すぐやる!って、やってみると、案外楽しい!簡単!面白い!
僕は、子どものころとても引っ込み思案で、うじうじする子どもでした。
まわりの大人は「おとなしそうなええ子やねぇ」と表現していました。w
近所の子どもたちが原っぱで三角ベースの野球をやっていても、いつも遠くで
眺めては、一緒にやろうよ!と声をかえてもらえるのをじっと待っていました。
最後まで、見てるだけで終わる日も多々ありました。
きっと、ものほしそうな顔をしていたと思います。
そんなうじうじした性格は、なかなか治らず、心の中で「こうしたい」「ああ
したい」などと考えるだけの行動できない”おとなしい”子どもでした。
転機は、小学校の3年生のころでしょうか。優しい男の先生で、授業中にちょ
っとおふざけしたのがウケました。それからです。声に出したり、行動したり
する勇気が少しづつ芽生えるようになりました。
周りで見るだけの子どもから、自ら行動する子どもへ、ささやかなジャンプを
試みた時期だったように思います。それでも、生来、奥手の性格は基本的には
変わらず、大人になっても躊躇する行動癖はついてまわりました。いつの時も、
そうした自分との葛藤の中で、小さな勇気をふり絞ってきたような気がします。
今日の本に出てくる「すぐやるカエル」の三人目の弟みたいな感じですね。
(ちなみに、本書で登場する弟は1人/匹だけですが・・)
さて、前置きが長くなったのは、自分の来し方とカエル君のチャレンジを重ね
てみたからです。この本は、自分ごとにして読めるのがとても嬉しいです。
シャイだった私も今では、大学生のみなさんに、とにかく飛びなさい、行動し
なさい、失敗しなさい・・と熱く語っています。
この本にでてくる「すぐやるカエル」くんに少しだけ近づけたのかもしれませ
ん。ちょっと、嬉しくなります。
本書は、すぐやるカエルが、井戸の中から飛び出して、カエルマスターや、
ものぐさカエル、オタクガエルなどとの出会いの中で、成長していく物語。
そして、久米さん自身のこれまでの経歴とタペストリーになって織り上がる
素敵な内容の本なのです。
とても心に響いたところをメモしておきましょう:
○ 人生の7割は、「自力」ではなく「他力」のおかげで開ける
誰しも素敵な出会いがあるもの。その方のおかげで、未来が開けたり
救われたり。久米さんのカエルマスターは、大学時代の平野絢子先生
のようです。僕の場合は、・・・とまらなくなりそうなので改めて。w
大きなエネルギーをもった「他力」の人がいたら、すぐに会いにいく
ことですね。私が本を読んでほれこんだ著者に会いにいったのも、ある
意味そういうことだったのでしょう。そして、ジェイカレッジはその
先にあった楽しい活動です。
他力にめぐりあったときにとるべき行動のヒントは、実に有益です。
そうそう!って思いました。
○ 出来るようになる前に飛ぶと、大きく伸びる
ある知り合いは、何かをやるには資格や経験がないと・・・といって
ちっとも動きません。もったいないと思います。
このごろ「すぐやるカエル」モードになった僕は、時折むちゃなこと
にチャレンジします。思いついたらすとリートアカデミーですぐ講座
を開いたり・・・笑。第九のフラッシュモブを友人と企画したり、無
謀なことを楽しんでいます。
久米さんの本にあるように、すぐやる!人だけがチャンスに恵まれる
のは本当だと、つくづく思います・
○ 隣の芝生よりも、自分だけの花園を作れ
僕は、小中高とある意味では万能ガエル的なところがありました。
”成績”という人と比べるのにとても権威のあるモノサシがあり
そのモノサシで測ると僕は万能ガエル的でした。それは自分にとっ
て嬉しくもあり(青く輝く隣の芝生だから)、窮屈でもありました。
芝生をいつもきれいにしておかないと格好悪いからです。
そのために得られないこともあることに気づくと、いつも心のどこ
かに寂しい風がふいたものです。今は、それはそれで、よかったと
思いますが、違う青春時代もあったんだろうな〜とも思います。笑
比べて生きるより、自分だけの花園を持とう・・・、あのころに聞
きたいメッセージでした。
自分だけの花園に咲かせる7つの豊かさが、久米さんらしい素敵な
文章で紹介されています。お金、時間、友達、ライフワーク、志、
健康、家族の7つです。我が身を振り返って、どうだろうな〜と
いろいろと自分に向き合えるヒントがあります。
すぐやるカエルと久米さんのストーリーからは、自分と向き合える沢山の
ヒントがもらえます。
わくわくしながら読み進め、そして、とても勇気がわいてくる本です。
来年度の講義の必読書にしたいと、本気で思いました。
若い方にとってもおすすめ。
そして、なんとシニアの方にもおすすめです。w
★★★★★+すぐやるカエル
・ぐずぐずカエルの方
・もじもじカエルの方
・いばりカエルやひっくりカエルの方
「言葉の因数分解」というひらめきをもとに言葉を見直しています。
今回は、その5。今回は、モノにフォーカスしてみましょう。
その5
電車 = 如何に座るか + いかに譲るか
新幹線 = お弁当 + 富士山
飛行機 = 料金 + 定刻 + やっぱりCAさん
帝国ホテル = 商談 + 歓談 + 密談
お土産 = お礼 + 金額/下心
(お土産は、下心がないとお金を気張らなくても大丈夫)
温泉 = 湯 + 由 + 友 + 悠
その4
コンビニ = なんでも + いつでも
自販機 = どこでも + いつでも
ファミレス = 家族で + ふたりで + ひとりで
( ファミレスの因数分解が、なんだか哀愁です。)
その3(読者の方からもいただきました)(抜粋)
出張 = 領収書+報告書+お土産 (座布団2枚!)
言葉 = いやし + はげまし + ひんと + とげ
お礼 = 言葉 x(行動 + 気持ち)
筋トレ = (心+体)x 習慣
応援 = 温かく見守る+応じて行動する
拒否 = (こばむ+否定する)x 怒
その2(抜粋)
ファン = 顧客 ー クレーマー
謝罪 = 0.2(実利)+0.8(誠意)
経営資源 = 志+アイデア+努力+感謝
出番 = チャンス+根拠なき自信
信頼 = 信じる気持ち+頼りにする気持ち+行動 (動詞)
絵本 = 子どもが大人になる準備+大人が子どもに戻れる時
その1(抜粋)
真実=事実+解釈
傲慢=自己中+高圧的
ポケモンGO=GPS + ノスタルジー +ゲーム感覚
夫婦=Short歓喜+Long我慢
優先席=(優しさ+感謝)/ 小さな勇気
★ 楽しい因数分解、募集中〜 : webook@yahoo.co.jp まで
★ 仕事と人生を楽しくする「言葉の因数分解」講座 + Webook クーポン
第二回テスト講座:
日時: 2016/10/22(土) 10:00-11:30
場所: 都内か暮れ家(参加者にお知らせ)
会費: 2000円( 東京で二番めに美味しい担々麺ランチつき)
内容: 本の紹介、因数分解、ワーク&クイズ、集合写真
詳細: https://www.street-academy.com/myclass/14503
第一回目の好評をうけまして、図に乗って二回目を企画しました。
次回もお楽しみに。
もしかすると本になるかも〜
なお、今、ストリートアカデミーに登録すると1000円の
クーポンがもらえます。これは利用したほうがいいかも。
→ http://bit.ly/webookPRESENT
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