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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2002-109】 2002/11/12(火) ★
★ “インフルエンザ注意報”の火曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ トップのリーダーシップが・・・と思うのは
Web ◎◎ k ミドルマネジャーの多くの気持・・・(かな)
| △ | 会社(の人事部)は、CEOを養成するプログラムを
\e/ もっていなかった・・からなのか。
^□~ 今日は企業経営のありかたを鳥瞰してみましょう。
/L 真之助
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= もくじ =
◎ 本日の一冊:【 コーポレートブランド経営 】
◎ プレゼント:【 吾人の任務 】3冊 堀義人さんサイン入り
◎ カラコラム:【 常識外れの官僚? 】
◎ スポンサー:【 京都の30歳! 】
◎ 出版企画A:【 打合せ 】
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【コーポレートブランド経営】
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■ジャンル:ビジネス、ブランド
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■著者:伊藤邦雄(いとう・くにお)
1951年千葉県生まれ。一橋大学商学部卒業。現在、同大学商学部教授(会
計学・財務論・企業行動分析論)。著書に「ゼミナール現代会計入門」
「会計制度のダイナミズム」ほかがある。
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■出版社:
日本経経新聞社/ISBN4-532-14818-9/1800円/334P
2000/3/6 第1刷
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■ <ワン・チョット>
「日本企業の7つの大罪ってなぁーに?。」
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■ <忙しい方はここだけ>
雪印や三菱自動車など、最近、企業ブランド失墜を演じてしまった企業がある。
お客様からの見方がほんとうに一夜にして180度変わってしまうから恐ろし
い。
一方、コカコーラ・マイクロソフト、ディズニー、IBMなどそのブランド力
をさらに強固にしている企業もある。ファイナンシャル・ワールド誌やインタ
ーブランド社などのブランド価値評価によれば、これらの優良ブランド企業は
2から8兆円規模のブランド価値があるという。当然、これらの企業は自社ブ
ランドの価値を意識し、ブランドマネジメントと呼ばれる管理を行っている。
コーポレートブランド経営とは、企業のブランド価値を最大化させる戦略的経
営である。さらに言えば
企業理念やビジョンをブランドに象徴させ、
顧客価値、従業員価値、株主価値を最大化する経営
ということになる。
ブランド価値最大化にためには、お客様主体のものの見方をすること、みえざ
る資産(人材やプロセス)などを磨くこと、ビジネスモデルを革新していくこ
と、トップのリーダーシップを強化すること、適切なネット戦略による競争優
位を図ること(ネットバブル崩壊前の著作であるので、ネット戦略がかなりク
ローズアップされている)などが大切だという。
企業のブランド価値という視点を軸にして、いかにして企業が発展し続けられ
るかということを考察した本である。企業メネジメントに関する広範はコンセ
プトが盛り込まれているので、自分の興味あるところを読み込んでいけば楽し
い本である。
冒頭に、日本が90年代に犯した7つの大罪というのがある。ホントそうだわ
い!と思えるグッドなまとめがしてある。
おすすめ度は、★★★★☆+ブランドC
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■ <お暇な方は、もう少し>
日本企業が犯した7つの大罪?
なんだろう?って思った方は続きを・・・。以下の7つである。
1.トップマネジメントが考え抜くことをやめた
重要な課題やテーマに「○○改革委員会」などをつくり、スタッフ
に丸投げして検討させ、"調整がついたころ"、どんな進捗だぁ?と
様子を聞く。自分で勉強していなかったり、考え抜いていないもの
だから、「じゃぁ、やろう」とすぐ飛びついてしまう・・・。
ミドル主導型の経営スタイルの名残である。
2.ミドルがミドルの意識に埋没した。
ミドルの繰言・・・「トップが方向性や方針を出さない」「我が社
がどういう方向に進もうとしているのかわからない」
そう言う前に自らを問い直すべき。自分はあまりにミドル意識に
埋没していなかったか!と。
これに対し、ソニーの出井伸之氏の言葉が印象的だ。
「うちにはミドルは一人もいません。皆、トップマネジメントの
視点で考え行動しています。」
3.企業価値にたいする意識が希薄だった。
4.親会社に経営資源を傾斜配分しすぎた。
5.経営理念にたいするこだわりをなくした。
6.ビジネスモデル革新を怠った。
7.アカウンタビリティーを果たさなかった。
というものだ。
90年代に「日本企業が犯した」と過去形になっているが、決して過去形ではな
い現実があちこちにある。特に1,3などは日頃忸怩たる思いを持つミドルマ
ネジャー諸氏が多いはず。だよね!
これらの反省点に立ち、著者は、コーポレートブランド経営がおすすめだと主
張する。顧客価値、従業員価値、株主価値を最大化する経営であり、みえない
価値を見えるようにする努力が必要である。
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| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00009114
| ↓
| 伊藤さんは、一橋大学の先生であーる。今度ラジオにも呼んじゃおっと。
| http://www.mercury.ne.jp/itouzemi/
| => Back to 書籍
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ディズニーのミッキーマウスは、だれがみても明らかに莫大な価値がある。
IBMのプロジェクトマネジメント手法は、形には表せないがあきらかに素晴
らしい価値がある。
アマゾンの顧客データベースと利用の仕組みは、おそらく世界最大のデジタル
バリューがあるはずだ。
しかし、現行の財務報告(PL,BS)では、ブランドや知的資本といった無
形のソフト資産の価値は「ゼロ」として扱われている。こうした現行の財務報
告はもはや"アンティーク"だと皮肉ったのは、元、米SECコミッショナーの
ウオルマン氏だ。(1995.9)
21世紀は、そういう無形資産にもしっかりカウントして経営していくべし!
というのがブランド経営の元をなしている。
本書の中にも実はバランス・スコアカードの考え方や、スカンディア社のナビ
ゲーターの話が登場する。
僕などは、7つの大罪を見ると、うん、そのとお~り!と思うと同時に、それ
を正して戦略的経営をするには、やっぱりバランス・スコアカードがいいね、
なんて思ってしまう。
なぜって、BSC(バランス・スコアカード)は、トップダウンでやるし、ミ
ドルもトップマネジメントの視点で考える、企業価値を財務だけでなく見えな
い資産(プロセス、人材、ビジネスモデル、顧客など)に注目するし、経営理
念ありきだし、アカウンタビリティという点では、実に説明責任が明確になる
・・・なんて思っちゃうからだ。
実は、この本、HRR社のPR冊子の中で見つけた本である。2年前に書かれ
た本だが、鋭い洞察は今でも読み応えがある。
HRR: http://www.hrr.co.jp
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■ <オススメ度>
★★★★☆+ブランドC
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■ <読んで欲しい方>
経営戦略を考えている方
トップマネジメントの方
BSC推進者の方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
●BK1 ( http://tinyurl.com/2dzw )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/2dzv )
●Book Chase ( http://www.php.co.jp/book/ )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2002.11.15[金]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.11.14[木]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.11.13[水]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
2002.11.12[火]:【コーポレートブランド経営】..伊藤邦雄
日本経経新聞社/ISBN4-532-14818-9/1800円/334P
★★★★☆+ブランドC
2002.11.11[月]:【-】..お休み (本の原稿書いてます)
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2002-06 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2002-20 ・ ・ ・ ‥… □■
<Webook &ビジネスブックラジオ Present 企画>
【吾人の任務】 堀義人著 著者サイン入り。 3名さま
番組は聞かなかったけど、このメルマガを読んだという方も申込みOK。
なお、はずれちゃった方も、ご希望の方には、グロービスの案内を
お送りします。ご希望の方、「パンフも欲しぃ」 って 書いてね。
宛先 :webook2002@yahoo.co.jp
タイトル:【吾人の任務】+お名前
本文 :お名前、ご住所、年齢(年代)、ご職業、コメント、
その他なんでもかいてね。
あ、グロービスのパンフ欲しい方は「ほしぃ」って
書いてね。
〆切 :11月16日(土)まで
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2002-03 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2002-109【常識外れの官僚?】・… □■
先週の金曜日、グロービスに初めて行った。おひょー、まるでハーバード
の教室だぁー。なんだかそんな気分になる教室で、藤井さんと細川さんの
トークライブに参加。
藤井さんは、「英語で学ぶMBAベーシックス」の著者。
細川さんは、「常識を覆す経済産業省の官僚の方」である。細川さんは
僕達がもっている官僚イメージを覆す常識外れ!?の官僚なのだ。いやぁ
ー面白かった。
おふたりともハーバードのAMPに参加されたツワモノ。
日本経済の低迷の要因は、これまで経営者を育ててこなかった日本企業!
のつけがまわっているのではないだろうか・・そんな印象を受けながら
グロービスを後にした。
しんのすけ@GMS
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スポンサーからの楽しいPR情報です。
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世間で何かと話題になる30代。このWebook読者の方もも30代の方が多いよう
です。社会的には中堅と言われるこの年代は、様々なジャンルにおいて基準と
して扱われています。実際に決断を迫られる事柄も多く、非常にパワーを必要
とする、故に悩みも絶えない年代ですね。
下記の情報は、サラリーマンを中心とした「働く30歳」にスポットを当てて、
いろんな「働き方」を紹介しているサイトです。
魅力ある30代を過ごすための情報源として、あるいは同層と関わる為の参考に
役立ててみてはいかがでしょうか。
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???? ほかの30歳の人は、何を考えて働いているのだろう ????
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あなた自身で決断しなければならない「あなたらしい“働き方”」。
決断する為に必要な「何か」の参考になる情報をお届けする、
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2002-019【打合せ】 ・ ・ ‥… □■
11.8、グロービスの集まりに行く前に編集担当のOさんと打合せ。
スケジュールや本文の体裁などについて打合せ。
どなたか別の方が書いている次の本のスタイルがよさそう。
うーん、初校ってのを早くみてみたいなぁ・・・
初めて本の初校(B4サイズの印刷)というのをみたのは阪本啓一さんの本。
翔泳社の編集の方と3人でお会いしたとき、チラッと拝見したのが最初。
その次は松林さんの英語の本のゲラ。本というのは、こういうふうに
して作るのかぁ・・・と思った。
もうすこし・・・ガンバレ! (自分で気合を入れる)
まつやま・しんのすけ@BSC
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ξ
▲▼▲ 秋はどこへ・・?
Web ◎◎ k 冬になっちゃいましたね。
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\b/// また来週!
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□□>\^^^^^^^^^^ 真之助@Webook of the Week
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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