Webook of the Day オフィシャルサイトです。
このページでは、「最近読んだ本」をご紹介。
バックナンバーは右のリンクからお読み下さい。
言葉との出会いも、人生を変える・・・
今日は、僕が尊敬してやまないメンターのおひとり、福島さんの本をご紹介。
講演でも話されているように、福島さんは、毎日6人の方に励ましのハガキ
を送られている。すでに10年! すごいことだ。
最近ではそれを僕たちもメルマガやTwitterdで読むことができる。
http://www.entre.co.jp/mag/index.html
http://twitter.com/fukushima_BOT
毎日ハガキを送るというのは、手間も大変だけれど、ハガキに書く言葉をみ
つけることも大変だ。一日中、人を励ます新しい言葉を探しながらの旅は、
受け取るほうにも、出すほうにもすごいケミストリーがあったに違いない。
福島さんはその営みについて、こう書かれている。
人を励ますつもりで言葉を探していたのに、いつのまにか、私自身が
励まされていたのです。
そうだったのです! 私が励ましていると思っていた相手の方々は、
実はそうではなく、私を応援するために、ハガキを受け取って下さって
いたのです。応援することは、応援されることだということを、
教えていただきました。
本書は、福島さんが紡がれた素敵な言葉と、それにまつわるエピソードが
紹介されている。
印象深い言葉を紹介しておこう・・・
出会いとは運ではなく努力である。
信頼されたとき、人は信頼に応えたいと努力する
仕事に大きいも小さいもない
すべての仕事は世界と未来につながっている
悩んでいる時間は、成長している時間
あきらめない限り、人生に失敗はない
どれだけ人に影響を与えたかが、その人の生きた価値である
素敵な言葉とその背後にある物語を読むと、きっとあなたも元気になれる。
大切な人に贈りたい本、だね。
すべて自分の周りに起こることは必然。そして、よきこと。意味のないことは
何もない。失敗も将来の糧になり、嫌な人も自分を磨く砥石となる。
あるのは、物事に対する自分の姿勢だけ。
単純そうに見える仕事も、実は世界と未来につながっている・・・と福島さん。
物事をどう見るか・・というのは、その人の生き方そのもの。
素敵な生き方をする人になりたいねー。
大切なことは、仕事の内容よりも、仕事の意味や意義を見出すことです。
「会社で仕事をする」と思うと、楽しくないけれど
「会社で世界を変える」と思うと、楽しくなる。
「電話をとることが仕事だ」と思うと、楽しくないけれど
「電話の取り方で世界が変わる」と思うと、楽しくなる。
「問題を解決するための打ち合わせをする」と思うと、楽しくないけれど
「世界を変える打ち合わせだ」と思うと、楽しくなる。
ちょっとした気持ちのありようは、すべてを変える可能性がある。
ひとつの言葉で、人生が変わることがあります。
確かに。素敵な言葉との出会いも、人との出会いと同じように、僕たちの人生
を素敵なものにするありがたい機会なんだねぇ。
人と言葉。
よき、出会いがあなたにもありますように・・・。
★★★★★+応援すると応援される
・やりたいことは何かを考えたい方
・仕事や人間関係に悩んでる方
・自分の可能性を感じたい方
03-28-10 14:15
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多様性の中のコミュニケーションって、そういうことなのか。
ものごとは、いずこの世界も極めて行くとシンプルなものに収斂する傾向があ
るみたいだ。コミュニケーションもしかり。本書は、シリコンバレーで活躍す
る天野さんがグローバルに通用するコミュニケーションのこつをまとめた本で
ある。
シンプルコミュニケーションの5つの鉄則がまず最初に書かれている。
自己主張をしよう(なぜなら、それは関係構築のプロトコルだから)
単刀直入に言おう(そのためにはきっちりと理論構築が必要)
リスペクトしよう(なにしろ、人は感情の動物だから)
ユーモアを交えよう(潤滑油になるから)
相手に貢献しよう(その姿勢がコミュニケーションを建設的にするから)
というものだ。久々に図解しちゃうと(笑)、下記のようになる。
貢献的・建設的コミュニケーション
↑
自己主張+単刀直入
-----------------
理性(根拠とロジックで)
感情(リスペクトとーモアで)
そして、具体的な場面(会議、プレゼン、交渉、メール、電話、ネットワーキ
ング、英語の場面)でのエッセンスが展開されている。
アメリカは多様性(diversity)の国だからこそなのだろうけれど、日本のよう
に、あうんの呼吸とか、空気を読んでなんとなくこれこれの方向だよね、み
たいなのが通じない。だから、自己主張、対等な発言が必要になる。しかし、
結局は人間だから感情がある。だから、そこにリスペクト(尊敬)の気持やユ
ーモアの余裕が必要なのだ。
会議に関する日米(欧)の違いは、興味深い。
日本の会議は、情報交換が中心。
+同じ意見(考え)であることを確認
+主張のぶつけ合いは避ける
+情報のシェアとすり合わせが目的
これに対して
欧米の会議は、判断・決定が中心
+違う意見(考え方)であることを確認
+それぞれの主張のぶつけあい
+リーダーによる判断・決定が目的
なるほど、たしかにそんな感じがする。となると、そういうことを理解した上
で会議に臨む必要がある。Agendaも用意しないような会議は、ナシって
ことだね。
そういえば、先日も、こちらは挨拶がてら情報交換に・・と思って訪問した先
では、しっかりアジェンダを用意して、資料にそって会議をすすめてきた。
こちらもそれなりのシナリオはもっていたが、そこまではしなかった。
上記の対比は、まさにナルホドである。
さまざまな場面で使えるチップスがあるのがうれしい。
グローバルな環境にいる方、とってもお勧め!
僕的にちょっとフックしたのは、メールコミュニケーションの言い回し。
たとえば、アポイントの連絡などで、都合の返事をするときは
「Yes」「No」より「Sounds great」とか「Perfect」がいい。
That's works for me! も決まり文句。
とりあえずの返信では
Will get back to you later. もおすすめ。
Iがあえてないのは親近感があってよい。
この頃僕もようやく慣れてきたんだけど、Hi Jim みたいな書き出しは、堅苦
しくなく、かえっていいらしい。
日本人の感覚からすると仕事相手に Hi はないだろ・・と思ってきたが、メー
ルでは、好感がもたれるみたいだねぇ。
Webでおサービスもちょっとメモしておきたい。
https://www1.gotomeeting.com/
GotoMeetingというサービスで、会議やセミナーなどのサービスが
ある。Webinarというセミナーサービスは、先日SEO関連で受講して
みたけれど、なかなかよかった。
★★★★★+敬意のある自己主張
・仕事のコミュニケーションをよくしたい方
・プレゼンする方
・グローバルな仕事を感じたい方
02-08-10 09:29
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カッコいい大人をたくさん創るために・・・僕は進むのだ。
仲山さんは、楽天市場というECサイトをフィールドに、たくさんの人の成長
を応援しまくってきた方である。楽天市場がスタートして間もなく、楽天大学
という出店者むけの教育をおこなう機関ができた。その学長として活躍してき
た仲山さんが、10年の間に得られた知見を惜しみなく開示したのが本書であ
る。どうしたらECサイトの商売がうまくいくか・・・だけに留まらない深い
洞察が素晴らしい。
成長の4つのステージ、それを登るための視点が、軽快な語りで展開される。
楽天大学や、現在仲山さんが主宰する私塾ゼミを受けているような雰囲気も楽
しい。
さてポイントとなる“視点”とはどんなものがあるのか。
次のような10の視点がある。
スタート
【視点1】気づき力をアップする「視点」という視点
ステージ1(価値伝達)
【視点2】伝達力がアップする「わかりやすさ」の視点
【視点3】人が思わず動きたくなる「ベネフィット」の視点
【視点4】相手の吸収力を高める「設問」の視点
ステ0ジ2(価値創造)
【視点5】アイデアが溢れ出てくる「発想」の視点
【視点6】強みを活かして価値を生み出す「とんがり」の視点
ステージ3(チーム化)
【視点7】自分も相手も強くなる「1・1」の視点
【視点8】自走型の姿勢を育む「アシスト」の視点
ステージ4(志・理念)
【視点9】変化の激しい時代を楽しむ「予見」の視点
【視点10】思わずクチコミしたくなる「感動」の視点
視点という視点、これが最初にくる。つまり物事を観察したり、考えたりする
ときどんな視点をもつかという意識が、まず重要だということだ。ふむふむ。
ここで視点、視野、視座の違いが、グーグルマップの比喩をつかってとても分
かり易く解説されている。
視点は、どこを見るか
視野は、どこまで見えるか
視座は、どこから見るか
である。こうした、考える道具だてを、もっていることは、様々な場面で役に
たつ。
ステージ3での「強いチームの作り方」に、<1.1の視点>(いってんいち
の視点)というのが登場する。これがなかなか面白くて使える。
ふつうの状態を1.0として、ちょっとテンション低いのを0.9、ちょっと
ポジティブな状態を1.1とする。
さて、これらを何乗かすると・・・
0.9の30乗=0.04
1.1の30乗=17
実に400倍以上の大きな差になる。1をはさんでほんの僅かな差も、続けて
いくと大きな差になるっていうお話だ。30乗を30日と考えると驚愕する。
そのほか、オリジナルの法則で「砂山の法則」とか、「ほめなくてもいい技術」
など、とても楽しくて深い内容がいっぱいだ。
すごくお勧め!
ちなみに、本書に登場する事例のムービーがある。(これとっても感動的)
http://bit.ly/rakutenKANDO
仲山さんは、「子供が憧れる、夢中で仕事をする大人を増やしたい」という志
のもと、2008年に自身の会社“仲山考材株式会社”を設立、私塾を主催す
る人を養成する活動をスタートしている。(日本中に、吉田松蔭をいっぱいつ
くろうという感じかな。すばらしい。)
カッコいい大人をいっぱいつくる・・・そんな理想を掲げ、仲山さんは行く。
あー、かっこいいなぁ。
本書を読めば、自分もカッコいい大人になりたい・・と思えてくる。そこが、
とっても素晴らしい。
★★★★★+カッコいい大人
・カッコいい大人になりたい方
・理想を掲げたい方
・成長の楽しさを感じられる方
01-25-10 15:47
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プレゼンテーションをアートに高める・・
パワーポイントでのプレゼンは、これまで何度やってきたことだろう。手元の
USBメモリーには、ごろごろファイルがはいっている。研修や講演、大学で
の講義などこれなしにはありえなかった・・・。
本書は、そんな僕のいつものプレゼンスタイルに、大きな「?」と「!」を与
えてくれた。
「?」は、そのステレオタイプなやり方って、ほんとにいいの?
っていうもの。45分間のプレゼンは、聞く人に“苦痛と忍耐”を強いていた
んじゃないのってことだ。いやいや、僕に限って、そんなことは・・・と思い
たいが、いくつか思い当たることがなきにしもあらず・・・。汗
「!」は、たくさんあるのだが、印象的なメッセージは
* あなたのことばを、そのままなぞったものではなく、その言葉を効果的
に演出するものがいい。プレゼンテーションは、感情を伝えることであ
る。一枚のスライドには6語まで。絶対厳守である。
安っぽい画像はだめ。プロがとった写真素材をつかうこと。
回転などの画面遷移の変化は無用。シンプルに。
文書による配布資料をつくれ。終了後それを配布しますといっておく。
(セス・ゴーディン)
* 厳しい制約のなかで仕事をすることを強いられる時、
創造力は、最大限に引き伸ばされる。 (T.S.エリオット)
→ http://www.pecha-kucha.org/ ペチャクチャという面白い
活動がある。20枚x20秒=6分40秒という制約の中で
すばらしい創造性が発揮されているらしい。
* 心に残るメッセージは次の特徴がある
単純明快である(Simplicity)
意外性がある (Unexpectedness)
具体的である (Concreteness)
信頼性がある (Credibility)
感情に訴える (Emotions)
物語性がある (Stories) --> SUCCESs
* デジタル・ストーリーテリングは、2つの世界の最も良いものを組み
合わせている。デジタル化されたビデオ、写真、アートなどの「新し
い世界」と、物語という「古い世界」である。
PowePointのスライドを箇条書きで埋めるような古いやり方は、刺激的
な画像や音声をともなった物語によって実例を示す新しいやり方に取
って変わるだろう。(デイナ・チアリー)
judou,zen などの思想もひもときながら、方法論ではなく、思想、
考え方に重きをおいた展開になっている。準備段階、デザイン、プレゼンの
実施の3つのプロセスを追って、なかなか深い考察が展開されていく。
準備では「抑制」を、デザインは「シンプルさ」を、そして実施では「自然さ
」を心がけるべしという。
ついつい、プレゼン資料は、何十枚ものこってりものになりがち。気合を入れ
て、あれもこれも・・・と太っていきがちだ。
極力シンプルにするのは、なぜか? それは、パワーポイントに従ってプレゼ
ンするのではなく、パワーポイントを印象的な道具として使うためである。
いくつかの対比事例は、とても説得力がある。
また、Appleのスティーブ・ジョブスとMSのビル・ゲイツの対比も面白
い。
実は、この本、試してみたいたくさんのテクニックもある。しかし、本当のメ
ッセージは、技術ではなく、プレゼンテーションの心得である。
新しいプレゼンに挑戦してみたくなった。
本書には、プレゼンのパワーポイント写真の注意書きに iStockphoto.com とい
うのが登場する。有料の材料サイトである。写真、イラスト、動画など著作権
フリーで安全な素材が購入できる。かなり格安。安いのは1ドル。販売も可能。
http://nihongo.istockphoto.com ← ここ、結構遊べる。
金魚が小さいハチから大きいハチへジャンプするリアルな画像など、こういう
ところでゲットしてもいいね。
本題とちょっとはなれてしまうようだけど、プレゼンに使う素材を、PCので
きあいの画像ですませるというのは、プロじゃななと思った次第。
単純明快である一方、素材はこだわってもいいかな。
次の芸大講義は、ちょっと進化してみようかな。
★★★★★+常識を覆す
・パワーポイント大好きな方
・パワーポイントの限界を突き抜けたい方
・素敵なプレゼンのアードを感じたい方
01-18-10 10:59
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仲山さんの応援POPができました。書店でみてねー。
01-15-10 15:54
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苦しいときにこそ、原理原則が問われる。
小宮一慶さんの養成講座シリーズ。先般、帰国した折、買い求めてきた。
この不況は、100年の一度の大チャンス?!というように、やばい時は同時
にチャンスでもある。こんな時こそ、経営に大切な軸、ぶれない軸をもってい
ることが大事だ。
本書は、そんな軸について、経営戦略、マーェティング、会計、人事マネジメ
ント、リーダーシップと人間力に関する“大切なこと”を説いている。読みや
すく、心に落ちやすいのがうれしい。
心にのこるメッセージをひろっておこう。
人は通常のときには給料についてくる。
しかし、しんどいときにはビジョンや志についてくる。
会社が従業員に提供できる幸せは
1)働く幸せ
2)経済的幸せ
働く幸せとは、働きがいのこと。働きがいとは、働くことの意義を見出す
ことで、そのもっともよいのは「他の人に頼られている」とか「他の人に
喜ばれている」こと。
技をもち、人より少し仕事ができると「居場所」ができ、働きがいが高まる。
居場所とは、言いかえると、「自分の存在意義」です。居場所が必要条件で
十分条件は、「人(お客様、同僚)から評価されること」です。
など、これらは“見えない価値”に類するところ。こうした深いところは、常
に心のどこかで追及し続けなくてはいけないなぁ。
マーケティング面でも、様々なナルホドがある。
日本で一番高い山は?それでは、二番目は? という質問は、「一番じゃない
と記憶に残らない・」というエピソードとしてよく語られる。(僕もセミナー
で使ったことがある)
著者は、さらに、その次の質問を投げかける。
日本で一番の百貨店はどこですか?と。
関西の人は、高島屋、東京の年配の人は三越、若い人は伊勢丹・・・・。
これは何を意味するか。
山の高さは客観的事実に基づいた質問だから誰もが富士山と答えるが、百貨店
は、一番の基準を回答者にゆだねている。つまり主観的基準だということだ。
そこで、マーケティングの重要なポイントとして
お客様は、それぞれどの会社や商品を一番だと思うかを
自分の「主観的基準」で決めている。
だから、
メインターゲットとするお客様に主観的に「おたくが一番」といってもらえ
るQ(品質)P(値段)S(サービス)の組み合わせを提供すること
が大事だという。ふむふむ。
このほか、人事マネジメント、会計、人間力など素敵なメッセージがいっぱい
ある。
社長だけでなく、多くのマネジャーの人にお勧め!
ツイッターでもつぶやいたんだけど(笑)お客様に「あなたは特別」って思っ
てもらうのは、とても大事。お客様第一とは、そういうことの積み重ねにほか
ならない。
では、「あなたは特別」って具体的には。
なまえを呼ぶ、
誕生日にカードを送る、
ちょっとした一言をかける・・・
お店の外まで送りにでる・・・
こうしたちいさな積み重ねが特別につながる。
「あなたは特別」、社内でもある。年頭や年度末に、“みなさんよく頑張って
くれました。みなさんのおかげです”と、社長があいさつしても、嬉しさもほ
どほどだ。やはり、個別に具体的なところをいいタイミングでほめてもらった
ほうがより嬉しい。
逆に「わたしは特別(あなたにとって)」という作戦もいい。「かばんはハン
カチの上に置きなさい」を書いた川田修さんは、今すぐできる“ちょっと違う”
ことを重ねてトップセールスマンになった。
“○○はTOKUBETSU”をいろいろ考えてみよう。
★★★★★+原理原則
・高い視点でもの考えたい方
・経営者の立場の方
・働くことの意味を創造したい方
01-11-10 10:42
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やっぱ、利己的じゃなくって利他的がいいみたいだねー。
世の中には、ハウツーものがいろいろ溢れていて、楽して物事をうまくこなせ
るような気になる。それはそれでいいのだけれど、本書は、もう少し深い仕事
の極意を教示している。大切な仕事の力・・である。
著者の経験、映画、本などのエピソードを交えており、「知る楽しさ」という
調味料が効いてるところがうれしい。
「かぶく力」「なりきる力」「積み重ねる力」など、21の力が解説されてい
る。いくつか、サワリを・・・
◎ 利己的ではなく、利他的に「かぶく力」・・・が大切。
かぶくとは、ちょっと変わった振る舞いをすること、古い常識を変えていく奇
行のことだ。組織内でかぶくことは、なかなかむつかしいが、それは、自分の
毎日と世の中を静かに、確実に変えていく。(ちょいとかぶいてみる?)
しかし、それは利己的なものであってはならず、利他的でこそ生きる。
◎ なにごともやり始める力が大切
「・・・たいして将来性のない、マイナーな作家だ。この作品は、一般読者に
は面白くなく、科学的知識のある者には物足りない。」
これは、SF作家のH/G/ウエルズが小説「タイムマシン」の原稿を没にさ
れたとき出版社に言われた言葉だそうだ。
なんでも、初めは周りに認められないことはままある。しかし、それをやる力
あるいは、やり始める力、それが大切だという。無名だった人が著名になった
のは、有名だからでもなく、資本があったからでもなく、地位があったからで
もない、やり始めたからやれたのだ・・・。(ふむふむ)
◎ 積み重ねる力がとてつもない高みへ -イチロー選手&外科医の須磨先生
才能という言い訳をつかいたくなるときがある。そんなときはイチローの言葉
を噛みしめることにしよう。「小さなことを積み重ねることが、とんでもない
ところにいく唯一つの道」だと。
スリッパを揃えて金メダルを獲得した柔道の滝本選手(←これ、ものすごい飛
躍がある:笑 ので、詳細は本書で)、ハリウッド女優(シャロン・ストーン)
の一声がダボス会議中のわずか5分で1億円の寄付につながった話、など、読
んで楽しいエピソードが満載。そして、そこから見える仕事力のエッセンスが
役にたつ・・・。
勉強熱心なビジネスパーソンにお勧め。
シャロン・ストーンのダボス会議事件(?)が気になり、Youtubeで調
べてみた。ちょっと探すのに苦労したが(いや、結構面白かったが)見つけた。
ダボス会議のそのセッションは1時間くらいあったのだが、50分ほどのパネ
ルディスカッションのあと、Q&Aのところに、このシーンが登場する。
さわりだけをご案内しておこう。
あ、その前に、これは何の力のことか?。文字通り「立ち上がる力」である。
タンザニアの大統領の訴え(マラリアを防ぐカヤが今必要だ!)を受け、シャ
ロン・ストーンはまさに立ちあがって、私達も今ここで寄付しましょう・・と
訴えた。しかし、同調者が少ない。司会者も次に進もうとさえぎる。しかし、
彼女はひるまず、訴え続けた。・・・すると、セキを切ったように次々と大勢
の参加者が立ち上がり始める。こんな動画である。
では、どうぞ: http://splicd.com/R8CF4EoXjD0/3110/3262
人前で立ち上がるのは、ちょっと気恥ずかしい瞬間がある。電車で席をゆずる
なんてのもその一つ。そんな場面に遭遇したら、この話を思い出そう。
本で読み、何かを感じたら行動してみる・・っていうのも、いいね。
ちなみに、本書は【一歩先のシゴト力】の文庫化されたもの。
2006年1月に読んだときの印象はこちら:
http://www.webook.tv/bn/2006/01/post_998.html
この時も“かぶく力”に反応した自分がいたんだなぁー。笑
★★★★★+一歩先へ
・仕事を面白くしたい方
・勇気を出したい方
・大人のホンキを出したい方
01-05-10 08:08
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2009年、最後で最高のおすすめ本です。
この本を読むと、なんだか元気が湧いてくる。
この本を読むと、なぜかアイデアを考えたくなる。
この本を読むと、回りの誰かに教えたくなる。
この本を読むと、来年が絶対いい年になる。
ってことで、きょうの本は、とってもお勧め。僕のイチオシの本である。
さて、何が書かれているかというと、著者の小山さんのアイデア、発想
、企画のヒントが満載されている。共通するのは、そのままでは“もっ
たいない”というもの。
冒頭のエピローグで、「受付しかしない受付嬢はもったいないな」とい
うところから、受付とパン屋をいっしょにしてしまった話が登場する。
小山さんの新しい会社オレンジアンドパートナーズの話である。
もったいないという思いがアイデアを生むきっかけになる・・というこ
との導入部だ。
続いて、山形県の東北芸術工科大学で、「企画構想学科」を立ち上げる
ときのブランドの話も実に痛快!笑いころげながら、ナルホドと納得で
きるのが楽しい。
ナルホドは、たとえば
どれだけ事前に価値を刷りこむかによって、ものの価値は変わって
きます。自分たちが世の中に送り出すものに対して、どれだけ価値
を刷りこんで、どれだけ感情移入してもらうか。その方法を考える
ことが「企画」なのです。
「もったいない」とは、外からの目で、価値を再評価し、そこから
新たな価値を生み出すことでもあるのです。
ヘェ~ェも楽しい。たとえば、
違反者の摘発だけにおカネを使うのはもったいない。
→ 運転マナーのいいドライバーを誉める ホメパト を実施。
僕は偶然居合わせた人の人生の中に足跡を残すようなことが好きです。
→ タクシーの運転手(実は初日)に、今度、疲れたら、うちの
受付パン屋によってね。この名刺でパンを差し上げますので
と、名刺にその旨書いたのを運転手さんに渡す。
もったいないのは・・・
チャンスの種は誰の前にも同じようにたくさんころがっている。
あなたはそれが見えている。見えているのに拾わないのは
本当に「もったいない」。
過去の失敗も、そのままにしておくともったいない。
→ 小山さんは、むかしバナナトリップというTシャツで失敗を
したという。でも、今なら・・・。
そのままではもったいない。
てなことで、とにかく、脳みそが脱力しちゃうような面白いアイデアが満載。
そして、それらは、実は僕らの眼の前にいっぱいあったことに気がつくとき
脱力した脳みそは、またしわしわになっていくのであろう。
お正月にぜひ読んでほしい。そして、たのしいアイデアで、新年を笑いなが
ら迎えるのもいいかも。
この本、はじめの30ページを読んだだけで、降参してしまった。降参という
のはヘンだけど、とにかく、すっかり小山さんのファンになってしまったのだ。
著者紹介のところに、「カノッサの屈辱」で放送作家として脚光を浴び・・・
と書いてあるあたりから(表紙の裏だけど)もう、意識はノリノリになってお
り、すでに 陶酔モード(笑)になっているから仕方ない。
オフィスの受付がパン屋さんを兼ねている話や、山形県の東北芸術工科大学の
カレーの秘密などを読んでいると、もー、すっかり小山ファンが出来上がる。
小山さんの企画構想学科に、大学生としてはいってみたい、なんて思っている
から、子供にも進めてみた。(30Pまで読めと勧めたら、途中でくすっと笑
っていた。脈ありだねー。)
ぜひ、ジェイカレッジにお呼びしたい。(2010年。絶対に実現させよう)
★★★★★+もったいない
12-30-09 02:52
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とにかく、使ってみなさい。
Twitter をやってる人が急に増えてきた。僕もさっそく始めてみた。
「昼ごはんなう」なんてつぶやきを聞いてもどこが面白いのかしらん・・・と
初めは半信半疑に思っていたが、それはWHOとWHAT次第ってことで、な
かなか楽しいことが最近になってわかってきた。
さて、本書は、世界一小さなデジタル放送局KNN.comをやっている神田さん
がツイッターの魅力や影響力などについて分かりやすく書いた本である。
ツイッターのタイムラインを「今この瞬間に自分の側から見える社会」と定義
したところがいい。
もうひとつは、「ウエブのリアルタイム化」という視点。ネットの今、あるい
はネットにつながっているリアルな人の今が、つぶやきという形で見えるとい
うことだ。ただし、その視点は自分でフィルター精度を高めないといけない。
つまり誰をフォローするかということだ。
ちなみに、僕がフォローしている人でいちばんおもしろいのはこの方:
http://twitter.com/ichimada
逆につぶやきを「見られる(見てもらえる)」という立場から考えると、でき
るだけ多くのフォロアーがいるとうれしい。著者の神田さんは6700人くら
い、百式の田口さんは20万人くらい、ジャック・ウエルチは110万人もい
る。ひとことのつぶやきが影響力が大きい。
(ぼくは今、260人くらい。もうちょいでウエルチの背中が見えるか、笑)
神田さんは、ツイッターの特徴を7つあげている。
1)RTの伝幡力、2)短縮URL、3)ボット、4)API解放によるカス
タマイズ、5)140文字の字数制限、6)メールを超えるコミュニケーショ
ン、7)ユーザーが決めるルール
この中で、4)API関連の面白いサービスの紹介があるのでメモっておこう。
「おもいついったー」~カヤックの提供で、アイデアの公開サービス
Twitterでアイデアを増幅させるステキ創造サービスということで
おもいついったーに登録し、お題を出したり、アイデアの投稿ができる。
お試しで「本の表紙を面白くするアイデアは?」って出してみたら、
メルマガ原稿を書いてる間に13件ものアイデアが寄せられた!WOW!
「読んだ4!」~ツイッターで読書メモ
@yonda4 のあとにワンスペースをあけて署名を書いてTweetすると
http://yonda4.com/user/webookoftheday (←これは僕の場合)
にそのリストが整理されるっていうもの。
「テレッター」~ みているテレビ番組の情報を共有するもの
http://teletter.pulpsite.net/
@teletter 5 のように番組番号のあとに
@teletter 1 坂の上の雲は、すごい のように書く。
番号は、1.NHK総合 | 2.NHK教育 | 4.日テレ | 5.テレ朝 | 6.TBS など
本書は、ツイッター入門として、その現状(世界で5840万人の利用者がい
ること(2009.9)や、ブレークしたきっかけ(オバマの選挙戦、ハドソン側に
着水した飛行機など)が紹介されている。
神田さんの主張、ツイッターをわかるにはとにかく「使ってみよ」というメッ
セージは重要だ。水泳も自転車もツイッターも体感していったほうが、ずっと
面白いし早い。ビジネスで使うならなおさら、まずは個人で使ってみることが
大切だ。
始めるのに遅いことはこの世に何もない。もし、まだなら、この機会にぜひ!
使ってる人もこれからの人も、本書は読んどくといいね。
フォローされる人はそれなりに意味深いつぶやきがある。ラスベガスの靴の通
販会社、ザッポス( http://www.zappos.com/ )- 2009年にアマゾンの傘下に
はいった- のCEOトニー・シェさんは140万人のフォロワーを抱えるとい
う。一声つぶやけば・・・・考えただけで、す、すごい!・・だね。
さらに500名を超えるスタッフもツイッターで情報発信しているというから
すごい会社があるもんだねぇ。
本書には、神田さんが参議院選挙に出たときのエピソードも書かれている。最
初は取材のつもりだったらしいが、お役所にたらいまわしにされるのを嫌って
立候補しちゃったという。「候補者」ならいろいろ聞きまわっても無視できな
いからだ。ツイッターの考察とはちょっと離れるけれど、選挙とネットについ
ての興味深い考察がある。
合法的な選挙活動としてはがき3万5000枚分の費用が国庫から支給される
らしい。一人175万円なり。
新聞広告は一人5回まで出せ、一回200万円くらいとして1000万円なり。
立候補者の人数をかけると一回の選挙で数百億円の国税が消費されるらしい。
ハガキの代わりにメールを、ポスターの代わりにウエブサイトを、政見放送に
Youtubeを、選挙区回りの代わりにツイッターを・・・ってなことで、
選挙もネットにシフトしたらかなりの国税節約になりそうだ。
そろそろ、ネットによる選挙活動を解禁したら・・という主張は、なかなか説
説力があるかも。しかも、ネットユーザーが人口の75%、新聞購読者62%
と聞けばなおさらである。
というわけで、本書は、ツイッターだけでなく、余禄の内容も面白い。
で、とにかく使ってみんさい! というのが最大のメッセージだからね。
僕からは、とにかく読んでみんさい、かな。笑
★★★★★+つぶやき
・仕事とツイッターについて考えたい方
・何かを宣伝したい立場の方
・ツイッターを感じたい方
12-21-09 08:12
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一つ目のハードルこそ、大事。
営業やマーケティング部門にいる方は、本書のタイトルをみて、うーん、どん
な方法があるのかなぁと気になる。
この本は、はじめにのところで、まず「読みたい」のスイッチをバチンと押し
てくれる凄いエピソードが紹介されている。
へぇー、なんでなんで?と思うのだ。
そのエピソードは、一脚10万円もするイスの話。ちょっと長くなるが印用し
ておこう。(あなたも読みたいスイッチONになるから、気をつけてー。笑)
ある家具店でのこと。この店には一脚10万円以上もする椅子がある。一見
すると、デザインは普通のものとあまり変わらない。というか、メーカーの
方には失礼だが、少しおおぶりで武骨な外見である。高価の理由は人間工学
を駆使しているかららしく、長時間座っても疲れにくいなど、良い点はいろ
いろある。しかし反面うりにくくもあり、平均すると1年に1,2脚くらい
の売れ行きだった。
そこで店主はこの「モノはいいが売りにくい商品」を「あまりどこもやらな
いやり方」で売り方を考え、実際に売ってみた。すると、その月にいきなり
12脚が売れた。それまでのざっと10年分である。
もっと驚くことも起こるようになった。著名な観光スポットの至近にあるこ
の店では、店先に和風雑貨が置いてあることもあって、観光客がふらっと立
ち寄る。そんな彼らにまでこの椅子が売れているのである。
はたして、あなたは、遠方に来て、10万円もする(武骨な)椅子を買って
帰るだろうか。しかし、この店を訪れた観光客はそうしてしまう。もちろん
彼らとて、椅子を買おうと思ってらいてんしたわけではない。しかし、買っ
てしまうのである。
そうしてこの店では、遠く離れた他県へ椅子を発送することが、毎月のよう
に続いているのである。
この店の観光客にいったい何が起こったというのだろう・・・。
さて、これを読んだあなたも、気になり始めましたね・・うしし。
人が買うという行為をするのは、2つのハードルがあるという。二つを超えて
初めて購買行動が成り立つ。一つめは、「買いたいか、買いたくないか」のハ
ードルである。二つめが「買えるか買えないか」のハードル。
前者は情動により動き、後者は理性で決まる。
で、情動と理性。どっちが優勢かといえば、圧倒的に情動らしい。不況になっ
てサイフのひもが固くなると後者のハードルは高くなるが、一度前者の情動の
ハードルを超えるととんでもなく勢いがついてしまうらしい。
したがって、その情動に働きかける何かをすることが商売繁盛のコツになるの
だ。一脚10万円もするイスを買うのは、理性ではなく、情動なのだ。
こうした事例をふんだんに紹介しつつ、脳科学や心理学的な側面から、さまざ
まな「買うスイッチ」の秘密を紐解いている。
商売で何かを売りたいあなたにぴったりな一冊。
僕は、これをわくわくして読んだ。
確かに、人は何かを買いたいと思い行動に走るとき、あれこれと比較したり考
えたりするように思えるが、実は、もっと以前のある瞬間に買おうと密かに決
めている。(もうこれは理性ではなく情動)
今回、日本に帰ったときPCを買いたいなぁとなんとなく思っていた。このな
んとなく・・・というのはクセモノで、すでにあるPCを買うことに決めてい
たのが本音。たまたまネット広告でみた 指先でホールドしている薄ーいPC
が気になって仕方がない。AirMacみたいだし、なんだぁこれ・・・。
Sonyの出したXシリーズである。
http://www.scs-uda.com/vaio/2009_aw/vaio_x_series.html
果たして、一時帰国の合間にアキバあたりをうろついて、買ってしまった。
人が買いたいと思う心のつぼを押すような仕掛けや仕組みをつくったら、売る
ほうも買う方も楽しいはず。
そういうのを、いっぱいやっていこう。っていうことで、この本は、あの方と
あの方にはプレゼントしておこう。うしうし・・。
★★★★★+あまりどこもやらないやり方で
・売場を楽しくしたい方
・マーケティング部門の方
・売る楽しさを感じたい方
12-07-09 10:45
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ロングラン賞をいただきました。感謝!