1997年02月17日

【予兆】- 情報世紀をひらく..大川功..97.2.17...☆☆☆☆

【予兆】- 情報世紀をひらく

大川功
1936年 昭和2年 大阪生まれ
早稲田工学部(電気)卒
1967年 CSK 設立

東洋経済新報社
1996.12.26 初版
1500円

このおじさんは、CSKとセガの会長です.
CSK と言ってもあまり馴染がありませんが
セガはよく聞きますネ.

CSk は、いわゆるソフトサービス業界でゆいつ独立系
(メーカー系列でない) の企業で初めて上場を果たした
会社だそうです.
参考 / CSK ソフト : 訳師如来 (英訳ソフト) など..

で この会社の創業社のおじさんは、
とてもventure な人で その考え方や これまでの
起業の経緯、今後の進べき道などについて
熱く語っています. 孫氏や西和彦氏ともお友達の
ようです.
以前、社員全員にPC を与えた事があるそうで
そのコスト15億円は 社長(大川氏) のポケットマネー
から捻出したとか... それが又現在の情報化の時流を先取り
することだったようです. さすが.

巻頭を飾る言葉がいいですねエ
" 新しい産業には必ずその「予兆」がある.その予兆を逃さず
にとらえ、これを命懸けで事業かしようとする人に対して
天は「時流」という恩恵を与え、そして「使命」という
社会的責任を負わせるのだと思う. 私の人生は、
それに尽きる."
なかなか 渋いですぜ. このホラ吹きおじいちゃん.

foot work の悪い会社やサラリーマン 生活者には
結構刺激のある内容だと思います.

活きのいいかたにオススメ

お進めど
☆☆☆☆

Posted by webook at 1997年02月17日 14:56