何でも出そう!。
出せば、世界が回りだす・・・。
【あなたにもできる「売れる本」の書き方】
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著者:畑田洋行(はたけだ・ひろゆき)
プロスパー企画|発行年月:2003年 08月
ISBN:4938695782|1,400円 |166P
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ビジネスマンをしながら著作を出す・・・たいへんなことのように思うが
多くの著作家は、はじめから作家(著者)であったわけではない。なにが
しか、仕事をしながら核になるベースのものをつかんできた人達だ。
本書の著者畑田さんのほかにも、久恒啓一さん、野村雅樹さん、・・・・
多くの先達は、私たちと同じごくありふれた(!)サラリーマンであった。
ちょっと違ったのは、<出す>ということをやろうと思った・・その1点
だけのような気がする。
仕事を会社での仕事だけに終わらせるのか、そこに自分色の何かを付加え
世に問うものを出そうとするか・・・その違いだけだ。
ビジネスマンの出版をサポートする<出版塾>を主催する畑田さんがや、
出版社の編集者が口を揃えて言うように、文章が下手だから本が書けない
・・わけではない、らしい。じゃぁ、何だろう・・・
それはテーマ。
自分にしか書けないテーマは、実は結構ころがっている。疑問や不便など
にこだわってみるといいらしい。こだわるときに何かを出そうとする気持
があれば・・・モノになる。
本書には、編集者の目にとまる企画書の書き方、目次の作り方、文章の書
方など具体的な方法についても親切に書かれている。
気持ちとやり方の両面で、本を書いてみたいあなたの背中を押してくれる。
?→!のテーマをもっていたら、とにかく何かの情報を出すことを心がけ
る。やがて・・・本にもなる。とにかく<何でも出せば、体にも人生にも
よいサイクルが回りだす>ことだけは覚えておきたい。
この本は、「仕事プラスペン」という畑田さんが、自らの実践を通して作
り出した新時代の生き方提案の本でもある。
ところで・・・プラスαを、もってます?
★★★★☆+仕事プラスペン
・本を書いてみたい方
・人生に何かスパイスが欲しい方
・自分はごくごく平凡だと思ってる方