2003年07月30日

■「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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「原因」と「結果」の法則

著者: ジェームズ・アレン /坂本貢一
サンマーク出版/ISBN4=7631=9509=3/95P/1,200円
発行年月: 2003年 04月

「心の中の思いが 私たちを創っている」

「原因」は私たちの心自身だということだ。求めよさらば開かれんとか、扉はそれを叩くものに開かれるとかいわれることが、この本を読んでいるとその意味が染み入るように心の中に届いてくる。だからこそ一世紀にも渡り世界中で読まれているのだろう。
原著<AS A MAN THINKETH>は、アレンの二冊めの本である。1902年に書かれたこの本はナポレオン・ヒル、デール・カーネギーなどに強い影響を与えたという。自己啓発のバイブルだ。
養老猛司氏の言うY=aXの法則である。この場合心の中の思いは<a>だねぇ。
孔子さんは「現在は未来の過去である」と言ったらしい。同じ考えがここにも・・・。

「人間の心は庭のようなものです。それは知的に耕されることもあれば、野放しにされることもありますが、そこからは、どちらの場合にも必ず何かが生えてきます。」
という。なんと真理をついた表現だろう・・・。

<あなたが何かをやろうと思えば、宇宙全体が協力してそれを助ける>といった表現が「アルケミスト」の中で出てきた。なんだかそれと共鳴する本である。
心を静かにして読んでみたい本。オススメ!
★★★★★+思いが全てを決める

Posted by webook at 2003年07月30日 08:22