Webook of the Day オフィシャルサイトです。
このページでは、「最近読んだ本」をご紹介。
バックナンバーは右のリンクからお読み下さい。
★【Webook 2022.12.29】三流シェフ(三國清三) + うそつきは平和の始まり
---[年末です]-----------------------
お久しぶりです。
2022年もあとわずか。皆様はどんな
一年だったでしょうか。
今年3月、私は熊本から千葉へ引越。
仕事も変わり、今までとは異なる
日常になりました。
今年は新たなチャレンジもあり
ワクワクする一年でした。
来年は、もっと楽しく面白く。w
皆様、健やかに
よいお年をお迎えください。
まつやま・しんのすけ(@千葉)
-----------------------------------
↓
↓
↓
↓
-----------------------------------
■
■ Webook of the Day
□□□ http://webook.tv
■ Shinnosuke Matsuyama
■
------------------ 2022.12.29 ------
セ・パ・ラフィネ(*)
-----------------------------------
■【今日の一冊】~ 三流シェフ
雑用こそ人生の突破口!
-----------------------------------
|三國清三/著
|幻冬舎|2022年12月
|ISBN:4344040643|1650円|264P
-----------------------------------
__《 この本のツボは? 》_________
2022年、今年最後に紹介する本は、オテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフ三國さんの波乱万丈なライフストーリーです。
三國清三(みくに・きよみ)さん、1954年生まれの67歳。僕ど同年代です。北海道の貧しい漁師の家生まれで、小学生の頃から漁に出ていたという。そんな少年がふとしたはずみでレストランの厨房に紛れ込む。それが人生の転機に。この本は、今や世界のMIKUNIとなった三国さんの半生記です。
中学卒業後、札幌グランドホテル、帝国ホテルで修行し、駐スイス日本大使館ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部料理長に就任。その後いくつかの三つ星レストランで修行を重ね帰国。今から37年前、1985年に東京・四谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。
著者の経歴を並べるとこんな感じですが、全ての経歴には波乱万丈なドラマが潜んでいます。世界のMIKUNIとしての超有名な存在となっている三國さんも、若い頃は苦労や挫折の連続。しかもそれは、常人にとってはとても受容できそうなもないものでした。
レストランの厨房で何年も皿や鍋を洗い続けてきた三國さん。「雑用こそ人生の突破口だ」と、人が嫌がる仕事を自らかって出る。しかも、とんでもない量をこなす。すると、仲間からは感謝され、徐々に話もできるようになる。やがて、トップのシェフの目にも止まり、幸運の女神が微笑む。そんなことが、三国さんの人生のいろいろな場面で登場します。
世の中の不条理やどうしようもない苦境に遭遇したとき、どうするか。あきらめずに目の前のできることに集中する、何かできることはないか目を皿のようにして見つめ、考え、行動する。この本を読むと、訳もわからず勇気がもらえる気がします。
三国さんは幼いころから父親と一緒に漁に出ていました。その時に、親から教わった大切な言葉は「大波が来たら逃げるな。船の真正面からぶつかっていけ。逃げようとして波を横腹に受けると船は沈むぞ。」でした。その言葉通り、様々な苦境に際し、三国さんは常に正面突破を試みる。
最初に狙いを定めたのは札幌グランドホテル。天皇陛下も止まる皇室御用達。そこのレストランのコックになろうというのが三国少年の夢。しかし、中卒の三国さんには、就職する資格さえなかった。中卒では応募すらできない。しかし、なんとしてもグランドホテルのコックになると決めた三國少年は、わずかな機会を逃さず大胆な行動に出る。当時の西洋料理課長代理の青木さんに直談判。よほど真剣な目をしていたのでしょう。後年、その青木さんは「あんな目をした人間は見たことがなかった」と述懐する。
その後、東京の帝国ホテルの総料理長、村上さんにも認められるほどになるが、正社員になる夢は、直前で断たれる。悲嘆に暮れながらも帝国ホテルに自分の爪痕を残そうと、全ての厨房(当時ホテルには18のレストランがあった)の鍋をピカピカにして去ろうとする三國青年。そこに声をかけてくれたのが、総料理長の村上さん。なんとオーストリア大使館付きの料理長に推薦してくれたのです。出国する三國さんに総料理長の村上さんは、「10年は帰ってくるな、稼いだ金は自己投資しなさい」と声をかけます。
その言葉通り、三国さんは大使館付きのシェフを皮切りに、多くの三つ星レストランの門をたたき(←まさに、門をたたき、追い出され、諦めずなんとしても潜り込み・・・というのが三國スタイル)修行を重ねます。
フレンチの最高峰といわれたフレディ・ジラルド(即興の天才)やアラン・シャペル(料理の哲学者)にも薫陶を受けて帰国。
帰国後は、ジャポネーゼという独自のフレンチを開拓し、「オテル・ドゥ・ミクニ」を開業。この時も数奇な出会いと強運、そして行動力がありました。
さて、37年続けてきた「オテル・ドゥ・ミクニ」を三国さんは2022年12月に閉じる。これまでにもてなしたお客さまの総数は30万人を超えるという。歌手、芸術家、各国元首、大使、ハリウッドスターなど著名人だけでもすごい数に上る。そして、3年後、三国さんが70歳のときには、新たに小さなレストランが生まれることになる。これは楽しみです!
本書は、ビジネス書というより哲学書というほうが似合うでしょう。料理という世界を通じて、どう生きるか、己は何者か、・・・日々の真剣勝負の中で、呻吟しながら突き進んできた三國さんの半生記は、ドキドキの連続でもあり、人の縁と時の運を呼び込む三國ストーリーに、なぜか元気がもらえます。
三国さんの生き様を感じる時、それぞれの年代に応じた何かを感じ取ることができるでしょう。実は、私は三国さんと同年代。さて私は何を感じ取ったのでしょうか。(それは内緒です。w)
年末年始の間に読むと、新しい年への勇気がきっと湧いてきますよ。ぜひ!
(*: ムッシュ・シャペルが三國さんに行った言葉:洗練されていない)
__《 お薦め度? 》_______
★★★★★ + コム・テュ・ヴ(**)
(**:ムッシュ・ジラルデが三國さんに言った言葉:お前の好きにしろ)
__《 知りたい? 》_______
・もうダメだと思っても、やれることは、ある!を感じたい方
・正面から立ち向かえ!を感じたい方
・全ては意味があるということを感じたい方
__《 買いたい? 》_______
=> アマゾン(書籍)→ https://bit.ly/3WLuxT6 1,540円
=> アマゾン(Kindle)→ https://bit.ly/3C7LL54 1,485円
-----------------------------------
■ 新刊・既刊の応援!(こんな本もお勧め!)
▼「死は存在しない」〜 https://amzn.to/3SoeCrp
宗教と哲学の間にある溝を埋める光
▼「子どもたちに民主主義を教えよう」〜https://bit.ly/3PY65vs
大人も学びたい民主主義です。
▼「心理的安全性を高めるリーダーの声かけ」〜https://bit.ly/3Xf1BE3
心理的に安全な職場つくり。大事ですね〜
▼「もっと 声に出して笑える日本語」〜https://bit.ly/3vosSHi
お正月は、笑おうっと
▼「口にすればするほどなぜかうまくいく言葉」〜 https://amzn.to/3fyaNm2
うまくいく言葉がいっぱい。これは素敵なヒントが!
▼「ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!」〜 https://amzn.to/3sYK58W
伝え方一つで世界が変わる。ほんとだ!
▼「私を整えるごはん」〜 https://amzn.to/3WzBlE4
体も心も整える作り方、食べ方。美味しい本だよ!
▼「時の旅人 三日月姫」 〜 https://webook.theshop.jp/
人吉復興支援になるんだ!
▼「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」〜 https://amzn.to/3FUBITw
現役の高校の先生が書いた本、これなら歴史好きに!
-----------------------------------
■■ 臨機応援!(うそつきは平和の始まり )
子供のころ、ウソをつくと、閻魔様に舌を抜かれるぞと脅かされました。たしかに、ウソはいけないことです。政治の世界ではウソがはびこって、もはや、あいた口が塞がらない状態ですね。
さて、ウソは、ほんとにいけないことでしょうか。おそらく、世の中に嘘をついたことがない人は一人もいませんね(当然、私も)。状況によっては、自分以外の誰かを守るためにつくウソもあることでしょう。
今年、上演した「うそつき男のはなし」は、そんな状況が描かれています。うそつき男のウソで、戦争を続けてきた二つの国が平和になるというものです。羽田空港でフラッシュモブを一緒にプロデュースしたジョルジュ王野さんの脚本でした。(詳しい説明は、こちらに → https://bit.ly/USOotoko )言ってみれば、うそつきは平和の始まり、というストーリー。
小さなウソがとんでもないことになることもあるし、とほうもなく幸せなことになることもある。
かわいいウソが世の中を平和に、まーるく、楽しくしたら、いいですね。
似合っていない髪型や洋服をみて「なに!それ、変だよ!」と正直にいうより、「へ〜、あたらしいチャレンジだね」と言葉を変えるのは、本心をちょっとシフトさせた優しいウソとも言えます。人を傷つける正直より、人を励ます優しいウソのほうが、人間関係をよくすることもありますね。
ウソもホントも、その言葉の背後に、思いやる優しさがあるかないか・・・それが大事なのでしょう。
-----------------------------------
■■ 2022年の振り返り
今年もあっという間に過ぎ去った感じ。いろんなことがありましたね、私も大きな転機がありました。
3月に第二のふるさと人吉を離れ、千葉に戻ってきました。その後も人吉とのご縁は続き、相変わらず2ヶ月に一度くらいのペースで訪問し、ご縁のある方を応援しています。いつでも歓迎してくださる皆さんには、ほんとにありがたく嬉しく・・。
2月、7月、10月と大学の講義。5月には三重県でもお声がけをいただきました。
10月は、ソフィアバンクとNPO(秋山さん)共催のMED2022に参加しました。シニアビジネスの第一人者村田さんや、岡田さん(サッカー元日本代表監督)ともお会いできました。
11月は、「うそつき男のおはなし」という朗読劇にチャレンジ。クラウドファンディングや演者として、愉快な仲間と面白いことに挑戦させていただきました。
12月は、田坂広志さんに同行して、富士五湖自然首都圏フォーラムの記者発表に参加しました。山梨県知事、隈研吾さん、山東昭子さんなどのメッセージと田坂さんの構想プレゼンは、圧巻でした。
そしてそして、11月は、なんとコロナに罹患。幸い後遺症もなく回復しましたが、高熱はもう十分です。w
来年は、健やかに楽しく面白く、ワクワクして過ごしたいですね。
皆様もどうぞお元気で、良い年をお迎えください。 松山 拝
-----------------------------------
発行:松山真之助 ( hello@webook.tv )
発行所: まぐまぐ ID= 969
登録&解除:http://webook.tv/mm.html
-----------------------------------
書縁:メルマガ:http://webook.tv/
講縁:ジェイカレ:http://jcollege.jp/
呟縁:http://twitter.com/webookoftheday
顔縁:http://on.fb.me/Webook
-----------------------------------
本棚:田坂広志さん:http://bit.ly/webookTASAKA
本棚:福島正伸さん:http://bit.ly/webookFUKUSHIMA
本棚:田中靖浩さん:http://bit.ly/webookTANAKA
本棚:藤原和博さん:http://bit.ly/webookFUJIHARA
-----------------------------------
12-30-22 08:43 | | トラックバック (0) | ↑
★【Webook 2022.11.1】死は存在しない+朗読劇準備中
---[久しぶり]-----------------------------
お久しぶりです。
秋晴れの日が多いこのごろです。
冬が来る前にスポーツや文化や旅行を
楽しみたいものです。
実は今、朗読劇の制作に関わっていて
2022/11/23(祝)に初上演です。
https://bit.ly/USOotoko
さて、
今日の本は、死ぬ前に読んでよかったと
思えるすごい内容の本ですよ。
いつも、ありがとうございます。
まつやま・しんのすけ(@千葉)
---[ちらちら]-----------------------------
↓
↓
↓
↓
-------------------------------------------
■
■ Webook of the Day
□□□ http://webook.tv
■ Shinnosuke Matsuyama
■
------------------------- 2022.11.1 ------
2022年宇宙の旅!
-------------------------------------------
■【今日の一冊】~ 死は存在しない
最先端量子科学が示す新たな仮説
------------------------------------------
|田坂広志/著
|光文社|2022年10月
|ISBN:4334046304|1012円|360P
-------------------------------------------
__《 この本のツボは? 》_________
相対立するような「宗教的な言葉」と「科学的な言葉」がタイトルになっている本書は、まさに宗教と科学の架け橋となる本でありましょう。ゼロ・ポイントフィールド仮説(アーヴィン・ラズロー博士などの仮説)に基づき、死後、われわれの意識がどうなるのか?という未踏の世界に踏み込んだ内容です。
本書の読後感は、138億年前からの宇宙の旅をしながら、はるか彼方の宇宙の淵まで連れて行かれたような気分になります。(笑)
そして、生きる勇気と爽やかな心の解放(やすらぎ)を覚えることになります。
私が学生のころにみた「2001年宇宙の旅」の最後は、よくわからない結末だったなぁという印象がありましたが、本書を読むと、あれはそうだったのかとわかるような気になります。この一冊の本は、まさに2022年宇宙の旅、とも言えましょう。
私たちは、科学では解明しきれていないこと(死後の世界や、シンクロニシティ、予感、予知など不思議な現象)が数々あることを知っています。一方で、様々な宗教が説いてきた教え(考え方)に半信半疑になってしまうどかしさも感じています。そんな中、「これまで数百年存在してきた「科学」と「宗教」の間に横たわる深い谷間に、理性的な視点からの橋を架け、二一世紀における「科学」と「宗教」の融合を試みたい」という田坂さんの想いから生まれたのが本書。
360ページにもおよぶ論考は、「ゼロ・ポイントフィールド仮説」という最先端の量子科学の仮説をもとに、科学、宗教、文学、心理学、哲学、芸術などあらゆる分野を統合し、「死んだあと私たちの意識はどうなるのか」という未踏の世界を覗かせてくれます。「科学の知性」と「宗教の叡智」が交わった『新しい文明』を創造する扉を本書が開けたのではないでしょうか。
本書の壮大な内容を、ささやかなこのメルマガで語ることは到底できませんが、「死とは何か」「存在とは何か」「私は何か」「宇宙とは何か」などの問いを考える思考の旅ができ、生きる勇気と人生の意味を感じられるということは、お伝えしたいと思います。
著者の田坂さんは、若いころ医療ではどうしようもないという死の淵に立たされるという経験をされている。また、多くの不思議な体験(偶然、以心伝心、既視感などなど)もされており、そんなエピソードも語られています。
何を語るかより誰が語るか・・・が大事、とはよく言われる言葉ですが、まさに本書は、田坂さんにしか語れない、深淵な思想があるように思います。
本書の最後には、生きることを諦めかけた人への大切なメッセージが語られています。そこに書かれている深く優しい眼差しのメッセージは、涙なくして読めません。(このことは、本書を紹介して読まれた多くの方からも同じような感想をいただきました)
あなたが、その辛い想い、耐え難い思いを抱かれているならば
申し上げたい。
今、しばらく、この人生を、生きていただきたい。
なぜならば、あなたの人生には
大切な、大切な意味があるのだから。
・・・
あなたは、この「宇宙意識」そのものなのだから。
このことを添えて、本書を紹介する結びにいたしましょう。
__《 お薦め度? 》_______
★★★★★ + あなたも私も宇宙意識そのもの
__《 知りたい? 》_______
・科学にも宗教にも疑問を抱いている人
・最先端量子科学の「仮説」に興味をもたれた人
・人生の「不思議な体験」が起こる理由を知りたい人
__《 買いたい? 》_______
=> アマゾン(書籍)→ https://amzn.to/3SoeCrp 1,012円
=> アマゾン(Kindle)→ https://amzn.to/3sSMkKV 1,012円
-------------------------------------------
■ 新刊・既刊の応援!(こんな本もお勧め!)
▼「僕らは星のかけら」〜 https://amzn.to/3NmHtLu
マーカス・チャウン。この本も宇宙の旅ができますよ。
▼「水は答えを知っている」〜 https://bit.ly/3FyPfQw
Webook のバックナンバーより
▼「いま、目の前にいる人が大切な人」〜 https://amzn.to/3BLdeJ2
人吉で出会った坪崎美佐緒さんの著書! 感動です。
▼「クレーム対応 最強の話しかた」〜 https://amzn.to/3dL3DtD
クレームが嘘のように消える!まじで。
▼「時の旅人 三日月姫」 〜 https://webook.theshop.jp/
人吉復興支援になる!
-------------------------------------------
■■ 臨機応援!(うそつき男のおはなし )
今、愉快な仲間と「うそつき男のおはなし」という朗読劇を準備しています。昔、フラッシュモブを一緒に仕掛けたジョルジュ王野さんという方が、死の縁を見るような病気に倒れた時、息子に残したいと書き記したお話が原作となっています。長く不毛な戦いを続ける二つの国で起きた奇跡の物語。うそばかりついてひとりぼっちになってしまった男が巻き起こした不思議な出来事のお話です。11/23(祝)に熱海の紀雲閣の音楽ホールで初上演の予定。(なんと、私めが主役。うそじゃないよ。笑)
現在、クラウドファンディングが進行中。すでに目標の200%を超えているわけは・・・。よかったら覗いてね。でもって、よかったら応援(支援・拡散)してくださいね。
支援はこちらから → https://bit.ly/USOotoko
-------------------------------------------
発行:松山真之助 ( hello@webook.tv )
発行所: まぐまぐ ID= 969
登録&解除:http://webook.tv/mm.html
-------------------------------------------
書縁:メルマガ書評:http://webook.tv/
講縁:ジェイカレ:http://jcollege.jp/
呟縁:http://twitter.com/webookoftheday
顔縁:http://on.fb.me/Webook
-------------------------------------------
本棚:田坂広志さん:http://bit.ly/webookTASAKA
本棚:福島正伸さん:http://bit.ly/webookFUKUSHIMA
本棚:田中靖浩さん:http://bit.ly/webookTANAKA
本棚:藤原和博さん:http://bit.ly/webookFUJIHARA
-------------------------------------------
11-01-22 17:25 | | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑
誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方 単行本 – 2022/6/22
-------------------------------------------------------------------------
■
■ Webook of the Day さあ、始めよう!
□□□ http://webook.tv
■ Shinnosuke Matsuyama
■
---------------------------------------------------- 2022.6.21 ----------
スキルや知名度は関係ない!
-------------------------------------------------------------------------
■【今日の一冊】~ 誰でもできるのに9割の人が気づいていない、
お金の生み出し方
ちゃんと儲かる「起業・副業」の教科書
--------------------------------------------
|今井 孝/著
|幻冬社|2022年6月
|ISBN:4344039777|1650円|192P
--------------------------------------------
__《 この本のツボは? 》_________
働き方改革が叫ばれて久しく、企業は様々な対応をとってきました。同時に、
働く側にとっても、自分の生き方や働き方を見直す時代に突入しています。
新型コロナは、企業も人も働き方を見直すよい機会(隕石)になったように感
じます。
さて、今日の本は、20年以上3万人もの人に起業支援をしてきた今井さんが
「自分の力で稼げるようになりたい」と思っているビジネスマンやフリーラン
スの人の背中をちょんと押してくれる本です。
どんなふうにプッシュしてくれるかというと・・・
まずは、「お金を受け取るのが怖い」という思い込みを外してくれます。
「時間」ではなく「価値」をお金に変えるという考え方のシフトが必要になり
ます。私たちには多くの思い込みや勘違いがあるからです。
自営業以外、多くの人はサラリーマン(よくいえばビジネスマン)という生活
をずっとしてきていると思います。あるいみ時間を売ってお金をもらう(実際
にはいろいろ知恵を絞って悪戦苦闘するわけですが)ことをずっと続けてくる
と自分が提供する商品やサービスでお金をもらう経験値が極端に少ない状態に
なります。そこで、自信がないから「お金をもらえない」という心のバインド
(思い込み)が知らず知らずのうちにできてしまいます。それは、、、
私には、お金を生み出せるネタや商品がない・・・という思い込み
他にも同じことをできる人がたくさんいる・・・という恐れや心配
自分には経験も実績もない・・というブレーキ などなど。
こうした心のブレーキをまずはずし、
「お金を払ってでも”欲しい”と感じる心理」
「7つの思い込みをリセットした正しい目標設定の仕方」
「初心者がお金を生み出すリスクのないステップ」
「結果に関わらずお金がもらえるお金と満足感の関係」
などが展開されていきます。
特に注目したいのが、お金に関する7つの思い込みのところ。
1)たくさんの人に買ってもらわなければならない
2)全ての人に認められるものを提供しなければならない
3)お金をもらったからには結果を100%出さないといけない
4)差別化しなくてはならない
5)No.1にならなければならない
6)すごい人ならなくてはならない
7)成功しなければ価値がない
どうでしょうか。そんな思いをした人(してる人)は多いのではないでしょう
か。この思い込みが不要なら、ちょっと気が楽ですね。
読み進めて、ふむふむ、そうか、じゃ自分もやってみよう!という勇気と
具体的方法のヒントがもらえます。
お金はゴールではないですが、自分や関わる人が輝くための潤滑油です。
オイルがないとうまく回らないのは、機械も人間も同じですね。w
起業を考えている人、もうじき定年を迎える人、子育てが一段落の人、学生の
人などなど、自分を輝かせたいは、ぜひ参考にしたい本である。
(明日 6月22日発売だよ〜♫)
__《 お薦め度? 》_______
★★★★★ + 時間ではなく価値で勝負だ
__《 知りたい? 》_______
・なにか事業を始めたい人
・副業をやりたい人
・自分の夢を実現したい人
__《 買いたい? 》_______
アマゾン → https://amzn.to/3zSDjqh 1650円 (単行本)
→ https://amzn.to/39LBZKV 1650円 (Kindle版)
-------------------------------------------------------------------------
06-21-22 17:15 | | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑
ルールの世界史 単行本(ソフトカバー) – 2022/1/14
-----------------------------------------------------------------
■
■ Webook of the Day かすかなる春の足音便
□□□ http://webook.tv
■ Shinnosuke Matsuyama
■
---------------------------------------------------- 2022.1.25 --
ルールは作られ、壊されてきた・・・・。破壊と創造の物語。
-----------------------------------------------------------------
■【今日の一冊】~ ルールの世界史
ルールはツールだ!
--------------------------------------------
|伊藤 毅/著
|日本経済新聞社|2022年1月
|ISBN:4532324300|1980円|280P
--------------------------------------------
__《 この本のツボは? 》_________
田中靖浩さんの〈会計の世界史〉につづき、今度はルールを題材にした世界史
のエンタメ本が爆誕! 教養や知識は、面白くなくっちゃなるめぇ。笑
私たちの生活は、様々なルールの上になりたっている。ゴミ出しはお父さん、
車は左側通行、立ち小便をすると法に触れる、社内提案は稟議書がいる、麻
雀やグルフのルール、、などなど考えてみると様々なルールがある。
さらにルール以外に、常識や規範や暗黙の了解などもあったりする。
そんな中、本書では、ルールとはどんな歴史をたどってきたのか、どんな意
味があったのかなど、時間と世界を縦横無尽にかけめぐるエンターテインメ
ント作品となっている。
本書の著者は、弁護士。いってみれば最も複雑なルールの専門家。その伊藤
さんがこの本を書くきっかけは、そもそもルールというものは私たちを幸せ
にしてくれるものなのか、そうでないか、、、という疑問からだった。
さて中身はというと、これがまた一言では言えない薀蓄と面白さ満載となっ
ている。
ルールの始まり〜遊びから始まった!
遊び、戦争、農業、宗教、など様々な世界史の事象が登場
コラムにある水泳のルールの変遷は、ちょっと人に語りたくなる面白さ
信用ルール
オランダ、イギリス、東インド会社、チューリーップの球根、南海バブル
適切な期待値レベルでのルールつくりが大事。
コラムの野球ルールの変遷で、逆走盗塁があったというのは驚き。w
創造ルール
知財の創造ルール、イギリス皇室のセコさ。 コンテスト、コンクール
拡散とコントロールという二つの要素が、創造のルール。
普及ルール
蒸気自動車と馬車、巻き込みと役割分担で発展したフランスの自動車
育成ルール
放任とアシスト、規制と規制緩和
ネット社会における変化
インターネットとルール、サトシ・ナカモト、信用ルールの変革
ルールの一生
ルールは、人の欲求を開花させるためのコミュニケーション・ツール
という構成。ビジネスや歴史や国柄や様々な要素をミックスしながらルール
について考える展開は、とても楽しい。
ルールという視点で、まわりにある決め事や、世の中のものごとの成り行き
を考えてみるのも楽しい。
また、様々なビジネスチャンスを捉えてみるのもいいかもしれません。
二度読みしたくなる素敵な本です! 超おすすめ。
なお、田中靖浩さんの【会計の世界史】と合わせて読むと、また面白さが
倍増するかも。w
__《 おすめ度は? 》___________
★★★★★ + ツールは活かそう
__《 知りたい? 》_______
・会社のルールに疑問を持ってる方
・社会の規則に疑問符を立てた方
・ルールの面白さを知りたい方
__《 買いたい? 》_______
アマゾン → https://amzn.to/3KFTuKp 1980円
→ https://amzn.to/3rLYxjQ 1762円(Kindle版)
-----------------------------------------------------------------
■ 新刊応援!(こんな本もお勧め!)
▼「会計の世界史」〜 https://amzn.to/2NK1kbg
仕事に役立つ!
▼「会計の世界史/漫画編」〜 https://amzn.to/347HrVd
受験にも役立つ!w
▼「おかねをかせぐ」〜 https://amzn.to/3ACB9JG
育児と老後に役立つ!
▼「おかねをつかう」〜 https://amzn.to/3fZCwZ6
育児に役立つ!
▼「お金にふりまわされず生きようぜ! 」〜 https://amzn.to/33GdNXD
人生に役立つ!
▼「時の旅人 三日月姫」 〜 https://webook.theshop.jp/
人吉復興支援になる!
-----------------------------------------------------------------
■■ 臨機応援!(三日月姫漫画の続き)
以前のメルマガで、漫画プロデュースのことを書きました。
超人気マジシャンのKiLaさん(人吉の出身だよ)が、発起人で
人気原作者/花林ソラさんと漫画家/鹿子木灯さんの協力も得て
人吉を舞台にした歴史ファンタジー漫画を制作したのです。
将来、人吉観光に来る人が増えますように〜という思いからです。
JALやJR九州などにもご協賛いただき、多くの応援をいただいて
クラウドファンディングを開始。おかげさまで目標達成しました。
=> https://bit.ly/mikazukihime (終了)
手元に本があります。欲しい方は、ご一報を。送料込みで1000円です。
-----------------------------------------------------------------
●今日の鍛錬: ( 10回 ) 目標Pushups500回
-----------------------------------------------------------------
発行者 : Webook of the Day 松山真之助 ( hello@webook.tv )
発 行 : まぐまぐ ID= 969
登録解除: http://webook.tv/mm.html
携帯版Webook : http://bit.ly/WebookM
新刊/30分の朝読書で人生は変わる。→( http://amzn.to/oS3Zoz )
-----------------------------------------------------------------
書縁:メルマガ書評 : http://webook.tv/
講縁:ジェイカレッジ: http://jcollege.jp/
呟縁:Twitter: http://twitter.com/webookoftheday
-----------------------------------------------------------------
顔縁:Facebook : http://on.fb.me/Webook
本棚:田坂広志さん : http://bit.ly/webookTASAKA
本棚:福島正伸さん : http://bit.ly/webookFUKUSHIMA
本棚:田中靖浩さん : http://bit.ly/webookTANAKA
本棚:藤原和博さん : http://bit.ly/webookFUJIHARA
=================================================================
06-12-22 11:09 | | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑
__《 この本のツボは? 》_________
この本は、「ウイーンの子羊友の会」の敬愛する友人から教わったある絵本か
らたどりついた本です。その絵本とは、「コップってなんだっけ?」という佐
藤オオキさんの不思議な作品です。 → https://amzn.to/2MaeScw
たどり着いた本書「問題解決ラボ」は、僕の脳みそを激しく刺激してくれまし
た。今年読んだ本の中で、脳内ホルモン分泌度が異常に高い本でした。w
恥ずかしながら、これまで著者の佐藤オオキさんを存じませんでした。
聞けば、「プロフェッショナル 仕事の流儀」、「ガイアの夜明け」「SWITCH
インタビュー 達人達」などに出演で大反響があった方のようです。
本書を読めば、大反響のワケがわかります。
デザイナーの佐藤さんは、400ものプロジェクトを常時抱えながら、デザイ
ンの力で実にユニークな発想を作品(製品、プロダクト)にしている方です。
例えば、Oppopet (マウス) 〜 これ超かわいくね? 誕生祝いにぽちぃ!
http://www.nendo.jp/jp/works/oppopet/
あとこちら、鈴の音を楽しむ小物入れ 〜 家にあったら幸せになりそう
http://www.nendo.jp/jp/works/suzu/?release
ほか、めちゃたくさんの素敵なデザイン(作品)がある。TVコマーシャルに
登場する見覚えのあるものもあったりする。
NENDOというデザインオフィスを構える佐藤さん、そのWEBページは、みてい
るだけでうっとりしてしまう。
さてさて、なが〜い前置きはさておき、本書の中身。
様々なデザインのプロセスや、試行錯誤の中で、ものごとをデザイン目線で考
えることの楽しさや考え方のヒントが満載の本です。
あっと驚く新製品ではなく、「ありそうでなかった」デザインは、見る人の心
を甚く刺激する。そしてその「ありそうでなかった」アイデアやデザインは、
一人歩きして広がっていく。なぜなら、人はそういう”淵”にある面白さを好む
からでしょうか。
上記にあげた Oppepet(尾っぽペット)は、ワイヤレスマウスのUSBを敢えて
外に出し、しっぽのように見せて可愛くしたもの。実はありそうでなかった。
このデザイン、マウス自体を小さくできる、しっぽのデザインだけ変えれば、
いくらでも派生型を作れる・・・など、可愛い〜の他にも、あっと驚く効果が
あったという。
見た人(私)は、なるほど、確かにありそうでなかった!と膝を打つのです。
オオキ流のものの見方、発見の仕方、考え方、課題解決の方法などを、豊富な
事例(写真もある)を交えながら展開しているのが本書。
例えば・・・
★ 1+1ではなく、1÷2という発想 〜 すごい箸 Rassen のデザイン!
箸は二本が常識、をくつがえす素敵な箸のデザインです。ありそうで・・
→ http://bit.ly/RasseNhashi
★ 「どう見られているか」と「どうみられたいか」の違いを知る
スーツケースの「エース」など記憶に残るTV CM は、このかたの
作品。そしてその背後にある意図は、こういうことでした。
私たちの仕事や生活でも、これらの二つの違いを意識してみると
異なる世界が見えてきますね。
★ 「点」を「線」にする遊びで、周辺視を鍛える
課題や商品の対象物をじっとみてしまうと、発想が貧困になることが
あります。解決策は、どうやらその周辺に生息しているらしいですね。
いつも「あれって、これっぽいな〜」と考えるのがいいとか。
★ 図と地の反転で、アイデアを磨く。
穴を掘るかわりに、周りに土を盛る・・・みたいな思考回路。
問題を解決するデザイン思考は、3つの要素があるようです。
整理、伝達、ひらめき、の3つ。
整理は、ものごとをシンプルにすること
伝達は、友達のオカンに電話で話し手も伝わるようにすること
ひらめきは、飛躍。
そして、問題解決ラボの最も鋭い秘密は・・・
「問題を必ず解決できる方法をみつける」のではなく、
「必ず解決できる問題をみつける」こと。うーむ!そうきたか!
なんとなくこんなんがあったらいいな〜という答えを思い浮かべながら、課題を
整理しているうちに、本当の問題がみつかる感じでしょうか。
大事なのは、「正しい問題」をみつけること。
佐藤オオキさんの言葉の使い方も、実に脳みそをくすぐられる想いがします。
「解決策は、その周辺に生息している」・・なんて表現、もう、むずむずして嬉し
くなっちゃいますね。「料理のデザインは、”シェフ”だけでなく”主婦”でもできな
いといけない」といったオヤジギャグ的な表現も好きです。
僕の脳みそをデロデロにしてくれた本です。超おすすめ!
__《 おすすめ度は? 》___________
★★★★★ + デザイン思考
__《 知りたい? 》_______
・アイデアに飢えている方
・ひらめき脳の筋トレをしたい方
・面白いものに目がない方
__《 買いたい? 》_______ 13,437位/→4,216位
・アマゾン → http://bit.ly/HIRAMEKi
06-09-18 21:41 | | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑
__《 この本のツボは? 》_________
ご存知、今井孝さんの【起業1年目の教科書】シリーズ、第二弾。今回はお金と
価値にまつわるお話です。ゼロからいくらでも価値を生み出せるというお話です。
聞きたいでしょ?!w
お金を稼ぐということは、楽して得するということではありません。
(まー、そういう方も中にはいらっしゃいますが。)
また逆に、辛酸苦労の末にしかもらえないものだというのも、いささか違和感が
あります。
本書の著者、今井さんは様々な表現でお金や価格について述べています。
・小額でもいいので、誰かからお金をもらう経験は人生を変えます。
・お金を稼ぐとことは、人の気持ちを動かすことです。
・「学び」というのは、思ったよりお金に換わるものです。
・お金は感謝で受け取る。喜びのエネルギーで貢献する。
お金をつけとりづらい方は、他人の行為を感謝で受けとる、という練習を
するのがおすすめです。いったん払ってもらったものは、まずは有り難く
受け取りましょう。それはもう、あなたのものです。
お客様が「あなたに仕事を依頼する」「あなたにお金を払う」と決めた時点
で、すでにあなたのものになっているのです。それは、お客様からの信頼、
愛、期待なのです。
・どんな価格であっても、その価格で買いたい人がいます。
・価格の妥当性は相手によって違う
・商品というものは「価格」も含めて価値が決まります。
・利益とは、次のお客様に貢献するために使うお金です。
お金に対する意識をシフトすると、そこに面白みも醍醐味も生まれてきます。
そして、大事なことは、お金は単なる数値、お客様が与えた評価指標、それ以上でも
それ以下でもないと思えば、お金に執着(儲けるぞ〜、損した〜)せず、ニュートラル
な状態で向きあえます。
それより、大事なのは、どんな価値を与えられるか・・・、そしてその価値に自分が
自信を持てるかがポイント。
私たちは、特に日本人は、謙虚ですから、こんなサービスに10万円は高すぎる・・
なんて考えがちですが、「これは素晴らしい、ぜひ誰かに薦めたい!」って思える商
品やサービスなら、その価値はプライスレスで、高くてもお客様はいます。
自信がある商品ならば「この商品や安い!」と思って提供できます。
その価値を届けるための活動(セールス、マーケティング)も大事です。
・ビジネスで目指すべきは、「お客様がクチコミしてくれるレベル」です。
たった一人でも、提供した商品・サービスに感動してくれたら、もう、その先は、ほ
っておいても大丈夫なくらいになります。そういうサービス・商品を目指したいです
ね。
本書のあとがきに、すてきなメッセージがあります。(これには、感動しました)
実は人間は、「誰かのために」という思いが明確になったとき、お金の恐怖から
解放されます。
自分のためではなく、誰かが幸せになるために自分の人生を使いたいと思えた時、
人はすべてを失ったとしても怖くありません。
そして「すべて捨ててもいい」という覚悟を持った人が、すべてを手に入れる
ことができるのです。
どうでしょう。あなたが持っている価値(潜在的価値も含め)を、世の中のために
役立ててみてはいかがでしょうか。本書は、お金に対する様々な恐怖を取り除き、
背中を押してくれるはずです。
(冒頭の穴埋めクイズの答え)
お金を稼ぐということは、ヒトの気持ちを動かすことだ。
__《 おすすめ度は? 》___________
★★★★★ + お金の恐怖から逃れる
__《 知りたい? 》_______
・起業を検討している方
・お金に困っている方
・始めた事業がちょっと停滞している方
__《 買いたい? 》_______ 5739位/→
・アマゾン → http://amzn.to/2H52Z49
04-07-18 10:13 | | ↑
私達は、人生の多くを(ほとんどを?)仕事場で過ごしています。
仮に朝7時に起きて夜11時に寝るとすると(あ、セブンイレブンだ)16時
間の約半分にあたる8時間を会社(仕事場)で過ごしていることになります。
もし仕事が嫌でたまらなかったり、人間関係に悩むような場所だったりしたら
そんな不幸なことはありませんね。
一方で、仕事に行くのが楽しい、職場の仲間がとてもいい人ばかり、上司も尊
敬できる、自分の成長を実感できる・・・そんな職場だったら嬉しいですね。
多くの職場では、多かれ少なかれ様々な問題があります。そして、とどのつま
り、それらの多くは対人関係に起因していると言われています。
私の周りでも、結局、対人関係に起因する根深い問題があって、楽しくやりが
いのあるはずの仕事を台無しにしているのを見かけます。悲しいことです。
本書では、以前は冷徹上司とよばれていた著者(小林さん)が、たったひとつ
のあるものを変えた事で、職場が劇的に変わったことが紹介されています。
それは、なにかというと、メ・ガ・ネ。
メガネとは、物の見方・考え方です。
小林さんの職場は、経理部。3年前まではとても不幸な職場だったといいます。
それが今では、みんながイキイキと楽しく仕事をしている職場に。
会社(ディスコ)自体も、働きがいのある会社ランキングで上位につける素晴
らしい会社になっています。
しかし、かつての小林さんは、じつはギスギスする職場の雰囲気を生み出す張
本人だったそうです。理屈やべき論ありきで、仕事はできるがとても厳しく冷
徹な上司だったとか。しかし、あるとき部下からの厳しいフィードバックに立
ち直れないくらいになり、そこから大逆転が始まります。それは、MIT教授の
ダニエルキム氏が提唱する「組織の成功循環サイクル」への転換点でした。
小林さんが何をしたか。それは、"自分がかけていたメガネを変えた" でした。
仕事の鬼マネジメントから、一緒に働く人を幸せにするマネジメントへ。
そのメガネは、まったく異なる色合いのものでした。「部下を幸せにするのが
上司の役割」という新しいメガネはとてつもなく大きな変革をもたらしたので
す。
同時にアドラー心理学との出会いも、小林さんのメガネを暖かく楽しく面白い
ものにしたようです。
*認知論(人は誰も認知のメガネをかけて、主観的な解釈をしている)、
*共同体感覚(自己受容+他者信頼+他者貢献を満たすと人は幸せを感じる)、
*目的論(過去の原因ではなく、未来の目的に着目して物ごとを考える)、
*勇気づけ(褒めるのでもなく叱るのでもなく、勇気づける)
など、マネジメントのメガネを変えるヒントが書かれています。
特に響いたのは目的論のところ。
とかく、原因はなにか!ということを追求することが仕事の基本のように思わ
れていますが、こと対人関係においては、それは傷口に塩を塗るような場合も
あり、むしろ、ほんとはどうしたかったの?という目的論的アプローチが望ま
しいというものです。このスタンスの差は大きいですね。
MITのダニエル・キム教授の組織の好循環サイクルもとても共感深いものがあ
ります。
関係の質 → 思考の質 → 行動の質 → 結果の質
というサイクルです。結果を求めるあまり、ダメだし上司になると、関係はギ
スギスしはじめ、保守的・保身的思考になり、行動になり、結果もでなくなる
・・・そんなバッドサイクルの職場、ありませんか? 結果がそこそこでも、
このサイクルにいる職場は、楽しくない。面白くない。つらい。やめたい。な
どどんよりした空気に満ちていきます。
逆に、信頼や尊敬に満ちた職場なら、前向きで、サポーティブな思考が普通に
なり行動も楽しくなる。当然、結果もついてくる。こんなサイクルこそ望まれ
ますね。
アドラーの「横の関係」というのも気に入りました。上司と部下も、上下の関
係ではなく、互いにある目的のために一枚のキャンバスに向かって作品を作る
横の関係が望ましいというものです。
などなど・・・本書は、何度も読み返してみたい内容がいっぱい。
本書を読んでいて、メモしたり、浮かんだ問いはこれ・・・
・ 今まで仕事をしてきたなかで、あんなふうにはなりたくないと思うのは誰?
どこが嫌いですか?
・ 今まで仕事をしてきたなかで尊敬できる人は誰? どこが尊敬できますか?
・ あなたは、どんな職場をつくりたいですか?
・ あなたのために頑張りたいです、あなたは、そう言われる上司ですか?
友人の鈴木さんを介してやってきたこの本は、とてもご縁の深い本でした。
多くの皆様と共感ポイントをシェアしたいものです。
なぜなら、毎日の仕事は、苦しむためのものではなく、楽しく幸せになるため
のものだから・・・。超おすすめですよ。
★★★★★+幸せになる仕事
・対人関係で悩んでいる方
・一段高いマネジャーへ脱皮したい方
・アドラー心理学に触れてみたい方
言葉の因数分解を続けていますが、今日は合意形成について考えてみます。
合意形成
=(課題、問題)x (共通認識、当事者意識、スケジュール)x ワクワク感
会社では、日々様々な問題が出来し、組織間で話し合いが行われ、課題解決
が行われています。そんな中、合意形成というチッピングポイントを効率的
・生産的に導くことはマネジャー諸氏の力量にかかっています。
そのとき、合意形成を行い、みんなで事に対処するためには、上記のように
因数分解された要素が必要かもしれません。
異なる部署のキーマンを集め、会議を開く。こんな場面に、私も会社でよく
遭遇します。ここで登場するもっとも有効なツール。
それは、ホワイトボードです。
以前は、会議となるとPPTで資料を作り、それをプロジェクターで写して話
を進めることを、実は私もやっておりました。
一見、かっこいいのですが、??な点があってもそのまま次へ、内職してもOK
、議論がみえなくてもそのまま次へ・・といった混迷の会議になりがちです。
あるいは、すでに決まりきったことを合意確認するためだけの(無意味な)
会議だったりします。
ほんとうはどうしたいの?
あなたはどう思うの?
今後どうしましょうか?
を真摯に効率的に議論し、合意形成をするにはやはりホワイトボードです。
合意形成するにあたっては、因数分解にあるように
共通認識(ここがけっこうぶれている)
当事者意識(誰が何をするかをクリアに)
スケジュール(タイムフレームを具体的に確認)
ワクワク(やる気の起きる雰囲気で)
会議を終われるようにしたいものです。
ビジネスをアートにする研究所は、今年2017年
★ ホワイトボードファシリテーション講座
★ Webook Publishing
の2本柱でがんばることにしました。
今年もよろしくお願い致します。
(ということで、因数分解から最後はご挨拶になりました。笑)
-------------------------------------------
01-05-17 18:37 | | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑
今年最後にお贈りする本は、読む毛布です。
西沢さんは、心を癒す魔術師のような方です。今回の本は、寝る前に読むと毛布のように
心を優しく包んでくれる本です。
50のエピソードは、知らない事が多く、そして優しく心に届く物語が紹介されています。
最初に心をほっこりさせてくれた物語は・・「こはぜ珈琲」の素敵な恩送りカードの話。
それは、こういうものだそうです。
お客さんは、珈琲を飲むたびに「恩送りカード」にスタンプを一つもらえる。
12個スタンプがたまると珈琲が一杯無料に。ただし、自分ではなく、誰か他の
お客さんにコーヒーをごちそうできるというもの。
ごちそうの相手は、自分以外なら誰でもOK。家族、友人、見知らぬ人。
カードには、送りたい相手の条件を書ける。「娘へ」「4月から新入社員になる人」
など。カードは店内に掲示され、条件に当てはまる人は、そのカードをレジにもって
いけば無料でコーヒーが飲めるのです。
なんだか、考えただけで幸せなアロマが漂いますね。
「地下鉄のバラ」の話もジンと来ます。これは知っていたお話でしたが、西沢さんの
文章を読んでいて、またジンと来ちゃいました。
「親孝行が始まるとき」は、泣けちゃうかもしれません。そういう年代の方だったら
きっとしんみりくることでしょう。西沢さんは、学生時代に「東京物語」という映画を
見た後に50代の男性が、号泣しているのを見たそうです。なんやこのおっちゃんと
不思議に思ったそうですが、ご自身がその年代になってその気持ちがわかったと書か
れています。私もその年代になってとてもよくわかります。
親孝行が始まるのは、親が亡くなったあとから・・・なのかもしれません。
毛布のようにあなたを包んでくれる素敵なストーリーがいっぱいのこの本。
年越しの時、ふと静寂が訪れたときに読んでいてはいかがでしょうか。
読めばきっとよい年が訪れます。
皆様、どうぞよいお年を!
★★★★★+ほんのり明かりが
・ゆったりしてみたい方
・心の安寧が欲しい方
・素敵な物語に癒されたい方
2016年は、どんな年でしたでしょうか。
いろんなことが世界にも身の回りにも起きました。皆さんはいかがでしたか?
今年は、地震や政治異変などいろんなことが世界で起きました。
4月14日の熊本地震から8ヶ月ほど経ちましたが、まだご苦労をされている方も
多いことでしょう。私達の出番はまだまだありそうです。被災地に思いを寄せる
ということは、自分の出番を考えるということでもありますね。
熊本城の石垣復旧で出番作りを考えていますが、なかなか進んでいません。
イギリスのEU離脱も、アメリカの大統領選挙も意外な結末でした。
日本は、最終処理工程が未確定なまま原発を続けています。そこには、続けざるを得ない
理由があるのかもしれませんが、それを明白にする努力はなされていないような・・
何かおかしい・・と思いながら、多くの人は何もしない。 この現状こそが、時の権力者の
もっとも好む状況かもしれません。そして私達が最も避けなくてはいけない状況です。
ミクロな世界に敷衍するとパワハラもいじめも同じような構図かもしれません。
政治と民意。日本も世界も、まだ、ベストな解を得ているわけでなないとわかる出来事
でした。私達は、声を出すべきときにもっと声を出していいのではないか・・・
そんなことを感じる世界情勢だったように思います。
個人的には、今年はいろいろ試すイベントを企画してみました。
ストリートアカデミーでいくつかのトライアルをさせていただき、手応えを感じました。
ホワイトボードファシリテーションは、仕事でもストアカでも好評のようで
世の中に広めたいと思います。
今年の因数分解をしてみました。
2016 = 声なき声 + チャレンジ + 心の資産
声なき声とは、選挙などの声で世界がかなり変わっているということや、
会社などでパワハラなどを受けても声を出せない人たちをなんとかしたい
という思いです。
チャレンジは、Webook Publishingやストアカ など
心の資産は、このメルマガを読みいただいている皆さまの
暖かい応援です。これには感謝の言葉しかありません。
皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。
-------------------------------------------
12-31-16 18:42 | | ↑
品格はワインのように・・・
高野さんから、多くのファンのみなさん(私も含め)に素敵なギフトが届きました。
組織、リーダー、社会などにそなわる品格のお話です。
どんなに目を見張る業績をあげていても、どんなに大きな組織を率いていても、その
リーダーに品格が感じられないときは、とても尊敬する気にはなれません。
どんなに優秀でも、どんなに高い地位でも、その人の品格は、にじみ出てしまいます。
これまで多くのご縁をいただいてきましたが、お世話になった人、組織、会社、さま
ざまな場面で、素敵な品格を感じたことが幾度もありました。
いったいあれは何なのか、どこからくるのか・・・いつもぼんやり考えておりました。
今回、高野さんの著書を読んで、なるほどと腑に落ちることがいっぱいありました。
本書では、組織の品格、リーダーの品格、社会の品格などについて、素敵なヒントを
たくさんいただけます。
▼「言葉と行動が品格をつくる」とあります。その意味を引いておきましょう。
組織の一体感は、その構成員がどんな言葉を習慣的に使っているかで決まります。
善い言葉を使っている組織では、「善の循環」が起きます。
悪しき言葉を使っている組織では、「悪の循環」が生まれます。なぜか。
それは、言葉が行動を決定づけるからです。
聖書には、「まず言葉ありき」と書かれています。
人は、言葉、表情、態度、行動・・さまざまなものでコミュニケーションをとっています。
リーダーにとって、言葉は、とても大きな意味を持ちます。もちろん態度や行動もそうなの
ですが、リーダーは、人の心に響く言葉をもたなければなりません。
▼ 本書で紹介されているリーダーの言葉で、最も印象深いのは、リーマンショックの後に
語られたリッツ・カールトンホテル二代目社長、サイモン・クーパー氏の言葉です。
リーマンショックの後、業績のがた落ちが見ている状況下、クーパー氏が語った言葉
は当事者でない私にも勇気を与えてくれました。
フロリダに世界中から集められた支社長ほか47名のキーパーソンに語られたのは、
「99度と100度の違い」でした。
水を熱して行くと、だんだん熱くなる、やがて99度になる。手を入れるとやけどする
ほど熱いけれど、まだ液体であることにかわりはない。ところが、100度になると
沸騰する。沸騰した水は蒸気となり、機関車をも動かす力を持つ。
たった1度の違いだけれど、その力、働き方はまったく違う。
来年は業績が60%減、あるいはもっと酷い事になるかもしれない。だからこそ、我々自身
を磨くこれ以上の好機はない。
この間に、これまでできなかったことをやろう。一人一人が摂氏100度で仕事ができる
処方箋を今から書こうではないか!
支店閉鎖も覚悟し、戦々恐々としていた47名の心に火がついたのはいうまでもない。
高野さんがそのときの光景を実にビビッドに描いていらっしゃいます。(上記の引用では
温度が5度くらい下がってしまうので、ぜひ、本書を読んで、感じて欲しいものです)
▼ 本書の中で、私の心にパラダイムシフトを起こしたのは次の一文でした。
自分とは、周りの人にとって何なのでしょうか。
それは「環境」であるということです。
自分の存在とは、周りの人から見たら環境そのものです
であるならば、リーダーたる物、自分の環境整備に最大の関心を払うべきです。
リーダーは、組織にとってもっとも影響力のある「環境」そのものだからです。
自分は、周囲にとってでんな環境を生み出しているのか?
心がわくわくする環境、背筋が伸びるような環境、勇気がわいてくる環境、
それとも心が閉じてしまうような環境・・・。
仮に組織を束ねるリーダーの立場でなくても、仲間の間で、家族の間で、職場の
間で、自分という環境がどうなのか・・・深くささる言葉でした。
▼ リーダーという「環境」が手放してはいけないただ一つのこと、何でしょうか。
高野さんはこう述べていらっしゃいます。
スタッフを信頼し、そして、最終責任をとる覚悟。
覚悟は、英語ではコミットメントと呼ばれます。スタッフに火をつける言葉を紡ぎ
スタッフを信頼し、任せる。そして責任はとる。リーダーとは、かっこいいものです。
▼ もうひとつ、私にとってのパラダイムシフトは、リーダーが気配を消す・・と
いうくだりでした。リーダーはいやがおうにも目立ちます。ときに晴れがましく、
ときに痛々しく。部下のスタッフを成長させ、組織を自律的にいきいきとさせて
いくために必要な一つが”気配を消す”でした。
リダーが目指すべき在り方とは、あの人は優秀なリーダーだった、ではなく
あの人のもとから多くの優秀な人材が育っていった、と記憶されることだと
思います。
自分自身の優秀さを消して、大切なスタッフの資質を伸ばしていくことがリーダー
の任務なのですね。僕は、霞のような存在になりたい・・・なんて思ったことが
ありますが、M・ist なリーダーを目指してみようかな・・・w
▼ 品格を語れる方は、それほど多くはないでしょう。高野さんのようにつねに
頭(かしら)でありながら、つねに頭(こうべ)を低くしてこられた方でなければ、
その言葉は、虚ろなものになってしまうからです。
本書は、高野さんの温かい空気の中で、素敵な香りを感じることができるでしょう。
まさに、それを品格というのではないかと。本の品格、そんな味わいがある本です。
あなたとあなたの大事な人に贈れる今年一番のギフトです。とっても、おすすめ!
▼ 最後に扉にある詩のような数行が素敵すぎるのでこれもメモしておきましょう。
人生の師匠たちに
ひとは本物のおとなとの出会いで磨かれる。
では、本物のおとなとは、いかなるひとか。?
それは、心から他人の成功を祈ることができるひと。
そして、過ちを厳しく指摘し、正しき道を示すひと。
さらに、宇宙のような大きな愛でひとを包み込むひと。
苦しいとき、悲しいときには、心の伴走者として、
嬉しい時には、喜びを分かち合える朋として、
本物の在り方を示してくれる。
人生の師匠とはなんと有り難いことでしょうか。
本物の本、ここにあり。
★★★★★+品格の意味
・誇れる組織をつくりたい方
・我が在り方に悩んでいるリーダーの方
・品格を磨きたい方
ひさびさに・・・
品格 =(良き言葉+美しい行動+ぶれない軸)x思い遣り+ 余韻
みなさんが感じる、品格はどんな感じの因数分解になるでしょう?
よかったら、教えて下さいね。
11-17-16 20:59 | | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑
マーケティングが楽しく学べる
今回は、マーケティングのエッセンスを、身近な事例を参照しながら解き明
かすとても読み易い本です。
女性の財布はなぜ太いのか?
ベンツを買った人は、なぜまたベンツのCMが気になるのか?
行列のできるレストランはなぜ赤字なのか?
など、卑近な事例と、そういえばどうしてだろう?という疑問から、マーケ
ティングのツボを押さえて展開します。楽しく勉強できるのが嬉しい。
さて、目に留まったのはこんな内容です:
▽バリュープロポジション
最近、腕時計をしてない人をみかける。僕もここ数年、時計はやめました。
スマホで十分だからです。かつて,正確な時を知らせるという機能で時代を
リードしたクオーツやデジタルの時計は、もはやコモディティ化して、その
提供価値をほかのものに奪われている。
にもかかわらず、案外、町には時計のコマーシャルがいっぱい・・・そこに
バリュープロポジションを考えるヒントがあったようです。
腕時計業界は、お客さんが金を出す「理由」を新しく創造することで、スマホ
や携帯ではまねできないものを創りだそうとしている。
ジョギング専用ウオッチは、「体力を強化する」という価値を
登山専用ウオッチは、「安全に登山する」という価値を
創造している。
バリュープロポジションを因数分解すると(笑)
= お客様の望むもの x 他社が提供していないもの x 自分が提供できるもの
ということですね。
バリュープロポジションやブルーオーシャン戦略を考えるためには、徹底して
お客さんの立場で考える必要があります。
▽コスト戦略
コストと価格は、まったく別物である。
一言でいうと「コストは事実、価格は戦略」なのである。
重要なのは、価格は戦略次第でいかようにも変えられるのだ。
安値で売るのも戦略だし、逆に高値で売るのも戦略だ。
価格戦略は、ビジネス戦略そのものだ。
とても共感できる考え方で、僕もストリートアカデミーなどで、ちょっと遊び
ながら勉強させていただいている。多くお人は、価格戦略で、ビビっていると
思う。
その他、「なぜ、セブンの近くにセブンがあるのか?」から、チャンネル戦略、
ランチェスター戦略などを考えたり、
「人は、ベンツを買った後、なぜベンツの広告を見てしまうのか」から顧客と
ブランド戦略を学んだり・・・とにかく、とっても楽しく学べる本なのです。
物語とは違い、今回の本は、大学のマーケティング人気講座を聞くような感じ
で読める内容です。とっても、おすすめ!
★★★★★+なるほど!
・マーケティングを学びたい方
・ものの売り方のヒントが欲しい方
・商売をはじめた方
「言葉の因数分解」というひらめきをもとに言葉を見直しています。
今回は、その7。今回は、電車でおもいつきの巻。
その7(電車でGO)
バカ=KY+余計なひと言+正直+可愛い
親切=迷い+勇気+感謝+時々ドボン
依頼=(相手の都合+相手の力量)x思いやり
矛盾=定時退社+これ明日まで
物語=難敵+弱虫+苦境+矛盾+解決ゾロリ
その6 (テスト講座の作品から)
食事= 食べる+しゃべる+かたづける
食事= 自宅1+コンビニ2+居酒屋4
飲み会=なぐさめ+はげまし+根回し+ぐだぐだ
コミュニケーション=話すx100+聞くx3(10年前)
=聞くx100+話すx3(いま)
コミュニケーション=顔色+声色+言葉色
など、その方のお人柄や経験などがにじみ出るとても楽しい作品が
いっぱいでした。次回は、10/22
https://www.street-academy.com/myclass/14503
過去の傑作
電車 = 如何に座るか + いかに譲るか
お土産 = お礼 + 金額/下心
コンビニ = なんでも + いつでも
自販機 = どこでも + いつでも
ファミレス = 家族で + ふたりで + ひとりで
出張 = 領収書+報告書+お土産 (座布団2枚!)
謝罪 = 0.2(実利)+0.8(誠意)
出番 = チャンス+根拠なき自信
絵本 = 子どもが大人になる準備+大人が子どもに戻れる時
真実=事実+解釈
傲慢=自己中+高圧的
夫婦=Short歓喜+Long我慢
★ 楽しい因数分解、募集中~ : webook@yahoo.co.jp まで
★ 仕事と人生を楽しくする「言葉の因数分解」講座 + Webook クーポン
日時: 2016/10/22(土) 10:00-11:30
詳細: https://www.street-academy.com/myclass/14503
初めての方はついでに、お得なクーポンもどうぞ。
→ http://bit.ly/webookPRESENT
-------------------------------------------
10-18-16 21:10 | | コメント (0) | トラックバック (0) | ↑