【百戦百勝のメモ術・ノート術】
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著者:本田尚也(ほんだ・なおや)
三笠書房|2003年 07月
ISBN:4837973418|533円|201P
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日常生活・仕事の中で、どうしたら知的で、生産的で、しかも続けられる メモやノート法はないだろうか・・・なんて思う人は多いね、きっと。
僕もシステム手帳を使ってみたり、PCのソフトでなんとかならないか? なんて試行錯誤したり・・いろいろしたが、現在は胸ポケットに入る小さ いメモファイル(100円ショップのもの)がとても重宝している。 それで事足りているわけでもないが、なかなかグッド。
そんなとき、ふと目にとまったのがこの本。 この本のキーワードは、ふたつ。
◎ 書きグセをつける(書くー考えるー行動する)
◎ メモ、ノート、手帳を使い分ける。
人はえてして、メモや記録やさまざまなものをひとつの手段でこなそうとする・・・。しかし、3つ(メモ、ノート、手帳)を使い分けようというコンセプトが「へぇー」である。
書くということは、自分のものとしてアウトプット(出力)することであり、「Y=aX」の「Y」にあたる。新聞のスクラップを集めたことがある人もいると思うけれど、あれはほとんど「X」だね。入れるばっかりになって、結局なにも出てこない。(って思わない?)手帳でもノートでもいいけれど、自分で書くという行為、つまり、自分の出力として出すところに意味がある・・・。
この本のとおりにやる必要は(まったく)ないが、自分のやり方を模索するきっかけにするといいねぇ。
★★★☆+書きぐせ
・メモやノートの使いかたが??な方
・メモおたくの方
・情報整理をうまくしたい方