~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ へ へ ★
★ ━━ ★ WeB◎.◎K of the Day ★ ━━ ★
★ ★
★ 【Webook #2003-032】 2003/05/07(水) ★
★ “時間は不思議・・”の水曜日 ★
★ http://www.netpro.ne.jp/~webook/ ★
★ 解除は: http://www.netpro.ne.jp/~webook/touroku.htm ★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !
Web. . 。 o O 〇 K !
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ 人の罪、国家の罪・・・ちょっと重たいテーマですが
Web ◎◎ k なんというか、とっても引き込まれます。
| △ | 小説をおひとつ・・・どうぞ。
\e/
^Y^
<\ 真之助
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web. . 。 o O 〇 K !
======================================================================
= もくじ =
◎ 本日の一冊:【 椿 】
◎ プレゼント:【 プレゼント第4弾 】~トップポイント(全員当る!)
◎ カラコラム:【 中学校で講演? 】~ しんのすけ母校に帰るの巻
◎ ネットの輪:【 高橋浩子さん 】~ 『メルマガ』成功のルール 発行
======================================================================
■□ …‥・・ ・ ・ 本日のWeb●●k ・ ・ ・ ・ ‥… □■
----------------------------------------------------------------------
■著書名:【 椿 】 Tsubaki
----------------------------------------------------------------------
■ジャンル:小説
----------------------------------------------------------------------
■著者:アキ・シマザキ著
1954年、岐阜県生れ。1981年にカナダへ移住。1999年現地にてフラン
ス語で書いた小説【Tsubaki】で大きな話題を呼ぶ。その後、続編として
【Hamaguri】【Tsubame】を発表し好評を得る。更にに次作に取組んでいる。
■訳者:鈴木めぐみ(すずき・めぐみ)
1967年広島生れ。ソルボンヌ大学文学文明コース上級ディプロム修了。
----------------------------------------------------------------------
■出版社:
森田出版/ISBN4-434-02708-5 /1600円/174P
2002/12/10 第1刷
======================================================================
■ <ワン・チョット>
「スリリングな展開の中に、重いテーマの圧力を感じる・・作品」
----------------------------------------------------------------------
■ <忙しい方はここだけ>
時の流れの中で様々なものが繋がっている・・・時間は過ぎ去っていくが、そ
こに存在している・・・そんな感覚をもたせてくれる小説だ。
訳者の言葉を借りれば、読み終えた後、ちょっとした放心状態になる小説であ
る。正に!
この小説はナミコという女性を語り手(一人称)として展開する。
その母ユキコは、亡くなる直前、それまで頑なに口を閉ざしてきた戦争終結直
前のころのことを語りだす。
ユキコの話を聞くのは娘ナミコの子供、つまりユキコの孫だ。
どうして戦闘能力がすでに失せていた日本に二個の原爆をアメリカが落とす必
要があったのか?なぜドイツではなく日本に落としたのか?など孫の口から出
る率直な質問に、冷静に答えるユキコ。その受け答えには、歴史の真実をを直
視するクールな目線があり、後に展開する小説の生々しい展開をより際立たせ
ることになる。
実は、ユキコは原爆や戦争以上に残酷な過去を背負っていたのだった・・・。
亡くなる直前に口にした
「世の中には決して忘れられない、残酷な出来事があるわ。
私にとって、それは戦争でも原爆でもない。」
という言葉の意味は?
それを訊けないまま母を亡くした娘ナミコのもとへ弁護士を通じて2通の手紙
が届けられる。
そこには戦争や原爆以上に重いユキコの重石が告白されているのだった。
太平洋戦争、原爆、初恋、隠されていた過去、父殺し・・・・背負って生きる
には重たすぎる様々なことがらが、過去をひもとく手紙の中で溶け出してくる。
ずしりと心に響く重厚な内容がある。
淡々としたタッチが、いっそうその重みを際立てる。
久々に心の奥深くまでとどいた小説だ。
一人静かに読んで欲しい。
おすすめ度は、 ★★★★★+2通の手紙
----------------------------------------------------------------------
■ <お暇な方は、もう少し>
小説の展開を書くのはご法度だから、この小説の構造だけ、ちょこっと書いて
おこう。
-------------------------------------------------------------
母ユキコ---父(原爆が落ちた日に死亡)
|
娘ナミコ(語り手)
|
息子
母ユキコも最近、なくなり、遺産を娘ナミコが受け継ぐ。
その折、母ユキコから娘ナミコにあてられた2通の手紙があった。
--------------------------------------------------------------
サスペンスっぽい展開の中で、人の罪、国家の犯罪、運命の残酷さ・・など、
人の心の奥深くに分け入るテーマが重い。
しかし、淡々としたそのタッチは新鮮な読後感を残す。
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------
\
/ 表紙のイメージ:
\ http://tinyurl.com/asyo
/
\
/
------------ サイド&サイト情報 -------------------------------
実は、著者と僕はちょっとしたつながりがある。
同じ岐阜県生れ、同年代、そしてこの本を渡してくださったのが、僕の中学校
時代の恩師。著者はその恩師とご親戚にあたる。
不思議なつながりもあって、僕は、この本を帰省先から帰る新幹線の中で一気
に読み終えた。
うーん・・・と深い嘆息をはきながら、不思議な感覚にとらわれたのを覚えて
いる。
本書は日本人によるフランス語の小説である。
しかもおどろいたことに、著者の島崎さんはフランス語を学んで1年足らずの
頃、この小説を書いたのだと言う。
この小説は1999年にカナダ、フランスで出版され、多くのメディアが取り
上げ絶賛されたという。「フランス語を母国語とする人たちにも新鮮な驚きを
あたえた」小説は、私たち日本語の国民にも少なからぬ衝撃を与えてくれるは
ず。
スバラシイ!
第二作、第三作も是非読んでみたい・・・。
----------------------------------------------------------------------
■ <オススメ度>
★★★★★+2通の手紙
----------------------------------------------------------------------
■ <読んで欲しい方>
最近読みたい小説がなくって・・・という方
フランス語が好きな方
大人の方(子供にはまだ読んじゃだめ!)
おすすめです。
----------------------------------------------------------------------
■ <がまんできなくなった方はこちらへ>
●楽天Webook ( http://tinyurl.com/asyo )
●BK1 ( http://tinyurl.com/b5b4 )
●富士山・コム ( http://www.fujisan.com/webook/book/index.html )
●アマゾン ( http://tinyurl.com/b5b6 )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ << 今週のwebook list >> ・ ・ ・ ・ ・・‥… □■
2003.05.09[金]:【 】..
2003.05.08[水]:【--】..
2003.05.07[水]:【 椿 】..アキ・シマザキ
森田出版/ISBN4-434-02708-5 /1600円/174P
★★★★★+2通の手紙
2003.05.06[火]:【--】..おとなの日
2003.05.05[月]:【--】..こどもの日
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ <しんのすけのカラコラム>C#2003-032【中学校でお話?】・‥… □■
●GWの間、実家に行ってきた。ひさびさに母校の中学校を訪問。古い校舎
を建て替えてヒノキ作りのかっこいい校舎ができるところだ。
初対面の佐橋校長先生は、突然訪問した卒業生を暖かく迎えてくださった。
生徒が社会を知るお手伝いをしたいんですが・・・
と切り出し、総合学習とかの時間にお話をさせて下さい・・とお願いした。
優秀校に選ばれたほどすばらしい学校運営をされているだけあって、話が
早い。さっそく企画書を送ることに・・・。さて、どうするかなぁ・・。
●田舎には、もう一つ中学校がある(二つしかないのだ!)。そこでは僕の
中学時代の恩師が校長先生をなさっている。今瀬校長先生だ。
長い年月が経つのによく覚えていてくださり、暖かい時間が流れる。
ここでも同じように、お手伝いのご相談をした。
お役にたてれば光栄だ。
先生には、僕の本をお渡ししてあり、お返しに今日のWebook『椿』
を頂いたのだった。不思議なつながりに It is writen. だなぁとつくづく
思った。
どんなお話をさせていただくか・・・うーん、ガンバロウ!
僕のいる部署は、こうした社外の活動をBSCの目標に組み入れている。
率先垂範といえばかっこいいが、自分がやりたいことをやっているだけと
もとれる・・・笑
しんのすけ@あおげばとうとし
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k from the Authers > A#2003-08 ・ ・ ・ ‥… □■
●<Webook 2003Present 企画 第4弾>
【TOPPOINT】 ~ 希望者全員!(うっそぉー!)マジ!
トップポイント。知るひとぞしる新刊ビジネス書情報誌である。
毎月、最新のビジネス書のエッセンスを実にわかりやすくまとめた
情報誌(TOPPOINT)だ。1冊1000円の価値は十分にある。
それ以上と誰もが思っているはずだ。
http://www.p-b.co.jp/
で、その5月号に、な、なんと「バランススコアカードの使い方がよく
わかる本」が紹介されている! というわけで、今回は、
ご応募の方【全員】にもれなくTOPPOINT(5月号)をプレゼント
下記へ急ごう!
■ 宛先: webook2003@yahoo.co.jp
■ メールのタイトル:TOPPOINT+ あなたのお名前
■ メールの本文: お名前、住所、メールアドレス、
年齢(年代)、ご職業、コメント
■ 〆切:5/23(土曜)まで
(あんまり多かったら早めに〆切るかもね)
しんのすけ@企画人
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■□ < Web●○k Face to Face > F#2003-15【高橋浩子さん】 ‥… □■
高橋浩子さん t-cube の社長さん。技術系書籍の著者でもある。その著書の
数をみたらギョっとする。
http://www.t-cube55.com/
僕は、高橋さんの会社の“営業部長心得”というポジションだ(笑)
高橋さんとは、インタビュー(僕がされたんだけど)で初めてお会いした。
不思議なもので、あった瞬間から、周波数がピッタシコンで、意気投合。
ずーっと以前からのお知りあいみたいな気がして妙な気分だった。
世の中にはそんな方もいるんだにゃぁー。
で、今日はその高橋さんの最新刊のPR.(僕は営業部長心得だもんね)
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あの高橋浩子の直筆サインがもらえるぅー?!キャンペーン
5月13日発売「『メルマガ』成功のルール」(明日香出版社)
“メルマガでしあわせになる”ための秘訣がみっちり・がっつり
メルマガにはこの本。覚えてらして!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475690646X
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
10日(土)までに、アマゾンで先行予約していただいた方の中から、
抽選で55名さまに【直筆サイン入り・オリジナルポストカード】を
プレゼント。アマゾンの注文番号・住所・氏名・年齢・電話番号・
この告知をご覧になったメルマガ名をお書きの上、メール下さい。
なお応募締切は15日です。 ★☆応募先⇒ okiraku@t-cube55.com
★☆★高橋浩子ホームページ⇒ http://www.t-cube55.com/ ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
ps: そうそう、上記の本に実はしんのすけも登場するんだわ。
田口さんや石原さんも当然でてくるよ。
しんのすけ@情熱周波数調査局
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼
----------------------------------------------------------------------
4/25 私には夢があるセミナー、ご参加の皆さん、いい作品をいっしょに
創っていただきありがとうございました! 僕も楽しかった!
おしまいっ。(参加された人だけわかる合言葉!?)
和田さんの会社 : http://www.yumearu.com/index.html
4/26 ブックフェア 田口さん粟飯原さんとの3人トークにきてくださった
皆さん、ありがとう!
5/09 ケビン・ワンさん『ニワトリを殺すな』の著者にインタビュー
5/12 ビジネスブックラジオ 玉置剛さんと対談 (見学OKよ)
6/13 BSC_users パーティ&トーク@元麻布ヒルズ (いらっしゃぁーい)
x/xx ビジネスブックラジオ 三好一美さんゲストにお迎え(モリームーン)
----------------------------------------------------------------------
《バランススコアカードの使い方がよくわかる本》
↓↓↓
◆アマゾン http://tinyurl.com/6pcb (BSC関連でトップ売上)
◆BK1 http://tinyurl.com/6pbv (本の詳細)
◆楽天ブックス http://tinyurl.com/6pc2 (本の詳細)
----------------------------------------------------------------------
▼
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ξ
▲▼▲ 30年ぶりに友人にあった。
Web ◎◎ k 元気でよかった!
| △ |
\v/ ^^^ またね。
-)(-δ’ ^^^^
. _<\_ ^^^^^^ 真之助@Webook of the Day
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Web .. . . 。 o O 〇 Kuribako ・ ・ ・ ‥…★
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~