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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2003-027】 2003/04/11(金) ★
★ “シアトル曇天”の金曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
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ξ
▲▼▲ 僕は、最近シティ、シビック、CRVとホンダの車を
Web ◎◎ k 乗り継いでいる。
| △ | 優良企業ランキングNo.1の勝ち組の秘密はどこにある
\e/ のだろう・・・。そんな疑問に答えてくれる一冊。
^Y^ ホンダDNAはニワトリに関係するのか・・ん?
<\ 真之助
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= もくじ =
◎ 本日の一冊:【 ニワトリを殺すな 】Don't Kill a Cock
◎ プレゼント:【 プレゼント第3弾 】~久恒啓一さんの本 5+3冊!
◎ カラコラム:【 マスク屋さん 】~ SARS対策
◎ ネットの輪:【 橋本忠明さん 】~ パーソナルブレイン代表
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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【ニワトリを殺すな】 Don't Kill a Cock
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■ジャンル:ビジネス、組織マネジメント
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■著者:ケビン・D.ワン(Kevin D. Wang )
Watson Wyatt & Companyのコンサルタント。現在、東京オフィスに在勤。
監修:高橋祐二(たかはし・ゆうじ)
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■出版社:
幻冬舎/ISBN4-344-00314-4 /1000円/142P
2003/4/16 第1刷
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■ <ワン・チョット>
「失敗から学ぶ姿勢とは、なるほどそういうことだったのか・・・」
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■ <忙しい方はここだけ>
ニワトリを殺すな・・・なんだか物騒なタイトルだが、中身は、ホンダの創造
的企業DNAがどういうものかを物語風に紹介するビジネス書だ。
自然の摂理なのかもしれないが・・・
「ニワトリはという動物は残酷な動物でね、群れの中の一羽がちょっと血を出
していると寄ってたかってその傷のところをつついて、そいつを殺してしま
うそうなんだな。」
企業の中でも、ちょっと失敗をしたり、ドジをふんだ人が、さらに追い討ちを
かけられるように叱責されるシーンは、程度の差こそあれ存在していることだ
ろう。当人は始末書を書かされ、上司も恐縮し、一同あいすみません・・・と
言う儀式でおしまい・・。早く嵐が過ぎ去って欲しい・・みたいな状況だ。
本書に登場する元銀行員デビット・エバンスもそういう企業(銀行)にいた。
ところがある日、デビットはベンチャー企業に出向を命じられる。デビットに
とって、「出向」とは「本流からはずされた」を意味し、がっくりする。
ところが、出向先の会社で遭遇したのは、今まで経験したことがない驚くべき
ことばかりであった。
見たこともない奇妙な会議、「Do'nt Kill a Cock」という妙なポスター・・
など、デビッドにとっては驚くことばかりだったのだ。
一番の驚きは会議の仕方だ。一言で言えば、
「人を責めるのではなく、問題解決に集中して議論をしている」
ということだ。デビットがいた会社での経験ではありえないことだった。何か
失敗があると人を責めてその人をつぶしてしまう・・ニワトリ会議が普通だっ
たからだ・・・。
ベンチャー企業の社長ジェームズが会社の秘密をデビットに話して聞かせる。
「とにかくだ、人間が進歩するためには、まず第一歩を踏み出すことが
大切なんだ、躊躇して立ち止まっていてはダメなんだよ。どうしてか
わかるかい?」
「なぜなら、そこにどんな障害があるか、どんな可能性があるか、足を
踏み込んで初めてわかるからなんだ。」
「試してみる」ことを大切にしている会社は、「失敗をおかした原因を追求
して反省し、二度と同じ原因で失敗をしないようにする」のだという。人を
責めないで、問題解決に力を注ぐわけである。
またこの他、市場分析に対する考え方、商品に対する姿勢、人の心を知るこ
との大切さ・・など多くの教訓にデビットは目を開いていく。
こんな会社になったらいいな・・・そんな雰囲気を十分味わえる本だ。
「ニワトリを殺すな」とかかれた会議室に、さぁ、お入りください・・・
小さな物語になったホンダの経営が覗けるから・・。
おすすめ度は、 ★★★★★+創造のために
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■ <お暇な方は、もう少し>
日本経済の低迷の中にあって、ホンダ元気がいい。
何がそうさせているのか誰しも興味深いところである。
その秘密の一端をこの物語は雄弁に語る。
本田宗一郎氏のエピソードなどがうまくアレンジされ、とても楽しく読める。
ベンチャー企業の社長、ミスターダンディこそが本田氏を演じているという。
本田宗一郎氏のDNAは、現在もホンダの企業風土として生き続けている。
企業がその創造性を失わないためには、どんなところに留意すべきか・・・
が分かりやすい物語として展開する。ケン・ブランチャードのノリである。
デビットは、ジェームズ社長の話や現場で見聞きしたことで多くの発見をする。
それは「創造」のための教訓とでもいうものだ。
ポイントを書いておこう。
1.失敗を奨励せよ
経験のないことをやって誤るのは本当の失敗ではない。
進歩のためにはまず第一歩を踏み出すこと。「試してみよ」だ
ただし失敗したら原因を追求し、正しく反省せよ
正しい失敗、正しい反省をした人を攻撃してつぶすな。
2.商品は絶対にうそを言わないと思え
3.人の心を知れ
4.真実の前では公平かつ平等であれ
5.時間をいう概念を大切にせよ
時間をアイデアは切り離せないと考えよ。いかに優れたアイデア
でも時間というタイミングがずれればタダ同然である。
6.創造=アイデアx情熱
4のアイデア・10の情熱は、10のアイデア・1の情熱に勝る
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------
\
/ 表紙のイメージ:
\ http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=03016061
/
\ 本田技研自動車工業のサイト
/ http://www.honda.co.jp/
\
/ 本田技研の理念と社是
\ http://www.honda.co.jp/guide/message/
/
\
/ 本田技術者と一般のワイガヤルーム
\ http://www.honda.co.jp/WAIGAYA/about/index.html
/
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------
本書の中には、本田宗一郎氏の名言が引用されている。
本田氏に関する本は多く発行されているから、それらを読んで、あ、この
セリフは・・・なんて楽しむのもいいねぇ。
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■ <オススメ度>
★★★★★+創造のために
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■ <読んで欲しい方>
自分の会社の企業DNAが見当たらない方
ホンダがすきな方
試してみることに失敗はない・・・と自信をもっていえない会社の方
おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/99ok )
●BK1 ( http://tinyurl.com/99on )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.04.11[金]:【ニワトリを殺すな】..ケビン・D・ワン
幻冬舎/ISBN4-344-00314-4 /1000円/142P
★★★★★+創造のために
2003.04.10[水]:【[よのなか]入門】..藤原和博
三笠書房/ISBN4-8379-6187-8 /476円/215P
★★★★★+夢のカケラ
2003.04.09[水]:【--】..US出張
2003.04.08[火]:【--】..大阪出張(小橋さん、橋本さんとMeet)
2003.04.07[月]:【--】..大阪出張
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-05 ・ ・ ・ ‥… □■
しんのすけ@企画人
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-027【マスク屋さん】・・‥… □■
イラク戦争は終結の方向に向かっている。一方で、SARSは不気味な
広がりを見せており、対岸の火事と静観しているわけにもいかない。
中国とかかわりのある企業では、気が気ではないことだろう。
誰か一人でも感染者がでたらそれこそ一大事。こんなときこそ、危機管理
のための想像力が大切だが、案外人まかせ(厚生省やその他の発表まかせ)
のところが多いのではないだろうか?
予防的にxxxする・・・という勇気のある決断をしている企業は、どう
もみあたらない。それは総務の仕事だから、危機管理室の業務だから・・
と担当まかせにしているトップが多いからではないだろうか。
腕まくりするのは、ことがおきてからでなくてもできるのに・・・。
・・などと愚痴るだけでは仕方がない。自己防衛といこう。
こんなサイトで僕はマスクをたくさん注文した。
備えあれば・・・ということで。
http://www.rakuten.co.jp/koken/
使い捨て防塵マスク(390円/個) を購入してみた。注文殺到で納期
が1ヶ月くらいかかるらしい・・・。
http://www.rakuten.co.jp/koken/410106/486250/
しんのすけ@マスクまん
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-06 ・ ・ ・ ‥… □■
●<Webook 2003Present 企画 第3弾>
今日の本の著者、久恒啓一さんからの豪華プレゼントです。
本日の本【仕事革命】を5名の方に
先日紹介した【図解 人生がうまいくいく人は図で考える】を3名の方に
プレゼント!
応募方法:
◆あて先:webook2003@yahoo.co.jp
◆タイトル:仕事革命+お名前 もしくは
図解人生+お名前
◆本文: 〒、住所、氏名、メールアドレス
年齢、お仕事、コメント
◆〆切:4/19(土)まで
◆おまけ:真之助の本「バランススコアカードの使い方がよくわかる本」
のマインドマップを送っていただける方は、
当選確率急上昇です・・。笑
しんのすけ@企画人
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■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-11【橋本忠明さん】・ ‥… □■
知るひとぞ知る、TOPPOINT(新刊ビジネス書情報誌)発行の
橋本さんとお会いした。 http://www.p-b.co.jp/
3年くらい前からずっとお会いしたかった方で、やっとこの前お会いできた。
京都にお住まい。
お会いする前から周波数はとってもあうだろうなと思っていたとおり、すごく
楽しい時間を過ごした。偶然にも同じ年の生まれ。わぉー。
トップポイントをご存知ない方のためにちょっとご紹介。
ビジネス書のエッセンスを小気味よくサマライズして、本のキモを凝縮した
ものを情報誌としてまとめたものだ。年間購読料は1万2000円(年間12冊)
で、これは価値ある投資だと思う。
特に企業のエグゼクティブは必須の情報源だね。
え、まだ会社でとってない・・? うーん、まずいんじゃない?それ。
さて、その橋本さん、最近はおひげを伸ばし始めたとのこと、なかなか
似合ってました。
橋本さんの高度な編集力は僕の目標とするところでもある。
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4/18 G21でセミナー予定。
4/25 私には夢があるセミナー予定。<満席御礼〆切>
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《バランススコアカードの使い方がよくわかる本》
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◆アマゾン http://tinyurl.com/6pcb (BSC関連でトップ売上)
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◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc2 (本の詳細)
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▲▼▲ 「夢をカタチに」 BSCパシリテーター
Web ◎◎ k
| △ | シアトルはいいところ・・・
\v/ ^^^ また来週。
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. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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