2007年08月28日

時間泥棒を探せ! ~ 夏川賀央 + メール感謝

時間どろぼうを追い出せ!

書籍情報

時間泥棒を探せ!
時間泥棒を探せ!
posted with amazlet on 07.12.03
夏川 賀央
扶桑社 (2007/06/21)
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本のひらめき

時間泥棒!・・・それはいろんなところに潜んでいる。
ノーアポで訪れたセールスマン、やりたくもないことを押し付ける上司、何度いっても理解してくれない同僚、そして自分の悪い習慣も・・・。

本書には、これらの時間泥棒に対処する方法20個が、楽しく解説されている。ばばかよさんのイラストもクスリと笑えて楽しい。

本書に一環して流れている考え方は、誰のための時間か・・という視点。それはとりもなおさず「あなたのための時間」という視点である。

だから残業せずにとっとと帰って自分のことをやってもいいし、とことん突き詰めたい仕事があるなら深夜まで残業したっていい。つまり、それが自分のためになるなら・・。

 時間を自分の願うような形でつかうこと
 誰かの目的で使われている時間を、自分の意思で使えるようにすること
 自分にとって何が大事かという観点から、その時の最優先事項を選択する

など、そうそう!って納得できる考え方ややり方が解説されている。

時間泥棒はあちこちにいて、結構僕たちを振り回してくれる。そこで、そんなことにならないように「何でも得にしてしまう」ワザと考え方をこの本から読み取ってみたい。

とても響くメッセージがいっぱいだ。


僕の思いつき

時間泥棒の一番強力なもの・・・それは、人間関係というところに潜んでいるという。例えば、家でやりたいことがあって、そろそろ帰ろうかと思って片付けていたら「君、悪いな、きょうはちょっとxxへいくんだけど、一緒にいってくれ」なんて言われる時・・・。
上司の言葉に断りにくい。さーどーする?

ここで、仕方なくついていくと、上司は完全な時間泥棒になる。

断ってもいいし、ついていってもいいのだが、そこにひとつの「自分としての判断」があればいい。選択といってもいいだろうか。

すべてポジティブに考えて選択すると、ものごとはいい方向に向かう。時間もいい流れに向かう。

このちょっとの差が、実は大きいかも・・・。

著者の夏川さんは、このあたりを実にうまくリアルに表現している。

夏川賀央さん。実は、何年か前に藤原和博さんといっしょにお会いしたことがあった。そして、先日、丸の内の壮行会で再会。なんだか不思議なご縁は、素敵な本を介してつながった。数年ほどの螺旋階段を上ってコンニチハって感じ、かな。再会に感謝。



オススメ度

★★★★★+時間泥棒

読んで欲しい方

・戦略的に考えたい方
・会社の企業戦略を練る立場の方
・分かりやすいってどういうことか感じたい方

Posted by webook at 2007年08月28日 02:43 | TrackBack
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