2003年09月11日

■変革の哲学(ピーター・F・ドラッカー)

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変化を日常化する!? うーっ。

変革の哲学
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  |著者:ピーター・F・ドラッカー/上田惇生
  |ダイヤモンド社|2003年 08月
  |ISBN:4478331049|1,400円|221P
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 ドラッカーの名言集、続編2部作、「変革の哲学」「歴史の哲学」のひとつ
 である。
 ドラッカーのほとんどの著作の翻訳を手がけている上田教授の編集によりで
 きた本である。ドラッカー氏と上田さんは親密な間柄にあり、本書の編集も
 上田氏に全面的に任せているようだ。

 変革の・・・というフレーズに思わず購入した本だ。
 今日も、いくつか印象的なものをご紹介。

 ▼未来学の問題点
   未来学者は、予測したことがどれだけ実現したかによって的中率を測る。
   彼らは、実現した重要なものの中で、自分が予測さえしなかったものが
   どれだけあるかを数えない。
   (すでに起こった未来)より

 ▼未来のための予算
   未来のための予算は、好不況にかかわらず一定に保つべきである。規模
   は全予算の10%から20%である。未来のための予算は、一定レベル
   を維持しなければ、いかなる成果もあげることはできない。
   (明日を支配するもの)より

 ▼自ら変化をつくりだせ
   組織が生き残りかつ成功するには、自らがチェンジ・エージェントすな
   わち変革機関とならなければならない。変化をメンジメントする最善の
   方法は、自ら変化をつくりだすことである。
   (ネクスト・ソサエティ)より

 ▼イノベーションの機会は7つある。
    1.予期せぬことの生起(成功、失敗、出来事)
    2.ギャップの存在
    3.ニーズの存在
    4.産業構造の変化
    5.人口構造の変化
    6.認識の変化(物の見方、感じ方、考え方)
    7.新しい知識の出現
   (イノベーションと起業家精神)より
 

 この本も、ドラッカーにふれることができるオイシイ本だね。
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   ★★★★★+機会は7つ

 
   ・ドラッカーのファンの方
   ・ドラッカーの本を読んだことない方
   ・ススキをみながら考え事してみたい方

 <ほしくなった方>
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Posted by webook at 2003年09月11日 13:11