深くやさしい言葉が、心に響く・・・
TVでご覧になられた方も多いことでしょう。私も、年末のNHKの番組で
はじめて知りました。
90歳を過ぎ、腰を痛めて趣味の日本舞踊が踊れなくなったとき、息子の健
一さんの勧めで詩を書くようになる。産経新聞の「朝の詩」に入選した感動
がトヨさんの創作のエネルギーらしい。
本書はすでに150万部以上も売れているから、すでに知っている方のほう
が多いかもしれない。けれど、あえて紹介してみたくなった。
冒頭に出てくる詩から、すでに涙がボロボロ・・・。
母(Ⅰ)
亡くなったは母とおなじ
92歳をむかえた今
母のことを思う
老人ホームに
母を訪ねるたび
その帰りはつらかった
私をいつまでも見送る
母
どんよりした空
風にゆれるコスモス
今もはっきり覚えて
いる
僕も、亡くなった母を老人ホームに見舞った帰り、同じような気持ちにな
ったことがあります。
あのとき、母の目線の先から消える自分が、ともて辛かったなー。
タイガーマスクとおなじくらい、好感をもって記憶に残るあの有名な詩は
平成20年4月の作品です。
心をこめて、ここに書き写しておきましょう。
くじけないで
ねぇ 不幸だなんて
溜息をつかないで
陽射しやそよ風は
えこひいきしない
夢は
平等にみられるのよ
私 辛いことが
あったけれど
生きていてよかった
あなたもくじけずに
明治、大正、昭和、平成と一世紀を生き抜いてきたトヨばあさんの声に
耳を澄ませてみましょう。
誰かにプレゼントしてもいいなと思える素敵な本です。
★★★★★+あなたも
・息子の健一さんは何歳でしょう?
・目を閉じてみる ひとときの世界が・・・・
・朝は必ずやってくる・・・
加藤史子さんの新しい本が出ます。2月18日サンマーク出版から。
「願いがかなう!悩み解決!魔法のパペット・コミュニケーション」
→ http://amzn.to/PapeComm
とても素敵な内容の本のはずです。
読んでもいないのに、どうしてそんなことが?
加藤さんとお話ししてて、感じたインスピレーション。
本を読む前から大ファンになった素敵な方です。
柴田トヨさんの本と同じように、今年はこのパペコミ本がすごいことに
きっとなるでしょう。
ぁ~いまから楽しみ。
加藤さんの名刺にはちょっとおもしろい絵がかいてあります。
馬がつまずいている絵。「4本の足をもつ馬でさえつまずく」と書いて
あります。もうひとつの くじけないで なんですねー。
ちなみに3月12日13時から新浦安WAVE101で出版記念講演が
あります。行こうかな・・・。(ご案内はまた別途)