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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
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★ 【Webook #2003-002】 2003/01/10(金) ★
★ “今年の誓い、募集中ですよ~”の金曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ 年明けからいきなりオーバーヒートしてました。
▲▼▲ ということで、今週はちょっとまびき運転。
Web ◎◎ k さて、今日は ビジネスマンが自分の市場価値を高める
| △ | ための一冊。組織変革のリーダー養成を推進する柴田昌治
\e/ さんの本です。
^□~
/L 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =
◎ 本日の一冊:【 「ここがおかしい!」と言えるサラリーマンになる! 】
◎ カラコラム:【 今年の誓2 】ネコリンさんから
◎ プレゼント:【 今年の誓&プレゼント 】
◎ セミナー :【 グロービス・マネジメントレビュー』創刊記念セミナー
◎ 出版企画A:【 キャプラン教授にメール? 】
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【「ここがおかしい!」と言えるサラリーマンになる!】
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■ジャンル:ビジネス、仕事術
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■著者:柴田昌治(しばた・まさはる)
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。(株)スコラ・コンサルト
(株)エデュコンサルト代表。
著書に「なぜ会社は変われないのか」「トヨタ式最強の経営―なぜトヨ
タは変わり続けるのか 」など。
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■出版社:
中経出版/ISBN4-8061-1742-0 /1400円/221P
2002/12/28 第1刷
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■ <ワン・チョット>
「自分の立場や居場所を守るための
“みせかけの安定”に安住していないだろうか?!」
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■ <忙しい方はここだけ>
カルロス・ゴーンの言葉がある。「ニッサンは、隠したがる体質が文化になっ
てしまっている。私はそれを変える。」ゴーン氏は、そのとおり実行した。
このところの日本企業のあれれ?ぶりは、隠したがり体質がニッサンだけじゃ
なかったことを物語る。(もちろんそうじゃない会社もいっぱいあるけどね)
なぜそうなってしまったのだろうか?
農耕民族としての生い立ちから村社会のなりわいが、何世紀もの間ひきづられ
企業文化に根づいているのかもしれない。「おかしいことをおかしい」と素直
に言えない、「なるべく波風は立てたくない」そいういう気持ちが無意識のう
ちにも働いてしまうのだ。それは職場での自分の居場所を確保するためだった
り、上司や同僚からの評判を落としたくなかったりするためだ。
「しかし・・」が本書のテーマだ。
何も考えず、何も変えず、何も進歩しない悪循環が続く。そこで、「変化は常
態」と思い、考える人、変革志向の人を生み出すヒントが6つのパートで解き
明される。
柴田氏の他の著書に詳しく書かれているが、変化を常態だと考え経営をしてい
る企業にトヨタがある。1兆円を超える“利益”を生み出す秘密は、経営トッ
プから社員にいたるまで、常に考え、変わることを普通のことだと思えるよう
な社風をつくっている企業だ。
カンバン方式とかトヨタ生産方式と呼ばれる方式は、形をまねても意味がない。
その裏にある「変わる」ための仕組みや哲学こそが重要なのだ。
大野耐一いわく「人は困らないと知恵を出さないよ」。
この発想から“問題が起きたらラインを止めてしまう”というやり方が生まれ
た。問題をあえて顕在化させるのだ。考えざるを得ない環境を作るのだ。
一方で、日本企業の多くはその逆のドライブが(暗黙のうちに)かかっている。
「なんとか大事にならずにすんだ、よかったよかった」方式である。
大事になると何をするかというと、何がではなく誰がの追求に走る。
だからこそ隠すことになる・・という悪循環だ。
おかしいことをおかしいと言え、社内の暗黙のルールを疑ってかかる力を本書
から得てみたい。
本書は、6つのパートに分かれ、問題発見の知恵、勝つための豊かは発想、本
当に役立つ情報の生かし方(気楽にまじめな話をする場)、明日のシナリオを
描ける人材、人と協力する知恵、やりがいのある仕事をする知恵などが展開さ
れる。
著者がこれまで書いてきたいくつかの変革マネジメントの本を、若手~中堅ビ
ジネスマンの自己変革の知恵としてまとめた本である。
変わりたい人、変わりたくない人、どちらでもない人にオススメ。
おすすめ度は、★★★★★+おかしい!
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■ <お暇な方は、もう少し>
会社の中にいて「ここがおかしい!」と言えるためにはいくつかのハードルが
ある。
まず、今の状態が当然だ、普通だ、あたりまえだと思っている気持ちを変える
必要がある。
基本的に人は、変えられることは大嫌いである。人にああなれ、こうなれと言
われるのは子供のころから嫌いだったはず。
ただし、自ら変わることを嫌いな人は少ない。鍛えることも学ぶことも経験す
ることも感動することも、みんな楽しい。
ただ、ちょっとだけ心のハードルがある。自ら変わるためには、ほんのちょっ
とだけ心のモードを変えなくちゃいけない。気づくというプロセスがいる。
次に、変えなくてはいけないと思っても、そんなこと言ったら波風が立つ、浮
いてしまう・・という雰囲気を変えなくてはいけない。職場に流れる風は、規
則やルールよりも手強いからだ。
企業(組織マネジメント、経営者、人事、・・)は、そういうハードルを低く
する工夫をする必要がある。
著者は、「気楽にまじめな話をする場」を提唱する。
「気楽に気楽な話をする場」は、会社帰りの呑み会などだ。
(ただい、これはもう時代遅れ。若い人は、おい一杯のみに行くかなんていう
さそいに、乗ってはくれない)、
「まじめにマジメな話をする場」は、会社の会議。まじめな顔をして、建て前
だけの話をする場も多いんだけど・・・。
そこで、気楽にまじめな話ができる場をあえて作り出す工夫が必要だというの
が著者の意見だ。酒でもはいらなければどーも・・というのはまだまだ世の常
だから、それなりの工夫がいる。このへんは、柴田氏の別の本に詳しい。
BSC(バランス・スコアカード)とか、MBO(マネジメント・バイ・オブ
ジェクティブ)、シックスシグマ、JQA(日本経営品質賞)などさまざまな
経営改革、組織変革のツールがある。これらは、明らかな「形」がある。
しかし、人の心を変えるマネジメント手法は、「見えない雰囲気」を相手にす
るだけになかなか難しい。が、面白い。
心の世界、まだまだ奥深いようだ。
本書からそんなことを感じ取るきっかけがつかめるかもしれない・・・
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■ <オススメ度>
★★★★★+おかしい!
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■ <読んで欲しい方>
何も変わらず大過なく去年一年間が過ぎたかた
変わりたい、変えたい意識の強いかた
会社の職位の上に安住している方
変革リーダーの方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
●BK1 ( http://tinyurl.com/49yr )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/49yj )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.01.10[金]:【「ここがおかしい!」と言えるサラリーマンになる!】..
柴田昌治/中経出版/ISBN4-8061-1742-0 /1400円/221P
★★★★★+おかしい!
2003.01.09[木]:【--】..お仕事多忙
2003.01.08[水]:【--】..BBR収録(石原さん、大渕さん、しんのすけ)
2003.01.07[火]:【--】..原稿校正でお休み
2003.01.06[月]:【朝10時までに仕事は片づける】..高井伸夫
かんき出版/ISBN4-7612-6056-4/1400円/219P
★★★★★+2時間が人生を変える
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■□ < Web●○k from the Publisher > P#2003-01 ・ ・ ・ ‥… □■
グロービスのGMR創刊記念セミナーです。
5000円、2/7(金)1900- 青山ダイヤモンドホール。
しんのすけも行くよ! いっしょにいこっ!
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『グロービス・マネジメント・レビュー』 創刊記念セミナー
テーマ:『創造と変革のジャパンモデル』
~日本における企業の創造と変革の成功要因を探る
【内容】
第一部:『創造と変革の現場から』(計50分)-順不同
玉塚元一氏(ユニクロ代表取締役社長)
小城武彦氏(CCC株式会社 代表取締役常務)
牧野正幸氏(株式会社ワークスアプリケーションズCEO)
モデレーター:加藤隆哉(グロービス・マネジングディレクター)
第二部:『経営知の拡大再生産』(計50分)-順不同
米倉誠一郎氏(一橋ビジネスレビュー編集委員長、一橋大学教授)
上坂伸一氏(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー編集長)
堀義人(グロービス代表)
モデレーター:嶋田毅(グロービス・マネジメント・レビュー編集長)
日程 :2003年2月7日(金)19-21時
場所 :ダイヤモンドホテル(地下鉄半蔵門駅直結)
http://www.diamond-hotel.co.jp/map.html
料金 :5,000円(GMR定期購読申込者は3,000円)
詳細 :http://www.dhbr.net/seminar/gmr01.html
参加申込:上記URLからお申し込みください。
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-01 ・ ・ ・ ‥… □■
<Webook 新年Present 企画 第一弾>
2003年の誓 に参加くださったかたの中から、抽選で・・・
【インテレクチュアル・キャピタル】リーフ・エドビンソン
【『エミーとレニー 2匹のねずみのお話』】
【営業マンは断ることを覚えなさい】石原明
Nuture伊藤武志さん、日本経営研究所の石原さんのご協力です。
新年の誓はコラムを見てね。 ↓
締切り1/31 ↓
↓
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-001【今年の誓2】・ ・・… □■
Resolutions倶楽部,今年もやりますよーーー。
っていったらさっそくみなさんからいただきました。
言わないのは簡単、言うのはちょっと難しい。
でも言っちゃおう。
言えば叶う、かもしれない・・・。
じゃぁ、ご紹介。ネコリンさんから。
> はじめまして、しんのすけさん。
> 高北昌代と申します。
> 今年もメルマガ発行頑張ってください。
> しんのすけさんのご活躍、お祈りしています。
>
> コースC:このメルマガでも公言しちゃう
> ---------------------------------------------
> ★2003年の誓
> 一日の最後に、その日あった良かったことを
> 思い浮かべて眠りに着く
> ---------------------------------------------
> ////
なんだかいいですねぇ。365日これをやったら、きっと
違う自分がいるでしょうね・・・。
ついでに翌朝、日記メールつけてもいいですね。
がんばってぇー。
皆さんの今年の誓、募集します。
応募方法 コースA:Resolutions-MLで流す。(登録が必要です)
http://www.egroups.co.jp/group/Webook_resolutions
コースB:そっとしんのすけに伝える。
webook2003@yahoo.co.jp
コースC:このメルマガでも公言しちゃう。(しんのすけにメール)
webook2003@yahoo.co.jp
お好きな方法で。
教えていただいた中から抽選で、新年のプレゼントを差し上げます。
現在、プレゼント本が続々と終結中です。
しんのすけ@Resolutions倶楽部
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2003-01 ・ ・ ・ ‥… □■
Nishiさんからいただきました。
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> あけましておめでとうございます!
> 今回(月曜日)のは、年明けに相応しい本でした!
> 真之助さんも早起きワーカーだったんですね。びっくり感激です。
> ぜひ早起きのコツ、著書に加えてください。
>
> 真之助さんの薦めでタリーズの社長さんの本も読みましたが
> 熱意が大切って書いてありましたね。真之助さんにも
> 同じものを感じます。
> その熱意、幼少の頃からですか?
> 飽きっぽい人でも熱意って持てますか?
> またメルマガでいつか教えてください。
---- 熱意・・ぼくってわりと飽きっぽかったかも。飽きっぽい人は
熱意たくさんもってると思います。(ってロジカルじゃないけど:笑)
> さあ今年はwebookの本を50冊買うと決めたんで、早速
> 買ってきます!
> nishi
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Nishiさんありがとう!。なんか照れますね。
早起きのコツは、あります!・・・くだんないですが早く寝ること。
テレビみないこと。3日続いたらもう大丈夫です。
早く起きるならいつもより2,3時間はやくすることですね。
たくさんの発見がありますよ、きっと。ガンバッテネぇ。
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-002【キャプランへ手紙】‥… □■
バランス・スコアカードのご本家、ハーバードのキャプラン教授にメールを
出してみようか・・などとおバカなことを考えた。
アドレスもゲット。さて、あとは・・・
まつやま・しんのすけ@BSC
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▼
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ξ
▲▼▲ 2003年は、10日が過ぎました。早いものです。
Web ◎◎ k 一年の長期プランを考える時間は、まだある。
| △ | めげないで、考えましょう。
\b/ ^^^ New Year Resolutions ですぞ!
))〆 ^^^^
.__<<___ ////// 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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