~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2002-026】 2002/02/20(水) ★
★ “ほめほめhome”の水曜日 ★
★ http://listen.to/webook ★
★ http://webook.plaza.gaiax.com/ ★
★ 解除は: http://webook.plaza.gaiax.com/touroku.htm ★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ ただいま、BSC本の企画を進めているところ。
Web ◎◎ k 藤原和博さんから貴重なアドバイスを頂く・・。
| △ | がんばるけんね。
\σ/_ 今日はBSCとも関連性があるシックスシグマの話。
|Y) その入門書だよ。
< \ 真之助@はじめの一歩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !
======================================================================
= もくじ =
◎ 本日の一冊:【[図解]コレならわかるシックスシグマ 】
◎ カラコラム:【 ほめノート 】
======================================================================
■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
----------------------------------------------------------------------
■著書名:【 [図解]コレならわかるシックスシグマ】
----------------------------------------------------------------------
■ジャンル:ビジネす、経営
----------------------------------------------------------------------
■著者:ダイヤモンド・シックスシグマ研究会
真木和人俊を中心に、シックスシグマの研究および普及を目的とする任意
グループ。
http://www.sixcg.com/
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
ダイヤモンド社/ISBN4-478-37281-0/1500円/167P
1999/11/5 第1刷 2001/10/22 第10刷
======================================================================
■ <ワン・チョット>
「日本で生まれ、米国で育った・・・ぼく。シグマくんと呼んでね。」
----------------------------------------------------------------------
■ <忙しい方はここだけ>
シックスシグマの入門書である。
昨年紹介した【「お客様の声」を生かすシックスシグマ】の前編にあたる。
http://www.hoops.ne.jp/~webook/2002.01/2002.01.28.htm
GEやソニーが導入したことで有名なシックスシグマという経営手法は、もと
もとは米国通信機器メーカーのモトローラが元祖らしい。
80年代の後半、日本が「ジャパン・アズ・No1」ともてはやされたのは、
高い品質と生産性。米国のえらいところは、それじゃぁということで、日本的
経営を徹底的に研究したことである。そして欧米流のやりかたに形を変えてで
きたのがシックス・シグマという経営革新手法なのだ。
つまり、日本生まれのアメリカ育ちってわけだね。
育ての親はエライの昔からのならい・・・。生みの親である日本が、シックス
シグマを輸入することになるというのは面白いめぐり合わせといえる。
さて、本書は、このシックスシグマの入門書ということで、はじめは“ゆで卵
の作り方”や“サラリーマン松井さんの通勤方法”など身近なテーマで、シッ
クスシグマってな~に?を解説。
MAIC(Measure, Analyze,Improve, Control)のプロセスが、とても分り易
く解説される。
中級編では、架空メーカー“アタゴ精密”の納期遅れ防止プロジェクトを例に
要因分析(魚の骨)、パレート図による影響の大きい要因の抽出、そして、特
に重要な要因(Vital Few)の選定などのシックスシグマの手順が理解できる。
上級編では、架空企業「KinKon's」(笑えるね)を例に、QFD(Quality Fun
-ction Deployment)=品質昨日展開や、実験計画法などちょっとばかり高度な
手法も織り込んでケーススタディが展開される。
入門書としてタイヘンよくできている。難を言えば、CTQ(Critical to
Quality),QFD(Quality Function Deployment)などの略号がちょくちょく
登場するが、一度どこかで説明したら読者は覚えてくれているハズ・・という
前提にたっているところは「美しい誤解」であり、しつこくAbbreviation を
掲載してほしいところだ。 改訂版で盛込んでほしいなぁ。
おすすめ度は、★★★★+日本生れ米国育ち
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>
シックスシグマの思考プロセスは、MAICあるいはDMAICといわれる。
(本書ではMAIC,次作でDMAICとなっている)
D:Define =課題(戦略的)をしぼり、課題を定義する
M:Measure =現状を把握し
A:Analyze =問題点を数値的、統計的に分析して
I:Improve =改善すべき方法を考え
C:Control =改善維持の確認、他への転用、不測の事態への対応をする
現場に密着した改善活動のイメージが強いが、全社的な戦略策定のプロセスに
応用できる部分もある。
BSC(バランススコアカード)は、戦略目標を4つの視点で表現することに
なっているが、その目標を定めるプロセスには、シックスシグマの手法を使っ
てもいい。
例えば、課題解決のブレスト結果を整理する「魚の骨」は、BSCの4つの視
点で魚の骨を整理すれば、そのままBSCのテーマ整理へつなげる事ができる。
また、様々なデータから問題をフォーカスする手法にシックスシグマのパレー
ト図(20:80の20の要因を数値的に導く方法)なんかも有効だ。
しかし、なんといってもシックスシグマのいいところは、現場が経営的視点か
ら自分の業務プロセスを見直し、改善を継続的に図っていけるところだろう。
BSCはトップダウンでの戦略策定・展開に活用し、シックスシグマは、地に
足のついた現場の改善を促す。そして、BSCと6σが相乗的に動ければ、企
業の革新がトップから一社員までの熱いムーブメントとして進むのではなかろ
うか・・・。
シックスシグマが大好きな方は、それをベースにして経営改革をすればいい。
そのとき、最初のD(define),M(measure)における課題の分析につづく目標
設定とそのブレークダウンに、BSC(バランススコアカード)の4つの視点
をツールとして使えばいい。
バランススコアのほうがエライと思ってる人は、そこにシックスシグマのメソ
ドロジー(パレート、魚の骨など)を使って4つの視点を掘り下げていけばい
い。・・・=僕はこっちの人。
__________________________________
@ 戻る 6σ 表紙 購入 検索 || http://listen.to/webook/ □
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://go.iclub.to/sigma/
| ↓
| GE(日本)のシックスッシグマ解説:
| http://www.gejapan.com/corporate/sixsigma_top.html
| 日経ビジネスマガジンガイド
| http://bmg.nikkei.co.jp/colum4.cfm
|
| => Back to 書籍
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
GE(ウエルチ)が偉かったのは、シックスシグマを生産管理だけではなく、
営業やR&D、調達などさまざまなビジネスシーンで応用したことである。
シックスシグマって、なんか縁がないなぁって思った方も、読んでみまひょ。
----------------------------------------------------------------------
■ <読んで欲しい方>
企業改革を進めるかた
経営者の方
企画室のかた
おすすめです。
----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>
★★★★+日本生れ米国育ち
----------------------------------------------------------------------
■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
●楽天Webook ( http://go.iclub.to/sigma/ ) 直接購入可
●BK1 ( http://go.iclub.to/sigma1/ ) 直接購入可
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.02.22[金]:【】..
2002.02.21[木]:【】..
2002.02.20[水]:【[図解]コレならわかるシックスシグマ】..6σ研究会
ダイヤモンド社/ISBN4-478-37281-0/1500円/167P
★★★★+日本生れ米国育ち
2002.02.19[火]:【40歳からの人を動かす「表現力」】..中島孝志
講談社/ISBN4-06-264177-1/1300円/246P
★★★+泥かぶら
2002.02.18[月]:【一周おくれのトップランナー】..松原武久
KTC中央出版社/ISBN4-87728-233-9/1200円/287P
★★★★+価値葛藤
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-02 ・ ・ ・ ‥… □■
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-026【ほめノート】・ ・ ‥…□■
こども未来財団主宰の「第5回ことも未来賞」体験エッセー入選作が
2/18読売新聞に紹介されていた。
宇都宮市の主婦(鵜瀬けい子さん)の「ほめノート」という作品がとても
印象的だった。4人のお子さんを育てる過程で、ほめることの大切さを
発見し、その後「みんなの食器を片付けて、えらい!」「靴をそろえたの
が、エライ!」など毎日の生活の中でそれぞれの子供のエライ!をノート
に記録していったというお話。
ちいさなエライが、やがて笑顔に、そして自分自身に、さらにダンナさん
にまで広がり、毎日怒ってばかりだったお母さんは、毎日幸せのタネを
見つける名人に変身していった。
「家族のためにずっと書きつづけていこうと思っています」という
「ほめノート」は、鵜瀬さんの家宝になるねぇ。きっと。
ビジネスの世界では、「問題解決手法」ではなく「長所展開法」がいいね
というのと似ている。
ほめノート つくってみません?
しんのすけ@ホメほめhome
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼
-------------------------------------------------------------
★ 発行は 『まぐまぐ』( 969) と Pubzine (14941) です。
★ 土日祝は、家庭内平和維持活動(FPK)のためお休みです。
★ 記事の転載/引用をされる場合は真之助までご一報ください。
-------------------------------------------------------------
▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ . .
▲▼▲ . ポチ、よくガマンできた。えらい!
Web ◎◎ k わん。 「ポチのほめノート」
| △ | ,_, またあした。
\O/ ___(..)
<|ト---- ゝ____●
... /> /> >\ Bone 真之助@Webook of the Day
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~