「実行」は細かい仕事でリーダーの威厳にふさわしくないものだ。この考えは完全に間違っている。イェーイ。
【経営は「実行」】明日から結果を出すための鉄則
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著者:ラリー・ボシディ+ラム・チャラン|
日本経済新聞社|2003年 02月 |
ISBN:4532310377|1,800円 |305P
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思ってもできない、言ってもできない。
そんなことは日常よくある。それは、マジに思ってない証拠。真剣に言って
いない(コミット)してない証拠だね。
さて、この本は、経営者が「実行」という二文字にちょっとした偏見や勘違
いを持ってんじゃぁないの・・というのを問い掛ける本だ。
その気付きだけでも価値がある。
最近、ビジネス書の多くには、戦略も大事だが、「実行が伴わなければ無意
味だ」、実行こそが経営者、リーダーの重要な任務だ!みたいなトーンがあ
る。・・・それは正しい。
だが、実行がそれほど重要なら、ここまで軽視されてきたのはナゼか?と問
い掛ける。
「ほんとうの問題は、実行という言葉がそれほど魅力的に響かない点にある。
リーダーなら他人に任せるべきことのように聞こえる・・・そこが大いに
誤解されているのだ。」
この一文が、僕はこの本の中で一番のお気に入りだ。
リーダーは、作戦を立て(ビジョンや戦略)、それを実行するところまでや
ってこそ価値がある。実行するプロセスは、地味だ。現場の末端の瑣末な(
?)ことまで手をつっこまないといけない場合もある。その過程こそ、軽視
されている・・というわけだ。
では、「実行」とは何か・・・
1)実行とは体系的なプロセスであり、戦略に不可欠である。
2)実行とはリーダーの最大の仕事である。
3)実行は、企業文化の中核であるべきである。
いいねぇ、この整理。
本書は、実行のためのコア・プロセスとして<人材プロセス><戦略プロセ
ス><業務プロセス>をまとめている、いまいち体系的に整理しきれていな
い感がある。
もちょっとフレームワーク的なコンセプトがあるとよかったねぇ。
でも、いい本だよ。
オススメ度は、★★★★+行動こそ!
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昨日、堀義人さんのライブに行ってきた。 3ナイ主義!・・・これだぁ。
Posted by webook at 2003年08月26日 12:25