【きつねのでんわボックス】
戸田 和代 作
たかす かずみ 絵
金の星社
96.10 初版
これ絵本です. 小学校1-2年向きと
ありました.
新聞に書評があり、面白そうだったので
読んでみましたが、なかなかの作品です.
僅か5分位で読めますが、感動的です.
きつねの母子がいて楽しくすごしているんですが
そのうち 子供が死んでしまいます.悲嘆にくれる母キツネは
うろうろして人間の里へ下りてきます.
そこにぽつんと 電話ボックスがあり、
人間の子供 (実はこの子は母親が病気で入院しており
ておじいちゃんとすんでいます.)が 遠くの病院の母親に
毎日 その電話ボックスから電話を掛けているのです.
キツネはを失った自分の子供と曾於人間の子供を
だぶらせて 毎日 夕方になると その子の会話を
聞いているのです.
ある時 電話ボックスが故障してしまい、キツネは
電話ボックスに化けて 人間の子供と会話を
します.... そして.....
と言うタワいも内話ですが
メルヘンで詩的な表現の散りばめられた
素敵な童話です.
小学生のいるご家庭に是非おすすめ.
お進めど
☆☆☆☆☆