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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2003-009】 2003/02/03(月) ★
★ “2月です!”の月曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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Web. . 。 o O 〇 K !
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ξ
▲▼▲ コンピュータは人力で動く・・・これはCTCの会社案内
Web ◎◎ k にあった優れもののコピーである。
| △ | 大規模開発などでは"人力"をリーダーのもとに結集しない
\e/ と,とても成功はおぼつかない。
^□~ 今日は、おぼつかなかったケースから学ぶ失敗の研究。
<\ 真之助
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Web. . 。 o O 〇 K !
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= もくじ =
◎ 本日の一冊:【 動かないコンピュータ 】
◎ プレゼント:【 今年の誓&プレゼント 】~当選者選考中
◎ カラコラム:【 やられたー2! 】
◎ 出版企画A:【 Kaplan教授からメール 】
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【動かないコンピュータ】情報システムにみる失敗の研究
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■ジャンル:ビジネス、IT、企業統合
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■著者:日経コンピュータ編
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■出版社:
日経BP社/ISBN4-8222-0784-6 /1500円/208P
2002/12/09 第1刷
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■ <ワン・チョット>
「コンピュータは人力で動く・・」
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■ <忙しい方はここだけ>
『そもそも情報システムとは、コンピュータを使って業務を処理する仕組みの
ことである。』という実に単純明快なことが、わかっていないことがある。
情報システムは、ハード+ソフトだけでは動かない。“そこで取り扱われるデ
ータ、業務内容、業務を進める手順やルールまでが含まれる”という。むしろ
このほうが重要なことが多い。
情報システムを開発するとき、そのところをよく心得てかからないと、本書の
タイトルのように動かないコンピュータができてしまうことになる。
本書は、日経コンピュータに掲載された同名の記事をまとめ“失敗に学ぶ”と
いう本である。みずほの教訓のように新聞記事やニュースに大きく報道された
ようなものから、企業内部にひっそりしまいこまれたものまで世の中には、動
かなかったコンピュータは数限りない。
日経コンピュータは81年の創刊で、以来20年以上にわたり動かないコンピ
ュータの発生と原因を追いつづけてきた。その集大成でもある本書は、日本の
情報システムの‘裏の歴史’といってもいいだろう。
いくつかの失敗事例を読むと、企業は情報システムを単なる便利なツールの導
入という位置付けにしてはいけないことがよくわかる。
ネットワークで繋がれていることが常識化した現在、システムは経営戦略と直
結していること、そしてその開発と運用は経営そのものであることを意識しな
くてはならない。
システム開発にあたっては、経営の腕まくりこそが成功の要諦かもしれない。
そんなことを読み取る上で、失敗事例は他山の石として意義がある。
おすすめ度は、★★★★☆+IT(いてっ)
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■ <お暇な方は、もう少し>
大規模なシステム開発の失敗事例をみると、全体のプロジェクトマネジメント
がうまくいかなかったという点が共通の原因のようだ。
たとえばERPなど大規模導入の場合、
まず、コンサル会社が分厚いバインダーを残し
システム開発会社が、残されたバインダーは要件定義になっていないと怒り
社員は、コンサル会社とシステム会社と二度にわたり同じような質問を受け
たと怒り、
それでも、無理やり進めた開発の結果、できたシステムはいかにも中途半端
だと経営者が怒り、
責任はどこにあるのだ・・といった泥仕合が始まったり・・・
嫌気がさすが、そういうケースも実際にある。
まず企業として経営がしっかりしたリーダーシップを取るべきであろう。
『みずほの教訓』(日経BP)にもあったように、ERPなど会社の根幹を担
うような大規模システム開発のプロジェクトリーダーには、次の社長候補を据
えてもいいくらいである。
本書では
300億円かけたパッケージソフトを廃棄(通信会社)
完成したシステムを破棄し16億円の損失を計上(給湯器メーカー)
勘定系の刷新計画を二度も白紙撤回(都市銀行)
サーバーの性能不足で受注処理が混乱、業績悪化(カタログ通販)
など・・・あぁ、そんな記事あったなぁと思い出させる失敗事例などがまとめ
られている。
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------
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/ 表紙のイメージ:
\ http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02060876
/
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/
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------
実は僕も、社内システム開発で、“失敗事例”を作ったことがある。
1週間ほど徹夜状態で復旧にあたったが、痛手は大きかった。
当時、かなり先進的なイントラネットを構築したため、記事の取材や講演など
にもひっぱり出されたことがあった。
ところが、あるときイントラネットの目玉である電子稟議システムのサーバー
がダウンし、社内の稟議がとまってしまった。重要な案件が決裁できないのだ
から大事である。
緊急にアナウンスして手書き(昔の姿)に戻してもらったが、電子稟議で回っ
ていた帳票の整合がとれず、最後は手作業で膨大な帳票を整理することになっ
てしまった。
バックアップや復旧の体制が不完全だったことが要因だった。
トラブル対応にあたってくれたシステム開発会社の人の真摯な対応には心をう
たれたが、このプロジェクトの責任者をつとめていた僕としては心痛の事件で
あった。
プロジェクトーX(バツ)の苦い記憶・・・
本書に登場するいくつかの失敗事例は、その何百倍もの代償を払っている。
失敗をそのままにせず、そこから学んでこそ生きる代償といえる。
そういう意味で、本書は貴重な教訓と情報を提供している。
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■ <オススメ度>
★★★★☆+IT(いてっ)
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■ <読んで欲しい方>
ERP導入中の企業の方
情報システム部の方
経営者の方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
●BK1 ( http://tinyurl.com/58pw )
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/58pr )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.02.07[金]:【--】..
2003.02.06[木]:【--】..
2003.02.05[水]:【--】..
2003.02.04[火]:【--】..
2003.02.03[月]:【動かないコンピュータ】..日経コンピュータ編
日経BP社/ISBN4-8222-0784-6 /1500円/208P
★★★★☆+IT(いてっ)
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-01 ・ ・ ・ ‥… □■
<Webook 新年Present 企画 第一弾>
2003年の誓 に参加くださったかたの中から、抽選で・・・
【インテレクチュアル・キャピタル】リーフ・エドビンソン x3冊
【『エミーとレニー 2匹のねずみのお話』】 x3冊
【営業マンは断ることを覚えなさい】石原明 xα冊
今年の誓いをお寄せいただきありがとうございました。
どなたに差し上げるか選考中・・・ しばしお待ちを。
しんのすけ@Resolutions倶楽部
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-009【やられた-2!】・ … □■
以前、僕が事業化したいと考えて提案中だった<車の燃費モード>は
アスキーのe-燃費・コム
http://www.autoascii.jp/auto24/e-nenpi/
に先取りされて、めちゃ悔しい思いをした。
いろんなところへ企画提案の営業にいってたのに・・・・
さてさて、またその第二段(失敗談)
道案内を携帯の音声でとどけるサービスを考え、大前研一さんのビジネス
大賞に応募した。なかなかいいアイデアなのだが、いまいち企画書が
稚拙だった・・・。
そして数ヵ月後・・、12Chのトレタマでそのサービスを紹介していた。
おいおい、それ俺のアイデアだぜー っと、かみさんを呼んでTVを注視。
僕のはもちょっと かっこいいんだけど・・・うーん、やられたぁ!
あの会社に行ってみたい。
しんのすけ@悔し涙
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■□ < Web●○k from the Readers> R#2003-03 ・ ・ ・ ‥… □■
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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-005【Kaplan教授とメール】… □■
バランス・スコアカードの提唱者の一人、ハーバードのキャプラン教授に
メールを出した。
なんと、お返事がきてしまった・・?!
やってみるもんですねぇ。
その後、何度かやりとりが進み、紆余曲折もありながらファーストネーム
で呼び合うことに・・・。 いいのかなぁ?
今度会いにいこっと。
(しんのすけ@BSC)
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▲▼▲ ではまた あした。
Web ◎◎ k New Year Resolutions 駆け込みありがとう
| △ | ございました。いっしょに夢(目標)を
\b/ ^^^ 実現していきましょう。
))〆 ^^^^
.__<<___ ////// 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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