2003年09月18日

■アイデアのつくり方(ジェームズ・ウェッブ・ヤング)

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アイデアは、既存の要素の組み合わせである!

アイデアのつくり方

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  |著者:ジェームズ・ウェッブ・ヤング/今井茂雄
  |TBSブリタニカ/阪急コミュニケーショ|1988年 04月
  |ISBN:4484881047|777円 |102P
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 アイデアが豊富な人がいる。
 そりゃぁー才能だからなぁ・・・なんて思ったりしません?
 才能も少しはあるが、実はちゃんと「方法」があるのだ。

 本書は、アイデア、発想といったことを考えるとき、私たちにちょっと
 元気を与えてくれる古典的な本である。
 あの「考具」の加藤昌治さんもこの本を読んで元気を得ている。

 何が書いてあるか?・・・最も重要なメッセージは、

  「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

 ということである。

 そうなのだ、まったくの無からはアイデアは生まれない。何がしかの蓄積
 があり、そしてそれを消化し、組み合わせようとしたとき、ふとした拍子
 に面白いアイデアが浮かぶのだ。

 ヤングは、アイデアのつくり方を5つの段階に分ける。
  1)データ集め
  2)データの租借
  3)データの組み合わせ
  4)ユーレカ!(発見した!)
  5)アイデアのチェック
 というものだ。

 本書は、半分がヤングの内容。あと半分が、竹内均氏の解説である。
 広告界のヤングの主張を、物理学者の竹内氏が共感をもって解説している
 ところも面白い。竹内氏は、ウェゲナーの大陸移動説や、ダーウィンの進
 化論も同じことであると、ヤングの考えを裏書している。
 つまり、ウエゲナーも、ダーウィンもすでに指摘されていた事実をもとに
 新たなアイデアを考え出したのだという。なーるほど!

 何かと何かを組み合わせてみよう。結構面白いことが生まれるから・・。
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   ★★★★+組み合せ

 
   ・アイデアの出し方に苦労している方
   ・発想豊かにしたい方
   ・いつもぶっとんでる方

Posted by webook at 2003年09月18日 08:47