【太陽ママのすすめ】
公文教育研究会
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PHP出版 1150円
1987.9.11 一刷
1992.2.7 30刷
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公文(くもん)と言うおじさんが独自の教育tool
(算数) を考えてから 35年くらい経つようです.
その人は 一昨年 92才でなくなりました.
家内はその人にあった事があるのですが
"いいおじいちゃん"だったわ というのが感想でした.
幼児教育の是非とか 教育問題を議論するときに
"くもん" というのはかならずでてきます.
その 公文教育研究所が書いた本で、
幼児を育てる時の 母親のattitude をとても
よくまとめています.
未熟ママのカタログ....と言う章では
北風ママ、無理ママ、でしゃばりママ、召使ママ
養殖ママ、ヒステリーママ、気まぐれママ、
脅しママ、比べママ、世間体ママ、豹変ママ
..... などなど 結構 sub title だけでも ううん
そんなときあったなあ... なんて 感じるものが
ずらーりあります.
ママに限らず パパ もそうかもしれませんね
そして 次の章の 太陽ママのすすめ で
子供が3才なら親も3才で-- おない年のすすめ
親は生徒、子は先生 --- 親子学習のすすめ
1ほめ2はげまし-----ほめのすすめ
旬の教育 ---- 旬のすすめ
知りたい時が学び時 --- なあに?のすすめ
もう少しが止め時 --- 腹八分目のすすめ
など
結構 いいことが書いてあります.
"2才では遅すぎる" - sony 井深 大 等の本をよんだり
"公文" や"七田式教育" などで 、幼児教育(虐待?)に
走っている 教育ママは 結構私の周りにも多いですが
その 本家とも言える 公文研究会が書いたにしては
とても 謙虚で いい内容の本です.
赤ちゃんが生まれて、さあどんな子供に"育てようか"
と思案される お母さんに 是非おすすめ.
近所の子供が、やれ クモンだヒチダ だのと自慢していて
家の子供にもなにかさせなきゃ って焦ってるママにも
おすすめ......
自分をてらす鏡にするといいと思います.
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おすすめ度
☆☆☆☆☆
真之助