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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2002-012】 2002/01/24(木) ★
★ “晴れだ”の木曜日 ★
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ξ
▲▼▲ わかったような気になる・・・
Web ◎◎ k 普段、よくあるよね。
| △ | でも、ホントに分かったのかしら?
\σ/_b って思う事も・・・。
( Y)
e e 真之助
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= もくじ =
◎ 本日の一冊:【「わからない」という方法】
◎ カラコラム:【Resolutions倶楽部3】
◎ プレゼント:【戦略バランスト・スコアカード】ほか 6冊!
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【「わからない」という方法】
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■ジャンル:人生、わからないもんだ
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■著者:橋本治(はしもと・おさむ)
1948年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。77年「桃尻娘」で講談社小説
現代新人賞佳作。以降、小説・評論・エッセイ等あらゆるジャンルで執筆
活動を行う。著書に「双調平家物語」など。
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■出版社:
集英社新書/ISBN4-08-720085-X/ 700円/252P
2001/4/22 第1刷
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■ <ワン・チョット>
「人生はわからないの迷路である。“わからない”という哲学で遊ぼう!」
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■ <忙しい方はここだけ>
「わからない」と言うことは恥ずかしいことだった。著者は、20世紀を「正
解があるはずだ病の時代」と総括し、新しい世紀を「わからない」をスタート
地点とする、いとも当り前の時代であると言っている。
確かに、「わかる」(≒覚えている)ことをず~っと求められ続けてきたのが
20世紀だったような気もする。なんだお前、そんなことも知らないのか?!
と言われて、ひどく落ち込み、知らないということは恥ずかしいことだったよ
うな・・・・。そして、わかるとは、正解を一つ知っていればいい、覚えてい
ればいいことだったような・・・・。
通常、「分からない」と「やる」の間をつなぐ関係は、“のに”という逆接の
関係を連想する。あるいは、分からない“から”やらない、というように順接
であれば「やらない」という行動否定がくるのがフツウだ。
本書は、「わからない」と「やる」の間を“から”という順接でつなげる考え
方(ひょっとすると生き方)を方法論として展開するものだ。
著者は、「男のためのセーターの本」を書いた人だ。それは、正に、わからな
いという方法を地でいく本なのだ。
基本的スタンスを“わからない”という場所に立地させると、ものごとが“わ
かる”ようになるという例として、セーターの本のいきさつを詳しく紹介する。
他にも著者が門外漢であったフランス絵画のシナリオ、古典「枕草子」の現代
語訳「桃尻語訳枕草子」など、“しらない”“わからない”からスタートする
モノの見方を面白く展開している。
ちょっとした「哲学」の本である。(ちょっとした=たいした)
人生は「わからないの迷路」だ。そして巨大なる「わからないの森」は、「わ
かりうる一本の木」の集まりでもある・・という。
小さなきっかけ(分かり得た事)のまわりにある無限の“わからない”ことに
「?」という目を向けると「!」も生まれようというものだ。
わからない・・を楽しんでみよう!
おすすめ度は、★★★★+わからない
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■ <お暇な方は、もう少し>
・・・と、まあ、ご紹介しても、本書のことは「わからない」のではなかろう
か(笑) ま、読んでみなはれ。ということだね。
時々話がぱっと飛び・・・何の関係があるんだろうと思うと、ちゃんと繋がる
という面白さもある本だ。
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| ↓
| 分りそうな一本の木を見つける事
|
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本書にも題材としてよく登場する「男のためのセーターの本」は、なぜ書かれ
たか?
著者は、それをこういう。
“男が編物をするなんてヘンだ”という古い常識をひっくり返したかった?
ノー!
私がひっくり返したかったのは、すでにある“編物の方法”であって、
既にあるセーターのあみ方って、それで本当に正しいの?という挑戦状
を既成の編物業界に投げつけようとした・・・
のである。どこがユニークかといえば、とことん「わからない」に立脚したこ
とである。
例えば編物をする人にとっては、毛糸をどこで買うか?なんてのは、常識であ
る。しかし、それを「知らない人」がいるのである。だから毛糸屋、手芸用品
あるいはそういうコーナーのあるデパートで買う・・・なんてことまでもが書
いてあるらしいのだ。
編物をするとき、最初の「目」をつくる方法なんてのは、いわば常識らしいの
だが、そういうこともオリジナルの絵と丁寧な説明ではじまる・・・。
てなことにはじまり、「知らない」「分らない」という思考法は、オバサンの
常識を、そして編物業界の常識を覆し(?)、ついに編物書専門出版社の若社
長をして、「どうしてウチではこういう本が作れないんだ!」と叫ばせたと言
う。
わからない・・・はパワーなんだ! ということだ。
わからないには大いなる可能性が秘められている。・・・てなことを本書から
読み取れば楽しい。
昨日はJISAのバランススコアカード分科会に出席し、懇親会なんてでちゃった
もんだから、つい配信を忘れちゃいました・・・。
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■ <読んで欲しい方>
好奇心旺盛な方
なんでも知ってる物知りな方
しったかぶーり上手な方
おすすめです。
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■ <オススメ度>
★★★★+わからない
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
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●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/bookindex.html )
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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.01.24[金]:【】..
2002.01.23[木]:【「わからない」という方法】..橋本治
集英社新書/ISBN4-08-720085-X/ 700円/252P
★★★★+わからない
2002.01.22[水]:【--】..JISAボケ休刊
2002.01.22[火]:【仕事は楽しいかね?】..デイル・ドーテン
きこ書房/ISBN4-87771-078-7/1300円/181P
★★★★☆+試すこと http://go.iclub.to/tamesu/
2002.01.21[月]:【柔らかい企業戦略】..嶋口充輝ほか
角川書店/ISBN4-04-704060-6/ 571円/178P
★★★★+夢と志 http://go.iclub.to/ambit/
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-01 ・ ・ ・ ‥… □■
▼ Webook2002プレゼント企画No.1 ▼
東洋経済新報社の松本さんのご協力を得て、今年最初のプレゼント!
次の本を2冊づつ、プレゼント。
応募資格は、公開してもいい今年の誓(Resolutions)を一言
いただける方です。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
1)戦略バランスト・スコアカード (キャプラン&ノートン) 2冊
2)ITコストの管理 (セバスティアン・ノークス) 2冊
3)クリエイティブ アカウンティング(イアン・グリフィス) 2冊
▼応募方法
・タイトル:本の名前+あなたのお名前
・本文:(お名前、ご住所、メール、年代、Resolutions、コメント)
・宛先:webook2002@yahoo.co.jp
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-00 ・ ・ ・ ‥… □■
■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-00 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-012【Resolutions倶楽部3】・□■
先日、今年の誓い(New Year's Resolutions)を募集しましたら、早速
お便りを頂戴しました。ご了解を得てここにアナウンス!
今日は、Mさんの登場です。
とってもシンプル&ストレート!、しかも具体的!
24歳の誓い、みんなで聞きましたぞ! (ガンバッテネ)
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> 黒豆のMです。
> > ●今年の誓い
> ・ダイエット→あと2kgやせる!
> 以上。
> 今ダイエットをしていまして2kg減らしました!!
> あと2kgやせて、いい女になりますっ!!
> 今年もヨロピクおねがいいたしまする。
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Mさん、がんばってください。今年の末にはいい女がまた増える?
しんのすけ@Resolutions2002
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★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と Pubzine (14941) です。
★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
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ξ
▲▼▲ お弁当です
Web ◎◎ k またあした~。
| △ | わからない~!の真之助(笑)
\ 0/ _△△
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... /> ○ ○ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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