2003年04月24日

【「きっと芽が出る人」の法則】..杉山勝行ほか ★★★★☆+芽出たい話

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★ Webook of the Day のテーマ = 本の中の不思議なパワーを探しだすこと★
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★ 【Webook #2003-030】 2003/04/24(木) ★
★ “ツバメの声は目覚し時計”の木曜日 ★
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【ブックフェア無料講演】 おいでよぉ~

  4月26日に東京ブックフェアで講演します。よろしければどうぞ。
  あの百式の田口元さんのコーナーです。
  Hon-Cafeの粟飯原さんとしんのすけと3人で、インターネット時代の
  読書術&情報収集術を話してみたいと思います。

   → 詳細はこちらね。
   http://www.100shiki.com/news/news20030426.html

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ξ
▲▼▲ かぼちゃのたねをまきました。めがでてふくらんで・・
Web ◎◎ k  子供が歌っていた・・。
| △ | おとうさんだって・・・きっといつか芽が出て・・・
\e/ 人生は長い。今日の本読んで、元気だそうね。
^Y^ うん。
<\ 真之助
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= もくじ =

  ◎ 本日の一冊:【 「きっと芽が出る人」の法則 】
  ◎ プレゼント:【 プレゼント第3弾 】~ 当選発表はしばしお待ちを
  ◎ カラコラム:【 VICSDROP? 】~ 
  ◎ ネットの輪:【 書もいいねぇ 】~KKさんのご紹介

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■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
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■著書名:【「きっと芽が出る人」の法則】

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■ジャンル:ビジネス、人生
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■著者:江口克彦(えぐち・かつひこ)
  昭和15年愛知県生まれ。慶応義塾大学卒業後、松下電器産業株式会社に入
  社。PHP研究所の経営を任され、現在、同研究所代表取締役副社長。著書
  に「部下を育てる12の視点」など。
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■出版社:
PHP研究所/ISBN4-569-62427-8 /1400円/238P
2002/9/6 第1刷   2003/1/24 第9刷
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■ <ワン・チョット>

 「草木も人も、芽が出るにはそれなりのわけ(理)があるんだなぁ。」

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■ <忙しい方はここだけ>

世の中には、素晴らしい成功を収め功成り名を上げた方もいれば、パっと咲き
ドカっと散った方もいる。そして、成功なんて関係なさそうな地味な方が真の
幸福を味わっていたりするケースもある。

本書は、PHP研究所長の著者が、多くの成功者との付き合いの中でみつけた
成功するための“芽の出しかた”研究の本だ。

「芽を出す」ことは大切だが、芽の出しかたもさらに大切だという。それは、
ビジネスで成功するためのノウハウといった軽薄なものではなく、人生の成功
を得るための哲学といったほうがいい。

著者は松下幸之助翁の晩年22年をつねにその側で仕事をし、翁の薫陶を直接
受けられた方で、本書も多くは松下翁の人生訓、ビジネス成功法則になってい
る。
すでに多くの本で語られたであろうエピソードは、なんど聞いても色褪せない
人間味がある。

イチバン印象的だったのは・・

 「いかに才能があっても、知識があっても、
  熱意のない人が成功することはありえない」

という言葉。
三井銀行に高卒で入社、支店長、役員までなられたWさんのエピソードを紹介
して語られる。
松下電器は、昭和のはじめの金融恐慌の頃、危機を救ってくれた住友銀行に恩
義を感じ、取引銀行は住友一行と決まっていた。そこへ第二の銀行として取引
をしてもらうために、二年間通いつづけた方、それがWさんである。2年間で
名刺3箱を使い果たしたという熱意は、やがて、“面白い銀行マンがいる”と
いううわさになり、ついに松下幸之助に直接会える機会を得ることになるので
ある。熱意が周囲の人をひきつけ、まわりの情勢をも変えていく素敵なエピソ
ードである。

熱意=行動。でもある。うーん、なんか今の僕に啓示を与えてくれたなぁ・・

「たとえ一時は不遇でも、いずれきっと成功の芽が出る。」
成功者の共通法則に触れてみたい。

おすすめ度は、 ★★★★☆+芽出たい話
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■ <お暇な方は、もう少し>

Wさんという銀行マンの話のほか、やり続けること、辛抱することの大切さを
示すエピソードも印象深い。

*最初の本が出るまで10年かかったという作家の話・・・
*自動車修理工場に就職したのに、半年もの間、主人の赤ん坊のお守りしかさ
 せてもらえなかった修理工の話・・・
*若くして独立し、自分で考えた製品があったがちっともうれず食うや食わず
 の生活に陥ったベンチャー起業家の話・・・
などが登場する。

はじめの芽がでるまで10年かかったという作家は、あの中谷彰宏さんだ。
年に40-60冊も発行する売れっこ作家も、芽が出るまではじっとガマンの
子だったのかと初めて知った。

赤ん坊のお守りをしたのは、本田宗一郎さん。
昔だから、そういうのも当然だと思うのは間違いだろう。人の心は昔も今もそ
う変わらない。半年も理不尽なことを押し付けられたら普通の人間はガマンど
ころか狂っちゃうのではないだろうか・・・。
背中でおしっこをする赤ん坊の世話をした宗一郎少年が親方からはじめて声を
かけられたのは寒い冬の日。「ちょっと手伝え」といわれたときは夢のようだ
ったと述懐されたらしい。
そんなエピソードもひとつの(物語)としてホンダには流れているんでしょう
なぁ・・。

最後のベンチャーは、松下幸之助自身の話。松下電器のモトは電球のソケット
だという話は知っている。しかし、当初それがぜんぜん売れなくて食事にも困
ったという窮状は知らなかった。それでも努力を続けていた松下のところにや
ってきたのが扇風機の部品ひとつ(碍盤)を作ってくれという注文だった。

地道な努力はやがて芽が出る花も咲く・・・というエピソードは、ちょっと辛
気臭いところもあるが、成功法則の真実の一つであることには間違いない。
続けることは大切だ。

------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

/ 表紙のイメージ:
\   http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=02040819

\ 江口さんの顔:
/   http://www.kbs-kyoto.co.jp/citizens/month/topic200107.html


------------ サイド&サイト情報 -------------------------------

エライ人は、自分からきさくに声をかけるべき!

会社の社長が職場巡回と称して、ひとくさり偉そうなことをしゃべってこかへ
きえる。会社があったら、そこの社長さんに松下翁のエピソードを読ませたい。

相手が若者でも肩書きのないものでもまったく関係なく声をかけ、さまざなな
情報(真実)を嗅ぎ取っていた松下翁はスゴイ。
クーラー事業部の若者が松下総帥の部屋のエアコンの修理にきたときのエピソ
ードが紹介されている。

超キンチョウしまくりのその若者に
   「きみんところの工場では、どんなものがつくられておるのかな」
   「名前はなんというんや」「郷里はどこや」「仕事はしやすいか」
   「きみ、たいへんやろ、疲れへんか」
と、まあいろんなことを聞くわけだ。
そこから職場のマネジメントや製品の売れ方まで参考になる情報を得る。聞か
れたほうは、きさくに尋ねられたことに尊敬の念を持ち・・・と好循環がまわ
ることになる。

職場巡回(なんて言葉も古臭いが)をするなら、ちょっと違うことをやっても
らいたいなぁ・・・・うちんちの社長にも提案してみよっと。

松下幸之助が松下政経塾を作ったとき、一期生の面接の心得としてこんなこと
を言ったらしい。採用の基準は?と問われて
 「運のいい人がいい、それに」と続けて「愛嬌のある人がいい」
といったそうだ。
明るく振舞う人、明るい人、表情のやさしい人・・・それは「きっと芽が出る」
人の条件のひとつのようだ。

「きっと芽をだす」ためのヒントをひろってみたいねぇ。

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■ <オススメ度>

   ★★★★☆+芽出たい話

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■ <読んで欲しい方>
  松下幸之助が好きなかた  
  仕事、生き方・・・に気合を入れたいかた
  きっと芽がでると信じている方
  おすすめです。
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■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
  ●楽天Webook ( http://tinyurl.com/a7r4 )
●BK1 ( http://tinyurl.com/a7rb )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
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■□ << 今週のwebook list >>     ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.04.25[金]:【--】..
2003.04.24[水]:【「きっと芽が出る人」の法則】..杉山勝行ほか
PHP研究所/ISBN4-569-62427-8 /1400円/238P
          ★★★★☆+芽出たい話
2003.04.23[水]:【--】..
2003.04.22[火]:【--】..
2003.04.21[月]:【文明を解く東大講義録】..堺屋太一
    ★★★★★+知的快感
講談社/ISBN4-06-211379-1/1600円/389P
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-05 ・ ・ ・ ‥… □■

                       しんのすけ@企画人 
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■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-030【VICSDROP ?】・  ‥ … □■

 VICSDROP? (ヴィックスドロップ)
 以前、のど飴にそんな名前のがあったねぇ。
 これは杉山勝行さんほかが書いた
 「インターネットマーケティングハンドブック」という本に出てくる。
 VICSDROPは、この本のキモのところでもある。
    
 ネットマーケは、この言葉で代表される特徴を掴んでやりましょうという
 ことらしい。
  V=Visual ,Virtual
  I=Indivisual, Interactive
  C=Cost, Customeize
  S=Speed, Sound
  D=Database, Data communication, Download
  R=Retrieval
  O=Online
  P=Person to Person
 なんだか覚えやすいよね。
 MUJI.net JAL ミサワホームなどネットビジネスでよい効果を上げてい
 る事例などを分析・紹介しながら、ネットビジネスの新たなフレームワー
 クを説いている。
 ネットでビジネスを・・という方にいいかも・・・。

 インターネットマーケティングハンドブック  同友館
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    http://tinyurl.com/a7rt 楽天ブック

                       しんのすけ@ネッタン
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■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-06 ・ ・ ・ ‥… □■

  ●<Webook 2003Present 企画 第3弾>

   久恒啓一さんの著書
    【仕事革命】5名様
    【図解 人生がうまいくいく人は図で考える】3名様
   にたくさんのご応募いただきありがとうございました。
   只今、選考中・・・・ しばしお待ちを。

                       しんのすけ@企画人 
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■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-13【書もいいねぇ】  ‥… □■

 職場の仲間に「K」さんという方がいる。すてきな方だ。
 いつもお世話になっていて、心の支えをしてくださる方である。
 その方がこんな楽しい番組を教えてくださった。
 岡本光平の「書」のお話である。
 セミナーでTVは見ないほうがいいです!なんてしゃべっている僕なんだ
 けど、これはちょっと見てみたい。
 Kさんちには、実は岡本氏の書がある。拝見したがなかなか味がある。
 NHKの趣味悠々の番組だ。

  「岡本光平の文字を楽しむ書」 毎週月曜 22:00-22:25

僕はけっこう書が好きである。
 中学校のころはふざけて竹の節を書いて、悦にいっていた・・・
 余白、にじみ、かすれ・・・書にはさまざまな味があり・・そして深い。
 書に親しむのもいいねぇ
                    しんのすけ@書的なエネルギー
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 4/18 G21でセミナー、ご参加の皆さん、ありがとうございました!
 4/25 私には夢があるセミナー予定。<満席御礼〆切>
 4/26 田口元さんとブックフェアで講演。ホンカフェの粟飯原さんも!
    詳しくは →
        http://www.100shiki.com/news/news20030426.html


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▲▼▲ SARS対応についに温家宝首相も乗り出しました。
Web ◎◎ k 「虚偽申告は決して許さない!」
| △ | 中国で許さない・・というのは相当なことだね。
\v/ ^^^ またあした。
 -)(-δ’ ^^^^
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
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Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
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Posted by webook at 2003年04月24日 23:03