自分が変われば組織も変わる
コミュニケーション上手になる
著者:大久保寛司|
かんき出版|2003年 06月 |ISBN:4761261021|189P|1,300円
高塚猛さんは<他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる>と言った。素晴らしい言葉だ。
大久保さんも同じようなことを言っている。<人を変えることは出来ません。しかし人が変わることはできます。相手が変わるのは相手の意思であって、こちらの意思ではないことをきちんと理解しておくことです。>
大久保さんは他人をどこまで思いやれるかが、相手を理解する要諦だという。
思いやれる範囲は、自分の大きさと同じです。・・・うーん、小さな自分を発見しそうだ。
話し合いや会議を、空中戦でしないように。・・・確かに、ホワイトボードをうまく使いたいね。
話す側に立つのではなく、聞く側に立つことが最良の方法です。・・・うーん、これがなかなか・・。
リッツカールトンは、20の行動指針を毎日ひとつづつ取り上げ、それを唱和するのではなく、<それについてどう考えるか、あなたは何をするか。あたなはこれに対してこれまでどのような経験があるか。>を話し合うそうである。合理的ぃ!
組織の中で質の高い対話を進めるためには、大きな聴く耳がまず大事。そして真摯な態度で相手を思いやりながら対話を進めれば、きっと何かが生まれる・・・ようだ。
大久保さんを訪ねた。なんだかなつかしい気がした。大久保さん突撃インタビューで、新しい本のプロモーションビデオを撮影。
デジブックの新機能で公開予定、お楽しみにー。
大久保さんはこの本についてこんなことをおっしゃった。
<二十一世紀残る経営、消える経営>を読み、セミナーに参加していただく。その後にこの本を読んでいただくと一番よい・・・と。うん、わかるなぁー。