機のコスト改革にあたっては、1円以上の支出はトップの決済が必要だと宣言し、すべての稟議を見たという。数秒とはいえめくら判ではなく、的確な指示が飛ぶから、経費はめちゃくちゃ締まったものになったようだ。

人材に対する考え方も名南製作所とも通じる。
人の能力の差は5倍程度しかないという。5倍もあるのか!と驚くが、もっと大事なのは意識、やる気の差だ。それは100倍以上へたをすると1000倍以上あるという。だから頭のいい人ではなく意識の高い人を採ることにしているという。

本の最後に永守語録が載っている。お気に入りは

「智恵を出すというのはそんなに難しいことではない。
 今自らがやっている仕事を1秒でも早く楽にできる方法を
 考えればよいのである」

などなど、この企業グループで行なわれている「不思議なやり式」は、我が身に照らして大いに勉強になる。


僕の思いつき

整理整頓は、永守イズムの大事な要素の一つ。
理由は・・・廊下を歩くのも100円、資料を探すのも100円、身の回りが乱れていると、ちょっとしたことにも時間がかかる。つまりコストがかかるのだ。ABC(Activity Based Costing )という管理手法があるが、そういう意識で日々の仕事を見直すとトヨタみたいに強力な仕事環境ができてくる。

そもそも自社のコスト構造も意識しないような企業があったら、早晩消え行く運命かもしれない。我が社は大丈夫だろうか・・・

自分の行動(例えば、資料探しに10分かかるとして)が、いくらかを計算してみておくのも面白いね。

東レシステムの高村社長は言った(プロジェクトX風)。

     「測れば変わる!」



オススメ度

★★★★★+出来るまでやる!

読んで欲しい方

・優良企業のベンチマーキングをしたい方
・不思議な会社がすきな方
・いい会社に変身させたい方

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2005年01月17日

「企業理念」開発プロジェクト ~ 足立光正

理念は重たい。

書籍情報

「企業理念」開発プロジェクト―意識改革を実現する7つのステップ
足立 光正
ダイヤモンド社 (2004/12)
売り上げランキング: 31,671
通常24時間以内に発送

本のひらめき

最近、有名な大手企業で「うっそー」というような不祥事が続いている。大きくブランドを傷つけたり、社会的信用を失ったり・・。そういう企業にも「理念」や「社是」はある。きっと素晴らしいことが謳ってあるに違いない。なのになぜ・・・

理念が現場の活動にまで浸透するにはそれなりの「汗」が必要である。
最初の汗は、作る汗。
次は浸透する汗。
その次は、時代や環境に合わせて変える汗。
なにごとも楽(ラク)して実るものはないらしい。

本書は、CI(コーポレイトアイデンティティ)の開発に力を注いできた著者が企業理念の作り方を指南する本である。

担当者や外部コンサルにまかせてちょいちょい・・と作ることもできるが、企業理念はそんな簡単に作ってはいけない。トップを始めとした志と汗が必要なのだ。

理念を見直すタイミングはいくつかある。
 1)トップの交代
 2)企業合併などで企業文化や風土が異なる組織が一緒になるとき
 3)新事業進出などで企業内環境が大きくかわるとき
 4)外部環境変化に、従来からの価値観が対応できないとき
 5)経営意志として自ら大転換を決意したとき
などである。2)に該当する企業は最近多い。

我が社の理念を作ろう、企業理念を見直そう・・・という会社にとっては、とてもガイドになる本である。


僕の思いつき

企業理念があるように、個人にも人生の軸となる考え方がある。ゆずれない一本がある。普段はあまり意識していなくても、ここは譲れないな・・みたいなところだ。

自分の生き方をステートメントとしてまとめておくのもいいかもね。


オススメ度

★★★★+理念開発

読んで欲しい方

・企業理念を持ちたい方
・社是、理念、方針ってどうちがうのって方
・企業理念を見直したい方

Posted by webook at 20:59 | TrackBack

2005年01月11日

楽天の研究 ~ 山口敦雄

舞台裏へようこそ!

書籍情報

楽天の研究―なぜ彼らは勝ち続けるのか
山口 敦雄
毎日新聞社 (2004/12)
売り上げランキング: 6,441
通常4~6週間以内に発送

本のひらめき

楽天と僕はとても近い距離にいる。楽天日記やってるし、楽天ブックスでもお店開いてるし・・。ってちょっと違うんじゃないかと言われそうだが、楽天とはなんだか妙に親しみを感じるのである。

三木谷さんの友達の友達が友達だし、今度楽天イーグルスの社長になる吉田敬さんとは食事したことがあるし、などと勝手にファンになっている僕である。

さて本書は、昨年プロ野球参入で一挙に全国区になった楽天の成功の舞台裏を覗くドキュメンタリーだ。楽天創業者達へのインタビューを交えて、とてもリアルにその成功の軌跡を映し出している。

冒頭に紹介されている戦略共有を目的にした「朝会」の模様が新鮮だ。毎週開かれるその会議は、社長三木谷さんの話のあと、書く事業部の責任者が事業報告をする。最大90秒という短さ。時間が測られてオーバーするとチンと鳴るらしい。

「世界一のインターネットサービス企業」をビジョンに掲げる楽天は、そのカリスマリーダー三木谷さんに負うところが多いが、決してそれだけではない。本書には創業時代からの多くの役員インタビューが掲載されており、生の声がとても興味深い。

楽天の成功の軌跡は

 起業家魂+ITスキル+M&Aスキル+スピード!+時の運= 楽 天

といったところだろうか。

利益が44億円のときに利益目標を1000億円に置くといった三木谷流の目標設定の仕方や、とにかく「徹底してやる」ことや「スピード!」が多くの企業が<我が社ではちょっと・・>と思うところではないだろうか。

本城さんと三木谷さんが楽天を構想するとき考えたアイデアは実は3つあったという。
 1.地ビールレストランのフランチャイズ展開
 2.天然酵母のパン屋の全国展開
 3.インターネットモール

当時インターネットモールは大手企業が手がけて失敗し撤退していたところだ自分なら出来ると思い、誰もやらない分野・・・・そこが狙い目だねぇ。


僕の思いつき

もし、自分の目標がぼんやりとでもあるようだったら、ちょっと大胆な目標に変えてみるのも面白いかもしれない。ターゲットの設定の仕方で、物事の枠組みが変わったり、新しいコンセプトが生まれてきたりする。

三木谷さんは利益が44億円のとき1000億円の目標をぶち上げた。
孫さんはミカン箱の上で(つまりまだなんにもないとき)に1兆2兆と吠えた。

僕は、気が小さいので・・・3倍・・・と言ってみた。笑


オススメ度

★★★★☆+スピード!

読んで欲しい方

・楽天でお店を持ちたい方
・ネットショッピングがすきな方
・起業家にあこがれる方

Posted by webook at 09:11 | TrackBack

2005年01月10日

ブログではじめる!ノーリスク起業法のすべて ~ 丸山学

ブログ起業?!

書籍情報

ブログではじめる!ノーリスク起業法のすべて―あなたの日記をお金に換える法
丸山 学
同文舘出版 (2004/12)
売り上げランキング: 301
通常24時間以内に発送

本のひらめき

本書は、いまホットなブログ(Weblog)を利用して起業しようという本である。著者はノーリスク起業法のノウハウを広めている丸山さんだ。民間企業の経理総務課長を経て行政書士事務所を開設した人だ。ただ事務所を開設しただけではなく、ネットを通じた情報発信活動で成功したきた方である。

本書は小資本起業で成功する3つの武器について解説されている。3つとは、ブログ、言葉力、個人ブランドだ。

個人の小資本起業においては、営業にお金をかけるわけにはいかない。そこでお客様に口コミや情報でファンになっていただく方法が、ブログだ。

ブログは「ファンを観客席に座らせるのではなく、ベンチ裏や楽屋裏へご招待するお客様身内化の方法」だという。なるほど。

ブログは、せいぜい10分もすれば無料サイトですぐできる。

やりたいことをみつけたらブログを使って営業する・・・そんな起業のステップを踏んでみても面白い。

「やりたいこと」は何か・・・という自問の答えが見つかったら、本書を参考にしてノーリスク起業してみよう。

本書と連動したメルマガも発行されている。 → http://www.marujimu.com/

僕の思いつき

自分は何をやりたいか。なにが得意か。どんなチャンスがあるか。どんなお客様を想定できるか。競合はあるか。・・・そんな思考プロセスは、なかなか自分だけでは難しい。

そういう時の触媒(キャタリストコーチ)がいたらいいねぇ。
もし、ご入用なら夢工房しんのすけで・・・。


オススメ度

★★★★+ノーリスク起業

読んで欲しい方

・ブログでもやるかって思った方
・起業モードにいる方
・社長になった方

Posted by webook at 21:34 | TrackBack

2004年12月14日

これが働きたい会社だ ~ 渡邉正裕

隣りの芝生は・・・

書籍情報

これが働きたい会社だ  社員が教える企業ミシュラン
渡邉 正裕
幻冬舎 (2004/11/11)
売り上げランキング: 789
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.6
5 4年生
5 就活に是非。
4 会社の雇用制度について


本のひらめき

自分の周りにはいろんな会社の方がいらっしゃる。お客様だったり、出入りの業者さんだったり、あるいは競合会社だったり。そんな企業の裏側はどんなんだろう・・?  なぁんて思うのは人情というもの。

本書は、トヨタ、IBM,日本生命、三井物産、全日空、朝日新聞、NHK等いわゆる大手企業を中心に、企業カラーや、年収の推移、会社の意思決定カルチャーなどをレポートした本である。かなり辛らつな分析もあって、実態に近いんだろうなぁという印象を受ける。取材された側は、おいおい・・ってところもあるかも。

たとえば:
 法にふれるようなことは絶対にしない、人畜無害な上司が多い。
 仕事にやりがいを求めない、あるいはやりたいことがない人にとって、
 これほど良い会社はない、と強調する人もいる。
などなど。(これはA社の事例)

この種の企業紹介ではユニークなポジションにあるのではないだろうか。

評価・報酬の体系(年功型⇔成果型)、雇用安定性(終身⇔Up or Out)、意志決定カルチャー(ボトムアップ⇔トップダウン)がそれぞれに分析されており普段、新聞や雑誌などで見聞きしている姿とマッチして面白い。

また、年俸のカーブ(25歳~50歳)も俗っぽいけど興味深い。
平均的な50歳で各社の年収を比べるとこんな具合。
 全日空  :1250万円
 サントリー:1300万円
 ソニー  :1350万円
 IBM  :1400万円
 三井物産 :1700万円
 朝日新聞 :1700万円
 三菱商事 :1800万円
もちろん、業績などで上下のばらつきはあるが、へぇーという数字もある。

リクルートは独特のカルチャーで、「38歳定年、副業OK、転職支援に1000万円」という人材輩出の仕組みが面白い。

著者サイト:MynewsJapanにさらに詳しい情報がある。(有料)
http://mynewsjapan.com/


僕の思いつき

普段お付き合いのある会社があったら、そこの企業情報をねほりはほり聞いてデータをまとめてみるのも面白いね。「まとめていく」という行為に価値は宿るかもね。

そういうのがあると営業も商談も交渉も、別の意味あいをもって楽しくなる。


オススメ度

★★★☆+隣りの芝生

読んで欲しい方

・これから就職するという方
・自分の会社のポジションをみたい方
・転職をあきらめた方

Posted by webook at 17:25 | TrackBack

2004年12月06日

採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長 ~ 安田佳生

伸びる会社は社員が伸びる

書籍情報

採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長
安田 佳生
サンマーク出版 (2004/10)
売り上げランキング: 311
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.33
4 社長が人間として成長しなくては・・・
5 中小企業社長必読!!
4 「気づき」を与えてくれます。


本のひらめき

中学や高校のクラスは40人前後のことが多い。日本人の40人にひとりは社長だというから、きっと同級生の中には独立して社長になっている方もいるだろう。つまり、意外とたくさんいるのである。

で、世の中のならいに従って、すべてがすべて素晴らしい社長さんとは限らない。会社をつぶす社長もいれば社員や事業を伸ばす社長もいる。本書は、採用のプロとして10年間に3000人以上の社長と対面した著者がその差について考察したものだ。

伸びる会社(伸ばす社長のいる会社)は、何か・・・様々な分析があるが、僕が一番ピンときたのはこれだ。

 社員が成長できる会社が「伸びる会社」である。

著者はもとリクルートだけあって、その点も抜かりない。著者の会社ワイキューブにもちゃんと独立支援制度がある。社長を生み出す仕組みである。もちろん「伸ばす社長」として。
大企業が苦し紛れに編み出した転職支援とはちょっと違う。

もうひとつ仕組みとして面白いと思ったのは、ワイキューブで行なっている新人教育のひとつ「クレド」。これはリッツ・カールトンホテルで行なっている理念の共有のための活動だ。(クレドというのは信念、信条という意味のラテン語)定期的に社員が、クレドに書かれた意味を体験事例などをもとに「考える」時間をとることだ。やみくもに唱和するのではない。同じ価値観でサービスを提供する・・といった目的のためにはなかなかいい仕組みかもしれない。


僕の思いつき

職場にマネジャーがいたとしよう。
毎日仲間と価値観の共有をはかるために何かをしたいとしよう。
どんなテーマで何をするか・・・。ちょっと考えてみたい。

その前に、共有すべき理念や価値観はステートメントになっているか・・ここを確認しなくては・・・。え、ない? うーん、来年に向けて考えてみよう。

こういうのをマジに考えたい方はこちらもご参考に:

(はてなの質問)

 リッツカールトンホテルの「クレド」や、株式会社武蔵野の「手帳」のように 経営者の思想や会社の方向性を社員に浸透させる道具、方法、考え方を説明し た書籍やページを紹介してください。よろしくお願いします。

 →  http://www.hatena.ne.jp/1092624580

 ここにはお菓子を仕事にできる幸福 (東ハト)、真実の瞬間(SAS)などが
 紹介されている。

(リッツのクレドに関する記事)

 → http://appleworld.com/entertainment/choice/ritz_3.html



オススメ度

★★★★+伸ばす社長

読んで欲しい方

・社長と話したい方
・できる社長を認識している方
・社長の方

Posted by webook at 07:54 | TrackBack

2004年10月30日

ミッション・経営理念 ~ 社会経済生産性本部

自社のミッション、知ってる?

書籍情報


ミッション・経営理念 社是社訓―有力企業983社の企業理念・行動指針
社会経済生産性本部 日本生産性本部=
生産性出版 (2004/06)
売り上げランキング: 11,245
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4
4 経営理念の参考書


本のひらめき

983社の経営理念、ミッション、社是、社訓などをあつめたデータブック。あいうえお順に掲載されている。著作者の社会経済生産性本部が各社の広報部やIR担当にアンケート依頼して作成したもの。パラパラと眺めてみても各社の歴史や経営の様子がうかがい知れて面白い。

清水義典さんが一言いいそうな、長ったらしい文章の社是もある。
 「xxにかんがみ、xxするとともに、xxをもって決意し、xxとなる」

また松下電器産業のように創業以来(だね多分)かわらぬ信条や精神を掲げている企業もある。「産業報国は当社綱領に示す処にして・・・べからず」といった感じ。やや時代がかった文体でそれ自体に重みがある。

また、スパンクリートコーポレーションのように「社是、社訓のない会社」という一文を寄せているところもある。社長村山さんのあいさつ文が面白い。
→ http://www.spancretecorp.com/com.html

ANAは、グループ経営理念に「コンセプトの構造」が感じられて好感だ。
→ http://www.ana.co.jp/cp/rinen/index.html

ゴールドマンサックス証券会社は、3ページにわたる長い文章を掲載しているが、なかなか読ませてくれる内容がある。

本書は、基本的にデータベースである。それ以上でも以下でもないところを狙っている。


僕の思いつき

データはそれだけでは意味がない。そこに何かを読み取ったり分析したりしてはじめて意味がでてくる。せっかくだから、この本もそういう風に利用してみたい。

 同じ業種を比べる。
 社是、社訓、理念の使い分けを比較してみる。
 古めかしさの順にならべる。
 構造化の程度を比較する。
 誰に向けた文章かを整理する。
 内向け&外向け軸とモダニズム&オールドファッション軸でプロットする。
 
今はネット上に掲載しているところがほとんどだから、そういうものを使えば独自にもできる。今その会社をリードしている経営者と経営理念をつないで分析してみるのも面白い。今度、こういう本を書いてみたい。

僕のお気に入り経営理念は、松田さんのタリーズコーヒーだね。
 → http://www.tullys.co.jp/company/policy/
ポリシーの5つめがとってもいけてる!


オススメ度

★★★+経営理念

読んで欲しい方

・我社の経営理念ってなんだっけ?という方
・自社の経営理念を考えてる方
・他社のミッション表現に興味をもった方

Posted by webook at 11:45 | TrackBack

2004年10月12日

アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ ~ 小林智子

自分で商売してみることはすごい経験!

書籍情報

アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ
小林 智子 エイジ TOMONORI tsuba3 アフィリエイトのコツ編集委員会
インプレス (2004/08/01)
売り上げランキング: 772
通常24時間以内に発送します。
おすすめ度の平均: 3.75
4 エッセイ的に読む価値あり?!
5 実体験に基づくアドバイスだから説得力がある
2 独自な視点を


本のひらめき

月5万円といえば平均的なサラリーマンの一月のおこずかい。かあちゃんから「はいこれ」って渡されているサラリーマンの方もいることだろう・・。笑
それとは別にフリーなキャッシュを稼ぐことができたらうんと楽しい。

本書は、ホームページを利用したアフィリエイトの話。手堅く月5万円も稼ぐことができたら、それはお金以上の面白みがあるはずだ。

インターネットで取引される電子商取引のうち10%がアフィリエイト経由だと言われている。2003年度の経済産業の予測から計算するとその額は、約5000億円。今後もますます増えるであろうネット取引で、多くの企業はアフィリエイトを取り入れていくはずだ。・・・間~違いない。

本書では、4人のアフィリエイターが、手堅く稼げるようになるコツを披露してくれる。

半年間はぐっとガマンすべし、メルマガには手をだすな(労力と効果の関係)、店主の顔を見せよ、どんな文章にも愛情をこめろ・・・など経験者ならではのアドアイスがある。

家庭への高速ネット接続も普及してきた。そろそろ始めてもいいかもしれない。
なにしろ『やってみることに失敗はない』のだから・・・。


僕の思いつき

アフィリエイトで売るならどんなものがあるか、考えてみよう。
思いついたら、Googleなどで検索してすでにやってる人のことを研究してみよう。こりゃかなわんと思っても、そこから何かのヒントをもらっておこう。次の商品を考えてみよう。
・・・てなことを30分やったら、始められるかもしれない・・。

翌日「ねぇねぇ、こんなこと考えたのよ」と友達に話してみる。

そして、今週のツキに期待しよう。何か始まる。

オススメ度

★★★★+ツキ5万円

読んで欲しい方

・アフィリエイトに興味をもってる方
・おこづかいを増やしたい方
・家族で何かはじめたい方

Posted by webook at 14:48 | TrackBack

2004年09月30日

日本のもの造り 哲学 ~ 藤本隆宏

書籍情報

日本のもの造り哲学
日本のもの造り哲学
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藤本 隆宏
日本経済新聞社 (2004/06)
売り上げランキング: 2,240
通常2~3日以内に発送します。
おすすめ度の平均: 4.25
4 内容と読みやすさが両立している
5 もの造り日本の強さを再考,アーキテクチャーの概念を分かりやすく解説
5 トヨタだけでない日本の製造業の最大公約数コンセプト


本のひらめき

物事を見る目線はいろいろある。

著者曰く、この本の目線は、工場の天井裏からみるような感じと言う。高さ10mくらいの目線だ。

高度数万メートルの上空からみる「日本経済論」でもなく、高度数百メートルから企業全体をみる「経営戦略論」でもなく、また高度1.5メートルの現場目線でもない。

工場の天井裏から製造現場の真実を見ること、それがもの造り現場の経営学というわけだ。現場発の経営戦略論でもある。その視点こそが本書のユニークな点だろう。

日本のもの造りの現場は

  強い工場+弱い本社
      ↓
  強い工場+強い本社

にすることが重要だという。日産のゴーン改革などは、まさにこの流れだと分析する。

ちょっとユニークなものつくり経営戦略論がある。


僕の思いつき

鳥の目だとか、虫の目だとか、魚の目だとかわかりやすいメタファーで、視点の違いを説明すると楽しい。また、本書のように高度を具体的に言うのも分かりやすい。

目線や視点を面白く表現する方法は、ほかにないだろうか・・・。
豚の鼻、アリの耳、オジギソウの感性、稲穂のたれ加減度・・・うーん、もう一つ何かを超えたいな。

オススメ度

★★★★+もの造り

読んで欲しい方

・工場の生産性を管理している方
・自社のものつくりを見直したい方
・もの造りの現場に興味をもった方

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2004年08月26日

■柔道ストラテジー(David B.Yoffe Mary Kwak)

judo-strategy.jpg
メタファー(比喩)は雄弁に語る。    

柔道ストラテジー
     小さい企業がなぜ勝つのか
   --------------------------------------------
   |著者:David B.Yoffe Mary Kwak / 藤井正嗣監訳
   |日本放送出版協会|2004年 08月
   |ISBN:414080890X|本体価格:1,900円 |349P
    --------------------------------------------

 オリンピックも後半になってきた。前半のハイライトはなんといっても柔
 道。谷選手や野村選手らの活躍に日本中が沸いた。

 本書は、柔道という日本が生み出したスポーツをビジネス戦略の比喩(メ
 タファー)に使って、勝つための戦略は何かをさぐる面白い本である。
 意外なことに欧米では、多くのビジネスプロフェッショナルが柔道をビジ
 ネス上の比喩に使ってきたらしい。

 柔道の要諦は、ムーブメント(機敏に有利なポジションを手に入れる)、
 バランス(協業したり対決を避けたり)、レバレッジ(相手の強みを弱み
 に変えてしまう)の3つだという。
 これらは体力や規模のない小さな企業にとっては非常に有効だ。

 レバレッジの例では、チャールズシュワブの例が登場する。
 90年代初めIRA(個人年金)市場を席巻していた巨人フィデリティは
 手数料で4500万$以上を手にしていた。弱小のシュワブはIRAの手
 数料をタダにするレバレッジ戦略にでる。これによってフィデリティは、
 シェアを失うか利益を失うかの苦しい二者択一を迫られたのだ。 
 今まで強みだと思っていたものが一挙に弱点になるからレバレッジの技は
 すごい。
 同じような例は、サウスウエスト航空、セガ、CNETなどでもある。

 一方、大企業も柔道ストラテジーは有効だが、ときには相撲ストラテジー
 (体力、規模にものを言わせてねじふせる)も必要である。
 マイクロソフトが体力にものを言わせて(IEの無料配布で)ネットスケ
 ープをねじ伏せたような場合だ。

 IT業界を中心に豊富な事例を登場させ、柔道ストラテジーをわかりやす
 く解説している。 監訳は、藤井正嗣さん。 http://tinyurl.com/6w7bw

 翻訳書を通じて外国の人から柔道や相撲の歴史や基礎知識を教えてもらう
 というのもなかなか面白いものがある。(70へぇはいったね) 

 「そういう風にいってもらえると、とっても分かりやすいネ」というのは
 よくある。柔道、相撲意外にもスポーツや自然をメタファーに利用するの
 は楽しいことだ。なんか考えてみよっと・・・。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+イッポン!

 <読んで欲しい方>
   ・オリンピックで柔道を応援した方
   ・ビジネスと柔道をつなげてみたい方
   ・ライバルに一本をみまいたい方

Posted by webook at 19:37

■柔道ストラテジー(David B.Yoffe Mary Kwak)

judo-strategy.jpg
メタファー(比喩)は雄弁に語る。    

柔道ストラテジー
     小さい企業がなぜ勝つのか
   --------------------------------------------
   |著者:David B.Yoffe Mary Kwak / 藤井正嗣監訳
   |日本放送出版協会|2004年 08月
   |ISBN:414080890X|本体価格:1,900円 |349P
    --------------------------------------------

 オリンピックも後半になってきた。前半のハイライトはなんといっても柔
 道。谷選手や野村選手らの活躍に日本中が沸いた。

 本書は、柔道という日本が生み出したスポーツをビジネス戦略の比喩(メ
 タファー)に使って、勝つための戦略は何かをさぐる面白い本である。
 意外なことに欧米では、多くのビジネスプロフェッショナルが柔道をビジ
 ネス上の比喩に使ってきたらしい。

 柔道の要諦は、ムーブメント(機敏に有利なポジションを手に入れる)、
 バランス(協業したり対決を避けたり)、レバレッジ(相手の強みを弱み
 に変えてしまう)の3つだという。
 これらは体力や規模のない小さな企業にとっては非常に有効だ。

 レバレッジの例では、チャールズシュワブの例が登場する。
 90年代初めIRA(個人年金)市場を席巻していた巨人フィデリティは
 手数料で4500万$以上を手にしていた。弱小のシュワブはIRAの手
 数料をタダにするレバレッジ戦略にでる。これによってフィデリティは、
 シェアを失うか利益を失うかの苦しい二者択一を迫られたのだ。 
 今まで強みだと思っていたものが一挙に弱点になるからレバレッジの技は
 すごい。
 同じような例は、サウスウエスト航空、セガ、CNETなどでもある。

 一方、大企業も柔道ストラテジーは有効だが、ときには相撲ストラテジー
 (体力、規模にものを言わせてねじふせる)も必要である。
 マイクロソフトが体力にものを言わせて(IEの無料配布で)ネットスケ
 ープをねじ伏せたような場合だ。

 IT業界を中心に豊富な事例を登場させ、柔道ストラテジーをわかりやす
 く解説している。 監訳は、藤井正嗣さん。 http://tinyurl.com/6w7bw

 翻訳書を通じて外国の人から柔道や相撲の歴史や基礎知識を教えてもらう
 というのもなかなか面白いものがある。(70へぇはいったね) 

 「そういう風にいってもらえると、とっても分かりやすいネ」というのは
 よくある。柔道、相撲意外にもスポーツや自然をメタファーに利用するの
 は楽しいことだ。なんか考えてみよっと・・・。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+イッポン!

 <読んで欲しい方>
   ・オリンピックで柔道を応援した方
   ・ビジネスと柔道をつなげてみたい方
   ・ライバルに一本をみまいたい方

Posted by webook at 19:37

2004年08月22日

■斎藤一人の「世の中はこう変わる!」(小俣貫太)

hitori-yononaka.jpg
先を読んで準備する・・・。    
斎藤一人の「世の中はこう変わる!」
    
   時代を読んで百戦百勝!
   --------------------------------------------
   |著者:小俣貫太
   |東洋経済新報社|2004年 02月
   |ISBN:4492394249|1,500円 |198P
    --------------------------------------------
 
 時代の変遷を読むのは企業経営や人生にとって重要であるが、読み切れない
 のが人の常。そこで、時代の先を読み準備を整えておくための知恵を、日本
 一の大金持ち斉藤一人からもらおうという本がこれだ。
 斎藤氏の薫陶を受けてきた小俣貫太氏(銀座まるかんの販売代理店社長)が
 書いている。

 経済の流れ、雇用の変化、顧客満足、リーダーシップなどが書かれており、
 “斎藤一人はこう言った調”で、とても読みやすいのがいい。

 デフレは100年続くという。その理由は「戦争がなくなること」と『中国
 が世界の工場になる』からだ。デフレが続くのは中国の人件費が先進国並み
 になるまで続き、中国が満杯になればさらにアフリカなど人件費の安い地域
 に波及すると読む。

 売り上げを上げるためにお客を喜ばせる→顧客満足を損なう
  (意識が売る側中心)×
 お客さんを喜ばせると売り上げが伸びる→顧客満足になる
  (意識が顧客中心) ○

 現在会社のトップは『万機公論に決し、下々の意見を広く採り入れた方針が
 よい』とされているが、斉藤さんはトップが絶対体制時代になると説く。
 会議で、ああでもない、こうでもないと時間をつかい、結局人真似に終わる
 だけでは遅くて仕方がないからだ。経営はスピードが大切だということだ。

 トップ絶対体制は、規律で縛り付ける経営ではなく、「オレはいつも、目の
 前の人を喜ばせようと考えるんだ。それがお客さんであっても、従業員であ
 っても同じなんだよ」ということだという。いいねぇ。

 テレビは怪物・・というところも僕は気に入った。テレビは、視聴者がきっ
 と見たいだろうという人々の心を写す鏡であり、その鏡を見て人々が動いて
 しまう。そんなところが怪物だというわけだ。ふむふむ。

 先がわかれば、何でも楽しい。
 時代を読む一人節を聞いてみよう。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+備えあれば

 <読んで欲しい方>
   ・半歩先をみたい方
   ・時代を冷静にみたい方
   ・一人って誰なのという方

Posted by webook at 10:16

■斎藤一人の「世の中はこう変わる!」(小俣貫太)

hitori-yononaka.jpg
先を読んで準備する・・・。    
斎藤一人の「世の中はこう変わる!」
    
   時代を読んで百戦百勝!
   --------------------------------------------
   |著者:小俣貫太
   |東洋経済新報社|2004年 02月
   |ISBN:4492394249|1,500円 |198P
    --------------------------------------------
 
 時代の変遷を読むのは企業経営や人生にとって重要であるが、読み切れない
 のが人の常。そこで、時代の先を読み準備を整えておくための知恵を、日本
 一の大金持ち斉藤一人からもらおうという本がこれだ。
 斎藤氏の薫陶を受けてきた小俣貫太氏(銀座まるかんの販売代理店社長)が
 書いている。

 経済の流れ、雇用の変化、顧客満足、リーダーシップなどが書かれており、
 “斎藤一人はこう言った調”で、とても読みやすいのがいい。

 デフレは100年続くという。その理由は「戦争がなくなること」と『中国
 が世界の工場になる』からだ。デフレが続くのは中国の人件費が先進国並み
 になるまで続き、中国が満杯になればさらにアフリカなど人件費の安い地域
 に波及すると読む。

 売り上げを上げるためにお客を喜ばせる→顧客満足を損なう
  (意識が売る側中心)×
 お客さんを喜ばせると売り上げが伸びる→顧客満足になる
  (意識が顧客中心) ○

 現在会社のトップは『万機公論に決し、下々の意見を広く採り入れた方針が
 よい』とされているが、斉藤さんはトップが絶対体制時代になると説く。
 会議で、ああでもない、こうでもないと時間をつかい、結局人真似に終わる
 だけでは遅くて仕方がないからだ。経営はスピードが大切だということだ。

 トップ絶対体制は、規律で縛り付ける経営ではなく、「オレはいつも、目の
 前の人を喜ばせようと考えるんだ。それがお客さんであっても、従業員であ
 っても同じなんだよ」ということだという。いいねぇ。

 テレビは怪物・・というところも僕は気に入った。テレビは、視聴者がきっ
 と見たいだろうという人々の心を写す鏡であり、その鏡を見て人々が動いて
 しまう。そんなところが怪物だというわけだ。ふむふむ。

 先がわかれば、何でも楽しい。
 時代を読む一人節を聞いてみよう。

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 <オススメ度>

   ★★★★☆+備えあれば

 <読んで欲しい方>
   ・半歩先をみたい方
   ・時代を冷静にみたい方
   ・一人って誰なのという方

Posted by webook at 10:16

2004年08月06日

■企業変革のプロフェッショナル(一条和生)

kigyou-henkaku.jpg
  進化するための変化は楽しい!

企業変革のプロフェッショナル
    持続的な成長を可能にする戦略とリーダーシップ
   --------------------------------------------
   |著者:一条和生 
   |ダイヤモンド社|2004年 07月
   |ISBN:4478374686|2,000円|190P
    --------------------------------------------
 
 著者の一條さんは、大前研一氏プロデュースのビジネス専門チャンネル、
 ビジネスブレークスルーに出演している。(僕も出てみたいなー)
  http://www.bbt757.com/servlet/ShowLecturer?lecid=0005
 その中から「企業変革」のコンテンツを編集したものが本書。
 番組放映時の質問メールや著者の回答なども掲載されている。

 企業が永続的に成長していくためには、イノベーションジレンマ(=過去
 に優秀であったがゆえに、企業変革が難しくなること)を克服し、つねに
 企業変革をすすめていかなければならない。

 トヨタは、企業変革という点ではすばらしいDNAを備えている。それは
 表面的にはトヨタ生産方式として知られている。トヨタ生産方式は、その
 手法がすぐれていただけではなく、そこに強いリーダーシップととことん
 やりぬく企業風土があったからこそ、世界に誇れる方式に昇華したのであ
 る。
 トヨタ生産方式とは、効率的な生産手法ではなく「企業変革の手法である
 」というところに注目する。つまりイノベーションジレンマの克服手段と
 なっているということだ。(カタチだけまねしてもダメよとも言う)

 トヨタだけではなく、ワールド、シャープ、ゴーンの日産などの事例をひ
 もときながら、企業変革に必要な要素を解説する。

 ミッション、ビジョン、3C(顧客、競合、自社)の順にWHATを考え
 ていくプロセスは、BSC(バランススコアカード)と同じで、共感を覚
 えた。

 リーダーシップやチームワークといった最も大切な人間的要素は、トヨタ
 の強みを参考にしている。リーダーシップの本質をこう表現する。

   リーダーシップは、ポジションや職種には無関係である。

 ビジョンや価値観をつくり、仲間と共有し、それを実現していく行動力と
 いうことになろうか。そういえばGEの工場にも同じような標語があった。

   Leadership is Action, Not Position

 この本から学んだもうひとつのこと。
 本を書いたり、講義をしたりすることは、人の残してくれた遺産を消化し
 自分なりに統合するプロセスから生まれる。つまり、人の知恵は大いに利
 用したらいい・・ということだ。アイデアもそうだねー。
 この本を読んでたら、ふとそんなことも思った。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★+変革

 <読んで欲しい方>
   ・会社を変えててみたい方
   ・企業変革プロジェクトを画策中の方
   ・かえることかわることがすきな方

Posted by webook at 16:58

■企業変革のプロフェッショナル(一条和生)

kigyou-henkaku.jpg
  進化するための変化は楽しい!

企業変革のプロフェッショナル
    持続的な成長を可能にする戦略とリーダーシップ
   --------------------------------------------
   |著者:一条和生 
   |ダイヤモンド社|2004年 07月
   |ISBN:4478374686|2,000円|190P
    --------------------------------------------
 
 著者の一條さんは、大前研一氏プロデュースのビジネス専門チャンネル、
 ビジネスブレークスルーに出演している。(僕も出てみたいなー)
  http://www.bbt757.com/servlet/ShowLecturer?lecid=0005
 その中から「企業変革」のコンテンツを編集したものが本書。
 番組放映時の質問メールや著者の回答なども掲載されている。

 企業が永続的に成長していくためには、イノベーションジレンマ(=過去
 に優秀であったがゆえに、企業変革が難しくなること)を克服し、つねに
 企業変革をすすめていかなければならない。

 トヨタは、企業変革という点ではすばらしいDNAを備えている。それは
 表面的にはトヨタ生産方式として知られている。トヨタ生産方式は、その
 手法がすぐれていただけではなく、そこに強いリーダーシップととことん
 やりぬく企業風土があったからこそ、世界に誇れる方式に昇華したのであ
 る。
 トヨタ生産方式とは、効率的な生産手法ではなく「企業変革の手法である
 」というところに注目する。つまりイノベーションジレンマの克服手段と
 なっているということだ。(カタチだけまねしてもダメよとも言う)

 トヨタだけではなく、ワールド、シャープ、ゴーンの日産などの事例をひ
 もときながら、企業変革に必要な要素を解説する。

 ミッション、ビジョン、3C(顧客、競合、自社)の順にWHATを考え
 ていくプロセスは、BSC(バランススコアカード)と同じで、共感を覚
 えた。

 リーダーシップやチームワークといった最も大切な人間的要素は、トヨタ
 の強みを参考にしている。リーダーシップの本質をこう表現する。

   リーダーシップは、ポジションや職種には無関係である。

 ビジョンや価値観をつくり、仲間と共有し、それを実現していく行動力と
 いうことになろうか。そういえばGEの工場にも同じような標語があった。

   Leadership is Action, Not Position

 この本から学んだもうひとつのこと。
 本を書いたり、講義をしたりすることは、人の残してくれた遺産を消化し
 自分なりに統合するプロセスから生まれる。つまり、人の知恵は大いに利
 用したらいい・・ということだ。アイデアもそうだねー。
 この本を読んでたら、ふとそんなことも思った。

 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★+変革

 <読んで欲しい方>
   ・会社を変えててみたい方
   ・企業変革プロジェクトを画策中の方
   ・かえることかわることがすきな方

Posted by webook at 16:58

2004年07月28日

■花王強さの秘密(平林千春/廣川州伸)

kaou-no.jpg
人は規則やルールで仕事をするわけじゃない・・・

【花王強さの秘密】
    23期連続増益を続ける「最強DNA」を読み解く

   --------------------------------------------
   |著者:平林千春/廣川州伸
   |実業之日本社|2004年 07月
   |ISBN:4408105937|1,500円|
    --------------------------------------------

 家にある花王の商品をさがしてみたら・・・ビオレU、クイックルワイパ
 ー、アタック・・・など結構あった。
 これらの製品を生み出している花王という企業は、81年度から2003
 年まで23期連続増益(経常)というトンデモない偉業を成し遂げている
 会社だ。日経ビジネスなどで取り上げられることも多い。

 あたり前であるべきことをあたり前にやっている・・といえば、トヨタと
 似ている。(あたり前というのは、なかなか難しいのだが・・)

 本書は、中興の祖丸田芳郎社長から、常盤、後藤、尾崎と受け継がれてき
 た花王の企業DNAを掘り下げた本だ。ふたりのマーケティング・プロが
 提示する分析は、綿密な取材の上に裏打ちされて説得性が高い。

 製造業は、結局お客様に認められて売れなければならない。そのためには
 消費者の声を聞き届ける(あるいは、声になっていないニーズの口を開く
 )マーケティングが重要で、それに応えるコスト競争力のある生産能力が
 必要だ。花王はTCR(トータル・コスト・リダクション)で、トヨタは
 トヨタ生産方式で非常に優れた生産能力を持っている。もっているだけで
 なく常に進化させている。
 一方、それだけではなく顧客にできるだけ近いところからの発想を心がけ
 ている。いつもスーパーで消費者の動きを見ていた丸田社長にスーパーが
 用意したという「丸田チェアー」のエピソードは有名だ。

 本書は、経営者の姿勢、企業風土、商品開発のしくみ、市場創造力など全
 方位的に花王を分析している。花王を読み解くきっかけにしたい。

 言い出しっぺが一番えらい、稟議書がない、自分でコントロールできない
 ことはやらない、あたり前のことをあたり前に実行する・・・など花王の
 企業DNAを紹介し、その強さの秘密の解明を試みている。

 「花王の理想は、管理のない自発的マネジメントだ」という。タイムカー
 ドはない、稟議もない、役員会議もオープンな場所で、役員室は個室では
 ない・・・など、規則や制度でしばるのではない気風は、ちょっと注目し
 たいところだねぇ。
 
 --------------------------------------------------------------------
 <オススメ度>

   ★★★★☆+あたり前を・・

 <読んで欲しい方>
   ・ビオレUを使ってる方
   ・お家にクイックルワイパーがある方
   ・お風呂でバブ使った方

Posted by webook at 08:35

2004年05月03日

■仕事で遊ぶ社員が会社を強くする(杉山定久)

asobu=sigoto.JPG
 社員が楽しむ会社。いいねぇ。

仕事で遊ぶ社員が会社を強くする
        
   ============================================
   |著者:杉山定久
   |イースト・プレス|2004年 02月
   |ISBN:4872574192|本体価格:1,300円 |214P
    ============================================

 世の中には、まだまだ面白い会社がある。
 南富士産業株式会社・・・静岡県裾野市にある建築関係の会社だ。
 社員数約100人。採用の募集に5000人もの人がくるというから、ユ
 ニークな経営をしているところに違いない。
 本書には、社長、杉山さんの仕事哲学が紹介されている。仕事とは何か、
 人を育てるとはどういうことかなどが、実際の事例を紹介しながら書かれ
 ている。

 八角住宅(特許)を提供し、屋根外壁、中国茶などの中国ビジネスまで様
 々なものが有機的につながった事業展開をしている。
 その中で、働く人たちの仕事ぶりははまさに「仕事で遊ぶ」ノリのようだ。

 現在、一番若い課長は25歳。
 学生にはインターンシップ制度を提供している。
 社員は自分のためになる本はすべて社費で購入できる。年間何千冊にも
 なるという。そういう発想そのものがユニークだよね。(僕もマネしちゃ
 お)読み終わった本は中国に寄贈するんだとか。

 社長さんの哲学が伺える言葉:

   いい人生とは、多くの人と出逢い、さまざまなものを吸収する
   チャンスが多い人生です。
   そしていい会社とは、
   社員のそのチャンスを与える会社だと考えています。

 こんな社長さんの会社で働いてみたいねえ。
 メルマガも社著自ら発信しているので、読んでみるのもいいね。
 → http://www.mfsg.co.jp/index.html

 感じてマネしたいことがいっぱいの本である。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+ケミストリー

 
   ・働くことに興味ある方
   ・人を育てる会社に興味ある方
   ・8角住宅に興味ある方

Posted by webook at 12:14

2004年04月26日

■会社を辞めずに億万長者!(牧野真)

infoprener.jpg
  辞めずに・・というところがいいね。

会社を辞めずに億万長者!
        「情報起業家」入門
   ============================================
   |著者:牧野真
   |オーエス出版|2004年 02月
   |ISBN:4757302126|1,400円
    ============================================

 本書の著者牧野さんは、2つのメルマガを発行している。
  ◎ 会社を辞めずに億万長者!米国発「情報起業家」入門  
  ◎ 間違いだらけのマーケティング サルでも儲かる新法則
 合計5万人以上の読者がいる。しかも創刊後まだ2年ほどだから凄い。
  → http://www.1speedmarketing.com/
 本書は、メルマガを核に情報起業した牧野さんの体験をベースに、会社勤
 めをしたまま、インフォプレナー(情報起業家)になる方法を解説する。

 本書のエッセンスは、「経験」を「情報という商品」に変えるというとこ
 ろである。
 経験は足許にある。その経験を体系化したり、見方を変えてみると、よの
 なかの人にとっては案外価値ある情報(商品)だったりする。

 例えばダイエット。今の時代、女性も男性もダイエットには関心が高い。
 自分で実行している方も多い。そんな中でダイエット(ノウハウ)を商品
 にしてしまうことも可能だ。それは何より体験がモノをいう。
 著者は、「商品提供発想」(モノを売る)ではなく、「ソリューション提
 供発想」がポイントだという。
 具体的には、ダイエットに関するセミナー、小冊子、合宿、体操、エステ
 、ビデオ、講習会、そしてモノ(ガム、飴、サプリ)など、ダイエットと
 いうキーワードだけでもいろんな展開がある。
 そして、それは・・・(経験のある人なら)誰でもできる。

 どうやるか・・・が問題だ。
 まずは著者のようにメルマガなどで情報発信するのが簡単便利効果的。

 そのときのネーミングも重要だ。
 自らをどう名乗るかで決まる。
 「副業プロデューサー」「おつまみ専門家」「居眠りの仕方を教えるコン
 サルタント」(米に実際にあり半日で1.5万ドルとか)・・・など、へ
 ぇーという名前が紹介されているが、それぞれ結構いけてる名前だ。

 自分の経験(足許)を掘って、何か情報商品にならないか、ちょいと考え
 てみたくなる本だね。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+インフォプレナー

 
   ・起業に興味ある方
   ・副業に興味ある方
   ・情報に興味ある方

Posted by webook at 08:22

2004年04月19日

■「行列のできるスーパー工務店」の秘密(平秀信)

koumuten=taira.jpg
先生の給料でも買えるよ!
 (小学5年生営業マン=娘さんが塾の先生にいった名セリフ)
「行列のできるスーパー工務店」の秘密
     3割安くていい家が建つ
   ============================================
   |著者:平秀信
   |日本実業出版社|2004年 02月
   |ISBN:4534037066|1,400円 (1,470円)
    ============================================

 小学5年生が家を売った! というメルマガがある。本書の著者平さんが
 発行している「マーケティング力を3分間で吸収するショート・メルマガ
 」である。実は僕も購読中だ。 http://hirahidenobu.com/

 平さんはこのメルマガで知った。その後、この本を読んだ。
 神田正典さん、阪本啓一さん、石原明さんの本や考え方が好きな方は、本
 書が気持ちよく読めるはず。

 平さんは、もと地元ゼネコンの建築部長だったがバブル崩壊後倒産。その
 後、工務店「エルハウス」を創業。2年目にして55棟を受注、4年で年
 商10億円達成と、まさに行列のできる工務店に成長させる。
 そんな経験を踏まえ、お客様とどのように対峙すべきかというマーケティ
 ングの極意を展開している。

  お客様に何を売るか(売らないか)
  お客様に何を訴えるか
  お客様に何を感じてもらうか

 など、行列のできる工務店の秘密が紹介される。
 お客様と友達になる←そのためにはお客様に振り向いてもらえる情報を出
 す←そのためには自社のUSP(ユニーク・セールス・プロポジション)
 を意識する←・・・ てな感じ。

 自己開示質問法というのが目に付いた。(コーチング修行中だからね)
 例えば
  「私は千葉にすんでるんですが、○○さんはどちらに?」
  「私んちは中学生と小学生がいますが、○○さんは何人家族ですか?」
 こんな風に自分のことを話してからお客さんのことを聞くとすんなり話し
 てくれる。ごく単純だけど、これは使えそうだ。

 もう一つは、小冊子。
 神田さんも、藤井さんも、石原さんも、小冊子というプチメディアで道を
 開いた。平さんも同様だ。うーん、これはちょっと考えどころだねぇ。


 ====================================================================
 

   ★★★★★+USP

 
   ・工務店に興味ある方
   ・家を新築、改築したいという方
   ・マーケティング大好きという方

Posted by webook at 08:29

2004年04月14日

■資本金1円で小さな会社を作る本(丸山学)

1en.jpg
 会社を作りたくなったら・・・

【資本金1円で小さな会社を作る本】
   =========================================
   |著者:丸山学
   |秀和システム|2004年 03月
   |ISBN:4798007277|1,500円(税込:1,575円)
    =========================================

 株式会社、有限会社が資本金1円でも設立できるというニュースは、ちょ
 っとした衝撃だった。平成15年2月のことだった。
 へぇーと思ったが、まだ先のことだとやり過ごしてきた。

 最近お世話になっているオン・ゴーイング代表の斉藤潔さんは、プロのビ
 ジネスコーチ。その斉藤さんが、実は1円起業で独立された方だったのだ。
 斉藤さん → http://www.on=going.com/
 斉藤さんのコーチングセミナーは、素晴らしく感動的だし、うーん、一円
 起業かぁ・・・と僕の中でにわかに関心が高まった。

 そこで手にしたのがこの本。とってもやさしく分かりやすい。
 資本金1円で会社を作れる制度は、条件がある。
 ます、設立できるのは「事業を営んでいない個人」だという。つまり、サ
ラリーマンとか主婦とか学生とか失業者とかである。理由は、起業を促し
 経済活性化、雇用増大を促すためだ。
 事業を営んでいない個人というなら、すでに事業をやってる人はだめなの
 と質問したくなるが、ちゃんと裏わざもある。
 また、この法律は時限立法で平成15年から20年の5年間だけである。
 実際に1円だけで会社がほんとに作れるかというとNoだ。定款にはる印紙
 代など諸経費を合計すると、株式会社で約31万円、有限会社で約20万
 円の費用がかかる。しかも、つくたら利益がでなくても税金はとられる。
 (法人都道府県民税で2万円、法人市町村民税で5万円)およよ。
 定款の書き方、会社代表印の作り方など具体的なノウハウがうれしい。

 大事なことは一つ。 痛い目にあう>ということのようだ。
 宇宙の必然がそういう時だよーって教えてくれたら、またこの本を開いて
 みよう。
 ====================================================================
 

   ★★★★+1円起業

 
   ・起業に関心もっている方
   ・新しく事業を起こしたい方
   ・会社を作ろうとしている方

Posted by webook at 17:10

2004年04月13日

■ブックオフ 情熱のマネジメント(グロービスMBA ブックオフ探検隊)

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あっちっち・・・、情熱は熱くないといけない。

ブックオフ 情熱のマネジメント
        
   =========================================
   |著者:グロービスMBA ブックオフ探検隊
   |日経BP企画
   |ISBN: 4861300142 | 2004/04/15
    =========================================

 本書は、グロービスで学んだ仲間たちが、中古本ビジネスで躍進を続ける
 ブックオフの企業探検をする話だ。

 ブックオフといえば、いらなくなった本を買い取り、グラインドなどの処
 理をして再生した本を売るという中古本の新しいビジネス・モデル。フラ
 ンチャイズ形式で事業を伸ばしている。

 さて、その中で起きていることとは・・・・

 そこに働く人の言葉でいえば「超つらいけど、チョウ面白い!」というも
 の。働く人のやりがい、生きがい、楽しみがいといったものを演出しつづ
 けている「情熱マネジメント」そのものなのだ。

 フレームワークだ、経営手法だ・・という机上の勉強ではなく、現場での
 汗と情熱のほとばしりの中にこそ真実という神さまがいる。

 すべては人の営み。
 そこに感動、感激、情熱を生み出すしかけや仕組みがあったら楽しい。
 京セラ稲盛さんのアメーバ経営や他利の精神、イトーヨーカ堂鈴木さんの
 サイエンス(なぜだろう?+仮説検証)のある経営、リクルートのモチベ
 ーション・マネジメントなどをヒントに、創業者の坂本さんたちはブック
 オフのコアを形成していく。
 
 そんな熱い企業ブックオフを、熱いグロービスの仲間達が探検した物語で
 ある。この本のタイトルがなんともイカしてるよね!

 昨日は、感動をマネージメントする本。
 今日は、情熱をマネージメントする本。
 最近は、こうした人の心の奥底から湧き上がるものにとても興味がある。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+情熱と汗の間に

 
   ・熱い情熱をもっている方
   ・うちの会社にないのは・・・っていう方
   ・情熱マネジメントはいいねぇという方

Posted by webook at 15:17

2004年04月10日

■図解「非常識に儲ける人」の1億円ノート(起業家大学/主藤孝司)

1okuen.jpg
マインドマップがあったぞ!  

図解「非常識に儲ける人」の1億円ノート
        
   =========================================
   |著者:起業家大学/主藤孝司
   |三笠書房|2004年 01月
   |ISBN:4837920489|1,000円 (税込:1,050円)
    =========================================
 
 起業、図解、ものごとの捉え方、生き方・・・こうした言葉がぐるぐる回るよう
 な楽しさと感動がこの本にある。
 薄いムック本スタイルの本だが、これは価値ある一冊。
 なんたって、とびらにあるアイデアのメモ書きシートがマインドマップ。いろん
 な企画が書かれている。これをみただけで、うー、これはいい感じぃ~、と思っ
 てしまった!。

 図解と文章で解説される「1億円の絶対法則」は、なかなか響くものがある。

 たとえば、こういうものがあったらいいなーと思ったあと、その「わがまま」を
 通しきった人がだけが儲けられる!という法則。ヤマト運輸、旅の窓口などの事
 例をひもときながらの解説は面白い。
 また、「世間のビジネス常識とは違う考えや行動が成功を生むという法則」では
 ベン図があって分かりやすい。
 <みんなができっこないという+皆が流行らないという+みんなが知らない>の
 重なる部分においしいネタがあるというものだ。

 しかし、本書で最高のネタだと感じたのは、考えや行動のP/L,B/Sシート
 だ。この部分は思わずコピーをとった!

 たとえば、人生の損益計算書(P/L)では
   売上=チャンス、運、洞察力、直感、縁、ひらめき
   費用=しっと、ねたみ、悪口、批判、あきらめ、怒り
   利益=お金、時間、豊かさ、幸せ
 というものだ。ふむふむだねぇ。人生やビジネスを会計のフレームにあてはめた
 ところがユニークだ。

 図解が久恒さん流で、とてもいい感じ。
 解説も事例を豊富に織り込んでわかりやすい。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+非常識

 
   ・久恒さんの図解に興味ある方
   ・起業したいという方
   ・アイデアはいいんだけどねぇという方

Posted by webook at 15:26

2004年04月04日

■かなり不揃いの起業家たち(中尾吉宏)

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 世間はひろいねぇー!

かなり不揃いの起業家たち
熱い思いから寒いネタまで、ホンネ満載の自作メッセージ
   =========================================
   |著者:中尾吉宏
   |アリーフ一葉舎|2002年 08月
   |ISBN:4899920040|1,525円 (税込:1,601円)
    =========================================

 よのなかにはたくさんの起業家のみなさんがいる。そんなことはわかって
 はいるのだが、実際にこうして本になってみると、へぇーという驚きがわ
 いてくる。
 本書は、京都・大阪の異業種交流会から生まれた、起業家たちの物語。
 36人の方が、起業のきっかけや事業への熱い思い、そして生き方を語る。

 ひとりぐらい存じ上げている方もいるかな・・・・なんて見ていったのだ
 が・・・・。実は、一人もいなかった。世間は広い!
 それだけ、たくさんの方が起業し、あたらしい事業を進めていると思うと
 なんだか元気がでる。

 僕的にビビっときたのは、株式会社C&L研究所日本支社の小田雅彦さん
 のケース。小田さんは、36歳のときに「45歳で独立します」と宣言し
 たという。結局10年先ではなくもっとはやくその夢は実現した。資本金
 1ドルの株式会社である。 http://www.umaikoto.com
 小川さんは、夢が実現した大きな要因は<目標をたてたこと>だという。
 NLP( http://www.webook.tv/archives/000444.html ) を活用した夢の
 実現支援のサービスである。 <うまいこといかせ屋本舗>という。
 
 本としては、不揃いの起業家(2)のほうが面白かったような気も・・・
  http://www.webook.tv/archives/000528.html

 ====================================================================
 

   ★★★☆+かなり

 
   ・起業に興味ある方
   ・何かやってみたいという方
   ・ベンチャーはいいねぇという方

Posted by webook at 19:36

2004年03月23日

■トヨタのキャッシュフロー戦略(丸山弘昭)

toyota=cashflow.jpg
やるなら徹底的に・・・

トヨタのキャッシュフロー戦略
         トヨタ式カネの生み方・使い方の秘密         
   =========================================
   |著者:丸山弘昭
   |中経出版|2004年 03月
   |ISBN:4806119628|1,500円 |191P
    =========================================

 トヨタ経営の要諦を一言で表現すれば、「高い志を持ち続けることとそろ
 ばん勘定を合わせること」だという。

 高い志を持ち続けるというのは、だれでもそうだよなと同意する。しかし
 トヨタが2兆円もの手元資金を有し、超優良経営を続けている背景には、
 二つ目の「そろばん勘定をあわせる」という点がみのがせない。はやりの
 言葉で言い換えればキャッシュフロー経営を行なうということである。

 トヨタは上記2つの基本を「愚直なまでに徹底し続けてきた」ところがえ
 りゃところだわね。あのトヨタも、戦後は金策に奔走するような苦しい時
 代があった。それをを乗り越え、現在のトヨタ銀行とまで呼ばれるように
 なるプロセスを「そろばん勘定=キャッシュフロー」という視点から分析
 したのが本書である。さらに、将来への先行投資戦略のしたたかさも見せ
 てくれる。

 トヨタ生産方式などトヨタの強さを分析した本は最近たくさん出ているが
 そろばん勘定の点から書かれた本はめずらしい。本書は、そういう意味で
 ユニークだ。

 ムダなカネはいっさい使わず、必要な先行投資にはドンと使う・・・そん
 な戦略的なお金の使い方はマネしてみたいところだ。

 ムダなカネを使わないことは、地味であるがゆえになかなか継続するのが
 難しい。景気がよくなればつい緩めたくなってしまうからだ。そこをしっ
 かり締めて危機感を継続しているところがトヨタの強みの一つだ。

 そして、必要な先行投資にはドンと使う。トヨタが元町工場を作った昭和
 34年、誰もがその投資に首をかしげたが、ネライはあたりその後のトヨ
 タ躍進の原動力になっている。自動車学校の経営やサービスセンターの設
 置なども同じだ。10年20年先を見た先行投資はトヨタのお家芸のよう
 だ。最近では、バイオプラスティックのためのサツマイモの栽培、移動空
 間を創造するためのGAZOO事業などがある。
 
 「カネを産むカネの使い方」を戦略として見事に進めているトヨタの秘密
 を覗いてみよう。

 ====================================================================
 

   ★★★★★+愚直と先見

 
   ・トヨタに興味ある方
   ・かろーらが大好きな方
   ・キャッシュフローが大切だって方

Posted by webook at 08:56

2004年03月20日

■バカ売れオンラインショップの作り方(山田雅彦)

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やはり成功テクニックが・・・

バカ売れオンラインショップの作り方
        
   =========================================
   |著者:山田雅彦 http://www.surv.co.jp
   |翔泳社|2004年 02月
   |ISBN:4798105864|1,400円 |222P
    =========================================
 
 なんでも先駆者の人の声は聞く価値がある。
 ネットショップはいろんなものがあって百花繚乱、失敗も成功もいっぱい
 ある。本書は、ネットショップの成功法を、具体的なノウハウとともに解
 説した本だ。

 リアルもネットも基本はお客様にどのように対応するかが決め手。
 本書では、お客様との関係を深めていく8つのステップが解説されている。
 
 メルマガにしろ、ホームページの作成更新にしろ手間がかかる。その手間
 に対して、時間コストを意識することが大事だという点、大いに賛成!
 顔写真だけではショップの「顔」が見えない、代金回収のリスクなどの他
 「店長日記をかくなら楽天広場で」「アフィリエイトやふるさとメールを
 有効活用」など具体的な指南がうれしい。

 すでにネットショップを営んでいる方も、これから始める方も一度読んで
 おいて損はない。

 バカ売れシナリオを描く、参考にしたい。

 ====================================================================
 

   ★★★☆+先駆者の試行錯誤

 
   ・オンラインショップ始める方
   ・ネットビジネスを考えている方
   ・ネットのビジネスに関心ある方

Posted by webook at 22:44

2004年03月09日

■ かなり不揃いの起業家たち(2)(中尾吉宏)

fuzoroinokigyouka.jpg
不揃いってことは、ユニークってことだ。 
かなり不揃いの起業家たち(2)
         「起業」その無限大の夢と可能性を信じて
   =========================================
   |著者:中尾吉宏
   |アリーフ一葉舎|2003年 12月
   |ISBN:4899920059|1,525円 |193P
    =========================================

 世の中には、こんなに元気な若者がいるんだ!・・と頼もしくなる。
 この本は、関西起業家サークル来夢の中尾さんが中心になり、起業家たち
   ( http://www1.ocn.ne.jp/~laimu/kk1.htm )
 の思いと軌跡をまとめた本である。本書は、第二弾。かなり不揃いの起業
 家30人と、未来の起業家4人が登場する。

 タイトルどおり、かなり不揃いである。
 それがまたいい。

 社労士、カウンセラー、ソフト会社、企画屋さん、足マッサージ、事務支
 援など様々な起業家が登場する。へぇー、こんなこともあるのかぁ・・・
 と感心したり、驚いたり。
  → http://www.kyoto=venture.net/miyako/?no=659

 ちょっと目をひいた林檎じゃなくって、事業は、学会の事務サービスを提
 供している乾泰子さんの(有)セクレタリー・オフィスサービス。
 子育て続行中の乾さん「自分も楽しみ、他の人も助けられる仕事をしよう」
 とはじめたのが大学や研究所の先生方の事務作業のアシスト。たとえば学
 会雑務の支援だ。( http://www.s=off.com/ )

 会員の住所管理、学会誌の発行、文部科学省への申請書、会費の徴収、会議
 の設定と召集・・・これじゃ、研究どころではない。
 実は、最近、僕も航○宇○学会の幹事とやらを仰せつかり「・・・ったく」
 なんてボヤきながら一年過ごした。まさに乾さんにお願いしたいことがい
 っぱいあった!

 乾さんのサービスを見て、町内会のサービスも欲しいなぁと思った。理由
 は、学会って、基本的に町内会(自治会)とおんなじ構造だから・・笑

 世の中には、いろんな仕事やサービスがある。
 まだ存在しないものもある。(ん? 笑)

 この本を見て、へぇーと面白がったあとには、僕ならこんなことを・・と
 いう次の「不揃いな起業家」を夢見たい。

 ====================================================================
 

   ★★★★+可能性

 
   ・起業に興味ある方
   ・楽しいことが大好きな方
   ・いつか社長になってみたい方

Posted by webook at 08:07

2004年03月04日

■なぜ松下は変われたか(片山修)

matsushita.bmp
改革の成否は「○○○」次第だ。

【なぜ松下は変われたか】
        
   =========================================
   |著者:片山修
   |祥伝社|2004年 02月
   |ISBN:4396612052|1,600円 |275P
    =========================================
 
 松下電器は、かつて「変われない日本の象徴ではないか」と言われた。
 その松下が、中村社長のもとで大きく変化をしている。世間は、変化する
 対象には注目する。その変化が急激でかっこいいほど注目度は高い。

 2002年の松下の連結決算は、早期退職者(1.3万人)の特別退職加
 算金などで4310億円の大赤字を出した。
 開闢以来の大赤字に浮沈意識に染まった社員もさすがに目を覚ましたとい
 う。危機意識を持つことは大事なことだ。
 本書は、創生21計画に取り組んだ松下社員の現在進行形プロジェクトX
 である。

 九州松下菊水工場から始まった多能工化の生産改善、事業部解体で「供給
 者理論」から「買い手理論」への脱皮、社内ベンチャー制度による人材育
 成など様々な取組みが固有名詞を使いながら紹介されている。

 「松下電器は何を創っていますか?」という質問に対し松下幸之助は、こ
 う答えなさいと言ったという。

  「我社は、人を創っております。
   しかる後に、電気製品も作っております」

 そんな雰囲気がリアルに伝わってくる中村改革のドキュメントである。

 ====================================================================
 

   ★★★★+破壊と創造

 
   ・松下はどうなってるんだと心配だった方
   ・組織変革を考えている方
   ・松下が大好きな方

Posted by webook at 15:14

2004年03月03日

■起業人(夏目房之介)

kigyuojin.jpgヒトを見る技術・・・か。

起業人
成功するには理由がある!         
   =========================================
   |著者:夏目房之介
   |メディアセレクト|2003年 12月
   |ISBN:4861470013|1,400円 |287P
    =========================================

 著者は、夏目漱石のお孫さん。だからというわけではないのだが、さすが
 文章が面白い。
 この本は、起業家(IT系)を取材して、その人となりを紹介した本だ。

 著者は、どちらかといえばIT系には強くないというが、どんな分野であ
 れ、肝心なのはヒト。
 著者は、ヒトに肉薄する取材をしている。
 そして、とても楽しくそれを文章にしている。面白いのだ。

 登場するのは、ディーエヌエーの南場智子さん、フューチャーコンサルテ
 ィングの金丸恭文さん、サイボウズの高須賀宣さん、有線ブロードネット
 ワークスの宇野康秀さん、オフィスノアの加治木紀子さんなどだ。
 ベンチャー創業者23人が登場する。
 
 インタビュー記事は、既に知っていることやとおりいっぺんの内容で案外
 つまらなかったりするのだが、この本は、とっても面白い!

 なぜか。

 著者が類稀な「ヒトの面白さを見る技術」を持っているからだろう。

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+起業人の人間学

 
   ・ITベンチャーに興味ある方
   ・起業家が大好きな方
   ・起業したいと思ってる方

Posted by webook at 21:19

2004年02月21日

■百万分の一の歯車!(松浦元男)

haguruma.JPG
世の中にはやっていい競争と、やってはいけない競争がある。

百万分の一の歯車!
世界一の超極小部品をつくる樹研工業の技と哲学         
   =========================================
   |著者:松浦元男
   |出版社:中経出版|2003年 07月
   |ISBN:4806118419|1,400円|223P
    =========================================

 まず扉を開けて見開きの写真に驚く!
 米粒の上にちらばった百万分の1、10万分の1、1万分の1の歯車の写真
 である。人間の感覚は、100万分の一と言われてもすぐにはイメージで
 きないが、こうして写真をみると「へぇ」である。しかも単にギザギザが
 ある歯車ではない。ちゃんとサイクロイドカーブを描いている歯車なのだ。
 そんな小さいものがどんな製品に利用されるか・・・・実はまだ用途がな
 い! なんと!。

 しかも、その開発に投入した2億円もかけたという。年商28億円の規模
 の会社にしては、大胆な投資である。では、なぜそんなことを・・・。
 そこには、ダントツ世界一になるという「先回り戦略」があったのだ。

 しかし、それだけで終わらないのがこの本のすごいところだ。
 世界一の技以上に感動的なストーリーがこの本にある。

 社員には元ヤンキーや元暴走族がいる。何しろ、採用は先着順なのだ。
 しかし、かれらは一流だ。ドイツ語だって話す。かれらに教えを請いにく
 るのは大学教授だったり工学博士だったりするのだ。彼らがなぜ能力を伸
 ばせたか・・その秘密がある。「動機と機会を与えれば数倍の能力を発揮
 する」というものだ。

 著者の経営理念がしびれる。「世の中にはやっていい競争とやってはいけ
 ない競争がある」・・・品質と技術と財務の競争はやるべきだが、価格、
 規模、品揃えでは競争してはいけないということだ。なるほど・・。
 
 涙がでるくらい感動するエピソードがいっぱいある。

 写真はこちら:
  http://j=net21.jasmec.go.jp/info/excellent/02list/02_13.html

 のりも先生のひとこと: 「うっそ!」
   (歯車が載っている白いものがお米だと分かったとき、あげた声)

 ====================================================================
 

   ★★★★★+百万分の5じゃない!

 
   ・フレークスルーしたい方
   ・人を育てたいと考えている方
   ・世界一になるんだと思い直した方

Posted by webook at 21:01

2004年02月09日

■情報起業(藤井孝一)

johokigyou.jpg
自分の経験は売れる? ほんまかいな・・

情報起業
        
   =========================================
   |著者:藤井孝一
   |フォレスト出版|2004年 02月
   |ISBN:4894511614|1,400円
    =========================================
 
 藤井さんの「週末起業」はベストセラーになった。
 その要因は何だろうか・・。世の中のビジネスマンは、多かれ少なかれ自
 分自身を自立した存在にしたい、自分ブランドを構築したい・・・そんな
 思いにかられているからかもしれない。
 
 隣の席の仲間が本を書いた、みじかな友人が雑誌に載った、あいつは副業
 で楽しくやってるらしい・・・そんなことが起きるとちょっと焦る。
 俺もこのままサラリーマンをしてていいんだろうか・・と。
 会社で立派に仕事をこなし、それなりの処遇とポジションを得ているにも
 かかわらず・・・である。
 そうした多くのビジネスパーソンの思いは、「オンリーワン」という自分
 のポジションを確保したいということではないだろうか・・。

 その夢をかなえる秘密がこの本にある。
 オンリーワンだけでなく、それがビジネスに繋がる小資本起業のノウハウ
 である。

 オンリーワンなんてそう簡単になれるものではない・・とお思いの方は、
 間違っている。案外簡単である。なぜなら個人の経験値はそれ自体がオン
 リーワンだからである。新聞を読んで考えたこと、テレビをみて自分の経
 験と重ね合わせたこと、業務のやり方の工夫・・あらゆるものが個性の反
 映であり、情報起業のもとになりうる。

 本書は、藤井さん自身の「情報起業」のプロセスを開示しながら、多くの
 サラリーマンに元気と一歩を踏み出す勇気を与えてくれる

 藤井さんの起業体験は、メルマガ発行⇒コンテンツを雑誌や書籍で展開⇒
 セミナー⇒コンサル⇒会員組織化・・・こんな流れである。
 もとサラリーマンの藤井さんが手に入れたものは「人のお役にたてるとい
 う充実感、好きな仕事を好きなときだけする自由、そしてサラリーマン時
 代を大きく上回る収入」だという。

 いいねぇ・・と思ったら、マネしちゃおう。「情報起業」のネタは、あな
 たの中に存在し、はやく世に出たいと待っているのだから・・・
 
 さて、今から「カリスマ○○」と名乗ってみよっか!

 ====================================================================
 

   ★★★★★+オンリーワン

 
   ・週末起業を狙っている方
   ・起業を考えていいる方
   ・ビジネスマンの方

Posted by webook at 14:34

2004年01月27日

■メルマガ成功の鉄則(平野友朗)

meruamga=hirano.jpg
ネタはあり、仕組みもあり・・あとは・・

メルマガ成功の鉄則
     読者1万人をお客に変える
   =========================================
   |著者:平野友朗
   |サイビズ|2003年 12月
   |ISBN:4916089332|1,000円 |79P
    =========================================

 著者は、一年前までは広告代理店に勤めるサラリーマン。今はメルマガ専
 門コンサルタント。へぇーやればできちゃうんだ! って元気がでる。
 その経緯は、著者のホームページにある。 http://www.sc=p.jp/

 本書は、著者の経験をもとにメルマガをビジネスにつなげるヒントを図解
 したもの。
 「メルマガは個人の起業を可能にする夢のスーパー営業ツールだ!」とい
 うのは著者自信の経験が言わせた言葉。ちなみに著者がはじめて出したメ
 ルマガは「いいお店・繁盛店・人気のお店何が違う?」(まぐまぐ 90451)
 である。

 インプレスの「インターネット白書2003」によれば、携帯その他も含めた
 ネット普及率は73%。メール利用者の90%以上はメルマガを読み、よく
 読むメルマガは4誌、メルマガを読んで商品を購入した人は60%以上だ
 という。なかなか面白い数字である。
 さらにメルマガ発行者はメール利用者の1%に過ぎないと言う。うむ、こ
 りゃチャンスだね。 

 もう少し数字をいってみよう。
 メルマガ発行スタンドデータ:(2003.10)
   マルマガ  発行数    読者登録数
   まぐまぐ  約 26000誌  約 2500万人
   マッキー  約 69000誌  約 2800万人
   マッキー  約 13000誌  約 400万人

 本書は
  + いいタイトルは検索機能を駆使してつくれ
  + ネタギレで困った時の奥の手
  + 御用聞きは7日ごとに

 などメルマガ発行準備からビジネスまでいいツボを押さえている。
 シンプルで要所を抑えてあり、なかなかグーだね。
 
 ====================================================================
 

   ★★★★★+メルマガで独立

 
   ・メルマガ出したいってお考えの方
   ・商売の輪を広げたいという方
   ・なにか面白いことしたい方

Posted by webook at 14:16

2004年01月14日

■はじめよう!プチ起業(長谷川雅一)

petit=kigyou.jpg
 与えられるもの? 創るもの?

はじめよう!プチ起業

   =========================================
   |著者:長谷川雅一
   |同文館出版|2003年 11月
   |ISBN:4495563114|1,200円| 222P
    =========================================

 著者は、ギターの専門学校を出たあと、いわゆる「就職」というものを一
 度もしたことがない。ギター教室、学習塾、PCショップなど50あまり
 の仕事は、すべて自分で創ってきたという。根っからの起業家だねぇ。

 多くのサラリーマンも学生も、仕事は(就職して)与えられるものという
 意識がどこかにある。著者は、それを「他人まかせの発想」であるとし、
 これからの時代は発想を変えて「仕事は自分で創るもの」という意識がい
 いんだよという。いろんな仕事を作り出してきた著者だけに説得力がある。

 さて、プチ起業だが、これは藤井さんの週末起業やしんのすけの早朝起業
 と同じく、小資本、ノーリスクで始める副業的な起業のことである。

 世の中、不況、不景気と言っても、ビジネスチャンスは意外にゴロゴロと
 転がっている。
 本書は、へぇー、そんなこともあるのかぁというやれそうなビジネス事例
 を紹介しながら、プチ起業のためのノウハウを解説している。

 着眼点と発想法をメモっておこう。

 2つの着眼点:
  1)世の中の「お困りごと」を解決できないか?
  2)楽しさ、快適さ、生きがいを提供できないか?

 7つの発想法
  1)今の仕事で使っている技術を活かしてプチ起業できないか
  2)今、あまっている時間・モノを活かしてプチ起業できないか
  3)自分の趣味や特技を活かして、プチ起業できないか
  4)パソコンやインターネットを使ってプチ起業できないか
  5)お店を作ってプチ起業できないか
  6)人の労働力を利用してプチ起業できないか
  7)プチ起業して、不労所得を得ることはできないか

 自分の周りを見渡せば結構あるものだ・・ということに気がつくことがフ
 ァーストステップのようだ。
 便利屋さんや、お掃除屋さんなど身近な事例を取り上げ、具体的なチラシ
 作成などを織り交ぜながらケーススタディが展開する。なかなか面白い。

 ====================================================================
 

   ★★★★+ぷちっ

 
   ・副業やってみたいっていう方
   ・友達が副業やってるという方
   ・起業してみたい方

Posted by webook at 19:12

2004年01月01日

■ファン(継続読者)が増えるメルマガ消えるメルマガ(高橋浩子)

merumaga2.JPG

________________________________________________________

++   Webook of the Day    あけましておめでとうございます
++    http://webook.tv
++   book diary by Shinnosuke Matsuyama
_________________________________________2004.01.01______


         【 2004 】

       明けましておめでとうございます。
       今年もよろしく、おねがいします。 ○
       新しい年のはじめの熱い思い・・。   /~\ 
       あなたも宣言してみませんか?!。 ~~~ ⌒
       Webook New Year Resolutions ! 。    ~~~
       僕のは、こちらに              ~~~
       → http://webook.tv/2004.htm
       ワクワクできる年にするでごザル。
       しんのすけ@ウッキー         (・・)
                          (τ )

________________________________________________________


  今年は、あなたの出番でごザル!

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●今日の一冊:【 ファン(継続読者)が増えるメルマガ消えるメルマガ】
        〈立ち上げ:継続:集客〉の成功のひみつ
   =========================================
   |著者:高橋浩子
   |明日香出版社|2003年12月31日
   |ISBN:4756907008|1,500円 |268P
    =========================================

 どうも著者の高橋さんとは他人の気がしない。(と、前にも書いた)
 お気楽だ・・と自らを表現する高橋さんの魅力は、初めての人もすぐに打
 ち解けてしまう不思議な雰囲気があることだ。
 そんな高橋さんが、メルマガ成功者にインタビューしてまとめた第二弾。

 本書で取り上げられている中で印象的なものは、プレジデントビジョンだ。
 HTMLメルマガで、4ヶ月の間に3万人が読者になったプロフェッショ
 ナルスタンスのメルマガである。まぐまぐなどのフリーサイトは使用せず
 独自サーバーで配信している。増永寛之さん、ライブレボリューションの
 社長さんである。 → http://president=vision.com/

「僕は50歳までメルマガを発行し続けようと思ったんです。週に1人の
  ペースで1000人の社長に話を聞こうと。まぁ、ライフワークですよ
  ね。」

 だからこそ、自分で配信システムを作るのが一番だと判断したという。
 自らプログラム開発した独自システムだ。
 HTMLだから、文字+画像の配信だ。しかもムービーで「動く社長」も
 見える。コンテンツも配信方法も読者獲得の手段もすべて戦略的だ。
 その結果、創刊後わずか4ヶ月で3万人突破という爆発的なスタートをき
 ることになる。
 のほほんジワジワ系に対し、こうしたガツンドカン型メルマガもいいね。

 このほか登場するのは・・・
  中村さんの「地球探検隊」 
          http://www.expl.co.jp/index.html
  藤井さんの「ビジネス選書&サマリー」
          http://www.kfujii.com/
  木戸さんの「営業マン必見!小心者の私ができた年収1千万獲得法」
          http://www.694=12.com/
  金森さんの「たった1日で800万!楽して儲かる脅威のFAXDM」
          http://www.ad.il24.net/~gyosei/
  戸松さんの「人と地球にやさしい雑貨 マガジン」
          http://ecozakka.com/
  日野さんの「ミズリィ・ウォッチャー」
          http://www.herstory.co.jp/

 第一弾の「メルマガ成功のルール」に引き続き、本書でも高橋さんのすば
 らしい「引き出し技」が光っている。登場する発行者の人たちのわくわく
 加減がとてもよく伝わってくるからだ。

 新しい年の初めに、本書からいい刺激を受けてみたい。
 さ、あなたの出番でごザル! 

 ====================================================================
 

   ★★★★★+出番でごザル!

 
   ・今年はメルマガ始めるぞっていう方
   ・メルマガ配信している方
   ・自分を出したい方

 <欲しくなっちゃった方は>
   ・アマゾン  http://tinyurl.com/3d7m3
   ・楽天Books http://tinyurl.com/22fbz
   ・Bk1   http://tinyurl.com/2rwsn
   ・富士山コム http://tinyurl.com/g4qd

________________________________________________________

●今日のお年玉1:( Webook読者参加型出版プロジェクト ) 始動!

 現在、マインドマップ出版プロジェクトが進行中です。
 今年の春を目指して執筆中です。
 コンセプトは「マインドマップで読書しよう・・」というものです。
 で、このプロジェクトは、Webook読者の方にも参加いただける企画に
 しよう思います。
 Webook で紹介した本(あるいはそれ以外でも)をマインドマップ
 にしてお送りください。

  ◆企画参加のメリット
    参加者の方はすべてお名前(&ひとことPR)を書籍の中で
    紹介します。
    また、すばらしいマインドマップは本文の中でもご紹介
    したいと思います。
    その後開催される(かもしれない)セミナーには無料ご招待。
    本が出来上がる途中経過を逐次お知らせします。

  ◆企画参加要領:

   1)メール
    エクセルシートに 読んだ本のマインマップを書いてメールする。
    あて先: mmdokusho@yahoo.co.jp
内 容: お名前(ペンネーム)、住所、電話、メールアドレス
         マインドマップに付け加えたいコメント(長くてもOK)
         マインドマップを書いたエクセルシートを添付

   2)郵送
    手書きシートを郵送する。
あて先: とりあえず メールをください。送り先をお知らせ
         します。mmdokusho@yahoo.co.jp
内 容: お名前(ペンネーム)、住所、電話、メールアドレス
         マインドマップに付け加えたいコメント(長くてもOK)
         マインドマップもお忘れなく!

◆応募期間:1月1日~3月15日


 日本で、世界で始めての試みになるはずです。ふるってご参加ください。
 いっしょに新しい世界を作りましょう! まってるよ~!

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●昨日の進歩: ( 5,943歩 )       年間目標200万歩 
________________________________________________________


発行者 : Webook of the Day 松山真之助 ( hello@webook.tv )
発 行 : まぐまぐ ID= 969
     : Pubzine ID= 14941
登録解除: http://webook.tv/mm.html
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Posted by webook at 12:08

2003年12月29日

■成功する週末起業(藤井孝一)

shuumatsu-zukai.jpg
今年のキーワードは、やっぱり・・・・

成功する週末起業】実践図解ノート

   =========================================
   |著者:藤井孝一
   |青春出版社|2003年 12月
   |ISBN:4413006607|1,000円 |95P
    =========================================

 今日が御用納めの方もいるよね。一年間お疲れさんでした。
 今年を振り返ると、やはりなんといってもこのキーワードが目に付いた。
 「週末起業」
 藤井さんが、だいぶ前から推奨してきたトレンディな働き方/生き方だ。
 
 好きなこと=得意なこと=やりたいこと=仕事 という図式だ。

 藤原和博さん(杉並区の校長先生になった元リクルートフェロー)の言葉
 でいえば「ベクトルの和の法則」である。

 仕事ってそんなもんじゃない・・・なんてどこかで思い込んできた僕達。
 そろそろ時代が変わってきたらしい。

 会社を辞めずに・・・というところがミソだ。インターネットのお陰で、
 会社勤めをしたまま好きなことをビジネスにすることができるような時代
 に今僕たちはいる。小資本、低リスクってわけだ。だから、誰にでもやろ
 うと思えばできる。

 本書は、藤井さんの大ブレークした著書「週末起業」(筑摩書房)を図解
 したムック本だが、とても分かりやすい構成になっている。週末起業フォ
 ーラムに参加している週末起業家の事例もあって、なかなか楽しい。
 たとえば、釣り券ドットコムのTさんは、なかなか面白いビジネスだ。
   http://www.turiken.com/
 
 メルマガマーケティング、昼間の電話転送、法人化の損得、税金対策など
 実務的なノウハウもある。

 週末起業の心得は再掲しておこう。
   1)何を商売にするか慎重に選ぶこと
   2)継続的に投資をすること
   3)家族を巻き込むこと
   4)時間をスケジューリングしてしまうこと
   5)ノルマ感覚ではなく、心から楽しむこと
  
 来年は、こんなセリフを口にしてみたい・・・
   → 「楽しくて寝るヒマがもったいない!」

 ====================================================================
 

   ★★★★★+週末起業だぁ!

 
   ・週末起業、僕もやりたいっていう方
   ・ビジネスプランを立てたことがある方
   ・起業家になりたい方

Posted by webook at 08:21

2003年12月24日

■マンガ ウォーレン・バフェット(森生文乃)

buffett.jpg
 ビジネス書もマンガの時代に突入!

マンガ ウォーレン・バフェット
 世界一おもしろい投資家の世界一もうかる成功のルール
   =========================================
   |著者:森生文乃
   |出版社:パンローリング|2003年 11月
   |ISBN:4775930052|1,600円 |163P
    =========================================
 
 ウォーレン・バフェット。
 それは、しばらく前、あるベンチャー起業家の方から聞いた名前だった。
 投資家の間では知らない人はいない。
 現在、バフェット氏は、ビルゲイツと世界の資産家首位争いをしているが
 ふたりは実はとても仲がいいという。まったく別世界ということと互いに
 数字に強いことが魅力らしい。(著者から伺ったお話)

 ジョージ・ソロスは投機家。バフェットは投資家。こんな表現がいいかも
 しれない。バフェットは、確かに株で大もうけしたいわゆる億万長者であ
 るが、どこか人好きのするおじさまのようだ。

 小さいころから、ビジネスの才覚に長けていた。6歳のころにはすでにコ
 ークで商売をしていたという。もう少し大きくなって始めた新聞配達も子
 供なりにうまいマーケティングで14歳のころは大人の月給と同じくらい
 稼いでいたという。
 その後、グレアム理論と出会ったのが19歳。コロンビア大学でグレアム
 の弟子となる。その後、資金運用会社を始めたのが25歳。窮地のアメッ
 クスを救ったり、ソロモンブラザースを建て直したなど数々のエピソード
 が展開される。双子のように似ている法律家のマンガーとの出会いも面白
 い。

 いくつかのバフェット成功のルールがまとめてある。

  買うのは企業、株ではない、
  わからないことには手を出さない。
  企業に関する3つの指針
    単純明快な企業を選ぶ
    業績の安定している企業を選ぶ
    将来の見通しの明るい企業を選ぶ

 などなど。どれもあたりまえなんだけど、バフェットが言うと重みがある。
 バフェットの成功のヒミツは、自ら足を使い現状を確認、人に直接あって
 実態をきく、そして考え抜く・・という言ってみれば「あたりまえ」のこ
 とだ。

 本書は、マンガ&ビジネス書だ。とっても読みやすい。
 ビジネスもマンガで読む時代だねぇ・・。
 
 バフェットがCEOを務める会社のサイト:
  http://www.berkshirehathaway.com/

 ====================================================================
 

   ★★★★☆+マンガだ!

 
   ・バフェットってだぁれ?という方
   ・お金持ちになりたい方
   ・お金の使い道に悩んでいる方

Posted by webook at 08:18

2003年12月11日

■藤巻のたのしく商売する法則(藤巻幸夫)

fujimaki-rule.jpg
仕事も遊びも自分が楽しまなくちゃ、人の心なんてつかめない!

藤巻のたのしく商売する法則
   =========================================
   |著者:藤巻幸夫
   |日本実業出版社|2003年 11月
   |ISBN:4534036736|1,300円| 185P
    =========================================

 ファッション業界の話である。が、しかし、商売の話でもある。人生の話
 でもある。
 
 著者の藤巻幸夫さん。この方、伊勢丹に入社し様々な失敗をしながらも商
 売を笑売にしてきた方。今では、アパレル業界のカリスマ的存在。200
 3年の10月からは福助(靴下)の社長を務める。
 (ちなみにお兄さんは元カリスマディーラーの藤巻健史さん。二人の著者
  もある「 藤巻兄弟の大人塾。」 → http://tinyurl.com/yor4

 本書は、藤巻さんがアパレル業界でやってきた仕事ぶりをベースに、商売
 とは何だぁ?というのを楽しく展開している。

 「今の時代にあっているかどうかを判断する力」を「センス」と定義する。
 これからは「センス」の時代だと。センスって何かというと、「これはい
 いものだとすばやく判断しお客さまに自信をもって勧められる力」だとい
 う。フムフム。
 
  トレンドから発信される「モード」である。
  それらが3-5年たって「ファッション」という動きになり
  10年ぐらいたつと「スタイル」となる。
  やがてスタイルにこめられたメッセージが支持されて「ブランド」
  となり、そしてひとつの「歴史」を作り出す。

 これは、藤巻流のアパレル業界鳥瞰図だが、何でも通じることだね。

 商売に向きあう気持ちや姿勢が、とても心に響くことばで語られている。
 僕にとってアパレルはユニクロくらいしかなじみがないけど(笑)、いく
 つかビビっとくる言葉があった。

 「あれこれ迷ったとき、どんなデータよりも便りになるのが知識と経験、
  それにセンスに裏付けられた“勘”。」なんて、いいねぇ。
 「森を眺め、林を観て、木を診る」っていうのも気に入った。
 
 商売を笑売に変えるヒントがいっぱいだ。 

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   ★★★★☆+商売笑売

 
   ・ブランドや商売のことを考えてる方
   ・藤巻ってだぁれ?っていう方
   ・ヒットのヒミツについて知りたい方

Posted by webook at 10:05

2003年12月07日

■起業スーパーセミナー(川崎裕司)

kawasaki.gif
講座起業のひとつの事例・・

起業スーパーセミナー

   =========================================
   |川崎裕司
   |9500円 (送料無料、代引き手数料無料)
   |CD2枚組 / 130分 (音声収録)
    =========================================

 マイカンパニー、一人ビジネス、一人社長・・など個人事業を立ちあげる
 ことがちょっとしたブームになっている。
 週末起業後のステップアップだ。

 今日はちょっと趣向を変えて、本じゃなくってCD、聞く本をご紹介。
 オーディオブックである。
 何かビジネスを始めようなんて考え始めたあなたによく効くかも。

 何が入っているか・・・?
 大企業に後からあぶらげをさらわれる市場ではなく、ニッチな市場で勝負
 しよう!とか、無借金経営を肝に銘じておこう!など商売の基本から、売
 れるサイトつくり、ネットビジネス運営のこつなど商売のツボを教えてく
 れる。 東京とハワイに事務所を持ち、ふたつの会社を運営している著者
 が、「マイカンパニー」を作ろう!と語りかける。

 CDを聞いてまず驚くのは、川崎さんの声がとってもいいことだ。乙武く
 んの声を聞いたときの驚きにも似ている。都内某所のスタジオで収録した
 だけあって非常に聞きやすい。
 
 先日紹介した「一人ビジネスらくらく起業法」の中に講座起業というコン
 セプトがある。このCDは、まさにそんな考え方の延長線上にあるのかも
 しれない。自分の経験や考えが、「智の商品」になるという見本である。
 著者は、これを3本目のビジネスとしている。
 足元をしっかり掘ってみるのもいいもんだ。

 忘年会で2時間と1万円を使うか、CDで130分と1万円を使うか。
 ちょっと悩んでみるのもいい季節。
  
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   ★★★★+マイ☆カンパニー

 
   ・独立起業をなんとなく考えている方
   ・やりたい事業がある方
   ・人生をちょっと見直してみたい方

Posted by webook at 11:10

2003年11月29日

■「スモールビジネス」成功のセオリー90!(射手園達一)

small-biz.jpg  好きなこと、得意なこと、人に頼まれること。
  あなたのビジネスチャンスを整理してみよう。

「スモールビジネス」成功のセオリー90!
   =========================================
   |著者:射手園達一(いてぞの・たついち)
   |光文社|2003年 08月
   |ISBN:4334974112|1,400円| 322P
    =========================================

 事業を起こす方法はいろいろある。週末起業、早朝起業、一人ビジネス起業
 思い切っての起業、リストラ起業・・・などなど。

 本書の著者は、32歳でアメリカへ渡り、成功と失敗を繰り返しながらアメ
 リカでのビジネス基盤を着々と作ってきた方である。
 自らの35年間の実体験をもとに、チャンスを見つけビジネスとして成功す
 るための知恵を公開している。
 今から起業家としてチャレンジしようとする人には、すばらしくいい教科書
 になる。

 いわゆる起業をするにしても、あるいは副業的にビジネスを始めるにしても
 大切なことがある。たとえば・・・
  「自分の好きなこと、得意なこと、人が求めていること、人からよく頼ま
   れること、それがビジネスになる」
  「よい商品だから売れるのではなく、売れるからよい商品だ。買手の立場
   から商品を探すことが大事」
  「ビジネス他の立ち上げに3年かかるというのはウソ。全力投球の3日で
   反応が出て、3週間で結果が出て、3ヶ月でビジネスの基礎ができる」
  「ビジネスで失敗したからといって、落ち込んだりする必要な全くない」
 などなど。経験者だからこその重みがある。
 90個のチップスは、どれも心にとまる成功のヒントがある。

 「日本では努力という言葉が重要視されていますが、これは典型的なサラリ
  ーマン的発想でしょう。努力すれば認められる、努力すれば昇給できる、
  というのは、他人に自分の運命をゆだねる発想でしかありません。」とは
 なかなか厳しい言葉だ。しかし、確かに・・・。ならば、いっそのこと・・
 といきなり起業できないのがサラリーマンの悩みどころ。
 しかし、悩みは、ほんとの悩みではない。できたらいいなーくらいの軽いも
 のでやり過ごすことが多い。スモールビジネスのスタートもいきなりはでき
 ない。助走期間が必要だ。本書は、そんな助走の人にも役に立つ。

 著者の主宰する一旗会も覗いてみよう→ http://www.beq.co.jp/~hitohata/

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   ★★★★☆+ゼロから

 
   ・事業を始めてみたいっていう方
   ・アメリカでのビジネスに興味ある方
   ・会社を作ってみたい方

Posted by webook at 14:01

2003年11月28日

■1人ビジネスらくらく起業法(小林敏之)

hitoribiz-kouzabiz.jpg
  自分らしく楽しく起業できるネタは、実は足元に・・。
1人ビジネスらくらく起業法
リストラ、失業汗と涙で生み出した
   =========================================
   |著者:小林敏之
   |あさ出版|2003年 09月
   |ISBN:4860630343|1,400円|199P
    =========================================

 この本は、僕にとって今年最高の面白さがあった。
 お金儲けという意味ではなく、夢の実現、個人の自立、起業・・とういう
 ものが、自分のスタイルにとてもフィットしたからだ。

 本書でもっとっもキンコーンと響いたのは、下記の3つのキーワード。
 (1) 講座起業
 (2) 自分プロデュースのためのレッテル戦略
 (3) 任意団体の活用

 講座起業というのはこういうことだ。
 長年関ってきてごくあたりまえのことも、よく考えてみるとそれを知らな
 い人にとってはものすごく価値あるノウハウだったりする。それを整理し
 て講座にしてしまえば、リストラサラリーマンが、突然、xx講座の先生
 に早変わり。ビジネスチャンスが生れるということだ。著者は、実際にリ
 ストラ+講座起業という経験をしている。世の中を別の視点や角度で見る
 と実に面白い状況があるということだ。

 自分プロデュースのために、その後の展開(営業)がしやすいようなレッ
 テルを意図的に貼る作戦も面白い。たとえば、会社の中では勝手に新組織
 をつくって部長を名乗ることはできないが、世の中でならなんでもできる。
 例えば僕は「AllJapan 分かりやすさ向上委員会」事務局長なんてのを勝手
 に名乗っている。自分プロデュースはハデで大きいほうがいい。知らない
 うちに週末起業家ということにもなっている。人が貼っても自分で貼って
 もいいが、レッテルは大きくハデにということだね。

 任意団体の活用も目からウロコ。株式会社や有限会社をつくらなくても、
 世間体のいいかっこいい肩書きはつくれるのだ。
 xx協議会(会長)とか、xxx協会(会長)とかは、自作自演で何でも
 でき、かつ傍目にはなんだかスゴクみえちゃうのだ。そんな現実やハウツ
 ウが紹介されている。

 一人ビジネスという言葉をGoogleで検索すると577件ほどでてく
 る。起業というと、えらくリスクをもって危険なことをするような雰囲気
 があるが、実はもっとお気楽に楽しくやれそうな気がしてきた。
 この本、超オススメだ!(というのを内緒にしておきたいくらい・・)

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   ★★★★★+講座起業!☆

 
   ・講師になってみたいっていう方
   ・一人ビジネスに興味ある方
   ・事業をやってみたい方

Posted by webook at 21:30

2003年11月25日

■「1人ビジネス」であなたも年収1000万円稼げる!(西田光弘)

hitoribijinesu.jpg週末起業家の次のステップは、これだね。

「1人ビジネス」であなたも年収1000万円稼げる!

   =========================================
   |著者:西田光弘
   |大和出版(文京区)|2003年 10月
   |ISBN:4804716513|1,400円| 249P
    =========================================

 一人ビジネス・・・とは、次のような流れの中にある成長のステップであ
 ある。

  サラリーマン → 週末起業 → 起業 → SOHO → 一人ビジネス
  → 一人社長 → 組織社長

 言ってみれば、藤井孝一さんの薦める週末起業家の「次なるステップ」と
 いってもいいだろう。
 さて、その一人ビジネスという考えは、多くの人に勇気を与える。次のよ
 うなメリットを見ればその理由がわかる。

  メリット1:自分の身の丈にあった目標を設定できる
  メリット2:自分の得意なこと、取り得を生かすのでストレスがない
  メリット3:人を雇うことにまつわるあらゆるわずらわしさがない
  メリット4:自分がスケジュールの中心なので、家族第一のビジネス
        をすることができる。

 1000万円という目標をかかげて「決断」すること、戦略企画書、ホー
 ムページ、メルマガの活用、家族の説得、ふにゃふにゃでも口に出すこと
 、売れる仕組みなどなど、多くのノウハウが満載である。

 著者のサイトはこちら: → http://www.wakuwakuwork.com/

 会社に頼らず、自分の智慧と努力で1000万円なんていいじゃぁあーり
 ませんか。ちょっとかじっておきたい一冊。

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   ★★★★+身の丈

 
   ・社長になってみたいっていう方
   ・独立に興味ある方
   ・一人でできるビジネスをやってみたい方

Posted by webook at 20:22

2003年11月09日

■大前研一のアントレプレナー育成講座(大前研一&ABS)

atackers-5.jpg
ビジネスチャンスは、いっぱいあるみたいだよ!  
大前研一のアントレプレナー育成講座
         アタッカーズ・ビジネススクール Part V

   ===============================================
   |著者:大前研一/アタッカーズ・ビジネススクール
   |プレジデント社|2003年 9月
   |ISBN:4833417758|2,800円 |395P
    ===============================================

 アタッカーズビジネススクール(ABS)という起業家養成熟がある。96
 年からスタートし、すでに3000人が卒業している。僕はその栄えある1
 期性(の落こぼれ組)である。ま、トライしてみただけは偉かった。笑

 そのスクールのエッセンスを纏めた本がこれまで4回発行され、本書はその
 第5弾。大前さんの講義や、時代を牽引するベンチャー成功者の実学講義を
 再現したものと、「事業計画の作成」「アントレプレナー・マーケティング
 」など起業に必要なスキルについて書かれている。

 特に、著名な経営者の講義は、知らなかった経営の秘密や、起業家精神や戦
 略思考などがとてもよく伝わってくるのでオススメだ。

 QBハウス(10分1000円の床屋さん)の小西國義社長、ファンケル
 創業者池森賢二会長、サイバードの堀主知ロバート社長などが、事業への思
 いや経営の苦労などを語っている。いずれも事業への情熱やどんな壁も乗り
 超えてやるといった心意気が伝わってくる。

 大前さんは、「見えないものを見る構想力(イマジネーション)」が大切だ
 と説く。広大な沼地に世界中から人がやってくる様子を構想したディズニー
 (オーランドのディズニーワールドは、昔はワニがいるような沼地だった)
 や、アイルランドに米国の間接業務誘致を構想したライアン・コリガン、
 携帯電話をみて「これからの銀行はこれだ!」と言ったシティ銀行の元CE
 Oジョン・リードなどを引き合いにしながら、構想力の重要性を具体的に教
 えてくれる。

 また、構想を事業として進めていくプロセスを「1、2、3/30、31、
 32/300」という数字で説明しているのが面白い。途中でジャンプして
 みることが必要で、そこが家業と事業の違いだというわけだ。詳しくは本書
 を読んで欲しいが、なるほどーと分かりやすい。

 週末起業じゃもうガマンできない・・・という方は、この本で、ガツンとい
 ってみよう。
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   ★★★★★+見えないものを見る

 
   ・まさに起業しようとしている方
   ・新規事業に興味ある方
   ・独立したいと考えている方

Posted by webook at 10:28

2003年11月08日

■金融維新(木村剛)

kinyuuishin.jpg「中小企業に貸せる」新銀行が生まれる!?

金融維新】 日本振興銀行の挑戦

   ===============================================
   |著者:木村剛
   |アスコム|2003年 09月
   |ISBN:4776201194|1,700円|349P
  ===============================================

 これは気概に満ちた男たちの現在進行形の物語である。日本復活のために
 新しい流れを生み出そうという7人の男たちの命をかけた心意気が伝わる。

 東京青年会議所の有志が中心になって設立される「日本振興銀行」。
    http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_kimura50
 その設立にまつわる男たちの物語だ。

 本書の著者木村さんが、社外取締役になっている。そのため、マスコミは
 うけねらいで「木村剛銀行」などと形容したりした。

 この銀行設立プロジェクトの中心になっているのは、落合伸治、35歳。
 オレガ株式会社という独立系のファイナンス・カンパニーの社長だ。そし
 て彼の構想に共鳴した男たちが周りを固める。著者の木村さんは、社外取
 締として参画し、むしろ厳しい眼でこの新銀行の経営を支援する立場だと
 いう。
 
 いつのころからか日本の銀行は土地や資産などに担保をとることで資金を
 融資し、人を見る眼が鈍くなってしまったようだ。
 そして、貸しはがしなど、安易な道に流れてしまう怠惰な構造が普通にな
 ってしまったらしい。
 そこで、本来の金融の道を目指そうというのが、日本振興銀行の趣旨には
 ある。日本の企業の99%を占める中小企業に対し、まともな金融サービ
 スを提供しようというものだ。

 幕末から明治にかけ活躍した安田善次郎の生き方を標榜しながら、新しい
 うねりを生み出そうとするこの人たちに注目してみたい。
 熱い男の情熱にあふれる本だ。
 へぇー銀行って、案外面白いじゃん!と思わせてくれる。

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   ★★★★★+心意気

 
   ・今勤めている銀行を変えてみたいっていう方
   ・木村剛に興味ある方
   ・中小企業に味方したいと考えている方

Posted by webook at 17:07

2003年10月27日

■本田宗一郎に学んだホンダのヒトづくり・モノづくり(亀山清隆)

honda=kameyama.jpgバイク、自動車、ロボット、ジェット機・・・

本田宗一郎に学んだホンダのヒトづくり・モノづくり

   =========================================
   |著者:亀山清隆
   |出版社:実業之日本社|2003年 08月
   |ISBN:4408105481|1,600円 |
   =========================================

 しかし、ホンダってほんまに面白い会社である。先月10日、長野県で開
 かれた飛行機シンポジウムでは、かなり衝撃的なプレゼンを目にした。
 ホンダはビジネスジェット機を開発中で、まもなくテストフライトを実施
 するという。現在進行形の開発物語をそのプロジェクトリーダーである藤
 野さんが発表したのである。すげぇー!というのが率直な感想。
 活き活きとそのプロジェクトに取り組んでいる人たちに、モノづくり、ヒ
 トづくりのホンダを見た思いがする。

 本書は、ホンダ元ホンダマンが語るホンダDNAの物語だ。
 創業者の本田宗一郎のエピソード、本田氏と二人三脚だった藤澤武夫のエ
 ピソードを中心に、ホンダという「情熱」企業の源をたどっている。

 破天荒で天真爛漫でそれでいて人間をとことん追及する技術屋を貫いた本
 田宗一郎という人間は、いまなおその魅力に陰りがない。
 この本は、そんな創業者に間接的に会える本である。

 「お客さんに迷惑をかけるようなものをつくるんじゃねぇ!」と怒鳴って
 いたという本田宗一郎は顧客満足などという言葉が流行るはるか以前から
 ユーザーに親切なモノヅクリを考えていたようだ。次の言葉は、宗一郎ら
 しい肉声か感じられる。

    モノをつくるときには、それといちばん長いことつきあわなきゃ
    ならねぇヒトのことを考えろ。いちばん長いのはお客さんだろ。
    その次は売った店の修理工だろ。その次はウチの工場の人間だ。
    作り出した本人のくせして、いちばん短いのは設計者だ、ずっと
    使う人のみになって、考えたら不親切なモノなぞ設計できねぇは
    ずだ!
 
 常にお客様と世界を目線の向こうにおいていた創業者。本田宗一郎という
 ヒトはすごいおっちゃんだった。そこに育った人たちもはやり原点は本田
 宗一郎という人間ということだ。

 「オレはオートバイやクルマをやったが、本当にやりたかったのは飛行機
 なんだよ」といった本人がかなえられなかった夢は、後継者達が着実にそ
 の夢の実現を推し進めている。
 この会社、「情熱」っていう言葉がほんとに似合う。

 バイク、自動車、ロボット、ジェット機・・・とモノづくりのメーカーは
 同時にヒトづくりの会社でもある。底流にあるものは、本田宗一郎の情熱
 =DNAだろうか。

 ちなみに僕は、ホンダCRVに乗っている。
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   ★★★★☆+ホンダらしさ

 
   ・ホンダが好きだっていう方
   ・アシモに興味ある方
   ・ホンダのジェット機に乗りたいという方

Posted by webook at 07:39

2003年10月01日

■ソニーのDNAを受けついだ11人(加藤良平)

SONY=DNA.jpg
SONYブランドを超えて輝いた人たち・・

ソニーのDNAを受けついだ11人

   =========================================
  |著者:加藤良平
  |集英社インターナショナル/集英社|2003年 07月
  |ISBN:4797670878|1,500円|237P
   =========================================
 ソニー、ホンダ・・・不況の中にも元気印の大企業として注目の会社だ。
 注目したいのは、企業という組織体ではない、そこにいる「人」である。
 SONYブランドは、世界的な価値を持ち、経済の波や技術革新の波を超
 えて伸び続けてきた。SONYを語る本は数多い。井深、盛田両氏の経営
 や創業魂にまつわる本など枚挙に暇がないほどだ。
 しかし、それだけがソニーではない。ソニーで働いたことを誇りに思い、
 そこで学んだことを活かして次のステップに進んだ数多くのビジネスマン
 がいる。彼らが、ソニーという会社を「人生の乗り物」として語るとき、
 ほんとうの意味で企業価値が浮かび上がってくる。

 リクルートもそうなんだが、ソニーも基本的な考え方はこうだ。
 「企業は人のためにある。入社したからには一生懸命働いていい製品を生
  み出して欲しいが、自分に会わなきゃいつまでも居る必要はない。転出
  は大いに支援する」といったところか。
 定年でも定年前でも、ソニーを卒業する人、した人を応援する企業姿勢は
 大いにマネしたいところだ。

 本書は、11人の元ソニーマンが語る、ソニー創造性の秘密・・といった
 趣向の本だ。著者の加藤さんも実は元ソニーマン。11人は先輩にあたる
 人たちで、多くがその後独自の企業の社長などを勤めている戦士たちだ。

 中井純さん/分担をおとなしく守る技術者なんてソニーにはいない
  http://www.mainichi.co.jp/eye/murata/200109/06=2.html
 横野滋さん/―役員も平社員もない、良い技術はみんなで認め合う/
 吉田博文さん―失敗した分野も含めとにかく試してみる労を惜しまない/

 などそれぞれの人生が面白い。いずれもソニーというブランドに支えられ
 たのではなく、ソニーという乗り物を楽しく乗り回した・・という雰囲気
 がスバラシイ。

 曰く、ソニーは、どの担当の人が何を言ってもOK
 曰く、手を上げた人には、とにかくチャンスをあげる
 曰く、失敗を恐れる意識が、非常に薄い
 曰く、圧倒的多数が反対しているがゆえにプロジェクトを中止させる
    ということはない。8mビデオ、プレステを見よ!
 曰く、社員の「ワルノリ」が許されてしまう会社・・

 といったことが、その人の体験談としてさりげなく語られるところに本書
 の魅力がある。いよいよ、「人」が企業を語る時代になってきた。

 著者が語るソニーの公式: ものつくり魂+マネジメント=創造性
 うーん、ソニーか。新しいクリオ、ぽちぃにゃぁー。
 ===================================================================
 

   ★★★★☆+乗り物

 
   ・企業と人との係わりを考えている杉山さん
   ・自己実現に邁進中の方
   ・ソニーっていいよなぁという方

Posted by webook at 08:19

2003年09月01日

■週末起業(藤井孝一)

shuumatsukigyou.jpg
好きなことxできることx乗ってること
=週末起業のタネ

週末起業
  =========================================
  著者:藤井孝一
  筑摩書房|2003年 08月
  ISBN:4480061274|680円 |206P
  =========================================

 週末起業。そろそろ現代用語辞典にも載りそうだ。
 元サラリーマン、元週末起業家、現在コンサルタントの藤井孝一さんが創
 った言葉だ。この本は、その週末起業のススメを説いた本。

 年金も怪しくなってきた、会社はボーナスや賃金カットがふつうになって
 きた・・・なんだかヤバイ・・・。そう思う人は多い。
 が、この先どうしたらいいか?を真剣に考え、行動しようとしている人は
 少ないのではないだろうか?

 その答えがこの本にある。週末起業である。これは、会社を辞めずに起業
 することだ。藤井さんが主宰する「週末起業フォーラム」には、すでに、
 1200人以上の人たちが集う。彼らは、会社を辞めずに自分のやりたい
 ことで複業をものにしている人たちだ。
 本書にも紹介されている先人達の事例は:ここ ↓
              http://shumatsu.net/meikan.html

 さて、それじゃぁ僕もと考える時、何が大切か。藤井さんはこういう。
 <やりたいこと>と<できること>と<時流に乗っていること>が重なる
 部分で、週末起業のタネを見つけるのがいいという。
 週末起業は、やりたいことをビジネスにするのだから、こんな面白いこと
 はない。それこそ「面白くて寝るヒマもない」状態になる。そんなワクワ
 ク人間が増える時こそ、日本の未来が明るくなるだろう。
 
 本書では、週末起業の魅力がたっぷり書かれているほか、「同僚には黙っ
 ていたほうがいい」などの実践的アドバイスや、税務、会社設立のコツな
 どお役立ち情報もある。この本を手にした時が「スタート」になるといい
 ねー。「こんな時代」を生き抜く「複」業生活のヒントを拾いたい。

 さぁ、次はあなた(僕)の番!。
 ==================================================================

 
   ★★★★★+楽しくて寝るヒマがない!

 
   ・力をもてあましているサラリーマンの方
   ・先行き不安な方
   ・やりたいことがあるんだけど・・という方

Posted by webook at 06:39

2003年08月25日

■小さな会社・社長のルール( 竹田陽一+栢野克己)

takeda.gif

小さい会社にはそれなりの戦略がある。
地域戦略、顧客戦略がいけてるね。

【小さな会社・儲けのルール】
ランチェスター経営成功への実践手法
  ==========================================
  著者:竹田陽一+栢野克己
  フォレスト出版|2002年 11月
  ISBN:489451138X|1,400円 |265P
  ===========================================

 これから独立しようとする人や、起業まもない方は読むといい本だ。
 
 この本は、ランチェスター戦略の伝道者、竹田陽一氏と、九州アドベンチ
 ャー大学の栢野克己氏が、小さい会社が目指すべき弱者戦略を分かりやす
 く説いた本だ。
 
 ほとんどのビジネス書は大企業向けである。ビジネス雑誌も新聞も同じ。
 やれトヨタがどうした、ソニーやGEがどうした・・といったことが中心
 になっている。ところが世の中、ほとんどは中小企業。世に社長はおよそ
 700万人、日本の労働人口6000万人とすると大人の8.5人に一人
 は「社長」になる。(へぇー67)
 世の中に流れる情報の9割は大企業のことばかりだから、この本のような
 中小企業の生き残り戦略本は価値がある。(・・とは本書の中のウリ言葉)

 ランチェスター理論は、商品(兵器)、営業(戦法)、エリア(戦場)に
 対する考え方が、強者と弱者では異なると説く。
 当然、小さい会社は、弱者戦略が必要になる。
 
 ・売り物は絞れ・・・大企業がバカにする業種・商品を狙ってNo1になる。
 ・エリアも絞れ・・・大都市ではなく地方・限定エリアでNo1になれ。
 ・客層も絞れ・・・・誰でもではなく、豊かな老人だけとか。
 ・営業は数をこなせ、お礼のハガキを出せ、長時間労働せよ・・・

 などなど。

 これらの弱者戦略を、豊富な事例(これは栢野克己氏の主に担当)が強力に
 補強している。
 *商品戦略では、たこ焼きの「八ちゃん堂」、
 *地域戦略では、日本生命のNo1セールスレディ、平戸の森聖美子さん
 *客層戦略では、弁当箱企画の「美研」、
 などが面白い。

 おふたりのキーメッセージをここに・・
 経営の目的はお客を作り出し、(地域での)市場占有率を高めること。
 = (竹田陽一) 
 いつの時代も平凡なことを非凡に続けること。=(栢野克己)

 
   ★★★★☆+弱者戦略

 
   ・中小企業の社長さん
   ・週末起業家の方 ~ 藤井さんのお知りあいの方ほとんど
   ・これからやるぞ!って方

 
   ・http://tinyurl.com/l1ye :アマゾン
   ・http://tinyurl.com/l1yj :楽天ブックス
   ・http://tinyurl.com/l1yq :BK1
   ・http://tinyurl.com/g4qd :富士山コム(米カナダ在住の方)

Posted by webook at 07:38

2003年08月21日

■『メルマガ』成功のルール(高橋浩子)

merumaga.jpg

『メルマガ』成功のルール
あなたもメルマガを立ち上げよう!

著者:高橋浩子
明日香出版社|2003年 05月|ISBN:475690646X|P|1,300円


「メールマガジンを出したいんだけどぉ・・」という方や、「発行してるけど、いまいち効果が…」という方に、先行“成功組”直伝の“成功のルール”を伝授する一冊。高橋さんが、突撃インタビューで成功組の8人にインタビューし、それぞれの味を<素>のまま引き出している。
初めて会った時から、他人じゃないな、この方・・という気がした高橋さん。この本が48冊目という大先生なのだが、そんなそぶりは微塵も出さないところが素敵だ。日本一お気楽なメルマガ発行者でもある。僕は、もう大ファンである。
(特別にお許しをいただき、営業隊長を拝命している・・笑)

さて、この本、メルマガハッピーサークル(これが、またなんとBSCのコンセプトを先取りした素晴らしいコンセプトなのだ)を回す楽しさを存分に伝えてくれる。メルマガ発行者、発行希望者のバイブルにもなろうか・・・なんちゃって。

百式の田口さん、がんばれ!社長の武沢さん、営業マンは断ることを覚えなさいの石原さんなどそうそうたるメンバーが登場する。僕もなぜだか8人の一人にまぜていただいてるのは、何かの手違いか高橋さんの慧眼か・・笑
メルマガの素晴らしさを伝える本としてはダントツ・オススメ。

t=cube55.jpg

♪ 2003.8.20(水)、外苑前のCOCO=DE=SICAで、高橋さんのライブトークセミナーがあった。
満員御礼の大盛況で、熱気が外に溢れる雰囲気でしたねぇ。
しーちゃん先生、西口先生、それに僕も飛び入りで、なんだか愉しいひと時。
いや、面白かった。高橋さんもキレイでおましたにゃぁー。


t=cube55=1.JPGきのうお会いした方・・・
 「高橋浩子ホームページ」主役!
 「明日香新社」石野社長
 「クスリのらくだ」峰村静江さん
 「Coco=de=sica」松尾校長先生
 「日経新聞の読みどころ」宮本隆徳さん 奇遇!
 「勉強の達人」の西口正さん 

こういうの是非またやりまひょ!

Posted by webook at 12:52

2003年08月12日

■日本流(長谷川祐一)

nihonryu.jpg

日本流
仕事はしあわせの種まき

著者:長谷川裕一
ダイヤモンド社|2003年 07月 |ISBN:4478321035|206P|1,400円

<てとてをあわせてしあわせー。なぁーむー>
と書けば、多くの日本人はあのリズムが頭に浮かぶ。そう、お仏壇のはせがわぁーである。
すっかり耳になじんだあのコマーシャル。もうすでに20年以上も続いており、現在、CMの女の子は3代目だという。おそらく広告訴求率はダントツにちがいない。
その株式会社はせがわの社長、長谷川祐一さんが書き下ろした軽快な生き方論の本である。長谷川社長のビジネス論でもあり、日本の文化論でもある。基本は仏教の教えに根ざしているが、なんとも心にしみることが書かれている。
たとえば・・・
レストランで無愛想なウエイトレスにあたっても、文句で返すよりさわやかな挨拶やほめ言葉で接したほうがよほどいい・・などなど。
驚くことに、社員1200名ちかくの優良企業になった今も、社長、専務ほか役員の方もトイレのお掃除をされるそうだ。(なんと!) お仏壇というモノを商売にしていては決していまの<はせがわ>はなかった。心をいかにこめるか・・そんな原点があちこちに書かれている。
長谷川さんは、この本のキモを八正道です・・とお話くださった。8つの正しい道のことである。
正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定。
人それぞれに何かを感じ取れる本だ。おすすめ!

HASEGAWA=CEO.jpg

先日、この会社のバランススコアカードの研修会でお邪魔させていただいた。
長谷川社長にお会いして、名刺交換の後、いきなり・・・
<なんてさわやかな方でしょう!>
と僕に素敵な言葉を投げかけてくださった。少々てれくさかったが、瞬間に心が開いた感じがした。ようこそ・・・という気持ちがものすごくストレートに伝わってきたからだ。ここへきてよかった・・そんなOpenな気持ちにいっぺんになってしまった。ただそのひとことだけで!(驚き!)
本をいただき、読み進めるうちに、現在の?はせがわの経営のすばらしさのわけがよくわかった。長谷川裕一さんの生き方そのものだとわかったからだ。
本書には高校のころ番長の態度が変わったエピソード、タクシーに乗ったときの挨拶・・・など
著者の原点がわかるお話が多くある。

Posted by webook at 13:00

2003年07月29日

■泣いた、笑った「お葬式」日記 (月間フューネラルビジネス編集部)

osousikinikki.jpg

泣いた、笑った「お葬式」日記
葬儀の現場で働く若者40人エッセイ

著者: 月刊フューネラルビジネス編集部編

綜合ユニコム/ISBN:4=88150=360=X/198P/1,400円
発行年月:2003.4

最近、葬儀関連の本が続くって?
いやなに、葬儀屋さんをはじめようってわけじゃぁないんだわ・・・。最近、この業界にちょっと関心がありその手の本や雑誌を読み漁っているだけ。
お葬式といえば、家族が亡くなった悲しみの儀式・・・なんだが、できれば見栄ではなく、ほんとうに故人を偲ぶセレモニーにしたいもの。
この本には、葬儀の現場で働く人たちの感動的な体験やずっこけ体験などをまとめた<現場>の声がある。(悲しみに沈んだ)お客様に(ああいい葬儀だった・・という感慨を提供する)サービスの現場である。生と死を見つめる人間ドラマに接する職場である。あなたの偏見が(もしあるとすると)変わるかもしれない本だ。

Posted by webook at 15:04

2003年07月26日

■ドットコム仕事術(大前研一)

oomae.jpg

ドットコム仕事術
The art of work in the cyber age

著者: 大前研一
小学館/ISBN4=09=379452=9/287P/1,300円
発行年月: 2003年 08月


今が不況だからというわけでもない。
今がネットでつながりっぱなしの時代だからというのでもない。
この本の存在理由は、いつの時代にも通じる自立人間の仕事術を伝えるためにある。会社や人にたよらず力強く生きていくためにはどうしたらいいのか。そんなヒントがたくさん、しかも実に具体的に書かれている。大前研一という稀有なビジネスマンの秘密の公開でもある。これまで多くの本で、ビジネスマンの生き方メッセージを発信してきた大前さんだが、本書は、それらの集大成的な雰囲気がある。
読んでいてとても元気になると同時に、具体的なノウハウを実践してみたくなる。
<一人めしはチャンスを逃す><電子メールの新作法><だらだら会議を減らす2つの秘策>などなど。Y=aXの法則があちこちにあって楽しい。やりたいこと(Y)があればなんとでもなる!ということだ。
印象的な言葉はこれ・・・『サラリーマンが今いる部門、今いる会社という狭い枠の中だけで人生の設計図を描く時代はもはや終わっている』。さて、本書にある最強メソッドをひとつでも実践してみるか・・・・。
★★★★★+Art of Work

Posted by webook at 11:12

2003年07月25日

■売れるしくみはこうつくれ(岡崎太郎)

okazaki.jpg
売れるしくみはこうつくれ

通販勝ち組が教える!

著者: 岡崎太郎
オーエス出版/ISBN4=7573=0170=7/1,400円/231P
発行年月: 2003年 05月

ゼロからスタートし、今や月商1億円を超える通販ビジネスを
している著者。
ヒット商品は<いちごミルクダイエット>。名前を聞いただけで
『!』となる方もいるはず。奇をてらったのではない。夢を商品名に乗せたのだ。商品の
価値はお客様の夢の大きさできまる。確かに商品そのものの価値もさることながら、そ
れを買って使う自分が何か楽しい気分になるーつまり、素敵な夢の部分にお客様はお
金を払う。そこに商売の心がある。
本書は、通販ビジネスの実践的ノウハウの書として活用しても十分に役立つのだが、
それに加えてビジネスへの情熱や志の部分があるのがいい。
本書は、橘川幸夫さんの出版パーティでたまたま著者の岡本さんに会い、そこで買い
求めた本である。 岡崎さんが書いてくれたサインはこうだった・・・
 「工夫の工夫、工夫と工夫」なんだか岡崎さんの味がしみだ
しているなぁ。
福岡が本拠地。今度いってくるかぁ・・・。僕も通販始めるか・・・なーんて思ったり。

★★★★★+夢を乗せて

Posted by webook at 09:30

2003年07月22日

■なぜYAHOO!は最強のブランドなのか(カレン・エンジェル)

yahoo.jpg
なぜYAHOO!は最強のブランドなのか
カレン・エンジェル (著), 長野 弘子 (翻訳)
英治出版/ISBN4=901234=31=5/1600円/302P
2003.7.30 初版

Yahoo はヤホーと読むのか、ヤフーなのか・・・なんて思ったころが懐かしい。
ヤンとファイロの二人の学生がはじめたインターネット検索エンジンは、インターネットの浸透とともに大躍進を果たしネットバブルの象徴として大きくもてはやされた。そして、ITバブル崩壊の大波にも曝された。
多くのネット企業が消滅していった中で、Yahooはその地位を持ちつづけているのは奇跡的だ。その理由を時間軸上で追っているのが本書だ。
ビットバレーの人たちとシリコンバレーの熱狂(余波)を肌で感じていた僕にはこの本はなんだかとっても肌があう。
94(発端)95(共感)96(公開)97(躍進)98(伝道)99(絶頂)2000(崩壊)2001(彷徨)2002(未来)とつけられたタイトルはYahooの歩みを特徴的に表現している。日米のITの動きがまとめられているのも楽しいね。
著者は、Yahooの粘り強さの秘密を、技術の優位性ではなく、無形財産であるブランドの価値を最も重視した結果だと指摘する。いまだにYahooは人手を介してデータの整理がされているという。それは、二人の創業者の使命感(=時代精神をサイトに反映させ、ひとびとの役に立つサービスを提供する)に支えられているからだと言う。なるほどね。
あ、英治出版で立ち読みできるよ・・・(もうちょっとしたら)。

Posted by webook at 08:27

2003年07月04日

【当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】..丸山弘昭 ★★★★★+やり抜く!

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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-041】 2003/07/04(金) ★
★ “いろんな記念日”の金曜日   ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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  田坂広志さんの新しい取組み「社会起業家フォーラム」に
  パートナーとして参加させていただいてます。
  こちらをご覧ください。  

   => http://www.jsef.jp/about/partner.shtml#


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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ 好況の時も、不況の時も、当たり前のことを
Web ◎◎ k  やりぬくことが大切なんだねぇ・・。
| △ | 当たり前・・・なかなか難しい。
\e/ 負けない経営の基本を見ときましょう。
^Y^
く\... 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】
  ◎ プレゼント:【 「メルマガ」成功のルール 】~当選者発表!
  ◎ プレゼント:【 Right Now ! 】~ ビジネス誌創刊記念 5冊
  ◎ カラコラム:【 ガイヤシンフォニー 】

  * おしらせ~:【 夢あるセミナー 】 堀之内九一郎さん 7/12土
  * おしらせ~:【 出版パーティ 】 橘川幸夫さん 7/15火

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【 当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】

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■ジャンル:ビジネス、経営
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■著者:丸山弘昭(まるやま・ひろあき)
  1946年生まれ。一橋大学経済学部、同大学商学部卒業。公認会計士、税理
  士。(株)アタックスグループ代表パートナー。
  著書に「ベスト・プラクティス経営」など。
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■出版社:
中経出版/ISBN4-8061-1759-5 /1400円/222P
2003/2/5  第1刷 3/1 第2刷
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■ <ワン・チョット>

 「 当たり前のことがわかっているようでわかってない。 」

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■ <忙しい方はここだけ>

中堅・中小企業、ベンチャー企業の経営戦略、事業再構築支援などに定評ある
著者が、不況時代の生き残り戦略を分かりやすく説いた経営指南の書。

「当たり前のことを粘り強くやりぬくことが勝ちにつながる」というが、その
当たり前のことがなかなかできないのも現実である。

原則倒産時代といわれるこの長い不況の中、2万件近い倒産件数のうち75%が
販売不振、業界不振などに代表される不況型倒産だといわれている。
冒頭では、“財務指標につねに敏感であるべし”という当たり前が機能せず倒
産してしまったマイカル、新潟鐵工所(ともに2001年倒産)が紹介される。

一方、そんな時代に事業を着実に伸ばしている企業もある。本書には、購買代
理店というビジネスモデルで躍進中のミスミ、選択と集中を徹底している信越
化学工業、お客様本位の姿勢を貫くカレー専門店の壱番屋、余計なところにカ
ネをかけないアミューズメントデベロッパーのゲオなど優良企業の“当たり前
企業戦略”が紹介されている。

それらの中には著者が経営支援に携わった企業(壱番屋、ゲオなど)があり、
単なる概念的指南ではないところに説得力がある。

勝ち組み企業の「当たり前」には、『顧客から支持される価値創造を続けるこ
とである』、『利益は「結果」ではなく「計画」である』、『我々が1ドル無
駄遣いすることは、お客様に1ドル高く売ることになる』(ウォルマード創業
者、サム・ウォルトン)など示唆に富んだものが多い。

なんとしても生き残るという経営の基本を本書から読み取りたい。

おすすめ度は、 ★★★★★+やり抜く!
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■ <お暇な方は、もう少し>

勝ち組企業や、負け組企業の事例をふんだんに紹介しながら、経営理念、戦略
的経営、会計数値、育つ人材、事業承継など経営の「当たり前」を解説してい
る。

僕は、バランススコアカード的な視点で本書を読んだ。そうそう!って思う点
がいっぱいで、読んでて気持ちよかった。(新幹線の中で読んだ)

著者はオーナー企業の経営指南や事業再生を手かげてきたこともあり、事業後
継についても書かれている。自分の跡を誰に継がせるかということはオーナー
経営者の最後の一大事業であり、大きなテーマでもある。

例えば息子に事業を継がせるべきでしょうか?といった悩みには、3つの質問
をするそうだ・・・

 1)そもそも継がせるべき事業か?  <=うわっ、厳しい質問!
 2)後継者は継がせる器か?
 3)子供が継げる状態になっているか?

どれも重たい質問だねぇ・・・。二代目の経営能力の鍛え方や、事業継承プラ
ンの作り方など具体的なアドバイスもある。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ ★表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=03005119   

\ ★著者が代表と務める(㈱)アタックスのサイト:
/   http://www.attax.co.jp/
\    会員になるとPROTOPICSという経営情報メルマガがもらえる。
/    時代の深層を掘り下げるなかなかいいコンテンツだ。
\    プロの目の情報は価値がある。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

実は、6月に著者の丸山さんにお会いしてきた。
不思議なめぐり合わせでお会いすることになったのだけど・・・。
はじめてなのに、互いの本を読んでいて意気投合。なんだか素敵な邂逅という
雰囲気が(僕は)した。

何か新しいことが始まりそうな・・・予感が・・・。


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■ <オススメ度>

   ★★★★★+やり抜く!

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■ <読んで欲しい方>
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●楽天Webook ( http://tinyurl.com/g2mu )
●BK1 ( http://tinyurl.com/g2mv )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン     ( http://tinyurl.com/g2mp )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.07.04[金]:【当たり前のことをやり抜く会社が勝つ! 】..丸山弘昭
中経出版/ISBN4-8061-1759-5 /1400円/222P
★★★★★+やり抜く!
2003.07.03[水]:【--】..BSCセミナー@MS&NBS
タイガースと富士山へいこうが受けました!
2003.07.02[水]:【--】..
2003.07.01[火]:【--】..
2003.06.30[月]:【--】..半年を振り返る  BSC_resolutions.ML

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-041【ガイヤシンフォニー】 … □■

先日「私には夢がある」の和田さん、岩崎さんたちと楽しいお食事。
 その折、話題になったのが「ガイヤシンフォニー」。
 地球・宇宙・自分・自然・そんな係わりがビビっとくるはずの映画だ。
 もう何年も前から見たいと思いつつ見てない映画だ。

この映画の話に盛り上がったところ、夢あるセミナーでその監督さんの
 お話があることが判明。うーん、これは見逃せない。
 
 ●「メッセージの伝道師・龍村仁の『感動』人生」
   ~人は、大きな生命のつながりの一部分として、生かされている~
   講師:映画監督 龍村仁氏
   日時:2003年7月26日(土)13時半~17時
   http://www.yumearu.com/culture-tatsumura.htm

 よかったら行ってみようね。


                     しんのすけ@人生の作品
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-09 ・ ・ ・ ‥… □■

  ●<Webook 2003Present 企画 第5弾> 当選者発表

「メルマガ」成功のルール の当選者です。おめでとうございまーす。
  著者高橋さんのサイン入り本が届くよん、まっててねぇー!

  1)冨田晶●さん 広島市  目と目があいましたねぇ
  2)大伴公●さん 富山県  好奇心はエネルギーの元!ですね。
  3)十亀洋●さん 武蔵野市 「自分も発行者になろう!」←革命です!

  外れた方にも、ひょっとすると高橋さんからの熱ぅ~いメッセージが
  いくかもねぇ・・・。 ふひひひ。

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  ●<Webook 2003Present 企画 第5弾> Right Now!  5冊!

  ビジネス雑誌 「Right Now!」 創刊記念プレゼント5名様!
  プレゼント希望の方は住所・氏名・年齢・職業・電話番号を明記の上、
  『Right Now!プレゼント希望+お名前』を書いてRight Now!編集部宛
  (rn-info@zeikei.co.jp) & webook2003@yahoo.co.jp にメールを!

  応募のルール
  ◆応募資格: webook 読者&地球人
  ◆あて先 : to: rn-info@zeikei.co.jp  (編集部)
         cc: webook2003@yahoo.co.jp (しんのすけ)
  ◆タイトル: Right Now!プレゼント希望+あなたのお名前
  ◆本文  : 住所・氏名・年齢・職業・電話番号を明記
         ついでにコメントも。
  ◆〆切  : 7月22日(火)

                       しんのすけ@企画人 
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 ▼
---------------------- pr(夢あるセミナー)---------------------------
  ●「波瀾万丈人生で見つけたどん底からの行動哲学」
   講師:株式会社生活創庫 代表取締役社長 堀之内九一郎氏
   日時:2003年7月12日(土)15時~18時、大井町
   http://www.yumearu.com/houkoku16.htm

-------------------- pr (橘川幸夫さん出版記念ぱーちぃ)---------------
  ◆新しい時代に向けての出版記念会を開きます。
   久しぶりの大型パーティです。各界の人が多数集まる予定です。

   日時 2003年7月15日(火)18時から21時まで
   場所 麻布・エーライフ
   〒106-0031 東京都港区西麻布1-7-2 明星麻布70ビル
   PHONE:03-5785-2531 http://www.e-alife.net/
   参加費 6000円
   ▼参加ご希望の方は、以下にて受付ております。
     http://www.demeken.co.jp/labo_hima.html

----------------------------- pr -------------------------------------

★《あした読ま~にゃ!54冊の奇跡》 発売開始! @まぐ文庫
Webook選り抜き+ビジネスブックラジオ対談+α
        まぐ文庫トップページの右側にあるよ
              ↓↓↓
        ● http://www.mag2.com/bunko/
               ↓
              <?>
----------------------------- pr -------------------------------------
 ▼
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ξ
▲▼▲ ついに富士山ドットコムサイトのWebookが
Web ◎◎ k リニューアルしました!。
| △ | http://www.fujisan.com/online/book/voice/index.html
\v/ ^^^ 寄り道してね!
 -)(-δ’ 
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ■5/26 まぐ文庫「あした読ま~にゃ!54冊の奇跡」発売開始@まぐまぐ
 ■6/18 上麻生中学校で講演してきました。給食美味かった!
 ■6/27 BSC パーティ&トーク@元麻布ヒルズ 楽しかったよー
■7/03 MS&NBS のBSCセミナーで講演したよー
 □7/11 サイトリニューワル合宿@100 ぐわんばるじょ!
 □7/25 G県人会でセミナー予定 楽しみやわね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Posted by webook at 23:13

2003年03月12日

【失敗に学べ!】..板倉雄一郎 ★★★★★+タダじゃぁ起きない

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-018】 2003/03/12(水) ★
★ “ウグイスが鳴いたぞ”の水曜日     ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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       《バランススコアカードの使い方がよく分かる本》
                ↓↓↓
◆アマゾン   http://tinyurl.com/6pcb (配送料無料) 
◆BK1    http://tinyurl.com/6pbx (ビジネス書トップページに)
        http://tinyurl.com/6pbv (BSCの本、詳細)
◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc1 (楽天ビジネストップページに)
        http://tinyurl.com/6pc2 (BSCの本、詳細)

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Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ 歩かないよりは、転んでも歩いたほうがずっといい。
Web ◎◎ k 
| △ | いいた言葉だねぇ・・・
\e/
^□~ 本書から、失敗を生かす知恵と勇気を学びたい。
<\ 真之助
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !

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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 失敗から学べ! 】
  ◎ プレゼント:【 女子大生会計士の事件簿 】~ 当選者発表♪
  ◎ カラコラム:【 板倉雄一郎さんだよ 】~ビジネスブックラジオ
  ◎ ネットの輪:【 KENさん 】~ 毎日1分!英治新聞メルマガ 
  ◎ 出版企画A:【 本屋さん 】~ めぐり

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【失敗から学べ!】

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■ジャンル:人生、ビジネス、起業
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■著者:板倉雄一郎(いたくら・ゆういちろう)
  1963年千葉県生まれ。ベンチャーマトリックス株式会社代表取締役会長。
  著書に「社長失格」「ベンチャー、われ倒産す」など。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
日経BP社/ISBN4-8222-4290-0 /1400円/220P
2002/7/20 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「おぉ、あの板倉さんの復活ストーリーだ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

かつて「ダイナミック」な失敗をした著者、板倉雄一郎さん。
時代の先端をするどく突っ走っていたハイパーネットだったが、何十億の負債
を抱えて倒産してしまう。自己破産となった板倉さんは、その失敗劇を「社長
失格」というタイトルの本にした。1998年のことだ。

その著書に「復活」を気配を感じとられた読者は多かったはず。
僕もその一人だ。

そして今、その復活劇バージョンとして本書がある。

板倉さんは、執筆、セミナー、コンサルティング、ベンチャーキャピタリスト
・・なと様々な活躍でみごと「社会復帰」した。
本書は、復活した板倉さん自らが語る、失敗から学べ!講義だ。

ベンチャーで事業を起こそうとしている方、すでにスタートアップした方など
必見の洞察がある。

米国では、「失敗したことのない人」を「なにもやったことのない人」と見な
す。また、「失敗したことのある人」を「経験をつんだ人」と見なす・・そう
だ。米国のベンチャーキャピタリストは、起業家をそういう目で見るというの
だ。それは失敗者にやさしいのではなく、“合理的な判断”としてそういう認
識をするのだ。

方や日本、失敗者は、悪人・・・といったイメージが強く、敗者復活はなかな
か容易ではない。
僕は「社長失格」を読んだ当時、板倉さんが復活するときは、日本の起業環境
もだいぶましになっているのだろう・・と思ったが、ようやくそういう気分が
社会の中でうまれているのかも・・・・

そういう意味で、自ら復活劇を見せてくれた板倉さんという人は、日本の「ベ
ンチャー環境」を変えてくれるかもしれない貴重な存在である。

「歩かないで転ばない人より、歩いて転んだ人の方が、価値ある人になる。」
のではないか・・・という板倉さんの言葉は、心に留めておきたい。

起業家である人も、企業の勤め人の人も、多く熱く学べる本だ。

おすすめ度は、★★★★★+タダじゃぁ起きない
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■ <お暇な方は、もう少し>

ハイパーネットというのを知らない方もいるだろう。
ハイパーネットというのは、広告収入を基本にした無料プロバイダーの仕組み
である。板倉さんが編み出したビジネスモデルである。
現在もその特許は生きており、NetZero(米国出張のとき僕はよく利用
する)などが実際に使っているものだ。
ネット接続をすると、別ウインドウが出て広告を見る・・その代わり無料接続
できる・・・といったものだ。
日本でも一時そうしたプロバイダー事業を提供していた。

板倉さんの失敗の原因がまとめてある。
カネ:銀行から資金融資を受けていた板倉さんの会社は、おりしも強まった銀
   行のBIS規制のあおりを受け、融資の引き上げ(貸しはがし)にあっ
   たのが一番の原因。
モノ:動かないコンピュータを自前で作ってしまったこと。
ヒト:大企業出身の技術者だったり、MBAホルダーだったり・・・ブランド
   力のあるヒトをとったが、実際には機能しなかった・・・
   (いっしょに働いていた中には、iMode の夏野剛さんもいた)
などだ。これらの経緯は、「社長失敗」のほうにリアルな描写がされている。


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02035118

\ 板倉さんのサイト:
/   http://www.fbi.co.jp/itakura/

/   
\   
/ 
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

さて、今の板倉さん。執筆、講演、コンサル、ベンチャーキャピタルなど多忙
な中で復活を果たしている。
ホームページの講演録を見ると、まーほんとにひっぱりだこ状態だ。

失敗を恐れず、チャレンジする多くのベンチャーのヒトに、多くの示唆を与え
る内容になっている。

中でも、起業家、経営者が陥りやすいワナのところがいい。
<起業家/経営者はどこで間違うのか?>第4章だ。

経営者には特別な能力はいらない。しかし、ひとつだけあえて言うならヒトを
見る目。
「自分より優れた“他人”の持つ脳慮kにいち早く気づき、自分より優れた人
 間を“なんとか手に入れたい”と思える能力」
だという。
うーん、言うは易し、行なうは難しの世界だ。なんのかんのといっても、結局
企業は人で動いている。

冷静と情熱のバランスの上に、成功は待っているのかもね。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+タダじゃぁ起きない

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■ <読んで欲しい方>
  ビジネスパーソンの方
  起業家の方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●BK1   ( http://tinyurl.com/7az7 )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/7azb )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン      ( http://tinyurl.com/7az2 )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.03.14[金]:【--】..
2003.03.13[木]:【--】..
2003.03.12[水]:【失敗に学べ!】..板倉雄一郎
日経BP社/ISBN4-8222-4290-0 /1400円/220P
★★★★★+タダじゃぁ起きない
2003.03.11[火]:【仕事に効くビジネス書超要約101選】..藤井孝一
ぶんか社/ISBN4-8211-6150-8 /950円/159P
★★★★★+週末起業家
2003.03.10[月]:【--】..POP休刊
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-03 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Webook 2003Present 企画 第3弾>  企画進行中

  久恒啓一さんの著書・・・・かな?
  お楽しみにー。
                       しんのすけ@企画人 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-017【板倉雄一郎さんだよ】… □■

 本日です。渋谷のスタジオ 19:00からです。
 よかったら・・・来てね。
                     しんのすけ@なんでも学ぼう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-06【Kenさんに聞く】・ □■

今日は、まぐまぐ総合15位の超人気英語系メルマガ「毎日1分!英字新聞」
の発行人であるKENさんのインタビューをお届けします。
ちょっと長いけどよんでねー。

      --------------------------------------------
真之助:こんにちは。「毎日1分!英字新聞」は発行部数6万部の超人気メル
    マガです。本当に毎日お疲れ様です。「Webook」は家庭の平和
    維持のため(笑)週末はお休みですが、KENさんのメルマガは土日
    、祭日も休まず発行ですよね!

KEN:あははは。実は私はものすごく飽きやすい性格でして3日坊主のプロ
    です。
小さな会社を経営していますが、考え方がコロコロ変わるのでスタッフから愛
想をつかされています。昨日言ったこととまるで反対のことを今日あたかも自
分の信念であるかのごとく話してしまいます(笑)本来何かひとつのことをず
っとやり続けるというのは苦手なんです。だからこのメルマガが2000年の
9月からずっと続いているのは、私の人生でも不思議な現象なんですね(笑)

真之助:いやそれはある意味で分かります。ひとつの考え方にとらわれず、常
    に柔軟な考え方をする方、ということですね。将来の予測は常に変化
しますので、経営者がそれに合わせて考え方を変えていくというのは至極自然
なことだと思います。あ、これ決してフォローではないです。
ところで、私はTOEICに挑戦中ですが、このメルマガのおかげでどれだけ
助かったことか!前回のテストでも、ほとんどの時事問題で英文の意味がよく
分かりましたが、これもKENさんのメルマガのおかげといっても過言ではな
いですよ。はっきりいってTOEIC受験者必須のメルマガです。他にもTO
EIC関連のメルマガがたくさん出ていますが、「毎日1分!英字新聞」の足
元にも及ばないというのが実感です。

KEN:ありがとうございます。「毎日1分!英字新聞」は最近こそイラク、
    北朝鮮関連が多いですが、基本的にジャンルにはとらわれません。バ
イオテクノロジー、医療、マーケット、ビジネス、福祉、映画などの、幅広い
分野を網羅しています。だから、TOEIC、TOEFLの時事問題には最適
です。生きた情報、ナマの情報を英語で学びます。とりわけ私は映画好きです
ので、記事とは無関係に長々と最近みた映画批評をしちゃうときがあるので要
注意です(笑)
また、このメルマガなんと、リスニング対策にもなるんです。その日に読んだ
メルマガの内容が、CNNや海外ニュースで放送されますから。

真之助:あの「ひとこと」とか「編集後記」では記事の背景の解説をしていま
    すが、これ、まじめに面白すぎます!どこからそんな情報をGETし
てくるんだろう、といつも不思議に思うくらいです。
KENさんはどのくらい時間をかけて1本のメルマガを作るのですか?

KEN:通常、記事選びから解説までいれて1時間くらいでしょうか。対訳で
    も時々表現が難しいものにあたると、いろいろ検証しますので時間が
かかります。翻訳会社を運営していますので、知人のネイティブにチェックを
いれてもらうこともあります。あと、私独自の視点でいろいろ言いたいことを
言っている「編集後記」が注目されてきまして、これにも時間をかけますから
、1時間から1時間半くらいになるでしょうか。

真之助:やはり、それくらいかかるんですね。でも365日本当にご苦労様で
    す! 私を含め「Webook」の読者の中で英語上達のために日々
学習されている方も多いと思います。最後にズバリ、英語上達の秘訣を教えて
ください!!

KEN:なにをおいてもまず「毎日1分!英字新聞」を購読してください(笑)
    無料です!ただし、気を抜くとどんどん溜まりますので、メーラーの
自動振り分け機能を使用されることをお勧めします。
次に、DVDで英語字幕を出して洋画を見てください。これも力がつきます!
まずは日本語字幕で映画をみてストーリーや台詞を理解します。
次に英語字幕だけで映画をみてください。2回はみてください。これで映画を
3回みたことになります。
さて、次は英語字幕無しでTRYです。なんと字幕無しで英語が耳に飛びこん
できますよ!この学習法は、英会話教室にいくよりもはるかに安価で力がつき
ます。DVDプレーヤーは1万円でおつりがくる値段で購入できます。
もちろん力の差がありますから、分からなかったところは英語字幕を出して、
何度も聞いてください。  メルマガ「毎日1分!英字新聞」+DVD
この方法が今一番新しく、力がつく英語学習法です。

真之助:なるほど。DVDの英語字幕機能をつかった学習法ですね。
    今日は、ためになるお話をありがとうございました。

メルマガ 「毎日1分!英字新聞」の購読はこちらから。
 
http://www.mag2.com/m/0000046293.htm

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-013【本屋さん】・  ・ ‥… □■

紀伊国屋さんにも今、本が並んでまーす。
 BOOKS GOROさんにも今度 全店で並びまーす。
 談さんにもありまーす。
 三省堂さんにもありまーす。
                     しんのすけ@POP営業マン
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 ▼
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ξ
▲▼▲ 桜も咲き始めたみたいだね。
Web ◎◎ k
| △ | じゃ、またね。
\v/ ^^^
 -||-’ ^^^^
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 22:51

2003年03月11日

【仕事に効くビジネス書超要約101選】】..藤井孝一 ★★★★★+週末起業家

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-017】 2003/03/11(火) ★
★ “沈丁花の香りがゆれる”の火曜日   ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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 昨日、八重洲ブックセンターに行ってきました。同じ頃に出版された
 3さつのBSC本の中では一番売れてました。(いいねぇ)
 八重洲ブックセンター2Fのエレベータ上がった正面と、経営コーナー
 にありました。確かに減ってる・・・(笑)
 オリジナルポップ見てねー。 んでもって、よかったら読んでね!   

       《バランススコアカードの使い方がよく分かる本》
                ↓↓↓
◆アマゾン   http://tinyurl.com/6pcb (19位!) わーぉ!
           愛知県の林さん情報ありがとうございました。
◆BK1    http://tinyurl.com/6pbx (ビジネス書トップページに)
        http://tinyurl.com/6pbv (BSCの本、詳細)
◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc1 (楽天ビジネストップページに)
        http://tinyurl.com/6pc2 (BSCの本、詳細)
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ ビジネス書は何のために読むのだろう?
Web ◎◎ k  インプットするため?
| △ | No~ぉ。
\e/ アウトプットするためだ! 入れるばかりの読書は
^□~ 資源(時間と¥)のムダ使いかも・・?
<\ 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !

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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 仕事に効くビジネス書超要約101選 】
  ◎ プレゼント:【 女子大生会計士の事件簿 】~ 当選者発表♪
  ◎ カラコラム:【 板倉雄一郎さん 】~ビジネスブックラジオご登場 
  ◎ 出版企画A:【 PRに感謝です 】~石原さん、渡邉さん 

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【仕事に効くビジネス書超要約101選】

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■ジャンル:読書、ビジネス
----------------------------------------------------------------------
■著者:藤井孝一(ふじい・こういち)
  経営コンサルタント、中小企業診断士。エブス・コンサルティング代表。
  起業に関するコンサルティングで「週末起業」の啓蒙活動と支援をする代
  表的な存在。メールマガジン「ビジネス選書&サマリー」は読者1万人を
  超る人気メルマガである。  http://www.kfujii.com/
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
ぶんか社/ISBN4-8211-6150-8 /950円/159P
2003/1/24 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「おぉ、あのメールマガジンが本になった!」

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■ <忙しい方はここだけ>

週末起業家といえば、藤井孝一さんである。週末起業家という言葉は、藤井さ
の造語。近いうちに現代用語辞典にも載るかもしれない。

藤井さんのメルマガは、「ビジネス選書サマリー」である。読者1万人を超え
るその秘密は、密度の濃いコンテンツにある。僕と同じようにビジネス書の書
評という観点からはライバルともいえるのだが、微妙に違う視線と方向性は、
互いに励ましあえる素敵な存在だ。
その藤井さんは、すでに著書を何冊も出している。

本書は、藤井さんが発行してきたメルマガ『ビジネス選書サマリー』の中から
選りすぐった本の書評を纏めた本である。さらに、大前研一氏、中谷巌氏、斎
藤孝氏などの著者インタビューもある。

この本は藤井さんの分身ともいえる本だ。
ビジネストレンドを知るもよし、また本屋で買うべき本の参考にするもよし。
経営コンサルタント&週末起業家グルの藤井さんのエネルギーを本書から読み
とってみたい・・・

お薦めですぞ! これ。

おすすめ度は、★★★★★+週末起業家
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

本書には『藤井孝一流 ビジネス書の読み方選び方』の記事がある。ここは、
とってもお薦め。

<読書は刺激。自分を変えていくことが読書から得る真の宝>
<書籍も読む時間もタダじゃない! 回収(発信)を心がけよ!>
<著者の主張、本のマーケット・・・疑ってかかる精神を大切に>
<今自分に必要なものは何? 目的をハッキリとさせよ>

などビジネス書を向き合うサラリーマンの心得が明確に語られて入て、とても
参考になる。

超要約101選は、1ページに1冊のスタイルで簡潔にまとめられ、本のPR
文句ではないが、5分で1冊読める勘定だ。


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://tinyurl.com/51gu

\ 藤井孝一さんの週末起業家のサイト:
/   http://www.kfujii.com

/   週末起業家を目指す方、藤井さんの門を叩いてみよう。
\   きっと新しい発見と、踏み出す勇気がもらえるから・・・
/ 
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

インタビューでは、大前研一さんと藤原和博さんが面白い。

大前さん曰く、

  『読むより動け。読むならその3倍考え、行動せよ!』

インタビューで藤井さんが、大前さんは実はあんまり本を読まないんですって
ね?と問いかけ、その答えが上記だ。
中国関連の本も最近立て続けに出した大前さんだが、たしかに、政府要人から
企業人まで多くの人と会い、現地を見てくるという『行動』がベースになって
いる。だからこそリアルで面白い本にもなっている。
3倍考えよ! というのは・・・うーん、痛いねぇ・・。

藤原和博さんの場合:

  『私の著作は、すべて新しい人生の企画書です。』

という。確かに、藤原さんの本からは、僕たちサラリーマンの生き方そのもの
を見つめなおすヒントに溢れている。しかも、そういう生き方の見本を藤原さ
ん自身が見せてくれているのがいい。(今度は、天上がりの校長先生だ!笑)
藤原さんは、最近ぼくのことをPRしてくれてて、本書にも
 『通勤時間に本を一冊よんで書評を配信しているネット界で有名な・・・』
と形容してくれている。うれしはずかし・・・。

『今の時代、読書はインプットではなくアウトプットに使う』べきだという藤
原さん。まさにその通り! それを実行している典型的な人が本書の著者であ
る藤井孝一さんだ。

出せば、帰ってくる!
そんな連鎖こそ、藤原さんも言っている新しい生き方の一つなか。

藤井さんの週末起業フォーラムもお薦めだ。
詳しくはここを見てね!
  http://www.kfujii.com/sks01.htm

新らしい生き方を見つけるために、本書を手にしてみよう。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+週末起業家

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■ <読んで欲しい方>
  ビジネスパーソンの方
  起業家の方
  本を読む時間がないとお嘆きの方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●BK1   ( http://tinyurl.com/75qv )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/51gu )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
  ●アマゾン      ( http://tinyurl.com/75qx )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.03.14[金]:【--】..
2003.03.13[木]:【--】..
2003.03.12[水]:【--】..
2003.03.11[火]:【仕事に効くビジネス書超要約101選】..藤井孝一
ぶんか社/ISBN4-8211-6150-8 /950円/159P
★★★★★+週末起業家
2003.03.10[月]:【--】..POP営業休刊

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-02 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Webook 2003Present 企画 第2弾> 

 会計監査の世界をコミカルに描いた「女子大生会計士の事件簿」
   http://webook.hp.infoseek.co.jp/2003.01/2003.01.16.htm
 著者の山田真哉さんの直筆サイン入り!!
 の当選者発表です!

 1)松田●孝さん(静岡県)お元気ですかぁー。
 2)大瀧●夫さん(山形県)社員の皆様にPRくださいね。
 3)高尾●正さん(愛知県)意識的に・・・ですね!
  
 おめでとうございます。楽しんでくださいねぇー!
 今回応募者数がとっても多かったです。外れた方ごめんなさい。
 次のチャンスに・・・・

                       しんのすけ@企画人 
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-017【板倉雄一郎さん登場】… □■

 明日のビジネスブックラジオは、「社長失格」「失敗に学べ!」の著者
 板倉雄一郎さんがゲスト。
 板倉さんとは、数年前ハイパーネット倒産の顛末を書いた「社長失格」を
 プレゼントしていただいたの始まり。
 まだ、一度もお目にかからないまま時が経ち、ついにラジオ収録で実現す
 ることになった。うーん、どんな方だろう・・・。
 スタジオで収録の見学もありだから、興味あるかたメールください。
 
                     しんのすけ@なんでも学ぼう
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■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-06【】     ・・ ‥… □■

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-012【PRに感謝です】・‥… □■

 BOOKS GOROという書店グループでも全店で僕の本を
 扱ってくださることに・・・
 ぼくんちの近所にもあるし、やったぁー!ですね。
 売り場でウロウロしてみよっと。
 (へんなおじさんと思われないように・・)笑

 営業マンは断ることを覚えなさいの石原さんがPRしてくださいました。
 うるうる・・・です。
 まぐまぐ ID 0000087425

 Smamsulの渡邊さんもPRしてくれました・・・感激です!
 まぐまぐ ID:0000000452 
 ありがとうございましたぁ・・。

                     しんのすけ@支えられてます
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Web ◎◎ k
| △ | じゃ、またね。
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. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 22:50

2002年12月20日

【営業マンは断ることを覚えなさい】..石原明 ★★★★★+断る?!

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-119】 2002/12/20(金) ★
★ “横須賀にて”の金曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲
Web ◎◎ k  今日は、驚異的な本のご紹介です。
| △ | かって面白くなかったら僕が買い取ります。
\e/ (いいのかぁ、そんなこと言っちゃってぇ)
^□~ いや、ほんま。そのくらいすごいんですわ。
/L                真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 営業マンは断ることを覚えなさい 】
  ◎ カラコラム:【 富士山・コム in Japan スタート!】
  ◎ プレゼント:【 クリスマス・プレゼント特集 】
            ♪ おじさんの「時間割」 x3名様
            ♪ ねずみとサンタクロースx?名様
            ♪ グロービスマネジメントレビュー x3名様
  ◎ 出版企画A:【 横須賀市行政改革セミナー 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【営業マンは断ることを覚えなさい】

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■ジャンル:ビジネス、営業
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■著者:石原明(いしはら・あきら)
  経営コンサルタント。1958年静岡県生まれ。ヤマハ発動機を経て、S
  MIビジネスに携わる。89年SMI世界大会でセールスマネージャー世
  界大賞受賞。現在、日本経営研究所代表として、講演活動、各社顧問、幹
  部教育などで活躍中。著書に「成功曲線を描こう」「心を身軽にする80
  のインストラクション」など。  
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
日本経営研究所/800円/92P
2001/7/15 第1刷  2002/11/15 第8刷 
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■ <ワン・チョット>

「逆説的なタイトルのこの本、とんでもない驚きが、ある!。」

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■ <忙しい方はここだけ>

誰しも、このタイトルを見て、「おいおい、なんじゃこりゃ?」と思うに違い
ない。だって、営業マンが断るなんて、か~んがえられない・・・から。

そうなのだ。僕らの常識からいえば、営業マンは絶対に断るなんてしちゃいけ
ない・・・ということになっている。だからこそ、この本は、タイトルからし
て人を引き寄せる。そして、引き寄せられた僕は、そのタイトルが奇を衒った
ものでないことに更に驚いてしまった。

そうなのだ。断ると売れる、のである。
あーーなんてことだ。ますます不可解!?

そう思ったらぜひ、読んでみよう。
この本、絶対にソンはしない。恐らく10人中10人が、「!」マークを頭の
上に浮かべる。そんな恐るべき(驚くべき)内容がある。この認識は当たって
いるようで、原田さんのホームページをみるとこう書いてある。

 -----------------------------------------------------------------
 この本を読んで
 ◆ 即、営業会議を開いた会社が 70%
 ◆ 営業マン全員に読ませた会社が 80%
 ◆ 販売方法を変えようと思った会社が 90%
 ◆ そして100%の会社が、取引先には読ませたくないと思ったそうです。
 -----------------------------------------------------------------

いや、まったく。上記は誇張でもなんでもない、まったくその通りだと僕も思
う。僕も、以前いた会社に50冊くらい買いましょうなんて薦めている。

おいおい、そうまで薦めるなら、中身は何がかいてあるのか言ってよ・・と言
われそうだ。
でも、言わない! (あははは)

おすすめ度は、★★★★★+断る!?
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■ <お暇な方は、もう少し>

でも、言わない。というところを読んで、なんだよ・・・と思いながら、つい
この続きを読ん出る人は、きっとこの本を読む。

上記までの23行は、本書の「キーポイント」をシミュレーションしたものだ。
男女の関係、売り手とお客さん、ビジネスネゴシエーション・・・様々なシー
ンで、(好きになって欲しい、ちょっと欲しい、知りたいのに)「断られる」
とどうなるか・・・・ =>ますます、その気が上気する。

人間て不思議なものだ。この心理学を営業に応用したのが、石原さんの「断る
営業」といえよう。

お客様は、「なんでもホイホイ言うことを聞いてくれる営業マンから買いたい
」のではなく、「売れている営業マンから買いたい」のだ。このポイントを押
えることが第一だ。

お客さんの要求に添って予定を無理してやりくりして顔を出すと「なんだ、こ
いつヒマなんじゃないかぁ・・・大丈夫かなあ」なんて思われる。尽くした努
力とはまったく逆効果になったりする。
「その日は無理です、絶対に。いっぱいなんです」とかいって(それがホント
でなくても)断る!。
すると、お客様はかえって信用を増したりする。・・・人間ってヘンだねぇ。
しかし、それが人間、それが心理学なのだ。

このあたりを、実にわかりやすい具体的な事例で教えてくれる。ガビーン・・
・そうだったんかぁ・・と目からウロコとはこのことか、と思うところだ。

「断ること」で、お客様との対応の主導権がこちら側にやってくるのだ。
逆転の発想というか、まったく驚いたことに普段の常識をまったく逆のところ
に真実を発見し、まず驚いてしまう。
営業シーンの真実の瞬間が実にうまく捕らえられ、ナルホド!という納得が得
られる面白い本だ。

_________________________________
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| |   http://www.nihonkeiei-lab.com/book/index.html
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
後半では、「断る営業」の組織化の話。
断ることによって主導権を握るビジネススタイルを、こんどは仕組みとしてど
う作るかという、組織的な対応について指南する。これもまた、ウロコぽろり
な話が展開する。

わずか92ページの読みやすい本に、どうしてこんなスバラシイ驚きがあるの
だろう?と思わずにはいられない。いや、まいった。

普通の本屋さんではまだ流通していない。
さ、どうします?
どうやったら手に入るか教えて欲しい?
 ・・・
 ・・・
 ・・・
うふふ、教えなーい・・・(あは)

 ------ 番外 ----------
 実は、著者の石原さんとは、先日偶然にもある忘年会でお会いしました。
 ビビっときましたねぇ。
 来年の1月8日のビジネスブックラジオにもお越しいただくことに・・。
 なにやら不思議なご縁のある方です・・・・・。


----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>

   ★★★★★+断る?!

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■ <読んで欲しい方>
  営業部長の方
  営業本部長のあなた
  営業マンの方
  マネジャーの方
  経営者の方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

● ⇒ここへメールしないと買えないよ!: youkoso@nihonkeiei-lab.com
    ほんとはウエブで買えるんだけどね。
    http://www.nihonkeiei-lab.com/book/index.html

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.12.20[金]:【営業マンは断ることを覚えなさい】..石原明
          日本経営研究所/800円/92P
   ★★★★★+断る?!
2002.12.19[木]:【ビジネスマンは、本を書こう】..畑田洋行
サンマーク出版/ISBN4-7631-9453-4/1300円/184P
★★★★+書けるかも?
2002.12.18[水]:【--】..宴会でしたぁ

2002.12.17[火]:【ビジネス・ウエポン】..大前研一
小学館/ISBN4-09-387413-1/1500円/253P
★★★★★+PSA
2002.12.16[月]:【中華連邦】..大前研一
PHP研究所/ISBN4-569-62115-5/1300円/205P
★★★★★+中華連邦
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-22 ・ ・ ・ ‥… □■

<Webook クリスマス Present 企画 >
今年一年のご購読のお礼にプレゼント企画をしました。

 【おじさんの時間割】       太田空真著      3名さま
 【ねすみとサンタクロース(mini)】 のりも&しんのすけ著 ?名さま

 申し込み方法:
   宛 先 : webook2002@yahoo.co.jp
   タイトル: タイトル+お名前
   本 文 : お名前、住所、コメント、今年よかった本など
   〆 切 : 12/24(火)

      -------------------------------------

<Webook 2002年感謝Present 企画 >
  
 【グロービス・マネジメント・レビュー創刊号】  3名様

  グロービスの堀義人さんからステキなプレゼント企画を頂きました。
  グロービスのMBAシリーズが季刊誌になる。
GMR(グロービスマネジメントレビュー)の創刊号です。
  HBR(ハーバード・ビジネス・レビュー)を超えようっていう
  ものです。グロービスの志と気合が入っている季刊誌です。
  マネジメントに係わる人、必読!

 申し込み方法:
   宛 先 : webook2002@yahoo.co.jp
   タイトル: GMR+お名前
   本 文 : お名前、住所、コメント、今年よかった本など
   〆 切 : 12/31 11:59までだよぉーん。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-119【富士山・コム!】・ … □■

 ついにスタートしました!!
 何がって? 
 ビット・バレーのネットエイジ、そしてシリコンバレーのちょっと北にある、
 バークレーを基地にした全米通販サイトの富士山ドットコムがついに日本
 に上陸! 日本国内における雑誌のネット通販を立ち上げました。

【富士山マガジンサービス】だ。
===>  http://www.fujisan.co.jp

 グロービス・マネジメント・レビューもあるし
 日経ビジネス、 日経ビジネスアソシエ、宣伝会議、和樂など様々な
 ジャンルが並ぶ。壮観である!
 なんだかスゴイ品揃え、それに特典もうれしい。
 是非覗いてみてね!

 友人の相内さん達が起こした会社だ。~いいぞぉ!
 西野伸一郎さん、ネットエイジの西川潔さん、松山太河さんもいる。
 ぼくはそこの社外営業マン。(勝手押掛け採用社員である)
 みなさん、ごひいきに~。

                      しんのすけ@たのしいね
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-027【横須賀市セミナー】‥… □■

今日は、横須賀市の行政改革セミナーにいってきました。どうしたわけか
 ”民間企業の事例”ということで声をかけて頂きました。30分ほど
 おしゃべりさせていただきました。慶應の金安先生や筑波の古川先生
 とお話させていただき、勉強になりました。
 野間さんや井出之上さんのお話を聞いていると、 横須賀市ってすんごく
 進んでいるんだなぁと感心しました。
 お話はけっこうウケていただき、話してるほうも楽しかったです。
 高村社長のお話を紹介したら、ご本人がいらしてドキ。ありがとう
 ございましたぁ。
 詳しい様子は、またBSCメルマガで・・・・

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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 ▼
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ξ
▲▼▲ 横須賀には、「携帯サブレ」という市職員の
Web ◎◎ k デザインとネーミングのすばらしいクッキーが
| △ |  ある。今まで観たクッキーの中でサイコウ!
\b/ ^^^^    じゃ、また来週ね!
  ))> ^^^^
<ー~...... ^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 22:33

2002年12月06日

【巨象も踊る】..ルイス・ガースナーJr ★★★★★+進化★

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-112】 2002/12/06(金) ★
★ “ついに原稿できた!”の金曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ 日本IBM、その巨大なエンタープライズも一時は恐竜と
Web ◎◎ k  揶揄された。恐竜は巨象によみがえり、しかもダンスも踊
| △ | れる。
\e/ 今日は、その復活劇の立役者、ルイス・ガースナーJrの
^□~ ビジネスストーリー。今年いちおし。必読書!
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 巨象も踊る 】
  ◎ カラコラム:【 インフルエンザ 】
  ◎ プレゼント:【 吾人の任務 】3冊 堀義人さん当選者発表!
  ◎ 出版企画A:【 原稿、ついに完成! 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【巨象も踊る】

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■ジャンル:ビジネス、自伝
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■著者:ルイス・ガースナーJr.(Louis V. Gerstner, Jr.)
  1942年ニューヨーク州生まれ。63年ダートマス大学工学部卒業。65年ハー
  バード大学ビジネス・スクールでMBA取得。同年マッキンゼー入社。
  77年アメリカン・エキスプレスの旅行関連サービスグループの責任者とし
  て入社。89年RJRナビスコ最高経営責任者(CEO)。93年、崩壊の淵にあっ
  たIBMを再建のためCEOとなる。その後、数年のうちにIBMを再生させ
  1990年代を代表する経営者として称賛を浴びる。2002年春にCEOを退任し、
  同年末までIBM会長。
■訳者:山岡洋一(やまおか・よういち)、高遠裕子(たかとお・ゆうこ)
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■出版社:
日本経済新聞社/ISBN4-532-31023-7/2500円/456P
2002/12/02 第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「偉大な経営者は腕まくりして、みずから問題に取り組む。」

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■ <忙しい方はここだけ>

日経新聞の「私の履歴書」を読まれるビジネスマンは多いと思う。とくに著名
な経営者の場合は、注目度が高い。GEのジャック・ウエルチ、日本の経営者
ではヤマト運輸の小倉昌男、アサヒビールの樋口広太郎などの時は、きっと多
くの人がこの記事を読んだに違いない。最近ではIBMのルイス・ガースナー
が登場した。僕などコピーをとったりしていたものだ。

本書は、ガースナー「私の履歴書」のネタ本である。日経新聞の私の履歴書を
読んでワクワクした人は、この本を絶対に読むべき!だ。
新聞のワクワク度を1とすれば、本はその100倍くらい。
多くの気付きと勇気を与えてくれる。
昨日くらいから書店に平積みになって並んでいるはずだ。

絶滅寸前の恐竜だと揶揄されたIBMで、ガースナーは何をしたのか?
ひとことでいえば、「あたりまえのことをした!」
松下幸之助はんが生きてはったらこう言うたはず・・・
「あんた、雨の日には傘をさしますやろ。」IBMかていっしょや・・って。
ところが、世の中不思議なもので、当たり前のことがなかなか当たり前にはで
きないようになっている。だからこそ、松下翁の言葉に重みがある。

ガースナーがエライのは「絞込み」「実行」「リーダーシップ」という経営哲
学をとことん貫いた(雨の日に傘をさした)ことであろう。
3つのキーワードの中に「実行」という言葉が入っている。ガースナーは、実
行力は経営者が最も評価されていない側面だという。「実行」というありふれ
た言葉が現実には難しいからだ。雨の日に傘をさすことは難しい!。

ガースナーは、瀕死のIBMの応急処置(93年当時)よりも、その後の戦略
展開や企業文化の変革のほうがずっと苦しかったと述懐している。当たり前の
ことも、フェーズによって異なり、困難さも違うということだ。

ガースナー曰く、「偉大な経営者は腕まくりして、みずから問題にとりくむ」
こんな言葉を贈りたい企業が今、日本にはいっぱいある。

読む人それぞれ、自分の立場からたくさんの気付きが得られるすばらしい本で
ある。読んだ後は、自分だけの本に・・・なっているハズ。
この本は、今年のベスト5の一冊! 絶対(買って)読むべし!ですぞ。

おすすめ度は、★★★★★+進化★
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■ <お暇な方は、もう少し>

ガースナーは恐竜IBMを前に、リーダーとして幾つかの決断をしている。
そのベースをなしているのは「お客様」の視点。たとえば・・・

 ホストはもう終わった、これからは完全に分散型PCの時代だと世の中が走
 っていたとき、ガースナーはお客様の立場にたった判断をする。
 お客様は、自分がインテグレーターになってITを利用したいなどと思って
 はいない、経営上やりたいことができればそれでいいのだ。だったらIBM
 はそういうインフラを全体的に提供する「統合的なサービス」を提供する企
 業をめざすべき。こう判断したのだ。
 それは、当時IBM分割論が華やかで内部もそう思っていたのをひっくり返
 したことに繋がる。

ガースナーのお客様の視点は、AMEXなどで顧客の立場を経験したことが大
きく影響している。技術のトレンドではなく、お客様が望む本質は何か?、そ
ういうところに経営判断の基点を置いたところがガースナーのスゴイところ。


この本を楽しく読む方法:

 最近、マインドマッピングという方法を気に入っている。
 人に聞いたこと、本で読んだこと、会議の内容・・・なんでもいいのだが
 真中にテーマを書き、そのまわりにテーマごとのヒゲ(項目)を伸ばして
 いきながらまとめるものだ。

 本書もそういうふうにして読んでいくと面白い、そうすると最後に
 “この本は要するに”・・・みたいなものが自然とできあがっている。
 本の裏表紙などを使えばいい。大部な本が1ページに凝縮される過程は、
 自分でも快感になるはず。

さらに、それを別の視点で見てみると・・・・

 な~んと・・バランス・スコアカードの視点が見えてくる。
 絶滅寸算の恐竜のようだと揶揄されたIBMに乗り込んだガースナーがとっ
 た経営マネジメントは、まとめるとバランス・スコアカードの4つの視点を
 実にみごとにマネージしていたことになる。(ま、当然といえば当然なんだ
 けど)てなことを発見するのも楽しいものである。
 それは、こんな感じ:→ (時間があったらホームページにアップします)

書いていた本の最終原稿をチェックしていたとき、バランス・スコアカード事
例としてガースナーのBSCを急遽入れ込んだのは、感動(感じて動く)の結
果かな・・。(来年2月の発行予定だから、見てね!)


戦略と実行の間をガースナーは、実にすばやくそして見事につないだ人だと思
う。この点について興味深い表現がある。

 「戦略と事業活動を別モノだと考えている企業が多い。戦略は年に一回作成
  され、時間をかけて会議で検討され、上層部に承認される。そして、みん
  な安心してそれぞれの部署に戻り、それまでとほとんど変わらぬ方法で事
  業を続ける。」

私たちのまわりで毎年起きている事象を見事に喝破している。
ガースナーは、そこを見事にマネージした人だろう。たとえば資源配分(リソ
ース管理=人の配置)という武器は、戦略的なことを進めるときに有効に使う
べきだろう。ガースナーは人を使うのもうまかったようだ。
こうした詳細こそ、本書でじっくり味わって欲しいところ・・・。

エスタブリッシュド企業にありがちな、官僚的文化を打ち砕き、お客様に顔を
むけた企業に変革したガースナーの道のりは、今の日本企業によいお手本とな
ると思う。
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.nikkei.co.jp/hensei/gerstner/
| ↓
| IBMのサイトにガースナーの情報がある。
| http://www.ibm.com/lvg/
| ガースナーにeMailも送れる。(読んでくれるかなぁ)
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書の最後に、ガースナーが社員全員にあてて送った電子メールが掲載されて
いる。肉声(筆)の?Eメールである。ガイースナーは、「会社の動きとその
理由についての情報を社員が共有できるようにすれば、すべてが用意になるこ
とに気付いた」からだといっている。
CEOから直接出されるメールは、「社員を戦略と実行のパートナーにする」
ツールになっていたのだ。

顔の見えるリーダーとはかくあるべし・・・のすばらしいサンプルだ。
(ソニーの出井さんもホームページやメールで同じようなことをしていた)

日経新聞の「私の履歴書」を読んだだけで満足する人がいたら、それはもった
いない。ハリポッターのプレビューをみただけで満足してしまうのと同じだ。
2500円、456ページの価値は十分ある。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+進化★

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■ <読んで欲しい方>
  社長!
  その次の社長候補の方
  その次の次の社長候補の方
  ミドルマネジャーの方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●BK1   ( http://tinyurl.com/3a2o )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/3a2q )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.12.06[金]:【巨象も踊る】..ルイス・ガースナーJr
日本経済新聞社/ISBN4-532-31023-7/2500円/456P
★★★★★+進化★
2002.12.05[木]:【-】..日本リーダーズ協会でBSCプレゼン
2002.12.04[水]:【-】..お休み (骨休み)
2002.12.03[火]:【-】..お休み (骨休み)
2002.12.02[月]:【-】..原稿完成!(やったぁ)
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-21 ・ ・ ・ ‥… □■

<Webook &ビジネスブックラジオ Present 企画 当選者発表♪>

 【吾人の任務】 堀義人著 著者サイン入り。 3名さま

 1)浅尾さま 文京区(Webookでのご応募)
 2)那田さま 市川市(Webookでのご応募)
 3)守さま  木更津(USENでのご応募)

 サイン入りの本は、グロービスから直接送られます。
 また、グロービスのパンフご希望の方にも送られますのでお楽しみに。

 「グロービスマネージメントレビュー」がついに創刊らしい! 12.16
 http://gmr.diamond.co.jp/

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-111【インフルエンザ】・・… □■

 先日インフルエンザの予防接種をした。近所の病院で。3000円也。
 そのとき、摂取にあたって・・という注意事項を読まされ、アンケート欄
 で同意を求められた。
 さて、その注意事項、CSの観点からは落第!
 「過去にアナフィラキシーを起こした人」はダメとある。
 アナフィラキシー?
 思わずうーん。だいたい想像はつくけれど、こんな専門用語をおばあちゃ
 んやおじいちゃんがわかるはずはない(と思う)。
 分からないときは受け付けの人とかに聞けばいいけれど、分かりそうにない
 ことは最初から書いちゃダメ。
 製造元の田辺製薬にさっそくメール。2日後、ご指摘ごもっとも・・という
 ことで来年の書類に反映すべく対応されるとのこと。
 文章作成は、(財)阪大微生物病研究会。全国共通のがつくられるとのこと
 です。世の中がひとつ変わるか・・・(なんちゃって)

                 しんのすけ@なんでも言ってみよう会
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-022【ついに出来た!】・‥… □■

 ようやく原稿が書きあがりました!
 大前さん、舟崎さん、吉川さんなどからも引用の了解をいただきました。
 編集を担当してくださるOさんに原稿を渡しました。
 5ヶ月の奮闘は第一ハードルクリア。
 でもこれからがまた長い作業の始まり・・・・。

 先日、ビジネスブックラジオ収録の折、ゲストの松林さんが次に出す本
 のゲラを見せてくれた。校正の書込みがあった・・・。
 昔から、あういうのにあこがれてたのよねぇ~(ミーハーだけど)。
 しかし、松林さんは面白い。インタビュアーをすっかり忘れて大笑いの
 収録でした。(耳は無事だった。笑。)

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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ξ
▲▼▲ 来週、またシンシナティへ出張。
Web ◎◎ k シックスシグマの勉強してきます。
| △ |_
\b///       また来週!
 |_|~~
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:30

2002年10月16日

【仕事は楽しいかね?2】..デイル・ドーテン ★★★★☆+最高の職場

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-105】 2002/10/16(水) ★
★ “シックスシグマ見習中”の水曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ 先週はシックスシグマの研修でGE社へいってきました。
Web ◎◎ k  すばらしい内容でした。様々な本がでていますが、流石
| △ | 本業で使い切っているだけありますね。
\e/ さて、今日は、仕事は楽しいかね?の第二段です。
^□~
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 仕事は楽しいかね?2 】
  ◎ カラコラム:【 シックスシグマ 】
  ◎ 出版企画A:【 アメリカで原稿書き 】


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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【仕事は楽しいかね?2】Gifted Boss

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■ジャンル:ビジネス、マネジメント
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■著者:デイル・ドーテン(Dale Dauten )
  1950年生まれ。アリゾナ州立大学大学院卒業。80年マーケティング・リサ
  ーチ専門会社「リサーチ・リソーセス」を起業。現在、米国を代表する人
  気コラムニスト。 著書に「仕事は楽しいかね?」ほか。
 訳者:野津智子(のず・ともこ)
  獨協大学フランス語学科卒。翻訳家。主な訳書に「鉄火面」「正しければ
  それでいいの?」など。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
きこ書房/ISBN4-87771-083-3/1300円/208P
2002/7/27 第1刷  2002/9/5 第4刷
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■ <ワン・チョット>

 「最高の職場=自由+変化+チャンス」

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■ <忙しい方はここだけ>

僕はいつもEメールの署名に格言や金言をオマケでつけている。
たとえば、これからチャレンジングな仕事をしようとする仲間へのメールには
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  試してみることに失敗はない。
  「仕事は楽しいかね?」 デイル・ドーテンより
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みたいな感じでオマケをつけるのだ。

そして、本書を読んだ後はもう一つ格言のバリエーションが増えた。
それは、↓これ。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  最高の職場=自由+変化+チャンス
  「仕事は楽しいかね?2」デイル・ドーテンより
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本書を一言で言えば、最高の職場にふさわしい3つの条件を生み出せる上司の
心得、となろうか・・。マネジャー諸氏にとって、「ところで、僕はどうだろ
うか?」なんて自省と気付きのきっかけになる。

本書も1冊目と同じく、マックスおじさんが私に語りかける人生の英知のお話。
今回は最高の上司や最高の部下の話だ。
一冊目の「仕事は楽しいかね?」では、挫折感と抑圧感にさいなまれていたサ
ラリーマンの私が、シカゴ、オヘア空港で吹雪で足止めされる。偶然そこで知
り合ったマックスおじさんに人生の英知をもらうストーリーだった。一夜にし
て人生が変わってしまった「私」はその後トントン拍子に出世し、人をマネジ
メントする立場となった。そして私は中間管理職としての新たな悩みを抱え、
マックスの門を再び叩くのだった。

「私」はマックスの言葉によって「本物の上司、本物の部下、最高の職場」と
は何かに気付いていくのだ。すべては気付きの世界である。どんな素晴らしい
本も先達の話も、聞く側がカギを握っている。気付くか、気付かないか。

職場において、本物の上司と本物の部下の求めるものは、結局同じだという。
それは、
 1)自由(信頼。管理がない。仕事をゆだねる。)
 2)変化(有能な部下が求め、優れた上司が見たがるもの)
 3)チャンス(次々と新たなプロジェクトを創り出さないと満足しない)
だ。

マックスおじさんいわく:
  優秀な管理職の仕事は、管理することじゃない。

そういえば、図解の第一人者でもある久恒啓一さんは、企業のマネジャーを「
管理職」と呼ぶからいけないのであって、「企画職」と名前を変えたらいい!
と言っておられた。確かに!  

職場のマネジャーを張ってる方、いい刺激があるかも・・。

おすすめ度は、★★★★☆+最高の職場
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■ <お暇な方は、もう少し>

並みの上司と優れた上司の対比がなかなか面白いので拾っておこう。


並みの上司:明確な規則と規範を決める。
優れた上司:規則ではなく高い規準を決める。
      (些細なことは寛大に、重大のことは細心に)

並みの上司:答えを教える。
優れた上司:質問を投げかける。

並みの上司:他社に負けない給与や待遇を示して「うちで働かないか」と誘い
      をかける。
優れた上司:「きみの才能を花開かせるチャンスのある素晴らし環境で働かな
      いか」と誘いをかける。

並みの上司:チームプレーヤーを探す。
優れた上司:同士を探す。

などなど、優れた上司のあり方を、こうした言葉や、具体的な事例で語り明か
していく。

_________________________________
@ 戻る 上司 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02037965
| ↓
|  http://www.dauten.com/
|  ドーテンのサイトです・
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マックスの語る物語は、新聞のコラム用のインタビューの中で著者が実際に見
聞きしたストーリーだという。元IBMのニシムラとか、バーガーキング、ジ
ャックインザボックスの経営を支援したノーム・ブリンカーなどいろんな人が
でてくる。
また、マックスという老紳士もモデルがいて、ロジャー・アクスフォードとい
う元大学教授である。そして登場人物の「私」は、著者自身であり、『願わく
ばあなたであり、すべての管理職の人である』という。

2001年刊「マックス・メモ」の改題改訂本である。

最後のエピローグは、泣ける。マックスが私を連れて行ってくれたある会社で
の出来事・・・社員の一人(モス)がホジキン病というリンパ腫の病気になり
、治療の甲斐あって復帰するのだが、化学療法のおかげで髪の毛が抜け落ちて
いる。そこでモスの同僚たちが自分たちも丸刈り頭にしようと企画する。
CEOのエリックは「そりゃいい。丸刈りにした一人につき100ドルをガン
協会に寄付する。そして丸刈りの人が100人を越えたら自分も丸刈りにする」
と言った。
結果、・・・192人もの人が丸刈りになり、当然、CEOも丸刈りに。
会社に復帰した当日、モスは100人以上の丸坊主に迎えられ感激する。
マックスと私はその光景を言葉もなく立ち尽くして見ている・・・
そんなエピローグである。

非凡なる職場環境は、なかなか感激的ではありませんか。

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■ <読んで欲しい方>
  現場のマネジャーの方
  プロジェクト・リーダーの方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+最高の職場

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

  ●BK1   ( http://tinyurl.com/20db )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/20da )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.10.18[金]:【-】..お休み (BSCのプレゼン@東京會舘)
2002.10.17[木]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.10.16[水]:【仕事は楽しいかね?2】..デイル・ドーテン
きこ書房/ISBN4-87771-083-3/1300円/208P
★★★★☆+最高の職場
2002.10.15[火]:【-】..お休み  BSCC原稿書き
2002.10.14[月]:【-】..お休み (シンシナティから帰国)

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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-21 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-106【シックスシグマ】・ ‥…□■

 シンシナティは、シカゴから1時間くらいのところにある。オハイオ州。
 そこにGEがあり、シックスシグマの研修を受けてきた。
 素晴らしい内容と講師陣。なるほど世界一の企業になっただけはある!
2週間のコースで、次回は12月に再度受講することに・・・。
 グリーンベルト、ブラックベルト、マスターブラックベルトとランクアップ
 する。僕は、まだノー・ベルト。
 日本企業もシックスシグマを取り入れているところがあるようだが、
 一番大切なことは何か・・・トップ(CEO)のやる気の度合い。
 ボトムアップでやってるようでは、かつてのZD運動やQCサークルみたいに
 なってしまう。はやり戦略的な取り組みというのはトップの気概が大切
 やなぁ・・・と思った次第。教室の壁にいいことばが貼ってあった。

 Leadership is Action, Not position.

                         しんのすけ@変革
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
秋といえばファッションを連想される方も多いのではないでしょうか。デザイ
ンやカラーの流行はファッションに欠かせない情報ですが、実は流行色という
のは、実シーズンの2年前に決められていることをご存知でしたか?よって、
書店にある出版物などでも、約1年先の流行色情報を容易に得ることができる
のです。ちなみにこの秋冬の流行色のテーマは、「ヴィンテージ・カマイユ
(時の移ろひ偲ばせる色)」だそうです。心の安定感や精神の豊かさを求める
人々の心を反映させた色が選ばれているとのことですが、今から2年前にその
ような心理状況まで含んで決定されているとしたら複雑な気分ですよね。
異業種合同ブランドで話題の『 WiLL 』では、2003年春に発売予定の冷凍冷蔵
庫に追加する新色をアンケートにて決定するそうです。下記の情報から、アナ
タがお好みの「カラー」を投票してみてはいかがでしょうか?

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☆☆                               ☆☆
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-015【アメリカで原稿書き】… □■

 出張中は、あまり出歩かなかった。というのも例の原稿書きがあったからだ。
 Residense Inn(Marriott) では、朝食サービスと夕方のハッピーアワーが
 あるので、ほとんど外食しなくてもすんでしまう。なぁーんて素晴らしい。
 さらに、ロビーにはADSLでネット接続がただ。これも最高。
 とってもいい環境でした。
 原稿もちょっと進んだかな・・。
 
                 まつやま・しんのすけ@BSC
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ξ
▲▼▲ 昨日、千葉県地方は、ものすごい雷さんでした。
Web ◎◎ k ひゃぁ、こわかった!
| △ |_
\b///       また来週!
 |_|~~
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:25

2002年10月02日

【抱擁力】..高塚毅 ★★★★+恕(じょ)

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-104】 2002/10/02(水) ★
★ “台風一過 Dream Skyward”の水曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ このところ、本の原稿書きでweekly になってますが
Web ◎◎ k  やっぱり、もっとご案内したいなって思いなおし
| △ | コンパクト版Webook でいってみようかと・・・
\e/ 今日は、その第一号。
^□~ どうでしょか?。
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 抱擁力 】
  ◎ カラコラム:【 日本航空システム 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【抱擁力】

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■ジャンル:ビジネス、対談
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■著者:中谷彰宏(なかたに・あきひろ)+高塚猛(こうつか・たけし)
中谷:1959年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。博報堂のCM
    プランナーを経て、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
高塚:1947年東京生まれ。リクルートに入社後、週刊就職情報誌を創刊。
    月刊住宅情報事業責任者を歴任。99年(株)福岡ドーム、福岡ダイエ
    ーホークスの代表取締役を兼任。著書に「会社再建3つの戦略」など
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
経済界/ISBN4-7667-8248-8/1400円/251P
2002/10/07 第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「抱擁力=包容力。」

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■ <忙しい方はここだけ>

「自分と未来は変えられる」の著者、高塚さんの名前が気になりだしたのは、
実はこの本がきっかけだった。中谷さんと高塚さんの対談本だ。

「自分と未来は変えられる」は、高塚氏のホテルやプロ野球球団の再興プロジ
ェクトを通じたマネジメントの奥義を伝える本であった。自己拡張心理をうま
く活用したWinWinのマネジメントは、社員も関係先もお客さんまでもま
きこんでしまうとても楽しいものだった。さっすが、元リクルートっていう雰
囲気がした。再建不能と言われた盛岡グランドホテルを一年で黒字化させ、
福岡3点セット(赤字の福岡ドーム、シーホークホテル、ダイエーホークス)
を見事に再生させた手腕は、高塚さんを“再建請負人”と呼ばせている。

そんな高塚氏のビジネス・イメージを先に持った後で、本書は読むといい。
(読む順が逆だとちょっとヘンかもしれない)

この本を読むと、高塚さんは、意外に女ずき!?な方なんだなぁって思える。
携帯電話には、各地の知り合いの女の子の番号がいっぱいだし、初対面でもす
ぐ抱擁したり、キスしたり。それだけ聞くと、なんだかエッチなおやじ・・と
思うのだが、そういうヘンな印象をまったく感じさせない自然さが、高塚さん
の行動、しぐさ、言葉にあるからだろうか。
これを「抱擁力」という。

本書は、高塚さんの人間的な魅力を中谷さんが引き出している。

おすすめ度は、★★★★+恕(じょ)
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■ <読んで欲しい方>
  高塚毅って?という方
  人の心を動かすものは何だろう?って考えてる方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://tinyurl.com/1qrw )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.10.04[金]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.10.03[木]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.10.02[水]:【抱擁力】..高塚毅
★★★★+恕(じょ)
経済界/ISBN4-7667-8248-8 /1400円/251P
2002.10.01[火]:【-】..お休み (BSC原稿書いてます)
2002.09.30[月]:【自分と未来は変えられる】..高塚猛(こうつか・たけし)
かんき出版/ISBN4-7612-5986-8/1400円/206P
★★★★★+変えられるもの
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-104【日本航空システム】 ‥…□■

この前、糸山英太郎氏の本を読んだ、と書いた。
 「金儲け哲学」という本だ。
 その本にもJALのことがたくさん出てくる。個人株主では筆頭になる。
 本日、JALとJASは統合会社、日本航空システムとして生まれ変わる。
 企業統合は最近のはやり、銀行も証券会社もメーカーも・・・。
 異なる文化が寄り合うのは、大変なことである。どの企業統合のその裏側
 では、さまざまな軋轢や交渉や感動がある。
 「システム障害はなぜ起きたか-みずほの教訓」には、統合のときの経営
 トップのリーダーシップこそ成功のカギだと書かれている。
 糸山コモンもそういうところを、アドバイスしてくれたらいいねぇ。
 さて、Dream Skyward というコピーでスタートする日本航空システム、
 そのリーダーシップに期待しよう。

                      しんのすけ@コモン・センス
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 ▼
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ξ
▲▼▲
Web ◎◎ k 台風一過の青空に
| △ |_ キンモクセイの橙色が似合う。
\b///       また来週!
 |_|~~
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:24

2002年09月18日

【リクルートという奇跡】..藤原和博 ★★★★★+奇跡の素

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-101】 2002/09/18(水) ★
★ “ビジネスブックラジオ余韻”の水曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
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お知らせ
お知らせ    BK1に新連載 !
お知らせ    《 松山真之助の Webook of the Month 》登場♪
お知らせ    トップページ→ビジネス・経済・をクリックしてね。
お知らせ     http://www.bk1.co.jp/
お知らせ
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ξ きのうは、藤原和博さんとラジオ対談。
▲▼▲ USENのビジネスブックラジオの一コマ。
Web ◎◎ k  いやぁ、面白ろかったぁ! 
| △ | その藤原さんが書いたリクルートのInvisible Value!
\e/ 人材輩出企業といわれるリクルートの奇跡の航跡を
^□~ たどります。うーん、ほんま奇跡だわぁ。
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 リクルートという奇跡 】
  ◎ カラコラム:【 人生は甘い!? 】
  ◎ 著者から~:【 福田秀樹塾開講! 】
  ◎ 出版企画A:【 札幌市 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【リクルートという奇跡】

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■ジャンル:ビジネス、企業
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■著者:藤原和博(ふじはら・かずひろ)
  1955年東京生まれ。東京大学経済学部卒。リクルート広報課長などを経て
  「フェロー」制度を自ら提案、その第1号に。2003年から杉並区の公立中
  学校の校長に就任予定。
  http://www.yononaka.net/index.html ← 藤原さんの「よのなかNet 」
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■出版社:
文藝春秋/ISBN4-16-358900-7/1429円/255P
2002/9/15 第1刷   
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■ <ワン・チョット>

 「奇跡といっしょに歩いてきた人のリクルート秘話・・。
  リクルート社員も知らない!? わぁーお。」

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■ <忙しい方はここだけ>だけ。

人材輩出企業という形容詞がよくつかわれるリクルート。本書の著者の藤原和
博さんをはじめ、「iモード事件」の松永真理さん、シーマンの開発者斎藤由
多加さんなど著名な人以外にも、新しいビジネスの創業など起業や独立をした
多くの人たちがいる。

なぜ、リクルートはリクルートなのか。あのエネルギーや企業風土、その仕組
み、江副氏が残していったリクルートDNA等など・・、リクルートの奇跡の
秘密を著者独特の視点と言葉で解説。
いやぁ、こりゃすごいわ!と思わずにはいられない。

本書の冒頭、著者が株主総会で現社長に退陣要求をする場面から始まる。いき
なり、ギョェーである。そんなことがまかり通るほど、リクルートという企業
はすごい会社である。リクルート事件、ダイエーによる買収など大きな試練を
乗り越え、しかも確固たる独自のポジションを持ちつづけてきたこの会社は、
いったいどんな会社なのか・・・。その中にいる人にスポットを当てながら奇
跡の航跡をたどっている。

藤原さんは、奇跡の当事者だったり、先導者だったりするのだが、それにして
もリクルートはすごい人たちの集まりである。そして、人に付随した見えない
資産こそこの会社のVlueだと心得た会社である。

著者の藤原さんいわく(昨日のラジオ対談)「リクルート社員の80%くらい
は知らないことが書いてあると思いますよ」

リクルートという実践ビジネススクールを卒業し、たった一人で日本の教育改
革に乗り出した藤原さんが、渾身の筆を揮っている。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という精神のうえに人財
価値を高めている企業の秘密を除いてみよう。

おすすめ度は、★★★★★+奇跡の素
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■ <お暇な方は、もう少し>

ちょっと脱線。昨日のビジネスブックラジオの実況中継・・・
日本図書ライブ社長の盛池勇歩さんがこの番組のDirectingパーソナリティであ
ります。  http://bmg.nikkei.co.jp/review/index.cfm?contents_id=11
      http://www.usen-cs.com/station/business/business.html
僕は、またかけだしの見習。


 「みなさん、こんにちは。松山しんのすけです。ビジネスブックラジオ、
  今週はゲストプログラムです。今日のゲストは元リクルートフェロー 
  の藤原和博さんをお迎えしています。・・」

なんてセリフから始まります。

藤原さんに いきなり、
 「あぁ。まつやまさんキンチョウしてません?」なんてつっこまれて
 ハィー、キンチョウしてまぁす・・っていっぺんに楽になりました。

その後、藤原さんの「よのなか」科の授業開発や、リクルートでのドジなお話
など伺いながらあっという間の30分。

_________________________________
@ 戻る 藤原 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02044069
| ↓
|  著者のサイト「よのなかNET」
|   http://www.yononaka.net/index.html
|   よのなかのつながり (EXリクルートの人たちの紹介)
|   よのなかフォーラムの掲示板(三室さんや関口さんの書込みに注目)
|   
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
番組の後、打ち上げでみんなで繰り出した先では、ドイツビールを飲みながら
番組より面白い話も飛び出したり・・・??

  藤原さんは著書のタイトルは、全部ご自身で考えるんだそうです。
  100個くらいアイデアを出し、ひとるブレストをして決めるんだとか。
  ただひとつの例外は、21冊目である「人生がつまらない人へ」。
  これだけは、出版社のほうの意向で編集者によるタイトル決めとなった
  そうです。
  「絶対、僕ならあのタイトルにしないねぇ。だって、電車の中で本のタイ
   トルをかくさなくっちゃいけないもん」と笑った藤原さん。
  ちょっとだけつまらに人はたくさんいるから、結構いけてたかもしれませ
  ん。

  藤原さんは、サインをするときは、馬の絵を書く。これがまたウマい。
  狩野派の流れを汲む(?)流麗な線はプロ並である。
  1万頭のサインを目指してます・・なんて言いながらスラスラ走るペン
  さばきは見事だったですねぇ。


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■ <読んで欲しい方>
  リクルートに関心のあるビジネスマン
  リクルートに興味ある学生さん
  EXリクルートの方
  いまリクルートにいる方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+奇跡の素

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●楽天Webook ( http://tinyurl.com/1i1p )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.09.20[金]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.19[木]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.18[水]:【リクルートという奇跡】..藤原和博
文藝春秋/ISBN4-16-358900-7/1429円/255P
★★★★★+奇跡の素
2002.09.17[火]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.16[月]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)

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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■

「福田秀樹塾」を開講します!と福田さんからご案内がきました。
 記念すべき第一回の開講セミナーは見逃せません!

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     第1回福田秀樹塾

 Webook超推薦
 『中学生マミちゃんの大疑問 日本ってお金に復讐されてるの?』
 の著者・福田秀樹さんの勉強会に参加しませんか?

  ◆日時:10月8日(火)20:00-22:30開催
  ◆会費:4000円。懇親会費用含むです。

 「WEBOOK」読者の方5名様(会場の収容人員の関係で・・・)を
 この勉強会にご案内します。お気軽にご参加下さい!

  ◆詳しくは、下記URLをご覧下さい。
    http://www.ntlib.biz/fukuda/

 しんのすけも参加するかもよ!

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-101【人生は甘い!】 □■

 先日、テレビでラサール石井の波乱万丈を見た。そこで入江塾の話が
 登場するのだが、塾長の言葉が実にいい。
 灘、ラサールなど進学校に入るための中学の進学塾だ。灘や鹿児島ラサール
 などへいけなかった生徒が挨拶にきたときの塾長の言葉がいい!。

「 人生は甘いもんだから、何度でもやり直しがきくんだよ!」

 そんなことをとっさに言える塾長は、さすが。
 人生は甘いもんだ! なんて、逆説的だけどとってもいいなぁ。

 人生は甘い・・を地でいくラサール石井の楽屋日記はこちら:
   http://www.lasa-r.co.jp/about/about_index.html

しんのすけ@たしかにそうかもしれない
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 ますます都心回帰が進んでいますが、全国都市部に住居を移すのは何もビ
 ジネスマンだけでなく、意外とシニア層が多いとか。
 首都圏に関しては、1都3県で約3,342万人。日本人の4人にひとりは首都圏
 に住み、10人にひとりは東京都に住んでいるそうです。そぉーなんだぁ!
 当然のごとく「条件の良い住まい」の競争率も高くなっています。いかに情
 報化社会のツールとサービスを駆使するかがポイントですね。
 そろそろPRモード・・・
 下記は野村不動産の情報会員のご案内。あらかじめ希望した条件に適合する
 新築マイホーム情報を優先的に取得できる全国規模のサービスです。
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-012【札幌市】  ・ ・‥… □■

自治体のBSC取組み事例として札幌市役所の方とコンタクト。
 札幌までいってみようっかなぁ・・。
 札幌といば、北大の地震学者の島村先生のところもお寄りしたいな。
 うーん、ホッカイドー!

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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 ■ バランス・スコアカード メルマガNo6 : Pubzine 18104 □
 □ バランス・スコアカード MLスタート : BSC_Users@eGroup ■
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』(969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ
▲▼▲ まったねー
Web ◎◎ k
| △ |_
\b///  読書の秋
 |_|~~
L_ また来週!
□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:21

2002年09月10日

【経営の質を高める8つの基準】..大久保寛司 ★★★★★+8つの心

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ (Week) ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-099】 2002/09/10(火) ★
★ “コオロギさんの大合唱”の火曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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 Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ みなさん、こんにちは!
Web ◎◎ k  経営の質が問われるこの時代、価値創造の価値基準は
| △ | はやりお客様主体でなくてはいけません。
\e/ 今日は、そんな思想のもとにつくられたJQAの
^□~ 本質に迫る本です・・・。
/L      真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 経営の質を高める8つの基準 】
  ◎ カラコラム:【 Yahoo!BB 】
  ◎ 出版企画A:【 Oさん 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【経営の質を高める8つの基準】日本経営品質賞の狙い

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■ジャンル:経営
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■著者:大久保寛司(おおくぼ・かんじ)
  1949年生まれ。横浜市立大学商学部卒業。日本アイ・ビー・エム入社。
  CS部長等を経て退社。現在、人と経営研究所所長、日本経営品質賞アセス
  メント基準研究会責任者。著書に「二十一世紀残る経営、消える経営」他
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 かんき出版/ISBN4-7612-5914-0/1500円/286P
2002/1/15 改訂増補版 第4刷  1997/5/20 第1版   
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■ <ワン・チョット>

 「お客様価値を主軸に据えてこそ、経営の質は高まる。」

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■ <忙しい方はここだけ>

日本経営品質賞(JQA=Japan Quality Award) という経営品質の向上を目指した
表彰制度がある。表彰制度がある・・と書くと誤解を招くかもしれない。
コトの本質は、表彰されることやすることではなく、日本経営品質賞がもつ経
営のコンセプトそのものだからだ。つまり表彰ではなく、コンセプト。
(その意味で僕はこの呼び方に不満があるんだけど・・・、ま、いいか)

コンセプトは「すべての企業活動の視点を顧客におき、経営全体をバランスよ
く運営するための視点とアセスメント基準」である。
つまり、経営とは何をもって行えばいいのか?ということをとてもよく整理で
きる仕組みなのである。

経営は、利益追求だけでいいのか、人材中心でいいのか、お客様をとことん向
いて商売しないといけないのか、コストカッターが必要なのか・・・などいろ
いろなことを考えなければならない。どれをとってみても重要である。しかし
、それらをどのように組み合わせ、バランスをとり、連係させて運営するか・
・・それこそが経営の要諦といえる。

と、ここまで書いてくると、あれれバランス・スコアカードと似てるじゃない
の?となる。まったくその通りである。

日本経営品質賞のすばらしいところは、「まず測ってみましょう」というとろ
である。測ることはアセスメントという。PDCAサイクルの前にまず「C」
があるのだ。計画(P)するにもまずは、己を、世間を、競合を測る(C)こ
とから始めようというところだ。

本書は、日本経営品質賞のコンセプトを非常に分かりやすく解説してくれる。
そして、何よりすばらしいところは、コンセプトを実際にころがすために必要
な「心」を説いているところだろう。

日本IBMのお客様満足度向上委員会をリードした著者は、お客様主体の経営
とは何かを知り尽くしている。そんな著者が、日本経営品質賞の仕組みだけで
はなく、心を説いているところが本書のキモ。

もともと日本経営品質賞は、顧客主体の考え方から発している。著者は、「多
くの人が顧客満足を上げれば、売り上げや利益の増加が見込めると考えて顧客
満足を売り上げの手段ととらえているのではないか」・・・と問う。
これは突き詰めていくと経営哲学の域に入るけれど、大事な部分だ。
「顧客満足は手段ではなく、目的とすべきである」という著者の言葉には、重
い意味がありそうだ。

多分に実用的でもある本書だが、経営の心の部分も是非感じ取りたい・・・。

おすすめ度は、★★★★★+8つの心
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■ <お暇な方は、もう少し>

日本経営品質賞という経営の品質を測る(アセスする)基準がある。
1980年代、飛ぶ鳥を落す勢いだった日本を研究したアメリカが生み出した
マルコム・ボルドリッジ賞(1988年レーガン政権の下で作られた)の日本版と
いったところだ。1995年12月に創設されている。
徹底した顧客重視、品質重視を基本とした経営システムである。

JQA=(財)社会経済生産性本部の資料によれは、

 日本経営品質賞とは:

 「顧客視点から経営全体を運営し、自己革新を通じて新しい価値を創出し
  続けることのできる“卓越した経営品質の仕組み”を有する企業の表彰
  を目的として(財)社会経済生産性本部が1995年12月に創設した表彰制度。
  8つの領域からなるアセスメント基準書により3段階の審査がある。
  80年代の米国経済復活に寄与したとされる米国マルコム・ボルドリッジ
  国家品質賞(MB賞)に基づいている。」 ものである。

日本経営品質賞のフレームワークは下記の8つのカテゴリーで図解できる。


          3)顧客・市場の理解と対応:110
  ----------------------------------------------------------
     ↑↓         ↑↓          ↑↓
1)リーダーシップと  4)戦略策定と展開:60      
   意思決定:120   5)個人と組織の能力向上:110 8)活動成果
2)経営における    6)価値創造のプロセス:100 :400
   社会的責任:50
    ↑↓         ↑↓          ↑↓
  ----------------------------------------------------------
           7)情報マネジメント:60

8つの基準は、それぞれ重みがつけられ、合計1000点になる。
この図の最もキモになるところは、お客様の満足をいかに引き出せるかという
ところに最も大きな価値基準があることだという。

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@ 戻る 経営 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01008799
| ↓
|   日本経営品質賞
|    http://www.jqac.com/
|    
|   マルコム・ボルドリッジ賞(MB賞):米国
|    http://www.quality.nist.gov/
|    
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
松原恭司郎氏によれば、バランス・スコアカードも日本経営品質賞もMB賞の
影響を受けていると言う。ま、時代に応じて人は同じようなコンセプトを考え
出すものなんですね。そして、バランス・スコアカードのコンセプトもまた逆
にMB賞や日本経営品質賞にとりこまれているようだ。

日本経営品質賞をはじめて勉強する・・・という方がいたら、マニュアルの如
き解説書ではなく、本書を最初に手にするといいと思う。

バランス・スコアカードに関心のある方は、共通項を意識しながら読むと面白
いと思う。

大久保さんがよく言うように、感じる力を持った人がいれば日本は良くなる。
本書から経営の心を感じてみたい。

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■ <読んで欲しい方>
  経営者の方
  企画部の方
  人事部の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+8つの心

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://tinyurl.com/1d9n )
●BK1   ( http://tinyurl.com/1d9o )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )

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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.09.13[金]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.12[木]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.11[水]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)
2002.09.10[火]:【経営の質を高める8つの基準】..大久保寛司
かんき出版/ISBN4-7612-5914-0/1500円/286P
★★★★★+8つの心
2002.09.09[月]:【-】..お休み (BSC原稿シコシコ)

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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-099【Yahoo!BB】・ ・ ・… □■

 僕の職場では、いまYahoo!BBが大流行。そばに聞ける人がいる
 というのは、なにより心強いコールセンターだ。
 僕もつられて導入した。・・・のはいいのだが、無線の子機がある電話機
 のせいか、電話機能がいまいちになってしまった。
  1)ハウリングして聴きにくい。
  2)相手が通話中になりやすい
 ということで、我が家の奥様には大不評・・・。あちゃぁ、である。
 説明書にもそういう不具合の可能性が書いてあるが、まさか自分が当たる
 とは・・・。
 CATV常時接続からの乗り換えを目論んだのであるが見事失敗。
 解約できるかなぁ・・・孫さ~ん。

       しんのすけ@bi-bi-
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 さてさて、暑い日が続きます。
 9月に入ったからといってスグには涼しくなりませんね。
 学生の休みも終わり、朝夕ラッシュの混み具合も元どおり。
 学生といえば、夏休みの間10代の若者の「髪に関する相談」が急増するそう
 です。ひぇー知らなかったなぁ・・。
 「ウチの家系は大丈夫」なんて言っている方も油断は禁物!遺伝するの
 は体質であり、髪質は自分でケアすることが必要だとか。
 そういった髪のこと、下記の情報でちょこっと学んでみませんか?
 と、いきなりPRモードに突入ですが・・
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-010【Oさん】・ ・ ・ ‥… □■

僕の編集担当はOさんという方。この方なしにバランス・スコアカードの
 本の企画はない。Oさんは、物静かな雰囲気の方なんだけど、とっても
 人の心を動かすのが得意な方。
 そろそろ・・なんて思ってたりすると、ふーっとそばにきて(メールな
 んだけどね)、いい季節ですねぇ・・・なんて囁いていく。
 それがまた、実に絶妙なタイミング。
 あ、頑張らなくっちゃって思うオーラの風をつれてくる言葉。
 この方は、ひょっとしたらものすごい方なんじゃないかといつも思う。
 同じ風を感じ、同じ光を受け止められる・・そんな雰囲気がなんとも
 心地よい。
 これが妙齢な女性ならサイコウなんだけど、だはは・・・実は男性。
 しかし、心の琴線を鳴らすのは男も女も関係なさそうだ。
 人生は出会いですなぁ・・・。

                 まつやま・しんのすけ@BSC
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 ■ バランス・スコアカード メルマガNo6 : Pubzine 18104 □
 □ バランス・スコアカード MLスタート : BSC_Users@eGroup ■
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』(969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ
▲▼▲ 先日、大久保悦子さん(大久保寛司さんの奥様)
Web ◎◎ k,Mobook の本を読んだ。感動的な子育て(育てられ)の
| △ |_ 記録である。「育て育てられの記」。
\b///  読書の秋 いつか紹介したい超オススメ本。
 |__|~~ 大久保さんちは夫婦で日本を変えている?
L/\\ また来週!
^^^^^^^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 00:19

2002年05月20日

【ONとOFF】..出井伸之 ★★★★☆+CEO

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-066】 2002/05/20(月) ★
★ “さぁ、これからだ!”の月曜日  ★
★ http://listen.to/webook               ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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ξ
▲▼▲    オン(仕事)とオフ。その微妙なアンジュレーションは
Web ◎◎ k   だんだん境界がなくなってきた。
| △ |   陰陽相交わりながら宇宙は流れていく・・・。
\e/  ソニーの出井氏のオンとオフを覗いてみよう。
^□~   ところで今日は、オンだっけ?(笑)
/>                       真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 ONとOFF 】
  ◎ カラコラム:【 月の土地を買う? 】 1980円/エーカー
  ◎ プレゼント:【 財務革命 】 5/25 〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ONとOFF】

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■ジャンル:ビジネス・エッセイ
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■著者:出井伸之(いでい・のぶゆき)
1937年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。60年ソニー入社。62
  年スイスに留学。二度にわたるスイス勤務ののち、ソニー・フランスの設
  立に従事。その後オーディオ事業部長などを経て、取締役へ。95年に大賀
  典雄氏の後を受けて社長に。現在会長兼CEO。GE,ネスレの社外取締
  役。著書に「出井伸之のホームページ」ほか。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 新潮社/ISBN4-10-453901-5/1400円/222P
2002/4/25 第1刷   2002/5/10 第2刷
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■ <ワン・チョット>

「OFFでの蓄積は、いつのまにか会社の仕事(ON)に還流する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

ソニー、ホンダ、トヨタ・・・日本を代表する元気印の企業だ。こうしたエス
タブリッシュ企業のCEOの素顔はなかなかわからない。多分、その会社にい
ても何万人もいる社員の中では、なかなか見えないものだろう。

社長自らが、インターネット、イントラネットなどのメディアを通じ語りかけ
ることは、社員や世間とのコミュニケーションを活発化させる。ソニーの社長
が書いた「出井伸之のホームページ」という本(98年)は、そういう意味で
画期的であった。

本書もソニーのイントラネット上に設けられている出井氏のページ「A Point
of View」のコンテンツをもとに編集させれたものだ。
98年から2002年までの文章がもとになっている。

なかなか触れることができないトップ・エグゼクティブの普段着の姿に触れる
ことができる・・・楽しい本だ。何を考え、何を社員に訴え、どんな行動をし
てきたのか・・・そんな出井氏のナマの姿が浮き彫りに・・・。
どんな本を読み、どんな映画を見、誰とワインを飲み、ゴルフの結果がどうで
・・・など世界的に著名なビジネスエグゼクティブの日常も見える。

社内に向けたメッセージで印象的なものは「非連続の改革」。改革には、2つ
ある。一つは絶えざる経営効率のアップ。もう一つが事業構造そのものの変革
、つまり非連続の改革だ。Improvement と  Innovation と言えばいいだろう
か。

曰く、A Point of View は、「私の日記であり、戦略メモ帳であり、社員と対
話する大切な場でもあるが、変革へのメッセージをいかに伝えるかに毎回心を
砕いている」とある。

企業の中には、社長自らがメルマガなどで情報発信をしている企業もあるだろ
う。出井氏の発信している情報は、大変参考になるのではないだろうか。
メッセージは、つねに“いっしょに頑張ろう”という目線になっているのが印
象的だ。

おすすめ度は、 ★★★★☆+CEO
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

井深氏の追悼講演での江崎玲於奈氏のスピーチが紹介されている。著者が常に
訴えている改革という言葉に繋がるいい言葉だ。

 江崎氏のスピーチは、「セカンドランナーからファーストランナーへ」。
   ファーストランナーとは、クリエイティブな失敗やリスクテイクを恐れず
   自己発見に努める人達
   セカンドランナーとは、お手本や前例がないと何もできない、協調性や
   組織プレーを重んじる、自己犠牲をいとわない人達
   現在の延長に未来はない。これからはファーストランナーの時代だ。
   Visit the future to find the guide.

というもの。著者は、いたく感激して、「訪未創新」という言葉を作ったという。
(98年10月のメッセージ)

出張先での会食の話題も多く、なかなか面白いものがある。
パリでの演劇プロデューサーとの会食で、出た面白い話。

 世界で一番薄い本は、-- イギリス人が書いたレシピ集
 2番目に薄い本は、 -- ドイツ人のジョーク集
 3番目は、     -- 謙虚なフランス人のリスト

ぐふふ。日本で一番薄い本は? と問いかけで終わっているが、さて・・・。

著者はワイン好きでも知られるが、サンフランシスコでのコッポラ・ワイナリ
ーの話も楽しい。映画監督として有名なコッポラ氏は、ニーバムワイナリーに
半分出資して、ワイナリーを営むという贅沢な人生の楽しみを持っている。
コッポラのワインは、僕も(安いのを)のんだけど、オイシイ。

ジャック・ウエルチ、カルロス・ゴーン、ビル・ゲイツなど、世界のトップ・
エグゼクティブとの交流など、なかなか知ることができないビジネス・オフ&
オンを覗けるのも楽しい。

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@ 戻る CEO 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02021388
| ↓
| SONYホームページの著者
|     http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/corp/mm/
|
|    SONY のデザインのページは、目をみはるサイトデザイン!!!
|    こりゃぁ凄い!!(見る価値あり!)
|     http://www.sony.co.jp/Fun/SonyDesign/
|
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【ソニー社長出井伸之のホームページ】 1998.03 
http://www.hoops.ne.jp/~webook/98.6/98.6.3.htm
も、本書と同じ趣向の本であった。
「組織と個人」「世界の大企業人の素顔」「ゴルフ、趣味のワイン」など出井
社長の、行動、感動、思考がここにある・・・というものだった。

  
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■ <読んで欲しい方>
  社長メルマガを発行中の社長さん
  経営者の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+CEO

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2002.05.24[金]:【】..
2002.05.23[木]:【】..
2002.05.22[水]:【】..
2002.05.21[火]:【】..
2002.05.20[月]:【ONとOFF】..出井伸之
 新潮社/ISBN4-10-453901-5/1400円/222P
★★★★☆+CEO
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-11 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼ Webook2002プレゼント企画No.6♪ ▼
    【財務革命】 棚橋隆司著 ~ 2名様

 ▼ 応募方法
    ・タイトル:財務革命+あなたのお名前
    ・本  文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆  切:5/25(土)

 ▼ 著者、小池さん、上山さんのご協力で実現しました。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-066【月の土地を買う?】‥… □■

きのう知り合いの方から、月の土地を買ったよってメールをいただいた。
  えぇっ? そんなバカな・・・と半信半疑。
  そこに記されたURLを覗いてみると
    http://www.lunarembassy.jp/
  なるほど、デニス・ホープ氏が月の所有権を主張した法律(?)があり
  それに基づいて権利を販売している・・ということらしい。
  1エーカー(約1,224坪≒サッカー場くらい)あたり 1980円!
  なんだか楽しいじゃぁありませんか。
  地球外不動産と宇宙法、月協定などの解説は、非日常の思考空間を
  味あわせてくれるので、興味深い。
  夢と宇宙規模思考の場を買うと思えば楽しいかもね。
  さぁーて、どうしたものか。。。

               しんのすけ@1980円の投資
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
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ξ get↓      バランススコアカードのメルマガ
▲▼▲ got↓      早速多くの方にご登録いただき
Web ◎◎ k lot↓  ありがとうございます。
| △ | low↓      Pubzine 181104 です。
\O/ bow↓      また・・・あした
<|ト boy↓
... />   joy↓          真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 23:45

2002年03月22日

【つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう】..松本すみ子 ★★★★☆+一生モノ

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-040】 2002/03/022(金) ★
★ “春のつむじ風びゅー@”の金曜日  ★
★ http://listen.to/webook               ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ   人生は何もしないでいるにはあまりに長い。
▲▼▲   人生は何かするためにはあまりに短い。
Web ◎◎ k  誰が言ったか忘れたけど、何かに没頭すると時間は
| △ |    あっという間に過ぎる。
\σ/,   独立。この言葉にビビビっとくる人は、この本を
~|Y|~~    是非、読んでおこう。
< >                         真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう 】
  ◎ カラコラム:【 挙句の果て 】
  ◎ プレゼント:【 天使は森へ消えた 】3名様

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう】

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■ジャンル:ビジネス、起業、女性
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■著者:松本すみ子(まつもと・すみこ)
  有限会社アリア代表取締役。著書に『つまらない毎日なら、好きなことで
  独立しよう』(明日香出版)があり、2001年7月からは、リクルートのガ
  イドサイト・オールアバウトジャパンの「シニアライフ」にてガイド役を
  担当する。ISIZE BOOK“5時から作家塾”デビュー作家。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 明日香出版社/ISBN4-7569-0418-1/1400円/205P
2001/4/30 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「今日は女性の方だけに・・・ 男どもはあっちあっち → 。」

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■ <忙しい方はここだけ>

本書は、「これから独立しようとしている女性、独立したいけれどもう一歩が
踏み出せない状況にある女性を励まし、後押しするため」の本だ。
男どもはあっちあっち・・と言いたいところだが、男性諸氏にもなかなか参考
になる。なぜ? うーん、つまり独立するってことは、書類や手続きの問題じ
ゃなくて心、志の問題だし、躊躇してる男性の方もいるはずだから・・・。

本書は、独立まもない著者が、自分自身の経験も踏まえ、会社を辞め独立する
ときの心構え・・・、うーんちょっと違うな、気持ちの持ち方みたいなものを
教えてくれる本だ。背中にそっと手をあてて、やさしく勇気づけてくれるとこ
ろがいい。

やりたいことがあって・・・でも家庭やいろんな事情があるし・・・と思って
いる方は、あきらめないでチャンスを待つことが大切だという。
《やりたいことがある人は、いわば潜伏期間でも必要な要素を無意識のうちに
 選別してとり入れています。結果として、常にその方向に向かって努力を重
 ねていることになるのです。》
と言われると元気がでるではありませんか。「一生モノ」の仕事を手にいれる
ためのヒントやアドバイスは、それを欲している方には、値千金。

まだまだ社会(会社)は、男社会を前提に動いている。女性で独立を考えるよ
うな方には、会社組織の中でさまざまな不条理がある。20年以上の会社勤め
のあと自分の仕事を見つけた著者の経験は、なかなか参考になるのではないだ
ろうか・・・。

松本さんの“ホラぁっ!”て声が聞こえたら最高。

おすすめ度は、 ★★★★☆+一生モノ
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■ <お暇な方は、もう少し>

《世間というのものが、自分の属している、この世界だけではないと気づく
 ことはたいへん重要なことです。そうすれば、そこで行き詰まっても、
 まだ道はいくらでもあると考える事ができます。》
とは、素敵なメッセージ。大企業なんかだと、公私にわたり至れり尽くせりだ
から、自分の会社環境が全て・・みたいなものにドップリとつかりがとちであ
る。でも・・・世間は広い。

そして広い世間でも自分は通じるだろうか? 広い世間を見渡して自分は何が
やりたいのだろうか? 広い世間に自分はどんな人脈を持っているだろうか?
などなど、高みの視点にたつと“考えたい”ことはたくさんでてくる。

Part2では、自分を棚卸するヒントが書かれている。《私に一体何ができ
るのかしら?》
職務履歴書や自分年表を書いてみることからスタートだ。やりたいことがある
人は、それに向かって収束するような構成になる。やりたいことがイマイチ明
確じゃない人は、ゼロリセットから考えてもいい。しかし、基本は《好きなこ
と》《得意なこと》だからMyヒストリーをクールに書いてみるのはいいこと
だ。

そして、著者はさらに“人との出会い”について付加することを薦める。
 「人もモノもビジネスも、すべては“出会い”からはじまる」
というのは、けだし名言!とマーキングしたところ。

やりたいことがあっても、それを人に話して賛同されなかったときはガッカリ
する。そんなときも“はじめから100%賛同なんてありえないし、反対があ
って当然”くらいに思っておけばクジケない。
__________________________________
@ 戻る 独立 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01019569
| ↓
|  著者、松本さんの会社
|   http://www.arias.co.jp/
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
著者は、こんな言葉でポンと背中を押す。

《できるかできないか。そんなことは誰にもわからない。できると思うのも、
 できないと思うのも、全部自分。何かを始める人はまず“やる”と決めて
 そのためにはどうしたらいいかを考えるのです》

そうそう。そうなんだよねぇ。
さぁ、いっちょう行ってみよっかぁ。

「人生は何事もなさぬにはあまりに長いが、何事かをなすにはあまりに短い」
(中島敦『山月記』)らしいですぞぉ。

なお、本書は、ISIZE BOOK“5時から作家塾”の第一号作品である。
 http://www.ntlib.biz/book/after5/

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■ <読んで欲しい方>
  独立をめざす女性の方
  生きがいのある仕事を見つけたいあなた
  ちょっとだけ勇気が欲しい方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+一生モノ

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2002.03.22[金]:【つまらない毎日なら、「好き」なことで独立しよう】..松本
 明日香出版社/ISBN4-7569-0418-1/1400円/205P
★★★★☆+一生モノ
2002.03.21[木]:【】..春分の日(休刊)
うわぁー凄い強風。黄沙も飛んできたかな・・。
2002.03.20[水]:【子供は無限に伸びる】..陰山英男
 PHP研究所/ISBN4-569-61936-3/1400円/209P
★★★★☆+100マス
2002.03.19[火]:【住宅新時代への指針】..鶴蒔靖夫
 IN通信社/ISBN4-87218-211-1/1800円/238P
★★★☆+合理的
2002.03.18[月]:【ペンギンの国のクジャク】..BJギャラガー他
 扶桑社/ISBN4-594-03408-X/740円/167P
★★★★+組織の海
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼ Webook2002プレゼント企画No.4♪ ▼
    【天使は森へ消えた】3名様

 ▼ 応募方法
    ・タイトル:天使は森へ+あなたのお名前
    ・本  文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛  先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆  切:3/30(土)

 ▼ サンマーク出版の佐藤理恵さんのご協力をいただき実現しました。

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-040【挙句の果て】・ ・ ・…□■

 挙句の果てにこうなった・・・なんていうけど、挙句(あげく)って
 なんだっけ? とこれもギモンに思ってみた。またまた子供の辞書に答が。

 これも短歌や俳句からきてるらしい。連歌や俳諧の最後の句を【挙句】と
 いうことから、一番終わりと言う意味で使われる。
 出世魚のいちばん終わりの名前から 【とどのつまり】という表現もあっ
 たねぇ。ん、なーるほどぉ。
 ところで・・・・  なれの果て の なれ ってなんだぁ?

             しんのすけ@歯なれわざ
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  ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
  ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
  ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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 サイバーテックの橋元さんがやってるぞぉ。秋葉原のリナックスビルは
 秘密にしたいグッドスポット!。(いこいこっ)

   ◎ 顧客とりこメールセミナー ご案内 ◎
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 【日時】 2002年3月29日(金) 16:00~17:30
 【主催】 株式会社サイバーテック
 【場所】 東京都千代田区外神田3-13-2 リナックスビル2F
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ξ  .   .    
▲▼▲   .         また来週・・・
Web ◎◎ k          ポチ、今年の春は駆け足じゃのぉ~。
| △ | ,_,       
\O/ ゝ___(..)
<|ト---- (___ ●
... />    />  >\         真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 21:09

2002年02月07日

【大事なことはみんなリクルートから教わった】..柳谷&藤田 ★★★★★+じゃお前ならどうする?

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-022】 2002/02/07(木) ★
★ “続けてるよん・・”の木曜日  ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ  
▲▼▲    
Web ◎◎ k   藤原和博さんなどユニークな人材輩出企業の
| △ |     リクルート。そのエネルギーの謎に挑む・・
\σ/_?   メラメラと燃えるような本です・・・
|Y )      ・・っちっち。 
< \                 真之助@消火器用意!
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 大事なことはみんなリクルートから教わった 】
    ◎ カラコラム:【 Archaeologist 】
    ◎ プレゼント:【 イチローから盗め、ビジネス動体視力 】2名様

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【大事なことはみんなリクルートから教わった】

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■ジャンル:ビジネス、企業風土、人生
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■著者:藤田久美子+柳谷杞一郎(やなぎたに・きいちろう)
 柳谷杞一郎(やなぎたに・きいちろう):1957年生まれ。慶応義塾大学文学部
   卒業。写真家。『エスクァイア日本版』の副編集長などを務める。
 藤田久美子(ふじた・くみこ):東京都生まれ。女子美術短期大学造形科で
   グラフィックデザインを専攻後、グラフィックデザイナーを経てフリー
   に。著書に「パッチワークとステンシル」など。
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■出版社:
 雷鳥社/ISBN4-8441-3326-8/1500円/414P
2001/11 /10 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「リクルート、そこは幼稚園の砂場だった!?」

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■ <忙しい方はここだけ>

ひさしぶりに血液が沸騰した。そんな本だ。

幼稚園の砂場という表現は、ロバート・フルガムの「人生に必要な知恵はすべ
て幼稚園の砂場で学んだ」(全米400万部のベストセラー)からきている。
本書の“はじめに”で引用されているのだが、まさにその通り!だと、読み終
えてからも思える。

リクルートは、「人という資産」を投資(採用)の段階から、運用(教育、実
業務)までとことん大切にする(こきつかうのがうまい)企業だ。
こきつかう、というのは語弊がある。リクルートで仕事をする人は、むしろ砂
場で遊ぶように時間も忘れて没頭するのだから、やはり「何か」があるのだ、
リクルートって。社員がワクワクしながら、自分の思いを口にし、人を口説き
、足を動かして仕事をする・・そんなDNAがちらばっている会社のようだ。

僕もリクルートの人(あるいは元リクルート)と公私ともにお付き合いがある
が、ぼくらと同じなんだけどちょっと違う・・その“ちょっと”を大切にして
いるという気がする。

本書は、リクルートという企業の中で自分を磨き、そして自分ブランド(企業)
を興した人達を通じ、リクルートという企業の秘密(DNA)に迫ったドキュメン
タリー(インタビュー集)だ。
(株)マングローブの今野誠一、衆議院議員(民主党)の加藤公一、トラベシ
ア・留学図書館の平河理恵、リクルートフェロー第一号の藤原和博・・・など
リクルートの砂場で遊んだ11人のインタビュー記事と、リクルートのキャリ
ア制度などを紹介するR-fileから構成されている。

リクルートから教わったという大切なことは、それぞれ少しずつ違うのだが、
「人」という無限の可能性を引き出す事に惜しみなくエネルギーを注ぐリクル
ートの風土にピッタリはまった人達は、「自ら機会を作り、その機会によって
自らを変えた」(=かつてのリクルート社是)という点で共通している。

未来形のプロジェクト“R”で、リクルートの砂場のヒミツを探ってみよう。

おすすめ度は、★★★★★+じゃお前ならどうする?
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■ <お暇な方は、もう少し>

どんな人も主役にしてくれる。というより前面に押し出されて主役にされてし
まう。やらざるを得ない。そんな気風を感じる。

リクルートの砂場で遊んだあと、衆議院議員となった加藤公一は、就職の時の
ことをこう語る。

 「社員が異常に元気で幸せそうなんです。ひとりひとりがビジョンを語るし
  人間の密度が濃いというか、人間の質量を感じるという印象でした。」

「採用というのは、会社にとって必要な人間を口説く事です。必要な人材であ
れば本人の意思は関係ないというのがリクルートの採用に対する考え方です。」
労力もお金もかける、その入れこみ様はものすごいらしい。リクルートフェロ
ーの藤原さんも「88年の採用は150人の選任スタッフを貼りつけ、人件費
も含め80億円くらいはかけたはず」と、採用にかけるキチガイ沙汰ふりを紹
介している。

総務、人事、経理などのコンサルとアウトソーシング事業を進めるマングロー
ブを設立した今野さんは、リクルート時代を振り返りこういう。
 
 「社内で一番多く聞いた言葉は、「お前はどうしたらいいと思う?」と
  いう言葉。」

という。すべて、考える人、行動する人・・・を求めている企業なのだ。

11人の卒園生(?)のうち最後に登場するのは、リクルートフェロー制度を
自ら作り、自らその第一号になった藤原和博さん。一度お会いしたことがある
が、実に活動的な“さだまさし”である。(TVの画面でテリー伊藤の横にすわ
っているスーツを着たさだまさしがいたら、それが藤原氏だ・・と文中でも表
現している:笑)

会社が人にお金を惜しまない・・・だけではない、仲間を称える仕組みがあち
こちにある。パンパカパーン・・・っていうイベントが、そこここで行われて
いるらしい。トム・ピーターズの世界だ。

インタビューは普段着のことばで語られている。そこも、いい。

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@ 戻る 砂場 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01055134
| ↓
| 遊ぶ、真似る、学ぶ、稼ぐ、独立する。
| リクルートという砂場は、そういうところがスナバシイ。
|
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
リクルートのキャリアップ制度の紹介では、おもしろいことが書かれている。
リクルートのBBC(リクルートビジネスカレッジ)という社内教育と内外の
企業・教育期間への派遣プログラム制度がある。そのスタート時のキャッチフ
レーズが面白い。

  「リクルートでえらくなったって しょうがなかったりして」

うーん、シビレル。そうなんだよね。それはどんな大きくて有名な会社でも同
じ。こんあコピーを公然と言っちゃうのはいかにもリクルートらしい。

採用時だけではなく、その後の教育への値からの入れ様は、やはり並外れたも
もがある。本書インタビューにもでてくるが、MBAへの留学などにおいても
準備金で100万円ほどポンとくれたりする度量がある!

うーん、この本でまたリクルートにリクルートする人が増えるなぁ。

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■ <読んで欲しい方>
  人事部の方
  経営者の方
  20代、30代の方
  人事部の吉田さん
  人材開発室の加藤さん
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+じゃお前ならどうする?

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

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●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.02.08[金]:【】..

2002.02.07[木]:【大事なことはみんなリクルートから教わった】..柳谷&藤田
 雷鳥社/ISBN4-8441-3326-8/1500円/414P
★★★★★+じゃお前ならどうする?
2002.02.06[水]:【コーチングの思考技術】..ハーバードビジネスレビュー
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37388-4/2200円/266P
★★★+Leader
2002.02.05[火]:【おげんきですか?ぼくのうち】..きたやまようこ
 偕成社/ISBN4-03-439070-0/1000円/71P
★★★★☆+ポチタビ
2002.02.04[月]:【もりにてがみをかいたらね】..きたやまようこ
 偕成社/ISBN4-03-439060-3/1000円/71P
★★★★+ポチブル2
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-04 ・ ・ ・ ‥… □■

 ▼Webook2002プレゼント企画No.2♪ ▼

    著者、杉山さんのご協力を得て下記の本をプレゼント
    【イチローから盗め、ビジネす動体視力】 2名様

 ▼応募方法
    ・タイトル:ビジネス動体視力+あなたのお名前
    ・本文:お名前、ご住所、メール、お年(頃)、コメント
    ・宛先:webook2002@yahoo.co.jp
    ・〆切:2.16(土)大安 

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-021【Archaeologist】 ・  ・□■

 Archaeologist = a person who study the past human life and try to
find out an old treasures and historical things.
For example, Professor Yoshimura of WASEDA university,
who visits Egypt frequently and discovers ancient
treasures, is one of famous archaeologist in Japan.

ぼくのレベルってこのくらい(あはは、添削歓迎。)
考古学者のことだ。アーキオロジスト って聞こえたナぁ。

ネットでみつけたおしゃれな解説は:
 
  Archaeologist = who finds answers to mysteries about how humans
have lived.

            しんのすけ@アーキオロジスト
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 ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
 ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
 ★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ   / / / /    
▲▼▲  .  ・ .     雨があがっても散歩する
Web ◎◎ k  / /       またあした。
| △ | . ,_,         
\O/ ___(..)
||---- ゝ____●
... /> /> />            真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 20:13

2002年01月28日

【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】..真木和俊監修 ★★★★+6σ

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-014】 2002/01/28(月) ★
★ “春のフライング”の月曜日  ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ  
▲▼▲   シックス・シグマ・・・すぐにGE,ウェルチを
Web ◎◎ k  連想するが、製造業だけの宝物ではないらしい。
| △ |    ど~れどれ?
\σ/_6   
|Y )     
/ <                    真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】
    ◎ 著者の言葉:【杉山勝行さんから2】
    ◎ カラコラム:【レゾリューション5】
    ◎ プレゼント:【戦略バランスト・スコアカード】ほか 6冊!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:図解【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】

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■ジャンル:ビジネス、6σ
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■著者:ダイヤモンド・シックスシグマ研究会
  青木保彦、安藤紫(あんどう・ゆかり)、谷村磨未子
 監修:眞木和俊(まき・かずとし)
  シックスシグマ・コンサルティンググループ、リーダー。
  maki@gcjapana.com
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37363-9/1500円/159P
2001/7/26 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「ウエルチの経営と、あなたの日々の業務を結びつける、本。」

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■ <忙しい方はここだけ>

シックスシグマといえば、製造業の専売特許みたいに思っていた。ウェルチの
経営手法の一つとして有名だし、だいたいその名前がいかにもそれらしい。
100万個のうち3個しか不良品がでないくらいの品質(Quality)と
いうのがよくある説明だ。つまりメーカーの工場のようなところにピッタリ!
という「顔」をしているのだ、このシグマ君ってヤツは。

しかし、実際には、シックスシグマはもうひとつの顔、つまり社内改革運動論
を代表するキーワードとしての顔である。したがって、それはもはや製造業だ
けのものもではない。流通もサービスも営業も・・・なのである。

本書は、ウエルチの世界と僕の日々の業務の世界を結びつけるシックスシグマ
入門の書である。高邁な用語の説明ではなく、百貨店、ゴルフ場、銀行などの
ケースに加え、会議の効率アップなどといったどの企業にも当てはまる事例な
どでシックスシグマってなあに?をとても分りやすく解説する。

もし、今、自分の会社の社内に「業務改革」なんて名前の活動があるのなら、
本書はまさにピッタシの性格だ。
日常業務の様々な問題を、「データ(事実)をもとに」「DMAIC*なアプ
ローチで」「最終的にはコストや利益を追求して」進める改善活動・・・が
シックスシグマの基本だ。
  *DMAIC(Define → Measure → Analize → Imrove → Control)

シックスシグマの活動を進める上でのツール、例えばパレート図、COPQ
(Cost of Poor Quality)、バイタルフュー、などのツールをうまく活用し
て社内の“改革”をロジカルに説得力をもって進める方法が、卑近な事例の
中で解説されていく。

こりゃぁいいじゃんって、まず思えるから、入門書としての本書のミッション
は十分果たしているといえる。

本書の前編「これならわかるシックスシグマ」とともに読んでおきたい一冊。

おすすめ度は、★★★★☆+6σ
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書の構成は、下記のように具体的な事例をもとにシックスシグマ的な日常の
業務改善の手法を紹介している。

 入門編―いつでもどこでもシックスシグマ―社内業務を快適に
 初級編―お得意様を囲い込め―ナンブ百貨店外商部、存亡の危機!?
 中級編(みんな、会議が大嫌い―会議、会議じゃ仕事ができない!?
 ゴルフ場経営も楽じゃない―シグマカントリークラブの試み
 上級編―待たされるのはまっぴらごめん―シグマバンク新橋支店の挑戦

問題(課題)をどのように捉え(アンケートなどデータに基づいて事実をつむ)、
どのように分析し(例えばパレート図や顧客マトリクスなどで)本質をつかみ
どのように解決策を考え(魚の骨図、ブレスト、目標をメトリクスで設定)
それを試し(仮説検証、実験計画法=Design of Experiment)
継続させていく(プロセスやシステム対応)
といった一連の流れの中で、業務改善を図っていくのがシックスシグマである。
(たぶん:僕も入門者だから:笑)

データのとり方、課題の整理の仕方、本質の見つけ方・・・など、日々の業務
の中で、あ、これ使っちゃおう!というのが見つけられたら、本書を読む価値
がある。

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@ 戻る 6σ 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01036251
| ↓
| GEMINI Consulting group のサイト:
|   http://www.gcjapan.com/sixsigma.html
|   6シグマで、企業革新を進める方法をコンサル。
|
|              => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ところで、BSC(バランススコアカード)のエバンジェリストではなかった
かって? そう、僕はここで悩む事になるのだ。
あれれ、どう位置付ければいいの?って。

とりあえず、こう整理してみた。
BSCは戦略的なトップダウンの経営ベクトルを部署、グループ、個人へと整
合性・統一性をもって推し進める「戦略推進ツール」であり、社員を能動的に
動かすモチベーションドライバーとしての「評価ツール」である。

一方のシックスシグマというのは、組織・個人に浸透したその戦略を進める上
で、日々の日常業務を“どのように具体的に改善していくか?”という、地道
な活動をスマートに行っていくための活動手法(作戦)といえる。

BSCはパラシュート部隊、シックスシグマは地上部隊・・・? ん、ちょっ
とヘンな例えかな・・。

どちらも経営手法の一つだ。ハサミといっしょで使いようですな。

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■ <読んで欲しい方>
  業務改革委員に任命されちゃった方
  なんとかしなくっちゃ・・という方
  GEに関心ある方
  ウェルチの本を読んだ方
  企業統合、企業合併、企業改革の担当の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+6σ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●楽天Webook ( http://go.iclub.to/6sigma/ ) 直接購入可
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●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2002.02.01[金]:【】..
2002.01.31[木]:【】..
2002.01.30[水]:【】..
2002.01.29[火]:【】..
2002.01.28[月]:【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】..真木和俊監修
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37363-9/1500円/159P
★★★★☆+6σ http://go.iclub.to/6sigma/
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  ▼ Webook2002プレゼント企画No.1 ▼

   東洋経済新報社の松本さんのご協力を得て、今年最初のプレゼント!     
   次の本を2冊づつ、プレゼント。
   応募資格は、公開してもいい今年の誓(Resolutions)を一言
   いただける方です。    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

   1)戦略バランスト・スコアカード (キャプラン&ノートン) 2冊
   2)ITコストの管理 (セバスティアン・ノークス)  2冊
   3)クリエイティブ アカウンティング(イアン・グリフィス) 2冊

   ▼応募方法
    ・タイトル:本の名前+あなたのお名前
    ・本文:(お名前、ご住所、メール、年齢、Resolutions、コメント)
    ・宛先:webook2002@yahoo.co.jp
   1)は人気高、2)、3)がねらい目!ですぞ。

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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■

 先日、「イチローから盗め、ビジネス動体視力」をご紹介しましたが著者
 の杉山勝行さんと、現在メルトモ(笑)中です。
 あの本にまつわる出版こぼれ話、続編。杉山さんのご了解を得て
 バラしちゃいましょう。
 ---------------------------------------------------------------
> 松山さま、
> 先日の続きを書きます。
> さてイチロ―選手のコダワリには恐れいりました。
> こちら側としては「イチローから盗め、ビジネス動体視力」の表紙で
> ネクタイを締めたイチロー選手を用意したのですが、
> 彼はヤンキース戦でリベラと対決している最中というのに、
> この写真を拒否してきました。自分は野球人だから、ユニホーム姿を
> 使って欲しいというのです。
> 正直言って私は唸りました。そこまでのコダワリがあるのかと。
> 素晴らしいですね。私は一層、イチローのファンになりました。(杉山)
 ---------------------------------------------------------------
 うーむ、さすがイチロー。でもイチローって、何歳でしたっけ?
 まいったな~。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-014【レゾリューション5】 ・□■

  引き続き、今年の誓い(New Year's Resolutions)。
  ご了解を得てここにアナウンス!
  今日は、神奈川県のMさん。24歳。
-------------------------------------------------------------------
> 【Resolutions】
> 私のResolutionsは、1人前になる事です。
> 社会人になって、もう(まだ?)3ヶ月が立ちましたが、
> 新卒は私しかおらず、他の方は皆、即戦力となる方ばかりです。
> > そのような中にいますと、自分の仕事の出来なさが身にしみます。
> 3ヶ月間はインプットをひたすらしてきたので、
> 今年1年間でインプットからアウトプットが
> 出来る様なりたいと思っています。(いや、なります。)
-------------------------------------------------------------------
  なんだか、若いエネルギーのほとばしりを感じるレゾリューション
  ですね。会社を変える人材として期待しちゃいましょう! ガンバ!

  おまけで、いただいたコメントは、3つの要素でまとめていただき
  ナルホドって(僕も:笑)思いました。

> 【コメント】
> いつも、拝見させて頂いています。
> 真之助さんのメールには、私にとって3つの良さがあります。
> 1、ビジネス関係の本が多く紹介されている。
> 2、本の内容を短時間で知る事が出来る。
> 3、見やすい。

 元気のでるコメントありがとうございました。

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            しんのすけ@Resolutions2002
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 ★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と  Pubzine (14941) です。
 ★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
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ξ    O いしやぁーきいもぉ~
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Web ◎◎ k  .            またあした~。
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2001年12月17日

【カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】..★★★★+(5%+95%)

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  【ねずみとサンタクロース】 文:まつやまのりも 絵:しんのすけ
  12月21日(金)英治出版から発行。シェアーブック方式。
   ご予約は、-->  webook@yahoo.co.jp へ。 幻の限定50部。

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】
   ◎ カラコラム:【 絵本企画・続3 】 
   ◎ プレゼント:【 クリスマスプレゼント特集 】 全15冊! 
   ◎ アンケート:【 2001 Webook 読者アンケート】 よろしくぅ

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■著書名:【カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:小宮和行(こみや・かずゆき)
  雑誌「財界」編集部を経て、フリージャーナリストとして独立。
  自動車業界、電器ほか多業界に多彩な人脈ネットワークを構築。
  著書に「マツダin USA」「パリ発資生堂」など。

 「ゴーン」1954年ブラジル生まれ。仏エコール・デ・ミーヌでエンジニアリ
  ングの学位を取得し卒業。ミシュラン北米で抜本的なリストラを遂行。現
  在、日産自動車株式会社最高経営責任者。
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■出版社:
  あさひ出版/ISBN4-900699-87-x/1400円/231P
  2001/12/15  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「危機=機会(チャンス)という等式は、
  今、カルロス・ゴーンのものとなった。」

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■ <忙しい方はここだけ>

今、もっとも売れている経営者の自伝は、ジャック・ウエルチとカルロス・
ゴーンであろう。
ウエルチは、過去形、ゴーンは現在進行形という意味で、これからピークを
迎えるのはカルロス・ゴーン。その意味でも僕は、ゴーンに注目したい。

すでに何冊かのゴーン、日産に関する本をご紹介したが、本書は、ゴーンの
数々の印象的な言葉を選りすぐり著者の解説を加えたものである。

タイヤメーカー、ミシュランの再建、フランス自動車メーカーのルノーの建
て直しなど数々の実績を引っさげ、太い眉毛のおじさんが日産にやってきた
のは、99年の4月。6月にCOOに就任する直前から彼は、熱心に現状分
析を始めた。やがて99年の10月に「日産リバイバルプラン」としてコミ
ットメントを発表し、翌年2000年の決算では、過去最高益の3300億
円を達成してみせたのだ。

彼は約束を果たした・・というサブタイトルの自伝「ルネッサンス」は、今
バカ売れ状態である。すでに読まれた方も多いに違いない。
カルロス・ゴーンに注目したい方は、本書のゴーン語録も楽しく読めると思
う。

「計画の立案は仕事の5%にすぎない。残る95%は計画の実行にかかって
おり、成功のカギは経営にあった」という。
強力なリーダーシップを発揮するとはいえ、実施にあたっては現場の個々人
の力を引き出す必要がある。クロスファンクションチームという経営と現場
の相乗効果を生み出す仕掛をつかい、ゴーンは5+95の算数を見事に成立
させた。

危機はチャンスだといった樋口廣太郎氏の言葉は、今、カルロス・ゴーンに
こピッタリの言葉になった。

おすすめ度は、★★★★+(5%+95%)
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■ <お暇な方は、もう少し>

着任以来、熱いメッセージを発信し続けているカルロス・ゴーン、その素顔に
迫るいくつかの言葉は、経営経営を変革しようとしてる多くの経営者に「これ
、いただき!」と思わせるものがある。

いくつか言葉をひろってみよう。

◎ 再建計画は社内に根付き、社員の信頼に裏打ちされていなければ
  ならない。

◎ すべての仕事は、“顧客の要望にどれだけ応えられたか”と“いくら
  収益を出せたか”の2つによって評価される。
  (2001年5月 フジTV 報道2001)

◎ 約束した成果は100%達成できると断言する。どんな条件下であれ
  業績を回復する、と約束したのだ。 (2000年1月文芸春秋)

◎ 計画の立案は仕事の5%にすぎない。残る95%は計画の実行に
  かかっており、成功のカギは経営にあった。
  (2001年9月 エコノミスト)

◎ Zは我々のNDA、つまりDistinct Nissan Advantage(日産ならでは
  の長所)を備えている車である。
  (2001年9月 デトロイト・オートショー)

◎ 日産は“あらゆるひとにとっての何か”ではなく、
  “ある人にとってのすべて”になろうとしている。
  (2001年4月 NYCオートショー)

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「確固たる経営としての意志を示し」「組織の結束を強め」「社員を奮い立た
せ」「決断と実行を呼び起こす」・・・そんなリーダーは、危機に瀕した組織
にとっては、まさにはまり役。

「利益とコストの感覚を徹底する」コストカッターの役回りも「社員の心をつ
かみ、動かす」リーダーの前には、正義となる。

記者会見、雑誌インタビュー、テレビ番組などさまざまな場面で口に出された
言葉が、日産という会社の危機を機会に変えてきた。
言葉のパワーを覗いてみよう。

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■ <読んで欲しい方>
  経営者の方
  広報部の方
  企画部の方
  小泉純一郎さん
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+(5%+95%)

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2001.12.21[金]:【】..   <== ねずみとサンタクロース 発刊日
2001.12.20[木]:【】..
2001.12.19[水]:【】..
2001.12.18[火]:【】..
2001.12.17[月]:【カルロス・ゴーンの「答えは会社のなかにある」】
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あさひ出版/ ISBN4-900699-87-x/1400円/231P
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 |  ■【ミーム力、とは?】..清水修&石黒謙吾    = 3名様♪
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 |  ■【ザ・マン盆栽2】....パラダイス山元     = 3名様♪
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 |  ■【最高の報酬】........松山太河編       = 3名様♪
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.11/2001.11.22.htm
 |  ■【カップル・ストーリーズ】石黒由紀子     = 3名様♪
 |      本日ご紹介の本です。
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 |   δ メール先: webook2001@yahoo.co.jp
 |   δ タイトル: 本のタイトル+お名前
 |   δ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   δ できたら アンケートにもお答え下さい。
 |   δ 〆切 : 12/23(日) 
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    プレゼント企画は、著者・編集者・出版社各位のご好意とご協力
    により実現しております。改めて御礼を申し上げます。

    あ、そうそう Webook読者アンケートもよろしくネ:
   
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-184【絵本企画・続3】・・…□■

 現在、Webook絵本企画は、印刷工程に入っております。
 発行元は、斬新な出版に取り組んでいる英治出版です。
 デジタルパブリッシングサービスの協力により、ただいま、印刷中・・!
 この絵本は、しんのすけパパと、娘ののりもの合作。
 親ばか本ですが、よかったら読んでね。
 発刊は12.21となります。
 お申し込み頂いたかたには、のりもとしんのすけのサイン入りを
 お送りします。
 シェア・ブック方式ですので、お代は読者の感覚で1225円以内・・と
 いうことに。
 50部しか印刷しません(おとうさんのおこづかいの関係)ので、お早めに。
 あ、そうそう、絵本サンプルは、今ホームページに載せてあります。
http://webook.plaza.gaiax.com/
 
                      しんのすけ@ほんやさん
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:44  +2分 対先週金曜
東京の日入:16:30 +1分
日昼時間 :09:46  -1分
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 18:45

2001年12月11日

【この指とまれ】..南部靖之..................★★★★+正々堂々

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★ 【Webook #2001-181】 2001/12/11(火) ★
★ “平和は楽し”の火曜日     ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 この指とまれ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字142=志 】 
   ◎ プレゼント:【 クリスマスプレゼント特集 】 全15冊! 
   ◎ アンケート:【 2001 Webook 読者アンケート】 よろしくぅ

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■著書名:【この指とまれ】

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■ジャンル:ベイジネス、自叙伝
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■著者:南部靖之(なんぶ・やすゆき)
  1952年生まれ。76年関西大学工学部卒業。在学中から情操教育を目的とし
  た学習塾を経営。卒業直前の2月に(株)テンポラリーセンターを設立。
  93年、新CIを導入し、グループ名を「パソナ」に変更。同時にパソナグル
  ープCEOに就任。2000年パソナ代表取締役グループ代表に就任。
 絵:本宮ひろ志(もとみや・ひろし)
  1947年、千葉市生まれ。
  「俺の空」「サラリーマン金太郎」などの作品多数。
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■出版社:
  講談社/ISBN4-06-210503-9/1300円/182P
  2001/10/19  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「それが世の中のためになるかどうか・・・
  この旗印に賛同する人、この指とまれ!。」

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■ <忙しい方はここだけ>

若干24歳で人材派遣ビジネスで起業を果たした南部靖之氏の自叙伝である。
本宮ひろ志のマンガが、挿入されビジネス・ストーリーを盛り上げている。

パソナグループを率いる南部氏は、ビジネス起業の原則をこう表現する。
「それが世の中にためになるのか?」
つまり、やろうとすることが世の中の問題を解決し、人の役にたつことかとい
うことが問題だということだ。それを自らに問うた後、自信がもてることであ
ればどんな困難も克服できる勇気や自信がわいてくるという。

学生最後の年に起業したいきさつが語られるが、まさに、世の中のためになる
ため・・・という大義名分=旗印を見つける事ができたからこそ、その後の困
難も克服できたようだ。現在、様々な雇用形態が発生する中で、雇用のプラッ
トフォームをめざした企業理念は、まさに著者が志した“旗印”といえる。

ビジネスは、人との出会い、師との出会いが大切だという。著者は、小学6年
生のころから近所のお寺で開かれていた情操教育のようなものに参加し、そこ
で得た人生の知恵は、今の経営にも生かされているという。中学、高校、大学
の期間も続けたというから、それは大きな影響があったに違いない。最初の師
との出会いである。
出会いは、積極的に動かないとやってこない。そんなことを感じさせるエピソ
ードが披露されている。

パソナグループのホームページに本書と連携した動画コンテンツがあり、こち
らも覗くと楽しいかも。

学生向けに熱い志エネルギーを放っている著者の「思い」が伝わるサクセス・
ストーリーである。

おすすめ度は、★★★★+正々堂々
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■ <お暇な方は、もう少し>

リスクについて、面白い内容が紹介されている。
リスクとは、もともとは「勇気を持って試みる」という意味で、語源はラテン
語のrisicare(リジカーレ)だという。
リスクは、ヤバイことや危ない事といったマイナスのイメージを持っているが
もともとは、プラス指向だったと知る。

本宮ひろ志のマンガは、もともと「志」をとても意識した画風になっているの
で、本書に流れるビジネスの志にとてもよく似合っている。

新しくビジネスを興そうとしている方、起業家の方、など著者の生きかた、考
え方は、とても参考になるのではないだろうか。

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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01049524
| ↓ 
| 『社会の問題点を解決する』
| パソナの変わらぬ旗印は、これだ。
|   http://www.pasona.co.jp/  の会社情報>企業理念 にうまく
|   まとめたコンテンツがある。
|
|
|                     => Back to 書籍
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アニメーションを駆使したホームページとも連動した内容となっているので、
必見!! 
http://www.dream-makers.jp

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■ <読んで欲しい方>
  就職を控えた学生の方
  来年就職という学生の方
  若い方
  人事部の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+正々堂々

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2001.12.14[金]:【】..
2001.12.13[木]:【】..
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2001.12.11[火]:【この指とまれ】..南部靖之.....★★★★+正々堂々
  講談社/ ISBN4-06-210503-9/1300円/182P
2001.12.10[月]:【カップル・ストーリーズ】..石黒由紀子..★★★★+びじゅある
  エクスナレッジ/ ISBN4-7678-0147-8/1200円/P
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 |  ■【ペンギン・ラブ】....鎌倉文也        = 3名様♪
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.11/2001.11.02.htm
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-181【e漢字142=志】 ・ ‥…□■

 志=こころざし
  =サムライ(士)の心、決死の覚悟で臨む未来への願望。
   やりたいと思ったころをつきつめる気持ちは、侍のように
   我が身をなげうってやらなければならない・・・ということの
   ようです。

   もう少し、柔らかいものは、思い。田んぼでぼーっと考える心か?
   思いは、まだ志ほどではないが、それすらなければ、先もない。

   まずは、思いを大切にしてみようか。
   
              
                     しんのすけ@すこしだけ
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東京の日出:06:40  +1分 対前日
東京の日入:16:28 -0分
日昼時間 :09:49  -1分
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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2001年12月03日

【動き出した中国IT市場】..寺島実郎監.......★★★☆+三網合一

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 動き出した中国IT市場 】
   ◎ カラコラム:【 ウィルス株 】
   ◎ プレゼント:【 クリスマス特集 】
   ◎ 読者コーナー【 盲導犬クイールの一生: 那月ちゃんの感想 】

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■著書名:【動き出した中国IT市場】

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■ジャンル:ビジネス、中国
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■著者:寺島実郎(てらしま・じつろう)監修
  沈才彬(ちん・さいひん)+三井物産戦略研究所中国経済センター編
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■出版社:
  日本能率協会マネジメントセンター/ISBN4-8207-4021-0/2000円/233P
  2001/10/01  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「Beg → Beg.com! → e-Beg.com!!
  中国IT産業史に残るであろう空想ネット企業ストーリィ?。」

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■ <忙しい方はここだけ>

中国、この巨大な国は、今、最も世界の注目と期待を浴びている。
WTOの加盟(2001)、夏季オリンピックの北京開催(2008)、IT産業の発
展を明確に打ち出した第10次5ヵ年計画・・・などなど、これからの中国が
経済大国へと急激に発展するマイルストンが見えている。
その巨大な労働力と市場を、世界が脅威と期待の熱い眼差しでみていることに
間違いはない。

本書は、三井物産戦略研究所がまとめた中国IT最前線である。
中国を30億人の民を抱え、安い労働力を提供している国・・・だと思ってい
ると、この国の未来を大きく見誤る事になる。

すでに中国のシリコンバレーと呼ばれる中関村では、産官学一体のハイテクベ
ンチャーが軒を連ね、5000社を超えるIT企業が活発に蠢いていると言う。
驚くのは、中国国産PCメーカー(従業員1.6万人)のCEOは、若干37
才、また国のIT政策の中心的なポジションを担う役人も34歳など、30代
40代の若手が台頭しているところだ。
日本のIT企業のトップは、孫正義44歳を例外としてほとんどが60代。
これはヤバイんじゃないの?って思ってしまう。

中国をIT市場としてみても、すでに携帯電話ユーザーは、8526万人(2
000年末)で、日本(6500万人)を抜いて世界第2位。恐らく2001
年中には、アメリカを抜いて世界最大の国になることは間違いない。
ネット利用者数も日本(2700万人)に急接近しつつある。2250万人。

21世紀の経済超大国になるかどうか・・・目を話せない中国動向を、ITと
いう時代の波の中で捉えることができる。

中国進出など、日本企業の取組みの参考になる本だ。

おすすめ度は、★★★☆+三網合一
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■ <お暇な方は、もう少し>

中国IT革命の先端を走っているのは、3か所。北京市、深川、上海である。

また、中国IT業界の起業家群像としては、3つの世代があるという。
第一世代は、PCメーカー創業者で、国や大学の研究者からビジネス社会へ入
った人達。中国語では「下海組」というらしい。なかなか、いいネーミングだ。
第2世代は、ソフトメーカーの技術完了組。会計ソフトの用友ソフトの王文総
裁が代表者だという。
 http://www.ne.jp/asahi/cn-jp/gold-net/invest/it_acsoft.htm
そして、第3世代は、アメリカ留学・勤務組だ。MBAをとったり、技術を修
めた若い人達が、中国ネット業界を動かしているようだ。

「社会主義の看板を掲げる資本主義国」、中国の動向に日本もうかうかしてい
られない。
(ちなみに著者は、日本をして「自分のことを資本主義国だと思っている社会
主義国だ」と辛口の比喩をしている)


監修者の寺島氏が2000年9月に中国出張で聞いたというジョークが、今の
中国のITフィーバーぶりをよく伝えている。

  ある日、ホームレスは町で看板を掲げ通り掛りの人達に施しを求めた。
  看板には「Beg(乞食)」という文字が書かれているが、誰もお金
  をくれなかった。
  翌日、このホームレスは「Beg」の後に「com」を付け加えると
  奇跡が起り、大勢に人達から相当のお金を集めた。
  3日目、彼は、「Beg.com」の前にさらに「e-」を付け加えた結果、
  投資家たちが殺到し、あわただしい対応に追われたため、急遽、2人
  のアルバイトを雇わざるをえなかった。

ネットバブルの兆候あり、である。いずれにしても爆発的な成長を続けている
ことは間違いないようだ。

中国は、その安い労働力に強みがあると言われて来た。基本給は月収500元
(約7500円)程度だという。労働コストは、日本のざっと25から30分
の位1である。
しかし、本当の強みは、この安さだけではなく、その質とフレキシビリティに
あると指摘する。勤勉さはもはや日本以上という。急な残業や深夜労働もいと
わない優秀な労働力は、味方につければ最強、競合なら最悪である。

さらに、インドのようにエンジニアの豊富さも注目だ。毎年40万人以上の理
工系学生が輩出されており、優秀で“ワーカホリック”なエンジニアが容易に
確保できるという。

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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01045561
| ↓ 
|   三井物産戦略研究所のサイト:
|   http://mitsui.mgssi.com/
|   寺島氏のプロフィール:
|   http://mitsui.mgssi.com/terasima/profile/t_prfle.htm
|
|                     => Back to 書籍
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
三網合一というのは、情報サービス産業を発展させるために、通信網、放送網、
コンピュータ網という3つのネットワークを融合させる政策である。光ファイ
バー、ワイヤレスのブロードバンド網を国をあげてつくっちゃおうというわけ
だ。

ゴルゴ13のマンガの題材になるくらいだから、この国のパワーは凄いものが
ある。中国IT動向をつかむきっかけに是非。

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■ <読んで欲しい方>
  中国に関心のある方
  IT企業の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★☆+三網合一

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2001.12.06[金]:【】..

2001.12.06[木]:【】..

2001.12.05[水]:【】..

2001.12.04[火]:【】..

2001.12.03[月]:【動き出した中国IT市場】..寺島実郎監..★★★☆+三網合一
日本能率協会マネジメントセンター/ISBN4-8207-4021-0/2000円/233P
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-16 ・ ・ ・ ‥… □■

台北にお住まいの浜田さんからお便りを頂きました。
【盲導犬クイールの一生】の感想を送っていただきました。
お母さんのご了解を得て掲載します。
那月ちゃん&お母さん、ありがとうございました!
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 > 浜田 那月
 > 11歳
 > 台北日本人学校5年生
 > ----------------------------------------------
 > コメント:
 > クイールは12年間盲導犬としてがんばってたと思う。
 > そして小学校の体育館で仁井さん夫妻がいるのに、
 > その方に行かないで、じっとしていて、あらためて
 > クイールは「すごい!!」と思った。
 > そして最後にはクイールは死んでしまったけど、
 > 12年間盲導犬として生まれて育って
 > りっぱなりっぱな盲導犬としてがんばったナーと
 > 思いました。
 > もう死んでしまったからクイールはいないけど、
 > 今でも目の悪い人はたくさんいるから、
 > 募金などして、
 > 盲導犬をたくさん育てて目の見えない人の
 > 役に立つようにすればいいと思いました。
 > 本当にこの本を読み、クイールってすごいと
 > 思いました。
 > -----------------------------------------------
 >  那月
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【盲導犬クイールの一生】..石黒謙吾&秋山良平..★★★★★+クー
 那月ちゃん、素敵なコメントありがとう。元気でね。(しんのすけ)

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-175【ウイルス株】・ ・ ‥…□■

ウイルス株。株式市場の話ではなく、風邪ワクチンの話。
  どういうカゼの吹き回しか(風邪の引き回し?)、土曜日にインフルエ
  ンザの予防接種を受けた。
  チクん・・ですんでしまった。接種量=1ml、料金3000円也。
  ワクチンの種類が知りたいからと、先生に頼んでワクチンの空箱をもら
  った。なかなか、面白いことが書かれている。北里研究所の製造だ。
  使用ウィルス株というのが表示されている。
   A型株 ニューカレドニア/20/99
       パナマ/2007/99
   B型株 ヨハネスバーグ/5/99
  とあった。なんだかヘッジファンドの投資先みたいた。
  あたるも八卦、当らぬも八卦・・みたいなところは株もウイルス株も
  同じ。
  だったら、打つウイルス株も投資家(患者)にも選ぶ権利があっても
  よさそうな・・・。

                       しんのすけ@株主だぁ。
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★ 発行は『まぐまぐ』(ID=969) と『Pubzine』 ID=14941 を利用してます。
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:33  +2分 対先週金曜
東京の日入:16:28 -0分 (日没は今が一番遅い)
日昼時間 :09:55  -2分
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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▲▼▲         またあした!
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  | ⊥ | /~/       さぁ、年賀状の季節ですぞ。
  ,_\o/_/~/         
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 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:40

2001年11月29日

【あなたが伸びれば、会社も伸びる!】.Catlin..★★★★+起業家変身

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★ 【Webook #2001-173】 2001/11/29(木) ★
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= もくじ =


   ◎ 本日の一冊:【 あなたが伸びれば、会社も伸びる! 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字140= 遊名人 】
   ◎ 読者の声 :「Zカー読みました」 清水さんからのお便り

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【あなたが伸びれば、会社も伸びる!】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者:K・カトリン、J・マシューズ
  Katherine Catlin: 起業家育成専門のコンサルテイング会社「カトリン」
   グループ創業パートナー。 http://www.ceoexchange.com/
  Jana Matthews :「カウフマン起業家会議」を主宰。カウフマン・センタ
   ーのシニアプログラムディレクター。
 訳者:阪本啓一(さかもと・けいいち)
   マーケティング・コンサルタント。1958年大阪生まれ。大阪大学人間工
   学部卒、旭化成入社後,NYCでコンサルティング会社「Palmtree Inc.」
   を創業。「スローなビジネスに帰れ」など著書、訳書多数。
   http://www.palmtr.com/
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■出版社:
  翔泳社/ISBN4-7981-0118-4/1600円/258P
  2001/11/21  第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「ひよっこ起業家からほんもののCEOへ変身する旅= CEO 変身!。」

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■ <忙しい方はここだけ>

eビジネスだ、ベンチャーだ、起業家だと浮かれていた時代は、さっさと過ぎ
去り、ほんもののビジネスだけが淘汰される時代になった。

しかし、ベンチャーや起業家が死んだわけではない。しぶとくスマートに生き
残り、時代を切り開いている企業は、たくさんある。こういったスタートアッ
プ企業が“成功企業”へ成長していくプロセスには、その創業者自身のリーダ
ーシップの変革が欠かせない。

本書は、ふたりの起業家育成のおばさまが著した、リーダー変身術の本である。
本書のミッションとして扉にこう謳ってある。
 「一人でも多くの起業家が、真の成長企業のリーダーとして
  自身も成長を果たすこと」

生まれて間もない頃のガレージ企業も、やがてその成長過程にそって、人に任
せることが多くなり、権限委譲、組織化、絶え間ない変革・・・といったこと
が必要になってくる。

本書では、その成長過程を「創業ステージ」「よちよち歩きステージ」「育ち
盛りステージ」「安定成長ステージ」に分け、それぞれの過程におけるCEO
の役割や変化の要諦が指南されている。
すでに起業家から成功企業CEOへと地歩を固めている先達の生の声を引用し
ながら、起業家が「個人として求められる自分自身の変化」の大切さを説く。

小さくても大きくても組織を変えるには、まずリーダーが変わらなければなら
ない。あなたは、今どのステージだろうか?

おすすめ度は、★★★★+起業家変身
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■ <お暇な方は、もう少し>

成功企業とはどんな会社か?
創業した会社が急成長してもそのまましっかりCEOの地位を守ってガンバッ
テいる起業家としては、マイクロソフトのビル・ゲイツ、デルコンピュータの
マイケル・デル、ヴァージンアトランティックのリチャード・ブランソン、日
本でいえばソフトバンクの孫正義・・などであろうか。

著者は、彼らの成功の秘密をこう言いきる。
「自分のリーダーシップの役割とスタイルを、会社の成長にしたがって変身さ
 せることができた」からだと。

求められる知識と能力は、会社の成長段階の各ステージで異なるという。それ
は当然かもしれない。
本書では、各ステージでの役割、責任、個人として求められる変化などがまと
められている。

成長マネジメントをうまくやるために知る必要がある8つのことは・・・。

 自分自身 役割 会社 顧客 環境 社員 未来 そして、可能性。


成長スピードにあわせて会社をリードする10の鍵は、これ・・。

 1.組織構築者となろう。
 2.成長のために必要な変革を予測し、会社をその変革の軌道に乗せよう。
 3.「すごい」人を採用し、育成しよう。
 4.あなたが持って生まれた起業家としての強みを、リーダーシップの能力
   にまで高めよう。
 5.信じる価値に忠実でいよう。
 6.鏡をみよう。
 7.経営トップチチームや社員から意見をもらおう。
 8.師匠、コーチ、同業者と相談し、アドバイスをもらおう。
 9.常に学びつづけよう。
 10.仕事を楽しもう。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.shoeisha.com/book/Detail.asp?bid=1303
| ↓ 
|  ダーウィンの残した進化のポイント
|
|    重要なのは、行動の素早さや頭の良さなどではなく、生き残る
|    ために選びとった選択肢をどれだけ受け入れる事ができるか
|    という受容能力の問題である。
|
|                     => Back to 書籍
|      
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さあて、いよいよ・・・・。
えーっと、あの人と、あの人と、うーんあの人には・・是非、読んでもらいた
い。「あの人」って誰かって? →(ナぁーイショっ)

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■ <読んで欲しい方>
  起業家の方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+起業家変身

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2001.11.30[金]:【】..

2001.11.29[木]:【あなたが伸びれば、会社も伸びる!】..★★★★+起業家変身
 翔泳社/ ISBN4-7981-0118-4/1600円/258P
    get ==> http://go.iclub.to/chgceo/
2001.11.28[水]:【市場占有率2002年版】..日経産業..★★★+シェア
  日本経済新聞社/ ISBN4-532-21861-6/1500円/399P
    get ==> http://go.iclub.to/share/
2001.11.27[火]:【「最悪」の事態を乗り切る技術】..★★★+危☆管理
H&I/ ISBN4-901032-41-0/ 952円/150P
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2001.11.26[月]:【サンタのおばさん】..東野圭吾...★★★★★+眉に小麦粉
  文芸春秋/ ISBN4-16-320540-3/1333円/66P
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今週の節約小計 5385円
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-15 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Zカー読みました> と清水さんからお便り頂戴。ご紹介します。
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> 真之助さん
> > こんにちは。
> 何度かプレゼント企画に応募させていただき、当選もさ
> せて頂いたことのある清水です。その節はありがとうございました。
> > さて、久しぶりに長時間電車に乗る機会があり、じっくりと本を読む
> ことができました。普段は車通勤なのでなかなか本をじっくり読む時
> 間がないのです。
>
> その際、#2001‐157で紹介された【Zカー】を読みまし た。ほんとに
> ビジネス・ドラマを読むようなわくわく感があり、読み進むうちに全身
> に鳥肌の立つような感じがしました。
> > 日産には何人か知人・友人が勤務しているのですが、正直言ってあまり
> 好きな会社ではありませんでした。日産車にも乗ってみたいという魅力
> を感じる車はありませんでした。
> > でも、この本を読み終わってみると、日産も捨てたもんじゃないなと、
> 会社って変わることができるんだなっていうのが実感できました。
> > 新しいZも是非乗ってみたいなっていう気にさせられましたね。現実的
> にはファミリーカーには向かないので難しいとは思いますけど。
> > 印象に残っているのは「進歩充夢」という言葉です。すぐには現実には
> ならないけれど、自分たちが歩みを進めながら夢を充たしていこう。
> 心の中で強く思い続けて少しずつ進んで行けば、きっと叶う。
> それが夢なんだと。
> > 勇気をもらいました。
> これからもwebook楽しみにしています。
> >     ****************
>      清水 祐一
>      yuichi-s@muc.biglobe.ne.jp
>     ****************
----------------------------------------------------------------------
 清水さん、素敵なお便りありがとうございました。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-173【e漢字140=遊名人】・ □■

 有名人=>遊名人

  ゆうめいじんは、結果として遊名人となれる。
  名前を出せば、遊べる・・・人だ。
  逆方向で、遊名人(遊びの名人)になれば、有名人にもなれる。
  仕事も遊びのように楽しくやれれば、有名人になれるかもね。

                        しんのすけ@e漢字.com
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:06:29  +1分 対前日
東京の日入:16:29 -0分 ”
日昼時間 :10:00  -1分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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  | ⊥ |         青野さん、今日は楽しかったです。
    \o/         多謝!
<_>
  d b  
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:39

2001年09月14日

【コンサルタントに踊らされるな、日本企業!】..青木、安藤..★★★★☆+企画書

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★ 【Webook #2001-131】 2001/09/14(金) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 コンサルタントに踊らされるな、日本企業! 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字118=企画 】
   ◎ 出版社情報:【 読者書評グランプリ 総額20万円 】英治出版

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【コンサルタントに踊らされるな、日本企業!】

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■ジャンル:ビジネス、コンサル
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■著者:青木保彦+安藤紫
 青木=1970年、NECに入社。NEC総研を経て2001年2月からコンサルテ
   ィング活動に従事。共著に「シックス・シグマ」「カスタマークリエー
   ション」など。
 安藤=広告代理店、NEC総研を経て、現在NECにてコンサルティグ活動
   に従事。共著に「シックスシグマ」「カスタマクリエーション」など。
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■出版社:
  ダイヤモンド社/ISBN4-478-37364-7 /1600円/195P
  2001/8/30 発行
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■ <ワン・チョット>

「上手に踊るコンサルの方程式
     コンサル成果=コンサル結果+クライアントの工夫 」

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■ <忙しい方はここだけ>

コンサルテーションを活用するということは、企業の「考える」部分を外部へ
アウトソーシング(委託)することである。
問題を整理し、課題を構造化し、解決策を提示する・・・そういった一連の“
考える”部分と“プレゼンテーションする”部分を、その道のプロにたのむと
いうことだ。

当然丸投げでは、なんの役にもたたない。美しいレポートが風化するの待つだ
けになる。こんなに高い金を使って、そんなハズじゃぁ・・・という嘆き声は
できれば聞きたくないものだ。

コンサルを利用するにあたり、「共通目的に向かってシナジー交換を発揮する
にはどうしたらいいのか」とテーマで、コンサルと担当事務局の現場の空気を
リアルに再現しながら、その心得を説く。

コンサルの失敗要因の事例分析に始まり、「コンサルを活用する意志と目的を
明確にしておくべき」「事務局責任者にはキーパーソンを」「コンサルは、あ
くまでテクノクラートと心得よ」など導入する企業側の事前準備、コンサルの
選び方、アプローチ法、コンサルとの人間関係構築、報告書の読み方など、実
践的な方法を解説している。

著者自身がコンサルを生業としている。クライアントからのこんな一言は、コ
ンサルをノリノリにさせる・・といった「心得」もあって、生身の人間同士の
付き合いという微妙な関係が垣間見えて面白い。

最大の成果を生むコンサル徹底活用術という副題のついた本書を読んで、会社
のお金を有効に使ってみよう。

おすすめ度は、★★★★☆+企画書
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■ <お暇な方は、もう少し>

コンサルタントを利用するときの実践的なノウハウ本として、なかなかいいア
ドバイスが書かれている。
これから「わが社の事業戦略策定に関連してコンサルを受けてみよう」なんて
お考えの向きにはピッタリの本だ。

コンサルを受ける前の事前準備、コンサルの選び方、契約、コンサルタントと
の信頼関係の築き方、報告の読み方・・・などフェーズ毎の“心得”が実践的
に書かれている。

選び方と、付き合い方のエッセンスを少し・・・・・。

まず選び方:
コンサルタントの見分け方、5つの評価項目だ。

 1.肌があうか。
 2.わかるように説明してくれるか
 3.自分が謙虚になれる相手か
 4.コンセプト、方法論に偏りすぎていないか
 5.クライアントの立場で考えてくれるか

しごくもっともで、かつシンプルな項目である。

さらにもっと実践的、具体的なところでは、こんなことも・・・。

コンサル会社に電話して面談アポをとるときは、先手必勝、コンサル会社に押
しかけるのがよいという。なぜなら、コンサル会社の人が「弊社のコンサルタ
ントがお伺いさせていただきます」というのは、「おたくの会社を値踏みにい
かせていただきます」という意味であり、そこは、クライアント側から押しか
けそのコンサル会社の様子、雰囲気を嗅ぎ取ることがまず先の“一手”という
わけだ。
ともあれ、契約前のフェーズは、アポイントを取る時点から互いの値踏みとい
うつばぜり合いだと思ったほうがいい。

また、コンサルテーション契約をする前の「企画書」(これこれのアプローチ
で御社のこういう問題をこういうふうに解決する提案をさせていただきます、
みたいなもの)の内容で実力判断するコツもある。

そのとき、企画書のプレゼンに隠された落とし穴にはまらないのが肝心。
たとえば、
 「ここに示しました事業改革の道筋は、グローバルスタンダードともいうべ
  き経営の常識にほかなりません」
などと言われたとき、そうかぁ我社はグローバルスタンダードに遅れている、
この先生のコンサルでなんとか追いつかなければ・・・なんて思ってはいけな
いのだ。いわれなきコンプレックスと恐怖心を植えつけられてはいけない。
それはコンサル会社の思う壺なのだ。こんな時、どう切り返せばいいかまで書
いてあるから、親切というかなんというか・・。

コンサルタントは、とくに著名なコンサルタントは「先生」と呼ばれる。奉ら
れて登場するのだ。若くても経営トップに経営指南を説くわけだから、自然と
社内の人間は上目遣いの目線を使うことになる。
『クライアントがコンサルタントを「先生」と読んでしまった瞬間から、両者
のバランスは微妙に崩れ始め、コンサルタントは顧客の上位に奉られることに
なるのだ。』しかし、コンサルはあくまで業者なのである。まずは、正しい認
識を心得てから依頼することだ。
著者は「コンサルタントに対する正しい認識」をこうまとめる。

 1.コンサルタントはアウトソーシング業者に過ぎない
 2.「業者」を奉るのは筋違い
 3.対等なパートナーに「先生呼称」は不適当

なるほど、なるほど・・・。
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@ 戻る 提案  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
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|  標準企画書、オンリーワン企画書
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「iモード事件」という松永真理さんの本に、コンサル(マッキンゼー)と、
しっくりこない場面が面白く描かれている。他山の石的なサンプルになるだろ
う。

なお、世の中にはコンサルテーションという知的価値の高い(値段の高い)テ
クノクラート・サービスの他に、調査会社というものもある。
コンサルのように「考える部分」のアウトソーシングではなく、「調べる」部
分の外部委託だ。

最近知ったのは、SVPジャパンという会社。友達がいるのでごひいきに。
  http://www.svpjapan.com/

それと ミック経済研究所もなかなかよい。
  http://www.mic-r.co.jp/

ほかにも企業調査から不倫調査、盗聴調査などさまざまなサービスがある。
調査会社の調査も面白そうだ。

話しがズレちゃった。
本のほうは、コンサルテーションの有効活用の話。実践的で、読物としても面
白い。

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■ <読んで欲しい方>
コンサルを利用しようとしている方
  コンサルの事務局を任された方
  コンサルの方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+企画書

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  ●Webook@楽天ブックス・スタート 9/10 12:00 Open !
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2001.09.14[金]:【コンサルタントに踊らされるな、日本企業!】..青木、安藤..★★★★☆+企画書
  ダイヤモンド社/ ISBN4-478-37364-7/1600円/195P
2001.09.13[木]:【--】..ニュースつかれ

2001.09.12[水]:【改革王になろう】..中谷彰宏..★★★★+改革ぅオゥ!
  オータパブリケイションズ/ISBN4-900297-66-6/1400円/278P
2001.09.11[火]:【--】..台風15号休刊

2001.09.10[月]:【十二番目の天使】..オグ・マンディーノ..★★★★★+天使だった★
 求龍堂/ ISBN4-7630-0106-X/1200円/268P
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今週の節約小計 4200円
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  【 読者書評グランプリ 総額20万円 】 ★★★★★

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売を記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
    
  英治出版では、「アメリカン・ドリームの軌跡」の発売を記念致しまして
  読者の皆様のご応募による書評グランプリを開催致します。
  審査員として、書店界のカリスマ店長ことbk1店長の安藤哲也氏、
  ビジネス書千里眼ことbk1ビジネス書編集キャップの寺島淳一氏、
  日刊のメール書評でおなじみの webook ofthe day 発行人松山真之助氏
  リクルート社フェローの藤原和博氏をお招き致しました。

  また、優秀賞10万円をはじめとする賞金をご用意致しております。
  どなたでもご応募頂けますので、奮ってご応募ください。
  スタッフ一同、たくさんの力作をお待ちしております。   

                           (英治出版)
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  プレゼント当選者の方からのお便りです。
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> お疲れさまです、真之助さん。
> 【会計のことが面白いほどわかる本】が当選した横浜の磯部です。
> 日が暮れるのが早くなってきましたね。
> Webookの海上保安庁の発表の時間からも感じます。
> 寂しさが少し漂う秋の夜長は、読書の季節になりました。
>
> 遅れ馳せながら、感想を少し。
> 平日の間は、Oracleの資格試験の本を読んでいたので、あまり読めず、
> 夏休みの間に最後まで読ませてもらいました。
> 面白かった&タメになりました。
> 天使ちゃんが、一つ一つ細かく質問してくれるので、読んでいる方も
> 知っている事でも確認しながら読めるので、ホントに分かりやすかったです。
> まだ、基本編なのでこれで満足していてはダメなのですが、
> 続けて理解編も読みたくなりました。
> これも読んで、一つ苦手な事をなくしたいと思います。
> ちょっとは会計について語れるようになりますかね、両方読めば。(笑)
> 一つ一つ苦手な事を克服して、CEOの道に近づきたいと思います。
>
> 他のメルマガで、続けていく事は大変だとか書いてあったのですが、
> Webook楽しみにしてますので、これからも頑張ってメマガ続けてく
> ださい。

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磯部さんありがとうございました。理解編も是非!。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-131【e漢字118=企画】・・ □■

  企画=きかく
    =人を立ち止らせるような計画のこと
    =規格にはまった陳腐なものはやめておこう。
    =奇革なものがいいねぇ。

                   しんのすけ@e漢字.com
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東京の日出:05:22 +1分 対前日
東京の日入:17:51 -1分 ”
日昼時間 :12:29  -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ζ    
▲▼▲            また来週!
Web ◎◎ k          明日は敬老の日だよ!
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  d \o/ 凵  牛乳!イッポーン
    ~~|_|~~~   
  _||_
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Posted by webook at 18:13

2001年09月12日

【改革王になろう】..中谷彰宏.................★★★★+改革ぅオゥ!

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 改革王になろう 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字117=改革 】
   ◎ 出版社情報:【 読者書評グランプリ 総額20万円 】英治出版

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【改革王になろう】

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■ジャンル:ビジネス、
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■訳者:中谷彰弘(なかたに・あきひろ)
  1959年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。博報堂を経て、株
  式会社中谷彰宏事務所設立。著書に「ホテル王になろう」ほか。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
  オータパブリケイションズ/ISBN4-900297-66-6/1400円/278P
  2001/9/10 発行
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■ <ワン・チョット>

「改革を、習慣づけることができた人が、成功する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

変化の時代、生き残るには改善ではなく、改革だ・・というテーマでまとめら
れた本だ。『週刊ホテルレストラン』に連載された内容から、各界における改
革推進の中心人物にスポットを当て、一冊の本が生まれた。

登場人物は、オリエンタルランド常務取締役奥山康夫氏、スルガ銀行代表取締
役社長岡野光喜氏、リスク・ヘッジ代表取締役田中辰巳氏などだ。

改革は、反対や痛みを伴い“やりぬく”覚悟と行動がポイントである。
「やりたい」と「やりんだ」には天地の開きがあるというシェラトン・ベイ・
グランデ・トーキョベイ・ホテルの副総支配人三浦至氏の婚礼サービス物語は
なかなか迫力がある。もうひと粘り・・・その差が改革の成否を握る。

本書で一番印象的な内容は、リスクヘッジ代表の田中辰巳氏のインタビュー。
「サービスは、究極、危機管理だ。」というのは、至言ではないだろうか。
通常の業務の中でお客様に感動(経験)や、信頼を築いていても、不測の事態
にどう対応するかで、それらの価値は一瞬にリセットされる。へたをするとマ
イナスまで振れる。危機をチャンスに変えたジョンソン&ジョンソンの事例や
危機を転換できなかった東芝(胃カメラ)、三菱自動車、ブリジストンなどを
引合に出しながら、目に見えない価値のリスクマネジメントを語る。

スルガ銀行の“銀行らしくない”サービスの話も興味深い。

どんな世界においても「改革物語」は面白い。

おすすめ度は、★★★★+改革ぅオゥ!
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■ <お暇な方は、もう少し>

リスクヘッジの田中氏によれば、危機管理はふたつに分けて考えるべきだとい
う。つまり、ひとつは(1)リスク。マネジメント(起きる前)、もうひとつ
は(2)クリシス・マネジメント(起きた後)。

特に後者については、(誰でもそうなのだが)対応がなかなか難しい。
ただ謝ればいいというものでもない。
田中氏によれば謝りかたの5原則は

 【社・長・限・界・デショ】だという。

 シャ:謝意表明
 チョウ:調査報告
 ゲン:原因分析
 カイ:改善案提示
 デショ:処分

イザというときには、報道や顧客、社内のあちこちから問い合わせが殺到し、
担当者は冷静な対応がむつかしくなる。
情報が交錯したり、過剰反応をしたり・・・

「非常時には、次を考えるプロが必要」だという。葬儀屋というのは古来から
ある非常時のプロだ。企業の中には、そういうプロが少ない、あるいはそうい
うプロの必要性に対する意識が低いのが現実。
そういう中、リスクヘッジというコンセプトの企業があること自体、時代の要
請に適合しているともいえる。田中氏にちょっと注目しておきたい。

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|   改革王になろうの編集担当をされた和田さんのサイト:
|     http://webook.gaiax.com/home/wada38ka
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書は、ちょっと特別な本だ。
どこがって・・?
えーっとね、本書の編集担当が、あの和田清華さんなのだ。
和田?だぁーれ?というかたは、いませんね!(無理やり!)

Webookの読者で、というより応援団をしていただいてる方で、中谷彰弘の本が
好きで、とても行動的で、気配りも素敵で、チャーミングな女性。弱冠25歳。
その方がついに、中谷彰弘さんの編集担当になり、そして出来あがった本がこ
の本なのだ。ブラボー!
彼女のひたむきというか、前向きというか、エンバーギブアップのマインドは
まわりの人を元気にする。
そんな“元気”もページのどこかにきっと入っている・・・のが本書だ。

以前、プレゼント企画でとてもユニークなアイデアをいただき、ファンになっ
たかたも多いかもしれない。

(おめでとう!)

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■ <読んで欲しい方>
改革の目になった方
  改革の嵐に翻弄されてる方
  改革の謳い文句を聞き飽きた方
  改革の文字を見ると快感を感じる方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+改革ぅオゥ!

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2001.09.14[金]:【】..

2001.09.13[木]:【】..

2001.09.12[水]:【改革王になろう】..中谷彰宏..★★★★+改革ぅオゥ!
  オータパブリケイションズ/ISBN4-900297-66-6/1400円/278P
2001.09.11[火]:【--】..台風15号休刊

2001.09.10[月]:【十二番目の天使】..オグ・マンディーノ..★★★★★+天使だった★
 求龍堂/ ISBN4-7630-0106-X/1200円/268P
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今週の節約小計 2600円
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  【 読者書評グランプリ 総額20万円 】 ★★★★★

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売を記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
    
  英治出版では、「アメリカン・ドリームの軌跡」の発売を記念致しまして
  読者の皆様のご応募による書評グランプリを開催致します。
  審査員として、書店界のカリスマ店長ことbk1店長の安藤哲也氏、
  ビジネス書千里眼ことbk1ビジネス書編集キャップの寺島淳一氏、
  日刊のメール書評でおなじみの webook ofthe day 発行人松山真之助氏
  リクルート社フェローの藤原和博氏をお招き致しました。

  また、優秀賞10万円をはじめとする賞金をご用意致しております。
  どなたでもご応募頂けますので、奮ってご応募ください。
  スタッフ一同、たくさんの力作をお待ちしております。   

                           (英治出版)
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-13 ・ ・ ・ ‥… □■

 マーケティング関連のお仕事をなさっている中島さんから
 素敵なお便りを頂戴しました。
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 > 松山真之助 様
 >
 > こんにちは。中島と申します。
 > いつも『Webook』を楽しく読ませていただいています。
 >
 > 名刺に「?→!」というのはすっごくかっこいいですね。
 > 『眺めのいい部屋』という映画をご存知ですか?
 > ?には!という答がある、ということが1つのテーマになって
 > いる、イタリアとイギリスを舞台に繰り広げられるリリカルで
 > 美しい物語なのです。
 >
 > 「?→!」からいろいろな世界が広がっていきそう・・ですね。
 > 私も自分のキャッチを考えよう、っと思いました。
 >
 > 益々のご活躍を楽しみにしています。
 >
 > 中島
----------------------------------------------------------------------
 中島さんありがとうございました。なぜ(?)っていうのは、人間に与えら
 れた思考のツールなんでしょうね。首を傾げ、考えている姿ってカッコいい。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-130【e漢字117=改革】・・ □■

  改革=かいかく
    =革命的に改める。
    =改めるという字には、もともと己という字が入っている。
     つまり、自らやらなきゃならないということだ。
     これはxx部の担当だから・・・といくらクレームしても
     はじまらない。
     状況、原因、解決策までととのえて、「こうしたい」んです
     けどぉ・・・とやることが大事。
     自分でやれよ。ということだ。
     やったもんがち。
                   しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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東京の日入:17:48 -1分 ”
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▲▼▲            また明日!
Web ◎◎ k     ○      台風、大丈夫でしたか?
  | ⊥ |   _○○_     テロ惨事、大丈夫?
  d \o/    ※※※         
    ~~|_|ゝ   ※※※※
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Posted by webook at 18:12

2001年09月07日

【逆転の思考】..バンジャマン・コリア.........★★★★+オオノイズム

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★ 【Webook #2001-128】 2001/09/07(金) ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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  >>>>>>【 読者書評グランプリ開催中 総額20万円 】<<<<<<<

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
書評を書いて、オコズカイをGET! よっしゃぁ。
    
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 逆転の思考 】 日本企業の労働と組織
   ◎ カラコラム:【 e漢字116=新米 】
   ◎ 出版社情報:【 読者書評グランプリ 総額20万円 】eijipress
   ◎ プレゼント:【 バリュー・クリエーター 】3冊! 9/8まで!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【逆転の思考】

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■ジャンル:ビジネス、生産管理、社会
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■著者:バンジャマン・コリア
  1948年生まれ。パリ第七大学、リール大学など大学での教育研究とともに
  労働組織、技術革新などの研究分での第一人者として活躍。博士論文であ
  る「工場とストップウォッチ」は、今やレーラー主義やフォード主義研究
  の古典となっている。
 訳者:花田昌宣、斎藤悦則
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■出版社:
 藤原書店/ISBN4-938661-45-4/2800円/274P
1992/3/30 初版   
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■ <ワン・チョット>

 「フランス人が見た“かんばん方式”の構図・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

きのう紹介した【トヨタ生産方式】(大野耐一著)をフランス人が読んだら、
こんなふうに日本が見えた・・・という本である。
地球をまわり、時間を超え、日仏の言語をまたぎ、ふたたび大野耐一の生産革
命がやってきたという感じがする。

日本の経済成長が著しく、ジャパンアズナンバーワンだのエコノミックアニマ
ルだの脅威と羨望が入り混じったまなざしで世界が日本を注目した頃があった。

本書の著者は、86年にはじめて日本を訪れた。名だたる企業を訪問し、下請
けの零細工場も視察し、各種の書籍や資料も持ちかえり、熱心な日本研究家で
あったが、どうもしっくりした日本解明のカギが発見できなかったようだ。
やがて、89年、仏訳された大野耐一の【トヨタ生産方式】を目にした著者は、
「ジャポンは何が違うのか!?」の答えを発見したのだ。

「テイラーやフォードのように規模の経済や画一化には頼らず、まったく新し
い出発点に立って、多種多様な製品を同時に少量生産することを目指しながら
新しい生産性の源泉を追求する」オオノイズムを、元祖大野耐一の本以上に分
析し解説している。

若干、学術的(論文的)な表現が多いが、海外が日本のオリジナルな生産方式
をどのようにとらえたのか、日本をどう見ていたのかが分かり、興味深い内容
である。できれば「トヨタ生産方式」(大野著)を先に読んでからのほうがい
い。

フランス語から日本語へ「ひっくり返して」出されたオオノイズム研究の本を
読んでみるのも面白い。

おすすめ度は ★★★★+オオノイズム
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■ <お暇な方は、もう少し>

「在庫の問題は単なる出発点に過ぎなかったのである。もっとはっきり言えば
生産の経済性を追求すべく、在庫を組織の“機能不全”や“過剰コスト検出装
置”とすることなのである。」
と、大野氏がしつこく説いた在庫のムダをはぶく仕組みを再分析している。

「トヨタ生産方式」からの引用が多数あるので、大野氏の本を復習できる楽し
みがある。

「トヨタ生産方式」にも書かれているが、“目で見る管理”(アンドンと呼ば
れる表示装置など)は、労働者に自ら考えるクセを導入することになった。
システム(仕組み)の中で働く労働者が、ブルーカラーではなく、ホワイトカ
ラーの任務も担うところがキモである。

本書では、5回ナゼを考えるとか、企業の風土とかには触れられていないのが
ちと寂しいところ。
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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=92009331
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|  立教大学の澤田さんが本書のコンテンツをうまくサマライズしている。 
|    http://www.ir.rikkyo.ac.jp/~koji/documents/socio/coriat.html  
 
|  フランス人が見た、日本の産業構造分析を覗いてみよう。
|
|         => Back to 書籍
|
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参考図書リストには、大野耐一の『トヨタ生産方式』(1989、仏訳)がしっか
りと載っている。

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■ <読んで欲しい方>
  トヨタ生産方式をフランス語で理解したい方
  ムッシュエマダムの方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+オオノイズム

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
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詳しくは: http://www.fujisan.com/times/jalmileage.html

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2001.09.07[金]:【逆転の思考】..バンジャマン・コリア..★★★★+オオノイ
ズム
 藤原書店/ ISBN4-938661-45-4/2800円/274P
2001.09.06[木]:【トヨタ生産方式】..大野耐一..★★★★★+5回のナゼ☆
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-46001-9/1400円/232P
2001.09.05[水]:【--】.. うどんで休刊

2001.09.04[火]:【マンションは何千万円もして人生最大のかいもの
     なのに高いか、安いかわからないし
     どうやって選んだらよいのか分からない人が読む本】..★★★★+転
ばぬ先に
 エクスナレッジ/ ISBN4-7678-0108-7/1400円/238P
2001.09.03[月]:【白い犬とワルツを】..テリー・ケイ..★★★★+見えた?
新潮文庫/ ISBN4-10-249702-1/ 552円/272P
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今週の節約小計 6152円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

  【 読者書評 グランプリ 総額20万円 】 ★★★★★

    英治出版「アメリカン・ドリームの軌跡」発売を記念
    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp
    
  英治出版では、「アメリカン・ドリームの軌跡」の発売を記念致しまして
  読者の皆様のご応募による書評グランプリを開催致します。
  審査員として、書店界のカリスマ店長ことbk1店長の安藤哲也氏、
  ビジネス書千里眼ことbk1ビジネス書編集キャップの寺島淳一氏、
  日刊のメール書評でおなじみの webook ofthe day 発行人松山真之助氏を
  お招き致しました。

  また、優秀賞10万円をはじめとする賞金をご用意致しております。
  どなたでもご応募頂けますので、奮ってご応募ください。
  スタッフ一同、たくさんの力作をお待ちしております。   

  なんと真之助が審査員に・・?

    http://www.eijipress.co.jp/event/default.asp

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-10 ・ ・ ・ ‥… □■

   松林博文さんかららのプレゼントです。
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 | ̄ Webookプレゼント企画 第15弾 New♪
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 |  ■ 【バリュー・クリエーター】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.08/2001.08.24.htm
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 |   ☆ メール先: webook2001@yahoo.co.jp
 |   ☆ タイトル: バリュー+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切 : 9/8(土) <=あしただよ!
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  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-13 ・ ・ ・ ‥… □■

Mさんから本のご紹介を頂きました。ロバートケネディ、新渡戸稲造、エジ
 ソンなどのエピソードを引きながら、生きる元気をくれる本のようですね!
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> Webook of the Day 真之助様
>
> いつも楽しく読ませていただいております。
> ところで、「読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。」
> とございましたので、早速メールをお送りさせていただきました。
>
> 実は、最近、すてきな本をみつけました。
> 双葉社より「誰にも代われない人生」(関口勝利著)という本です。
> 本当に良い本だと思いまして、ぜひご紹介いただけたらと思います。
>
> 中身は「今を生きる」、「志を持つ」、「欠点を美点に生かす」など、
> 短編の集まりで、どちらかと言えば最近のビジネス本の中に出てくる
> ような内容です。
> 本当に「人生は誰にも代われない」というのは、当たり前のことですが、
> なかなか普段はそこまで感じていないこと。苦しいことがあるとついつい
> 投げやりになってしまいますが、その本を読んで、自分の人生は、誰にも
> 代わってもらうことができないのだから、それなら、もうちょっとがん
> ばってみよう!という気持ちになってきました。
>
> 今後も、メルマガ楽しみにしております!
>
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  Mさん、素敵なお便りありがとうございました。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-127【e漢字115=新※】・・ □■
     
  新米=しんまい=その道に入ったばかりの初心者。新前と書くことも。
    =しんまい=今年とれたお米。少し水加減を減らさないと緩くなる。
          新※ と書きたいところ。
          今年は暑い夏で、※の育ちもよかったようだ。
 
                   しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/

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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』(ID=969) と『Pubzine』 ID=14941 を利用してます。
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  Pubzineでも配信スタート。メルマガDB機能が便利です・・。
  http://www.pubzine.com/   ID=14941(意欲良い)
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:17 +1分 対前日
東京の日入:18:01 -1分 ”
日昼時間 :12:44  -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ζ    
▲▼▲            また来週!
Web ◎◎ k     ※
  | ⊥ |    ※※
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    ~~|_|ゝ   ※※※※ ※百票(俵か)
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                 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:11

2001年08月10日

【Keywordでマスター「物流」のしくみ】花房陵..★★★★+物流

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2001-117】 2001/08/10(金) ★
★ “オリーブの実がなった!”の金曜日        ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 Keywordでマスター「物流」のしくみ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字106= 提案 】
   ◎ プレゼント:【 ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】8/11迄

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【Keywordでマスター「物流」のしくみ】

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■ジャンル:ビジネス、物流
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■著者:花房陵(はなぶさ・りょう)
  株式会社アバンセ代表取締役。物流コンサルタント。物流センター業務設
  計・改善指導等の現場実務を重視したコンサルティングが企業関係者に広
  く支持されている。
メールマガジン「物流現場見たまま感じたまま」を発行。
  http://avance-tokyo.com/
hanabusa@avance-tokyo.com  
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■出版社:
 すばる舎/ISBN4-88399-110-5/1400円/202P
2001/5/19 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「知るは楽しみ也・・を味わえる大人の社会科。」

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■ <忙しい方はここだけ>

20世紀のビジネスは、隔たりを埋めるところにビジネスが成立してきた。
隔たりとは、生産者と生活者の間にある“場所的隔たり”、“時間的隔たり”
、“人的隔たり(所有権)”のことだ。

隔たりを渡るもの、つまりビジネスのネタは「物」「情報」「権利」がある。

情報と権利については、ITの進化がいわゆる「つながりっぱなし」の状態を
作り出し、そのあり様を変えようとしている。“隔たり”が一挙になくなり、
ビジネスのやりかたも大きく変わりつつあるところだ。

一方の「物理的なもの」については、ワープ技術が開発されるまでは(?)ど
うしようもない。ここに物流というバックヤード技術とノウハウの世界がある
。本書は、この“物流”の世界をとてもわかりやすく解説してくれる本である。

本書の内容は、流通や物流の基本、物流サービス、ITと物流、物流の最先端な
ど、こと物流に関する広範はエリアをカバーしている。経営的な視点の見方が
あることや、意外と知らないことが分かったりと、面白く読めるところがいい。

八百屋さんにある野菜がどのような経路と仕組みでお店にならぶのか、アパレ
ル製品がショップに並ぶにはどんな流れがあるのが、僕たちはなんとなくは知
っている。その、“なんとなく”をクリアに解説してくれるところが、本書の
魅力。読物としても面白いのだ。知るは楽しみ也・・を感じさせる。

味気ない解説モノとちょっと違う楽しみがあるのは、著者のコンサル経験と「
奥さんにも分かるようにしたかった」という視点によるものが大きいようだ。

おすすめ度は ★★★★+物流
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■ <お暇な方は、もう少し>

物流のベーシックから:

 流通には、商流と物流の二つの流れがある。商流は、売買によって商有権を
 移転させるものだ。これに対し、物流は物理的な商品の移動を実現する流れ
 である。

 物流という言葉は、1965年ごろのことで、高度経済成長の中でモノの流れに
 関わるコスト(輸送、保管、荷役)が高騰し問題になったころ誕生している。

 
最近、ITが注目されているが、このITと物流はちょっと似たとろこがある
ことを発見して、おもわずニンマリしてしまった。
物流子会社の解説は、まさにそんな一つ。

物流は、企業(主にメーカなど)が自社製品を流通させるために社内に物流部
門を設けたのが初期の段階。それが子会社化され、コストダウンを図ったのが
その次。いわゆる物流子会社だ。

これをITで言えば・・・
IT部門は、企業が、社内のシステムや外部向けシステムを構築運用するため
に設けた部門で、それはやがてコスト削減の旗印のもと、子会社化された。い
わゆるIT子会社だ。

どちらの場合も、親会社がコスト削減=子会社の収入減というジレンマになり
子会社は、その中で悩むことになる。
産んだ子供は育てなければ・・・と、外向けのビジネス(物流なら、親会社以
外へ物流サービスを売る、ITなら、親会社以外の企業のシステム構築や運用を
始める)に向かうのだが・・・・。

物流という社会の仕組みを理解しながら、ビジネスのダイナミズムを感じるこ
とができる。知る楽しみのある本である。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01023409
| ↓
|   日立物流(株)、本書にも登場する。
|     http://www.hitachi-hb.co.jp/japanese/index-j.htm
|
|                  => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クロネコヤマトの大和運輸の宅配サービスのビジネス物語や、引越しサービス
のABCなど、物流という世界で面白いビジネスモデル創造もある。
本書は、そういった個別のビジネスモデルの解説書ではないが、物流全般をビ
ジネス、経営の視点からわかりやすく解説しているところがオススメである。

何でも「流れる」ところにビジネスがある!

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■ <読んで欲しい方>
  物流、流通に関連する部門にいる方
  八百屋のスイカがどうやってここにあるのか「?」を持った方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+物流

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
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●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook ) 3周年!

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2001.08.10[金]:【Keywordでマスター「物流」のしくみ】..花房陵..★★★★+物流
 すばる舎/ ISBN4-88399-110-5/1400円/202P
2001.08.09[木]:【--】.. 障害対応休刊

2001.08.08[水]:【--】.. 宴会休刊

2001.08.07[火]:【何もいいことがなかった日に読む本】中谷..★★★☆+ブルー
 PHP研究所/ ISBN4-569-61672-0/1000円/114P
2001.08.06[月]:【この方法で生きのびろ!】..ジョシュア他..★★★★+危機一髪
 草思社/ ISBN4-7942-1066-3/1200円/194P
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今週の節約小計 3600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-09 ・ ・ ・ ‥… □■

     著者、武井さんのご協力で実現したのプレゼント企画です!
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 | ̄ Webookプレゼント企画 第14弾 New♪
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 |  ■ 【ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.07/2001.07.24.htm
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 |   ☆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
 |   ☆ タイトル:ユーザビリティ+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切:8/11(土)
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 |  応募条件:【ウェブ・・・】の本とWebookをお友達にご紹介ください。
 |  ご紹介の気合の入り具合で 当選確率が高まります(!?)笑
 |  著者の武井由紀子さんのご協力で実現しました。
 |  サインもいただけるようです!! (うほっ)
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-116【e漢字107=提案】・… □■

提案=ていあん
    =お日様のもとで正しいことを、できるだけ安く木に書いたもの
     課題解決の方策は正しく、安くが条件になっている・・?
     ちと、くるしい理解?。
 
                   しんのすけ@e漢字.com
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東京の日出:04:55 +0分 対前日
東京の日入:18:37 -1分 ”
日昼時間 :13:42  -1分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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                 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:52

2001年08月03日

【ぼくたちは、銀行をつくった。】..十時裕樹..★★★★★+銀行

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2001-114】 2001/08/03(金) ★
★ “朝顔の青紫の鮮やかさ”の金曜日         ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ぼくたちは、銀行をつくった。 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字105= 不思議 】
   ◎ プレゼント:【 ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】NEW!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ぼくたちは、銀行をつくった。】ソニー銀行インサイドストーリー

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■ジャンル:ビジネス、銀行
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■著者:十時裕樹(ととき・ひろき)
  1964年山口県生まれ。早稲田大学商学部卒業。ソニー入社。銀行設立の中
心メンバー。ソニー銀行取締役・営業企画部統括部長として、インターネ
ット・ホームページなどの開発総指揮を行う。
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■出版社:
 集英社インターナショナル/ISBN4-7976-7044-4/900円/143P
2001/6/27 第1刷  
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■ <ワン・チョット>

 「ソニー遺伝子は、新たな“種”を起こした。銀行というフィールドで。」

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■ <忙しい方はここだけ>

ジャーナリスト大宅壮一は「結局のところソニーは大メーカーのモルモットの
ようなものだ」と皮肉った。これに対し、故井深大が放った言葉は有名だ。

 「小社は業界のモルモットたらんとしております。
  すなわち、先駆者、開拓者をもって任じております。」

ソニーは、その強力なブランドに甘んじることなく常にチャンレンジャーとし
て創業期のベンチャー精神を保ってきている。

そんなソニーDNAを“ソニー銀行”誕生の過程を通じて見せてくれるのがこ
の本だ。もともとは、2001.1.31 にスタートした「はじめての銀行のつくりか
た」というメールマガジンが基になっている。
(開業後の現在は、メルマガはない・・ようだ)

ソニー銀行ができるまでの“ちょっと面白い話”を取り上げて紹介したにすぎ
ないと謙虚する著者だが、これはとても面白い!。ハマル・・・というやつだ。
金融庁の担当をして「なんともいえない独特のテンポが面白いね」というのは
、この本の魅力をうまく言い表している。

 金融監督庁を訪ね、
 「あの~、銀行をつくりたいんですけど」
 と聞くと、
 「は? 銀行を、ですか?」

といったシーンから始まる。想定されてないことや新しいことを始めるときは
こんなものかもしれない。著者である十時氏、社長となる石井茂氏、会長とな
るの伊庭氏などソニー銀行誕生にかかわる人たちの物語は、こんなノリで展開
する。

苦労話は出てこない(実際は結構大変なものがあったに違いないが)。
仕事を楽しんでしまう・・そんな雰囲気が全体に流れている。だから読んでい
て楽しい。元気がでるような気がするのだ。それが、本書の魅力であり、まさ
にソニーという会社の遺伝子なのかもしれない。

出井さんや大賀さんなども登場し、なかなかワクワクする内容のストーリーな
のだ。これが現在進行形のビジネス物語だから、なおのこと面白い。

メルマガを読み損ねた方は、本書でその面白さを凝縮追体験しよう。
ソニーがなぜソニーなのかが納得できる。

おすすめ度は ★★★★★+銀行
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■ <お暇な方は、もう少し>

2001.7.10現在でのソニーバンクの実績は下記の通りだ。
僕もその一人になる予定・・・。

  ■ 口座申し込み数 :約35000件
  ■ 口座開設数   :約21000件
  ■ 預金額合計   :約82億円

ソニー銀行の特徴は、お客様自身が考え、調べ、行動するというコンセプト
を実現するマネーキットだ。
  http://sonybank.net/whatsmk.html

ソニー銀行のトップページにもこんな言葉がある。

  お客さまご自身が簡単に「考える」「調べる」「行動する」ことを可能に
  するしくみが必要だと考えました。

「金庫としての銀行」や、金融商品を羅列するだけじゃなく、お客さんの主体
性を重視しているところがいい。

MONEYKitは資産運用、資産の現状把握、金融に関する知識の習得、金融取り引
きなどが可能な4つのKitグループに分かれ、合計22のおもちゃ(ツールという
)がある。
金持ち父さんの本を読んで、実際にいろいろ考えてみたい時、こんな銀行が役
にたつかもしれない。


本書は、メールマガジンがもとになっている。こんな記事でも紹介されており、
本になる前から注目されていたものだ。

 久米さんの経営よもやま話:
  http://nvw.nikkeibp.co.jp/nvw/column/kume/20010309.html
 産経新聞のネット記事:
  http://www.sankei.co.jp/databox/pc/0104html/19kei013.htm

メルマガも本書も、ソニー銀行の強力なマーケティングツールになっている。
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@ 戻る 銀行  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01032827
| ↓
|    ソニー銀行はこちら:
|      http://sonybank.net/     
|                       => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書は、インターネット的な編集になっている。
というのは、本文中でフォーカスしたい言葉は、色が変えてあり、しばらくあ
とにその解説がある。まるでリンクをクリックしているような感じだ。
これって、ちょっとオシャレだね。

ソニーバンクの生い立ちを、追体験することにより、ソニーの仕事の仕方を垣
間見てみよう。銀行という生業の「常識」が変わるかもしれない・・・。

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■ <読んで欲しい方>
  ソニーブランドが好きな方
  ソニーのDNAを覗いてみたいかた
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★★+銀行

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook ) 3周年!

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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2001.08.03[金]:【ぼくたちは、銀行をつくった。】..十時..★★★★★+銀行
集英社インターナショナル/ISBN4-7976-7044-4/ 900円/143P
2001.08.02[木]:【マスターの教え】..J・マクドナルド..★★★+心象
 飛鳥新社/ ISBN4-87031-470-3/1000円/126P
2001.08.01[水]:【携帯で声の大きくなる男 デート中にメールを打つ女】..★★★+マナー
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70226-8/1400円/209P
2001.07.31[火]:【学習する会社のナレッジ・コラボレーション】..★★★+形式知
 かんき出版/ ISBN4-7612-5932-9/1400円/221P
2001.07.30[月]:【金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント】
         ...ロバートキヨサキ..★★★★★+クワドラント
 筑摩書房/ ISBN4-480-86332-X/1900円/311P
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今週の節約小計 6600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-23 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-09 ・ ・ ・ ‥… □■

     著者、武井さんのご協力で実現したのプレゼント企画です!
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 | ̄ Webookプレゼント企画 第14弾 New♪
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 |  ■ 【ウェブ・ユーザビリティ ルールブック 】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.07/2001.07.24.htm
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 |   ☆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
 |   ☆ タイトル:ユーザビリティ+お名前
 |   ☆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |   ☆ 〆切:8/11(土)
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 |  応募条件:【ウェブ・・・】の本とWebookをお友達にご紹介ください。
 |  ご紹介の気合の入り具合で 当選確率が高まります(!?)笑
 |  著者の武井由紀子さんのご協力で実現しました。
 |  サインもいただけるようです!! (うほっ)
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  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-12 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-113【e漢字105=不思議】… □■

  不思議=ふしぎ。
     =思いめぐらしたり、議論したりできないこと。
      不可思議も同じ線上にあるかな。
      不思議なことに思議という単語はなかった・・・・。

                   しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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)
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東京の日出:04:49 +1分 対前日
東京の日入:18:45 -1分 ”
日昼時間 :13:56  -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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▲▼▲  ~^~~~~~~~~~~~~~~   また来週~・・。
Web ◎◎ k            少々夏カゼぎみ・・・
  | ⊥ |             エアコンの寒さはなんとか  
  d_\o/             ならんでしょうかねぇ・・。
      |_|ゝ
_||_  ~~~~~~~~~~~
                 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 18:48

2001年07月06日

【大金をつかめ!】..K・ブランチャード........★★★★☆+Bucks

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2001-098】 2001/07/06(金) ★
★ “あぁ、暑い!”の金曜日           ★
★ http://listen.to/webook ★
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★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 大金をつかめ! 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字93=・・・】
   ◎ プレゼント:【 盲導犬クイールの一生 】New!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【大金をつかめ!】

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■ジャンル:ビジネス、物語
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■著者:ケン・ブランチャード+シェルダン・ボウルズ
 ケン・ブランチャード: ケン・ブランチャード社CSO(最高精神的責任)
    サンディエゴ在住。
    スペンサー・ジョンソン(『チーズはどこへ消えた?』作者)との共
    著「1分間マネージャ」(ダイヤモンド社刊)をはじめとするアメリ
    カの大ベストセラー作家。今まで出版された彼の著者は合計で120
    0万冊以上も売れ上げ、25ケ国語以上に翻訳された。
  シェルダン・ボウルズ: 作家、講演家。また実業者としてさまざまな委
    員も務めている。カナダ、ウィニペグ在住。ニューヨーク・タイムズ
    やビジネスウィーク誌で記者として活躍後、生命保険会社の副社長石
    油会社の社長を経て現在にいたる。最近では新しいビジネス(洗車の
    フルサービスのチェーンストア)に取り組み、執筆・講演活動など幅
    広く活躍している。
 訳者:沢田京子(さわだ・きょうこ)
  翻訳家・作家。1955年東京生まれ。昭和女子短期大学、ロンドン大学SOAS
  卒業。全日空客室乗務員を務めた後、ヴァージン航空日本文化講師を経て
  90年よりフリーに。
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■出版社:
 小学館プロダクション/ISBN4-7968-8002-x/1300円/215P
2001/6/28 第1版
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■ <ワン・チョット>

 「 つかむのは大金だけじゃない・・・」

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■ <忙しい方はここだけ>

原書タイトルは【Big Bucks!】(巨額のドル札)。いかにも直接的
な題名であるが、単に金儲けの秘訣を探るというだけではない。

レンという名前の若者が、ふとしたきかっけで3人の牧師に導かれ、お金儲け
のノウハウと人生の哲学を学んでいくという物語である。

レンは、巨万の富を得ることができる人間になるための3つのテスト「喜びの
テスト」「目的のテスト」「創造性のテスト」を受けることになる。
ビジネスに成功し、富みを得るための考え方を、それぞれのフェーズ毎にメン
ター(指導者)に会い、話を聞きながら習得していく。
そのプロセスが物語り風に進行する。

ごく普通のマネージャー(サラリーマン)だったレンは、メンターに導かれ、
大金持ちになるための3つの秘訣を習得し、会社の中で成功し、さらに独立し
て大成功を収める。

最初の秘訣は「楽しまない限りお金を儲けることはできない」というもの。
ビジネスはお客様が喜ぶ事が自分の喜びにつながらなければならないいうこと
だ。次の秘訣は、やや逆説的だが「お金儲けが楽しむことよりも重要でなけれ
ば、お金を儲けることはできない。」というもの。ビジネスには、集中が重要
だということを説く場面である。3つめは、「収入から経費を差し引いたもの
が利益である」というまことに常識的なもの。しかし、その真意をレンととも
に理解すれば、ナルホドと納得する。

メンターやアドバイザーとの対話の中で、レンが理解していくプロセスは、読
者自身の納得と発見を伴い、とても面白く読める。

お金というとても俗物的なモノを得るためのノウハウでありながら、ビジネス
の成功、人生の成功とは何か、生きる価値は何かなど人生の哲学が隠されてい
るところが魅力である。

成功を収め金持ちになったレンは、しかし、どこかに物足りなさを感じる。そ
して、最後に見つけたものは・・・。

おすすめ度は ★★★★☆+Bucks
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■ <お暇な方は、もう少し>
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@ 戻る 大金  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.shopro.org/books/taikin/index.html
| ↓
|   もったことないけど、イメージしてみよう。
|                      => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
成功のための秘訣は3つであった。しかし、実は4つめのテスト(秘訣)があ
った。それは、大金を掴み成功を収めたレンが、最後に悟る人生の喜びである。
「本当の豊かさは他人を助ける者に訪れる」というのが、人生を価値あるもの
にする秘訣となっている。

本書は、二人の著者による三部作の最後の本だ。会社は個人が成功を収めるた
めに必要な3つのファクターを3冊の本で説いている。
「1分間顧客サービス」では、より抜きのサービス提供者を
「1分間モチベーション」では、より抜きの雇用者を
「大金をつかめ!」では、より抜きの投資をテーマにしている。

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■ <読んで欲しい方>
  お金持ちになって人生を楽しくしたいかた
  成功の秘訣を除いてみたい方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+Bucks

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2001.07.06[金]:【大金をつかめ!】..K・ブランチャード..★★★★☆+Bucks
 小学館PRO/ ISBN4-7968-8002-x/1300円/215P
2001.07.05[木]:【ものづくりのヒント】..岸田能和..★★★★+虚心
 かんき出版/ ISBN4-7612-5940-x/1400円/223P
2001.07.04[水]:【--】..お誕生日オメデトウ休刊

2001.07.03[火]:【宮内義彦 経営論】..宮内義彦....★★★★★+実践
  東洋経済新報社/ ISBN4-492-97021-5/1300円/228P
2001.07.02[月]:【知られざる特殊特許の世界】..稲森謙太郎..★★★★+あん
ぐり
 太田出版/ ISBN4-87233-526-0/1600円/258P
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今週の節約小計 5600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-22 ・ ・ ・ ‥… □■
  _______________________________
  /|
 | ̄ Webookプレゼント企画 第13弾 New♪
 | ===========================
 |  応募条件:【クイール・・】の本とWebookをお友達にご紹介ください。
 |  ご紹介の気合の入り具合で 当選確率が決まります(!?)笑
 |
 |  ■【盲導犬クイールの一生】 3名様
 |    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.04/2001.04.13.htm
 |
 |  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
 |  → タイトル:クイール+お名前
 |  → 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
 |  → 〆切:7/11(水)
 |
 |   分類王、石黒謙吾さんのご協力で実現しました。多謝!
 |   ちなみに石黒さんのブルーオレンジスタジアムのサイトでは
 |   Webookのご紹介をいただいています。(光栄)
 |     http://www.blueorange.co.jp/
 |     http://www.blueorange.co.jp/books/index.htm
 |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     **** 第14段 『????』

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-05 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-12 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-097【e漢字93=・・】 ・… □■

  ・・・ 今日は休息。 
                    しんのすけ@e漢字.com
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:04:31 +1分 対前日
東京の日入:19:01 +0分 ”
日昼時間 :14:30  -1分 ”
       (ついに日中時間が短くなり始めた・・・)
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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         !
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▲▼▲~^|~~    また来週~・・。
Web ◎◎ k |      雨がふりそう・・。
  | ⊥ | b       
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                 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:35

2001年06月25日

【ザ・ゴール】..E・ゴールドラット............★★★★☆+ボトルネック

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2001-093】 2001/06/25(月) ★
★ “長い週のはじまり”の月曜日         ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ザ・ゴール 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字88=隘路 】
   ◎ プレゼント:【 楽天市場直伝EC商売繁盛60の秘訣】〆切6.27
           【 会計のことが面白いほどわかる本 】当選発表!
 
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ザ・ゴール】

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■ジャンル:ビジネス、生産管理
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■著者:エリヤフ・ゴールドラット(Eliyahu M.Goldratt)
  イスラエルの物理学者。1948年生まれ。TOC(Theory of Constraints:制約
  条件の理論)の提唱者として知られる。本書「ザ・ゴール」で説明した生
  産管理の処方をTOCと名づけ、その研究や教育を推進する研究所を設立。
  その後、スループット会計や思考プロセスへと発展させ、アメリカにおけ
  る生産管理やSCMに大きな影響を与えた。
訳者:三本木 亮(さんぼんぎ・りょう)
  1960年福島県生まれ。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学でMBA
  取得。現在、ブリガムヤング大等で教鞭をとるかたわら国内外数社の取締
  役、コンサルタントを務める。
 解説:稲垣公夫(いながき・きみお)
  NECアメリカのV.P.&ゼネラルマネジャー。著書に「アメリカ生産革命」「
  TOC革命」など。
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-42040-8/1600円/552P
2001/5/17 第1版
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■ <ワン・チョット>

 「15年以上、日本での翻訳が制限されていた幻の本・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

本書の原書がアメリカで出版されたのは1984年。ざっと16年以上前のこ
とだ。そしてこの本、アメリカでは250万部以上というから化け物的な売れ
方をした本である。そんなビジネス書であれば当然、日本語に翻訳がされるは
ずだが、本書にはちょっとしたいわくがあった。
原作者のゴールドラット博士が、長い間日本における翻訳を許可しなかったの
である。理由は「本書が日本語で出版されると、世界経済が破滅してしまう。
部分最適の改善にかけては超一級の日本人にこの全体最適の手法を教えては、
貿易摩擦が再燃して世界経済が混乱する。」というものだったようだ。
日本の高度成長が世界で注目されていた時期だけに、それは真剣な考えであ
たようだ。それほど、米国の生産管理の革新に役立った本だということでも
ある。

本書は、ビジネス書といいながら小説仕立てである。
アレックスというある工場の所長があと3ヶ月の実績次第で工場を閉鎖すると
通告されるところから始まる。その工場はいつも在庫の山に囲まれ、顧客から
の注文はいつも遅れるのが常であった。ある日、アレックスは、大学時代の恩
師であるジョナ(実は、ジョナは著者自身の投影である)に出逢い、TOC(
制約条件の理論)をすこしづつ伝授されて、業績を回復するというお話しだ。

企業(工場)がその目的(ゴール)を達成するためには何が必要か・・?
目的(=お金を儲けること)のためには、スループットを増やすか、在庫を減
らすか、経費を減らすかの3つ。生産工程のボトルネック(一番の制約条件)
をみつけ、それをいかに改善するかが問題である。
こんなテーマを、小説仕立ての面白さと、ビジネス書的な実用性を織り交ぜて
展開していることがユニークなところだ。

働きすぎで家族との時間がとれないアレックスが妻に見放されるという、これ
もありがちが想定も読者を引きつける要因だ。

552ページという大部な厚さの本であるが、面白く読みながら同時にTOC
の考え方が見えてくるというのがいいところ。

ものつくりの生産管理部門、プロジェクト管理部門の方是非。

おすすめ度は、★★★★☆+ボトルネック
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書を読んで、脳裏に浮かぶのはトヨタのカンバン方式だ。先ごろ、その生産
方式はビジネスモデル特許を取得したようだ。
生産方式が企業(特に製造メーカー)の利益を左右することは、想像に難くな
い。大きなテーマなのだ。

5月16日、NHKで放送された「常識の壁を打ち破れ」という企業の生産管
理の物語は、とても興味深かった。そして、本書を読むと、同じようなテーマ
がTOCという形で織り込まれていることに驚く。
その番組には、「工場再建屋」の異名を持つ山田日登志氏の生産管理手法の改
善の模様が工場ドキュメンタリーとして紹介されていた。

_________________________________
@ 戻る 隘路  表紙 購入 検索  || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01023696
| ↓
|   Constraints(制約条件)
|   「常識の壁を打ち破れ」山田日登志氏の生産革命のTV番組
|     http://www.nhk.or.jp/special/libraly/01/l0005/l0512s.html
|     「屋台方式」と呼ばれる一人でほとんどの組み立て作業を
|     行う新しい方式が紹介されていた。
|
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途中、主人公のアレックスは息子のデイブといっしょにボーイスカウトのハイ
キングにつきあうこととなる。たまたまボーイスカウトのリーダー役の大人が
急遽参加できなくなり、アレックスが臨時のリーダーをやるはめに・・・。
大勢の隊員をひきいて長い山道をすすむ。長くのびた隊列はあたかも向上の生
産ラインのように見える。
ボトルネックが全体の生産効率に影響することを比喩的に考えることになるシ
ーンである。
このハイキングでは、ハービーという子供が全体のボトルネック(制約条件)
になっていた。

生産ラインの生産性を上げるために、従来、改善ということはコスト削減と同
義で扱われていた。
しかし、ジョナのヒントをもとに、何が大切かを考えたアレックスは、スルー
プットが一番大切だと気がつく。

スループット(Throughput)
在庫(Inventory)
作業経費(Operating Expense)

そして何が一番の制約条件(Constraints)であるかを見つけ、それをクリア
する方法を考えていく過程が面白い。

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■ <読んで欲しい方>
  生産管理部門にいるかた
  プロジェクト管理にお悩みの方
  おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★☆+ボトルネック

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2001.06.26[火]:【】..

2001.06.25[月]:【ザ・ゴール】..E・ゴールドラット...★★★★☆+ボトル
ネック
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-42040-8/1600円/552P
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今週の節約小計 1600円
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 |  ■【会計のことが面白いほどわかる本】(会計の基本の基本編)
 |      http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.05/2001.05.31.htm
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 |    1)日向 雅○さん 宮城県
 |    2)荒田 寧○さん 大阪市
 |    3)磯部 敏○さん 横浜市
 |
 |  ■【会計のことが面白いほどわかる本】(新会計基準の理解編 )
 |      http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.06/2001.06.01.htm
 |
 |    1)三藤 達○さん 川崎市
 |    2)樋口 佳○さん 茨城県
 |    3)広中 敬○さん 京都市
 |
 | ホント、たくさん応募ありがとうございました!
 |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 |  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
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 |   楽天大学学長の仲山さんのご協力で実現しました。多謝!
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     **** 第13段 『盲導犬クイールの一生』企画進行中

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-092【e漢字88=隘路】 ・… □■

 隘路=あいろ
    山あいの狭い道=>モノゴトをなしとげるときの難関。
    制約条件を文学的にいうとこうなるんでしょうか・・。

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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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東京の日出:04:26 +1分 対先週金曜日
       (ついに夜明け時刻が遅くなり始めた)
東京の日入:19:01 +1分 ”
日昼時間 :14:35  +0分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 18:31

2001年04月20日

【コーポレートセキュリティ】..大塚寿昭..★★★★+リスク

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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 コーポレートセキュリティ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字60= 貸借 】
   ◎ プレゼント:【 部下を愛しますか?・・ 】 本日〆きり! 
【 ザ・ベストCEO 】    本日〆きり!

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【コーポレートセキュリティ】

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■ジャンル:ビジネス、セキュリティ
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■著者:大塚寿昭(おおつか・としあき)
  1949年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。日本IBM勤務を経て、システム
  ・コンサルタントとして独立。埼玉女子短期大学兼任講師。
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-37343-4/1800円/173P
2001/3/8 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「転ばぬ先の・・・・セキュリティ」

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■ <忙しい方はここだけ>

昨日に続いて、企業のセキュリティに関する本をご紹介。
セキュリティ・ポリシーを設定しようとしてる方がいるなら、これはまさにオ
ススメの本。とっても実用的な内容があるからだ。
僕も会社のセキュリティ・ポリシーや情報管理について制度を整備しようとし
ているところであり、丁度いい内容に小躍り。(えい、パクっちゃおう!)

これまで各種情報は「不便さ」というファイヤーウォールに守られて、ほわー
んとした中でなんとかセキュリティを保ってきた。ところが、ITの急激な進
展で速やかな対策を迫られている・・・というのが現状ではないだろうか。

本書は、こうした状況の中、セキュリティ確保のための方策を「マネジメント
セキュリティ」「システム・セキュリティ」「ハード・セキュリティ」の3つ
の観点からまとめている。
マネジメント・セキュリティとは、セキュリティ・ポリシーの設定、社員の教
育などの制度や取組みのことだ。
システム・セキュリティは、まさに情報技術・システム関連の対策のこと。
ハード・セキュリティは、人の出入り、警備防災、機密文書の保管などの対応
を指す。これらの3つをバランスよく整備することが、企業のセキュリティ上
大切だと説いている。

警視庁のサイバーテロ対策状況調査報告(2001.1.26)によれば、調査企業2000
社のうち9割がサーバーテロへの対応計画すら持ち合わせていないという事実
があるという。まだまだ、セキュリティの分野は未成熟なのである。

転ばぬ先の杖を一冊いかが。

おすすめ度は、★★★★+リスク
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■ <お暇な方は、もう少し>

「セキュリティ」とうテーマは、人を疑い、人を信用しないということから始
まる重いテーマだという著者の言葉は、この問題を扱うときの心理的な難しさ
をよく現している。企業が定めるセキュリティポリシーは、外部からの侵入に
対する面と、内部流出という「社員を疑う」面も持ち合わせているからだ。

昨日の「eポリシー」は、まさに内向きの対応(プライバシーとの攻防)がメ
インであったが、本日の本は、どちらかというと外向き(外からの侵入対策)
にポイントがある。

会社によっては、トップマネジメントが「わが社のセキュリティポシリーを早
く設定せんかぁ」と叫んでいるところがあるのではないだろうか。
セキュリティ・ポリシーってどんなものかも意識せず叫ばれていることがある
から恐ろしいのだが、このあたりは具体的にその策定方法、サンプルがあって
分かりやすい。

ポリシーの設定手順はこんな感じだ。

  情報資産の洗い出し
   ↓
  各資産の重要度ランクづけ
   ↓
  発生しうる脅威とリスクの分析
   ↓
  セキュリティ。ポリシーの明文化

情報資産には、「顧客情報」「企業情報」「人事情報」「情報システム」など
があり、これらについてリスクや対策を考えておくこと・・・これが今求めら
れていることなのだ。

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| ↓
|  自分の思ったとおりになっていると錯覚している状態
|  それでも、思って行動しないよりはずっとマシ。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

この分野は黎明期であり、あたらしい制度なども整備されつつある。
情報処理技術者試験制度の中に2001年度は、新たに【情報セキュリティ・
アドミニストレーター試験】が制定されている。2001年10月に第一回の
試験があるという。(資格オタクの方 ねらい目!)
   http://www.jitec.jipdec.or.jp/1_11seido/h13/ss.html

また資格としては情報システムコントロール協会(ISACA)の国際資格で
ある「公認情報システム監査人」資格がある。
   http://www.isaca.gr.jp/cisa.htm

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■ <読んで欲しい方>
  会社のセキュリティルールを決めようとしているかた
  情報システム部のかた
  セキュリティ担当役員の方
  ハッカーのかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+e防衛

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
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●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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2001.04.20[金]:【コーポレートセキュリティ】..大塚寿昭..★★★★+リスク
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-37343-4/1800円/173P
2000.04.19[木]:【eポリシー】..M・R・オーバリー..★★★★+e防衛
 日経BP社/ ISBN4-8222-4218-8/1400円/210P
2000.04.18[水]:【--】..決算休刊

2000.04.17[火]:【--】..決算休刊

2001.04.16[月]:【意地悪な世の中で好かれる人になる簡単な方法】..★★★★
☆+簡単
 PHP研究所/ ISBN4-569-61489-2/1250円/216P
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今週の節約小計 4450円
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| ̄ Webookプレゼント企画 第8弾
| ==========================
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|  ●『部下を愛しますか?それとも失いますか?』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.26.htm
|  ●『ザ・ベストCEO』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.22.htm
|
|  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
|  → タイトル:部下を+お名前 又は、CEO+お名前      
|  → 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  → 〆切:4/20(金)
|
|  産業編集センター、河原さんのご協力で実現しました。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-09 ・ ・ ・ ‥… □■
 
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-057【e漢字60=貸借】 ・… □■

 貸借=たいしゃく。貸借対照表の貸借である。

 貸=お金「貝」の「代」りになるというストラクチャー。
 借=「人」は「昔」のことを覚えているというストラクチャー。
   あの時の借りを返すよ・・なんて。
 
 今ごろは貸借対照表(B/S)作成に負われている方も多いはず。
 年度末が3月のところが多い日本では、いまごろが年度決算をする
 ところが多い。連結決算などの影響でもっと早いところも徐々に
 増えてはいるけれど。
 この字の成り立ちも人間的で面白い。

    しんのすけ@e漢字.com
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:03 -2分 対前日
東京の日入:18:18 +1分 ”
日昼時間 :13:15  +3分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    また来週・・。 フジの花もちらほら・・・
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\0/・ b
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  ( |    
\        
____ /|_____         真之助@Webook of the Day

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Posted by webook at 00:26

2001年04月19日

【eポリシー】..M・R・オーバリー..★★★★+e防衛

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★ 【Webook #2001-056】 2001/04/19(木) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 eポリシー 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字59=防衛 】
   ◎ プレゼント:【 部下を愛しますか?・・ 】New 
【 ザ・ベストCEO 】   New
 
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■著書名:【eポリシー】

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■ジャンル:ビジネス、セキュリティ
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■著者:マイケル・R・オーバリー(Michael R. Overly)
  米国ロサンゼルス市のフォレイ&ロードナー法律事務所に勤務するコンサ
  ルタント。専門はインフォメーションテクノロジー関連。  
 訳者:藤本叔子(ふじもと・よしこ)
  電気通信大学卒、IBMにて十数年間エンジニア生活の後、ドミニカ共和
  国で国際協力の後、翻訳家に。訳書に「XMLバイブル」など。
 速水幹由(はやみ・みきよし)追補著
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 日経BP社/ISBN4-8222-4218-8/1400円/210P
2001/2/26 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「防衛手段はたいてい事件がおきた後で導入される・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

インターネットの世界は、日々新しい技術やサービスが生まれているが、キラ
ーアプリをあげろといわれれば、第一に電子メールが挙げられるだろう。
重要なビジネスツールになっているだけに、企業と従業員の間で起こる訴訟の
ほとんどは電子メールについてのものだという。(US事情)

インターネット時代に企業を守るとはどういうことなのか。
従業員からの訴訟に対する企業防衛の話がまず最初にくるのは、米国事情らし
いところだ。

本書は、従業員からの訴訟、第三者からの訴訟、企業情報、機密情報の保護と
いうテーマに分け、インターネットツールの中でも電子メールにフォーカスし
て書かれている。

いかに企業を防衛するか・・という視点から、eポリシー設定の必要性を訴え
ている。そもそも会社における従業員のプライバシーとはどこまで認めればい
いのか、労働組合によるメールの利用はどう考えればいいのか・・・など具体
的な場面における考え方が整理され、さらに法的な背景やサンプルポリシーの
提示があるのがうれしいところ。

米国の企業はインターネットの利用ルール「eポリシー」を導入して、訴訟か
らの防衛や企業秘密漏洩などに備え始めている。米国の現状と「eポリシー」
の考え方がわかる。

わが社もそろそろ、電子メールの利用方法の規定をつくらねば・・という方に
参考になる。

おすすめ度は、★★★★+e防衛
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■ <お暇な方は、もう少し>

訴訟王国アメリカ、いろんな権利を主張し、それに関連した法律がある。
プライバシーに関しても、個人の権利を守る為の法律があり、それは、場面に
よっては企業の活動を制約することにもなる。
だから、企業側も個人の権利とのせめぎあいの中で、自ら(企業)を守るため
の防衛手段が必要となる。

冒頭に米ニッサンモーターの訴訟事例が紹介されている。
露骨に性的な内容のメールをシステム管理者が発見し、会社は、その発信者の
社員に警告を出し、それでも改善されなかったためについにその社員を解雇。
ところが、その社員はプライバシー侵害をたてに訴訟を起こす。
ニッサンは、明確な電子メールポリシーをもっていたため、この訴訟に勝訴し
たという事例だ。

訴訟王国アメリカならではの事例かもしれないが、こういうルールの整備は、
日本においても必要なところである。

本書では、会社の中における個人のプライバシーは、基本的にない・・・と
いうスタンスである。
サンプルポリシーとして、「プライバシーを期待できないこと」を謳ってい
る。

 「会社が利用者に使用させるコンピュータおよびコンピュータアカウント
  は、業務の遂行に役立てるためのものである。利用者は、そのコンピュ
  ータシステム上に作成、保管、送信、受信するすべての情報において
  プライバシーを期待しないものとする。
  コンピュータシステムは、会社の資産であり、業務上の目的だけに使う
  ことができる。」

当然といえば当然だが、こういうのをルールにしておくかどうかは、後々、
トラブルに遭遇したときの対応に大きな違いがでるというわけだ。
米ニッサンもこういうのがあったからこそ、プライバシー侵害という訴訟に勝
つことができたのだ。

電子メールがビジネスツールとして、欠くことの出来ない存在になってきた今
日、日本においても電子メールの使い方のルールなどを整備しておいたほうが
いい時期かもしれない。
企業内での個人の活動とプライバシーの保護という、なんとなくグレーなまま
で通ってきた「環境」は、公正なルールを持つことにより透明性を持たせる必
要がある。

おそらくほとんどの人が、会社のメール上を個人的な目的に使ったことがある
はず。電話だって同じ。しかし、それが悪用されたときに会社として対抗でき
る手だてをもつか、持たないかは、企業にとって大きな違いがある。

仮にルールを作り、そのルールに一人一人が承諾のハンコを押したとしても、
100%個人利用は許さないというお堅い運用をしない限り、個人の自由度と
それに付随する創造的な雰囲気をそぐことはないであろう。

ルールを決める目的を明確にして、定着を図ることが、日本におけるルール・
メイキング上大切なことかもしれない。精神的なアレルギー対策が日本では大
切である。

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サンプルポリシーが提示されており、実用的に使えるところがいい。

80対20の法則にのっとれば、電子メールのルールを決めることは、現在の
企業活動の情報管理とプライバシーの問題のかなりの部分をクリアすることに
なると思われる。

情報システム部か、総務か、企画か・・・しかるべきポジションの担当者の方
は読んでおいたほうがいい。

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■ <読んで欲しい方>
  企業の中でセキュリティ関連の仕事をしている方
  機密書類がポロって机に置かれている職場の方
  eメールでやばいことを流した方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+e防衛

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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2001.04.20[金]:【】..

2000.04.19[木]:【eポリシー】..M・R・オーバリー..★★★★+e防衛
 日経BP社/ ISBN4-8222-4218-8/1400円/210P
2000.04.18[水]:【--】..決算休刊

2000.04.17[火]:【--】..決算休刊

2001.04.16[月]:【意地悪な世の中で好かれる人になる簡単な方法】..★★★★
☆+簡単
 PHP研究所/ ISBN4-569-61489-2/1250円/216P
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今週の節約小計 2650円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-15 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookプレゼント企画 第8弾
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|  ●『部下を愛しますか?それとも失いますか?』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.26.htm
|  ●『ザ・ベストCEO』 3冊
|     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.22.htm
|
|  → メール先:webook2001@yahoo.co.jp
|  → タイトル:部下を+お名前 又は、CEO+お名前      
|  → 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  → 〆切:4/20(金)
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|  産業編集センター、河原さんのご協力で実現しました。
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-09 ・ ・ ・ ‥… □■
 
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-056【e漢字59=防衛】 ・… □■

 防衛=ぼうえい。
 防ぐ+衛る。たまにはシンプルに。
    しんのすけ@e漢字.com
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:03 -2分 対前日
東京の日入:18:18 +1分 ”
日昼時間 :13:15  +3分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    また明日・・。 はなみずきの季節ですねぇ
Web ◎◎ k     
| △ |      110mハードル。ゴール!
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____/_____         真之助@Webook of the Day

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Posted by webook at 00:25

2001年04月09日

【あなたの情報はこうして盗まれている】........★★★★☆+データ

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2001-051】 2001/04/09(月) ★
★ “パリっと決めて・・”の月曜日       ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 あなたの情報はこうして盗まれている 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字55 = 評価 】
   ◎ プレゼント:【 bウエブ革命 】5冊     4/10(火)〆切
          【 えきーぷ 】ギフト券千円   4/10(火)〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【あなたの情報はこうして盗まれている】

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■ジャンル:ビジネス、セキュリチィ、プライバシー
----------------------------------------------------------------------
■著者:チャールズ・ジェニングス & ローリー・フィーナ
  Charles Jennings:TRUSTeのほか、インターネット企業のPreview Systems
  社等の共同創始者。
Lori Fena : TRUSTeの共同創始者兼会長。ElectronicFrontierFoundaion
  の会長。
 訳者:荒木ゆりか(あらき・ゆりか)
  上智大学外国語学部英語科卒。米国テキサス州で教鞭をとった後、南カリ
  フォルニアを中心に翻訳、編集など従事。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-959-2/2200円/393P
2000/12/10 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「プライバシーは、以前、単純な“障害”によって守られていた。」

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■ <忙しい方はここだけ>

プライバシーの問題は、なかなかやっかいな問題である。考え方そのものが個
人的なものであり、また、ITが急速に発展した現代では、問題意識と環境の
変化のギャップが大きくなってきたからだ。

無防備・・・という言葉がちょうどピッタリの最近のIT環境をさまざまな事
例を紹介しながらひもとき、ネット時代のプライバシーをどう考えればいいの
かを考察する。また、個人はどう対処すべきかの具体策も提示している。

本書は、インターネット時代・・・いやデータネット時代(という新たな表現
を導入)における個人情報の保護について、様々な面から鋭い分析と洞察を試
みている。そんなことまでできちゃうのか・・!といった驚くべきIT進化の
状況もわかる。
個人情報のあり方を考察する社会学的な思考から、クッキーを削除する方法な
どといった具体的なものまで、幅広くかつ深い内容は面白く読める。

「どのようにして自分のプライバシーを守るか」「誰を信頼すればよいのか」
という二つの問いに対する答えが、本書にある。

おすすめ度は、★★★★☆+データ
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

XMLという新しい技術がまた「つながりっぱなしの世界」をよりバインドし
やすくしている。
個人の情報は、いろんなところにデータベースとしてたまりつつある。それら
が大きなデーターベースとしてつながると、これはもうプライバシーなんてな
いに等しくなるかもしれない。
(橘川氏の次作には、そんな内容もかかれているようだ・・・・)

一般市民に対するデータ収集は、ローマ帝国時代からある。ということは随分
古い話である。「過去、700年ばかりの間は、データは情報は紙に書き留め
られ、箱やキャビネに収納されていたため、個人情報へのアクセスは大変な労
力と時間がかかっていた」という“不便さ”がプライベートなことををなんと
かプライベートなままにしてきた。
そこに登場したのがデータベースというツール。そして、散在するデータベー
スをつなぎやすくするくする。さまざまな目的にそって、何度でも、そして苦
もなく情報が組み合わされる時代。本書はこういう新しい情報環境を「データ
ネット」時代と読んでいる。

本書は、こういう時代における個人情報、プライバシーのありかた、考え方、
(とりあえずの)対処の仕方など、幅広く、そして根源的な考察と実践法を提
供している。
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@ 戻る PII 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |  http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00056061
| ↓
|   Personal Identifiable Information (個人特定情報)
|   TRUSTe
|   http://www.truste.com/
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
個人としての行動チップスがいくつか具体的に紹介されている。

◎留守番電話の受信メッセージには「2人目」を案じする。
  「・・・の後にメッセージを残してください。xxx(架空の男性)か
   私のどちらからかおり返しご連絡します。」
  これは女性がストーカーから身を守る方法のひとつ。

◎家族のウエブサイトがあれば、あまり情報を暴露しすぎないようにする。
  学校名や住所、電話番号などは公開しないようにする。

◎嘘をつく、別名をつくる・・・
  ウエブサイトが信用できそうにないときは、嘘をつくのも一つの手。
  ボストンコンサルティングが行った調査では、PII(個人情報)を
  要求するサイトでは、軽いウソをつく・・というのが数の多い回答で
  あったという。
  ウソを奨励するわけではないが、プライバシー方針に納得がいかなけれ
  ば、ウソも方便である。

一方で、信頼できる会社やサイトには、真実を語る とフォローも入れている。

そのほか、クッキーをカモフラージュしたり、メールを暗号化するソフトなど
が紹介されている。ストーカーも恐ろしいくらいな行動をともなうアメリカな
らではの事例がある。


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■ <読んで欲しい方>
  セキュリチィに敏感なかた
  個人情報の漏れがちょっと気にかかる方
  プライバシーを守りたいかた
おすすめです。
----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>

  ★★★★☆+データ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2001.04.13[金]:【】..

2000.04.12[木]:【】..

2000.04.11[水]:【】..

2000.04.10[火]:【】..

2001.04.09[月]:【あなたの情報はこうして盗まれている】..★★★★☆+デー

 翔泳社/ ISBN4-88135-959-2/2200円/393P
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今週の節約小計 2200円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-14 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookプレゼント企画 第6弾 当選者発表
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|   「サービス王になろう2」中谷彰宏氏サイン入り
|   http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.02.htm
|
|   おめでとうございます。オータパブリケイションズの和田さん
|   から、送られます。お楽しみに・・・・
|
|   1)横山すみ○さん 「読書年」がんばって!
|   2)菅原 ○さん  仙台のサクラはこれからですね
|   3)乙瀬○治さん  いいお仕事見つけてください
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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|  ◆申込み先:http://www.goekeep.com/ のぺージ右上
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|  ◆お願い :上記申込みページのご意見・ご感想欄に
|       「しんのすけさんのファンです!」とご記入下さい。
|  ◆当選人数:10名(西日本の方だけね)
|  ◆応募〆切:2001年4月10日(火)
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| ̄ Webookプレゼント企画 第7弾
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|   「bウェブ革命」 5冊。
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|  ◆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:bウェブ革命+お名前      
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  ◆ 〆切:4/10(火)
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|  インプレス森谷さまと訳者糸川洋さんのご協力で実現しました。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-09 ・ ・ ・ ‥… □■
 
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-051【e漢字55= 評価】・… □■

  評価=ひょうか。
  評価=「価」値を、公「平」に、「言」う、というストラクチャー。

  製品やサービスの評価、企業実績の評価・・・などなど様々な評価が
  ある。本の書評もひとつの(勝手きままな)評価ではあるが、その書評
  の評価を決めるのは、読んだ人だから・・・ま、いいか。

  一番難しいのが人の評価。人事考課というやつだ。
  先日も、その関連の本を探索した・・・。(結果、いろいろ情報を
  いただき、Kさんも僕も勉強になりました)
  人の評価で大切なこと・・・それは「言う」=「伝える」ことかも
  しれない。部下の評価が、よくわからないヒエラルキーバランスの中
  で決められる、給与というタイミングで表面化する。
  その前に、ナゼ、何を期待するか、どうするか・・・などを直接「言う」
  ところに人の評価の ほんとうの意味がある。
  さて、それでは早速・・・

         しんのすけ@e漢字.COM
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:17 -4分 対前日
東京の日入:18:09 +2分 ”
日昼時間 :12:52  +6分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Posted by webook at 00:23

2001年03月27日

【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2001-046】 2001/03/27(火) ★
★ “もくれんも満開”の火曜日          ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 スモールビジネスマネジメント 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字50 = 知事 】
   ◎ プレゼント:【 マッキンゼー式世界最強の仕事術 】 3/30〆切
【 サービス王になろう2 】3冊 4/ 4(水)〆切
New! 【 bウエブ革命 】5冊     4/10(火)〆切
        New! 【 えきーぷ 】ギフト券千円   4/10(火)〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【スモールビジネスマネジメント】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者: デブラ・クーンツ・トラベルソ(Debra Koontz Traverso)
  ハーバード大学助教授。コンサルティングや遠隔学習サービスの「ライト
  ディレクション・コム」の共同社長も勤める。ワシントンD.C.在住。
  Debra@OutsmartingGoliath.com
 訳者: 阪本啓一(さかもと・けいいち)
マーケティング・コンサルティング会社Palmtree.Inc代表。NYC在住。
  著書「パーミション・マーケティングの未来」。 
  surf@palmtr.com
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001/3/15 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「大企業をやっつけたい?。
  いいとも、ここにおいでよ、いい作戦があるから。」

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■ <忙しい方はここだけ>

どんなに大きな企業にもはじめの一歩がある。GEもマイクロソフトも、ソニ
ーもホンダもトヨタも・・。そして、今も未来のビッグ・ビジネス(大企業)
を夢見る起業家達は熱い志をエネルギーにして、アパートの一室や事務所の片
隅でうごめいている。

本書は、そんなスタートアップしたばかりのスモール・ビジネス起業家にむけ
た実践的ビジネス指南書である。

ビッグ・ビジネスが持っているパワーは、経理・財務、企画、生産などをこな
す組織であり、製品であり、デリバリー力であり、こぎれいなオフィスであり
、ブランド力であり、そして何より大きいのはすでに獲得している「顧客」で
ある。こういう大企業にスモール・ビジネスが打ち勝っていくには、それなり
の武器と戦い方がある。

たとえば、会社の名前のつけ方、住所の表示方法、コーチやメンターの利用法
、名刺の工夫、電話の使い方・・などなど。いずれも細かなノウハウが書かれ
ている。そう、実に細かい点に気配りをしており、実践ガイドとして即使える
ところがうれしい。「神は細部に宿る」と誰かが言ったが、ビジネスは細部の
マネジメントも大切だ。

翻訳はマーケティング・グルの阪本啓一氏。その独特の味がする言い回しは、
本書を原作以上に面白くしている--といったら言い過ぎか?!。

おすすめ度は、★★★★+ピリリ
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

原書の副題には
「How to achieve equal footing with companies thatare bigger,richer,
 older,and better known 」 となっている。
要するに、名の知れた大企業の向こうを張ってガンバルにはどうしたらいいか
といったところだ。

タイトルは「Outsmarting Goliath」
Goliath というのは、聖書に出てくる巨人ゴリアテのことだ。大企業のことを
表現している。そのゴリアテに対抗してスモールビジネスを大きく魅力的に見
せるための工夫が、それはそれは具体的に書いてある本がこれだ。

例えば名刺については・・・

「名刺はいつでも出せるようにしておこう。財布、コートのポケット・・・。
 名刺をあちこち探る図は、あなたがあまり名刺を出しなれていないように
 見せる。しょっちゅう名刺を交換しているイメージを演出しなければなら
 ない。

 会議やランチで最後までいることができないひとには必ず名刺を渡すよう
 にしよう。相手の名刺をもらうチャンスである。後日、ミーティングをご
 一緒できてよかったという旨の手紙を送り、もし、適当だと判断した場合
 彼らが退席した後の内容の要約を同封してあげよう。・・いやみなく自分
 を売りこむことができる。

 何かアドバイスを求められ、答えが短いものであれば、名刺の裏に書こう。」

などなど、これでもか・・・というくらい具体的で詳細なアドバイスが書かれ
ている。しつこいくらいだが、結構面白いし、役に立ちそうな気がする。

__________________________________
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.shoeisha.com/book/ で検索する。
| ↓
| 大企業(ゴリアテ)も分解すれば一人の人。
| おんなじだ。恐れることはない。
|
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この本で映画を一本見た(つもりになった)。
「ユー・ガッタ・メール」、トムハンクスの巨大書店に対抗したメグ・ライア
ン演じるNYCの素敵な書店が題材。
この映画に出てくる書店のモデルがあるそうで、マンハッタンのブックス・オ
ブ・ワンダーというお店らしい。映画にも店のシャッターや店内のレジが登場
するらしい。巨大書店(ゴリアテ)にあたるのはバーンズ・アンド・ノーブル
だ。今、メグの(演じていた店主の)本屋の回りには3店ものB&Nがあるが
それでも、ブックスオブワンダーはしっかり生き延びているという。いや、そ
れどころか繁盛しているんだそうな・・・。

その理由は、「どこにも負けない、本に対する知識」だそうだ。
お客さんに「あのぉ・・黄色い表紙で、禿げ頭の人が書いた、えーっと・・」
といわれたら、「セス・ゴーディンですね。それならこちらに。そうそう、
もしよかったら阪本啓一の本もいいですよ・・・」みたいな対応ができるかど
うか-というところだ。
ワンダー書店で、主任に昇格する条件は、「近所の学校で本に関する知識を教
えること」だそうだ。本好きでないと勤まらない。

大企業ではなし得ない特別なこと=(坂本氏風に言えばとんがってる特別なサ
ービス)を提供するというポジショニングがワンダー書店の成功の秘密である。

隙間マーケティングの事例として出てきたこの本屋(映画)は、なんだか魅力
的。映画をみたくなってしまった。


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■ <読んで欲しい方>
  スモールビジネスを始めた方
  起業を考えている方
  ブレークしそうな方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+ピリリ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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2001.03.30[金]:【】..

2000.03.29[木]:【】..

2000.03.28[水]:【】..

2000.03.27[火]:【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ
 翔泳社/ ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001.03.26[月]:【部下を愛しますか?それとも失いますか?】..★★★★+部
下の気持
 産業編集センター/ ISBN4-916199-25-1/1500円/359P
----------------------------------------------------------------------
今週の節約小計 3100円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-12 ・ ・ ・ ‥… □■

  えきーぷ、永尾さんの企画です。

/========<春の特別企画>==============
| JR西日本の駅店舗の「お買物・飲食」に使える?商品券?!
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|  ◆申込み先:http://www.goekeep.com/ のぺージ右上
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|  ◆当選人数:10名(西日本の方だけね)
|  ◆応募〆切:2001年4月10日(火)
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|  ● 〆切:4/4(水)
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| ̄ Webookプレゼント企画 第5弾 
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|  『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』 5冊
|    著:イーサン・M・ラジエル
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|   この本のコメントをどこかのオンライン書店に書きこむよって
|   お約束いただける方に一冊プレゼント。(抽選で5名様)
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|  ● メール先:webmaster@eijipress.co.jp
|      cc: webook2001@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:マッキンゼー+お名前      
|  ● 本文:コメントを書きこむ予定のオンライン書店名(いくつでも)
|       住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴
|  ● 〆切:3/30金
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2001-00 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-08 ・ ・ ・ ‥… □■
  
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-046【e漢字50= 知事】・… □■

  知事=ちじ。 
  地方自治体の首長。県知事、都知事、府知事。
  漢和事典によれば、事=「旗を手に持つ様を表し、公事に従う役人の意を
  表す」とある。するてぇと、知事とは 「知恵」を働かせる「役人」の事
  になる。決して悪知恵を働かせてはいけない・・・。
  先日の日曜日千葉県知事の選挙があり、堂本新知事が誕生した。日本で
  3人目の女性知事である。著書もたくさんある。
    http://www.domotoakiko.to/index.htm 
  千葉県民としては、おばさまの知恵に期待したい。
  
         しんのすけ@e漢字.COM
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
      http://www.netpro.ne.jp/~webook/ekanji/index.htm
     バックナンバーはこちら :
      http://www.melma.com/mag/90/m00028090/
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://webook.plaza.gaiax.com/ の登録、解除で・・
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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東京の日出:05:35 -1分 対前日
東京の日入:17:59 +1分 ”
日昼時間 :12:24  +2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    また明日・・。
Web ◎◎ k     
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||__/  > ヤフープレス 5月号
   <| /    > ソフトバンクパブリシング
~\/ \      >  4月13日発売 に記事あり・・。
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  ¨             真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 00:50

【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ

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★ 【Webook #2001-046】 2001/03/27(火) ★
★ “もくれんも満開”の火曜日          ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 スモールビジネスマネジメント 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字50 = 知事 】
   ◎ プレゼント:【 マッキンゼー式世界最強の仕事術 】 3/30〆切
【 サービス王になろう2 】3冊 4/ 4(水)〆切
New! 【 bウエブ革命 】5冊     4/10(火)〆切
        New! 【 えきーぷ 】ギフト券千円   4/10(火)〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【スモールビジネスマネジメント】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者: デブラ・クーンツ・トラベルソ(Debra Koontz Traverso)
  ハーバード大学助教授。コンサルティングや遠隔学習サービスの「ライト
  ディレクション・コム」の共同社長も勤める。ワシントンD.C.在住。
  Debra@OutsmartingGoliath.com
 訳者: 阪本啓一(さかもと・けいいち)
マーケティング・コンサルティング会社Palmtree.Inc代表。NYC在住。
  著書「パーミション・マーケティングの未来」。 
  surf@palmtr.com
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001/3/15 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「大企業をやっつけたい?。
  いいとも、ここにおいでよ、いい作戦があるから。」

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■ <忙しい方はここだけ>

どんなに大きな企業にもはじめの一歩がある。GEもマイクロソフトも、ソニ
ーもホンダもトヨタも・・。そして、今も未来のビッグ・ビジネス(大企業)
を夢見る起業家達は熱い志をエネルギーにして、アパートの一室や事務所の片
隅でうごめいている。

本書は、そんなスタートアップしたばかりのスモール・ビジネス起業家にむけ
た実践的ビジネス指南書である。

ビッグ・ビジネスが持っているパワーは、経理・財務、企画、生産などをこな
す組織であり、製品であり、デリバリー力であり、こぎれいなオフィスであり
、ブランド力であり、そして何より大きいのはすでに獲得している「顧客」で
ある。こういう大企業にスモール・ビジネスが打ち勝っていくには、それなり
の武器と戦い方がある。

たとえば、会社の名前のつけ方、住所の表示方法、コーチやメンターの利用法
、名刺の工夫、電話の使い方・・などなど。いずれも細かなノウハウが書かれ
ている。そう、実に細かい点に気配りをしており、実践ガイドとして即使える
ところがうれしい。「神は細部に宿る」と誰かが言ったが、ビジネスは細部の
マネジメントも大切だ。

翻訳はマーケティング・グルの阪本啓一氏。その独特の味がする言い回しは、
本書を原作以上に面白くしている--といったら言い過ぎか?!。

おすすめ度は、★★★★+ピリリ
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■ <お暇な方は、もう少し>

原書の副題には
「How to achieve equal footing with companies thatare bigger,richer,
 older,and better known 」 となっている。
要するに、名の知れた大企業の向こうを張ってガンバルにはどうしたらいいか
といったところだ。

タイトルは「Outsmarting Goliath」
Goliath というのは、聖書に出てくる巨人ゴリアテのことだ。大企業のことを
表現している。そのゴリアテに対抗してスモールビジネスを大きく魅力的に見
せるための工夫が、それはそれは具体的に書いてある本がこれだ。

例えば名刺については・・・

「名刺はいつでも出せるようにしておこう。財布、コートのポケット・・・。
 名刺をあちこち探る図は、あなたがあまり名刺を出しなれていないように
 見せる。しょっちゅう名刺を交換しているイメージを演出しなければなら
 ない。

 会議やランチで最後までいることができないひとには必ず名刺を渡すよう
 にしよう。相手の名刺をもらうチャンスである。後日、ミーティングをご
 一緒できてよかったという旨の手紙を送り、もし、適当だと判断した場合
 彼らが退席した後の内容の要約を同封してあげよう。・・いやみなく自分
 を売りこむことができる。

 何かアドバイスを求められ、答えが短いものであれば、名刺の裏に書こう。」

などなど、これでもか・・・というくらい具体的で詳細なアドバイスが書かれ
ている。しつこいくらいだが、結構面白いし、役に立ちそうな気がする。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.shoeisha.com/book/ で検索する。
| ↓
| 大企業(ゴリアテ)も分解すれば一人の人。
| おんなじだ。恐れることはない。
|
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この本で映画を一本見た(つもりになった)。
「ユー・ガッタ・メール」、トムハンクスの巨大書店に対抗したメグ・ライア
ン演じるNYCの素敵な書店が題材。
この映画に出てくる書店のモデルがあるそうで、マンハッタンのブックス・オ
ブ・ワンダーというお店らしい。映画にも店のシャッターや店内のレジが登場
するらしい。巨大書店(ゴリアテ)にあたるのはバーンズ・アンド・ノーブル
だ。今、メグの(演じていた店主の)本屋の回りには3店ものB&Nがあるが
それでも、ブックスオブワンダーはしっかり生き延びているという。いや、そ
れどころか繁盛しているんだそうな・・・。

その理由は、「どこにも負けない、本に対する知識」だそうだ。
お客さんに「あのぉ・・黄色い表紙で、禿げ頭の人が書いた、えーっと・・」
といわれたら、「セス・ゴーディンですね。それならこちらに。そうそう、
もしよかったら阪本啓一の本もいいですよ・・・」みたいな対応ができるかど
うか-というところだ。
ワンダー書店で、主任に昇格する条件は、「近所の学校で本に関する知識を教
えること」だそうだ。本好きでないと勤まらない。

大企業ではなし得ない特別なこと=(坂本氏風に言えばとんがってる特別なサ
ービス)を提供するというポジショニングがワンダー書店の成功の秘密である。

隙間マーケティングの事例として出てきたこの本屋(映画)は、なんだか魅力
的。映画をみたくなってしまった。


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■ <読んで欲しい方>
  スモールビジネスを始めた方
  起業を考えている方
  ブレークしそうな方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+ピリリ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●富士山・コム    ( http://www.fujisan.com/webook )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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2001.03.30[金]:【】..

2000.03.29[木]:【】..

2000.03.28[水]:【】..

2000.03.27[火]:【スモールビジネスマネ ジメント】..★★★★+ピリリ
 翔泳社/ ISBN4-88135-867-7/1600円/421P
2001.03.26[月]:【部下を愛しますか?それとも失いますか?】..★★★★+部
下の気持
 産業編集センター/ ISBN4-916199-25-1/1500円/359P
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今週の節約小計 3100円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-12 ・ ・ ・ ‥… □■

  えきーぷ、永尾さんの企画です。

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|  ◆申込み先:http://www.goekeep.com/ のぺージ右上
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|  ◆お願い :上記申込みページのご意見・ご感想欄に
|       「しんのすけさんのファンです!」とご記入下さい。
|  ◆当選人数:10名(西日本の方だけね)
|  ◆応募〆切:2001年4月10日(火)
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|  ◆ メール先:webook2001@yahoo.co.jp
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|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  ◆ 〆切:4/10(火)
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|  インプレス森谷さまと訳者糸川洋さんのご協力で実現しました。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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|   「サービス王になろう2」3冊。しかも著者中谷彰宏氏サイン入り
|   http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.03/2001.03.02.htm
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|  ● メール先:wada@ohtapub.co.jp
|      cc: webook2001@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:サービス王2+お名前      
|  ● 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook歴、コメント
|  ● 〆切:4/4(水)
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|    著:イーサン・M・ラジエル
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|  ● 〆切:3/30金
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-046【e漢字50= 知事】・… □■

  知事=ちじ。 
  地方自治体の首長。県知事、都知事、府知事。
  漢和事典によれば、事=「旗を手に持つ様を表し、公事に従う役人の意を
  表す」とある。するてぇと、知事とは 「知恵」を働かせる「役人」の事
  になる。決して悪知恵を働かせてはいけない・・・。
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日昼時間 :12:24  +2分 ”
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Posted by webook at 00:19

2001年03月15日

【手にとるようにIT経営がわかる本】..........★★★★+IT

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★ 【Webook #2001-039】 2001/03/15(木) ★
★ “あたたかーい日”の木曜日       ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 手にとるようにIT経営がわかる本 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字45 = 糠 】
   ◎ プレゼント:【 マッキンゼー式 世界最強の仕事術 】3/30〆切
【 結婚 】3/16 〆切

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【手にとるようにIT経営がわかる本】

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■ジャンル:ビジネス、IT
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■著者: 渡辺パコ
  1960年東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。90年に有限会社水族館
  文庫設立。著書に「図解&キーワードで読み解く通信業界」「LANの本質」
  「生命保険がわかる本」等
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 かんき出版/ISBN4-7612-5911-6/1400円/217P
2001/2/13 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「IT時代。経営者は本書の内容を常識として持っていたい・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

TVのコマーシャルにはURLが入り、名刺にはEmailアドレスが書かれ
ている・・・そんな状況が普通になってきたこの頃、ITは、企業の中にそし
て生活の中にすっかり浸透してきた。こんなIT時代に、企業がITをうまく
利用し、これからの事業を成功に導くためのヒントがコンパクトにまとめられ
ている。ERP,CRM,TCO,顧客シェア、アフィリエイトなど、IT経
営に関する言葉の背景と意味がよく分かる。

ITを如何に使いこなすかの最後のポイントは人。「知識」を持っている人で
はなく「知恵」を出せる人が従来にも増して求められるのもIT時代の特徴で
ある。

ITそのものは所詮ツールである。ITを導入すればそれだけで企業の活動が
飛躍的に躍進するというわけではない。ITを「何のために導入するのか」「
どう使いこなすか」「効果(目標)をどこに置くのか」・・といった“考え方
“や”戦略的”なものの見方が重要なのだ。その意味でも、現在注目されてい
るITと経営の関係を手っ取り早く把握するということは大いに意味のあるこ
とだ。

本書には、ITと経営戦略、ITと組織管理、ITとマーケティング、ITと
ビジネス手法などについて、分かりやすい解説と経営的な見地からの洞察が書
かれている。技術的解説に終わらず、戦略的な思考とナゼ(Why)の発想に
基づいた構成であるところがオススメだ。

頭の整理にちょうどよい。IT経営のエッセンスをこの手に・・・。
おすすめ度は、★★★★+IT
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■ <お暇な方は、もう少し>

今日は、ここは・・・・
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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=01007084
| ↓
|  イットと読んだ人は退陣表明となった・・・
|
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■ <読んで欲しい方>
  ITを企業戦略に活かしたい方
  企業のトップの方
  情報システム部以外の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

  ★★★★+IT

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
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2001.03.16[金]:【】..

2000.03.15[木]:【手にとるようにIT経営がわかる本】..★★★★+IT
かんき出版/ ISBN4-7612-5911-6/1400円/217P
2000.03.14[水]:【てじなのかんげいかい】..宮川ひろ..★★★☆+てじな
          PHP研究所/ ISBN4-569-68267-7/ 950円/78P
2000.03.13[火]:【君の席はそこではない!】..岩下宣子..★★☆+マナー
リヨン社/ ISBN4-576-00699-1/1200円/159P
2001.03.12[月]:【コーチングが人を活かす】..鈴木義幸..★★★★☆+自発
ディスカバー21/ ISBN4-88759-119-5/1300円/125P
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今週の節約小計 4850円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-09 ・ ・ ・ ‥… □■

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| ̄ Webookプレゼント企画 第5弾 
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|  『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』 5冊
|    英治出版 2001年4月新刊(4月10日発売予定)
|    著:イーサン・M・ラジエル
|    訳:嶋本恵美、田代泰子
|
|    事実を徹底的に分析し、仮説を検証し、思考を厳密に構造化し
|    ていくビジネス思考など、マッキンゼーの秘密に迫る・・・・
|   ----------------------------------------------------------
|   この本のコメントをどこかのオンライン書店に書きこむと
|   お約束いただける方に一冊プレゼント。(抽選で5名様)
|
|  ● メール先:webmaster@eijipress.co.jp
|      cc: webook2000@yahoo.co.jp
|  ● タイトル:マッキンゼー+お名前      
|  ● 本文:コメント書きこもうと思うオンライン書店名(いくつでも)
|       住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦
|  ● 〆切:3/30金
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| ̄ Webookプレゼント企画 第4弾 
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|   「結婚」ナガオカケンメイを3冊+α冊プレゼント!
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|   あの頃をみずみずしく蘇らせて、夫婦の絆を確かめたいかた
|   是非ご応募ください。真之助の奥さんも泣いた・・・らしい。
|
| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2001@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:結婚+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦、結婚xx年
|  ◆ 締切り:2001/3/16(金)大安 今日は〆きり
|
|  著者ナガオカケンメイさん&プロデュース石黒謙吾さんのご協力で
|  実現しました。結婚してる方、応募資格あり・・です。
|  婚約中のかたも、いいことにしましょう・・・
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-07 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-038【e漢字45= 糠 】・ … □■

  糠(ぬか)。
  コメ偏+健康の「康」。
  おコメの外側は、ビタミンやミネラルなどが含まれており、玄米のまま
  食べたほうがほんとうは体にいいようだ。
  発芽玄米・・・なんてのも最近は注目されている。
  (けっこうおいしいかたよ)
  糠は、玄米に残っている。
  あんまり白白した白米より、ちょっと褐色の玄米のほうがいいかも。
  食は健康の基本の基本。糠(ぬか)りなく・・・?

         しんのすけ@e漢字.COM
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東京の日出:05:53 -2分 対前日
東京の日入:17:48 +1分 ”
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《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
▲▼▲    またあした。
Web ◎◎ k     
| △ |    
\σ/ _ パラパラ
\_||__/
     | |   「日経ネットブレイン」4月号 P171
   / \ ))  Webook書評があるよ(ネットコミュニティ戦略)
  / /     
¨   ¨   
                      真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 00:14

2001年03月01日

【衛星ビジネス・ウォーズ】..G・ドルシー......★★★★+宇宙

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★ 【Webook #2001-031】 2001/03/01(木) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 宇宙ビジネス・ウォーズ 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字37= 認める 】
   ◎ プレゼント:【 インターネット広告実践法 】富士通総研Presents
   ◎ お願い  :【 アンケートのお願いです 】

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【宇宙ビジネス・ウォーズ】

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■著者: ゲーリー・ドルシー
  ノースカロライナ大学チャペルヒル校でジャーナリズムの修士号を取得。
  米国のノンフィクション作家。
 訳者: 高遠裕子(たかとお・ゆうこ)
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■出版社:日経BP/ISBN4-8222-4222-6/2500円/489P
     2001/1/29 第1刷
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■ジャンル:ビジネス、宇宙、通信
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■ <ワン・チョット>

「 宇宙にだってベンチャーな世界があるんだ・・・。」
  
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■ <忙しい方はここだけ>

ベンチャーな世界は、なにもインターネットに限ったことではない。ITの次
はゲノムだといわれるように遺伝子工学も可能性溢れる世界だし、新エネルギ
ー供給の世界、さらには宇宙ビジネスだって、起業家たちの活躍するフィール
ドに違いない。

本書は、宇宙スペースのビジネス利用をめぐるベンチャー起業家の奮闘物語だ。
宇宙ビジネス(衛星ビジネス)というと、NASAなどを代表に国家的なプロ
ジェクトで取り組まなければ何も出来ないと思いがちであるが、こんな世界に
も小さなベンチャー起業が頑張っていたのだ。

本書は、ディヴィッド・トンプソン率いるオービタル・サイエンス社の波乱に
満ちた宇宙ビジネスがストーリーの軸になっている。低軌道の衛星を複数打ち
上げ衛星通信網を築こうという通信衛星プロジェクト「オーブコム」をめぐり
、様々な苦難と戦う様子がドキュメンタリータッチで描かれている。

「宇宙(衛星通信)」を「インターネット」に置き換えれば、シリコンバレー
などで起きている動きとなんら変わるところはない。ただし、インターネット
の世界は、スタートアップのコストリスクが少ないのに対し、宇宙はとほうも
なく高価で厳しい世界だという点が大きく異なる。

それでも挑戦する起業家がいるというところに、アメリカの柔軟性とエネルギ
ーを感じる。
スペース・バレーの鼓動を聞いてみよう。

おすすめ度は、★★★★+宇宙
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■ <お暇な方は、もう少し>

数年前だったか、出張でサクラメントのある企業を訪問したことがある。
水素エンジンの開発を行っている会社で、敷地はばかでかくつくてあった。
なにしろ水素が爆発でもしたらあたり一面が大変なことになるから・・・とい
う理由を聞いて、敷地内を車で案内してもらった時もそぞろな気持ちがした。

ちょうどそのころと、本書の描いているスペース・ベンチャー達が、ビジネス
企画書をもって走り回っている頃(92~95年)が一致しており、なんだか同じ
空間にいたような気がして、ちょっとわくわくしながら読んだ。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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|  ビジネス・フィールド
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
宇宙への兆戦は、米ソの覇権争いの道具だった時代から、スペースシャトルの
ように経済性も追求する時代になり、さらに、国レベルの事業から民間のビジ
ネス、しかもベンチャーも参入できるビジネスフィールドとなってきた。

どんな世界(フィールド)にも“おバカさん”(=アントレプレナー)はいる
ものだ。
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■ <読んで欲しい方>
  火星.comを考えてる方
  衛星通信ビジネスに興味あるかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

 ★★★★+宇宙

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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2001.03.02[金]:【】..

2000.03.01[木]:【衛星ビジネス・ウォーズ】..ゲーリー・ドルシー..★★★★
+宇宙
日経BP/ ISBN4-8222-4222-6/2500円/489P
2000.02.28[水]:【-】..WoW Night! 休刊

2000.02.27[火]:【平成サラリーマン川柳傑作選十貫目】..★★★★+十貫め
講談社/ ISBN4-06-210531-4/1000円/235P
2001.02.26[月]:【キャリアショック】..高橋俊介...★★★★☆+ショック
          東洋経済新報社/ ISBN4-492-53108-4/1500円/214P
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今週の節約小計 5000円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-06 ・ ・ ・ ‥… □■

     Webookプレゼント企画 (第3弾)
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| ̄ Webookプレゼント企画 第2弾 
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|   「インターネット広告実践法」(田中&須田)を3冊プレゼント!
|    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.01/2001.01.19.htm
|
| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2001@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:インターネット+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、職業、Webook暦、コメント
|  ◆ 締切り:2001/2/28(水)
|
|   著者、田中秀樹さん(富士通総研)のご好意で実現しました。
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-031【e漢字37=認める】・ … □■

  おととい、「コーチング」の本を読んだ。★x5!。次にご紹介します。
  その中にあった漢字のエピソード。
  コーチングの心得は、信、認、任 だという。
  そのひとつ「認める」
  人は認められたい存在である。どんな小さなことでもいい。認められる
  必要とされるというのは、自分の存在を確認できる素敵な瞬間だ。
  で、「認」めるとは =「言」う+「忍」ぶ というストラクチャー。
  人を認めるということは、いろいろ言いたいことがあってもそれを
  ぐっとこらえて忍ぶということだ。
  「よくやったねぇ」のあとに「だが、ここは、そこは、それは・・・」
  とやられたら、せっかくの言い気分もダイナシ。
  認めることは、いいところを誉めて、気に食わないところは忍ぶという
  のが心得のようだ。
  人の上に立つ方は、まず「認」めることが肝心。
  うーん、おりしも査定の時期だなぁ。 

         しんのすけ@e漢字.COM
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 【こりゃe漢字】メルマガ => メルマにて発行中 m00028090
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        ■■■ ≪アンケートのお願い≫ ■■■ 
              よろしくぅ・・・

この度、Webookは、“ビジネス知識友の会”の結成に参加し、更に、読者の
皆様への価値向上を図って行くことになりました。

 ビジネス知識友の会URL: http://www.b-tomo.net/

そこで、アンケートを通じて、読者の皆様について、少し情報のご提供を
お願いしたいと思っております。
この情報は私達のメールマガジンへの情報告知する場合に、できる限り皆様
にお役に立つ情報を掲載するためにのみ、活用させて頂きますのでご理解と
ご協力お願いいたします。
尚、この目的以外には絶対に流用しないことをお約束します。 
                
と・・固いことを書きましたが、読者属性を調査させてくださいって
ところです。よろしくお願いしまーす。

 それじゃぁ
 アンケートへGo → http://www.cm-japan.net/index_cmjapan.html

一昨日アンケートのお願いをしましたが、一部不具合があり修正しました。


                         松山真之助@感謝
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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東京の日出:06:11 -1分 対前日
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日昼時間 :11:25 +2分 ”
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ξ    
▲▼▲      ありゃりゃ、もう3月。はやいっすねぇ。
Web~●●~k      また明日!。
| > |     
\o/ ゝ”   今度、毎日新聞社刊
    _|| __| ”  「パソコンを始めよう~超初心者編(仮)」
< \ \ ”  で取り上げていただけるようです。  
  ~~●~~~~~~~~~~   3.16発売
     水球
              真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 00:09

2001年02月23日

【ネット起業!あのバカにやらせてみよう】......★★★★☆+バ カ

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★ 【Webook #2001-028】 2001/02/23(金) ★
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= もくじ =

   ◎ 本日の一冊:【 ネット起業!あのバカにやらせてみよう 】
   ◎ カラコラム:【 e漢字34= 情報 】
   ◎ プレゼント:【 インターネット広告実践法 】富士通総研Presents

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ネット起業!あのバカにやらせてみよう】

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■著者: 岡本 呻也(おかもと・しんや)
  1965年愛媛県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、プレジデント社入社。
  93~97年まで月刊『プレジデント』の編集にあたる。99年退社。
  個人サイト「日本の会社いかがなものか」を運営。
  http://www.ne.jp/asahi/shin/ya/
----------------------------------------------------------------------
■出版社:文藝春秋/ISBN4-16-356650-3/1714円/288P
     2000/10/20 第1刷
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■ジャンル:ビジネス、アントレプレナー
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■ <ワン・チョット>

「 本物のバカ=知恵x情熱x仲間+時の風 」
  
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■ <忙しい方はここだけ>

世の中にはいろんなバカがいる。
普通のバカ、どうしようもないバカ、とんでもないバカ、本物のバカ・・・。
本書はたくさんのバカが登場する本だ。ただし筋金入りの本物のバカだ。

ダイヤルキューサービスの真田哲弥、サイバードの堀主知ロバート、ハーパー
ネットの板倉雄一郎、ネットイヤーの小池聡、ビットバレーアソシエーション
の松山太河、imodeの夏野剛、松永真理・・・など、日本におけるインタ
ーネット・ビジネスストーリーを彩る面々が登場する。

渋谷のビトバレーを中心にネットフィーバーがうねりのように押し寄せていた
あのころ、この国の視線は、本書に登場する人たちに集まっていた。
バブリーになったネット環境もようやく正常にもどり、モルタルとの融合や、
eからEへのシフトなど世の中は相変わらず激しい変化の中にある。
変わらないのは、人(顧客)によろこばれることが成功への第一条件だという
ことだ。

夢が破れても、ヒューマンネットワークと自らの知恵を原動力に、先へ先へと突
き進む人たちの情熱に触れてみたい。

誰しも一度は、バカを夢見たい!?

おすすめ度は、★★★★☆+バカ
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■ <お暇な方は、もう少し>

○「社長失格」板倉雄一郎
  http://www.hoops.ne.jp/~webook/99.1/99.01.22.htm
○「ビットバレーの鼓動」荒井久
  http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.03/2000.03.14.htm
○「iモード事件」松永真理
 http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.08/2000.08.21.htm
○「iモード・ストラテジー」夏野剛
 http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.12/2000.12.21.htm

などで紹介されていた一連のネットビジネ・ストーリーをドキュメンタリード
ラマに仕立てある。
どこかにあなたの知ってる人が登場しているかもしれない。

   ・・・・・・・・

ところで・・
昨日の夜は本書の続きになるようなおバカさんたちの集まりに寄せていただき
、楽しい時間を過ごした。
明日の馬鹿を夢見る若者達の情熱とエネルギーは、独特のオーラをかもし出し
ている。うーん、いい雰囲気だったなぁ。
__________________________________
@ 戻る 起業 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00045383
| ↓
|    本物のバカの公式
|      バカ=知恵x情熱x仲間+時の風
|
|                      => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あ、ごめんなさい、今日はこのへんで。

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■ <読んで欲しい方>
  ネットベンチャーな方
  コケたっていいじゃないかという方
  未来のある方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

 ★★★★☆+バカ

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

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2001.02.23[金]:【ネット起業!あのバカにやらせてみよう】..★★★★☆+バ

          文藝春秋/ ISBN4-16-356650-3/1714円/288P
2000.02.22[木]:【ブランドはなぜ堕ちたか】..産経新聞..★★★★+再生
角川書店/ ISBN4-04-338651-X/1300円/300P
2000.02.21[水]:【宇宙】..加古里子..................★★★★☆+宇宙
福音館書店/ ISBN4-8340-0736-7/1400円/61P
2000.02.20[火]:【地球人口100億の世紀】..大塚他.....★★★☆+人口
ウェッジ/ ISBN4-900594-32-6/1200円/244P
2001.02.19[月]:【人生について数字が教えてくれること】..★★★★+数字
角川書店/ ISBN4-04-791357-X/1400円/182P
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今週の節約小計 7014円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2001-04 ・ ・ ・ ‥… □■

     Webookプレゼント 当選者のはっぴょぉー♪
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| ̄ Webookプレゼント企画 第2弾 
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|   「eラーニング」(吉村克己著)H&I
|
| 1)真下○彦さん(埼玉県北葛飾郡) いいコンテンツのご参考に
| 2)町田光○さん(埼玉県秩父市)  お誕生日のお祝いに
| 3)平林正○さん(埼玉県埼玉郡)  お風呂もいいですね
| 4)成田○士さん(京都市)     今度は極秘じゃなくて・・・
| 5)村井○行さん(東京都墨田区)  また衝動買いしてくださいね
|
|  おめでとうございまーす。お楽しみにぃ・・・
|  不思議と埼玉県の方が3人も・・・こういうこともあるんですなぁ。
|  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     Webookプレゼント企画 (第3弾)
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| ̄ Webookプレゼント企画 第2弾 
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|   「インターネット広告実践法」(田中&須田)を3冊プレゼント!
|    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2001.01/2001.01.19.htm
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|   著者、田中秀樹さん(富士通総研)のご好意で実現しました。
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2001-025【e漢字34=情報】 … □■

  情報=じょうほう。「情」けに「報」いると書く。(と誰かが言ってた)
  情報は、状況によりじつに貴重なものになる。ほんのささいなことでも
  それを知らないばっかりにとんだ苦労をすることがある。
  あるときちょっと教えてももらったことが、ものすごく役にたった・・
  なんてことはよくある。PCの使い方、ソフトの使い方なんかもそうだ。
  マニュアルを開いて勉強するのはおっくう。あの人に聞いたら即。
  みたいなことはよくある。
  情報を提供してくれた人には心から感謝を述べたい。
  先日コラムで書いた Okwebもそうした知恵や知識をうまく
  共有できる情報インフラとして存在する。報いる仕掛けもちゃんとある。
  そうそう、おかげでMPEG2の一見は落着。
  たくさんの皆さんありがとう。
  そうそう、昨日は兼元さん(OKweb CEO)にお会いできた。
  この方も「本物のバカ」のおひとり(あ、これもちろんいい意味)
 
         しんのすけ@e漢字.COM
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東京の日入:17:31 +1分 ”
日昼時間 :11:12 +2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Web ●● k      また来週!。
| > |     今度、毎日新聞社刊
\o/        「パソコンを始めよう~超初心者編(仮)」
 / \/   で取り上げていただけるようです。  
< | |       たのしみぃ・・・。
 L_  
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    @   b ・・・O))        真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 00:06

2000年12月18日

【10秒間@マネジャー】..Mブライアー...★★★★★+10秒

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2000-193】 2000/12/18(月) ★
★ “師走にしては妙に暖かい”の月曜日 ★
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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 10秒間@マネジャー 】
    ◎ カラコラム:【 e漢字6=語・誤 】
    ◎ プレゼント:【 私をホテルに連れてって】サイン本3冊 12/22

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【10秒間@マネジャー】 THE 10-SECOND INTERENT MAN@GER

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■著 者: マーク・ブライアー&アーミン・A・ブロット
 マーク・ブライアー(Mark Breier)
  ドットコムワールドの制覇にかけて、彼と肩を並べられる者は少ない。ア
  マゾン・ドット・コムではマーケティング担当副社長として、またビヨン
  ド・ドット・コムでは社長兼CEOとして、両者のトップテン・サイト入
  りに大きく貢献。その前は小売の業界で腕をふるった。シリコン・バレー
  で最も人気のあるeコマース・コンサルタントの一人。
 アーミン・A・ブロット( ArminA.Brott)
  海兵隊除隊後、商品トレーダーなどを経験。育児に関連したベストセラー
  が数冊ある。
 訳者:仁平和夫(にひら・かずお)
----------------------------------------------------------------------
■出版社: 日本経済新聞社/ISBN4-532-14883-9/1300円/174P
     2000/12/4 第1刷
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■ジャンル:ビジネス
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■ <ワン・チョット>

 「即断即決。
  10秒間インターネット・マネジャーの秘訣はスピードにつきる。」

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■ <忙しい方はここだけ>

シリコンバレーでは常識の「インターネット時間」。その上をイーベイやアマ
ゾンのように疾走するためには、なんといっても"スピード"というのエンジン
オイルが欠かせない。シスコシステムズのJ・チャンバースが言うように「の
ろい会社は消えてゆくしかない」のだ。
本書は、アマソン・ドット・コムのマーケティング担当副社長やビヨンド・ド
ット・コムのCEOとして、ネット企業の創業と躍進の立役者を演じてきた著
者が、ビジネス世界ですばやく行動し成功を手に入れるための秘訣を、具体的
な事例とロジカルな洞察で示したものだ。

ビジネスの基本、すなわち「お客さんを大切にし、お客さんの要望に応え、ブ
ランドを確立し、自社ブランドの信者を増やしていくこと」は変わらない。た
だ、それを物凄いスピードでやれるように、いや、やらなければならないよう
になったということなのだ。

電子メールの使い方、顧客の声を聞くマーケティングの真髄、会議で時間を無
駄にしない具体的な方法、ネット時代のブランド構築術・・・など、抽象的で
はなく実践的なアプローチを指南するところが、読んでいて実に心地よい。

ネットビジネス関連で「今年よかった本を1冊だけ選べ」と言われれば、本書
は間違いなくその一冊になる。

おすすめ度は、★★★★★+10秒
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■ <お暇な方は、もう少し>

煉瓦モルタル企業(従来企業)がもたもたしている原因は、3つのCに苦しん
でいるからだと分析する。

 Culture(文化)
 Channel Conflict(チャンネルの衝突)
 Compensation(報酬)
の3つである。

従来型企業では何か新しいことをやろうとすると文化の壁が大きくたちはだか
る。石橋を叩いて渡る(もしくは叩いても渡らない)のは、組織形態に問題が
あるからだという。 アマゾンとバーンズアンドノーブルの例をあげて説
明している。文化とは、目に見えないだけにやっかいだ。
ティム・ハリソン(元IBM,フォッグドッグ・スポーツCEO)がIBMの
ことを語った言葉が面白い。
 「構えろ、狙え、まだ撃つな、よーく狙え、もう一度よく狙え」
というものだ。
ネット時代の鉄則は「構えて撃ち、それからねらいを定める」のが正しいやり
方だという。
(最近、TVのコマーシャルで“よーい、・・・ゴール”というのがあるがあ
のノリだ)

チャンネルコンフリクトは、小売業、再販業者、流通業者など使いなれたチャ
ンネルとインターネットの衝突である。エアラインチケットのネット直販と、
従来の代理店の間のコンフリクトはまさにそれ。
競争相手に破壊してもらう前に、自ら破壊と創造をしたいものだ。

報酬は、人材の確保の問題。有能な人材は、給与とストックオプションの組合
せや成果に応じて報酬がもらえる企業へ流れていくのだ。


『許可を求めるな、あとで謝ればいい』『ネット時代には、構えて狙いを定め
てから撃つのではなく、構えて撃ち、それから狙いを定めるのが正しいやり方
だ』『長く働き(会社で長い時間を過ごし)、安く働き(カジュアルでいい)
、早く働き(競合よりすばやく、顧客には即応する)、早く成長する(素早い
成功のあと新天地へ移る)のがネット世界の正しい生き方だ』などインターネ
ットマネジャーのマインドセット(心構え)に共感を覚える人は多いはず。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00054449
| ↓
|  スピードの時代といっても、それなりの分析と洞察が必要
|  あわてる乞食は、考えない。
|  迅速な金持ちは、動きも早いが、考えるのも早い。
|
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
インターネット時代に成功をつかむ7つのコツをじっくり読んでみよう。
その秘訣は10秒間マネジャーのサイト( http://10secondmanager.com/ )
で今も成長と変化を続けている。英語だが、一見の価値あり!

時間の無い方向けに、10秒で済ませる手段も書かれているのは流石。
Web site 上にも、10秒チップスが掲載されている。

  10-Second Tips:
 ------------------
 Act Fast
 Optimize E-mail
 Get Feedback
 Improve Meeting
 Build Brand
 Raise Money
 Build Fun Culture

本書では、はじめにのところにこれがまとめてある。(この訳も粋だ)
 《スピーディに、したたかに》
   規模と資金力で優位にたつ相手と競争するには、スピードで勝負するし
   かない。
 《朝、昼、晩に電子メール》
   電子メールはインターネットの酵素である。しかし、使い方を誤ると
   受信するほうが悲鳴を上げ、会社全体が失速する。
 《フィードバックを友にする》
 《会議の効率を上げる》
 《ブランドが命》
 《投資ジャングルの歩き方》
 《楽しくやろう》


『ガズーバ!』を彷彿とさせる内容は、「クリック&モルタル」より、わくわ
くしながら読める。オススメ!

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■ <読んで欲しい方>
  ネットビジネスに身を置く方
  レンガ色企業にいるかた
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+10秒

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/)
●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/)
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 1分間マネジャーはこちら
  【1分間マネジャー】..ブランチャード.....★★★★☆+1分
   http://www.hoops.ne.jp/~webook/99.4/99.04.20.htm

 1分間のおさらい:
   1.1分間で目標を設定できること。
   2.1分間で褒め称えること。
   3.1分間で叱ること。
 1妙間@マネジャーでも、ブランチャードの本をこう称えている。
 『部下と過ごす1分間にまさる1分間はない』という説に私は全面的に同意
 する・・・と。
 しかし、1分さえ時間が取れないときどうするか・・・というところから
 『1分間@マネジャー』が生まれた。
 1983年から2000年、20年弱の年月を経て、1分は1秒に早まった。

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2000.12.22[金]:

2000.12.21[木]:

2000.12.20[水]:

2000.12.19[火]:

2000.12.18[月]:【10秒間@マネジャー】..★★★★★+10秒
日本経済新聞社/ ISBN4-532-14883-9/1300円/174P
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今週の節約小計 1300円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-38 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookクリスマス・プレゼント (企画 第23弾) 
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|   【私をホテルに連れてって】サイン本、3冊
|   (オータパブリケイションズ、和田さんのご協力)
| http://www.ohtapub.co.jp/booklist/book/whotel.html
|  
|  抽選に申しこんでくださった方全員に、中谷彰宏特製はがきを
|  プレゼント!!  発表はクリスマスに・・・サンタから。
|  
| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2000@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:ホテル+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、電話番号、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|            ~~~~~
|  ◆ 締切り:12/22(金)
|
|  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-10 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-35 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-193【e漢字6=語・誤】 …□■

漢字はよく見るとなかなか面白い。
 誤という字は、語という字とちょっとにている。どちらも「口」と「言」う
 という要素があり、あとは、数字(もどき)の五と六。
 吾(自分)のことを正直に5くらいに言えば「吾を語る」言葉に耳を傾けて
 もらえる。
 ところが、ちょっと見栄をはって5を6なんて水増ししていっちゃうと
 語は誤になる。
 語る言葉が、誤解を生むのは、ついつい自分の都合のいいように話したく
 なる私達の心の働きが原因だ。
 うーん、はやり正直がいいようで・・・。
 (ちょっとこじつけかなぁ)
             しんのすけ@故事漬屋
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
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| ) ●●● まぐまぐ ID=46172 |
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東京の日出:06:45 +3分 対前日
東京の日入:16:30 +1分 ”
日昼時間 :09:45 -2分 ”
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   <|V| \/\/    PTAおじさん   
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Posted by webook at 23:37

2000年12月11日

【しびれる仕事をしよう】..中谷彰宏.......★★★★+プロジェクト化

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= もくじ =

    ◎ 本日の一冊:【 しびれる仕事をしよう 】
    ◎ カラコラム:【 発芽玄米試食 】
    ◎ プレゼント:【 なぜ、あの会社は潰れたのか 】5冊 
            【 私をホテルに連れてって】サイン本、3冊 New

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【しびれる仕事をしよう】
        作業をプロジェクトに変える67の具体例

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■ジャンル:ビジネス
----------------------------------------------------------------------
■著者:中谷彰宏(なかたに・あきひろ)
  1959年大阪府生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業。博報堂勤務の後、株
  式会社中谷彰宏事務所設立。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-70215-2/1400円/188P
2000/12/7  第1刷 
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■ <ワン・チョット>

 「やりかたをカッコよくすると“作業”が“プロジェクト”に変身する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

毎日の仕事は「こなす」仕事が多い。なんでこんなことしなきゃいけないんだ
、俺が・・・みたいな「作業」のことだ。しかし、そこで腐ってはいけない。
単なるこなし作業も思わぬ大プロジェクトに変身する可能性があるからだ。
(かのトムピーターズも素晴らしい事例を挙げて強調している)
ダサイ仕事もやりかた次第で「カッコいい」プロジェクトになるのだ。

本書は、「しびれる」仕事をするためのコツ(気構え)を67の事例と著者の
洞察で料理し、読者に提示している。

会社を自己実現の手段の一つと認識し、オンとオフの融合した仕事をし、仕事
の評価は上司ではなく自らが行う、そして、出会いを大切にしながら、仕事に
取り組めば、しびれる仕事と自分ブランドをゲットできる。

著者の行動哲学は「速く、マメに、カッコよく」だという。目指すミッション
は「Move your Herat」(感動を与え、元気を渡し、背中を押し、今、立ち止
まっている人に勇気を与えること)だという。

今日からしびれる仕事のやり方にしてみよう!

おすすめ度は、★★★★+プロジェクト化
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■ <お暇な方は、もう少し>

カッコよく仕事をする人は、仕事のスピードが速い。ある時急に速くなるわけ
ではなく、毎日コツコツ差がついているのだという。(たしかに!)

会議を終えたら、議事録は必ずその日の内にメールする。(自分が書記役でな
くてもいい、勝手モードで書いてしまえばいい。そうすれば、あいつなかなか
やるな・・・という評価がついてくる。何時の間にか仕事を仕切れる。)

一見面倒なことも率先してやるといい。
人の評価も、モノの評判も差別化にある。差別的優位とは、面倒なところ不便
なところに隠れている。
それを「なんかそれ面倒臭いね」というのはオヤジだという。若くてもオヤジ
はいっぱいいる・・・この前の「オヤジにならない・・・」にもあったなぁ。

インターネットの使い方で、その人のマメさ度合いがわかるという。ホント。
「インターネットを利用することでマメな人は、ますますマメになり、ずぼら
な人はますますズボラになる」・・・昔流行った大貧民というトランプゲーム
と同じである。

「一週間でやればできることを、一晩でやれば、しびれる」というが、そんな
時は、結構しんどい。そういうときこそ、「悲惨な状況をガハハと笑い飛ばし
ながら」できる人がカッコいいのだ。

ガズーバの大橋禅太郎氏も同様なことを言っていた。
物凄く大変な状況が予想されるときは「今日はロマンチックだ」と言うそうだ。
“xx君、わるいけど今日は、ロマンチックな仕事を頼んでもいい?”みたい
に使うわけだ。“素敵な星が見えそうですね”なんて応えればカッコいい。

仕事へのアティチュード、仕事のやり方、時間の使い方、出会いをどう生かす
か、・・・など「しびれる」仕事師への道標がいくつかある。

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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |   ・・・
| ↓
|   この本の著者はほんとーにマメ。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
作家「も」やっているという著者は、近いうちに本を無料にするという。
本をLinuxしちゃうのだ。

しびれる仕事をしている著者の今後に注目!

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■ <読んで欲しい方>
  仕事がつまんなく思えてきたかた
  そろそろ新しい仕事に取り組みたいなという方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+プロジェクト化

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

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●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/)
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  「しびれる」プロジェクトといえばなんといってもトム・ピーターズ。
   しびれるような仕事をしたかた、これもオススメ
    【セクシープロジェクトで差をつけろ!】 The Projct 50
     http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.06/2000.06.16.htm

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2000.12.15[金]:【】..

2000.12.14[木]:【】..

2000.12.13[水]:【】..

2000.12.12[火]:【】..

2000.12.11[月]:【しびれる仕事をしよう】..中谷彰宏..★★★★+プロジェクト化
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70215-2/1400円/188P
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今週の節約小計 1400円
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| ̄ Webookプレゼント企画 第22弾 
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|   【なぜ、あの会社は潰れたのか】 5冊 (H&I)
| http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.11/2000.11.30.htm
|   H&I江守さんのご協力で5冊プレゼント!!!
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|  <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2000@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:なぜ?+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|  ◆ 締切り:12/12(火)
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
EMMマーケティングの当選者の方。本は土曜日に配送しました。
 お楽しみに・・・。
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| ̄ Webookプレゼント企画 第23弾 
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|   【私をホテルに連れてって】サイン本、3冊
|   (オータパブリケイションズ、和田さんのご協力)
| http://www.ohtapub.co.jp/booklist/book/whotel.html
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|  抽選に申しこんでくださった方全員に、中谷彰宏特製はがきを
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|  ◆ タイトル:ホテル+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、電話番号、年齢(年代)、Webook暦、コメント
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|  ◆ 締切り:12/22(金)
|
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-34 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-189【発芽玄米試食】 ・ …□■

 先日、お歳暮リストを見ていたらファンケルの発芽玄米というのが目に
 とまった。おぉ、ハツガゲンマイ。早速、ネットで注文してみる。
 支払い方法がちょっとわかりにくいね・・とメールをうったら早速返事
 がきた。郵便振込みやコンビニ代金振込みはいつの時点でどうするのか
 が明示されていなかったのだ。
 その後改善されていれば流石。  http://www.fancl.co.jp/
 で、本題の発芽玄米。お試しということで5パック入り/650円を注文。
 2合のお米に1パック(1合)を混ぜて炊くだけ。
 できあがりは、柔らかいし、食べやすい。
 パックの袋を明けると、オートミールのような香りがした。
 毎日食べるにはちょっと・・・かもしれないけれど、「眠っていたお米
 のパワーが発芽で呼び覚まされ」ており、ガンマ-アミノ酪酸(ギャバ)
 が沢山含まれていると思うと、なんだか元気がでたりして・・・。

          しんのすけ@ギャババ
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東京の日出:06:40 +2分 対前日
東京の日入:16:28 -0分 ”
日昼時間 :09:48 -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
        日没時間は今が一番遅い時期です。
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Posted by webook at 23:33

2000年11月29日

【クリック&モルタル】..D・ポトラック他.★★★★+情熱

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    ◎ カラコラム:【 オセロ 】
    ◎ プレゼント:【 EMMで売上を100倍伸ばす方法 】New !

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【クリック&モルタル】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:デビッド・S・ポトラック、テリー・ピアース
    デビッド・S・ポトラック
      ペンシルベニア大学卒。チャールズ・シュワブ・コーポレーショ
      ン社長兼共同最高経営責任者。
    テリー・ピアース
      IBMで17年勤務の後、リーダーシップ・コミュニケーション
      社社長。チャールズ・シュワブのコミュニケーション担当役員。
 訳者:坂和敏(さかわ・はやし) ビジネス・アーキテクツ/監訳
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■出版社:
 翔泳社/ISBN4-88135-933-9/2000円/395P
2000/11/21  第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「ビジネスを突き動かす情熱、それがモルタル(漆喰)だ。。」

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■ <忙しい方はここだけ>

本書に伝統的な企業(モルタル)とインターネット・ビジネス(クリック)の
対比を期待して読むと、それが大いなる勘違いだと後で分かる。
確かにクリックは「マウスを押すだけで様々な情報が手に入るインターネット
の世界」を表現したもだが、モルタルは、ビジネスの“情熱”のことである。
つまり「社員を突き動かし、顧客に継続的な満足を呼び起こすビジネスの情熱
」を意味しているのだ。

米国チャールズ・シュワブ社において本書のテーマであるモルタルの理論と実
践を展開した二人の経営者が、情熱をもって語るビジネス論である。
題材は、企業文化、リーダーシップ、マーケティング、ブランドなどの実践的
な経営課題だ。

本書で扱おうとしているのは、ビジネスの根っこに近いレイヤーの話で、テク
ノロジーがどんどん進化しても変わらない世界だ。
それはもはや、Tvs E (Traditional business vs e-Business )などといった
対比を超越した世界である。

ブリックス&モルタル(レンガと漆喰)が伝統企業・従来産業を象徴するもの
という認識を一度忘れてから読みはじめるとよい。

おすすめ度は、★★★★+情熱
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■ <お暇な方は、もう少し>

第10章にあるアマゾンとバーンズ&ノーブルの戦略的考察が印象的。
そこには僕が期待したクリック&モルタルのイメージにぴったりはまった洞察
がある。

バーンズ&ノーブルはアマゾンの挑戦を受けているが、彼らがやるべきことは
アマゾンと同じようなことをするのではなく、自分達がもっている企業の強み
、もてる企業文化を生かし、アマゾンと違う土俵で勝負すべし・・・みたいな
ことが書いてある。

「そもそも“アマゾン的に”アマゾンに立ち向かってはいけない。書店という
物理的な資産を用いて、アマゾンとは違うもの、はるかに優れた何かで差別化
すべき」とバーンズ&ノーブル社へのアドバイスを披露している。

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@ 戻る 文化 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| ↓
|  企業文化=物語、イメージ、儀式
|
|               => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
欧州三井物産戦略研究所の記事には、<ブリックス&モルタル>の考察がある。
一読の価値あり。
http://mitsui.mgssi.com/world/0005/toku_04.html

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■ <読んで欲しい方>
  ブリックス&モルタルな世界で頑張ってる方
  クリック&クリックの毎日の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+情熱

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●BK1 ( http://www.bk1.co.jp/ )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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2000.12.01[金]:【】..

2000.11.30[木]:【】..

2000.11.29[水]:【クリック&モルタル】..D・ポトラック他..★★★★+情熱
 翔泳社/ ISBN4-88135-933-9/2000円/395P
2000.11.28[火]:【人生最高のラブレター】..生活デザイン研..★★★☆+遺言
 清流出版/     ISBN4-916028-81-3/1400円/222P
2000.11.27[月]:【オヤジにならない60のビジネスマナー】..★★★☆+オヤジ
 PHP研究所/ ISBN4-569-61351-9/1200円/195P
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今週の節約小計 4600円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-36 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄ Webookプレゼント企画 第21弾 (New!)
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|   【Eメールマーケティングで売上を100倍伸ばす方法】:2冊
| http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.11/2000.11.07.htm
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| <応募方法>
|  ◆ あて先: webook2000@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:EMM+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|  ◆ 締切り:11/30(木)
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-?? ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-33 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-180【オセロ】  ・ ・・ …□■

 オセロゲームは、ビジネスの盛衰、キーファクター、変化のスピードなど
 ビジネスの領域と似たところがある。ソフトバンクの孫氏は、本や講演で
 オセロゲームのたとえた話をする。
 オセロは4隅を押さえたものが勝ち。ソフトバンクは、Yahooにより
 インターネットポータルという隅を一つ、更に提携戦略で、OS(MS)、
 ネットワーク(シスコ)、B2B基盤(アリバ)という隅を押さえたとか
 話しているとか・・・。
 99年に読んだ【孫正義インターネット財閥経営】
 http://www.hoops.ne.jp/~webook/99.8/99.08.09.htm
 では、4つの隅のうち一つは押さえた、あと3つを押さえる戦略はすでに
 頭の中にある・・・と語っていたが、もうすでに・・・。
 オセロ盤は、ソフト盤クになるのだろうか・・・。

             しんのすけ@白黒
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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| ( ∂ γ 【Wine of the Week】 |
| ) ●●● まぐまぐ ID=46172 |
| ζ ●● ストーブの横でグラスが揺れている ▼ |
| ● http://visit.to/winewine ⊥ |
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東京の日出:06:30 +1分 対前日
東京の日入:16:29 -0分 ”
日昼時間 :09:59 -1分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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ξ
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k//////eW       また明日。
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\ / フ そろそろ床屋さんへ行かねば。
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¨ ¨               真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 23:25

2000年10月20日

【ゲット・スターティド】..R・リーバー...★★★★+Ups!

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2000-157】 2000/10/20(金) ★
★ “雨だ・・”の金曜日         ★
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★ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:05:51 +1分 対前日
東京の日入:17:00 -1分 ”
日昼時間 :11:09 -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ゲット・スターティド!】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者:ロン・リーバー(Ron Lieber)
  26歳でフォーチュン誌の最年少コラムニストとして活躍。1996年に初めて
  の著書「Taking Time Off」(共著)を出版し、NYCタイムズでベストセラ
  ーに入る。本書は、2作目でオリジナルタイトルは「Upstart Start-Ups!」
 監訳:松山太河(まつやま・たいが)
  1974年生まれ。早稲田大学卒業。アンダーセンコンサルタンティングを経
  てネットエイジ社参画、同社取締役に就任。現在、非営利団体ビットバレ
  ー・アソシエーションのディレクターを務めるとともに、複数のインター
  ネット企業のスタートアップを支援、文藝春秋「日本の国際競争力100人」
  に選出される。
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■出版社:
英治出版/ISBN4-901234-07-2/1600円/270P
2000/9/30 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「自分で事業をスタートさせた、ごく普通のアメリカの若者たち。
  それが本書の主役たちである。」

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■ <忙しい方はここだけ>

社会の仕組みにおいても、多くの人の常識(気持ち)という点でも、日本にお
けるビジネスへの考え方は、まだまだ旧来思考の延長線上にある。たくさん勉
強をして、いい学校を出て、名の知れた会社に入り・・式の常識がまだ根強い。
ビット・バレーなど日本におけるベンチャーブームは、そうした“常識”をシ
フトさせる一翼を担ったと思われる。が、アメリカと比べると、まだまだ社会
の仕組みは、旧来の価値観を引きずっている・・のが現実であろう。

そんな中で、これからの時代にふさわしい価値観を生み出していくはずの若者
達が、ポンと背中を押されたような感じを受ける・・・そんな本がこれ。

本書では、ビジネス雑誌に花々しく登場したビル・ゲイツやマイケル・デルと
いうような起業家ではなく、「自分で起業したごく普通のアメリカ人」34人
が登場する。
伝説になったようなエピソードではなく、スターバックスのコーヒーでも飲み
ながらちょっと聞いた話・・・といったノリだ。身近でストレートな声(価値
観)は親しみがあり、著者の分かりやすい洞察も新鮮だ。

マーケットリサーチや資金調達、人のマネジメントといった創業者に必要な事
柄に彼らがどう考えたか、どう対処したか・・・など「インタビュー」を交え
著者の考察が展開される。もちろん失敗したこともある。

「就職=企業訪問から」という常識に少し疑問をもっている若者に是非。
 起業したばかりの方も是非。

本書は、ロン・リーバーという米国気鋭のコラムニストの著作だが、僕には、
松山太河の監訳・・というところについ目がいってしまう。自他ともに認める
起業エバンジェリスト、太河さんの労作でもある。

おすすめ度は、★★★★☆+Ups!
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■ <お暇な方は、もう少し>

「対企業に就職しようが、自分で会社を興そうが、どちらを選んでもリスクの
面ではそうたいした違いはない」という。こんなものの見方が、アメリカの若
者にはあるようだ。もちろん、MBAを取り大企業に勤めるとか、公務員やサ
ラリーマンになることもりっぱな選択である。

しかし、起業家というものも、職業を決めるときのごく普通の選択肢だという
考え方が日本よりずっと多い・・というのは注目すべき事実だ。

失敗しても「落伍社の烙印を押されることはなく、経験が豊富、という箔がつ
くだけのことだ」というアメリカ社会の気持ちが、若者の起業家精神を高揚さ
せている。


本書に登場する企業家たちは、日本ではそれほど有名ではない。従って、この
会社どんな企業だろう・・?というのも多い。
企業や創業者イメージを具体的に思い浮かべられないのは、日本ではハンディ
かもしれない。(楽天というと、画面のイメージや三木谷氏の顔がでてくる・
みたいなところが少ない点だ)
しかし、登場する若者創業者の声や、ロン・リーバーの考察は、当を得ており
ためになるものが多い。

そこで、本書をより楽しく読むため、に登場するベンチャーのサイト(一部)
をご紹介。(多分あってると思うけど・・)

 ★MBA取得者のためのキャリアネット・セントラル =>Cruel World
  (ジェフリー・ハイマン)
   http://www.cruelworld.com/members/memberhome.asp     

 ★CDナウ  (ジェイソン・オーリム)
    http://www.cnn.co.jp/2000/BUSINESS/07/21/cdnow/
    http://www.cdnow.com/

 ★ギーク・スクワッド(ロバートスティーブンス)--- PCサポート
   http://www.geeksquad.com/

 ★リトル・アース (ロブ・ブランタジー、エイバ・デマルコ)--地球は・
   http://www.littlearth.com/

 ★アッパー・リミッツ(クリス&パム・シュミッツ)-- 登る
  http://www.upperlimits.com/


 ★マリア・ミルズ(マリア・ミルズ)--- ちょっときれい・・。
  http://www.maliamills.com/

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.eijipress.co.jp/guide/0005.asp
| |  英治出版では、バーチャル立ち読みができる!
| |  これも画期的!
| |
| ↓
| =「寝食を忘れて熱中できるもの」+ 「意志」+ 「ほどほどの自信」
|
| http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/076790088X/102-4560215-6765720
| アマゾンでも★x4のレイティングが多いようですね。
|
| http://www.annonline.com/interviews/981102/
| 著者はこんな人・・。
|
| http://www.matsuyamataiga.com/ 
| 監訳者は、こんな人・・・。HotWired Japanの業界人交換日記が面白い。
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やはり、本書は若い人向けである。
僕?、まだ若い人!

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■ <読んで欲しい方>
  20代の方、是非
  30代の方も遅くない
  40代の方、うーん、まだまだ。
  50代。別の本かな・・。
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+Ups!

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2000.10.20[金]:【ゲット・スターティド】..R・リーバー..★★★★+Ups!
英治出版/ ISBN4-901234-07-2/1600円/270P
2000.10.19[木]:【舞台をつくりなさい】..金平敬之助.. ★★★★☆+舞台
  東洋経済新報社/  ISBN4-492-22104-2/1000円/226P
2000.10.18[水]:【続y走】..金平敬之助..★★★★+さりげなく
        東洋経済新報社/ ISBN4-492-22135-2/1000円/211P
2000.10.17[火]:【ことばのご馳走4】....金平敬之助..★★★★+しみる言葉
        東洋経済新報社/  ISBN4-492-22155-7/1000円/212P
2000.10.16[月]:【定年破壊】............清家 篤....★★★★★+定年
        講談社/ ISBN4-06-210205-6/1700円/254P
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今週の節約小計 6300円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-30 ・ ・ ・ ‥… □■

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| ̄ Webookプレゼント企画 第18弾 (New!)
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| 【Linuxはいかにしてビジネスになったか】 プレゼント 3冊
|   http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.09/2000.09.29.htm
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|  ◆ あて先: webook2000@yahoo.co.jp
|  ◆ タイトル:Linux+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、Webook暦、コメント
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|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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■□ < Web●○k from the Editors > A#2000-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-32 ・ ・ ・ ‥… □■

  稲垣さんからいただいたメールをご了解を得てご紹介。
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> 真之助さん、はじめまして。
> いつもWebook楽しみにしています。
> 実は私の下の3歳の娘の名前が、モモ といいます。
> (今、膝の上にのってます)
> 命名の由来は、やはり、エンデの「モモ」から
> でして、カタカナでそのままつけてしまいました。
> ちなみに、「モモ」につきましては多くの書籍が
> でておりますが、エンデに関するほとんどものは
> 日本の、信濃町黒姫童話館 というところに保存
> されています。私もぜひ一度行ってみたいと思いす。
>      http://www.avis.ne.jp/~dowakan
> それから、「モモ」は、時間についてのファンタジー
> と思われておりましたが、最近、「暴走している
> 貨幣経済への痛烈な問題提起」という側面もある
> ということがわかってきました。このあたりは、
> 「エンデの遺言」NHK出版 にかかれています。
> ご参考までに。
> それでは、これからも楽しみにしています。
> ---------------------------------------------------------
>   あとりえさくら
>   稲垣 匠(Takumi Inagaki)
>   E-mail: friend@kimonoya.com 
>   URL: http://www.kimonoya.com/ (スケジュールはこちら)
> ----------------------------------------------------------
  素敵なお名前をお嬢様につけられたんですね。
  「エンデの遺言」は今度読んでみたいです。(しんのすけ)

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-157【有珠のわっか】・ ‥… □■

 火山の噴火、地震など日本の北に西に大地は怒っているようだ。
 有珠山噴火もこのごろではあまりさわがれなくなったけど、地元の人達に
 とっては、いまも困った状態のはず。
 そんななか、ちょっとかわった写真が・・・
 有珠山の噴煙がわっかを作った瞬間を捉えた写真だ。
   http://www.usuzan.net/wakka/index.html
 自然の気まぐれというか・・・
 でも見事なシャッターチャンスではある。

         しんのすけ@ワ
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Web ◎◎ k  また来週・・.
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Posted by webook at 17:03

2000年09月25日

【ガズーバ!】..大橋禅太郎...............★★★★☆+起業

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2000-140】 2000/09/25(月) ★
★ “メダルの余韻・・”の月曜日        ★
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東京の日出:05:31 +3分 対先週金曜日
東京の日入:17:34 -4分 ”
日昼時間 :12:03 -7分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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■著書名:【ガズーバ!】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者:大橋禅太郎(おおはし・ぜんたろう)
  自称「さすらいの起業家」。石油採掘現場で貯めた1000万円を元手に
  1992年新宿で外国企業向けの情報提供業を企業するも1年で会社をつぶし
  アメリカに。ひょんなことで東海岸の半導体ブローカーに就職。94年、
  インターネットと出会い、ネットイヤ、マイルネットなどを経て、バイラ
  ルマーケティングに特化した「ガズーバ」を企業。執筆、講演多数。
http://www.gazooba.com/
    zen@gazooba.com zen@japanpress.com
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■出版社:
 インプレス社/ISBN4-8443-1396-7/1400円/253P
2000/8/11 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「シリコンバレーの興奮をこれほどビビッドに伝える本は・・・。」

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■ <忙しい方はここだけ>

アマゾン、デルなど米国ベンチャーの成功物語はいくつか本が出され、高い知
名度という背景もあって結構売れている。しかし、スタートアップ時のリアル
な活動状況や日常の生活ぶりを素肌感覚的に伝えてくれたもはなかったような
気がする。それは、創業者があちらの人・・ということもあるかもしれない。

本書は、我が同胞(?)の日本人シリコンバレー起業物語。シリコンバレーで
、破天荒なベンチャー・スタイルを展開した様子を、創業者自らが語った本だ。
とても親しみがわくのと、企業の買収とかVCへのプレゼンって実際はそんな
ことやってるんだぁ!っていう新鮮な驚きがある。

リスクも大きく競争も激しい一方で、チャンスや報酬は桁違いに凄いのがシリ
コンバレーだ。人材や資金の流動性も高い。
新しいビジネスののスタートアップには様々な魅力と危険があり、その生々し
い様子が著者の口から語られており、読んでいてワクワクする。

ツバルのドメイン独占販売権の話、バイラルマーケティングの話、凄腕ネゴシ
エーターとの駆け引き、VC(ベンチャーキャピタル)説得の過程など、新し
いビジネスを始めようかと思っている人にとっては、面白くてたまらない話が
いっぱいだ。

シリコンバレーの興奮をガズーバしよう!。

おすすめ度は、★★★★☆+起業
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■ <お暇な方は、もう少し>


しばらく前、ツバル国(ハワイとフィジーの間くらいの超小国)が、ドメイン
名の「.TV」をある企業に売って国の経済復興に役立てている・・なんて記事
が、インターネット・ウォッチに載っていた。
ほほぅー面白いことがおきるもんだと思っていたが、実は、この売却劇の背景
には、著者も一枚からんでいた。
.TVドメインは、xxテレビのドメイン名としてうってつけだ。そこに目をつ
けて、ツバル国とドメイン名買取の交渉をしたのだ。
その顛末が面白く紹介されている。

95年の話。
 「この.TVのドメインの独占販売権をとって、ナントカ.TVを売り物に
  すれば面白いビジネスになると思った。」
さっそくツバル国のポキア外務次官に交渉するが、相手はなんのことかさっぱ
り通じず、話はお流れ。
その後98年に、ツバルの首相官邸からファックスがとどき、ドメインの入札
の話が再燃する。4社との競合や現地での交渉の模様など面白い内容が紹介さ
れている。結局、入札は失敗し、新たなビジネスネタ探しが始まる。

次なるネタは、バイラルマーケティング。
ICQのように、「その機能を使うことが本質的に友達を関係させること」がこ
のマーケティングの本質。セス・ゴーディンはパーミション・マーケティング
と言ったが、その究極のパーミションメディアとして「友達」を使うのだ。

つまり、友達から“これ面白いよ・・”と薦められたものは、なんだろう?と
思ってとりあえずは見る。またホントに面白ければさらにその友達にもすすめ
ることになる。「Send-to-Friend」というマーケティングだ。

このモデルとして、著者は相棒のアンディと「マイルネット」というのを考え
つく。これがまたなかなか面白い!
航空会社からマイルを買い付ける。それを等価交換できる広告モデルのビジネ
スを考え付いたのだ。
ちょっとネズミ講みたいなので人によっては嫌う人もいるが、アイデアとして
はウーム!面白い!とうなってしまうものだ。

これをスタートに、幾度かの紆余曲折を経て Gazoobaが誕生する。
その過程の中で、シリコンバレーの生業が実にリアルに描かれている。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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著者は、以前、石油採掘現場で働いていたことがある。
石油採掘といえば、落合信彦と同じだなぁ・・なんて思っていると、後書きに
落合氏との邂逅について触れられていた。帯の推薦も落合氏が書いている。
不思議なつながりは、著者が自ら引き込んだパワーである。
こんなところにも「思い」は「かなえる」ものということの小さな事実が見え
る。

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■ <読んで欲しい方>
  起業をもくろんでる方
  起業家志望の若者
  オリンピックをぼーっと見てた方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+起業

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2000.09.25[月]:【ガズーバ!】..大橋禅太郎..★★★★☆+起業
 インプレス社/ ISBN4-8443-1396-7/1400円/253P
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| ◆ タイトル:超社員術+あなたのお名前
|  ◆ 本文:住所、氏名、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|  ◆ 締切り:10/4(水)
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|  英治出版( http://www.eijipress.co.jp ) の
|  原田さん、和田さんありがとうございます。
|  ふるってご応募ください。
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  先週、英治出版のURL間違って、ごめんなさい・・ (しんのすけ)

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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-06 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-29 ・ ・ ・ ‥… □■

先週紹介した「超社員術!」の出版元、英治出版のURLが間違ってました。
柳さん、和田さん、ご指摘いただきありがとうございました。

   <正解>    http://www.eijipress.co.jp/

この本は、今、BK1で送料無料で購入できます。
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-140【金銀銅の法則2】・… □■
 
 篠原選手の銀は悔しい結果でした。
 相撲と同じように”物言い”制度がちゃんとあるというのは初めて知りま
 した。審判が畳を降りるまでは・・というルールは、コーチや監督はしっ
 かり使う必要がありますね。
 まあ、人間が判定をする競技だから仕方がない面もある。相撲でビデオ
 が取り入れられたように柔道にも判定のための補助装置がつかわれるよう
 になるかも。

 今日は、金銀銅の法則その2

  金の喜び=金色の美しさ x 期待値 (通常期待値>1.0)
  銀の喜び=銀色の輝き ÷ 期待値
  銅の喜び=銅色の輝き ÷ 期待値

 金メダルの場合のうれしさは、期待値がそのまま掛け算で現れるが、銀、銅
 の場合は、期待値が大きすぎる場合(当然優勝して欲しいとみんなに期待さ
 れてた篠原選手)は、割り算するとうれしさが小さくなる。
 一方、それほど期待されず、期待値が1より小さい場合(山下まゆみ選手)
 は、割算するとうれしさが大きくなる。
 期待値による価値の変化は、メダルにかぎらずいろんな場面で現れる。

 高橋選手の女子マラソンキンメダルは、素晴らしかった!
 彼女の出身校(県立岐阜商業高校)は、僕が行ってた高校のとなりだった。
 So What だけどうれしい。
                    しんのすけ@おメダリスト
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 ||_b       高橋尚子さん、金おめでとう。
   ~{}         
    く\_ 
    ´    真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 16:41

2000年08月24日

【「社会調査」のウソ】..谷岡一郎.........★★★+ゴミ

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■著書名:【「社会調査」のウソ】

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■ジャンル:社会、ビジネス
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■著者:谷岡一郎(たにおか・いちろう)
  1956年生まれ。南カリフォルニア大学にてPh.D取得。現在、大阪商業
  大学教授、学長。著書に「ギャンブルフィーヴァー」など。
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■出版社:
 文藝春秋/ISBN4-16-660110-5/690円/222P
2000/6/20 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「世の中に蔓延している社会調査の過半数は“ゴミ”である!」

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■ <忙しい方はここだけ>

「GIGO=Garbage in, Garbage out. 」これは、社会調査方法論という学
問の世界でつかわれる言葉。集めたデータがゴミなら、それをどんなに立派に
分析しても、出てくる結論はゴミであるということだ。つまりゴミはゴミしか
生まない、ということである。(うーむ、意味深)

現在、新聞、TV、企業の中の企画プレゼンなど、様々な場面で社会調査の結
果が引用されある種の結論が導き出されている。それらの社会調査には、結構
ゴミが含まれており、しっかりスクリーンをかけないといけませんよ・・・と
いうのが本書の趣旨だ。

ゴミ撒き散らしの元凶を大きく4つに分ける。学者、政府公官庁、社会運動グ
ループ、そしてマスコミ。
恣意的に誘導された調査、サンプルの取り方に疑問がある統計、まったくばか
げた調査・・・を意図的にあるいは無意識に公表する学者、公官庁など。そし
て、それを検証しないで引用し、ゴミをさらにまきちらしてしまうマスコミの
愚。これら調査報告の事例に鋭い批判のメスを入れている。

そういえば鵜呑みにしていたあのニュースは、見方をかえれば「ゴミ情報」だ
ったのかぁ!というサンプル事例がたくさんあって面白い。

「この本を読んでどれだけの人が怒ったか・・聞き取り調査でもやってみます
かな」とは著者の結びの言葉。それくらい真っ向から鋭い批判のメスを入れて
いる。かなりきつい批判表現があちこちにあるが、批判があれば受けて立とう
という姿勢はご立派。テリー伊藤やたけしのノリを学問的に展開した感じであ
る。

ゴミを見分ける力、ゴミをつくらない方法論・・・ちょっと賢くなれる。

おすすめ度は、★★★+ゴミ
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■ <お暇な方は、もう少し>

ゴミ事例をご紹介:

 『労働省が94年に発表した女性の総合職に関する統計。
  新聞記事には
  “総合職女性の6割=昇進などで不利/8割=能力発揮・・”
  といった見出しがあった。(日経新聞)』

この記事は、女性の社会進出が進んだが、まだまだ女性に不利であるといった
論調の内容だ。しがし、重大な欠陥があると指摘する。

つまり、これらの調査には“比較の対象がない”ということだ。男性に対する
類似の調査をして、もし男性が昇進などで不利と感じる人が7割いたら、上記
の論調はまったく逆の評価になるというわけだ。
(定性的には新聞の論調はそうかなぁ・・・と思えるが、統計的、調査方法論
的には、著者の指摘もうなずける。)

また総務庁の調査から“テレビ番組の暴力シーンと非行の関連性”を引き出し
た新聞記事も紹介される。

 『暴力TV子供に影響/なぐる・ける・・と相関/小中学生を総務庁調査』

  テレビ番組で暴力シーンを見ることが多い子供ほど、暴力行為や万引、
  喫煙などの非行・問題行動に移りやすいことが、総務庁の調査で明らか
  になった。(朝日新聞他)99年10/30

「相関があった」とかけばよかったところを、○○がxxに影響といった因果
関係に結びつけたところがまずいと指摘。なぜなら、因果関係からいえば別の
モデルも考えられるからだ。

例えば

  親の育て方→子供の暴力的な性格→暴力的なTVを良く見る
                  暴力・万引きなどをよくする
あるいは、

  すぐなぐる、けるような性格 → 暴力TVを良く見る

というのもありえるわけである。(うーむ、確かに)
そうなると因果関係は逆になる。

こうした実名を出して社会調査批判が続く。


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ゴミを見分ける力がつくかも・・・。

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■ <読んで欲しい方>
  なんだかあの数字おかしいなぁって思う方
  新聞、TVで出てくる統計に?を持ちたい方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★☆+ゴミ

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2000.08.25[金]:【】..

2000.08.24[木]:【「社会調査」のウソ】..谷岡一郎..★★★+ゴミ
          文藝春秋/ ISBN4-16-660110-5/ 690円/222P
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2000.08.22[火]:【ざしきわらし一郎太の修学旅行】..柏葉幸子..★★★★★+わらし
          あかね書房/ ISBN4-251-04131-3/1100円/108P
2000.08.21[月]:【imode事件】..松永真理..★★★★★+im★de
         角川書店/      ISBN4-04-883633-1/1300円/221P
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-125【500円】・ ・・… □■

 ふとサイフの中を見ると、新しい500円硬貨があった。発行されてから
 もうずいぶんたつけれど、手にしたのは始めて。
 そういえば2000円札はどこへいったのだろうか・・。まだ一度も
 お目にかからない。小渕さんが天国へもっていっちゃった?
 硬貨は、ポケモンデザインとか、キティちゃんとかバリエーションを
 つけたらなんだか楽しくなって、景気がよくなるのでは・・って
 そんなことはないか。でも楽しそうだ。
 
                しんのすけ@父さんのさいふは軽い
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Posted by webook at 16:18

2000年08月23日

【出井伸之のCEO学】..財部誠一.........★★★☆+CEO

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東京の日出:05:06 +1分 対前日
東京の日入:18:21 -1分 ”
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■著書名:【出井伸之のCEO学】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:財部誠一(たからべ・せいいち)
  1956年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。野村証券、出版社勤務を
  経て、現在はフリージャーナリスト。
  著書に「ドキュメント金融危機の真相」「官制破産」「銀行革命」ほか。
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■出版社:
 PHP研究所/ISBN4-569-61219-9/1000円/158P
2000/7/21 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「CEOは才能ですか?」(財部)
 「才能でしょう。・・・・それと忍耐かな。」(出井)

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■ <忙しい方はここだけ>

GEは、企業イメージがガラッと変化した。もはや創始者エジソンの電球でも
なく冷蔵庫や洗濯機でもなく、また航空機ENGでもない別のカラーの企業に
変身している。最近は“金融のGE”みたいな状況にあるようだ。
ウエルチというカリスマ経営者の舵とりが大きく影響している。
ウエルチの最終フェーズでは、eビジネスへの傾倒を強化している。

同じようにかつての大企業が大きく変身した代表事例は、日本でいえばソニー
であろう。スモールを差別的優位性の要素にした家電戦略でソニーブランドを
築いたのは故盛田氏らの経営者だが、今やソニーは、家電のソニーではない。

「PS2」「AIBO」「金融保険」「So-net」などソニー・ブランド
は次々と新しい顔を見せる。
新しいソニーブランド「eSONY」へとこの大企業を大変身させたのは、本
書の題材、CEO:出井伸之のリーダーシップである。

本書は、95年、末席常務から一足飛びに社長に就任した出井伸之の経営手法
と戦略を紹介しながら、新しいソニーブランドの秘密を探る内容だ。

出井という出色の経営者の取材を通じ、著者はCEOの才能をこう結論付ける。
「CEOの才能。それは“現代を正しく認識する力”である。」

正しい時代認識と行動力、それがCEOに求められるパワーといえよう。
CEOを目指す(?)あなたに・・。

おすすめ度は、★★★☆+CEO
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■ <お暇な方は、もう少し>

出井伸之という人の時代認識を明快に表現した文章がある。日経新聞「経済教
室」からの引用で、概略次のような内容。

  サイバーネット革命が進む現代、時代は第3フェーズに突入したという。

  95年ネットスケープが株式公開して以来、無数のネットベンチャー企業
  が誕生した。これらサイバー企業はリアル企業の1割にも満たない売上に
  もかかわらず、株式時価総額では逆転するような現象が見られた。
  「こうしたルールブレーカー(既存秩序の破壊)の出現を私はネットワー
  ク革命の第一段階とみる。」

 「その後、98年ごろからサイバー企業の挑戦を受けたリアル企業が必死に
  自己改革に取り組み、反撃を始めた、ここからが革命第二段階である。」

 「そして2000年メディア業界の巨人でリアル企業の代表格タイム・ワー
  ナーがサイバー企業の旗手AOLと合併した。これが第3段階の始まりで
  あろう。リアル、サイバーの両ビジネスが相互補完し、新ビジネスを目指
  す、融合の時代が訪れたと認識している。」

スモールeのベンチャー企業の台頭、顧客やブランドを確立しているリアル企
業のEビジネス化(ラージE)、そして今は「e+E」の時代というわけだ。

ソニーもeSONY推進室を社長直属で設置し、変化のスピードを加速する体
制を敷いている。

eビジネスのことはよくわからんから、若いのを集めて何か企画させろ・・な
んていう化石時代の経営者は、もはや出番がないということだ。


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|  井深大の東京通信工業株式会社 設立趣意書はここ:
|  http://www.world.sony.com/JP/CorporateInfo/History/prospectus.html
|
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ソニーの社風、大企業をひっぱるCEOのリーダーシップなど、出井伸之とい
う経営者を通じて垣間見得るものがは示唆に富んだものが多い。

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■ <読んで欲しい方>
ソニーの製品やサービスを使ってる方
  出井伸之を知りたい方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★☆+CEO

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   少し前ご紹介した財部誠一の著書で
   【カルロスゴーンは日産を変えるか?】★★★★+ゴーン
    http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.02/2000.02.08.htm
   がありました。

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2000.08.25[金]:【】..

2000.08.24[木]:【】..

2000.08.23[水]:【出井伸之のCEO学】..財部誠一..★★★☆+CEO
         PHP研究所/ ISBN4-569-61219-9/1000円/158P
2000.08.22[火]:【ざしきわらし一郎太の修学旅行】..柏葉幸子..★★★★★+わらし
          あかね書房/ ISBN4-251-04131-3/1100円/108P
2000.08.21[月]:【imode事件】..松永真理..★★★★★+im★de
         角川書店/      ISBN4-04-883633-1/1300円/221P
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今週の節約小計 3400円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-25 ・ ・ ・ ‥… □■
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| ̄  Webookプレゼント企画 第15弾 
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|   【健康のためなら死んでもいい】(藤松忠夫著)を
|       http://www.hoops.ne.jp/~webook/2000.06/2000.06.30.htm
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|   ゾディアック、赤間さんのご協力で実現しました。
|   
|  《応募方法》
|   あて先  :webook2000@yahoo.co.jp
|   タイトル :健康のためなら+あなたのお名前
|   本文   :住所、氏名、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|   締め切り :8月30日(水)まで 
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄New ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-124【CATV net】・ ・・… □■

 ついに接続しました。地元のケーブルテレビがネット接続のサービスを始め
 我が家も繋がったのです。
 サクサク・・・っていう表現が暫く前によくありましたが、久しぶりにサク
 サク感を味わいました。
 ただし、メールサーバーに外からアクセスできない、チャットやICQなど
 ができないなども問題もあります。
 まあ、早いというのと常時接続というはホントうれしいですね。
 FTPでホームページの更新などをしようとするとサクサクどころか、ポン
 っていう感じ。
 しかし・・お父さんのお小遣いが減ってしまった・・・
 家族に「あぁ、またこんぴゅーたぁしてるぅ」って言われそう。

                    しんのすけ@父さんの贅沢
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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Web ◎◎ k,Mobook    また、あした。
| △ | ちょっと夜更かし・・。
\σ/         
  く_ //_        
  ( ) \_ ・・・
    / \__
   0   0 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 16:17

2000年08月17日

【企業ホームページハンドブック】.........★★★☆+広告

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★ 【Webook #2000-120】 2000/08/17(木) ★
★ “やぶいり後”の木曜日             ★
★ http://clicks.to/webook/ ★
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東京の日出:05:01 +1分 対前日
東京の日入:18:29 -1分 ”
日昼時間 :13:28 -2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【企業ホームページハンドブック】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:Web広報研究会
  社団法人日本広告主協会ディジタルメディア委員会の研究会として、1999
  年4月設立される。設立目的は、インターネット広告について研究史、そ
  の情報を広く共有することとしている。代表;岩城陸奥(資生堂)。会員
  社122社(2000年6月1日現在) http://www.wab.ne.jp/
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■出版社:
 インプレス/ISBN4-8443-1389-4/1800円/197P
2000/7/21 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「企業ホームページを運営する担当者(責任者)を
   ウエブマスターといいます。」(^.^)

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■ <忙しい方はここだけ>

企業がホームページを開設して情報発信をしたり、顧客とのインタラクティブ
なコミュニケーションを商売に繋げたりするのはもはや珍しくも何ともない。
しかし、開設はしたもののその運営がいまひとつパッとしないとか、実はこれ
からだという企業があるのも事実。

そんな企業が、自社のホームページを開設し、運営するときの基本的な心構え
と実務の要点が紹介されている。特徴のある企業(キリン、トヨタ、資生堂、
マクドナルドなど)の活用事例と各企業のウエブマスターのコラムが面白い。

わが社のホームページをすぐに立ち上げろ!・・なんて突然の命を受けた担当
者が、いったいどんなことに気をつけ、どんなふうにやっていけばいいのだろ
うか・・?なんて言うとき、心強い見方になってくれる実用書だ。

ホームページの評価方法やネット広告の活用方法などの他、著作権問題やトラ
ブル対応など現実的な問題に対する備えなども書かれているのが親切だ。

今日から新米ウエブマスター・・・と言う方おすすめ。

おすすめ度は、★★★☆+広告
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■ <お暇な方は、もう少し>

仮にある企業にやわらか頭の若い担当者がいて、うちもホームページを使った
Webマーケティングをやりたい・・・でもぉ上司は・・・と思ったら、この
本を覗いてみよう。

「Webマーケティングの仕事は、社内の説得から始まる」とあるのは、どん
な仕事にも共通すること。(結構骨が折れるけど、まずはこれが肝心)

  社内を説得 => 目的を再確認する => コンテンツ・メール・サー
  バーの3つの業務をこなす、 =>Web運営委員会を作る => 応援
  団をつくる => 情報を集める => 担当者を振り分ける => ト
  ップページを考える => ターゲットにあわせてつくる => Eメー
  ルの問い合わせに対応する => 既存部署を活用する => 顧客の声
  をフィードバックする => 顧客データベースを活用する =>アクセ
  ス数・応募者数を知る => インフラを整備する => アウトソーシ
  ングを検討する

こんな流れの「開設」と「運営」を頭にいれながら、パワーポイントを作って
社内調整をするのが手っ取り早い。


Web広告研究会のメンバー企業の担当者が語るコラム欄は、現場の苦労や工
夫が伝わってきて興味深い。

例えば、キリンビール真野氏。キャンペーンで実施した「あなたの2000年
に乾杯」の当選者(100万名)の発表にあたり、ネットらしいホームページ
活用の事例を紹介している。
当選者名を発表してほしいという要求と、当選者のプライバシー保護という相
反する問題に対応する解決策として、自分の住んでいる県と名前を入力すると
当否がわかるという仕組みを活用したという。

(こういう機能は、ASPとして提供してもいいなぁ。)
  キャンペーン.com なんて サイトで、
  キャンペーンの応募、パブ、当選者の選択、発表、当選者チェック機能、
  (できたらロジスティック)まで面倒を見る。
  応募者のデータベースは、主催企業にデータとして渡す。
  個人サイトには無料で提供。企業は有料。
  www.campain.com/ のドメインははすでに取られているから、別の名前がい
  るなぁ。www.e-campain.com/ を取得中 ( http://domains.icom.com/ )

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.wab.ne.jp/handbook/index.html
| ↓
|  本書の著作にあたったWeb広告研究会のサイトは
|    http://www.wab.ne.jp/
| 主に広告主を中心とした122社の会員による研究会で、「インター
|  ネット広告について研究し、情報を広く共有する」ことを目的として
|  いる。
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Web 広告研究会の調査では、企業ホームページの開設時期のピークは、96年
ころだったようだ。
日本のインターネットの商業利用にスタートは、93年で、当時はやはり会社
案内や商品カタログといった情報がメイン。

企業ホームページの運営・管理は、「広報部」「宣伝部」といったあたりが最
も多く60%以上が広報・宣伝の部著になる(Web研究会調査)。なかには
独立組織、社長室など力のはいった企業もあるようだ。

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■ <読んで欲しい方>
  ウエブマーケティング担当の方
  ウエブマスター見習の方
  これからホームページを立ち上げようとする企業の担当者の方
  サイト運営をもっとよくしたいと思うウエブマスターの方  
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★☆+広告

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2000.08.18[金]:【】..

2000.08.17[木]:【企業ホームページハンドブック】..★★★☆+広告
         インプレス/ SBN4-8443-1389-4/1800円/197P
2000.08.16[水]:【】..まぐまぐ お盆休み

2000.08.15[火]:【】..まぐまぐ お盆休み

2000.08.14[月]:【】..まぐまぐ お盆休み

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|   あて先  :webook2000@yahoo.co.jp
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|   締め切り :8月30日(水)まで 
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|  《応募方法》
|   あて先  :webook2000@yahoo.co.jp
|   タイトル :僕らは星+あなたのお名前
|   本文   :住所、氏名、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|   締め切り :8月18日(金)まで = 明日
|   (まぐまぐお盆休みがあったのでちょっとだけ延長)
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-19 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-120【葉書通信】・ ・・… □■

 先日、田舎へ帰省したとき、葉書を20枚ほど買っていった。
 田舎に住む両親は今、二人暮し。孫の笑顔をつれて帰省するは、年に1,2
 度だけで、なかなか繋がりが薄い。(ああ親不孝な僕)

 子供達にあて先(孫の住所=子供自身の住所)を書かせて置いてきた。
 おじいちゃん、おばあちゃん、これに書いて送ってね・・・
 って感じで。
 ボケ防止、楽しみ、繋がり・・・なんでもいいけれど
 離れて暮らすことのギャップを縮めることができればと・・・。
 2,3日して、昔ながらの字で葉書第一号がきた。ふりがなもうってある。
 続けばいいんだけどなぁ・・ 

                    しんのすけ@やぶいり後
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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| △ | お盆休みはどうでしたか?。
\σ/          電車は空いててよかったですね。
  く_ //_        
  ( ) \_
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   0   0 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 16:03

2000年08月08日

【2000年版中小企業白書】..中小企業庁.....★★☆+白書

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★ 【Webook #2000-116】 2000/08/08(火) ★
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東京の日出:04:54 +5分 対7/31日
東京の日入:18:39 -7分 ”
日昼時間 :13:45 -14分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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■著書名:【2000年版 中小企業白書】

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■ジャンル:ビジネス、白書
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■著者:中小企業庁
  http://www.chusho.miti.go.jp/
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■出版社:
 大蔵省印刷局/ISBN4-17-261075-7/2000円/分厚いP
2000/5/25 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「中小企業政策の理念は、“大企業との格差是正”から“独立した中小
   企業の多用で活力ある成長発展”に転換した・・・」

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■ <忙しい方はここだけ>

1999年の臨時国会で中小企業基本法が36年ぶりに改訂された。
最近のIT関連ベンチャーの台頭など「中小企業」=「弱者」といった画一的な
見方では捕らえきれないようになり、中小企業の“多様化”が進んできたこと
が大きな要因である。
本白書は、そういった環境変化の中、新しい基本法のもとで出された最初の白
書である。

各種調査データのサマリーという一面と、中小企業政策の実施報告書(中小企
業庁のパブ)という面がある。

当然のことながら読み物としては面白くないが、この国の実態を中小企業とい
うスクリーンから覗けると言う点ではちょっと興味が沸く。

ちなみに中小企業は何かというと、ごくおおざっばに言えば、従業員300人
以下の会社または個人企業である。で、この国には約500万の中小企業(個
人事業も含む)があり、会社ベースでいうと165万社程度ある。そこで働い
ている人は約3300万人。

165の事例にはいくつかの創業事例(アントレプレナー事例)が盛り込まれ
ており、国の中小企業政策の転換が白書の構成の中にも現れている。

白い本から何を読み取るかは読み手次第。白書と名乗る所以である。

おすすめ度は、★★☆+白書
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■ <お暇な方は、もう少し>

どうして、中小企業白書なんか読んだのか(正しくは“見た”か)って?
実は、中小企業診断士の試験対策の一助というのがその理由。8/5、6と中小企
業診断士の一次試験があり、その問題にいくつかこの白書から出題されるとい
うのが例年の傾向だからだ。

おそらく、白書なんてしろものは、会社で何かの必要性がなければおそらく見
向きもしないもの。
今回、試験対策ということもあり、あの「白書」をすみからすみまで“見た”
という次第。(読んだわけではない)

さて中小企業って何だろう?という疑問に対し答えはこうなっている。

 中小企業基本法において「中小企業」とは、おおむね、資本金3億円以下又
 は常時雇用する従業員数300人以下の会社および従業員数300人以下の
 個人企業を指す。

とある。さらに卸売業やサービス業で但し書きがあるが、まあ、こんなところ。

国の政策は「弱者救済」的な中小企業政策から、「意欲ある企業の自助努力支
援」へと転換したわけで、実施した施策が紹介されている。
例えば「中小企業・ベンチャー支援センターの整備(17.7億円)」「地域
プラットフォームの整備(1.2億円)」などといった具合だ。
用語にはやたらベンチャー、インキュベーション、プラットフォーム、フェア
・プラザなどといったものが並んでいる。

せっかっく実績をアピールするのだから、それらの政策で何か具体的なものが
生まれた実績(ここにはもう実名の会社名をいれてもいい!)をちょっと付加
すればもっといいのに・・・と思わずにいられない。
お役所文を抜け出してほしいなぁ。

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| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00024760
| ↓
|   白書のリスト
|    http://www.gov-book.or.jp/seifu/seifu-hakusyo.html
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
中小企業白書への要望をふたつ。

本のタイトルは2000年版となっているのに、本文のあらゆるとろで「平成
」の元号表示になっている。元号と西暦を読みかえるのに苦労する。
元号自体はそれなりに意味があって否定はしないけど、せめて西暦との併記を
してほしいもの。

なかにいくつか引用されている事例は、結構面白いものがあるが、すべてA社
B社の匿名表示。「インターネットの活用で米国書籍小売業界に大きな変化を
もたらしたA社」といえばアマゾンだとすぐ分かるが、他の企業はどの会社だ
ろう?って思う。実名を記載するほうが、より親近感とリアリティがある引用
になっていいと思うんだけど・・・

公の立場から、私企業の名前を出すと宣伝になる・・・なんてところだと思う
けれど、いいじゃない・・。アメリカなんて大統領がおもちゃ企業の宣伝を堂
々とやっちゃうんだから。

大蔵省印刷局が発行している白書といわれるものは35種類あり、巻末にその
一覧があった。「規制緩和白書」「高齢社会白書」なんてのは時代を映した白
書っぽい。「男女共同参画白書」っていうのはいったい何だろう?

白書入門になった中小企業白書であった。
いくつかの公式調査結果などは、そのデータを必要とする人にとっては貴重な
資料かもしれない。

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■ <読んで欲しい方>
  中小企業関連のデータが欲しい方
  中小企業庁の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★☆+白書

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
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http://www.fujisan.com/webook/special_order.html
    
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2000.08.11[金]:【】..

2000.08.10[木]:【】..

2000.08.09[水]:【】..

2000.08.08[火]:【2000年版中小企業白書】..中小企業庁...★★☆+白書
         大蔵省印刷局/ ISBN4-17-261075-7/2000円/分厚P
2000.08.07[月]:【--】..Webook夏休み後のリハビリ

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今週の節約小計 2000円
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|   【僕らは星のかけら】を
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|    3名の方にプレゼント!! (この本は僕の超オススメです)
|   無名舎さんのご協力で実現しました。
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|   あて先  :weboo2000@yahoo.co.jp
|   タイトル :僕らは星+あなたのお名前
|   本文   :住所、氏名、年齢(年代)、Webook暦、コメント
|   締め切り :8月16日(水)まで
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-116【中央高速】・ ・・… □■

 むかし、“中央フローウェイー・・♪”っていう歌がありました。
 田舎(岐阜)への帰省はいつも車なのですが、行きは東名、帰りは中央。
 お盆前でとても空いていて快適。中央高速は夕方走りましたが、駒ケ岳SA
 あたりでとてもきれいな夕焼け空を見ました。日本アルプスの合間をぬって
 走る高速は、とても素敵な景色が続きます。
 ずっと遠くに見える山並みは、夕暮れのうす紫にかすみ、雲は夕日にはえた
 オレンジ色。こんなところに住みたいな・・・と思いました。
 田舎は、昼は暑くても、夜は天然のクーラーで実に快適。会社の冷たいエア
 コンと違いとても気持ちいいです。
 ・・・・夏休み、おわっちゃったなぁ。
 駒ケ岳SAはおすすめ。ちょっとしたフィールドアスレチックがあり、
 レストランの食事も超おいしぃです。
                  しんのすけ@夏休みおわり~
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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| △ | 横屈伸・・
v\σ/
  く_ //___b
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Posted by webook at 15:48

2000年06月09日

【千本倖生のMBA式・会社のつくり方】........★★★★★+MBA

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■著書名:【千本倖生のMBA式・会社のつくり方】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:千本倖生(せんもと・さちお)+プロジェクトV
<千本倖生>
1942年奈良県生まれ。京都大学工学部卒。フロリダ大学大学院博士課程修
了。工学博士。電電公社禁忌通信局を経て、84年、第二電電を設立。99年
イー・アクセスを設立し、代表取締役兼CEOに就任。
著書に「「やりがい」の変革」「会社をやめて会社をつくる」ほか。
<プロジェクトV>
7人のMBA経験者。
田村晋一、梶哲、北村利幸、玉置浩伸、浦香織、筒井敬三、松林博文
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
 PHP研究所/ISBN4-569-61069-2/1200円/221P
2000/4/27 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「しかし、水を差すようだが、DDIをはじめいくつかのビジネスを
立上げた経験から、私は、新規ビジネスはそう簡単には成功しない、
アイデア一つでうまくいくほど甘いものではない、と言いたい。」

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■ <忙しい方はここだけ>

S物産の中堅社員清水くんは、突然社長から「新規事業を立上げよ」という司
令を受け、とまどいながらも友人(MBAをもつ山中さんら)の助けを借りな
がら、なんとかフラワーデポという生花ビジネスをスタートアップする。

本書は、そんな仮想ビジネスストーリーの中で、MBA手法のビジネス・ノウ
ハウをとても分り易く解説した本である。

ドラマ仕立ての展開は、とかく難しげな解説にうんざりする指南書とは違い、
どこかおっちょこちょいの清水くんに親しみを感じながら、山中さんらが教え
てくれるMBA手法にフムフムと納得しながら先へ進むことができる。

マーケティング的な思考を具体的な事例で仮想経験できたり、ビジネス立上げ
に必要なファイナンスを考えたり、実際にビジネスを動かす時の人のマネジメ
ントの要諦を押えたり・・・起業に必要な一通りが、清水くんを通して仮想体
験できるのだ。

最初のステップであるビジネス決定プロセスでは、アイデア出しに始まり、マ
ーケットポテンシャルや競争能力チェックなどから、フラワービジネスに絞り
込んでいく過程が展開される。参入障壁、代替手段の脅威、競合、顧客セグメ
ンテーションなどといったマーケティングでは常識の思考方法が、実際的に学
べるのがウレシイ。
その後の事業計画、設立資金調達、オペレーション準備、立ち上り後の中期ビ
ジョンなど一連のビジネス運営まで網羅されている。

起業を目指すあなた、清水くんになってみよう!

おすすめ度は、★★★★★+MBA
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>

清水君の立ち上げた新規ビジネスは、フラワーデポという、ヤングオールド層
をターゲットにした生花ビジネスである。グラム量り売りで生花を売る、また
それを利用した花束を自分で作れる“創作工房”も設置する。もちろんアドバ
イザーつき。・・・

食品関係のS物産。入社10年目の営業課長である清水君は、ある日、突然社
長室に呼ばれ「君にやってもらいたいことがあるんだがね」とこんな指令を受
ける。

 わが社の主力は食品だが、それだけでは今後の生き残りが不安である。次の
 事業の柱になるような新規事業を立ち上げたいがアイデアを考えて欲しい。
 ただし、当社の財務状況から資金は外部調達とする。
 事業内容は、S物産の今の事業のかかわらなくてもいい。立ち上げまでは、
 原則として別組織とする。立ちあがったあかつきには、本社に吸収して事業
 部とするか、本社直轄の子会社とする。その際には、清水君を事業部長ある
 いは子会社社長として処遇してもいい。ただし、一年ごとに継続すべきかど
 うかみなおしする。

まったく都合のいいはなしではあるが、日頃夢を語っていた自分に白羽の矢が
あたったようだ。チャンスを生かすべくMBA留学経験のある友人の山中千春
に相談をかけるところからいよいよ本題が始まっていく。 

↓ ビジネス決定 
   アイデアのリストから市場の潜在性(Market Potential),競合や自分
   の強み(Competitiveness)を考えて有望ビジネスを絞り込む。
   残った分野で顧客ターゲットを絞り込む(Customer Segmentation)、

↓ ビジネスモデル策定
   ビジネスの詳細な仕組みについて差別化ポイントを盛りこんで全体を組
   み立てる。

↓ 事業計画書の作成
   ビジネス概要(エグゼプティブサマリー)、事業分野、市場の概要、経
   営資源と損益予測、行動計画などを盛りこんだものを作る。

↓ 設立手続き/資金調達
   登記などの会社設立の準備、銀行、VCなどからの資金調達、上場後の
   直接資金調達

↓ オペレーション順位
   営業拠点、店舗、仕入れルート、販売チャンネル、業務の流れの構築、
   IT利用の管理システム

↓ 管理運営
   人材の確保、育成、組織の設計など

↓ 段階的発展/中長期ビション
   一回目の決算を過ぎた頃、現状分析を行いビジネスモデル、ターゲット
   の変更等軌道修正を行う。

こんな流れで、清水君が起業の過程を一つずつ進んでいく。

生花ビジネスのアイデアは、インターネットも利用し、なかなか現実的な内容
を材料にしているのがいい。
一つ一つの流れの中で、とても分かり易い解説があり、架空のビジネスでの課
題検討などでより実際的な感じがつかめるところが、本書のいいところ。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
結びのところで千本氏は、「ベンチャーの決め手は“人”である」と、人=マ
ネジメント・チームの重要性を説いている。
日本のこれまでの社会構造では、人が人ではなく、組織(会社)ブランドの一
部として認識されてきた。(認識してきたのは、だれあろう、私達自身なんだ
けれど・・)

何かを情熱をもって作り出し、やり抜く人が、会社の中でも、会社を飛び出し
てもいからたくさん輩出することが、日本の再生につながると、この国の若者
へのエールを送っている。

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■ <読んで欲しい方>
  企業内起業を考えている方
  独立して新規ビジネスを立ち上げている方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+MBA

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2000.06.09[金]:【千本倖生のMBA式・会社のつくり方】..★★★★★+MBA
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 東洋経済新報社/ ISBN4-492-97014-2/1500円/220P
2000.06.07[水]:【-】..休刊

2000.06.06[火]:【eエコノミーの衝撃】..中谷巌.....★★★☆+e
 東洋経済新報社/ ISBN4-492-39324-2/1500円/213P
2000.06.05[金]:【経済ってそういうことだったのか会議】
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-089【弔辞】 ・ ・ ‥… □■

昨日は小渕前首相の葬儀に政財界の代表や米韓首脳らが参列した。
ニュースになるのはやはりクリントン大統領。日本の場合政治家の葬儀は
どちらかというと冥福を祈られるほうより、参列する人のアピールの場に
なったりする。したがって、弔辞は、故人を称えるにしても気のきいた
フレーズが必要だ。
米大統領の弔辞(アメリカ大使館での追悼声明)は、なかなか聞かせるも
のがあったような気がする。日本の政治家のメッセージもあんなふうな
言い方だったらいいのにな・・。

                      しんのすけ@しめやか
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\σ/      ◎ 検討中です。どなたか、技術的にヘルプして
ξ ◎ いただける方いませんか?
__ξ__〆 ◎ わずかですがお礼も・・・・。
|… |
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Posted by webook at 20:40

2000年04月19日

【SOHO独立開業ビジネスの素3】..井指賢....★★★★★+SOHO

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★ 【Webook #2000-058】 2000/04/19(水) ★
★ “ツバメが街にやってきた”の水曜日        ★
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■著書名:【SOHO独立開業ビジネスの素3】

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■ジャンル:ビジネス、インターネット
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■著者:JNEWS(ジャパン・ビジネス・ニュース)
代表、井指賢(いさし・まさる)、静岡県浜松市出身。1966年生まれ。
大学卒業後、銀行勤務を経て24歳で起業。パソコンソフトの販売から事
業をスタートし、その後ファックスを利用したオンライン学習塾を経営、
95年JNEWSを設立し、現在3000名を超える会員に情報提供を行
い、新規事業コンサルティングも展開している。
http://www.jnews.com/
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■出版社:
 クラブハウス/ISBN4-906496-19-9/1400円/247P
2000/1/31 第一刷
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■ <ワン・チョット>

 「“アイデア”“発想”“ひらめき”とそれを継続して形にできる“努力”
があれば。スモールはグレートに変化する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

ネットビジネスといえばすぐにYahoo.com、Amazon.com 、Dell.com、あるいは
Autobytel.comなどを思い浮かべるが、世の中には他にもどんどん新しいビジネ
スやサービスが登場している。内外の新しいネットビジネスを追いかけている
だけでも時間が足りないくらいだ。

そんな中、ユニークなビジネスのネタを紹介し、それがナゼ成功しているのか
?、なぜビジネスとして成立つのか?といった分析と洞察を示してくれるのが
本書である。マーケティング力を磨きたい方に超オススメの内容がある。

前半は、ニュービジネスのヒントとして、オンラインショップ、宣伝、オーク
ション、ネット仲介など内外の面白いビジネスモデルを解説する。儲かる仕組
みや、日本へ導入するならこんな点に注意すべきなどといった考察が、ワクワ
クしながら読める。111の事例はURL付きで、興味をもったらすぐアクセ
スしてみたい。

本書は、第3弾になり、ネットビジネスの動向とそのビジネスの成功要因を知
る上でかなり貴重な情報をまとめた本である。
我が社もEビジネスを推進しよう・・・なんて会社には必携の書だ。

SOHOやスモールビジネスといった切り口のイメージを受けるが、ホンダも
ソニーも元をただせば小さな町工場からスタートしたスモールビジネスであっ
たはず。インターネットが進展してきたこの時代、様々なことをスモールから
立上げ易い環境にあるということは、なんともうれしい時代。

本書にある様々なネットビジネスの事例に刺激を受け、いつもと違う脳みそを
働かせてみよう。

おすすめ度は、★★★★★+SOHO
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■ <お暇な方は、もう少し>

ちょっと目をひいたものをご紹介・・。

地域密着+imode という切り口から面白いサービスが紹介されている。
imodeが200万台のころだから、ちょっと前にJNEWSで紹介された
ものだ。

浜松市エリアの店舗情報サイト「i-hama Town」の取組みが面白い。
このサイトは、従来のホームページからiモード対応へ遷移というのではなく
初めから、iモードユーザーをターゲットにしている。つまり、「インターネ
ットは知らなくてもiモードは使いこなせる」ユーザーが対象だ。

このサイトのコンセプトは、浜松市の店舗情報(食う、買う、飲む、遊ぶ、生
活)を対象エリア別に提供するものだ。で、興味深いのは、“クーポン情報”
の仕掛け。従来のお店でも一度行くと割引券とかの小さなチケットをくれたり
するが、それをiモード画面で行うというもの。クーポン券を印刷して配布す
るにはコストが掛るが、iモード画面で「クーポンあり」の該当情報を提示す
るだけで割り引きが受けられるというもの。『携帯電話の液晶画面上に表示さ
れたクーポン情報を提示する』方式なら利用者も店舗も負担が少ない。
この仕組みの上で、店舗誘導ということだけではなく、ユーザーの分析などネ
ットマーケティングにも発展の可能性があるところがミソだ。

顧客に喜ばれるものは、スタートしてみるといろいろと横展開や異次元展開が
可能なものだ。

このサイトはこちら:
http://i-hama.net/

ローカルポータル的なサービスは、先日行ってきたInternet World 2000 でも
China.com とか Ihongkong.com india.comなどがあった。地域密着型のサイト
はクールなトレンドでもある。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9973178653
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本書を見ていると、世の中にはこんなサービスが既にあるんだぁ・・・と驚く
ことになる。この前、話してたやつはもうあるじゃん・・・と嘆くことはない。
まだまだ、考えればたくさんのビジネスネタがころがっているのだ。

まずは、本書でアンテナの錆落しから・・・。

実は、本書の著者、井指さんには先月末お会いすることができた。浜松市にあ
るSOHOオフィスをお訪ねし、いろいろお話を伺うことができた。
(いっしょに食べたウナギは格別おいしかったなぁ・・。)

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■ <読んで欲しい方>
ネットビジネスを立上げたい方
副業でちょっと何かしたいなという方
?→! に燃えてる方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+SOHO

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2000.04.21[金]:【--】..

2000.04.20[木]:【--】..

2000.04.19[水]:【SOHO独立開業ビジネスの素3】井指..★★★★★+SOHO
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2000.04.18[火]:【96歳の大学生】..歌川豊國........★★★☆+96
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2000.04.17[月]:【CRM戦略のノウハウ・ドゥハゥ】..★★★★★+CRM
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| 今回も、海外から応募していただいた方が何人かいらっしゃいました。
| たくさんの応募ありがとうございました。外れたかた ゴメンナサイ。


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ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-058【NetBaby.com】・ ・… □■

先週行ってきた西海岸ベンチャーをしばらくご紹介。
最初は、NetBaby.com ( http://www.NetBaby.com/ )。
赤ちゃん用品のポータル的なサイトで、赤ちゃんのことはお任せという
構成。中でも目を引くのは「Piggyback Stroller」(日本語ではおんぶ
だっこ)というベビーカーとしょいこ(デイバッグ)の合体もの。
もともとはマンテン( http://www.MANTEN.com/ :東京都)で製造販売し
ていたものだったが、デザインや軽量化などを工夫して新たに売り出した
ものだとか。実際に物を触ってみたところ、小指でもてるほどの軽さと
ベビーカーをデイバッグのように背負えるという2つの機能の合体という
斬新さは、オオッって声がでる。(といっても子供のいる人でないと
分らないが・・・)
デザインに使われている赤ちゃんの絵は、ディズニーのデザイナーの手に
よるとかでアメリカっぽい感じがある。
一見の価値あり!
しんのすけ@ネット探偵団
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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ξ
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Web ◎◎ k,Mobook     また明日!
| △ | 昨日は、まぐまぐでサーバートラブルが
  \b/_/ /_____/| あったため、配信が遅れました・・。
< ::: ・・・・・・・・・ >
  ̄ ̄ ̄\ \ ̄ ̄ ~ ~ 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:43

2000年04月04日

【ジャパニーズ・ドリーム】..藤田晋........★★★★★+10兆円

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2000-055】 2000/04/04(火) ★
★ “新入さん、いらっしゃい”の火曜日       ★
★ http://clicks.to/webook/ ★
★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★    ★
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東京の日出:05:23 -2分 対昨日
東京の日入:18:05 +0分 ”
日昼時間 :12:38 +2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ジャパニーズ・ドリーム】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者:藤田晋(ふじた・すすむ)
1973年福井県生れ。97年に青山学院大学経営学部卒業後、インテリジェン
スに入社。98年に独立して、(株)サイバーエージェントを設立。インタ
ーネット広告ビジネスで急成長を遂げる。従業員数約100名(2000.4)
午前9時に出社し、午前0時を過ぎてから退社。土日も出勤し、「趣味は
ビジネス」と言い切る。
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■出版社:
 ダイヤモンド社/ISBN4-478-32095-0/1500円/254P
2000/4/7 第一刷
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■ <ワン・チョット>

  「必ず時価総額10兆円という起業をこの手で作り上げてみせます!」

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■ <忙しい方はここだけ>

実に元気のいい本である。気概というか志というか、著者がもつ起業家のエネ
ルギーががんがん伝わってくるような内容がある。

この頃は公開「日記」が注目されている。ベンチャー旗手の著名人から市井の
個人まで日記をネット上で公開する・・・というものだ。
本書もサーバーエージェントのサイト上にある「ベンチャー企業の日記」のコ
ーナーで綴られた内容を元にしたものだ。

本書の目的は3つだという。サイバーエージェントの事業戦略として知名度向
上させる、投資家への情報公開、日本の企業家精神を煽りたい、の3つ。
その目的どおり、わくわくドキドキの内容はかなりの効果がある。

ソフトバンクの孫氏も学生時代から、すでにビジネスの芽を嗅ぎ取り、楽しむ
だけの学生時代は送っていなかった。本書の著者も一風変った学生生活を送っ
ている。毎日を真剣勝負でギリギリやる世界を麻雀で経験、目標を決め徹底し
たやり方で好成績をあげるという営業経験を広告代理店でなど、「集中と徹底
」のある学生であったようだ。

孫正義が、ミカン箱の上に乗り、豆腐ように一チョウ(兆円)ニチョウ(兆円
)と数えるような企業にするぞと鼓舞したような感じが、本書の随所から臭い
立つ。

起業家を目指す若者に是非!

おすすめ度は、★★★★★+10兆円
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■ <お暇な方は、もう少し>

日本の企業も、ネットビジネスと関係ない会社が“eビジネスの取組みを強化
!”というニュースだけで株価が上がるこの頃。ネットビジネスは、かなりフ
ィーバーしているが、このネットビジネスで勝つポイントを、藤田氏はこんな
ふうに表現する。

「インターネットビジネスで、いま最も重要なもの--
それは、はっきりいって『企画』や『資金』ではありません。
企画とカネは何とでもなる。
でも『人』と『実行力』はそう簡単には手に入らない。だからこそ
この2つの要素こそが何よりもイチバン重要なのです。」

短い間に、ビジネスを立上げ、IPOも果たすというチャレンジに裏打ちされ
た重みのある言葉だ。

本書で紹介されている数々のエピソードや、ビジネスの展開は、とにかくやり
抜く・・・という実行力がものを言っている。

ビジネスへの情熱、志、センス、人との繋がり、徹底的にやる行動力など・・
様々な面で面白く、わくわくする内容が書かれている。

現実の世界の裏側の、激しく蠢いていたビジネスストーリーは、同時進行型の
もの凄くリアリティのあるドラマだ。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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@ 戻る 10兆 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.diamond.co.jp/books/ (新刊案内より)
| ↓
| サイバーエージェントのサイト:
| http://www.cyberagent.co.jp/
|
| 本書の元になったダイアリーはこちらに:
| 本のことや、渋谷のマークシティへの引越しのことなどアップされている
| http://www.cyberagent.co.jp/diary/index.html
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本日のメルマガの冒頭にある広告、クリックインカムは、サイバーエージェン
トの看板事業だ。サービス開始当初から僕もメルマガ配信側でお世話になって
いる。

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■ <読んで欲しい方>
起業家になろうかと迷ってる学生
就職活動に何か?がついてしまうかた
サラリーマンを飛び出したい方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+10兆円

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●ISIZE Book ( http://www.isize.com/book/ )
アメリカ・カナダ在住の方は 《今週のWebook コーナーから 》↓
● 富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

2000.04.07[金]:【--】.. 休刊予定

2000.04.06[木]:【--】.. 休刊予定

2000.04.05[水]:【--】.. 出張のためしばらく休刊予定

2000.04.04[火]:【ジャパニーズ・ドリーム】..藤田晋..★★★★★+10兆円
 ダイヤモンド社/ ISBN4-478-32095-0/1500円/254P
2000.04.03[月]:【だから、あなたも生きぬいて】大平..★★★★★+転機
         講談社/ ISBN4-06-210058-4/1400円/259P
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今週の節約小計 2900円
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■□ < Web●○k from Publishers > P#2000-05 ・ ・ ・ ‥… □■
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| プレゼント企画2000-3( スポンサー:石黒謙吾さん )

| 昨日お会いした分類王こと、石黒謙吾さんからサイン入りの著書を
| いただきました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~
| チャート式を取り入れた芸術的なサインは、なんと一冊につき
| 30秒以上もかかったというお宝もの。

| (1)「怪傑チャート診断室」 1冊
| 2000.3.28 の Webook 参照
| (2)「チャート式 試験にでないニッポンのしくみ」 1冊
| http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/98.8/98.8.11.htm

| 応募方法 :宛先 webook2000@yahoo.co.jp
| タイトル: 書名+お名前
| 本文: お名前、メールアドレス、住所、Webook暦、一言
| 〆切 :4/13(木)

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| プレゼント企画-2 ( スポンサー:数研出版さん )

| 参考書でお世話になった?数研出版から創刊された一般書第一弾
| のプレゼントです。

| (1)「大学は研究室で選べ」 1冊
| (2)「二時間即決環境問題」 1冊
| (3)「数学ぎらいに効くクスリ」 1冊

| 応募方法 :宛先 webook2000@yahoo.co.jp
| タイトル: 書名+お名前
| 本文: お名前、メールアドレス、住所、Webook暦、一言
| 〆切 :4/7(金)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-04 ・ ・ ・ ‥… □■

以前紹介した本の著者の金田さんより頂きました。
重版というのは、本にとってハッピィな出来事。
オメデトウゴザイマ~ス!!
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> 金田です。
> 紹介していただいた「100万ヒットホームページを作った人々」アスキーの
> 重版がきまりました。大変ありがとうございました。
> ご報告まで。
> これからもよろしくお願いいたします。
> ---------------------------------------------
> 金田善裕
> 新刊著書
> 「100万ヒットホームページを作った人々」アスキー
> 1月20日発売
> mailto:kaneda@m9.people.or.jp
> http://www.basscult.com/cyber/
> --------------------------------------------

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-08 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-055【新人研修】 ・ ・… □■

あちこちの会社で、新入社員の入社式やその後のガイダンスが続いている
ことであろう。僕のいる会社でも、ういういしい姿の新人さんたちが、
会議室まわりをうろうろしている。
今日は例によって、「?→!」の話を新人の皆さんに一席お話させて
いただいた。
普通のサラリーマンになるか、藤田晋氏ほどではないにしろ、面白くて
わくわくする人生を歩める企業人(起業家)になれるか 、これから半年の
間が勝負だよ! ・・・なんて言った私自身も、気持を新たに?を求め
!への変換を手繰り、頑張りたいなぁ。
新入社員の皆さん、???、!!!でっせぇ。

しんのすけ@むかーしむかしのことでした
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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  \b/___〟 米へいってきまーす。
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Posted by webook at 18:39

2000年02月08日

【カルロスゴーンは日産を変えるか】..財部誠一......★★★★+ゴーン

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★ 【Webook #2000-024】 2000/02/08(火) ★
★ “もしかして雨→雪?”の火曜日 ★
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東京の日出:06:36 -1分 対前日
東京の日入:17:15 +1分 ”
日昼時間 :10:39 +2分 ”
《 http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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■著書名:【カルロスゴーンは日産を変えるか】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:財部誠一(たからべ・せいいち)
1956年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。野村証券、出版社勤務を
経て、現在はフリージャーナリスト。著書に「ドキュメント金融危機の真
相」「官制破産」「銀行革命」ほかがある。
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■出版社:
 PHP研究所/ISBN4-569-60937-6/952円/158P
2000/1/10 第一刷 
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■ <ワン・チョット>

「もしかしたら日産は生まれ変わるかもしれないという、そんな予感が
リバイバルプランには・・・ある。」

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■ <忙しい方はここだけ>

91年以降七度は赤字決算、99年度も5900億円の連結赤字の見通しとなっ
た日産。こんな数字を見れば日産の前途は暗い。暗いが真っ暗ではない。なぜ
なら、凄まじいと言う表現が似合うリバイバルプランを宣言し、少なくともリ
スタートのチャンスだけは得たからだ。
本書は、日産の改革を厳しくも好意的な目線でドキュメントした本だ。

COO,カルロス・ゴーンによる改革の裏舞台、そして日産のリバイバルプラ
ンが日本企業に投げかけるメッセージ、それが本書の持つ意味と狙いだ。

“5工場の閉鎖、2万1千人の削減、部品調達先半減”99/10/19の新聞
記事の見出しはこんな調子だった。ゴーンと社内のCFT(クロス・ファンク
ショナル・チーム)によって練り上げられたリバイバルプランは、どんな背景
を持って生まれたのか・・・、そもそも日産が抱えていた問題は何であったの
か・・・など、迫真のドキュメントがある。

企業の再生は、コスト削減や効率化などといった内向きな改革と、自分の製品
を如何に顧客に認めてもらうか(=売れるクルマをつくる)という外向きの努
力の両面が必要だ。
前者の改革は痛みを伴うことからとかく注目され、世間の情を集めたりするが
本質はあるべき姿にするだけのことだ。「他責の文化」とか「技術の日産=生
産者主導型」とかいった企業の文化や風土的な問題を解決するためにはある程
度の荒療治が必要なのかもしれない。(それは日産に限ったことではなさそう
だけど)
一方、後者の外向きの対策は、「ブランド・アイデンティティの回復」として
取り組まれている。

ゴーン・ウィズ・ザ・サクセスとなるか、ニッサン・ハズ・ゴーン(逝っちゃ
った)になるか、日産内部では今、本当の改革が始まっている。

おすすめ度は、★★★★+ゴーン
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■ <お暇な方は、もう少し>

総じて、日産の大幅なリストラ策は好意的に受け止められている。突然、外国
からやってきたおっさんがガンガンやることを素直に受け取ってしまう(これ
は日産内部のことではなく、それを観察する外部の人のこと)、これは外人コ
ンプレックスという国民性のせいだろうか・・・・
明治維新後の近代化も戦後の復興時も、外の血に頼った日本は、“窮すれば黒
船頼み”=人に指図してもらう、といった体質がしみついたのだろうか・・・
なんだか、ちょっと寂しい気持にもなる。

しかし、それでも日産は偉い。・・・どこが?

座して死を待たなかったところだ。
本書でも「バブル崩壊後に、無抵抗のまま、羊のように消え去っていったのと
は対称的に日産は凄まじい抵抗を始めた。長銀、日債銀、あるいは山一證券な
ど、座して死をまつことしかできずに姿を消していった金融機関とは比べ物に
ならない」とゴーン・リバイバルプランを評価している。

日産の前は、マツダ。ジェームズ・ミラーが遠い国からやってきて大リストラ
を断行した。ここから先は本書からではなく、大前研一通信からの引用だが、
両者に共通するのは、“責任の明示”と“率先垂範の態度”だ。ゴーン氏は朝
7時前にはオフィスにきてガンガン仕事をするし、日産再生が失敗したら責任
を取ると明言している。マツダのミラー元社長も出張の時はみずからカートを
ゴロゴロひっぱり新幹線や電車を乗り継いで空港まで行ったと言う。“あの人
を見ていたら我々も必死にならざるをえない”とはマツダ社員の声。

なにも外国からCOOを招いて改革をする必要はないのかもしれないが、サラ
リーマン社長が多くなってしまった日本の企業では、黒船改革もやむを得ない
のかもしれない。

大前氏は、この点、80年代以後の護送船団、補助金制度、何もしなくても右
上がりといった甘い環境に経営者が大切なものを忘れてしまったからだという。
日本にも松下幸之助、本田宗一郎、土光敏夫などゴーンやミラーに相当する人
がいたのを忘れてはいけない、ゴーン氏もミラー氏もいわば“日本人の忘れ物”
だというのだ。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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@ 戻る 日産 表紙 購入 検索 || http://clicks.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99054892
| ↓
| 日産のサイトは:
| http://www.nissan.co.jp/
| 日産のリバイバルプランは、50ページにわたるPPT資料が
| 掲載されている。このことだけをとってみても変化の兆し。
| 本書にも書かれている各種のリストラ策がそのまま出ている。
| http://www.nissan.co.jp/NRP/
|
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2.14号のアエラの表紙は、カルロス・ゴーン氏で飾られている。アエラの
の記事によれば、いま日産に必要なものを一言でと尋ねると間髪を入れずにこ
なんな答えが返ってきたとある。

「フォーカス!」

焦点を合わせる先は、顧客であり、利益であり、スピードだと補足がついてい
る。ゴーン氏は言葉も行動も明解でわかりやすい点が、その厳しいリストラ策
にもかかわらず素直に受け入れられた要因であろう。

「計画を立てるのは5%、残り95%は実行にかかっている。しかも実行が遅
れれば遅れるほど難しくなる。目標を達成できなければ、私は辞任する。」

明解な計画と決意を示すゴーン氏の下、日産の再生が期待される。

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■ <読んで欲しい方>
企業改革に取り組んでいる方
リストラ策が中途半端に終わりそうだと危惧している良識派の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★+ゴーン

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2000.02.11[金]:【-】..祝日のため休刊

2000.02.10[木]:【】..

2000.02.09[水]:【】..

2000.02.08[火]:【カルロスゴーンは日産を変えるか】....★★★★+ゴーン
         PHP研究所/ ISBN4-569-60937-6/ 952円/158P
2000.02.07[月]:【これから日本市場で何が起きるのか】..★★★★★+創発
         東洋経済新報社/ ISBN4-429-52099-6/1600円/253P
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今週の節約小計 2552円
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-024【人生記号論入門4】… □■

【 x → ○ 】 & 【 ? → !】

日産の改革にちなんで今日は、企業サバイバル・プランを表現す記号。
ゴーン改革は“リバイバルプラン”として発表された。5工場の閉鎖や
大量人員整理は、x → ○ の改革だ。痛みをともなうことを除外すれば
だれでも問題の原因と対策を出し易い課題だ。
このあたりの議論をさせればどの企業の役員もヤンヤの議論(愚痴?)を
展開できる。つまり評論家になってしゃべればいいのだ。自分のテリトリ
ーにころがっている問題は、平社員にだって言えるものだから簡単。
問題は、後半。?→! というマーケティング的な発想を巡らすところは
そうは簡単にいかない。まず、見えないところからスタートするとこ
ろが難しい。お客さんは何を求めているのだろう? お客さんはところで
誰なんだろう?なんてところから考えるのだから、そうそう具体案が
出てくる物ではない。(実はそこが面白いんだけど・・)
企業改革の両輪の一つは、見つけ易く、もうひとつは(そこにあるにも
かかわらず)見えにくい。
企業には、やはり、ふたりのCOOが必要かもしれない。

しんのすけ@キックボードプランナー
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ξ
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Web ◎◎ k,Mobook        またあした!
| j |
  \σ/
  q~~ξ~~p    右手にゴーン、左手にペラタ。
ξ
   \ξ 
  ■ 真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 18:16

2000年01月24日

【新学問のすすめ】..木内孝.................★★★★★+エコ

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2000-013】 2000/01/24(月) ★
★ “キックボード疲れ”の月曜日 ★
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■著書名:【新学問のすすめ】エコ経済への道

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■ジャンル:環境、ビジネス
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■著者:木内孝(きうち・たかし)
1935年ハンブルグ生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。三菱電機入社後、
三菱エレクトリック・アメリカ会長、本社常務取締役等を務める。
著書に「アメリカで働くということ」など。
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■出版社:
 プラネット出版/ISBN4-939110-01-x/1600円/256P
1999/9/1 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「経済システムは、エコシステムに含まれている。つまりエコシステムの
  ほうが上位で経済システムの方が下位なのだから、保護なんて言葉を
  使うこと自体思いあがりも甚だしいのである。」

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■ <忙しい方はここだけ>

本書には環境問題に対する大いなる発想の転換がある。つまり、これまで環境
問題への取り組みは、経済問題と相反する構図で捉えることが多かった(って
これは僕だけの見識の狭さかも)が、実はその位置関係はそんな単純な対立構
造ではなく、むしろ包含関係にあるという見方への転換なのだ。

《経済問題は、環境問題に包含されている》

ビジネスという世界に軸足を置きながら、その軸足をのせる場所、地球という
環境に対する見方考え方を大きくシフトさせる。著者の洞察と行動が読者の気
持を感動的にドライブしてくれるのがいい。

著者の曾祖父にあたる福沢諭吉は“実学の精神”を説いた。「学問のための学
問ではない。社会化医療、生活改善のための学問、それが実学である。」と。
そして、今、諭吉の時代からすれば想像もできなほどに科学や技術や産業が発
展し豊かになった(はずの)現代社会。私達は、自らが寄って立つべき地球と
いう運命共同体が危いことに、遅まきながら気付くに至った。
福沢諭吉の時代から220年余り、ここに出版された新・学問のすすめは現代
社会に生きる私達に、この星に生きること、豊かであることの意味、企業が存
在する価値などを改めて見つめさせてくれる。

環境問題は、現在係わっている自分の仕事と相反する方向や自分の生活スタイ
ルと合い入れない習慣など、どちらかというと自分達の欲求を削って実現する
消極的な目的のような意識があった。
ところがこの本では“そうか、そんな考え方やそんな行動方式もあったんだ”
と思わず感激してしまう閃きがある。それは、自然や歴史や世界各地のエコな
取組みの中から、人を突き動かす何かを取り出してきた著者の熱意のなせる技
なのかもしれない。

エコ世紀ともいえる21世紀が始まろうとしている今、宇宙空間から青い地球
を眺めるような気持でどうぞ。是非是非!おすすめ。

おすすめ度は、★★★★★+地☆球
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■ <お暇な方は、もう少し>

本書には環境保全に真正面から取り組んでいるいくつかの企業が紹介されてい
る。その最初の企業は、著者自身が務めていた三菱電機アメリカ。
当時、その会長職にあった著者のもとに30通ほどの手紙(子供から)が届く
。それが著者を環境やエコへの取組みに向わせたきかっけだ。
(手紙は、三菱の別のグループ企業の事業が熱帯雨林の破壊をしているから、
直ちにやめてほしい・・・といった内容だった。)

企業トップとしては、やっかいな問題がきた・・! 状態だ。
ところが著者は、この問題に真正面から対峙して取り組むほうが前向きではな
いかと考え、自ら熱帯雨林を視察に出かけたりする。
マレーシアの熱帯雨林に立った著者は、そこでひとつの啓示(サムシング・グ
レートと誰かが言ったようなものであろうか)を受ける。

その後子供からの手紙の後ろにあったRANという環境保護団体とのやり取り
も、真正面から向き合った様子が紹介されている。
そして、著者の地球への思いはやがて「ヒューチャー500」(フォーチュン
500の先を行く、環境修復のための企業ネットワーク)へと発展するから、
世の中わからないものだ。

また、シェル石油という言わば地球資源の消費を真っ先に担っている企業も、
環境への取組みをしてきる企業として紹介されている。“50/50by 2050” と
いうシナリオを描き、エコ経済へ企業方針を大きく変化させたのだ。
2050年までに石化エネルギーと自然エネルギー(太陽、風力など)を50:50 に
するという計画だ。計画だけでなくすでに6000億円もの投資を決めている
という。

こういった企業の取組み、理念の変化などの他、ポール・エアリッヒの公式(
I=PxAxT :Impact= Population x Affluence(贅沢さ)x Technology )
や、レイチェル・カーソンなどの引用などで展開されるエコ経済への学問のす
すめは、読者にやさしく、そして感動的に迫ってくる。

格調高い文章は、さすが福沢翁の末裔の方である。

関連サイトをウロウロしたいかたは・・
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| 本書を出版しているプラネット出版(99.4.1創業)のサイトはこちら。
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| その名の通り、プラネットな視点をもった出版社で、
| サステイナビリティ宣言を出し、再生紙、非木材紙100%などを
| 実施している会社だ。明らかな企業意思をもって「本」を生み出して
| いるところが、好感。ちなみにこの会社の企業理念は 3つのWBW:
| Words for a Better World
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| Will to create a Better World
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| 著者曾祖父の福沢翁の元祖“学問のすすめ”(1872)はこちらに
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書で、一番の驚きは、エコ(環境)の視点と経済(ビジネス)の視点を相対
するものではなく、経済はエコの“子分”であると喝破したところである。
思わずオオと驚きの声を上げてしまった。

そして、そういう考え方を評論家的な捉え方ではなく、自らの実践と体験を通
じた言葉によって表現しているところがいい。

何の学問か? ・・・という疑問を持って読みすすむと、それは、地球の、環
境の、企業の、個人の、生き方の学問であることが見えてくる。

新・学問のすすめを おすすめしたい。
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■ <読んで欲しい方>
地球環境に関心のある方
エコ?っていわれてもピンとこない方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

   ★★★★★+地☆球

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2000.01.28[金]:【】

2000.01.27[木]:【】..

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2000.01.25[火]:【】..

2000.01.24[月]:【新学問のすすめ】..木内孝.....★★★★★+地☆球
         プラネット出版/ ISBN4-939110-01-x/1600円/256P
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■□ < Web●○k from the Authors > A#2000-03 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#2000-02 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#2000-013 【知の募集】・ ・ … □■
最近は、一般からアイデアや智恵を募集するのが流行り。生産者サイドが
こんないいものを作りました、さあ使いましょう! というスタンスから
何かよいもの、欲しいもの、楽しいものはございませんか? と問い掛ける
お客様指向への変化が、モノつくりのスタートラインをも変えてきた。
先週のヒーローは、SEGA。全面広告が躍った。(1.21日経)
“驚き!買います”ときた。
社員一案は必須。採用のあかつきには必ず形にして世に送り出すという
心意気が気持ちいい。
「時価で。」とある。すし屋では時価の表示を見るとゲゲと高げな感じを
受ける。買う側の時価は、こんなもんでっせ・・という意味もある。
ホントに価値あるものは、ホントの時価で買ってね、大川さん。
同じ日、政府系機関も智恵募集をしていた。(1.21 日経)
「独創的研究成果育成事業の課題提案募集について」(科学技術新興事業
団)という、長いタイトル。もちょっとそそるタイトルにしてほしかった
なぁ・・。「ワォーの募集」とかなんとか・・。
いずれにしても、ますます智恵を絞る時代になってきた。

   しんのすけ@知の連鎖
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)
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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ξ
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Web ◎◎ k,Mobook        また明日!
| △ |
\0/ ~ キック・ボード!
  \\ ~~ 子供に貸したらすぐ乗れた。
_/| \ (道路の凸凹を直に拾うので
┳ / \ ) 結構ガタガタします。)
| _/ \
@━━━ ν ・・・ ))
  ◎ ◎
~~~~~~~~~~~~~~~~ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 18:08

1999年10月20日

【普通のキミでも起業できる!】..ABS他.......★★★★+31

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #99-157】 99/10/20(水) ★
★ “晩秋曇り空”の水曜日 ★
★ http://clicks.to/webook/ ★
★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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東京の日入:17:02 -1分 ”
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■著書名:【普通のキミでも起業できる!】Entrepreneurship for Everyone

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■ジャンル:ビジネス、ベンチャー
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■著者:大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール+フォーサイト
ABS(アタッカーズ・ビジネス・スクール)
世界的経営コンサルタント大前研一を塾長として96年4月に開校した、
起業家育成、新規事業開発、ベンチャー企業への人材流動を目的とした
学校。米シリコンバレーとスアタンフォード大学の関係のような起業家
創造に死する環境作りを目指している。
フォーサイト
心理スキルトレーニング、心理カウンセリング、EAPサービス(社員
サポートプログラム)の専門機関。ビジネスパーソンに役立つスキルプ
ログラムを多数開発。
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■出版社:
ダイヤモンド社/ISBN4-478-73153-5/1600円/261P
1998/7/16 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「普通のキミでもできる!?・・そんなバカな!・・・しかし、それが
現実なのだ。普通の僕たちに勇気をくれる本。」

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■ <忙しい方はここだけ>

経済学者シュンペーターは、人間を3種類に分類する。5%の天才、70%の
順応者、25%の不適合者という3種類だ。5%の天才=起業家を、本書では
「普通の感覚を持った人」と読み替えたいという。
つまり、起業といっても、ものすごい突飛な発想をしないといけない分けでは
ない。むしろ、普通の生活者の視点、顧客の立場にたって、現状のモデル(や
り方)の不具合を見つけ、組み合わせとか新しい技術によってもっと便利にで
きるんじゃあないか・・とう考えるだけなのだ。

生涯「どうしてだ、なぜや?」と質問しつづけたという故松下翁は、そういう
考え方ができる“とらわれない素直な心”の持ち主だったのだ。
とらわれない素直な心、とは松下幸之助氏が頼まれた書によく書いていた言葉
だという。

松下幸之助のようになれ、と言われてもそりゃあ無理かも・・と思うのが人情。
すでにそこにメンタルブロックがあるのだが、本書ではそういった巧なり名を
なした人ではなく、“創業間もないベンチャー起業家”に的をしぼり、31人
の若手起業家に成功の秘密を探るという趣向になっている。

光通信の創業社長、重田康光氏、グッドウイルの折口雅博氏、インテリジェン
スの宇野康秀氏など起業のプロセスや、起業を決意した瞬間などわくわくする
ストーリーがある。(この人たちも実はすごいんだけど・・)

後半は起業家に求められる経営スキル、心理スキルなど実学的な内容も大変い
い内容がある。
ABSの起業家養成講座「コアプログラム」のエッセンスがここにある。

普通のあなたにお奨め。

おすすめ度は、★★★★+31

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■ <お暇な方は、もう少し>

起業を目指す人は、次の3つの経営基本能力を磨けという。
 1 構想力(ゼロベース思考、仮説思考)
 2 表現力(ライティングスキル、プレゼンテーションスキル)
 3 実行力(プロセス管理能力、ネットワーク形成能力)
だ。

最初の構想力は、想像性、あるいは戦略的思考ともいえる。発想の転換とか、
センターシフトとか言われる独創的なものの見方は、つねにそう心がけていな
いといけない。つまり「So What?」「なんでやねん?」の気持ちだ。
とかく既成概念(メンタルブロック)に固まりやすい頭を柔軟にするには、日
ごろの心がけが大事だ。
ヤクルトのおばさんが毎日くるのをみたら、なぜあれで儲かるのか?何人いる
のか・・・、保険のおばさん(おねえさん?)が昼休みにくるけど、何か他の
ことにつながらないか?、黒ネコヤマトのおにいさんがもっているツールは、
なにをインプットしてるんだろう? 会社に一日いただけでも疑問に思おうと
思えば、いくらでもあるような気がする。
エレベーターの横にある自動販売機の裏側をじっくりみたことがあるだろうか
?。ほんの3分くらいの時間を使えば、面白いことが見えてくる。

“構想力”の次にくる“表現力”は、高い相関性をもっているという。つまり
書くことは、イコール考えることだからだ。
書き表すことは、思考を整理することであり、「?」に思ったことを先に進め
るための重要なプロセスというわけだ。構想を練るには、書くという行為が重
要ということだ。

最後の“実行力”は、いかにスピードをもって実行できるか・・にかかってい
る。もっとも最近のインターネット起業家の多くは、いいと思ったらすぐにと
りかかり、「企画書を書いてる時間があったら、さっさとやっちまえ」という
スタイルが多いことも確か。走りながら考えていくことも大切なようだ。

3つの経営能力に続き、スタートアップ時や事業成長段階での7つのフレーム
ワーク(事業の枠組みを考え分析すること)が紹介される。
戦略の3C(Customer,Competitor,Company)、マーケティング・ミックス
の4P(Product、Price、Place、Promotion)などビジネススクールで教えて
くれる内容もコンパクトにまとめてある。

最後の心理スキルは、“うーん、どうしようか・・”と悩んでる人の背中をぽ
んと押すためのコーナーだ。
スタンフォードのMBA創造性開発カリキュラムでは、3Eで生きていき3D
なことはやめていこうと教えているとか。
3Eとは、「Easy(やさしい)、Effortless(努力がいらない)、Enjoyable
(楽しい)」で、それを感じれるビジネスであれば生き生きと想像力を発揮で
き、長期的な努力を傾けられると言うわけだ。
一方、3Dは、「Difficult(困難)、Distasteful(味気ない)、Depressing
(憂鬱になる)」ものはだめだというわけだ。
ABS塾長の大前氏も、25時間、厨房に立ちたいと思わない人はレストラン
なんかやっちゃあいけない・・・とか言っていた。

会社の仕事はかならずしも3Eとは限らないから、一度しかない人生なら3E
なものを見つけてとことんやりぬいてみるものいいかも。

元気が欲しいかたは、是非読まれたい。
普通の僕にもできそうな気がしてきた・・・・

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■ <読んで欲しい方>
企業に勤める若い人
就職前の学生の方
起業家かけだしの方
おすすめです。
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★★★★+31

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New コーナーの登場です。
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-156【講演会の5コツ】・・‥… □■

講演会を1.5倍(謙虚!)、たのしくするコツをご紹介。

○ いつも最前列に座る。相当込んでいても、最前列には 必ず空きがある。
ずいずいと前へ歩いていって、そっと座れば 最後列で立って聞くなんて
アホなことはしなくて済む。
それにスクリーンや講演者の声もよく分りよく聞こえる。

○ 必ず一回は 後ろを振り返り、様子を見る。
質問する人がいれグッドチャンス。
その人の顔を見るような感じで会場を見渡す。
どんなツラの人がきて、どんな感じでいるか(主催者の視点)分かる。

○ どうでもいい質問でもいいので、何か質問する。(勇気を振り絞って
手をあげる。まるで小学校時代みたいだけど・・・。)
自分をまずアピールしてから 今日の内容を誉め、そして質問。
せっかくの機会だから、自分(Webook)もうりこまなきゃ。

○ 最後まで残る、主催者や講演者と話す、名刺を交換する。
そんな時、ぞろぞろと引き上げる人達の後ろ姿は、何しにきたんやろって
思っちゃう。
バカになることです。恥ずかしさとか照れとかと無縁になること。
どうせみんな自分以上の馬鹿なんだだから(ううっ 失礼)

○ 最後にひとつ、どうしようもないつまらない講演やセミナーは
有料でも 途中で抜ける。貴重な時間を つぶすのはゴメンだ。
そっと、抜けるのが主催者へのこころ遣いというもの。
くだんねぇ なんてボソっと言ってはいけない。

Oracle 宮原徹さんの講演(Linux)は 面白かった。どこが?はまた今度。

     しんのすけ@近所の公園
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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★ 情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp) もあるよ。
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★ Webook の弟 【Mobook】 は、まぐまぐ ID=11655 だよ。
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★ カレンダー【Webook_skd】 開始。書込み自由。
URL:http://calendar.yahoo.com/ ID:webook_skd PW: guest
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Web ◎◎ k of the Day = 本日は、脳みそ ゴリゴリ できたかなぁ
I--0|-○-||O--I また、明日。
| \⌒/ | 今日は ここまで上がりました。
|_||_|   
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⊿ ⊿ ・・とと
真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 16:29

1999年10月12日

【アメリカ海兵隊式最強の組織】Dan&Rod.......★★★★+Semper

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★ 【Webook #99-152】 99/10/12(火) ★
★ “東雲の空を独占、明けの明星”の火曜日 ★
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東京の日出:05:44 +1分 対前日
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日昼時間 :11:27 -2分 ”
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■著書名:【アメリカ海兵隊式最強の組織】Semper Fi

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:ダン・ギャリソン&ロッド・ウォルシュ
ダン・キャリソン(Dan Carrisonn)
元アメリカ海兵隊員。現在、世界有数のATM(自動預金預払機)メーカ
ー、ディーボルドの上級アカウント・エグゼクティブを務める。
ロッド・ウォルシュ(Rod Walsh)
元アメリカ海兵隊員。ベトナム戦争経験者。MBAを持ち、ブルー・チッ
プ・インベントリー・サービスの社長を28年務める。
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■出版社:
日経BP社/ISBN4-8222-4145-9/1600円/307P
1999/5/17 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「“自己革新”という海兵隊の組織文化の推進力は
未来に対する脆弱性(future vulnerability)である。」

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■ <忙しい方はここだけ>

元海兵隊員で実業界で成功した人は数多くいる。たとえば、クライスラーの社
長(ロバート・ラッツ)、Fedex会長&CEO(フレデリック・W・スミス)・・
もっと日本人に身近なところでは、グレン宇宙飛行士、マンスフィールド元駐
日大使などがいる。
彼らが海兵隊で学んだものは何であったのか・・。

海兵隊での訓練の模様や、そこに盛込まれている独特の文化、理念など海兵隊
の秘密を探り、ビジネスへの応用を紹介している。

組織を強固なものにし、そして臨機応変に対応できる柔軟性を持たせるバック
には、組織管理上の秘密とたゆまぬ努力が隠されている。
GEやソニー、トヨタなど世界のトップ企業、モサドなどの秘密諜報機関など
それぞれに組織維持のための特徴的な理念、文化、手法などがあり、それらは
本になったりレポートされたりしている。
本書はその対象を“米国海兵隊”にとり、企業経営への応用を説いた本だ。

まずは最良の人材確保からはじまり、基本訓練での「変身」、下士官による兵
卒の指揮(一般社員の指揮)など、海兵隊のやり方とビジネスへの応用とが交
互に織り交ぜられて展開する。海兵隊を海兵隊ならしめている最も重要なポジ
ションは、下士官。映画でいえば若い兵隊を怒鳴り散らす鬼軍曹だ。しかし、
実際の下士官は映画のイメージとは違う次元の存在だという。自ら範を示し、
理念を伝え、時には優しい存在にもなるいわば“人間力”を備えた存在なのだ。

それを生み出すのはやはり「訓練」。ブートキャンプに代表される厳しい訓練
は、ひ弱だったり、ゴロつきだったりする若者を「変身」させてしまう。
軍隊とビジネス社会では、あまりに世界が違うような気もするが、「社員に特
別な存在であることを常に自覚させる」「能力のない社員を切り捨てずに育成
する」「社員教育に同僚の圧力を利用する」「失敗を人事記録に記入するより
も、その場限りの厳しい叱責のほうが時には効果がある」・・・・など、ビジ
ネス・シーンへ応用できる点が意外に多いことに驚く。

軍隊と言えば、上官の命令に絶対服従・・という“考えない集団”を想像して
しまうが、そんな予想を覆す「自立」「創意」「自らの考え」などといった海
兵隊の姿にも驚いてしまう。
海兵隊という言わば閉ざされた世界の様子が垣間見えるという面白さと、企業
の組織運営に応用してみようかと思うヒントが散りばめられているのが魅力で
あろう。

あらゆる階層で知的リーダーシップが発揮される組織、海兵隊とはどんなもの
か、未知の世界を探検する楽しさがある。

おすすめ度は、★★★★+Semper

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■ <お暇な方は、もう少し>

ブーツ・キャンプ( Boot Camp)と呼ばれる志願兵訓練所の模様は凄まじい。
毎年4万人もの若者が12週間におよぶ実践さながらの厳しい訓練で有能な戦
士に変身していく。それは命令絶対服従の単なる兵隊へではなく、海兵隊の流
儀を身につけたリーダーへとして変身するというものだ。

2,3ヶ月ほどまえに、民法テレビの特集で自衛隊のレンジャー部隊の訓練の
模様を放送していた。何日間か、わずかの食料と水で不眠の作戦を実行する訓
練である。何十時間も寝ないまま、重い装備を担ぎ、いつ終わるともしれない
作戦に望む隊員は、ほとんどもうろうとした状態に陥る。喉の渇きに泥水をす
すろうとしたり(付き添いの上官、海兵隊でいえば下士官にどなられて止めさ
せられる)、草むらにゴロンと棒のように倒れたり・・・凄まじさが画面から
伝わってくる壮絶な訓練であった。
(すぐ近くにその基地があるのは頼もしいような怖いような・・・)
これが米海兵隊の訓練をならったものであろうことは想像に難くない。

足を怪我した隊員を助けたり、リーダーが負傷した時は、自分が代わりになり
・・・と言ったチームワークが重んじられる。
つまり、リーダーがそこここにいるというのが海兵隊なのだ。

「すべての海兵隊員はどの階級であれ、だれかの命令を遂行しているので、指
導力には自己主張と命令への服従とが奇妙に入り交じっている。・・命令に従
う時、すでに問題の解決に取り組んでいる。“従うこと”は、盲目的な服従で
はない。周囲をよく見て状況を判断し、解決法を探すことだ」というのだ。
いわれた事をいわれたようにではなく、想像力と創造力で障害を乗り越え、最
後まで任務を遂行する。それは、海兵隊員でもあり企業戦士でもある。

軍隊という組織が、えてして「絶対服従」という言葉に代表されるように、た
だ命令に服従する組織と思っていたが、どうも考えを改める必要があるようだ。
リーダーシップ、創造、チームワークなど、なんだかビジネス社会そのものの
様相を呈しているのだ。

本書は、現在の海兵隊での訓練や組織運営のノウハウをビジネス社会へ応用す
ることに主眼があり、その歴史についてはあまり触れられていない。
解説(中野郁次郎)には、その200年以上の海兵隊の歴史が紹介されている。
創立は1775年で、第一次大戦、第二次大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争・・とそ
の歴史の中で何度もその存在理由を問われ、その度に自己革新をしてきた組織
だという。変化することが生き延びるための重要戦略であったわけだ。

本書は、この解説部分も重みがある。ビジネスへの応用を非常に簡潔にまとめ
ているからだ。(時間のない方は、ここだけを立読みしてもいい)
海兵隊とビジネス社会の共通点を解説者は次の一言に要約している。

「知的機動力」!

企業が21世紀を生き延びるために必要なことは“俊敏な思考”と“迅速な行
動”であり、それを一言で言い表したのが上記の「知的機動力」というわけだ。
海兵隊をモデルにしたその要件とは、

(1)ビジョンの共有と概念(コンセプト)の創造
組織が機動的に動く事ができるためには、組織の構成員がビジョンや
将来へのシナリオを共有している必要がある。自分の行動が組織の将
来の長期的な取組みのどこに位置づけられているのかが分らないと、
組織構成員の深いコミットメントが得られないからである。
(2)官僚制とタスクフォースを具備する柔軟な組織構造
官僚制は、知識の蓄積と活用に優れたタテ型組織であり、少数精鋭で
組織されるタスクフォースは、部門を超えて知識の創造と迅速な意思
決定に優れてたヨコ型組織である。両者を備え持つ組織構造が必要で
ある。
(3)機械系と人間系情報システムの融合
機動力を発揮するには、意思決定と行動に必要な情報を迅速に提供す
るシステムが必要である。ただし、それはデータベースとかイントラ
ネットとかいった機械系の情報だけでは不十分であり、人が実際の現
場で獲得する生きた情報と合わせて使われなければならない。
(4)あうんの呼吸で動くための「原形」の共有
組織構成員同士があうんの呼吸で動けるのが機動力のある組織である。
そのためには、基本的な技能、知識、思考方法、視点などを共有して
いる必要がある。
(5)知的リーダーシップ
組織構造は、海兵隊も企業もトップ、ミドル、ロワーの階層構造をと
っている。海兵隊と知的機動力を持つ組織に共通しているのは、各階
層それぞれでリーダーシップが発揮されていることである。

であるという。

本書は、海兵隊という一般的には知られてない世界と、ビジネス社会の意外な
共通点に驚きながら、二味、楽しめる本である。

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■ <読んで欲しい方>
経営者の方(将軍)
組織人事担当の方
中間管理職の方(下士官)
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+Semper

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんか、
Book Chase(http://www.php.co.jp/book/)か、
ISIZE Book(http://www.isize.com/book/)で、

本のカバーは:
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99021055

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

海兵隊ではなく、秘密諜報機関モサドから、ビジネスの要諦を掘下げた本が
ありました。
【勝負どころを突破する!】モサドに学ぶビジネスの掟
ジェラルド・ウェスタビー
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/99.7/99.07.28.htm
こちらもオススメ。

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

99.10.15[金]:【】..

99.10.14[木]:【】..

99.10.13[水]:【】..

99.10.12[火]:【アメリカ海兵隊式最強の組織】Dan&Rod..★★★★+Semper
日経BP社/ ISBN4-8222-4145-9/1600円/307P
99.10.11[月]:【休刊】..振替え休日のため

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今週の節約小計 1600円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-13 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-38 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-152【ヒューマン・ポータル】 □■

インターネット社会では、想像もしないような価値ある情報が氾濫してい
る。溢れてはいるが、それを見つけたり、整理したりするのは、これまた
至難の技でもある。そんな中で、あの人に聞けば、まちがいない・・・、
面白い話が集まっている・・・そんな人が重要になる。
HP、ヒョウマン・ポータルとでも言いましょうか・・。
ネットトレードの世界でもしかり、ビジネストレンドの世界でもしかり、
ホームページの紹介の世界でもしかり・・・。
そういう人をどれだけ自分の知恵袋として持っているかというのが、これ
からのネット社会で重要になるような気がする。
幸いにも、世の中にはキトクな人が多く、そういう情報を無料で届けて
下さる方が多い。
縁尋奇妙の久米さん、ビットバレーの松山大河さん、JOYの斉藤さん
FirstNewsの波木井さん・・・などポータルな方がネットの推進を担って
いらっしゃる。
さらに言えば、PPプライベート・ポータル(個人的な知恵袋の存在)も
重要でしょう。僕にとっては、あの方とあの方と・・・(感謝!)

     しんのすけ@ポ、ポ、ポータル来い
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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★ 情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp) もあるよ。
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★ Webook の弟 【Mobook】 は、まぐまぐ ID=11655 だよ。
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URL:http://calendar.yahoo.com/ ID:webook_skd PW: guest
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ξ
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Web ◎◎ k of the Day = 本日は、脳みそ ぼんぼん できたかなぁ
| ○ | また、明日。
0 \v/ 今日は ジニー になったしんのすけ。
|_||_   (たまには鳥以外もいいなぁ)
    〇 l        ・
    O O        ・
o  ・
。         ・
.         ・
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       __/     ・
|B|      ・ 真之助@Webook of the Day
 ̄ ̄
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 16:26

1999年09月24日

【大前研一のアタッカーズビジネススクール PartⅢ 】

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #99-143】 99/09/24(金) ★
★ “台風さん、こっちのみぃずは苦いぞ”の金曜日 ★
★ http://clicks.to/webook/ ★
★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ~~~~ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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>   消費者調査の→「インフォプラン オンライン・インサイツ」   <
>      商品券が当たるモニター登録キャンペーン実施中!      <
>             http://www.i-oi.net             <
市場調査の(株)インフォプランでは、現在、アンケートなどの消費者調査に
ご協力いただける方を大募集中です。是非、一度アクセスしてみてください。
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Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:05:29 +0分 対前日
東京の日入:17:37 -1分 ”
日昼時間 :12:08 -1分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/ 》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【大前研一のアタッカーズビジネススクール PartⅢ 】

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■ジャンル:ビジネス、起業
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■著者:大前研一およびアタッカーズビジネススクール
大前研一:早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号、MITで博士号取得
マッキンゼーアンドカンパニーを経て、現在、「アタッカーズビ
ジネススクール」「一新塾」塾長。UCLA教授。
アタッカーズビジネススクール:ビジネス領域でアタッカー型人材(既成概
念を打ち破り主体的に自己成長していける人)の育成とネットワ
-ク形成を通じ、新しい価値観・世界観を創造することを理念と
する。99年までに1500人の卒業生を出し、その2割が起業し
ている。
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■出版社:
プレジデント社/ISBN4-8334-1689-1/2800円/358P
1999/8/5 第1刷
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■ <ワン・チョット>

「発達中の“なぜ?”台風は発達しながら列島を北上中。
起業最前線を刺激するため暴風雨が強まる恐れあり・・・。」
起業庁予報課 今朝6時発表

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■ <忙しい方はここだけ>

アタッカーズビジネススクールというのは、コンサルタントの大前研一が塾長
として主宰する実戦ビジネススクールだ。96年4月に開校している。
この本は、99年春の第6期のカリキュラムを中心にしてまとめられたPartⅢ。

塾長の大前研一をはじめ、松井証券の松井道夫、ソフトバンクの孫正義など第
一戦で活躍中のベンチャーの雄による講義録、事業計画の事例研究などが主な
コンテンツ。起業家として成功するためのノウハウと情熱が満載されている。

孫正義氏のソフトバンク創業にまつわるアントレプレナー魂の講演、松井道夫
氏の証券業界革命の話など、わくわくしながら読めるのもいい。

「感銘するのもいいが実戦に移さなければ何の意味もない」とは、アタッカー
ズビジネススクールを運営している五十嵐氏の言葉だが、まさにとの通りと思
う。

会社に入っていつか独立をと考える方、さぁて卒業したらどうしようか・・と
悩んでる人、自分の会社を変えたい人、一読の価値あり。

おすすめ度は、★★★★☆+創

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■ <お暇な方は、もう少し>

自分を売りこむことは結構大切。自分は、この会社でこれこれこういう理由で
大変有望であり、是非、ABS(アタッカーズビジネススクール)に行かせろ
!みたいなことを掛け合ってみるのもいいかもしれない。
自分で自分に投資することもいいけれど、どうせ会社に巣食ってる?ならそう
いうこともやってみたいもの。

ちなみに僕の経験(失敗談)。実は、アタッカーズ一期生に名を連ねているん
だけど(まぁほんとに名前だけ)、応募にあたり、会社に人事部に掛け合った
ことがある。
「僕は優秀(?!)。期待度が高いはずですから(?!)、是非このビジネス
スクールに社費でいかせてくれ!」
という厚かましい掛け合いだ。

謙虚な性格の僕?のこと故、そんなストレートな言い方ではなく、社内の若い
人を「創造的で挑戦的な」人材にするためには大変いいコースと思われ、是非
そういう人(自分を指差しながら)を行かせましょう・・・・と迫った訳。

人事部では、熱意と趣旨は分るが・・・zzz、ということで結局逃げられて
しまった。
仕方なく、僕は自分で大枚のお金を「初めて自分に投資」することになった。
パソコンを買うのも自分への投資だけど、これは後に、モノが残らない。そこ
がちょっと違う(不安な)要素であった。
確かに残ったのは、目に見える“モノ”ではない、別次元のものであった。

それが何かここに100字で述べよと言われると困るが、それまでの生き方を
シフトさせるに足りる何か・・・そんなものであろうか。
目からウロコの塾長講義や、何かやるぞというエネルギーに満ちた人達の熱気
の中で得られるものは、自分の属する会社の中では到底経験できない貴重な体
験といえよう。

最近では、BitValleyや、ネット上の各種コミュニティでそういった
起業、創造、熱意などのエネルギーに溢れる場面が作り出されてはいるが、こ
のアタッカーズビジネススクールのようなオーガナイズされた場も貴重である
と言える。


冒頭、大前氏の開校講義録の中に東京お台場の「ヴィーナスフォート」を事例
にした市場セグメンテーションの話があり、印象的なのでご紹介。

これはラスベガスのショピングセンター「シーザーズ・フォーラム」をお手本
にしたもので、3万坪のショッピングセンターだ。女性を、しかも10代でも
40代でもない、20代の女性にフォーカスして作ったものだ。

今、この国でイチバン自由にお金を使えるのは、この20代の女性。そこにセ
グメントの焦点を合わせたというのだ。
特徴は、空に見立てた大きな屋根があり、2時間に一回の割りで夕暮れが演出
される。(うう、これって養鶏場みたいだ)
夕暮れの演出で、お客さんがロマンチックな雰囲気に浸り、食事や買い物をし
たくなる・・・というのが本家シーザーズ・フォーラムのコンセプト。
ヴィーナスフォートも同じで、仕掛け人は、FF(ファイナルファンタジー)
を大ヒットさせた元スクエアの宮本氏というのも興味深い。

渋谷は女子中高生に占領され、池袋は雰囲気がないし、新宿も二分化してるし
銀座はゲンキがない・・・20代の女性にとって求めるショッピングの場所が
なかったが、そこへヴィーナスフォート登場となった訳だ。

しかも、ここ雰囲気の変更はかなり自由にできるのがミソ。ハリウッドのスタ
ジオのような自由度があるとは大前氏の弁。

マーケティングの世界最大の実験場になるというこの場所は、マーケティング
という観点からも一度行く価値がある。

本日、中身のご紹介は控えめのままで・・ごめんなさい。
台風のせい・・ということで。

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■ <読んで欲しい方>
起業を目指す方
くすぶってるのはゴメンだっちゅう方
時々熱くなる方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+創

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんか、
ISIZE Book(http://www.isize.com/book/)か、
Book Chase(http://www.php.co.jp/book/)で、

本のカバーは:
http://www.president.co.jp/book/1689-1.html

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

アタッカーズビジネススクールのエッセンスをまとめた本は他にも・・

PartⅡはこちらに:「デジタル革命とニュービジネス」
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/98.1/98.1.8.htm

PartⅠはこちらに:「大前研一のアタッカーズビジネススクール」
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/97.3/97.3.7.htm

孫正義氏のソフトバンクストーリーは、
【孫正義インターネット財閥経営】滝田誠一郎著の内容が、そのまま
本人の口から語られている。
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/99.8/99.08.09.htm

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

99.09.24[金]:【大前研一のアタッカーズビジネススクール PartⅢ 】
大前研一&ABS..★★★★☆+創
プレジデント社/ ISBN4-8334-1689-1/2800円/358P
99.09.23[木]:【休刊】..お彼岸です。御先祖様に感謝、父母祖父母に感謝
配偶者、我が子供、孫らに感謝する日にしよう。
99.09.22[水]:【ザ・マン盆栽】..パラダイス山元.......★★★★★+盆栽
芸文社/ ISBN4-87465-423-1/1600円/83P
99.09.21[火]:【休刊】..ずる休み(ぃや、ちょっと風邪気味で・・)

99.09.20[月]:【フル・ムーン】..Michael Light .......★★★★★+月
新潮社/ ISBN-10-538501-1/4700円/--P
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今週の節約小計 9100円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-13 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-35 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-143 【動物園】・ ・・‥… □■

新解さん(三省堂の新明解国語辞典)によれば、動物園とは、
「捕えてきた動物を人工的環境と規則的な給餌により野生から遊離し、
動く標本として都会人に見せる娯楽施設。」という説明になる。
実に的を得た解説。
で、先日その娯楽施設に行ってきた。場所は、千葉市動物公園。
小高い山の自然林の中にあり、動物園というより動物公園という名が相応し
い。上野なんかより環境はいいようだ。(動物にとっても人間にとっても)
何度も行ったことのある場所だが、いつも気持がいい。自然な感じが
多いからだろうか。ゴリラののんびりした姿と、いつでも寝ているカンガル
-が印象的。カンガルーは、広い荒野から連れてこられ不て寝してるのだろ
うか・・・。
ともあれ、ここはオススメスポットです。

      しんのすけ@かいしゃどうぶつえん
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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★ カレンダー【Webook_skd】 開始。書込み自由。
URL:http://calendar.yahoo.com/ ID:webook_skd PW: guest
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Web ◎◎ k of the Day =本日は、脳みそ ぷにゅぷにゅ できたかなぁ
| ○ | また、明後日。
\v/ セキトリ になったしんのすけ。あ、ごっつぁん。
\\___
/| /≡≡▲ 。 o O 〇
∠_| ~/
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Posted by webook at 16:20

1999年08月09日

【孫正義インターネット財閥経営】.滝田誠一郎..★★★★+一途

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★ 【Webook #99-122】 99/08/09(月) ★
★ “ヒグラシの声を背に受けて”の月曜日    ★
★ http://clicks.to/webook/ ★
★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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東京の日出:04:54 +2分 対先週金曜
東京の日入:18:39 -3分 ”
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【孫正義インターネット財閥経営】

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■ジャンル:ビジネス・電脳
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■著者:滝田誠一郎(たきた・せいいちろう)
  1955年、東京生まれ。青山学院大学法学部卒業。人事問題・賃金問題など
  を中心としたビジネス評論を手がける一方、ビジネス社会を舞台に活躍す
  る起業家、ビジネスマンなどを主人公にしたヒューマン・ドキュメンタリ
  ーを数多く執筆。著書に「会社ニモ負ケズ人生ニモ負ケズ」「電脳のサム
  ライたち 西和彦とその時代」など。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
実業之日本社/ISBN4-408-10335-7/1600円/286P
1999/6/20 第1刷 1999/7/24 第3刷
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■ <ワン・チョット>

「最初にあったのは夢と、そして根拠のない自信だけ。
  そこからすべてが始まった。」

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■ <忙しい方はここだけ>

パソコンをいじったことのない人も「ビルゲイツ」の名前を知らない人はほと
んどいない。同じように「孫正義」の名前も今や世界的に大きくなった。
98年ソフトバンクは、東証一部上場を果たした。店頭銘柄が二部を経由しない
で一部に上場したのは初めてのこと。

ビル同様、正義もはじめは、単に変った少年、青年であった。それがいつの間
にか、世界が注目する起業家、実業家になったのはなぜか。
そして、ソフトバンクを中心に孫正義が目指す「未来」はなにか。
そんな秘密に迫るヒューマンドキュメントである。

孫正義は19歳の時、人生50年計画というのを立てた。20代で会社を興し
名乗りをあげる。30代で最低でも1000億円以上の軍資金をためる。40
代で1兆円、2兆円規模の勝負に打って出て、50代で完成させる。60代で
後継者にバトンタッチ。・・・いやはや、なんとも壮大な。
と驚くのは早計で、今彼の頭の中には「300年の大計」がある。98年11月
の中間決算でその内容をかなり具体的に語っている。

大風呂敷と言われながら、着実にビジネスを広げてきた孫正義。その素顔に迫
る本書は、ちょっと自分には・・と思いつつもネットワーク時代に生きる私達
に刺激と元気を与えてくれる。

大風呂敷でもなんでもいいが、夢のないところに、芽は生えない。

おすすめ度は、★★★★+一途

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■ <お暇な方は、もう少し>

ビジネス雑誌や、新聞、その他多くの記事の中でソフトバンクやその創業主、
孫正義の名前は幾度も登場してきた。
かつて、日本のビルゲイツと注目されたのは、アスキーの西和彦。ビルゲイツ
の著作物にも多くその名前が登場する。
しかし、今となっては、孫正義の名が和製ゲイツの代名詞になっている。(本
人もビルゲイツのことは創業間もない頃からつねに意識し続けていました、と
いうが、今や和製・・・などという前置詞はふさわしくないかもしれない。)

このところソフトバンクやYahoo株の値動きは、思わしくないが、それで
もネットワーク業界の趨勢を担う重要な要素体に違いはない。

孫正義のビジョンは、あいかわらずスケールが大きい。
「一部上場は単なる通過点、プロセスの一つであり、目指すゴールは、ソフ
トバンクを世界ナンバーワンの企業に育てることである。“インターネッ
ト財閥”を作り上げることである。」
という。

孫の情報社会の進化の持論はこんな感じ:

情報社会は次の4つのステージに別れる。
AIT(アナログ・インフォメーション・テクノロジー):ラジオ、テレビ
メーカー、印刷機メーカーなど、アナログ情報技術を提供する会社が
主役のステージ。
AIS(アナログ・インフォメーション・サービス):AITを使って、情
報を提供するメディア、つまり新聞、出版、テレビ、映画などの会社
が主役のステージ。ディズニーとかワーナーなど。
DIT(デジタル・インフォメーション・テクノロジー):パソコンのハー
ドやソフトメーカー、ネットワーク・インフラの技術を提供する会社
が主役のステージ。マイクロソフトやンテル、シスコなど。
DIS(デジタル・インフォメーション・サービス):DITを道具として
使いこなし、デジタル情報サービスを提供する会社が主役に躍り出る
ステージである。

そして、第4ステージに入った時、ソフトバンクを世界1の企業にするという
のが孫正義の戦略である。
「正直に言うと僕の志としては、ナンバーワンだ。それ以外は狙わないと言う
気持なんですが。そのための布石をここ2,3年ずっと打ってきた。オセロゲ
ームでいえば、4つの角のひとつはすでに押えている。あとの3つは、まだ、
誰も取っていない。のこり3つの角をとる戦略もすでに僕の頭の中にあるんで
すが、あまり早い段階で開陳してしまうと闘いにならんので(笑)」
と言う。
4つの角のひとつというのは、Yahooなどインターネットのポータルサイ
トのこと。膨大な数のサイトがあるインターネットの世界でページビューが多
い順にならべると、世界のトップ12のなかにソフトバンクグループ企業が4
つも入っている。
ヤフーUSA(1位)、ジオシティーズ(4位)、ヤフージャパン(9位)、
ZDネット(12位)。いずれもソフトバンクが筆頭株主になっている企業
である。

16歳で高校を中退し、アメリカへ渡った少年のエピソードに始まり、学生
の頃に考案した「多国籍翻訳機」のアイデアで100万ドルを手にする最初
の成功、その売り込みの時であった当時シャープの専務佐々木正との出会い
、ソフトバンクの創業、西和彦との出会い、・・・など日本のパソコンやネ
ットワーク社会の業界動向と合わせ、孫正義の果敢なベンチャー精神を楽し
める内容になっている。

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■ <読んで欲しい方>
  日本のビルゲイツを目指している方
  起業家をめざす方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+一途

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

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99.08.13[金]:【】..

99.08.12[木]:【】..

99.08.11[水]:【】..

99.08.10[火]:【】..

99.08.09[月]:【孫正義インターネット財閥経営】..滝田..★★★★+一途
        実業之日本社/   ISBN4-408-10335-7/1600円/286P
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今週の節約小計 1600円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-10 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-31 ・ ・ ・ ‥… □■
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-122 【マイナスイオン】・… □■

  やぶいり、ひさびさにふるさとへ里帰り。そこには、いつものとおり、
  昔のままの(ちょっとだけ文明の被害をこうむってはいるが)
  田舎の時間が流れている。
  昔、遊んだ河原にたたずむと、そこにはマイナス・イオンに満ちた空間
  がまだあった。そうだ、こんな空気の中で僕は生きていたんだ。
  杜の精が出てきそうな、緑とすんだ空気と、そして川のせせらぎの音。
  僕は、時間の止まった空間にたたずんでみた。
  生きてるって、こんな感じだったんだ・・・・
ヒグラシの鳴声と、「気をつけて」という両親の声に送られて
また都会に舞い戻ってきた私。Webook & 仕事、再開。

   しんのすけ@またおいでんさいね
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp) もあるよ。
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★ Webook の弟 【Mobook】 は、まぐまぐ ID=11655 だよ。
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★ カレンダー【Webook_skd】 開始。書込み自由。
URL:http://calendar.yahoo.com/ ID:webook_skd PW: guest
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▲▲▲ ごぶさたしました。
Web ◎◎ k of the Day =本日は、脳みそミンミンできたかなぁ
| ○ | また、あした。
\v/ そのぉ、ヒグラシになったしんのすけ
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Posted by webook at 15:48

1999年07月12日

【エクイティ・マインド】..青園雅紘............★★★★+Equity

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★ 【Webook #99-112】 99/07/12(月) ★
★ “淡い雨サラサラ”の月曜日 ★
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★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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東京の日入:18:59 +1分 ”
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《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【エクイティ・マインド】情報化社会を生き抜く新思考

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■ジャンル:ビジネス、ベンチャー
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■著者:青園雅紘(あおぞの・まさひろ)
1944年、福井県生まれ、滋賀大学経済学部卒業。68年、野村證券入社。
以来、一貫して営業の最前線に立ち、87年には43歳の若さで取締役営業企
画部長に。89年野村投資顧問常務、91年には野村證券常務となり、中国・
四国・九州本部長、同大阪支店長などを歴任。95年に退社し、CSK代表
取締役副社長に就任。CSKベンチャーキャピタル社長、沖縄CSK社長、
デジタル・メディア・ラボ社長などグループ企業のトップのほか、98年
からは横浜国立大学経営学部の講師も務めている。
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■出版社:
アスペクト/ISBN4-7572-0433-7/1600円/189P
1999/4/18 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「リスク&リターンの原理を知識としてではなく感覚として知る
ということ。それがエクイティ・マインドを持つということだ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

野村證券で43歳の役員誕生とマスコミの脚光を浴びた著者は、やがてCSK
の大川功の知己を得るところとなり、その後要請をうけCSK副社長へ移籍す
る。現在はさらに、CSKベンチャーキャピタル社長として情報産業やベンチ
ャービジネスの最前線を肌で感じながら活躍している。
そんな著者が、日本再生の鍵を握るベンチャー・スピリットを熱く語る内容だ。

日米のベンチャー事情比較、自身のビジネス経験、起業のための心得など、机
上の論を展開するのではなく、素肌感覚で迫るエクイティ・マインド(リスク
をとってこそ生まれるものがある)は、迫力がある。

日本でベンチャー企業が育たない原因は、環境の問題、制度の問題、支援体制
の問題などいろいろあるが、何よりも「人」がいないことが原因という。その
「人」に求められるものが本書でいうエクイティ・マインドに他ならない。
エクイティ、つまり株式の本質ともいえるリスク&リターンのバランス感覚を
もち、果敢に挑戦する人がたくさん輩出することが、この国の再生に繋がると
いうわけだ。

本書の内容は、時代を切り開く若い人に贈られたエールともいえる。

おすすめ度は、★★★★+Equity

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■ <お暇な方は、もう少し>

アメリカの経済は減速傾向に転じるという見方が出てはいるものの、実際には
現在もなお好調である。方や日本は、明るさの兆しを必死に求めてはいるが、
まだまだ暗い夜明け前状態にある。株価をみるとその様子が歴然。
90年から98年までのNYCダウ平均と東証平均株価の動きを示すグラフは、
誰がみても彼我の差を見せ付けられる。

この差は何が原因か。多くの経済書などでも言われているように制度、環境、
風土など様々な原因がある。いずれにしてもアメリカという国のダイナミズム
の凄さを感じざるを得ない。

まず新規設立の会社数:あちらは年間74万社、こなた9万社。(8倍)
また新規公開社数:あちら、611社、こなた84社。(7倍)
さらに株式公開までの年数は、あちら5年、こなたはなんと29年。
一方廃業率も注目に値する。あちら11.3%、こなた3.88%。(3倍)

つまりこれは、アメリカででは、開業もどんどんするが廃業も凄いことを示し
ている。新陳代謝がどんどんあって、成功を夢見る人達が第二のビル・ゲイツ
を目ざして頑張っているのだ。アメリカ社会のダイナミズムと活力の凄さは、
こんな数字にもはっきりと現れている。

こうした激しい自然淘汰の中で活力を失わないアメリカの秘密は、シリコン・
バレーの企業文化として、こんな風にいわれている。

第一は、「失敗する自由ということ」。日本では失敗は無能や非難に直結して
しまいがちだが、むしろ失敗非常にポジティブなこととして受け止められる。
シリコンバレーでは、失敗したとしても、100%の可能性の芽をつんでしま
わないという不文律があるとか。(失敗してもクルマと家は残る)
第二は、「ひらめきを大事にすること」。やれ事業計画書だのマーケティング
だのとうるさいことになるが、シリコンバレーでは、分厚い事業計画書も市場
調査も要らない。まず走れ。走りながら考えさせてくれる。スピードが大事だ
ということだ。

またベンチャーキャピタルやエンジェル(個人ベースのベンチャー支援)も、
日本ではなかなかリスクをとらない体質があるという。リスクの匂うところに
は近寄らないベンチャーキャピタルが多い理由をこう分析する。
日本のベンチャーキャピタルの大半が証券系、金融系の「規制業種」だからと
いうのだ。規制を裏返せばつまり「保護」ということであり、そんな体質のと
ころがリスクをとれる訳がないというわけだ。

また、産官学の中で学の脆弱さにも触れる。たとえば大学での特許件数を比較
してみると愕然とする。
年間特許取得数のアメリカの大学別トップ10合計は840件、一方日本のそ
れは63件。10分の1にも満たないお寒い状況。ちなみに日本のトップは東
海大学の13件(98年特許庁報告)。ついでにいうと天下の東大は5件。

さらにベンチャー隆盛を妨げる原因追求は日本人のメンタリティにも及ぶ。
妬み、そねみ、やっかみ、嫉妬・・そんな言葉で表されるウエットな精神構造
もひとつの要因という。

それでも様々な反省や、アマメリカの状況分析などから日本にも変化の兆しが
現れている。

著者のいうエクイティ・マインドとは、リスクをとってリターンを得るという
言葉にするとごく単純なことだ。「人生はほとんど賭けの連続である」とはパ
スカルの言葉らしいが“賭け=リスクととる”ということにもっと積極的にな
るということがこの国の再生のカギなのかもしれない。

日本は税制を見ても、制度を見ても、産官学のまずい連携をみてもダメ、ダメ
ダメ・・・としょげかえってばかりいることはない。ちゃんと自信を持たせて
くれる事例も用意してある。
野村證券創業者の野村徳七と、CSK創業者の大川功をその事例として紹介し
ている。また、インテル発展の陰の立役者として4004,8080などのマ
イクロプロセッサを作った島正利やアスキーの西和彦などを日本人のポテンシ
ャルの高さを示す事例として上げている。

日米のベンチャー事情比較をしながら、日本に必要なエクイティ・マインド(
リスク&リターン)の高揚を意図したこの本は、是非、若い方に読んでほしい
一冊である。

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■ <読んで欲しい方>
ベンチャー企業の方
これから独立を目指すかた
学生の方
経営者の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+Equity

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お近くの本屋さんで。
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99.07.13[火]:【】..

99.07.12[月]:【エクイティ・マインド】..青園雅紘.....★★★★+Equity
アスペクト/ ISBN4-7572-0433-7/1600円/189P
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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-112 【clicks.to】 ・ … □■

最近、URLを短くするためにこんなサイトに登録しました。アクセス向上
委員会の橋本さんが紹介していたところです。
http://clicks.to/webook/
みたいにアクセスポイントを設定し、そのURLへアクセスすれば
自分のホームページが表示されるというもの。
最下段にちょっと広告が出ますが、ちょっとかっこいいURLを
もてるという訳です。
http://www.arrive.com/ で登録できます。
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しんのすけ@メイドイントンガ
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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| ○ | また、明日。
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Posted by webook at 15:39

1999年07月02日

【不況を勝ち抜く!】..堀紘一........★★★☆+予見力

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★ 【Webook #99-107】 99/07/02(金) ★
★ “青い栗の実見っけ”の金曜日 ★
★ http://www.isize.com/book/webook/index.html ★
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東京の日出:04:28 +0分 対前日
東京の日入:19:01 +0分 ”
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■著書名:【不況を勝ち抜く!】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:堀紘一(ほり・こういち)
1945年兵庫県生まれ。ハーバード・ビジネススクールで MBA取得。ボスト
ンコンサルティンググループ代表取締役社長。
著書に「「世界標準」経営」「成功する頭の使い方」ほか。
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■出版社:
PHP研究所/ISBN4-569-60614-8/1143円/254P
1999/6/4 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「予見力 = 学問的根拠×洞察力 」

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■ <忙しい方はここだけ>

不況が続くなか、長いトンネルの先の灯りを望むのは皆同じだが、この不況の
中でも売上げを伸ばしている企業もある。IT業界だけでなく、旅館業など業
界全体が落ち込んでいる分野でも業績を伸ばしているとろこがある。

その差は何か・・・。「経営や営業に対する考え方の差」だと著者は言う。
現在の不況の理由や大転換する日本経済の今後(見通し)を洞察し、そこから
抜け出すための発想を指南する。

株や土地など経済動向を占う指標の動きを「逆ウォッチ曲線」で解説した部分
は分かりやすい。また、今後の消費を伸ばす切り札を多様な業種が関連する「
住宅」だとし、まず金持ちから広い(贅沢な)住宅に住み替えるように誘導す
る作戦をとれば、次々と住宅の連鎖を起して景気がよくなる・・・という展開
も興味深い。

さらに、大転換時代に企業が生き残るために進むべき方向として「“大きい”
ことから“違うこと”へ発想の転換」を説く。大企業から中小企業まで広く世
の中を見渡し、利益率と資産規模のグラフから面白い洞察をしたところも目を
ひく。大を目指すか(トップ3を目指すか)、小をいくか(小さくても差別化
を図る戦略)しないと生き残れない、その中間はない。グラフでいえけば「V
」の字になり、真ん中は死の谷だというわけだ。

5年後を見据えて今ある価値のタネ(芽)を見出す事、みんながやてることを
しても仕方がない差別化が大事だ、ビジネスで勝つには一に正直二に素直など
著者自身の経験や事例などを使って、不況に打ち勝つヒントが展開されている。

知的好奇心をちょっと満たしてくれる本だ。

おすすめ度は、★★★☆+予見力
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■ <お暇な方は、もう少し>

バブル崩壊から、構造不況、なかなか見えない出口・・・といった昨今の日本
経済の動向をなかなかうまく説明しているのが「逆ウォッチ曲線」。

こんなイメージ:

日経平均株価

| 89
| * *
| * *
| * *
| * * 88
| 92 ** *
| 95* * *
| 98 *
| *
| *
| 85

+―――――――――――――――― 売買株数

85年から88年にかけては、株取引の出来高と株価が正相関(増えると上がる)
の景気の第一期、88年から89年は出来高は減るが株価が上がり続ける逆相関
の第二期。89年にピークになった株価は一転下がりはじめ、92年までは出来
高も減り株価も下がる。その後は本来ならセリング・クライマックスと呼ば
れる時期(出来高が少し増え始めるのにまだ株価が下がる)に入って景気が
一周するはずだが、政府の行った株価買い支えのような余計な操作によって
本来もどるべき景気が戻っていないと分析する。

これ時計の逆回りなので逆ウォッチ関数と呼ぶ。
丁度今、時計で言えば午前4時くらいのところ。冬なら真っ暗な時間。しか
しこれから明るくなるという時間でもある。

3年、1年、3年、1年で景気が一周するサイクルは、日本も含め諸外国も過去
経験した景気循環の波として一般的であるという。
かなり確度の高いものらしく、逆ウォッチ関数をひとつの学問的根拠として紹
介しており、なかなか興味深く読める。

この関数株価だけでなく土地にも適用できるようで、その意味ではまだ土地価
格は下がるという。

ではいつになったら景気は回復するか・・・
これに応えるには、予見力(=学問的根拠x洞察力)が必要だという。
常識的には後2年はかかるというが、時期の予想よりも、景気回復の為の策を
住宅にとって展開した部分が面白い。

金持ちがもっと広い住宅に住むようにすれば、住宅連鎖とでもいうような好循
環が起きて景気回復の牽引役になるというところは興味深く読める。

こういった経済全体の洞察のほか、企業戦略として二極化(トップ3かニッチ
か)のどちらかにしないと生き残れないなど示唆に富んだ内容がある。

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■ <読んで欲しい方>
不況風を吹き飛ばしたい方
何をしたらいいか? を考えてない方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★☆+予見力

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーは:
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99022481

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年初めに読んだ【できることから始めよう!】 もよかったですね。
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/99.1/99.01.04.htm

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
99.07.02[金]:【不況を勝ち抜く!】..堀紘一........★★★☆+予見力
PHP研究所/ ISBN4-569-60614-8/1143円/254P
99.07.01[木]:【読むクスリ31】..上前淳一郎......★★★★+薬本
文芸春秋/ ISBN4-16-355270-7/1143円/257P
99.06.30[水]:【ケナフの絵本】..ちば&うえの......★★★+ケナフ
農文協/ ISBN4-540-89146-3/1800円/36P
99.06.29[火]:【やっと名医をつかまえた】下田治美..★★★★★+執刀
新潮社/ ISBN4-10-429601-5/1300円/203P
99.06.28[月]:【責任者、出て来い!】..明石昇二郎..★★★+有耶無耶
毎日新聞社/ ISBN4-620-31333-5/1500円/271P
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今週の節約小計 6886円
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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-28 ・ ・ ・ ‥… □■

本の探索,早速情報をいただきました。小日向さん これですか?
----------------------------------------------------------------------
> 真之助殿
> お便りするのはこれがはじめてですが、
> いつも参考にさせていただいております。
> いつぞやの新聞記事も拝見しました。
> で、 本の探索依頼 の件について。
> すでにかなりの情報がよせられているかとも思いますが、これは、
>
> 菊田まりこ・作
> 「いつでも会える」
> 学習研究社、998円
>
> です。
> ボローニャ国際児童図書賞特別賞を授与されたとのことです。
> (6~9歳対象の部門だそうです。)
> 詳しくは、
> 朝日小学生新聞平成11年6月30日付1面トップ記事をごらんください。
> 確認してませんが、ひょっとしたら、
> アサヒ・コムから朝小のホームページへとべば、ご覧になれるかも
> しれません。
> つけくわえますと、
> イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が、
> 東京・板橋区立美術館(7月10日~8月22日)のほか、
> 兵庫、愛知、石川の各地で開かれるんだそうな。
> 問い合わせは板橋区立美術館(03-3979-3251)へ、とのことです。
> 以上。
> ではまた。
----------------------------------------------------------------------
下村さん、情報をいただきありがとうございました。この本読んでみよ。
なんか、いい感じですね。こんな感じでWebook読者の皆様が互いに
繋がるなんて素敵だなぁ・・・。

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-107 【ISIZE BOOK】 ・ … □■

昨日、ISIZE BOOK がリニューアルしたニュースリリースがありました。
本日のInternetWatchでもちょっと記事が出ていました。
Webook コーナーができて、なんだかうれしい金曜日。
”ほぼ日替わり”というのがなかなかいいセンスのタイトルですね。
URLはここ → http://www.isize.com/book/webook/index.html
Oさん、Yさん いろいろとありがとうございました。
ISIZEから Webook へお越しいただいた読者のかた、ようこそ。
これからもよろしくお願いします。
しんのすけ@感謝
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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★ 情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp) もあるよ。
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★ Webook の弟 【Mobook】 は、まぐまぐ ID=11655 だよ。
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★ カレンダー【Webook_skd】 開始。書込み自由。
URL:http://calendar.yahoo.com/ ID:webook_skd PW: guest
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Web ◎◎ k of the Day =本日は、脳みそコチョコチョできたかなぁ
| ○ | また、来週。
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Posted by webook at 15:35

1999年06月24日

【なんとか会社を変えてやろう】.柴田昌治..★★★★☆+感度

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #99-101】 99/06/24(木) ★
★ “沖縄、昨日、梅雨明け”の木曜日 ★
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★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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より見やすく、より使いやすくなって、リニューアルオープン!
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東京の日出:04:26 +1分 対前日
東京の日入:19:01 +1分 ”
日昼時間 :14:36 +0分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【なんとか会社を変えてやろう】企業風土改革の進め方

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■ジャンル:ビジネス(企業風土)
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■著者:柴田昌治(しばた・まさはる)
1944年兵庫県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、
スコラ・コンサルト代表およびエデュコンサルト代表。
著書に「なぜ会社は変われないのか」など。
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■出版社:
日本経済新聞社/ISBN4-532-14744-1/1200円/225P
1999/5/25 第一刷
1999/5/31 第二刷
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■ <ワン・チョット>

「日本の改革の最大の課題として、“波風を立てない””言っても無だ”と
いった組織の風土・体質の根深い問題が障害として横たわっている。」

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■ <忙しい方はここだけ>

会社の成立ちも、世間も、人間の生きる世界の生業は、表と裏、公式と非公式
ホンネとタテマエ、規則と規範・・・など二面性、二重性をもっている。
そして、本当に人を動かしているのは正規のルールでも、規則でもないところ
にあったりする。

そんな人間の振舞いの本質を見据えながら、企業風土を如何に改革していくか
というテーマを実践的な考え方や手法を紹介しながら展開した本である。

前著「なぜ、会社は変われないのか」の実践解説書的な位置付けにある。
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/98.4/98.4.13.htm

企業改革の中心課題は「見えない問題を見えるようにする」こと。
透明な経営環境とか、スピードの経営とか、カンパニー制による自己責任体制
の確立とか様々なフレーズを使って叫ばれる企業改革は、言わばハード的な部
分であり、それだけでは失敗に終わることがある。
そのハード的改革を下支えするソフトな部分を変えること、即ちそれが風土・
体質・文化の改革と呼ばれる部分である。
気楽にまじめな話ができる場作りなど、実践的な手法も紹介しながら、企業風
土改革の神髄を説く。

世話人の必要性、衆智を集めて一人で決める意思決定のやり方、普段隠されて
いる問題や意識を出しやすくするオフサイトミーティングなど、変革のプロセ
スを「ソフトな世界」に重きを置いて解説する。

行き着くところは要するに「心」の問題であり、ケン・ブランチャードのモチ
ベーション物語や、田坂広志の暗黙知の経営などと近い線上にある。

読み物として楽しめる前著を読んでからのほうが、読者に届くものが多い。

おすすめ度は、★★★★☆+感度
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■ <お暇な方は、もう少し>

会社組織も、PTAや各種団体なども、もしそこに“変えたい体質”があると
すれば、「なるべく波風を立てず、問題を先送りにし、臭いものにはフタをす
る」といった表現があてはまる風土である。
本当の問題が見えなくなっている状況ともいえよう。

そこを抜け出す方策として、BPR、実力主義の導入、カンパニー制などハー
ド的な部分がニュースになる。
しかし、それは氷山の水面上のことであり、むしろ水面下のソフト部分(暗黙
のルール)が大切だするのが本書の根幹である。

水面下の部分は、どうせ言ってもムダとか、言い出しっぺが損をするとかの硬
直化した風土、文化である。最近は、ビジネス社会ではことごとく、風通しの
いいとか、透明な経営とか合い言葉であり、それなりの企業改革が進んでいる
ため、そこまでひどくはいないよ!という企業が多いかもしれない。

しかし、海の下に隠れた氷山はそう簡単に表には出てこない。思い込んでいる
だけで、実際は「言ってもムダ」状態の“気”はどこかにあるハズ。

問題を見えやすくする手法事例で、トヨタの生産方式が紹介されている。
生産ラインでなにか不良品が出た場合、すぐにラインを止めてしまうのだ。そ
んなことしなくても、暫定的な対処でラインの稼動を落とさず対処できるはず
だが、それをしない。ラインが止ってしまうのだから一大事。現場もスタッフ
も全員が問題意識をもって対処しないといけなくなるのだ。
そこが、この方式のねらい。
問題を一部だけでうまく処理するのではなく、いやおうなしに表出させる仕組
みである。問題の根源にスポットがあたるように「なぜを5回は繰り返し」て
見えない問題に光を当てるしかけである。

しかし、これとて実はハード的な仕組み。制度改革などと同じものである。
それを本当に機能させるためには、「心」部分、ソフトな部分で支える必要が
ある。トヨタの場合、(偶然にも?)各種の横の繋がり(例えば、出身学校、
出身地域、など様々な繋がりを会社として支援している:それは、一面窮屈な
面もがるが・・)が強力であるため、社内の意見、不満、情報がすぐに伝わり
制度的なハード部分を支えているという。

カンバン方式などのハード的な部分以外にトヨタ経営の秘密を覗いた感じがす
るところだ。

会社組織が自律能動的に機能するためのソフトな部分を、様々なプロセスに分
け、解説するところがこの本の本筋。
まずは、社内の「場」作り。気楽にまじめな話ができる雰囲気を作り出すこと
だ。オフサイト・ミーティングという手法で、裃をぬぎホンネで話ができる場
をもつことだ。気楽に気楽な話をする場(飲み屋)とまじめにまじめな話をす
る場(会議)の間にあるものだ。飲みやで経営論議を交わし、会議では形式的
な話しかしないと揶揄される現状を一歩抜け出すための手法である。

そして、キーマンに求められる資質(感度の高さ)人事制度、組織運営方法、
意思決定の考え方と続く。

会社を何とか変えたい!なんて意気に燃える方に是非、おすすめ。
どうせ、俺なんかが言ったところでという向きには、ネコにコバン。
な~んにも考えてない方には、ちょっと刺激があるかも。

前著が「なぜ会社は変われないのか」で
本書が「なんとか会社を変えてやろう」と、タイトルの韻(?)も面白い。
次なる本は、「これで、会社が変った」・・・・か?

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■ <読んで欲しい方>
経営者の方
マネジメントに関心ある方
君は風土改革委員会のメンバーだ!と突然使命された方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★☆+感度

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーは:
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99022979

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

柴田昌治の前著は、ストーリー仕立てになっているので、企業小説を
読む感じで面白く読める。
「なぜ、会社は変われないのか」
http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/98.4/98.4.13.htm

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

99.06.25[金]:【】..

99.06.24[木]:【なんとか会社を変えてやろう】柴田昌治★★★★☆+感度
日本経済新聞社/ ISBN4-532-14744-1/1200円/225P
99.06.23[水]:【なぜ、この人に部下は従うのか】渋谷.★★★☆+心理
東洋経済新報社/ ISBN4-492-55356-8/1500円/221P
99.06.22[火]:【ラッカセイの絵本】.すずき&ひらの..★★★+ジマメ
農文社/ ISBN4-540-98144-7/1800円/36P
99.06.21[月]:【男は「いい人」になんかならなくていい】
弘兼憲史...........★★★★☆+和席枠
講談社/ ISBN4-06-264099-6/1400円/236P
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今週の節約小計 5900円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-07 ・ ・ ・ ‥… □■

<試験に出ないニッポンのしくみ>の 石黒さんからいただいたADです。
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私がプロデュース・編集した単行本が、
昨日(22日・火)発売になりました。タイトルは

<スター・ウォーズ完全基礎講座>
トーキョースターウォーズ評議会・著/扶桑社

日本のSWフリーク12人が、様々な角度から分析、検証した、
世界初の画期的副読本です。
スター・ウォーズの原点から今後の展開の多角的分析、検証、
知られざるエピソードとわかりやすいビジュアル。
マニアも入門者も楽しく読みながらSW世界のすべてがわかる、
ありそうでなかった、世界初の完全副読本!

ヨーダのモデル・依田教授の写真
六部作をより楽しむためのタイムライン
神話スター・ウォーズの関係
黒沢映画との関わり
などなど、ぎっしり272P詰まって(B5変形)、
なんと1500円!

ぜひ、書店に立ち寄りの際など、見ていただければ幸いです。

昨夏発売になった
<スター・ウォーズ解体新書>
マサチューセツ・SWラボラトリー著/扶桑社
もまた2度重版かかってます。こちらも今、また面白いです。

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-26 ・ ・ ・ ‥… □■

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-101 【お土産】 ・ ・ … □■

前から不思議に思っていたこと。土産 って、「みや・げ」 か 「み・やげ」
か、それとも二つの漢字で「みやげ」と読んで区切れはない のか。
そこで新解さん(新明解 国語辞典のこと)に聞いてみると・・・
うふふ、そんな“読み”のことなどどこへやら、面白い解説に久しぶりの
発見の快感を味わってしまった・・・

広義では、家人を喜ばせる為に外出先で求める食べ物やおもちゃなどを
さし、狭義では、人の家を訪問する時に持っていく贈物を指す。
広義ではの説明は、超リアルで、親近感がありますね!
宴会帰りのお父さんが「お土産」って食べ物を奥さんに差し出す
そんなシーンが、一昔前のドラマにはつきものだった。

さらに、なにかをした時に得た結果で、輝かしい未来を約束するもの と
いう解説の例文では:
「その出向先での成功を--に本社の副社長に専念することになった。」
まあ、なんてエグイ例文でしょう。
使い方の文例にこんな事例を入れ込むあたり、新解さんの真骨頂と
いえる。

で、み・やげ なの、みや・げ なの?

しんのすけ@新解さんのナゾ
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ご意見、ご感想等は こちらへ
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Posted by webook at 15:32

1999年06月17日

【型を破って成功する】J・オキーフ.......★★★★★+★&★

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★ 【Webook #99-96】 99/06/17(木) ★
★ “夏がきちゃったのかしら?”の木曜日 ★
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アメリカビジネス最前線の情報誌 FIS(フィス)いよいよ配信開始。
ハーバード・ビジネス・レビュー、翻訳前の米国ビジネス書籍などの
先見(Foresight)と洞察(Insight)を一足先にゲットできる。
  プレビュー版購読は、まぐまぐで。 ■ まぐまぐID=14236
■ http://www.netpro.ne.jp/~fis/
■ FIS Communication Support Group ■ 代表 吉丘圭吾 fis@netpro.ne.jp
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東京の日出:04:24 -0分 対前日
東京の日入:18:59 +0分 ”
日昼時間 :14:35 +0分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
○ 今週は夜明けが最も早い時期です。●
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■著書名:【型を破って成功する】BUSINESS BEYOND THE BOX

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:ジョン・オキーフ(John O'keeffe)
ケンブリッジ大学で化学工学の修士号を取得。消費財メーカープロクター
&ギャンブル社の副社長。本国イギリスだけでなく、中東、ギリシア、米
国、台湾など世界中でP&Gの業績を飛躍的に向上させ、1995年、ヘルス
&ビューティケア・ヨーロッパの社長およびP&Gグループの副社長に就
任。1972年ミュンヘン五輪の英国ホッケーチーム候補選手でもあった。
okeeffe@storm.co.uk
http://www.karoo.net/storm/okeeffe/
訳者:桜内篤子(さくらうち・あつこ)
フリー翻訳家。東京生まれ。カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学卒。
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■出版社:
TBSブリタニカ/ISBN4-484-99104-7/1600円/272P
1999年/2/26 第一刷
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■ <ワン・チョット>

「銃弾を受けて死ぬものもいれば火に包まれて死ぬ者もいる。
でも大半の人間は少しずつ死ぬ。
つまらないゲームに一喜一憂しながら・・・」

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■ <忙しい方はここだけ>

型にはまった考え方はいかん、もっと斬新でユニークな発想を・・・などとよ
く言われるが、それは子供に“おぎょうぎよくしなさい”と叱るようなものだ
。子供は怒られている事だけはわかるけれど、どうすりゃいいのかが分からな
い。つまり、具体性がないのだ。

この本は、その具体的なところを、実に素晴らしい表現と引用、そしてロジカ
ルな展開で示唆してくれる。
大前研一が発信する檄を、中谷彰宏やトム・ピータースのような軽快でウイッ
トに富んだ言葉で表し、斉藤勇の案内する社会心理学の世界を覗かせながら、
読者に考える余裕をもたせ、最後に読者が『やってみよう!』と脳内ホルモン
の高まりを感じさせてくれる・・・そんな本がこれ。

現在あるコンピュータの中で恐ろしく高性能なものは、『人間の脳』。しかし
私達の使っているPCと同じく、その高性能なマシンは、ワープロを打つとか
幼稚なゲームで遊ぶ程度しか使っていない。脳コンピュータを最大点に活用す
るための智恵、それが8つの戦略として紹介される。難しくはない、大袈裟に
かまえることもない、ちょっとした「習慣」なのだ。

「飛躍的な成果」を生み出すための8つの戦略は、とても納得がいき、自分も
できそうだと思える魅惑的なものだ。

何が書いてあるかも大切だが、だれが書いたかというところも大きい。著者は
この本のように型を破って世界を変えてきた人であり、説得力のバックパワー
を感じさせる。わくわくしながら読めるめずらしいビジネス書である。

あなたの「型」を破り度を高めるために、是非。

おすすめ度は、★★★★★+★&★
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■ <お暇な方は、もう少し>

「漸進主義」の「型」にはまっていては成功は望めない。つまらないゲーム(
漸進主義)に人生やビジネスの投資(時間やお金)を使うのは、少しずつ死ぬ
のと同じだ。まずは、大きな目標が必要だと言う。

ちょっとよくなるというのは、企業業績も個人の人生満足度においても、成功
には入らない。大躍進を目指してこそ、新しいものが、素晴らしい実績が生ま
れるのだという。

大躍進のための8つの戦略エッセンスは下図のような 矢 の形にして整理する。


2.ノウハウを蓄積する
|\
4. 有効なアクションゾーンで行動する -- \
5. 左脳だけでなく右脳も使う -- \ 1. 大躍進を
6. 強気で臨む -- ≫ イメージする
7. 会議や書類をなくす -- /
8. 情熱を継続させる -- /
|/

3. 創造的発想をする

はじめの「大躍進をイメージする」戦略には、重要なメッセージが込められて
いる。ビジネスも人生も同じ。些細な問題に時間やエネルギーを費やすのは止
めよう、有意義で誇りに思え、生き甲斐に思えることに、大胆な改革に、大き
な目標にこそ力を入れようというのだ。(リチャード・コッチの80対20の
法則も同様なことを言っている)

『組織がどのような行動に出るか、どのような知識を求めるか、
どのような発想をするかは目標の大きさと直接関係がある。』

ふたつめの戦略、ノウハウを蓄積するでは、暗黙知と形式知を組み合わせてイ
ンターヘッド(著者の造語。組織の中の人間がその知能を交換できる仕組み)
を働かせることが肝心と説く。
情報の大半が貴重なものであった時代から、情報過多の時代を経て、現在は、
情報汚染の時代へときているという「情報の整理」もクリアだ。

3つめの創造的発想の戦略では、論理的思考との対比の中で、常識を取り払う
ことの大切さを述べている。アイデアを生み出すときの落とし穴が面白い。

『我々の記憶は過去の世界の様子を、五感は現在の世界の様子を
教えてくれる。そして創造力は、未来の世界がどうあるうるかを
示唆してくれるのだ。』

その他の戦略にも、琴線をうつメッセージが目白押しで並ぶ。

『アイデアは捨てるほどあるし、安いものだ。行動に移せるような状況に
おいて初めてアイデアは値打ちのあるものになる。』P・ドラッカー

『ほとんどの人は時間をとって考えようとしない。私が国際的な名声を
手にしたのは、週に二度考えたからだ。』J・バーナード・ショー

『自分の考えを変えるか、変える必要はないことを証明するかのいずれか
の選択を迫られると、たいていの人は後者をとる。』ガルブレイス

『この眼で見るまでは信じないという人が多いが、実は“信じれば
見える”のだ』 (脳は探しているものを見る から)

『目は探している物を見る。そして探し出すものはすでに頭のなかに
あったものだ。』(パリ警察学校の警句)


型破り発想トレーニングというクイズがいくつか散りばめてある。面白い!
Webook読者の皆さんにも出題!

Q1:Ⅵに線をひとつ加えて数字の七にするのは簡単だ。では、Ⅸに
線を一つ加えて六にするにはどうすればいいか?

Q2:3つのグラスにワインが入り、3つのグラスはカラッポ。
一つのグラスを動かすことによって、空の
グラスとワインの入ったグラスが交互に並ぶようにするには
どうするか?

▽ ▽ ▽ ▼ ▼ ▼
⊥ ⊥ ⊥ ⊥ ⊥ ⊥

Q3:3分間に50個のトリの名前を上げよ。

Q4:下図のようにチップが並んでいる。ひとつのチップを動かすことに
よりどちらの列にも チップが4つ並ぶようにするには?

●●●●

答えは、明日。(明日までに 答えを下さった方には、型破りなお礼を差し上げ
ます。メールで webook@yahoo.co.jp まで)

同じように創造的なビジネス活動をするためのビジネス書は、いくつかあるが
この本のいいところは、くどくどとした説教がましいところがないところ、「
型」を破る為のちょっとしたゲーム(心理学クイズのようなもの)があり、己
の型にはまった頭の固さを実感させてくれるところ、そして、著者自身のビジ
ネス経験や世界のトップビジネスの事例、エジソンやドラッカーの言葉などが
ピンポイントをついていることろなどである。
どのページも厭きさせない工夫と内容があるのは、驚異的である。

訳も素晴らしい。

すべてのビジネスマンに『型を破って』オススメしたい。

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■ <読んで欲しい方>
型破りなあなた、
つい、構えてしまうのが好きなあなた、
縮んだエネルギーを爆発させたい
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★★+★&★

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーは(ありませんが):
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=99007275

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

99.06.18[金]:【】..

99.06.17[木]:【型を破って成功する】J・オキーフ..★★★★★+★&★
TBSブリタニカ/ ISBN4-484-99104-7/1600円/272P
99.06.16[水]:【学校を基地にお父さんのまちづくり】岸祐司.★★★★+
地域
太郎次郎社/ ISBN4-8118-0650-6/1800円/202P
99.06.15[火]:【休刊】..県民の日。家族平和活動隊出動のため休刊です。

99.06.14[月]:【あなたのお客さんになりたい!2】..中谷彰宏..★★★★+
気持ち
三笠書房/ ISBN4-8379-1791-7/1200円/217P
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今週の節約小計 4600円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-07 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-24 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-96 【シンクロニシティ】 … □■

時々ある。
あれ、どうして同じようなこと考えてたの!、あれ、丁度僕もそれを伝え
ようとしてたんだ!、あ、この人も同じだ!・・・・。
普通、この言葉はいいことに使うようだ。
最近、そんな現象がよくある。
そんな時は、自分の体にノルアドレナリンが溢れ心拍数が上がる。
ある人といっしょに仕事をしたいと思い続け、あるときフッとそんな
ことを実現に向かわせようと動いたとき、丁度いいタイミングで別の
動きが同期して動いていた・・・。
あとは一気呵成に進むだけだ。世の中たくさんいる人との出会いや縁は
まっこと、不思議なもの。
わ~らいまっしょ、縁縁縁。
しんのすけ@縁えん煙
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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| ○ | また、あした。
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Posted by webook at 15:29

1999年05月20日

【ちょっとした社内作法】..成川豊彦.......★★★+ちょっと

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★ ⌒ ⌒ ★
★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #99-080】 99/05/20(木) ★
★ “青葉繁れる”の木曜日 ★
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★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ~~~~ ★
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東京の日出:04:33 -0分 対前日
東京の日入:18:43 +1分 ”
日昼時間 :14:10 +1分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ちょっとした社内作法】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:成川豊彦(なりかわ・とよひこ)
1941年徳島県に生まれる。早稲田経営学院(Wセミナー)学院長。1974年
公認会計士の資格試験に合格後、早稲田経営学院を設立。司法試験をはじ
め、資格、就職、社会人研修のセミナーとして実績を誇り、学生やビジネ
スパーソンの受講者は、年間10万人以上にのぼる。
著書には『「合格食」バンザイ!』『成功だけを考えろ!』『成川式文章
の書き方』『言いたくても言えなかったちょっと過激な仕事の作法』など。
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■出版社:
講談社/ISBN4-06-256339-8/ 740円/320P
1999/4/20 第1版
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■ <ワン・チョット>

「小さなことに気がつかない者には、
けっして大きなことはできない 」

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■ <忙しい方はここだけ>

今年、社会人になったあなたにオススメ。

公のルールである社内規則、裏の掟である職場の雰囲気(規範:Norm)が
職場でのグランドルールと言えよう。しかし、もう一つ、個人がもつべき素養
のようなもの、それがこの本の「ちょっとした社内作法」だ。
社会人として最低限守るべきマナーや、日頃の積み重ねの効果など、これから
社会人として生きていく上での具体的ハウツーは「作法」と呼ぶにふさわしい
ものばかり。

人付き合い、会話、電話の取り方、デスクワークの基本、文書管理の工夫、会
議の技術、報告の鉄則など257の作法は、具体的ですぐに実行できるものだ
。そして、意外と気付かなかったりするものがある。

世の中、ほとんどのことはたいしたことのない些細なことばかりである。しか
し、その小さなことが積み重なると結果的に大きな差や成果となって表出して
くる。ちょっとしたことに気を配り、それを続ける人にだけ、きっといいこと
が待っている。
ネガティブなことには《小さなことにくよくよしない》ことが肝心だが、ポジ
ティブなことは《ちょっとしたことも大切にする》ことが大きな成功につなが
るものだ。
一生懸命やる、とか、ガンバル、とかいった抽象的なことではなく「具体的な
」作法の提示は、具体的な行動につながる。そういう意味でこの本、オススメ。

おすすめ度は、★★★+ちょっと
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■ <お暇な方は、もう少し>

ちょっと拾ってみると・・・。

《社内心得入門》

新製品など社員が購入して売り上げに協力することになったら、社内のだ
れよりも早く購入する。一番が無理でも、購入者100人中10番以内を
目指す。

トイレで上司とあっても、逃げない。
離れた「ボックス」に入る。
(上司によっては、すぐとなりに来られるのを嫌う。空いてなきゃ隣り
でもよい。)

人を見送るときは--- 「お気をつけて」と声をかける
遠方から来社した客が帰るときは、玄関まで見送る。
相手の姿が見えなくなるまで見送る。

《人付き合いのコツ》

取引先や上司にごちそうになったら--- お礼は5回言う

テーブルを立つとき、“ありがとうございました”。レストランを出た後
3歩目で“ごちそうさまでした”。駅やタクシー乗り場で別れるとき、“
本日はありがとうございました”。その夜の内にお礼のハガキを書き、翌
日忘れずに投函する。
次回あったときに“先日はごちそうになり、ありがとうございました”。
これで5回。

接待の領収証は---- お客様に分からないようにもらう。

食事が9割方終わった頃にもらう。
接待客がトイレや電話で席を外したすきにもらう。接待客が席を立たない
ときは「お手洗いへ」などといって自分から席を外してレジへいく。
見送った後、すぐに退散しない。
<クラブのママや料亭のおかみなどでも、なかなかこれができない
見送りする時間はわずか30秒から1分、たった30秒のアフタケア
をすることで接待に要した時間と費用が生きてくる。手をぬくとせっ
かくの苦労が水泡に帰す。>

《デスクワークの基本》

上司から資料を求められたら----5秒で出す。

必要な資料はいつでも5秒で出せるように整理しておく。日頃からデスク
や本棚などを整理しておく。

そのほか、美人とすれ違ったら、すれ違う瞬間に深呼吸するとか、電車に乗る
なら先頭と最後尾には乗らない(事故などで死傷する確率が高いから)、など
様々な場面で具体的なコツが書かれている。

見送りの数十秒について付言したところがあったが、これは田坂広志氏の講演
でも同様な内容があった。エレベーターホールでお見送りするとき、ほんの1
、2秒のことで、見送る人の品性が現れるという話だった。

見送られる人が、おじぎの頭を上げたとき、閉まりつつあるエレベーターのド
ア越しにお見送りの人の姿が見える。それが深々を礼をしているなら、おお、
この会社なかなかすごいとなるが、スッときびすを返す姿が見えてしまったと
きは、もうオシマイ。という訳だ。
このほんの数秒に対する心得、作法は、結構大事。そして、意外に誰も教えて
はくれない。

この「心の持ちよう」は、実は見送りだけでなく、立話しを終わるとき、電話
を切るとき、家庭で配偶者の話を聞くとき、あらゆるところでその人に品性を
あらわにする。ほんの数秒。これが人生やその人自身を深みのあるものにする
かしないかの差だ。本当に・・・・ほんの数秒。

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■ <読んで欲しい方>
ズバリ、新入社員のあなたに
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★+ちょっと

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーはこちらで:
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/Scripts/bookclub
/intro/intro.idc?id=19130

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■□ <バック ツウ ザ Webook> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

この本、実は1994年にも講談社からハードカバーで出版されています。

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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■

99.05.21[金]:【】..

99.05.20[木]:【ちょっとした社内作法】..成川豊彦....★★★+ちょっと
講談社/ ISBN4-06-256339-8/ 740円/320P
99.05.19[水]:【熟人力に学べ】..毎日新聞社............★★★☆+熟人
毎日新聞社/ ISBN4-620-31311-4/1400円/255P
99.05.18[火]:【東京都庁「お役人さま」生態学】廣中克彦..★★☆+観察
講談社/ ISBN4-06-256432-0/ 600円/261P
99.05.17[月]:【インターネット「超」活用法】野口悠紀雄..★★★+超
講談社/ ISBN4-06-338953-7/1400円/237P
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今週の節約小計 4140円
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■□ < Web●○k from the Authors> A#99-05 ・ ・ ・ ‥… □■

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■□ < Web●○k from the Readers> R#99-20 ・ ・ ・ ‥… □■

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法、お名前の表現など含め
ご本人に了解をいただいた上で載せております。ご安心を。)

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■□ <しんのすけのカラコラム> C#99-80 【IE > NN】 ・ ・ … □■

昨日(5/19)のJIJI Watchや、本日のInternet Watch には、ブラウザーの
利用率逆転のニュース記事が載っている。
ハイテク調査会社ZonaResearch社が308社の企業を対象に行った調査結
果だ。IE:59%に対しNN:41%。さらに、企業の約7割が、特定の推奨ブラ
ウザーを定めているとか。
http://www.zonaresearch.com/browserstudy/1999/may99/index.htm

ソフトバンクの孫正義氏が言っていた「別に一番に手をつける必要はない
。しかし、それがいいとなったらとことんやってデファクトになることが
肝心だ。」(表現は違っていたかもしれないけど)

MSのビルゲイツも、初めは、直接$を生み出さないローバンドのインタ
ーネットには関心を示さなかったが、世の中これだ!と思った瞬間からの
行動は早かった。
IEがNNを席巻する事態は、来るべくして来た現象だ。でも、NNを
使っている私。
世の中、変化するのが常。やがて、OSの世界も、Windows < Linux と
いう記事が載る日が来るかもしれない。
しんのすけ@しんねすけ
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ご意見、ご感想等は こちらへ
Webook+Mobook=真之助 (^x^)
Webook@yahoo.co.jp
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★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )。 ID =969
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★ FPK“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミ。(^p^)
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★ 登録/解除: http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ 記事の転載/引用をされる場合は、真之助までご一報ください。
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★ 情報交換の場として、Webook ML (webook@list.ne.jp) もあるよ。
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URL:http://calendar.yahoo.com/ ID:webook_skd PW: guest
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脳みそを本でくすぐる Web QQ k, Mobook,しんのすけ
| ム |
\b/ また、明日。
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Posted by webook at 14:42

1999年02月16日

【東南アジアに海外子会社を持ちなさい】...★★★★+ajia 明日香出版社/ ISBN4-87030-872-x/1300円/234P

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #99-026】 99/02/16(火) ★
★ “知らないうちに梅が咲きました”の火曜日 ★
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★ http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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東京の日出:06:27 -1分 対前日
東京の日入:17:23 +1分 ”
日昼時間 :10:56 +2分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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■著書名: 【東南アジアに海外子会社を持ちなさい】

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■ジャンル:ビジネス
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■著者:江島 保則(えじま・やすのり)
1941年、佐賀県生まれ。1965年早稲田大学第一商学部卒業。日本航空入社
パリ研修生、本社経営管理室、ニューヨーク米州地区支配人室、本社運航
管理部、パリJAPON EUROPE TURISM社長、航空安全推進
委員会事務局、日航商事(株)新規事業開発部長、グアムGlobal I
-nvesters Inc社長を経て、94年日本航空退社。アメリカ永住
権取得。グアムにて(株)JEC設立。現在に至る。江島コンサルタント
事務所所長。(社)日本経営士会所属経営コンサルタント。(社)神奈川
県経営管理センター所属経営コンサルタント。
論文等に「世界の中の日本」「アジアでのビジネス戦争に乗り遅れるな!」
などがある。
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■出版社:
明日香出版社/ISBN4-870303-872-x/1300円/234P
1996/5/24 初版
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■ <ワン・チョット>

「皆さんが日本では大して役に立たない“小さな力”と思っていることが
アジアへいけば日本での“何十倍”の力に変貌する。」

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■ <忙しい方はここだけ>

アジアのマーケットはこの本が著された時期(96年)から、いろいろな波が
襲い、経済・政治の諸事情は変ったものの、世界が注目するマーケットである
ことには間違いない。

その東南アジアでビジネスを始めるにはどうしたらいいか、その心構えは、注
意すべきことは、・・といったあたりの「肝心」なところは今も変らない。
著者がみずからのビジネス経験とそこから生み出された智恵が織り込まれたこ
の本はそういう意味で、今も「ホット」である。

アジア諸国のビジネス情勢や雇用上の注意、アジアで会社を作るまでの留意点
やノウハウなど、実務的な内容も参考になる。

アジアで会社を興すとなると、現地の人を使うことになるのは当然の成り行き。
その時、日本人の持つ価値観だけではうまくいかない。著者自身の経験談や、
いくつかの失敗、成功事例を交えた経営の極意には、読み手をうならせるもの
がある。
ある種の修羅場をくぐりぬけてきた人だからこそ言えるメッセージがこの本に
はある。

アジアでのビジネスを考える人が読んで損はない。

おすすめ度は、★★★★+asia
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■ <お暇な方は、もう少し>

アジアの大半の国は過去、侵略されたり植民地であったりと、複雑な歴史と背
景を持っている。そんな歴史をへたアジアの人々を著者は、こんな風にまとめ
ている。日本人がもっとも頭に入れておくべきは「彼らの内に秘めた民族の誇
り」であるとして、さらに次の5つの特徴をあげている。

1.外国人に大しては大変したたかである。
2.ある意味では外国人慣れしている。
3.外国人からなにか供与を受ける事を当然と思う。
4.外国人に従順でこびを売ることも平気である。
5.大半の国が南方に位置し、日本人・草l・韓国人にくらべると考え方
行動もあくせくしていない。

東南アジアの現地の人がきくとちょっと不快感を呼ぶかもしれないが、確かに
こういう面はありそうな気がする。

そういうアジアにおける経営の基本が次のような言葉でまとめられている。
参考までにちょっと紹介。

○ 謙虚さとひたむきな努力
○ 忍耐と工夫
○ 信念と情熱
○ けじめと厳しさ
○ 笑顔を忘れず楽しく働こう

ともあれ、おいしいだけの話はこの世にはない。トラもいる(確かにアジア
にはトラがいたっけ)虎穴に入って、肝をすえてかからないと手痛い失敗に
遭遇する。

ブームや低コストのためと安易にかからず、まずは「知る」ことが先決か。
そういう意味でも、とっかかりの実用書として、また心構えを押さえる指南書
としておすすめ。

アジアが好きで、そこでやるビジネスに情熱がもてそうであれば、苦労も楽し
みに変わるとは著者の言。あなたもなんかやる?!

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■ <読んで欲しい方>
アジアでビジネスを始めたいかた
アジアにお知合いのいる方
独立を目指す方
経営者の方
おすすめです。
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■ <オススメ度>

★★★★+asia

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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
本のカバーはないけれど:
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=98052975

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■ << 今週のwebook list >>

99.02.15[月]:【「書く力」をつける本】..千本健一郎..★★★★★+筆★力
三笠書房/ ISBN4-8379-1770-4/1333円/269P
99.02.16[火]:【東南アジアに海外子会社を持ちなさい】..★★★★+asia
明日香出版社/ ISBN4-87030-872-x/1300円/234P
99.02.17[火]:【】..

99.02.18[木]:【】..

99.02.19[金]:【】..

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今週の節約小計 2633円
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■ < Web●○k from the Readers> R#99-09

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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■ <Webook from the Authers > A#99-01

以前、紹介しました、「チャート式 試験にでないニッポンのしくみ」
=> http://www2.isnet.ne.jp/isn00029/webook/98.8/98.8.11.htm
の著者、石黒謙吾さんから こんな本をいただきました。
女の子向けのベタベタな本。オジサンが、女の子のケイタイ番号を聞き出す
作戦にも使えるってことらしいですが・・・。
ま、こんな本もあるってことで。

《 ケータイ番号占いBook 》 逢坂 杏/徳間書店 500円

ご希望の方、しんのすけまで メールください。
タイトルに 「ケータイ番号占いBook希望: お名前」 を書いてください。
2名様だけですが、プレゼントします。
真之助の似顔絵つきサインもご希望の方には 書いちゃいます。(~v~);
石黒さんどうもありがとうございました。

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■ <しんのすけのカラコラム> C#99-26 【くませんせい】

本日は、家族で近所の「くませんせい」のところへ行きました。
この方、小児科が専門のたいへんな名医。
こどものあつかい、その親の扱い(親を信頼して対応する)、患者への情報
提供の多さと適切さ、待合室、診察室などのレイアウトへの配慮、そして、
診察・治療の確かさと安心感・・・どれをとっても、この人だったら安心と
いう方です。

待合室には今はやりのインフルエンザの症状の傾向(体温変化や、症状の
変化がグラフにして一目瞭然。あ、これこれ、うちの子がかかったのは・・
って、診察を受ける「前」にまず「親」が納得。
こういう情報をみんなは欲しているんだよ・・・というのがズラズラ。
患者が何を求めているのか、様々なところに気をくばるこの先生、お医者さ
まのカガミ。うーむ、また惚れたかな。

こどもは、手にミッキーのハンコを押してもらうのが楽しみです。
くませんせいなら痛いのも痛くない・・のかも?。

しんのすけ@おくちあーん
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp
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★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/touroku.htm
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★ この記事の転載をされる場合は、真之助までご一報ください。
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(^j^) も (^l^) も 明日 また Webook でお会いしましょう。
まだまだ主夫兼務で、今日はかけこみWebookでした。

真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 15:16

1998年12月02日

【東京脱出!2人でSOHO】..宇野^298.12.02.. ★★★★+SOHO

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #98-193】 98/12/02(水) ★
★ "東京海上+シュワブ" の水曜日 ★
★ ★
★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
★ ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:06:32 -1分 対前日
東京の日入:16:28 -0分 ”
日昼時間 : 9:56 -1分 ”
《http://www.jhd.go.jp/cue/KOHO/》海上保安庁
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■著書名: 【東京脱出!2人でSOHO】

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■ジャンル:その他(SOHO)
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■著者:宇野俊夫&宇野みれ
宇野俊夫(うの としお)
1960年、兵庫県西宮市生まれ。小学校5年まで大阪で育ち、山口県周東町
に転居。ソニーに入社しオーディオ機器、マルティメディア機器、PC
などの企画、設計等に従事。コンパック(株)に転職。1997年4月、有限
会社ハラパン・メディアテックを設立。徳島工業高等専門学校情報電子
工学科卒業。 Email:toshio@sol.harapan.co.jp

宇野みれ (うの みれ)
1957年、兵庫県西宮市生まれ。その後、親の転勤で高松、広島、大阪府
高石市、岸和田市、吹田市と転居。インドネシア総領事館で勤務後、1981
年朝日新聞社に入社、甲府支局、名古屋本社社会部、同整理部、東京本社
通信部地方版編集、「声」編集の後、選択定年で退職。同志社大学文学部
英文学科卒業。Email:mire@sol.harapan.co.jp

有限会社ハラパン・メディアテック ホームページ:
http://www.harapan.co.jp/
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
日経BP/ISBN4-8222-4127-0/1500円/223P
1998/11/12 第1刷
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<ワン・チョット>

「母ちゃんも書いていますが、サラリーマン時代の一番の不安は、会社の看板
で仕事をしているということでした。・・・
会社という看板をはずしてもなお“宇野俊夫”という個人に何が残されるの
か、それが問題です。」

----------------------------------------------------------------------
<忙しい方はここだけ>

宇野俊夫&みれ夫妻(こども2人と4人家族で)が、東京の大企業の職を捨て、
縁もゆかりもない宮崎に移住(かわったIターン)、そこで二人きりの有現会社
ハラパン・メディアテックを興し、SOHOな生活を始めるという起業物語。

ダンナはシステムコンサルタント、母ちゃんは翻訳家というどちらも独立家志
向の職業がらで、いわゆる会社の看板を背負わず自立して一人で食っていくに
はいい分野といえます。それでも、実際に独立していく為にはそれなりの苦労
と努力があったようです。

持ち家なんて・・・と思っていたサラリーマン夫婦が、ひょんなことで宮崎に
土地を買うことに。そして奥さんの早期退職制度適用などさまざまなチャン
スを生かして、宮崎へ!
夫婦のおもろい会話も織り交ぜ、翻訳者として独立するまでの修行の経緯、会
社設立の経緯、SOHOを始めるときのLAN/PCの導入など、興味深く、
役にたつ情報が書かれています。

東京から宮崎という地方へ脱出、大企業をやめて独立、SOHO形式の職場を
実現、地方に家を建てるなどといった計画は、10年前なら「甘いんじゃない!」
、今なら「うらやましい!」と回りの見る目は180度転換しています。
宇野家のトレンディな人生展開に、注目があつまっています。

おすすめ度は ☆☆☆☆+SOHO くらい。

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<お暇な方にはもう少し>

子供もいて、独立、移住(東京→宮崎)などというハナレワザができるのは、
ひとつは、ダンナ様の能力と技術、それに思い切りのよさがありますが、働く
母ちゃんの独立志向も大きく作用していたように思います。

奥さんのみれさんは、英語検定1級の資格をもち、記者としての編集能力を持
っていた。
そしてなにより「会社の看板より、自分の能力、価値に重きをおいている」と
いう生き方は、注目すべき点でしょう。
そういう生き方は、ダンナの俊夫さんも同じ。

ハラパンというのは、インドネシア語で「希望」という意味とか。
みれさんが、昔インドネシア総領事館で働いていたこともあり、インドネシア
語にゆかりの銘々となったようです。

ホームページには、様々な情報がアップされていて、一見の価値ありですね。
ここ: http://www.harapan.co.jp/


本日ちょっと時間切れ・・ Z z z z...
これにて。

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<読んで欲しい方>
サラリーマンの方
犬の生活(満員電車にゆられ、毎日おなじところでおしっこする)の方
独立を計画している方
おすすめです。
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<オススメ度>

☆☆☆☆+SOHO

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

その後、お近くの本屋さんか、
本のカバーは日経BP社のホームページで、
http://www2.nikkeibp.co.jp/htbin/booksfrm/
9811_books.html?148222412700
または TRC図書流通センターで、(買い物もできるよ)
http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=98048563

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<< 今週のwebook list >>

11.30[月]:【今からお会いしましょう】..中谷彰宏.. ☆☆☆+会
ダイヤモンド社/ ISBN4-487-70173-3/1400円/167P
12.01[火]:【東方見便録】..斉藤政喜.............. ☆☆☆☆☆+う☆ち
小学館/ ISBN4-09-372011-8/1500円/301P
12.02[水]:【東京脱出!2人でSOHO】..宇野^2..☆☆☆☆+SOHO
日経BP/ ISBN4-8222-4127-0/1500円/223P
12.03[木]:【】..

12.04[金]:【】..

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今週の節約小計 4400円
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< Web●○k from the Readers> #52

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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<しんのすけのカラコラム> 殿@chukei

先日紹介しました【きのうと違う自分になりたい】出口汪 Webook98.11.26
>>> http://www.isnet.or.jp/isn00029/webook/98.11/98.11.26.htm
の編集者である田中幸宏さん(愛称:との)にお会いしました。

編集長という肩書きから年配の方を想像してたら、なんとお若い20代の方。
でも、「殿」と呼ばれるだけあって、実にエネルギッシュなかたでした。
年間、15,6冊もの本を産み出すエネルギーは、やはり何かある!
本の編集者っていうのは、結構創造的なお仕事で、作家の原稿を編集する
だけじゃないクリエイティブで面白い仕事のようです。
仕事の話、出版の話、インターネットの話など盛り上がりました。
著作者が出版社の編集者に謝辞を贈るのは、広い意味で本の製作者としての
パワーと貢献が、編集者にはあるんだということが分かりました。
殿様、また今度。
しんのすけ@ランチ
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp
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★ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 14:42

1998年11月04日

【小娘社長ときめき奮戦記】..千葉麗子98.11.04......★★★+麗

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #98-178】 98/11/4(水) ★
★ "ほんものの秋がきた" の水曜日 ★
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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東京の日出:06:05 -2分 対おととい
東京の日入:16:44 -2分 ”
日昼時間 :10:39 -4分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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Web. . 。 o O 〇 K !
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■著書名: 【小娘社長のときめき奮戦記】
「私」が「わたし」であるために
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■ジャンル:その他
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■著者: 千葉麗子(ちば れいこ)
1975年、大阪生まれの福島育ち。株式会社チェリーベイブ代表取締役。
デジタルコンテンツ&プロジェクトデザイナー。1991年に芸能界デビュー
を果たし、“電脳アイドル・チバレイ”として人気を博す。絶頂期にあっ
た1995年、「性に合わない」という誠に分かりやすい理由で芸能界を引退。
デジタル系企業チェリーベイブを設立した。現在は、ゲーム開発に全力を
傾けている。
著書に「上京」「チバレイのおへそ」など多数。
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■出版社:
経済界/ISBN4-7667-8162-7/1300円/183P
1998/8/4 第1刷
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<ワン・チョット>

「私の生きていく場所は、案外、こんな世界なのかもしれない。」

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<忙しい方はここだけ>

普通のアイドルから、「電脳アイドル」へ、そして芸能界を卒業して、ネット
ワーク社会を生き抜く会社をつくってしまった「小娘社長」チバレイの物語。

チバレイこと千葉麗子は、その社会(っていわゆるネットワールドのことです
が)では、ちょっと有名。彼女が、テレビのアイドルから転身し、自分の会社
“チェリーベイブ”を設立する経緯などを自伝風に書いた本です。

「チバレイ」っていうのがいるのは知っていた。たかが小娘が、ちょっと有名
になったからって会社をつくっていい気になって・・なんて思ってた方、是非
お読みください。

痩身のかわい子ちゃんが、社長業で頑張っている姿にちょっとときめきを感じ
ることができます。注:小娘などとあなどっては、いけません。

おすすめ度は ☆☆☆+麗

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<お暇な方にはもう少し>

実は、私、チバレイってどんな顔をしてるのか、どんな番組にでてたのか、ち
っとも知りませんでした。インターネットのイベントなどでは、よく耳にする
名前だけど、やはり心のどこかに「たかが、小娘が・・」なんて思ってたのか
もしれません。それに少し、やっかみとうらやましさもあったかな。

彼女が、アイドルを辞めて、有限会社「チェリーベイブ」設立し、それなりに
人を使いながら、まがりなりにも会社を動かしている姿を見ると、うらやまし
くもあり、おおい頑張れよって応援したくもなります。

16才で上京し、4年ほどの芸能界生活を送ったのち95年4月に引退。
20才の時に会社を設立します。

彼女がテレビで有名になったのは、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」でプテラレ
ンジャーの役からだといいます。男のお子さんをお持ちの方は、記憶にあるか
も・・・。アイリスメガネやかっぱえびせんのCMにも出ていたらしい。

マネジャーの池田さんの影響で、マックのパワーブックを持ち歩いていたそう
でちょっとかわったアイドル嬢であったとか。
そんな事情から、“プテラレンジャーの千葉麗子”がやがて“電脳アイドル”
という枕詞に変って行く、ちょうどインターネットという言葉が流行りはじめ
たころと同時期だったようです。

彼女が「飾り物のアイドル」から「自分でやりたいことをやる“わたし”」に
変身する契機をこんなエピソードで語ります。

ひとつは、朝日新聞主催のシンポジウムでの講演。
「自分がどのようにコンピュータと付き合ってきたのか、どんな可能性を秘め
ているのか、女の子とコンピュータの係わり」など、自分なりに一生懸命講演
用のメモをつくり、準備をしたそうですが、そんな努力をよそに、シンポジウ
ムのプロデュースを担当する某広告代理店の人がこんなことを言ったとか。
『俺たちがホームページをつくってやるから、麗子ちゃんはそんなメモなんて
つくらなくてもいいさ。俺たちがつくったページを見せて“自分でつくりまし
た、ウフっ!”っていっておけばいいんだから。』

あくまでもタレントとして扱おうとする彼らの考え方や、どこまでも人を小馬
鹿にしたような扱いに、どうしようもない屈辱感と無力感を覚えたと述懐しま
す。(当然、そのシンポジウムでは彼らの提案を拒否して、自分の言葉で自分
の思いを喋ったとか。結構ガッツというか勝ち気というか、根性ある女性です
ね!)

そして、もう一つのきっかけは、そのシンポジウムで伊藤譲一氏(デジタルガ
レージ代表)と知り合い、だれもがはじめに味わう『???→!!!』の手ほ
どきを受けられたことだと言います。

芸能プロダクションを辞める時も、円満退社をするためにひとりで、東京弁護
士会へ相談にいったといいますから、独立精神に飛んだ性格が伺えます。

有限会社の設立の模様(定款っていったいなあに?にはじまり、実印をカイウ
ンボリで作ったとか、実際の状況をこまかく紹介しているので、これから会社
を興そうというかたには、参考になる。)、社員の採用とその教育の苦労話な
ど、社長業をこなすチバレイのけなげな(したたかな?)姿が目に浮かびます。

ホームページの経歴には、これまでの実績が光っています。
http://www.cherrybabe.co.jp/normal/chibapro/index.html
写真を見るとなかなか聡明なお顔をしていらっしゃる。チバレイ頑張れ!

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<読んで欲しい方>
女性起業家を目指す方
アイドル辞めたいかた
うちの若いもんに元気を出させたい方
ジュウレンジャーを見てたかた
パワーブックもってるかた
おすすめです。
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<オススメ度>

☆☆☆+麗

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんで。
チェリーベイブのホームページに 本のカバーがあります。
http://www.cherrybabe.co.jp/normal/whats/
このホームページを見て本をご注文された方には、送料無料!!
とあります

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<< 今週のwebook list >>

11.02[月]:【その「格付け」に異議あり】..江波戸哲夫..☆☆☆☆+企
徳間書店/ ISBN4-19-860916-0/1600円/260P
11.03[火]:【休刊】..文化の日(祝)のため休刊です。

11.04[水]:【小娘社長ときめき奮戦記】..千葉麗子......☆☆☆+麗
経済界/ ISBN4-7667-8162-7/1300円/183P
11.05[木]:【】..

11.06[金]:【】..

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今週の節約小計 2900 円
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<しんのすけのカラコラム>: 文化の日、市民会館にて

文化の日。おそらくあちこちの市民会館や公共センターで、いろんな発表会
があったことでしょう。私も家族で出かけてみました。子供のお友達がバレ
ーの発表会に出ると言うので、応援がてら・・
会場では、老若男女、それこそものすごいおばあちゃんから、4才くらいの
おこちゃままで、日ごろの成果を発表していました。

なかでも、コーラスで出演していた少し介護が必要な老人ホームの方々には
ひときわ大きな拍手がありました。
人は、なんでもいいから人に認めてもらいたいもの。
そんな場をもてるというのは、素晴らしいことのような気がしました。
思いを馳せて、田舎でひっそり暮らしている我が父母に、こんな楽しみがあ
ればいいのに・・・と思ってひとり、目頭をあつくしていました。
「お父さん、なんで泣いてるの?」なんて、子供に言われ・・・う、悟られ
たか!なんて思っちゃいました。

その後のバレーも、なかなかの構成(かっこいいお姉さんと、登場するだけ
で笑いをとれる年少さんの子供のバランスがグッド)で、これまた大拍手。
昨日はたしかに、文化の日。・・・でした。

しんのすけ@文化の日
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< Web●○k from the Readers> #47

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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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Posted by webook at 17:38

1998年10月08日

【私がマツモトキヨシです。】..松本かずな98.10.08...★★★★★

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★ 【Webook #98-160】 98/10/08(木) ★
★ "きつねの嫁入り" の木曜日 ★
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ★
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東京の日出:05:41 -1分 対前日
東京の日入:17:16 -2分 ”
日昼時間 :11:35 -3分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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■著書名:【私がマツモトキヨシです。】

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■ジャンル: その他
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■著者: 松本和那(まつもと かづな)
昭和14年千葉県生まれ。明治大学商学部卒業後、父である松本清が経営
する薬局マツモトキヨシに入社。38年専務、50年株式改組し、社長に
就任。同年より千葉県議を6期21年間務め、平成8年には衆議院議員に
当選。現在、社長業と政治家の二足のわらじをはき、超多忙な毎日を送っ
ている。斬新な経営手腕とユニークなテレビCMなどでマツモトキヨシを
大躍進させた立役者。今回が処女出版となる。
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■出版社:
サンマーク出版/ISBN4-7631-9239-6/1600円/228P
1998/9/ 5 第1刷
1998/9/25 第2刷
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<ワン・チョット>

「オマエがマツモトキヨシだったんだ!」

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<忙しい方はここだけ>

薬局「マツキヨ」(マツモトキヨシの略)の2代目社長であり、衆議院議員も
務める松本和那が語るマツモトキヨシの成功の秘密、経営哲学、そして、その
経営センスを政治に生かしたいという政治家としての主張をまとめた本です。

先代社長の松本清はすでに故人となっているが、創業社長であると同時に「す
ぐやる課」を作ってアイデアマンとして全国的に注目された松戸市長としても
有名。

その、サービス精神、スピードをモットーとした経営方針、そして政治への関
与など、先代の意志を受け継いだ2代目マツモトキヨシの人物像が浮かび上が
っています。先代があまりに優れていると2代目はやりにくいものですが、こ
の2代目マツモトキヨシは、なかなか頑張っている方のようです。

はじめに創業社長の松本清の生い立ちや、創業時の話、松戸市長として活躍し
た時のエピソードなどを紹介。
そして、自身の人生哲学、経営哲学などを語り、最後は、新しい国造りにいか
すマツキヨ精神とアイデアについて書いています。

女子高生の首筋にマツモトキヨシの文字が浮かび、「そんなにいいのか・・」
と男が倒れるコマーシャルがありますが、その秘密が書かれている本です。

おすすめ度は ☆☆☆☆☆

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<お暇な方にはもう少し>

薬局マツモトキヨシの現状。
97年度売り上げ1491億円(+17%対前年)、税引き後の利益35億円(+6%)。
採用は毎年2000人の応募があり300人ほど採用。97昨年だけで60店
もの新規開店、現在400店を数えるまでになっている。
創業は1932年、千葉県松戸市に開店した薬店「松本薬舗」がはじまりで、1964
年、アメリカ視察の後、薬局チェーン「マツモトキヨシ」をスタートさせる。

先代の松本清のエピソードは、いろいろなところで取り上げられていて、書籍
では『マツモトキヨシ伝 すぐやる課を作った男』 (樹林ゆう子)に詳しく書
かれています。この本の前半でも、息子の目からみた初代マツキヨのエピソー
ドが書かれています。その思想はしっかりとムスコにコピーされている感じで
マツキヨの盤石ぶりをうかがわせます。

松本語録なるものがたくさんあり、どれも含蓄のあるいい言葉です。
(市役所時代のものも多い)
○ 市役所は市民のために役立つ人のいるところ
○ 法は人のためにある。人の為なら曲げてもよい。
○ 言葉で行動を律せよ。ホラの効用も誓いの効用となる。
○ 最初に枠をつくれ。そして枠を埋める努力をせよ。
○ 期待があるところに魅力が生じる。期待感こそ生きがいである。
○ 仕事は好きなものにはかなわない。能力でもない。学歴でもない。
○ 貧乏人は安いものが好きだ。そして金持ちは貧乏人よりさらに安いものが
好きだ。だから金持ちになったんだ。
○ 言葉は判かるためにある。文章は読んで判ってもらうためにある。
○ 目立つところに金を使え。女はお尻に化粧はしない。
○ 樹木は歴史の遺産である。石のように転がしておいては育たない。
○ 誰でもアイデアはある。それを実行するかしないかだけだ。

商売に政治に、独創的なアイデアを情熱を注いだマツモトキヨシの人柄が伝わ
る語録です。

上記の語録を、2代目社長が消化した表現やエピソードなどが、また印象的で
す。

マツモトキヨシという『ブランド』(コギャルたちの振舞いを見ていると、も
はやブランド力を持っていそうな感じです)に、さまざまなイメージがありま
す。あの安売り薬局、あのすぐやる課をつくった人の店、あの明るい店など、
ですが、こういった創業者やその後継者の放つ言葉(本)によっても、そのブ
ランド・ミームは広がっていくみたいですね。

2代目マツモトキヨシ(松本かずな氏)もすでに還暦とか。マツモトキヨシの
風格があるかたのようです。

この本の帯(っていうらしい)には 『オマエがマツモトキヨシだったんだ!』
とあり、タイトルといい対照をなしています。
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マツモトキヨシで買い物したことある方
六本木での待ち合わせをアマンドじゃなくマツモトキヨシにした方
松戸市在住の方
経営者の方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆☆

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

お近くの本屋さんか、
サンマーク出版へ
http://www.sunmark.co.jp/
http://www.sunmark.co.jp/publishing/newbooks/matumoto.html

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<< 今週のwebook list >>

10.04[月]:【お客様がお客様を連れて来る】..中谷彰宏...☆☆☆☆+満足
ダイヤモンド社/ ISBN4-478-70167-9/1400円/161P
10.05[火]:【システムコンサルタントになるの本】.......☆☆☆☆+IT
JMAM/ ISBN4-8207-1356-6/1800円/230P
10.06[水]:【スレイブ】..畑仲哲雄.............☆☆☆☆☆+☆☆+Copy
ポット出版/ ISBN4-939015-14-9/1600円/220P
10.07[木]:【私がマツモトキヨシです。】..松本かずな...☆☆☆☆☆
サンマーク出版/ ISBN4-7631-9239-6/1600円/228P
10.08[金]:【】..

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今週の節約小計 5400円
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<ちょっとお知らせ>

■「いろはにほへと」メールマガジン 誕生! (するぞ!)■

 20誌以上のメールマガジンを集め、一つのメルマガが発進しようと
しています。
 さまざまなジャンルのメールマガジンライターが、参加。
 真之助も、本の分野でお手伝いをさせて頂く予定です。
 詳細はこちら↓
  http://www.intacc.ne.jp/HP/jarrot/iroha/
  
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<しんのすけのカラコラム>: アンケート結果(2)

ざんげします。ごめんなさい。
昨日報告しました 読者の男女比は、♂♀が逆さでした。
(だって、そんなにもてたことないもんね。)
女性:男性 =33%:67% が正解。

読者の職業は、会社員の方が多いようです。
サラリーマン:64%、学生・浪人他:15%、公務員:6%、自営業など:6%、
主婦奥様母様:5%、プーちゃん:3%、SOHOワーカー:1%

という感じでした。
会社でこっそり?お読み頂いているのかなあ。


しんのすけ@感謝!
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< Web●○k from the Readers> #42、#43

『スレイブ』を紹介していただいた奥山さんと島崎さんからのメールです。

--<奥山さんより>----------------------------------------------------

オススメといいますか、これはぜひ真之助さまにお知らせしたい
という本を見つけましたので、勝手ながらメールを送らせていただき
ました。既にご存じかもしれませんが、

 コンピュータを題材にした小説ですが、ストーリーは後回しとして、
この小説は「著作権フリー」を謳っており二つの特殊な点があります。
著者が印税を放棄していること、そして出版前に全文が Web 上で公開
されたという点です。

著者はあとがきで今回のような出版形態を「現行の著作権法の運用につい
ての挑戦」と称しています。著者の本音らしき一文を紹介してみます。

  音楽CDだってコピーできるけど、それでもみんな、買いに行くでしょ。
  つまり、音楽産業は、消費者に『オリジナルが欲しい』と思わせる
  ような商品を作る努力をしてるってことです。それに比べて、パソ
  コン業界とかマスコミ業界ってのは、カネ、カネって口やかましくて
  みっともないですよ。すぐに著作権を振り回しやがって

などとややアナーキーではありますが、なるほどと思わせる部分もあります。
後半は哲学めいた部分が前面に押し出され、多少違和感を感じましたが、
昨今問題になっている著作権について考えされられます。

[ 私の感想 ]
『カッコウはコンピュータにタマゴを生む』ほどスリリングではなく、
『エドガー@サイプラス』ほど洗練されてもいませんが、著者の意気込みは
伝わってきます。ちょっと意気込みすぎという感がありますが。。。
『エドガー…』と同じくらいの長さですので読みやすいですし、フリーで
ダウンロードできるという点で話の種にはなるかと思います。
実はこの作品、メルマガ『萬晩報(メルマガID 0000002548)』で知りました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北大工学部 量子物理工学専攻 非線形物理工学分野
修士2年 奥 山 新
okuyama@nd-ap.eng.hokudai.ac.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
----------------------------------------------------------------------
奥山さん、ようやく読みました。もっと早くよめばよかったと後悔しきり
です。 [私の感想]のところが、いいですね!!(しんのすけ)

---<島崎さんより>---------------------------------------------------

しんのすけ様
書籍「スレイブ」を気に入って取り上げて頂いて、嬉しい島崎です。 
実は私もカメイ同様、6年来 HP200LX という「マシンのスレイブ」の原型
を愛用しているので、その点からもスレイブが好きなんです・・・小型の
PDAにGUIなんぞは要らんのじゃ~

それにしても出版社/新聞社の反応が冷たいですねえ。
出版世界の秩序を破壊する危ない試みに対して、既得権階層は
無視・黙殺をはかっているのかなあ。(昨日新聞社の友人にこの
本の話をしたら、びっくり仰天してましたけど)

昨日著作権料として、自分の感動も含め、1000円を畑仲氏に振込
してきました。 既存の権益を守る方に突っ走りそうな「電子書籍
コンソーシアム」等の活動にはあまりまだ期待していませんが、
彼らのコントロール不能な畑仲方式に熱い声援を送って止みません。

(1)読書のスタイルが変わる
(2)既存の書籍が電子化されることで、家庭の古本が廃棄され、
   空いた空間に新しい品物を買い入れる余地が生まれる
(3)実物の書籍を購入した後、電子版も購入することで、内需が拡大する
(4)電子的スキャンが可能になることで、文書の知的有効利用が拡大する
(5)世界の緑を守ることが出来る

等、良いことが沢山ありそうです。 あとは少額支払いが手軽になると
もう最高なんですけどね。 

*******************************************
Jota Shimazaki 島崎 丈太( www.novell.co.jp )
Novell Japan, Ltd. Marketing Dept. Webmaster
e-mail: jshimaza@novell.co.jp
*******************************************
----------------------------------------------------------------------
島崎さん、ありがとうございました。私もドネーションしちゃおかな!

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
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真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 17:29

1998年08月12日

【コーポレート・クリエイティビティ】..A. G. Robinson&Sam Stern98.8.12 ..★★★★★+(?★!)

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
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★ 【Webook #98-128】 98/8/12(水) ///
★ "想像、創造、総増、繰雑" の水曜日 ///
★ ///
★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
★ ///
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東京の日出:04:57 -1分 対前日
東京の日入:18:35 -1分 ”
日昼時間 :13:38 -2分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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Web. . 。 o O 〇 K !
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【コーポレート・クリエイティビティ】CORPORATE CRIATIVITY
創造力発揮 6つのポイント

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アラン・G・ロビンソン(Alan G. Robinson)
マサテューセッツ州立大学経営管理学教授。ケンブリジ大学数学科卒業後、
ジョンズ・ホプキンズ大学でORの博士号を取得。コーポレイト・クリエイ
ティビティに関する調査のため、米国、日本、カナダ、メキシコ、イギリス
中国、など数百にのぼる企業を訪問した経験を持つ。
過去、8カ国の50を超える企業のコンサルタントを務め、クリエイティビ
ティについての助言を行った。現在、マサチュセッツ州アマーストの自宅で
妻と二人の娘とともに暮らしている。

サム・スターン(Sam Stern)
オレゴン州立大学教育学教授。クリエイティビティおよび、クリエイティビ
ティとビジネスや教育の関係について調査と執筆を進めている。
ハーバード大学、ギリシアのアテネ経営管理研究所、東工大などで教授を務
めた経験がある。
1990-1992年にかけて日本に滞在し、日本能率協会でクリエイティ
ビティ育成講座を担当する傍ら、複数年にわたって行われた200社を対象
とするクリエイティビティ調査の指揮をとった。
HP,NEC,NASA,セイコーエプソンなどでクリエイティビティ・ア
ドバイザーを務めた。 現在オレゴン州に妻と二人の息子と暮らしている。

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一世出版
ISBN4-87078-124-7
2000円
1998/8/3 第1刷
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<ワン・チョット>

「企業におけるクリエイティブな活動の大部分は、事前の計画に基づいて
行われるものではなく、それどころか、まったく予期しない場所から
始まっている。」

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<忙しい方はここだけ>

ビジネスを起こしたり、企業をさらに発展させるとき、大事なものと言われれ
ば、『人物金のバランス』とか『自由な雰囲気な社風』とか『ずばり人材』と
か、いろいろあるようですが、自由競争の時代といわれるこれからは、はやり
『創造力(クリエイティビティ)』かもしれません。

この本では、企業が創造的(クリエイティブ)で在りつづけつために、どのよ
うな視点で企業運営を図っていけばいいのか・・・、そもそもクリエイティビ
ティの本質はどのようなものか・・など、人間の活動の中でもっとも高度なも
のを、企業活動というスクリーン上で纏めています。

シュンペーターは、「歴史は、“結果”の記録であり、その大部分は意図的に
生み出されたものではない。」と言ったそうですが、同様に「(企業の)クリ
エイティブな活動の多くは、予期せぬ場所から生まれ、それがやがてどんなク
リエイティブなものへ発展するのか、誰が関与することになるのかを予測する
ことは不可能だ。」と結論づけています。

つまり、これこそがコーポレートクリエイティビティの本質だと。

そして、企業がクリエイティブで在りつづけるための6つのカギの説明では、
数多くの企業のインタビュー、調査を元にした事例が紹介されています。
雪印、出光興産、JR東日本など日本の企業が数多く登場します。(意外!?)

クリエイティビティ(創造力)の本質を捉え、そのための環境を整えれば、創
造力という価値ある活動を管理できるかもしれない・・・ そんな希望を持たせ
てくれます。

トムピーターズや中谷彰宏のような、気楽でCM的な感じのコピー表現はなく
、ややまじめ(堅め)な内容ですが、紹介される事例は実に興味深く、また、
その分析と結論は、非常に示唆に富んだものとなっています。

我が社にクリエイテュブな社風をと切望される経営者の方、是非。
リストラ対象の中間管理職をクリエイティブ集団(お宝)に変えたい方も是非。

ちなみに、この本、1997年に Academy of HRD (Human Resource Development)
のBook of the Year を受賞しています。

おすすめ度は ☆☆☆☆☆+<?☆!>

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<お暇なかたにはもう少し>

企業にとって創造力が大事なら、経営者はそれをシステマティックに管理した
いもの。しかし、クリエイティビティ(創造力)そのものは、「予期せぬこと
に基くもので、予測不可能なもの」であるという本質論から、企業としての役
割は、想像力発揮の環境を作っておくということだと言います。
クリエイティビティを“管理する”というのは、即ち、クリエイティブな活動
が発生する可能性を増大させることだと言うわけです。

そのための6つの鍵はこれ。

1.意識の統一
2.自主的な活動
3.非公式な活動
4.幸運な偶然
5.多様な刺激
6.社内コミュニケーション

それぞれに、豊富な事例(いずれも、予期せぬことから起きた創造性の発展)
が挙げられていますが、意外に日本の事例がたくさん掲載されている点に驚い
てしまいます。(猿まねがうまいと評判の極東の国だったのに・・)

1.意識統一のところでは、クリエイティブな活動のための「提案制度」の
功罪を説きます。AA航空の提案制度『IdeAAs in Action』が
詳細に紹介されています。クランダル(クランドール)が推進した徹底したコ
スト削減の意識はAAの隅々まで行き渡り、そんな中で提案制度は大きな効果
をあげたといいます。
ある目標のために「全社の意識統一」は重要なことですが、提案制度そのもの
は、“過去に目をむけた活動”、“バックミラーを覗く”活動だと言います。
757を一機調達できるほどの成果を上げたAAの提案制度も、創造性の点で
は限界ありというわけです。ちなみに、AAの根幹を変えた予約システム・セ
ーバー、マイレージ蓄積制度は、この提案制度からは生まれたものではない!
そうです。

2.自主的活動では、「企業を思いもよらぬ成功へと導くのは、計画的な活動
ではなく、それ以外の-無視しがちなもの-自主的な活動から生まれる。」と
して、バーコード実用化の事例(アイデアは、IBM、フィルコ社、フォード
社、IBMと渡り歩き、20年を経て世の中に広まった)、富士通の日本語ワ
ープロの事例(神田泰典氏のコメント行に日本語を書きたいというアイデアか
ら始まった開発の話)などが紹介されています。
自主的な、活動を促すための企業の工夫は簡単だといいます。つまり創造的で
ありたいという欲求は多くの人に生まれながらにしてあるもので、その環境を
整えればよいというもの。
その時、面白い指摘として、環境整備に「報奨:お金」というニンジンを使う
うことにあまり執着してはいけないといいます。もっと社員の内的なモチベー
ションを大事にすることが真にクリエイティブな活動を誘起するといいます。
(その好事例として、出光興産の提案制度が紹介されている)


さらに、3.非公式活動のところでは、クリエイティブな活動は、会社から公
式、直接的な支援を受けずに始まることが多い。そのような活動を許す「ゆと
り」こそが企業に求められるものだといいます。3Mでは、15%、HPでは
10%の就業時間を非公式活動にあててもよい・・・となっているそうです。

先入観をもたないこと(IQの高い優秀な人物しかクリエイティブな発想はで
きないだろう・・はダメ、専門家だけがある特定の分野でクリエイティブな活
動ができるだろう・・もダメ、若い奴じゃないと・・もダメ:ケンタッキーの
カーネル・サンダースを見よ、65歳で会社を起こした。)や、本命馬の罠には
まってはいけないこと(クリエイティブな人物は孤高の英雄的発明家という固
定観念は根強いが、創造性は全社員の中に眠っている)など、示唆に富んだ内
容があります。

ベル研究所の初代所長、フランク・B・ジューエットの言葉が、印象的。
『真にクリエイティブなアイデアは、職員のだれからも生まれるものであり、
それがそのようなアイデアで、どこから現れるるか、事前に知ることは
できない。』

真にクリエイティブなもの(発明、アイデア、発想)は、やはりひょんなとこ
ろから生まれ、それは、予測もできなかったものである、という考えは、理解
できる気がします。そして、企業はそういうものが生まれやすいような環境(
制度、風土、仕組み)をもつような努力が必要のようです。

さて、あなたの会社は・・?

この本が別の意味で特徴となるのは、古紙配合100%再生紙を利用して作ら
れている点です。
以前、王子製紙の紙のリサイクルについての本【最新紙のリサイクル】を紹介
しましたが、この本もその一つ。以外と目にやさしい本紙の色など、古紙配合
100%配合だと言われなければ何も気がつかないくらいです。

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我が社の Next New はないのか!と うるさい上司をお持ちの方
新たなビジネスチャンスの開拓に意欲を燃やしているあなたに
くだらんことは止めとけ、仕事しろ!って言われているあなたに、是非
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆☆+<?☆!>

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<がまんできなくなった方はこちらへ>

この本の出版元である一世出版のホームページがあります。
単に本を出すというだけではない独自のポリシーを感じさせてくれる
出版社のようです。

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★【 コーポレート クリエイティビティ 】- 創造力発揮6つのポイント ★
著者:A・G・ロビンソン & S・スターン 価格:本体2000円+税
《 Businessweek誌絶賛。 Academy of HRD, 1997 book of the year受賞。》
《 8/4発売の最新刊。 古紙配合100%再生紙を使用した話題の本!!》
一世出版株式会社 : http://www.issei-pub.co.jp/
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<< 今週のwebook list >>

8.10[月]:【月曜日は原始人】..木村裕一&礒みゆき.. ☆☆☆☆+ウガウガ
岩崎書店/ ISBN4-265-02832-2 /1200円
8.11[火]:【試験に出ないニッポンのしくみ】..石黒謙吾.☆☆☆☆+図
扶桑社/ ISBN4-594-02523-4/ 1333円
8.12[水]:【CORPORATE CRIATIVITY】..☆☆☆☆☆+<?☆!>
一世出版/ ISBN4-87078-124-7/ 2000円
8.13[木]:【休刊】.. 編集部 一斉夏休みにつき しばらく休刊です。

8.14[金]:【休刊】.. 編集部 一斉夏休みにつき しばらく休刊です。

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今週の節約小計 1200円

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<しんのすけのカラコラム>:非公式な活動

これまで、会社や地域社会でなんどか「非公式活動」の機会に遭遇しました。
自分が勝手に遊びではじめたものや、途中から面白いジャンって顔を突っ込
んだものなど・・。
非公式は非公式なりの、フラストレーションがあり、一方、いまに何とかし
てみるという期待感もあって、興奮や憤慨や希望が混ざったような感じがあ
りました。
そういうとき、「ここは、非公式だけどバックアップするよ」っていう上司
とか、地域のボスは頼もしいものでした。
非公式とか水面下とかの活動は、かくれんぼみたいな楽しみ(見つかりたく
ない、けど、見つけて欲しい)があるところがいいのかも。
以外と、そういうものが「大事なもの」に化けたりするから 世の中面白い。

しんのすけ
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< Web●○k from the Readers> #33


読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)

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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp

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真之助の“家庭平和維持活動”のため、土日祝はオヤスミです。
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があり、これは ListNet サービス(福永さん)を利用しています。
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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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(
Webookはデイリー配信(平日)を基本にお届けしていますが、
編集員の夏休みのため、しばらく休刊させていただきます。
(^.^) も (^:^) も いつか また Webook でお会いしましょう。
ちなみに、“いつか”というのは、夏休み明けの8/24のことです。

真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 17:01

1998年08月05日

【会社の怪談】..中谷彰宏98.8.05 .. ★★★★+怪談

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★ 【Webook #98-123】 98/8/05(水) ///
★ "アオギリの実がなった" の水曜日 ///
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★【 コーポレート クリエイティビティ 】- 創造力発揮6つのポイント ★
著者:A・G・ロビンソン & S・スターン 価格:本体2000円+税
《 Businessweek誌絶賛。 Academy of HRD, 1997 book of the year受賞。》
《 8/4発売の最新刊。 古紙配合100%再生紙を使用した話題の本!!》
一世出版株式会社 : http://www.issei-pub.co.jp/
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東京の日出:04:51 -1分 対前日
東京の日入:18:42 -1分 ”
日昼時間 :13:51 -2分 ”
《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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【会社の怪談】

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中谷彰宏(なかたに あきひろ)
作家・俳優・演出家。1959年4月14日、大阪堺市生まれ。早稲田大学第一
文学部演劇科卒。小説「目覚まし時計の夢」(早稲田文学)で学生作家とし
てデビュー。博報堂に入社し、CMプランナーとしてテレビ、ラジオのCM
企画演出をする。91年独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。
著書に「昨日までの自分に別れを告げる」「あなたに起こることはすべて正
しい」「人生は成功するようにできている」ほか多数。
俳優としてはドラマ「あなたには抱かれたい」舞台「長い間違い電話」他。
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ダイヤモンド社
ISBN4-478-93024-4
1200円
1996/8/1 第1刷
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<ワン・チョット>

「サラリーマンの生活そのものが、怪談だ。」

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<忙しい方はここだけ>

暑い夏の夜には「怪談」で「涼」を取る・・・奇妙な風習がこの国にはある。
本日は、サービスの達人とか、面接の達人とか様々なビジネス書を量産してい
る中谷彰宏が書いたサラリーマン怪談物。

サラリーマン社会のふとした隙間に潜んでいそうな、そんなことあるわけない
のに妙にリアルな「会社の怪談」が5編。

「船乗りが死んだら遺体を海に沈めるように、サラリーマンは死んだら会社の
壁に塗り込まれる。」「サラリーマンの誰もが陥りやすい日常の中から、あ
りそうにもないとんでもない状況に追い込まれていく・・それが会社の怪談」

というわけで、多くのサラリーマンが自分の生活や会社の日常に照らしながら、
想像力を膨らませられるところが面白いです。

話の最後には、「ありそうでないけど、あるかもしれない」展開があって、思
わずゾゾっとするしかけがあります。

スリリングなところは、TVの火曜サスペンスドラマって感じののりですね。

しかし、この著者はいろんなものを書いてくれます。・・・!!

おすすめ度は ☆☆☆☆+怪談

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<お暇なかたにはもう少し>

5編の怪談は、
第1の恐怖:笑いが止まらない
第2の恐怖:机の上の花
第3の恐怖:地下会議室から歌声が聞こえる
第4の恐怖:右手に携帯、左手に生ゴミ
第5の恐怖:昼休みの幽霊
です。

第一話の「笑いが止まらない」は、新入社員にも売り上げで抜かれてしまう程
成績の振るわない営業マンのオレは、ある日、3つの顔を手に入れます。
すると突然、営業成績があがり、おまけに女も手に入る。(エッチ表現がたく
さん・・)

昼下がりの公園で、ロケ中の有名俳優、大友克彦にロケスタッフと間違えられ
たオレ。演技の極意である3つの顔(A:怒った顔、B:笑った顔、C:困っ
た顔)の話を聞きます。営業もうまくいかないオレは、その顔を一生懸命練習
します。
ある夜、女に絡んでいたヤクザとケンカになり、土下座をしながら、殴られる
間、3つの顔を繰り返して、ヤクザを追い払います。(ヤクザは気味が悪くな
った)。意識をなくしたオレは、そのあと女の部屋に連れていかれ介抱されま
す。そこでも3つの顔で、女の心を捉えてしまう。自信をもったオレは、営業
にも3つの顔を活かし、効果は抜群、営業成績トップに躍り出る。

会社でも評価はうなぎ上り、女もいる。もうこれは笑いが止まらない。
これもすべて、3つの顔のお陰だ。お客さんとの営業で、真剣な顔は怒った顔
、その後の笑った顔は高価100倍、迷うお客さんに困った顔で止めを刺す・
・・・ そんな顔の表情ABCを効果的に使うという発想は「営業の達人」的
な要素があって中谷彰宏らしいところです。

ここまでは、普通の話ですが、終盤では自分の顔がひび割れて、皮を剥がすと
Aの顔がなくなり、さらにまたひび割れて皮を剥がすとBの顔がなくなり・・
最後に残ったのは、Cの困った顔だけ。という落ち(恐怖)で怪談に仕上げて
います。

オレの心理描写や、絡みのシーンの描写など結構な小説スタイルで、なかなか
いけます。

第4話の「右手に携帯、左手に生ゴミ」は、広告会社につとめる超かっこいい
エリートと、そのサラリーマンの秘密の現場を目撃してしまったOLとのベ
ッドの上でのやりとりの中に、男の中の恐怖心が乱高下するおはなし。

サラリーマンが朝、ごみをだすのは日常的になってきましたが、超エリート
の俺は、そんなところを見せるわけにはいかない。
同じ会社のOL嬢に生ごみを出す現場を見られた俺は、口止め的な目的でO
L嬢をホテルに誘う。

俺が出したゴミの中には実はとんでもないものが入っていたのだが、OL嬢
はそれを知らないようだ・・・。

しかし、なんと生ゴミを出した日はごみ回収が中止になっており、OL嬢は
親切心から、そのごみを自分のマンションに持ち帰ったと言う。
実は、ごみ袋の中には、殺した妻の遺体の一部が入っているのに・・・。

俺は、その言葉を聞いた時、「オレのカラダが急激にしぼんでいくのがわか
った」。そんなオレに読者は感情移入をおこし、妙な寒気を感じるというス
トーリーです。

どの話も、「そんなことあるはずないというものの、ひょっとしたら・・・」
という世界と、サラリーマン、OLの日常生活や仕事上の機微が盛り込んで
あるのが、“うける”怪談になっているところです。

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会社で暑い暑い毎日の方
暑い夜を過ごしている方
熱い夜を過ごしてきた方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆+怪談

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<< 今週のwebook list >>

8.03[月]:【休刊】..編集員 薮入につき Webook休刊

8.04[火]:【お金で苦労する人しない人】..中谷彰宏...☆☆☆☆+お金
三笠書房/ ISBN4-8379-1739-9/ 1143円
8.05[水]:【会社の怪談】..中谷彰宏..☆☆☆☆+怪談
ダイヤモンド社/ISBN4-478-93024-4/ 1200円
8.06[木]:【】..

8.07[金]:【】..

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今週の節約小計 2343円
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< Web●○k from the Readers> #30

「モモ」(ミヒャエル・エンデ)について、"パタリロ"さんから
こんなお便りをいただきました。
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はじめまして。
「モモ」について、私も一言。
エンデの原作も映画も観ました。簡単に言ってしまうと、この作品は、我々
に欲求不満を催させます。というのは、作品の中で言われていること、つま
り時間の奴隷にならないで、もっとゆったりと過ごしましょうよ、というメ
ッセージ。それはそれで、「そのとおり、ご説ごもっとも。おっしゃるとお
りですよ!」なんですけど、じゃあ、実際にこの世の中でそのように過ごそ
うと思っても現実問題として、不可能じゃないですか。
敢えて無理にそう振る舞えば、周囲と相当の軋轢を生じてしまうか、あるい
は、はっきり言って、人生の落伍者か隠遁者になるしかないじゃないですか。
つまり、ここで言われている「理想」と今の「現実」とのギャップに、イラ
イラし、欲求不満に陥ってしまうのです。
こんなふうにお感じになった方、他にもいらっしゃいませんか?

☆★☆♪♪ バタリロ ♪♪☆★☆
-----------------------------------
バタリロさん、ありがとうございました。モモの映画もあったんですね!

読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です。
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)
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<しんのすけカラコラム>:

・・・・・・・
しんのすけ 記
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Webook Webmag&ML管理人 真之助
matsuyama@internet.office.co.jp

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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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(^s^) も (^m^) も 明日 また Webook でお会いしましょう。

真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 16:59

1998年06月29日

【ムーディーズ その実力と正体】..仁科剛平98.6.29.. ★★★★+格

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
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★ 【Webook #98-104】 98/6/29(月) ///
★ "熱帯夜だった" の月曜日 ///
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
★ ///
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Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
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東京の日出:04:28 -1分 対先週金曜日
東京の日入:19:01 +0分 ”
日昼時間 :14:34 -1分 ”
by《 http://pluto.mtk.nao.ac.jp/Reki/hinode.html》
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【ムーディーズ その実力と正体】

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仁科剛平(にしな ごうへい)
1952年、神奈川県生まれ、日本大学理工学部卒。株式・金融専門紙の編集者
を経て、独立。経済、起業、金融関係に強いジャーナリストとして幅広く活
躍。パソコンを駆使した独自の起業分析、株価分析には定評がある。
著書に「入門の金融 マネーへのしくみ」「銀行はこう変わる」など。
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祥伝社
ISBN4-396-50054-8
1300円
1998/4/15 第1刷
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<忙しい方はここだけ>

ムーディーズ、S&P(スタンダードプアーズ)など格付け会社の概要(どう
いう会社で、収入構造は何か、歴史は、など)と金融不安の高まる日本経済に
おける位置づけなどがわかりやすく解説していある本です。

ムーディーズなど各付け会社のことはなんとなく知っていますが、詳しくは知
らない。ちょっと調べてみるかという向きの方に最適。

拓銀、山一など金融機関が破綻した背景につねに『格付け』の文字がつきまと
っていましたが、この各付け会社は、なんと『国』まで各付けしていたり、情
報を提供するがその利用は利用者の責任であるというスタンスに立っていると
か、意外な側面があることがわかります。

うちの会社の格付けはなんだっけ? というかた、是非。

おすすめ度は ☆☆☆☆+格 くらい。

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<お暇なかたにはもう少し>

格付け会社には、「ムーディーズ」「S&P」などの米国企業のほか、日本に
も情報センター日本格付投資、三国事務所などがある。
日本の格付け会社は、はじめて耳にする方も多いかもしれません。

ちなみにムーディーズは、本拠地NYC、1909年から格付け開始、対象会社は
約5000社でそのうち日本企業は約300社、1500名のスタッフを擁し
ています。S&Pもほぼ同様で、NYCが拠点。

ところで「格付け」ってなあに?ということですが、一般適には「満期までの
期間が1年以上の長期債権(普通社債、転換社債、ワラント債)などの債務が
滞りなく支払われるかどうかという能力に関する長期債格付け」のことを意味
しています。

格付けというと、その企業自体の「格」を示しているのかとおもっていました
が、これはマスコミなどが格付けを取り上げるときに、会社名と格付け程度し
か掲載しないため、そういう誤解を生んでいるようです。
実際には、その会社が比較的長期の資金を調達するために発行する債券(社会)
の支払履行能力の評価というわけだそうです。「長期債の格付けは会社の信用
度をストレートに現わしている」ので間接的にはその会社の「格」に近いもの
でもあるわけです。
これがいわゆる、AaaとかBa1などの記号で表示されるものです。

格付けには、ほかにCP(コマーシャルペーパー、最長でも1ヶ月の短期債権
)などに関する別の短期債格付けランキングがあって、P-1、P-2などの記号が
つけられます。

また、金融機関の財務格付け(A,B+...E)とか、ソブリンと言われる
国、地方自治体、国営企業の債権履行能力に対する格付けもあります。
(ちなみに、日本の長期債格付けはまだAaa(トリプルA)の最上級。)

面白いことにこの格付け会社の情報は、「誰でも利用できる」のです。
ムーディーズはFAXで格付け情報を提供しています。試しにやってみたら、
ちゃんとFAXがきました。

ムーディーズFAX情報センター: 03-3593-0563

でFAXマシーンから電話をして#1とか入力すると、今月の各付け変更情
報などが送られています。話題の日長銀は、↓Baa2(長期)とありまし
た。これは、投資適格等級の中でブービーに位置します。↓は、下方修正を
検討中ということです。

#1格付けの定義、#2格付け一覧、#3格付け変更分のみなどが提供され
ています。格付けの雰囲気が分かります。一度お試しを!

ほかの情報源としては
S&Pのレイティング・デスク: 03-3593-8711
日本格付情報センター :http://www.r-i.co.jp/
日本格付研究所 :http://www.jcr.co.jp/
などがあります。

格付け会社と日本の銀行のやり取り、そしてそれが企業の運命を左右するまで
になってきた時代の流れ、格付け会社の歴史的背景など、大変興味深い内容が
あります。

将来的には、企業情報のほか、ゴルフ場、医療機関、国の機関などに対するレ
ーティング・サービスみたいなのが流行って、世の中のパワーになるかもしれ
ませんね。

自己責任の時代に「情報」は命、「情報」は力、って感じのする内容です。
格付け入門書としておすすめ。

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自社や金融機関の格付けに関心があるかた
格付け大好きという方
ムーディーズってロマンチックな名前ねえ?という方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆+格

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<< 今週のwebook list >>

6.29[月]:【ムーディーズ その実力と正体】..仁科剛平.. ☆☆☆☆+格
祥伝社/ ISBN4-396-50054-8/ 1300円
6.30[火]:【】

7.01[水]:【】

7.02[木]:【】

7.03[金]:【】

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今週の節約小計 1300円
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< Web●○k from the Readers> #21

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です・・・・
(この欄で紹介する場合は、掲載方法など含めご本人に了解をいただいた
上で載せております)

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<しんのすけカラコラム>:

ああ、勘違い:
ちいさいころ、TVのコマーシャルで“ラーメン”の宣伝をしていたとき
まだ字がよめない私には、”ダーメン”だと聞こえました。なんど聞いても
ダーメンとしか聞こえない。大人は、はははとわらってたけど・・
オトナになってから。会社で『遵守』を“そんしゅ”と読んで、何十人も
の前で説教した上司がいました。つい そんしゅ とよみたくなる気持ちは
今でもよくわかるなあ。(ほんとは ジュンシュだよ)
知り合いの人が、『きのうギョタールで食べた寿司おいしかったあ』と
言っていた。ギョタール?、え? キョウダル?京樽!。
近所の3才の子供は、テレビのことをテビレと言うのでとってもかわゆい!

しんのすけ 記
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Posted by webook at 16:24

1998年06月08日

【これからは資産はドルで持ちなさい】...太田晴雄98.6.8...★★★+$$

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【これからは資産はドルで持ちなさい】

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大田晴雄(おおた はるお)
1932年生まれ。国際経営コンサルタント。東南アジアの政財界に多くのパイ
プをもつ事情通。現在は香港、ベトナム、ミヤンマーを中心とした中小企業
向けの海外進出コンサルタントを行っている。
主な著書に「海外事情シリーズ ミヤンマー」「経済亡命マニュアル」
「ベンチャー大革命」など

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オーエス出版
ISBN4-87190-471-7
1600 円
1997/10/15 第1刷
1998/ 2/28 第2刷
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<忙しい方はここだけ>

ドルを我が家の基軸通貨として考え、個人資産の防衛(亡命)を説いた本。
著者は【アホの坂田のビッグバンってなんでんねん?】webook98.5.11 のアド
バイザー役だった人で、経済や節税のことなどやさしい表現が得意。

生活費にも汲々としている人(私)向けというよりは」、貯蓄や資産にゆとり
のある人向けの本ですが、世界の中の日本や通貨(円)の位置づけなど参考に
なる内容があります。

小金持ちのかた、この低金利の時代の中うまい方法はないもんかとお考えの方、
ビッグバンで銀行や証券などヤバイところから別のところ(でも郵便局じゃな
いところ)で運用したいという方にいいですね。

おすすめ度は ☆☆☆+$$

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<お暇なかたにはもう少し>

『もはや円で資産を持つことは大きなリスクとなった。』と説きます。
その理由として「先が見えない超低金利政策」に加え「日本のカントリー・リ
スクの潜在的な高さ」を挙げます。

つまり軍事的にはアメリカ頼みでいざというときに自国を守ることさえ危うく、
不良債権がまだまだ未処理の状況や国の借金の先送りなどいっこうに進まない
社会システムの脆弱さ、CIAのような情報力のなさ、など思ったより日本と
いう国のカントリーリスクは高いというわけです。
そういう国の通貨(つまり円)で資産を持つのはいかがなものかと言います。

一方、世界の基軸通貨のドルは、どこの国でもドルを判断でき、発行額流通量
も多い(ドルが紙切れになる可能性もあるが、世界中に流通しているため、ど
の国もドルが紙切れになってはこまると考えている)、その背景にはまだまだ
強いアメリカの信用力があるというわけです。

ドルで資産を運用し、円で償還を受けようとするとどうしても為替リスクが伴
ないますが、資産の一部をドルでずっと持つと考えればいいとうのがポイント。
ドルで資産を持って運用すれば、ニュージーランドなどでは3000万円程度
で豪邸(プール付き)が買えるし、税金など行政コストのかからない国へ資産
亡命をはかれる。

ドルで資産運用ということはドル預金が必要ですが、片道4時間でいける近場
ということで香港でのマルチアカウント口座を薦めています。
著者はホンコン大好き人間で、他の著書でも香港、香港、・・といつも出てき
ます。

為替変動による差益、差損の説明とか、投資先を海外も含めて分散するポート
フォリオの事例(10年の運用事例で1$=¥46までの円高は大丈夫など)
など非常に簡便でわかりやすい解説があるのが読みやすさの秘訣でしょうか。

比較的初心者を狙った本だけに、ちゃんと予防線も張ってあり、
「この本に示した意見によって読者に生じた損金および逸失利益について
著者、発行者はいかなる責任も負いません」
なんて最後に書いてあります。
くれぐれも資産運用は“自己責任で”ということですね。

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資産運用にお悩みといううらやましい方
香港によく行く方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆+$$

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<< 今週のwebook list >>

6.08[月]:【これからは資産はドルで持ちなさい】太田晴雄..☆☆☆+$$
オーエス出版/ ISBN4-87190-471-7/1600 円
6.09[火]:【】...

6.10[水]:【】..

6.11[木]:【】...

6.12[金]:【】...

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今週の節約小計 1600 円
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< Web●○k from the Readers> #14

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読者のみなさまからのオススメ、感想など募集中です・・・・

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<しんのすけカラコラム>:

先週だったか、あの松田道雄の訃報記事がありました。
「育児の百科」「安楽に死にたい」など多くの本と医学解説書を出している
あの先生です。残念です。
おそらく、「育児の百科」にお世話になった人はものすごい数にのぼるの
ではないかと思います。はじめての“お母さん、お父さん”をどれだけ
勇気づけてくれたかわからない、素晴らしい百科辞典ですね。
医療辞典とか医学百科に“思想”と”意志”を吹き込んだ、医学百科の
新解さんとも言える方です。
今度、Webookで「最新 育児の百科」を紹介しましょう・・・。

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Webook Webmag&ML管理人 真之助
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Posted by webook at 16:15

1998年04月17日

【勇気凛々】...高杉 良98.4.17...★★★

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★ 【Webook #98-061】 98/4/17(金) ///
★ "自転車ほしい~"の金曜日 ///
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東京の日出:05:07 -1分 対前日
東京の日入:18:15 +0分 ”
日昼時間 :13:08 +1分 ”
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【勇気凛々】

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高杉 良 (たかすぎ りょう)
作家。1939年生まれ。東京都出身。化学系の専門紙記者時代の75年、「虚構
の城」でデビューし、以後、企業小説、経済小説を次々に発表する。
著書に 「大合併」「あざやかな退任」「記入腐食列島」などあり。
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角川書店
ISBN4-04-873065-7
1500 円
1998/3/25 第1刷
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<忙しい方はここだけ>

文華放送の記者、営業マンから一転して、自転車屋を起こし様々な紆余曲折を
経てひとかどの企業に育てた男の波乱な人生を描いた企業小説です。

岡本太郎、武見太郎など著名な人が実名ででてきたり、イローヨカードー、T
V局名など企業の名前もそのままでてくるので、虚構の世界が現実の世界に非
常にちかいところで展開されているのが面白いです。
山崎豊子の著作なんかだと三井物産は五井物産だったりしますが、この本では
ストレートな名前になっています。

主人公は武田光司、昭和13年生まれ。といいますから今年60歳。会社勤め
のかたなら上司の部長とか役員くらいの年齢。
そのモーレツ営業マンぶりとか、創業時の時代背景とかは今の若い人には、ち
ょっと昔話的な感じが否めませんが、中年以後の方には半ば自分の人生の歴史
に沿って、(ああ、あのころはそうだったなあ)なんて思いながら読めます。
<真之助は微妙な年頃なので、それには入らないことにしよ!>

最初に入った放送局でのバイタリティと個性の強い生き方、サラリーマンを数
年で辞めて独立、銀座のクラブ由多加のママとの不倫、妻との別居、創業の苦
労と人間的なふれあい、取引先(イトーヨーカドー)との軋轢、海外事業の失
敗、バブル期の蹉跌、離婚、創業20周年の祝いなど波乱の人生模様が軽快な
テンポで進みます。

勇気凛々の凛々は、主人公武田が始めたビジネス“自転車”のリンリンにかけ
てあります。

おすすめ度は ☆☆☆ くらい。

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<お暇なかたにはもう少し>

主人公の武田と結婚した妻、和子とは生まれた環境や人生の価値観の相違から
うまくいきません。
武田が文華放送をやめて独立するときも 「私は文華放送につとめる武田光司
と結婚したのです」と反対され、生き方を見下されたりします。
一方、営業マン時代につかっていた銀座のクラブのママ 香栄子との心のふれ
あいにいつしか互いが必要な存在となっていきます。
こうした女性との関係がひとつの糸。

もうひとつは、会社(文華放送)で、自己主張の強い個性的な武田を引き上げ
育ててくれた小柳や、独立してからは、武田の意欲になにかと目をかけてくれ
る人たちなど、ビジネス社会での人と人とのつながりがもう一つの糸。

さらに、放送業界とか、イトーヨーカドーなどの小売り業界、自転車製造販売
の業界などそれぞれの業界の仕組み、戦後の経済成長やバブル時の蹉跌など、
ここ数十年の日本社会の動きなどが横糸でしょうか。

これらが、実在した人物や企業を使って織り成されています。

中でもイトーヨーカドーは、武田の会社“ホダカ物産”(自転車を組み立て
販売する会社)とのビジネス上のつながりで大きな役割を果たすことになり
ヨーカドーのことはかなり、こまかに描かれています。
ヨーカドー創業者の伊藤雅俊が著したエッセー『商いの心くばり』も小説の
中の材料として使われ、内容が数ページにわたって引用されたりします。
(この小説の下地にはイトーヨーカドの取材がかなりあるようです)

倒産あり、不良債権あり、会社清算あり、離婚訴訟あり、すごいストーリーの
展開ですが、根本には人間の信頼関係、人と人とのつながりがここ一番という
時には効いてくるというメッセージがあります。
結構分厚い本です。

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入社年次が昭和の方
昭和25年以前 生まれの方
平成の起業家の方
小売業、中小企業、経営者、自転車に関係あるかた
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆

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<< 今週のwebook list >>

4.13[月]:【なぜ会社は変れないのか】...柴田昌治......☆☆☆☆☆
日本経済新聞社/ ISBN4-532-14642-9/1600 円
4.14[火]:【黄金ボキャブラ天国】...フジTV..........☆☆
フジテレビ出版社/ISBN4-594-02429-7/1238 円
4.15 [水]:【「いき」の作法】...馬場敬一..............☆☆☆+いき
講談社/ ISBN4-06-208620-4/1500 円
4.16[木]:【ミーム】...リチャード・ブロディ..........☆☆☆☆☆
講談社/ ISBN4-06-208737-5/2300 円
4.17[金]:【勇気凛々】...高杉 良.....................☆☆☆
角川書店/ ISBN4-04-873065-7/1500 円
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今週の節約小計 8138 円
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ご意見、ご感想等は こちらへ

Webook Webmag&ML管理人 真之助 (^U^)
matsuyama@internet.office.co.jp

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http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm
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また 来週も Webook で。
来週は『株主体表訴訟』『ミステリの経済倫理学』などの予定。

真之助@Webook of the Day
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Posted by webook at 15:52

1998年01月27日

【小説 起業講座】...江波戸 哲夫98.1.27 ...★★★★★

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★ 【 Webook #98-014】 98/1/27(火) ///
★ "紙きり細工のような朝の月"の火曜日 ///
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
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  ※旬刊メールマガジン『ハートウェーブ』読者さま 大募集中!!※

愛しさとせつなさと微笑がほんわりと胸にとどく読み物を、あなたのために、
創っています。上代桃世と花山ゆりえが、楽しんでいただくことだけを願って
お贈りする『ハートウェーブ』。わたしたちは、あなたを、お待ちしています。
         http://www.age.ne.jp/x/sf/NOVEL/HW/
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【小説 起業講座】

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江波戸哲夫(えばと てつお)
1946年 東京生まれ、東大経済学部卒業。都市銀行、出版社を経て83年作家
活動開始。
「小説大蔵省」「集団左遷」(WEBOOK 94.3.22),「辞めてよかった」
(WEBOOK96.8.4)など著作多数。
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日経BP社
ISBN4-8222-4092-4
1500 円
1997/11/7 第1刷
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<忙しい方はここだけ>

記憶にあるかたも多いと思いますが、この小説はネット小説のハシリ(?)で、
96年7/1から97年2/25まで148回にわたり連載された「小説 起業
講座」を加筆訂正して出版されたものです。

後藤工業所の経営再建を軸に、リストラ、オフィスレボリューション(イント
ラネットのはしり)、起業、株式公開などを織り込んだ企業小説です。
後藤工業は、先代社長の亡き後、兄弟の後藤彬、徹が後を継ぎますが古手の
社員の反発など複雑な人間関係と思惑がからんで会社経営が暗礁に乗り上げ
ます。リストラ策の犠牲(社員への納得材料)として専務だった弟は退職。
ソフト系会社につとめた弟は自分で起業しようと一からはじめます。

東京大田区蒲田の金型技術や、最近はやりのBPR(ビジネス・プロセス・
リエンジニアリング)、ベンチャー起業など世の中のホットな話題をうまく
おりこんで、なかなか面白い構成になっています。

この企画が始まった当時、面白い企画だなあと早速アクセスしましたが、長く
は続きませんでした。小説をちょろちょろ読むのが(真之介には)ちょっとか
ったるかったせいでしょうか。
改めて本になったものを読むと結構面白い内容になっていました。

ネットワーク上のものを本でまとめて読み、本でバーチャルサーフィンなんて
いう逆説的なことが、最近気に入っていますが、この本もその類です。

ウエブ上では、登場人物がマンガででてきたり、“監査役”なんていう文字
をクリックすると日経らしい解説がでてきたりして、楽しいのですが、本一冊
分を画面で一度にみるのはちょっとしんどい。
(連載時に毎日ちょっとずつ見るのはよかったかも)

というわけで、あの連載はどうなったのかなあ と思い出したかたにはオススメ。
ちなみに現在も ウエブ上にホームページがあります。
http://www2.nikkeibp.co.jp/nvw/novel/index.htm

読みやすい本です。
おすすめ度は ☆☆☆☆☆ です。
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<お暇なかたにはもう少し>

登場人物を紹介しましょう。(ウエブ上から拝借)

■ 後藤 彬(ごとう・あきら)

 35歳。妻と2人の子供がいる。後藤工業所の創業者で先代社長の後藤幸作
の長男で、幸作の死後、後を継いで社長となる。東京都内の私立大学を卒業
後、中堅機械商社に3年勤めた。
新社長としてリストラに乗り出すが、副社長の横田らが抵抗する。

■ 後藤 徹(ごとう・とおる)

 32歳、独身。後藤幸作の次男。1年浪人した後、兄と同じ東京都内の私立
大に入学し工学部でコンピューターを専攻。卒業後、中堅ソフトメーカーの
ペガサスに30歳まで勤務。人員削減を進めるため、先頭を切って会社を辞
め、自分で会社を興そうとしている。

■ 横田 太一郎(よこた・たいちろう)

 62歳。40年前から創業者の後藤幸作とともに会社を盛り立てて来た。
作の死後、短期間でも自分が中継ぎ社長をできるかと思っていたが、彬が社
長に就任したため内心、悔しい思いをしている。

■青木 春子(あおき・はるこ)

 30歳。徹の大学時代の研究室の後輩。大手電機メーカーのユニバーサル電
気で、中小企業にLANやグループウェアを導入するSEをしている。営業
に徹が同行したことがきっかけで、徹と関係を持ってしまうが……。

途中で弟の徹と青木晴子の濃厚ラブシーンも登場します。
(失楽園ほどではないですが、ちょっとコーフンしちゃうかも)
著者曰く、わざとこういう場面を登場させヒット数の変化をみるというような
”実験”もしたとか。それに対する読者コメントに ”会社で読んでる人も
いるのであまり激しい濡れ場はコマル”なんてのもあったようです。

また、読者アンケートによるストーリー展開や、読者の創作をそのまま盛込む
などという手法も取りいれ、ウエブストーリーらしさを十分活用しています。
そのあたりの経過、反応も紹介されています。

”資金繰り”、”監査役””下請け法”など起業経営に関する用語や、”ばり
”、タンパレ”など蒲田あたりにある金型工場の用語など解説があり、ちょっ
と勉強にもなります。本の ”クリック”もなかなかいいものです。

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企業小説がおすきな方
インターネット連載を途中でやめたかた
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆☆

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<< 今週のwebook list >>

1.26[月]:【北京大学三ケ国カルチャーショック】...近藤大介
1600 円 ☆☆☆☆☆
1.27 [火]:【小説 起業講座】...江波戸 哲夫
1500 円 ☆☆☆☆☆
1.28[水]:【】

1.29[木]:【】

1.30[金]:【】

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今週の節約小計 3100 円
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line1
line2 ● 5行広告受付中。詳細は真之介まで。 ●
line3 matsuyama@internet.office.co.jp
line4 ● 個人ホームページ、企業、なんでもOKだよ ●
line5
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12345678901234567890123456789012345
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■ <本日の言述ーション>

携帯電話、PHSの話。
すでにあるかもしれないのですが(結構 真之介ごときが考えたこと
は10年遅かったりするので)、携帯電話とか、PHSにいろんな
機能(時計、電話帳、ボイス録音など)があるのですが、計算機能
(加減乗除)はないですよね。
CASIOの腕時計についてるくらいだから極小さいチップでできる
はずだし、どうしてないんでしょうね。
飲み屋のワリカンなんかのとき便利だし...

<真之介> 981.27 記

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Posted by webook at 18:15

1998年01月20日

【ディズニー7つの法則】...トム・コラン98.1.20...★★★★★+mm

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★ 【 Webook #98-010】 98/1/20(火) ///
★ "?"の火曜日 ///
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【ディズニー7つの法則】
奇跡の成功を生み出した「感動」の企業理念

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トム・コネラン(Tomm Connellan)
顧客満足度につての第一人者で。著書の Knock Your Socks Off Service
シリーズは全米40万部のベストセラー。以前はミシガン大学で教鞭をとり
カリキュラムの責任者を務めた。ビジネス書6冊を執筆する傍ら、ビジネス
の最前線でも活躍、GE、モトローラ、マリオット、モルガンスタンレーなど
のコンサルタントも勤める。

仁平和夫(にひらかずお)訳
翻訳家、1950年生まれ。「パラダイムの魔力」などの訳書あり。
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日経BP社
ISBN4-8222-4096-7
1400 円
1997/11/27 第1刷
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<忙しい方はここだけ>

ウオルト・ディズニーが作った魔法の国の秘密を、モートというコンサルタン
ト(架空の人物だが著者自身でもある)と5人のビジネスマンが「ディズニー
ワールドそぞろ歩きツアー」の中で解き明かしていくというお話です。

ディズニー7つの法則として、ディズニーが子供から大人まで魅了しつづけて
いる秘訣をどんな企業にもどんなビジネスにも当てはまる法則に仕立てている
点が魅力の本です。“顧客満足度”(CS)がサービス業だけでなく、多くの
企業の重要な経営戦略になってきているこのごろ、なかなか参考になる内容が
あります。

場所は フロリダのディズニー・ワールド。5人組みは、医療機器販売大手の
販売担当副社長のカーメン・リベラ、ノースカロライナの電力会社の若きチー
ムリーダーのジュディ・クロフォード(28歳)、自動車部品メーカーのベテ
ラン技師 ドン・ジェンキンス、銀行で企業向け融資担当をしているビル・
グリーンフィールド、ソフト会社を経営しているアラン・ジンマーン(38歳)。
そして、このツアーのコンダクターを勤める モートは昔ディズニーで“キャ
スト”をしたことがあると言う想定で、この発見ツアーの道案内を勤めます。

ディズニーへ何度もいったことのある人、初めての人、“顧客満足度”につい
て貪欲に調査しようとしている人、なんで今更俺がこんな遊園地にこなきゃな
らないんだと斜に構えた人など、キャラクターを取り揃え、ディスニーでの発
見に5人5色の反応を見せながら話が展開します。

7つの法則は、著者のトム・コネランが実施に見聞きしたり、ディズニーの
社員にインタビューしたりしてまとめた法則です。企業文化、風土をいかに
前向きに楽しく発展させていくかということを魔法の国を探検しながら5人の
ツアー参加者が発見していく様子をうまくまとめています。

ディズニーのサービスの秘密に迫ったビジネス書は結構ありますが、多くの
エクセレントカンパニーの一つとして扱われていることが多く、この本のよう
にディズニーだけに絞った本は珍しいと思います。

さあ、あなたもディズニーのマジックキングダムで“真実の瞬間”に出会って
みましょう。
トム・ピータースの顧客満足の指南書とは違った面白さがあります。

おすすめ度は ☆☆☆☆☆+mm です。
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<お暇なかたにはもう少し>

7つの法則ってどんなん? これです。

1)顧客が比べる全ての企業が競争相手
様々な業種の顧客は、その業種の中だけでサービスを比べない。フェデ
ックスの電話応対サービスがよければ、自動車の販売にもそれを求める。
LLビーンの瑕疵対応が素晴らしければ航空界社の対応にもそれを求め
る。つまり、いいものはどんな企業にもあてはまる。 すべての企業が
競争相手なのである。ディズニーはそういう企業理念で動いている。
2)細部にこだわる。
ディズニーのメインストリートにピッチングポストっていう、馬を繋ぐ
杭がならんでいるのですが、あの頭の部分は毎晩塗り直してピカピカに
しているとか。しかもその日の天候などをみてペンキの乾くスケジュー
ルなども計算にいれてやっているそうです。
又、人形の服の生地とか縫い方とかとことん本物に近づけるように工夫
してあるそうです。しかもゲストに絶対見えっこないところにもこだ
わって作ってあるとか...
そいういうこだわりが、従業員じゃなくてキャスト全員に理解されてい
るそうです。
3)すべての人が語りかけ、歩み寄る。
「困っているゲストを見たら、何をやっていようが仕事の手を休めるよ
うキャストは徹底的に教育されています。地図を広げて迷っているゲス
トを見つけたらすぐ駆け寄って道を教える、グループで写真をとろうと
しているゲストをみかけたらシャッターを押してあげる。そう教育され
ています。」ゲストは1日に平均60回、キャストに接する機会がある
そうで、その出会いをすべて魔法の瞬間にしたいとディスニーは考えて
いるという分けです。
ディズニーのサービスは、“真実の瞬間”ではなく“魔法の瞬間”です。
4)すべてのものが語りかけ、歩み寄る。
メリーゴーランドは金色に塗られていると思っていましたが、本物の金
箔が塗ってあるそうです。(どこの部分かしらないけど)
見えないところにも気をつかうディズニーのサービスがあります。
5)耳が多いほど顧客の声はよく聞こえる。
あらゆる人が譲歩アンテナを張り、様々な情報機器を使って顧客の声
を取り入れるシステムが紹介されています。
結構感動もののエピソードもいくつか紹介されます。
6)報い、認め、称える。
ゲストを魔法に掛けたキャストが互いに認め合い、称え合うシステム
が実にうまく構成されています。そのエピソードがゲストからの感謝
の手紙をもとに紹介されています。
スペースマウンテンの入り口でのアイスクリームのエピソードは、著者
の友人の実経験とか。ここのとろにはいい話がたくさんあります。
7)誰もごキンパンソー(誰もがキーパーソン)
だれも“自分が必要な人間として扱われる”ことを望みますが、それ
をうまく比喩した文章が紹介されます。アルファベットの『a』等が
ないと変な文章になります。
7つめの法則を実にうまく表現しています。

『自分ごやっているのご、どうでもいい仕事じゃないかと思う時ごある。
だご、そんな風に思えたとき、わたしごなごくつこっている愛用の
タイプライタンを思い出す。だいたいご、いつも調子良くタイプを
うてるご、どれこのキンご動こなくなるときごある。そして、つづり
がデタラメに出てしまう。だからわたし一人くらいご何をやろうご
大してこわりないと思いたくなったときは、そのタイプライタンを
思い出す。そして自分に言い聞かす。
“自分はキンパンソーで、頼りにされている”と。』
(原文はどんなスペルだってのでしょうね。訳者も凄い!)

私は千葉県在住で東京ディズニーランドへは1時間くらいでいけます。子供が
行きたいからという理由で(ほんとはかみさんが行きたい)もう、10回以上
行ったことがありますが、この本を読んだらまた新しい発見ができそうな気が
しました。
子供は子供なりの、大人は大人なりの感動がいつまでも存在しつ続けるために
は、それなりのバックがあるのですね。
仕事も魔法の国のような楽しさでやりたいものです。
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東京ディズニーランドはもう飽きたという方
年間パスポートをお持ちの方
まだいったことのない方
顧客満足度向上に関する仕事をしている方
サービス業の教育担当の方
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆☆+mm (mm はミッキーとミニー)


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<< 今週のwebook list >>

1.19[月]:【あしたぶたの日】...矢玉四郎
1068 円 ☆☆☆☆+ブタ
1.20 [火]:【ディズニー7つの法則】...トム・コラン
1400 円 ☆☆☆☆☆+mm
1.21[水]:【】

1.22[木]:【】

1.23[金]:【】

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今週の節約小計 2468 円
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line1
line2 ● 5行広告受付中。詳細は真之介まで。 ●
line3 matsuyama@internet.office.co.jp
line4 ● 個人ホームページ、企業、なんでもOKだよ ●
line5
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■ <本日のイノベーション>

今日はタバコの話。
あるコンサルタントの人に聞いた情報によれば、タバコは健康に悪い
というが、どの程度悪いのかというと(多分厚生省統計によるんで
しょうが)1本あたり 3分45秒 寿命を短くするんだそうす。
私も実は嫌煙組なんですが、タバコに寿命短縮目盛りなんかを付けた
ら面白いかも。プカーとやって、”ううん、2分短くなったかあ!”
なんて思ったら禁煙できるかも。
”禁煙タバコ”なんていう名前で売り出したらどうでしょう?
人生75年あるんだから、3分45秒なんてたいしたことないやって思
えば、バンバン吸っちゃうかもね。

目盛りはどうも無粋というなら、企業のPRを印刷したらいいかも。
女性向けにはルイビトンマーク、浪人生向けには河合熟のマーク、
プログラマーにはマイクロソフトのロゴ、主婦にはイトーヨーカドー
の宣伝...
あのタバコの白いスペース結構いい場所だと思うんだけど...
そしてらタバコもちょっと安くなるかもね?

わあ、なんて軽いはなし!

<真之介> 98.1.20 記

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Posted by webook at 18:12

1997年12月01日

【だからアメリカで起業した】...左藤俊之97.12.1...☆☆☆☆☆+$☆¥

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★ 【 Webook #151】 97/12/1 (月) ///
★ "もう師走だネ!ンガ"の 月曜日. ///
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【だからアメリカで起業した】
The Startup Story of Bargain America Corporation
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佐藤俊之(Tom Sato)
1960年大阪生まれ。中学のとき父の仕事の関係で渡英。81年 ロンドン大
学卒業(天文学、物理学)。同年、MSX(ゲーム機)向けソフト開発
会社設立。85年 マイクロソフトUK入社。90年 貿易コンサルタントと
して独立、95年バーゲンアメリカ設立。現在その CEO。
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日本経済新聞社
1500円
97/10/20 第1刷
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久々に元気の出る本です!。

インターネットが世の中に浸透して行く流れの中で、著者がバーゲンアメ
リカというバーチャルショッピングモールをスタートアップ(起業)する
過程が、わくわく、どきどきのエピソードを交えて語られています。
誰でも意欲とアイデアがあれば起業できるシステムがあるアメリカとへん
なところに規制や法律の縛りがある日本の対比が浮き彫りになっています。
...だからアメリカで起業したんだってわけです。

『この本は著者が一年間にわたりバーゲンアメリカの電子メール雑誌「バ
ーゲンアメリカ・マガジン」で連載したインターネットビジネスの体験談
である。アメリカでの会社設立(デラウエア州)。社員採用と管理の苦労、
インターネットでの新しい市場都」技術へのチャレンジ、サイバースペー
スでの新しいマーケティングコンセプト、そして日本では考えられない
アメリカ起業経済の様子』がまるで読者がその事業をしているような錯覚
を起こしそうなタッチで書かれています。

父親の仕事の関係で中学からイギリスに住み、ロンドン大学を出たこと、
マイクロソフトに勤務し世界を又にかけるための素地と努力と運があった
とはいえ、時代の流れがまだ小波程度である状況で敏感に先を読んだ著者
は流石ですね。

95年、世の中にインターネットが爆発的な普及と円高が進む中で、“こ
れはインターネットで通販をやるしかない”と著者は考えます。そして、
未開拓な市場では“やったもの勝ち”というわけで、現在のパートナーで
あるランディ・ライジンガーにビジネスプランを相談します。
ビジネスのスタートアップの状況ではアメリカならではの“起業の権利”が
保障されている様子が書かれています。
たとえば、日本で株式会社を起こすには最低1000万円の資金が必要で
すがアメリカでは最低資本金の決まりがない州(デラウエア州)もあり
高くてもたった千ドル。1万円程度で会社を起こせるアメリカでは猫も杓
子も起業できる環境があるようです。ガレージ会社が、SOHO会社が
たくさんできるわけですね。
会社設立に有利な州や、設立のための代行業務をしてくれるレジスタード
エージェント、会社の登録地としての貸事務所(メールボックスエトセト
ラ)、出張先で仕事をする時に24時間のオフィスサービスをしてくれる
kinko’s(キンコーズ www.kinkos.com)、など、日本にいながらアメリカ
で会社をおこせる便利な仕組みがあり、それらを利用した経緯などが興味
深く書いてあります。

また、リテールビジネス(個人相手の商売)をするときはショッピング情
報が定期的にお客様の手元に届かなくてはいけない...と気がつき、そ
のために「バーゲンアメリカマガジン」を創刊した経緯は、インターネッ
トが万能のビジネスツールみたいに喧伝されたころ、だれもが勘違いする
落とし穴にいち早く気がついた著者の思考経緯そのものであり、私は一番
面白いと思いました。
どうも、Internet Watch (インプレス社の電子メールマガジン)に広告
を出して、この効果がすごいことに驚いて、自分でもそういうメディアを
つくろうと決意したようです。なんだか、身近な仲間って感じがしてしま
うところですね。

その他、インターネットビジネスを始める時の様々な問題に直面し、試行
錯誤解をしながら決方してきた様子が、具体的で面白く書かれています。
「ハイテク分野でなければテクノロジーを持たなくてもビジネスはできる」
とか 「ソフト開発の会社でなければ、起業時のシステムは一、二世代前の
もので十分」とか 「自分がいくら理想を語っても机上の空論、お客様あっ
ての事業なのだ」とか、著者の経験が語るフレーズがところどころにボー
ルドの字体で光っています。

また、最後にアメリカの企業経済(年金基金→ベンチャーキャピタル→
ベンチャー起業→NASDAQ→年金基金 で 資本の流れがしやすい基盤
がある)についても附言しており、アメリカ事情がわかります。

書かれた内容は、バーゲンアメリカの起業物語ですが、アメリカの起業事
情や、ビジネスを起こす時の具体的な問題と解決のサンプルが、常に若者
の目線で(高名なコンサルタントなどの目線でなく)書いてあるところに
私は とても好感と感動を覚えました。

ちなみにバーゲンアメリカのURLは
www.bamerica.com/
また、電子メールマガジンの申し込みは
www.bamerica.com/magazine.html
そして、著者(トム左藤)のメールアドレスは
tomsato@bamerica.com
です。早速 メールマガジンを申し込んだ真之介でした。

オンラインショッピング、カタログ通販、電子メール出版の次に、また
新たなチャレンジをしているバーゲンアッメリカに注目したいと思います。
(読んでいると、ヘモグロビンが10%、心拍数が25%は上がる本
です。これ、超オススメ!!)
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学校を出たら、一般企業に就職するのではなく自分で会社をつくるんだ
という元気が学生の方に
そのうち会社を辞めて起業するぞって密かに思ってる方
20代、30代の若い会社員の会社員の方に
50代の管理職で転籍とか出向とが近い方にも
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆☆+$☆¥

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12.1[月]:【だからアメリカで起業した】 ...左藤俊之
1500 円 ☆☆☆☆☆+$☆¥
12.2 [火]:【】

12.3[水]:【】

12.4[木]:【】

12.5[金]:【】

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今週の節約小計 1500 円
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■ 先日、尾関さまより提案を頂き、本日からメールのサブジェクトのところに
本のタイトルを入れることにしました。ちょとだけ進化しました。
尾関さんありがとうございました。
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* 本日健康診断(屋台検診ではありません)のため、配信が
おくれました。ごめんなさい。

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Posted by webook at 17:52

1997年11月26日

【シティバンクが絶対得です!】...西野武彦97.11.26 ...☆☆☆

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★ 【 Webook #148】 97/11/26 (水) ///
★ "ヌ曇り"の 水曜日. ///
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★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
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【シティバンクが絶対得です!】

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西野武彦
1942年 愛媛県生まれ。中央大学法学部卒。経済関係の雑誌編集を経て
独立、経済ジャーナリスト、経済評論家として活躍中。 株式、金融、
不動産、流通などの著書多数。
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中経出版
1200円
97/ 9/29 第1刷
97/10/13 第3刷
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シティバンクのお得なサービスを紹介した本です。
超低金利が続き、来年に改正外為法が施行され為替取引が完全に自由化さ
れるという環境の中、シティバンクはあちちのメディアで好意的な評価を
得ています。その理由を非常にやさしく解説しています。

シティバンクは、親会社であるシティコープが持ち株会社になっています。
シティコープは、このほかシティコープトラスト信託銀行、シティコープ
証券会社、シティ・リースなどいくつかの会社を束ねています。
シティバンクは、シティコープの銀行部門を受け持っているという分けだ
そうです。
なんと日本に進出したのは1902年(明治35年)だと言いますから、
随分古いですね。横浜支店が最初だそうです。

シティバンクは、結構優秀な銀行で、純利益、ROE(ReturnOfEarning:
株主資本利益率)など全米1位、フォーチュン誌が選んだ世界の銀行上位
ランキングでも6位。
ちなみに、ROEは20.35%(96年)、日本の大手銀行はせいぜい
2~3%なので群を抜いています。米国でライバルのチェースマンハッタン
は12%、バンカメリカは11%で、ライバルにも勝っているようです。

世界の企業格付け機関の スタンダード&プアーズやムーディースなどの各
付けでも AA-をもらっています。
ちなみに、日本ではAA-は 静岡銀行(:ここはバブルのときにも手堅い
商売をして不良債権をだしていない希な銀行)だけ、東京三菱はA+、
それ以外はすべてAやBBB ランク。

とまあ、業績や評価のいいことを宣伝した後は、サービス内容を紹介して
います。

私は、シティバンクを利用したことがないので知らなかったのですが、私
達がなじんできた銀行の預金通帳なるものはないすです。代わりに取引内
容が書かれた取引証明書が定期的に(4半期)送られてきます。もちろん
入金などのあったときはその都度報告書が送られます。
サンプルの写しが掲載されていますが、結構親切な内容が書いてあり、日
本の銀行の通帳よりは情報が豊富みたいです。(各預金口座を合計した
月間平均総預金額や融資可能な額などもあり)。今すぐ残高が知りたい
時は24時間サービスのテレホンバンキングがあり、通帳なしでも不便は
ないみたいです。

預金総額が100万円以上だと他の銀行のATMから引き出した場合の手
数料がただになるとか、海外送金手数料が無料(日本の銀行は4000円
くらい)などたくさん預ける人には便宜を図っています。
一方、30万円以下だと口座維持料がつき1050円も取られちゃって損
します。
つまり大金持には有利、小金もちはちょっとご遠慮を ってとこですね。

それから、もひとつ外貨預金で注意すべきは、預金保険機構などによる
元本保証がないこと、つまり、アメリカの銀行が海外(米以外)で集め
た預金に対しては、銀行がつぶれても元本が保証されないそうです。
(米国内の預金に対しては10万ドルまで保証)
ま、しかし優秀な銀行なので倒産することは少ないでしょう。

為替手数料はドル/円の往復で2円/1ドル程度なので、いくらドルの金利
がいいからといっても この分で2%くらい食っちゃいますので、たとえば
6~7%の高利回りの米国債といってもこの手数料を差し引けば4%程度
になります。
(但し、今後 外為法改正にともない手数料の値引き競争が激化し、この
このぶんの手数料はどんどん安くなる可能性があるそうです)。

しかし、為替リスクそのものはなくならないので、考え方の転換を勧めて
います、つまり、「円高のときに預金して円安のときに引き出す」のが
基本だけど、逆に振れたら海外旅行のときに使うとか、日本国内のドル
ショップで買い物をする(外為法改正後このような店の誕生を予測する
人が多い)などでリスクを回避しようというものです。

この他、日本の横並びサービスとは一味違ったサービスの概要が素人にも
分かり易く(銀行のパンフよりもいいかも)書いてあります。

さっそくかみさんに、”シティバンク”っていいぞ って話したら、
「あのね、30万円以下は1000円も取られるのよ!」とか為替リスク
がどうのこうのとの講釈を賜ってしまった真之介でありました。既に
いろいろとご研究済みのようでござんした。タハ。

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100万円以上のお金を持ってる方
海外に送金や預金をしたいかた
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆

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<< 今週のwebook list >>

11.24[月]:【-】勤労感謝の日振替え webook 休刊

11.25 [火]:【聖域の終り】... ピーター・ハーチャー
1800 円 ☆☆☆☆☆+☆
11.26[水]:【シティバンクが絶対得です!】
1200 円 ☆☆☆
11.27[木]:【】

11.28[金]:【】

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今週の節約小計 3000 円
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Posted by webook at 17:49

1997年10月31日

【The Microsoft Way】 ...ランダル・E・ストロス97.10.31 ...☆☆☆☆

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★ ━━ ★ WeB◎_◎K ○f the Day ★ ━━ ///
★ ///
★ 【 Webook #133】 97/10/31 (金) ///
★ "フライデー・ハイ"の 金曜日. ///
★ Webook をどうぞ ///
★ 今日の Webook はこれ!....... ///
★ ///
★ http://www2.isnet.or.jp/isn00029/webook/b-index.htm ///
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【The Microsoft Way】

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ランダル・E・ストロス
スタンフォード大学で歴史学の博士号。現在、サンノゼ大学教授。
【チャイナ・ショップ】は、91年のビジネスウィーク誌でビジネス書
トップ10にランクされた。

小館光正訳
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ソフトバンク
1800円
97/7/25 初版
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設立以来20数年で世界的な大企業に成長したマイクロソフトについて、
その歴史学者的な視点も入れて書いた本です。
著者のストロスは、マイクロソフトの許可をもらい、内部資料の閲覧やイ
ンタビューを行ったり、また外部の評論記事や産業史などを参考にして
書いたといいます。

内容は、マイクロソフトの成長を支えた経営方針がなんであったか、
CD-ROMによる百科事典(エンカルタ)の誕生物語、家計簿電子決済ソフト
のクイッケン(インチュイット)との金融ソフト争い(これ結局のところ
MSの負け)、独占禁止法の問題、94・5年ころのインターネット対応
の話、ゲイツの資産をめぐる話などが書かれています。

経営方針のところは、プログラマーに快適な環境を与えて生産性を上げる
とか、才能や若さを重視する採用方針などが書いてあります。
”キャンパス”と呼ばれるシアトルのオフィスは有名ですが、そのなかで
カジュアルな服装がいいのか悪いのかなどという議論が交わされたなどと
いうことが書いてあり、かのマイクロソフトも結構“普通”の会社のとこ
ろがあるんだあ..と思いました。
キャンパスの建物はX字型で、できるだけ外の光がはいるようになってい
るそうです。どのオフィスも個室でドアから出入りするんだそうで、日本
では社長並みですね。そこで、”沈思黙考”(これ 原文には何てかいて
あったんだろう?)してプログラムコードを書くと言うわけです。
もうひとつ普通の会社のところ。巨大化したマイクロソフトをもう一度
”小さな会社”の意識に戻すべく93年に無駄を無くす運動“シュリンプ
対ウインナー(もっと安いもの)”をやったそうで、結構社員の反発もあ
ったようです。 シュリンプよりウインナーを食え!って。
独占禁止法の問題では、著者は結構マイクロソフトの肩をもつ論調で書い
ています。
一番興味深かったのは、94・5年ころのインターネットへの取り組みを
どうするか、MSNの方針転換のあたりの話です。
マイクロソフトは、かなり前から、双方向TVの研究に取組み将来の事業
分野の研究をしていました、そして通信ネットワーク(MSN)、さらに
インターネットへと転換してきたようですが、そのあたりの内部的な検討
などが興味深いです。
マイクロソフトがインターネット(WWW)に初め あまり関心を寄せて
いなかったのは、社内の開発情報を外部から守るため、堅いガードをかけ
ていた為、社内の人間の関心がWWWに向いていなかったからと言います。
そして、WWWのすごさに気づいて、大転換を号令したのは、やはり自分
でゲイツがその威力に気づいたからのようです。そのあたり2万人を率いる
トップの臭覚がものをいいますね。
インテュイットとの攻防もかなりのウェイトを占めており、この業界の特
徴(かならずしも巨大企業が優位でない)を物語っています。

最後のところにゲイツの資産の推移があり、97年では、310億ドル(3兆
1000億円@100円/$)もの資産を持っています。
この本の副題は、“5%の超秀才が描く勝利への方程式”というものです
が、この会社のすごい点はやはり創業者のゲイツとまわりのスーパースマ
ートが技術にたけ、将来の動向に対する洞察力が鋭く、またビジネスとし
ての対応が早い点でしょうか。

この本にはあまり、組織的なダイナミズムとか、最新のJava 戦略と
かはふれられていません。したがって、ちょっと前(この世界、半年で
随分変わっちゃう)をひも解く歴史書としてみれば結構いいかも。

参考データ(97年) :
ゲイツの資産 310億ドル(3兆1000億円)
MSの株価 95ドル (86年 1ドル)
MSの従業員 21298人

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ビルゲイツに関心のあるかた
マイクロソフトが大嫌いなかた・大好きなかた
おすすめです。
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オススメ度

☆☆☆☆

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<< 今週のwebook list >>

10.27[月]:【困った人たちとのつきあい方】...R・M・ブラムソン
1600 円 ☆☆
10.28[火]:【クオークとジャガー】...........マレイ・ゲルマン
2600 円 ☆?☆
10.29[水]:【ふんにょう博士一代記】.........中村浩
2000 円 ☆☆☆☆☆+☆糞☆
10.30[木]:【ナゴヤ盗聴探査大作戦】.........堀田耕作
1500 円 ☆☆☆☆
10.31[金]:【The Microsoft Way】 ......... ランダル・E・ストロス
1600 円 ☆☆☆☆
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今週の節約小計 9300 円
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又 来週も Webbチャオうね
来週は、【まる子だった】【奪われし未来】ほかの予定

真之介@Webook of the Day
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Posted by webook at 17:41

1997年09月04日

【オトナの会社、コドモの会社】...高橋 俊介97.9.4...☆☆☆+

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★ ===== 【 Webook #097 97.9.04】 ======
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【オトナの会社、コドモの会社】

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高橋 俊介
1954年 東京生まれ。東大工学部航空学科卒。
国鉄を経て プリンストン大学修了、マッキンゼー&カンパニー
に勤務、現在 ワトソン、ワイアットの日本法人社長。
人事を中心にしたマネジメント改革の専門家として活躍中。
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ダイヤモンド社 1500円
97/7/17 第1刷
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オトナの会社とコドモの会社,そしてオトナの社員とコドモの社員
の話です。
「これからの日本の会社は,"コドモの社員"をルールで縛る"コドモ
の会社"から,"オトナの社員"の競争力で勝ち残っていく"オトナの
会社"に変わらなくてはいけない.コドモの会社からオトナの会社
への脱皮が必要」
というのがおおざっぱな概要です。

日本の戦後の経済復興を支えたものは、官主導の護送船団方式的
産業育成とそれをうまく機能させていくための人材育成があった
と言われています。そこで育成された人材は、多くは ”コドモの
社員”つまり、先生に言われたとおりの回答をまじめに出せば、
ハイよくできましたと言われるような、ルールや枠の中で一生懸
命ガンバル社員だったかもしれません。
すべてが、そうであったはずはありませんが、世の中の基調とし
ては、多分 そんなイメージができそうです。

そして、リストラだ、ベンチャーだと個人が企業/会社の中で
手厚く保護されていたぬるま湯の時代が、過去のものになりつつ
ある現代に求められる会社、そしてその会社を動かす社員の
求められる姿を ”オトナの”という形容詞で表現しています。

この本の一番の特徴は、オトナの社員の代表選手として現役の
中堅管理職(?)5人 を登場させていることです。いずれも40
~45歳の中堅層で、私と同年代というところは、ちょっと自分と
比較して、”うう~ン”とうなってしまいますが、それぞれ、
オトナの社員は こんなんだというサンプルとして素晴らしい経
歴の人たちです。
通常こういうサンプルには、すでに功なり名をなした、xx会長
とかxx社長なんてのが普通ですが、現役の上昇途中の人という
のがミソでしょう。

さて、その5人...
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土屋哲夫(三井物産資製品部部長代理、もと物産デジタル社長)
1952年 生まれ
藍野弘一(ファミリーマアート国際部企画部担当部長)
1952年生まれ
八木洋介(ナショナルスチール企画管理マネージャー NKKから
出向中)
1955年生まれ
増田弥生(リーバイ ストラウス米国本社 コンサルタント)
1957年 生まれ
魚谷雅彦(日本コカコーラ上級副社長)
1954年 生まれ
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です。いずれも出生、幼年期から始まって、ビジネスキャリア等が
かなり詳しく紹介されています。そして、それぞれに 人材ベンチ
マークのポイントとしてオトナの社員性を著者が紹介しています。

ちなみにオトナの社員の特徴は、

* ルールや上司による管理ではなく自己管理で動く。
* 問題発見-仮説-実行-検証 のサイクルで仕事をする
セルフスターターである。
* 教科書は単なるツールを割り切り、自らのオリジナリティの解に
こだわる。
* マラソン型ではなく、3-5年のトーナメント型のキャリア形成
* 仕事の分野が常に変化のあるところにおかれている。
* 人格面でオトナとしての人間的魅力がある。

そして、さらに公私のけじめについても付言していて、”コドモの社員
では 私が公にのみこまれているが、オトナの社員は私が公にのみ
こまれない形でオーバーラップしている”とも言っています。

そういうオトナ社員を活かすオトナの会社は、

* ルールが少なくリソースが多い
* 人材育成の過程で自己責任概念をしっかり植え付けるためにも
徹底的に選択を迫るしくみがある。
* オープンで柔軟な人材フローのしくみがある。
* 公私のオーバーラップは自己管理にまかせる。

などをあげています。

オトナの会社 と コドモの会社 というわかりやすいたとえでは
あるが、中身は結構深い、そんな感じの本です。

企業を活性化させようとか、なんとかならんかこの会社!とか
お思いのかたに...
僕は コドモ社員かなあとお感じの方に
俺は オトナだあ と自負されてる方に
刺激のある本として おすすめ。

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オススメ度
☆☆☆+

真之助
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(
)
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Webook ML管理人 真之助@JIT 
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Posted by webook at 17:05

1997年04月24日

【こんな会社なら いてやってもいい】...片山 修97.4.24...☆☆☆

【こんな会社なら いてやってもいい】
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片山 修
1940 名古屋生まれ
明治大学経営学科卒
ジャーナリスト
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小学館 1400円
97.4.10 初版
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タイトルとは ちょっとイメージが違って、真面目な
ビジネス動向を扱った内容です.
週刊ポスト 95.7~96.10 に連載された記事を再編した
ものです.

主なトピクスとして

1)DVD規格統一の裏側、電子マネ-の先取り実験、車の新
システム開発状況 等それぞれの業界の裏事情をとおし、
default standard の戦いを 紹介

2)プロバイダー業界、CATV業界の、"speed が勝負" の
ビジネススタイルを紹介

3)ヒット商品物語として オデッセーや80円ハンバーガー
等の事例を紹介

最近(と言っても 1年前では ネタがちょっと古いですが)
の業界動向をコンパクトにまとめた感じの内容です.
著者は なかなか 情報業界等に精通している感じで
1) 2) は読み応えのある内容になっています.
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おすすめ度
☆☆☆

真之助

Posted by webook at 15:46

1997年03月28日

【アントレ】創刊2号...97.3.28...☆☆☆☆☆

【アントレ】創刊2号

recruit が発行している月刊誌の創刊2号です.
500円です.

アントレプレナー(起業家) の雑誌です.
スキマークエアラインズの 澤田英雄の
インタビューや、米国VB の紹介等が
目を引きます.
アイデア売ります、一緒に会社おこしませんか
資金援助してください、など 個人〜の情報も
あります.
最近いろんな雑誌がでていますが、これは
結構 時代にあった面白い雑誌です.

JR 民営化の時 リストラで ラーメン屋のおじさんを
はじめた人がいたように、厳しい時代を乗り越えようと
いろいろ準備したい方に --- > 超 オススメ

尚、web 上でも見えます
www.recruit.co.jp/BI/

おすすめ 度
☆☆☆☆☆

Posted by webook at 15:12

1997年03月05日

【3年後.サラリーマンはこうなる.】...江坂 彰97.3.5...☆☆☆

【3年後.サラリーマンはこうなる.】

江坂 彰
1936年 京都生まれ 京大文学部卒
広告代理店を経て独立、作家兼経営評論家

PHP出版 1200円
97.1.23 初版

ここ1〜2年の間に 日経新聞や日経産業新聞などで
特集がくまれたような、変革への対応を 一冊の本に
まとめたような内容です.
"給料" 、"求められる社員象"、"業界動向"、"こずかい"
にいたるまで、93の項目で近い未来の予測を書いています.
3年後といってもすでに様々な予兆が ちいいさなNews
として 存在するものばかりなので、わりと現実的です.

1つの項目が2page 程度に集約され
コンパクトにまとまっている点が評価できます.

お進めど
☆☆☆

Posted by webook at 15:04

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