2003年03月12日

【失敗に学べ!】..板倉雄一郎 ★★★★★+タダじゃぁ起きない

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2003-018】 2003/03/12(水) ★
★ “ウグイスが鳴いたぞ”の水曜日     ★
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ξ
▲▼▲ 歩かないよりは、転んでも歩いたほうがずっといい。
Web ◎◎ k 
| △ | いいた言葉だねぇ・・・
\e/
^□~ 本書から、失敗を生かす知恵と勇気を学びたい。
<\ 真之助
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 失敗から学べ! 】
  ◎ プレゼント:【 女子大生会計士の事件簿 】~ 当選者発表♪
  ◎ カラコラム:【 板倉雄一郎さんだよ 】~ビジネスブックラジオ
  ◎ ネットの輪:【 KENさん 】~ 毎日1分!英治新聞メルマガ 
  ◎ 出版企画A:【 本屋さん 】~ めぐり

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【失敗から学べ!】

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■ジャンル:人生、ビジネス、起業
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■著者:板倉雄一郎(いたくら・ゆういちろう)
  1963年千葉県生まれ。ベンチャーマトリックス株式会社代表取締役会長。
  著書に「社長失格」「ベンチャー、われ倒産す」など。
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■出版社:
日経BP社/ISBN4-8222-4290-0 /1400円/220P
2002/7/20 第1刷
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■ <ワン・チョット>

 「おぉ、あの板倉さんの復活ストーリーだ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

かつて「ダイナミック」な失敗をした著者、板倉雄一郎さん。
時代の先端をするどく突っ走っていたハイパーネットだったが、何十億の負債
を抱えて倒産してしまう。自己破産となった板倉さんは、その失敗劇を「社長
失格」というタイトルの本にした。1998年のことだ。

その著書に「復活」を気配を感じとられた読者は多かったはず。
僕もその一人だ。

そして今、その復活劇バージョンとして本書がある。

板倉さんは、執筆、セミナー、コンサルティング、ベンチャーキャピタリスト
・・なと様々な活躍でみごと「社会復帰」した。
本書は、復活した板倉さん自らが語る、失敗から学べ!講義だ。

ベンチャーで事業を起こそうとしている方、すでにスタートアップした方など
必見の洞察がある。

米国では、「失敗したことのない人」を「なにもやったことのない人」と見な
す。また、「失敗したことのある人」を「経験をつんだ人」と見なす・・そう
だ。米国のベンチャーキャピタリストは、起業家をそういう目で見るというの
だ。それは失敗者にやさしいのではなく、“合理的な判断”としてそういう認
識をするのだ。

方や日本、失敗者は、悪人・・・といったイメージが強く、敗者復活はなかな
か容易ではない。
僕は「社長失格」を読んだ当時、板倉さんが復活するときは、日本の起業環境
もだいぶましになっているのだろう・・と思ったが、ようやくそういう気分が
社会の中でうまれているのかも・・・・

そういう意味で、自ら復活劇を見せてくれた板倉さんという人は、日本の「ベ
ンチャー環境」を変えてくれるかもしれない貴重な存在である。

「歩かないで転ばない人より、歩いて転んだ人の方が、価値ある人になる。」
のではないか・・・という板倉さんの言葉は、心に留めておきたい。

起業家である人も、企業の勤め人の人も、多く熱く学べる本だ。

おすすめ度は、★★★★★+タダじゃぁ起きない
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■ <お暇な方は、もう少し>

ハイパーネットというのを知らない方もいるだろう。
ハイパーネットというのは、広告収入を基本にした無料プロバイダーの仕組み
である。板倉さんが編み出したビジネスモデルである。
現在もその特許は生きており、NetZero(米国出張のとき僕はよく利用
する)などが実際に使っているものだ。
ネット接続をすると、別ウインドウが出て広告を見る・・その代わり無料接続
できる・・・といったものだ。
日本でも一時そうしたプロバイダー事業を提供していた。

板倉さんの失敗の原因がまとめてある。
カネ:銀行から資金融資を受けていた板倉さんの会社は、おりしも強まった銀
   行のBIS規制のあおりを受け、融資の引き上げ(貸しはがし)にあっ
   たのが一番の原因。
モノ:動かないコンピュータを自前で作ってしまったこと。
ヒト:大企業出身の技術者だったり、MBAホルダーだったり・・・ブランド
   力のあるヒトをとったが、実際には機能しなかった・・・
   (いっしょに働いていた中には、iMode の夏野剛さんもいた)
などだ。これらの経緯は、「社長失敗」のほうにリアルな描写がされている。


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02035118

\ 板倉さんのサイト:
/   http://www.fbi.co.jp/itakura/

/   
\   
/ 
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

さて、今の板倉さん。執筆、講演、コンサル、ベンチャーキャピタルなど多忙
な中で復活を果たしている。
ホームページの講演録を見ると、まーほんとにひっぱりだこ状態だ。

失敗を恐れず、チャレンジする多くのベンチャーのヒトに、多くの示唆を与え
る内容になっている。

中でも、起業家、経営者が陥りやすいワナのところがいい。
<起業家/経営者はどこで間違うのか?>第4章だ。

経営者には特別な能力はいらない。しかし、ひとつだけあえて言うならヒトを
見る目。
「自分より優れた“他人”の持つ脳慮kにいち早く気づき、自分より優れた人
 間を“なんとか手に入れたい”と思える能力」
だという。
うーん、言うは易し、行なうは難しの世界だ。なんのかんのといっても、結局
企業は人で動いている。

冷静と情熱のバランスの上に、成功は待っているのかもね。

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■ <オススメ度>

   ★★★★★+タダじゃぁ起きない

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■ <読んで欲しい方>
  ビジネスパーソンの方
  起業家の方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.03.14[金]:【--】..
2003.03.13[木]:【--】..
2003.03.12[水]:【失敗に学べ!】..板倉雄一郎
日経BP社/ISBN4-8222-4290-0 /1400円/220P
★★★★★+タダじゃぁ起きない
2003.03.11[火]:【仕事に効くビジネス書超要約101選】..藤井孝一
ぶんか社/ISBN4-8211-6150-8 /950円/159P
★★★★★+週末起業家
2003.03.10[月]:【--】..POP休刊
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-03 ・ ・ ・ ‥… □■

  <Webook 2003Present 企画 第3弾>  企画進行中

  久恒啓一さんの著書・・・・かな?
  お楽しみにー。
                       しんのすけ@企画人 
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-017【板倉雄一郎さんだよ】… □■

 本日です。渋谷のスタジオ 19:00からです。
 よかったら・・・来てね。
                     しんのすけ@なんでも学ぼう
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■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-06【Kenさんに聞く】・ □■

今日は、まぐまぐ総合15位の超人気英語系メルマガ「毎日1分!英字新聞」
の発行人であるKENさんのインタビューをお届けします。
ちょっと長いけどよんでねー。

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真之助:こんにちは。「毎日1分!英字新聞」は発行部数6万部の超人気メル
    マガです。本当に毎日お疲れ様です。「Webook」は家庭の平和
    維持のため(笑)週末はお休みですが、KENさんのメルマガは土日
    、祭日も休まず発行ですよね!

KEN:あははは。実は私はものすごく飽きやすい性格でして3日坊主のプロ
    です。
小さな会社を経営していますが、考え方がコロコロ変わるのでスタッフから愛
想をつかされています。昨日言ったこととまるで反対のことを今日あたかも自
分の信念であるかのごとく話してしまいます(笑)本来何かひとつのことをず
っとやり続けるというのは苦手なんです。だからこのメルマガが2000年の
9月からずっと続いているのは、私の人生でも不思議な現象なんですね(笑)

真之助:いやそれはある意味で分かります。ひとつの考え方にとらわれず、常
    に柔軟な考え方をする方、ということですね。将来の予測は常に変化
しますので、経営者がそれに合わせて考え方を変えていくというのは至極自然
なことだと思います。あ、これ決してフォローではないです。
ところで、私はTOEICに挑戦中ですが、このメルマガのおかげでどれだけ
助かったことか!前回のテストでも、ほとんどの時事問題で英文の意味がよく
分かりましたが、これもKENさんのメルマガのおかげといっても過言ではな
いですよ。はっきりいってTOEIC受験者必須のメルマガです。他にもTO
EIC関連のメルマガがたくさん出ていますが、「毎日1分!英字新聞」の足
元にも及ばないというのが実感です。

KEN:ありがとうございます。「毎日1分!英字新聞」は最近こそイラク、
    北朝鮮関連が多いですが、基本的にジャンルにはとらわれません。バ
イオテクノロジー、医療、マーケット、ビジネス、福祉、映画などの、幅広い
分野を網羅しています。だから、TOEIC、TOEFLの時事問題には最適
です。生きた情報、ナマの情報を英語で学びます。とりわけ私は映画好きです
ので、記事とは無関係に長々と最近みた映画批評をしちゃうときがあるので要
注意です(笑)
また、このメルマガなんと、リスニング対策にもなるんです。その日に読んだ
メルマガの内容が、CNNや海外ニュースで放送されますから。

真之助:あの「ひとこと」とか「編集後記」では記事の背景の解説をしていま
    すが、これ、まじめに面白すぎます!どこからそんな情報をGETし
てくるんだろう、といつも不思議に思うくらいです。
KENさんはどのくらい時間をかけて1本のメルマガを作るのですか?

KEN:通常、記事選びから解説までいれて1時間くらいでしょうか。対訳で
    も時々表現が難しいものにあたると、いろいろ検証しますので時間が
かかります。翻訳会社を運営していますので、知人のネイティブにチェックを
いれてもらうこともあります。あと、私独自の視点でいろいろ言いたいことを
言っている「編集後記」が注目されてきまして、これにも時間をかけますから
、1時間から1時間半くらいになるでしょうか。

真之助:やはり、それくらいかかるんですね。でも365日本当にご苦労様で
    す! 私を含め「Webook」の読者の中で英語上達のために日々
学習されている方も多いと思います。最後にズバリ、英語上達の秘訣を教えて
ください!!

KEN:なにをおいてもまず「毎日1分!英字新聞」を購読してください(笑)
    無料です!ただし、気を抜くとどんどん溜まりますので、メーラーの
自動振り分け機能を使用されることをお勧めします。
次に、DVDで英語字幕を出して洋画を見てください。これも力がつきます!
まずは日本語字幕で映画をみてストーリーや台詞を理解します。
次に英語字幕だけで映画をみてください。2回はみてください。これで映画を
3回みたことになります。
さて、次は英語字幕無しでTRYです。なんと字幕無しで英語が耳に飛びこん
できますよ!この学習法は、英会話教室にいくよりもはるかに安価で力がつき
ます。DVDプレーヤーは1万円でおつりがくる値段で購入できます。
もちろん力の差がありますから、分からなかったところは英語字幕を出して、
何度も聞いてください。  メルマガ「毎日1分!英字新聞」+DVD
この方法が今一番新しく、力がつく英語学習法です。

真之助:なるほど。DVDの英語字幕機能をつかった学習法ですね。
    今日は、ためになるお話をありがとうございました。

メルマガ 「毎日1分!英字新聞」の購読はこちらから。
 
http://www.mag2.com/m/0000046293.htm

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■□ <しんのすけの出版企画A>P#2003-013【本屋さん】・  ・ ‥… □■

紀伊国屋さんにも今、本が並んでまーす。
 BOOKS GOROさんにも今度 全店で並びまーす。
 談さんにもありまーす。
 三省堂さんにもありまーす。
                     しんのすけ@POP営業マン
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ξ
▲▼▲ 桜も咲き始めたみたいだね。
Web ◎◎ k
| △ | じゃ、またね。
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. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 2003年03月12日 22:51