1997年06月20日

【清水国明の自然遊び日記 (丸太小屋編)】...清水国明97.6.20...☆☆☆+=!=

【清水国明の自然遊び日記 (丸太小屋編)】
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清水国明
あのねのねの片割れの人
芸能人?
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読売新聞社 1300円
97.5.9 第1刷
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この本は、清水国明が 週間読売に96.4~97.1まで連載した
エッセーを集めた本です.

私は、清水国明が"あのねのね"とうコミックバンド?で
"あかとんぼの唄"をうたってたころ、この人を知りましたが
当時、結構おもろいヤツやなあ...と言う感じがしました.
最近は TVで ものまね番組の司会などで お目にかかりますが
この人、結構アウトドア ライフを楽しんでいて、それを生活
の糧(ギャラ) にしちゃってる 幸せなおじさんをしているよう
です.
この本も そんな アウトドアライフの短いエッセーを集めて
います.
ログハウス、カナディアンカヌー作り、釣り、キャンプ、
バイク、カスタムナイフ作り、クライミングなど まあ
よくやるわ...って感じ.
どれも全て家族(妻と子供達)をまきこんでいて、その掛け合い
(かみさんに逃げられそうになったりとか..)もおりまぜて
清水風の独特なユーモアが滲んでいます.

バイクも国際A級ライセンスをもち、なかなかのもんで、
警察で安全講習の講師なんかをやって表彰状をもらったり
しています.
最近は アウトドア タレント(?) としてマスコミから
結構 仕事がくるようで、TV の番組ロケ(アウトドア
サバイバル) を オートキャンップ場で行い、"どこがサバイ
バルってんだ" と本音をだしたりするところが 清水国明ら
しいところです.

自然とのふれあいの中で、ゴミの問題を考えたりしていて
こんな面白い事がかいてありました.
「最近は どこのキャンプ場とか、行楽地にも "ゴミは持帰り
まょう"なんて書いてあるけど、自分(その場所)さえ きれい
ならいいっていう 自己中心的な考えが見え見えで すかん.
少なくともキャンプ場は 焚き火をOK にしてそこで 燃える
ものは みんな 灰にして土に帰すべきだ...」
で、清水国明は キャンプの時は 何時も早起きして 前日の
ゴミをみんな(よそのゴミも) 燃やしてくるそうです.
エライ!

丸太小屋は いままで4棟も作ったそうで、写真などで One
point の解説を入れています.
......私も 後10年の間に ログハウスをつくるぞ!

--- 脱線---
私の 義兄が房総半島の山奥に 400万円で 広い土地を
買って、自分で家を立てました.土台から 屋根吹きまで
全て自前. 私もちょっと手伝いましたが、ものすごく
楽しかったですね.ほかほか弁当をあれ程 おいしく
食べた事はありません.
奥さんや 子供も たる木を切ったり 1寸釘を打ったり、
山にコダマした 金槌の音と カッコーの鳴き声が
とおっても新鮮でしたヨ....
--- 復旧 ---

エッセーですから、まあ他愛のないことなんですが、アウト
ドア ライフ を楽しむ時、ちょっとこの本の事を思い出すと
楽しいかも..
清水国明の自筆の墨絵もたくさん挿入されています.

"はねえをとおったらアブラムシ"が分かる方
アウトドア ライフをはじめようかなと思ってる方
ログハウスに興味の或る方、釣り好きの方
オススメです.
これ、かる~く読む本です.
あとがきに"しまった だまされた"と思ってもお金は戻しませんヨ
て書いてあります.
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おすすめ度
☆☆☆ + =!=
(=!= はやっぱし アカトンボでしょうね)
真之助

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オマケついで
先日のおまけ "北朝鮮絶望収容所" が写真でみられます.
昨日 6.19 の朝日夕刊に 写真があります.
なんだか そら恐ろしい!?

Posted by webook at 1997年06月20日 16:36