対話力=相手を思う力・・だね!
【対話力】ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズ
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|著者:HBSP/メアリー・ムンター
|出版社:講談社|発行年月:2003年 09月
|ISBN:4062120232|1,700円|186P
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ハーバード・ビジネス・エッセンシャルズとして出された6冊のビジネス
スキル本の1冊。対話力(Business Communication) の本だ。
ネタ本の原書はこちら
http://www.entinst.ca/HBS=Harvard%20Business%20Essentials.htm
日本語の本はこちら
http://tinyurl.com/pr9h (楽天ブックス6冊)
対話力というと、顔と顔をつきあわせた対話をイメージするが、本書では
多くが文章やプレゼン資料による意思伝達(コミュニケーション)につい
て書かれており、会話による対話(Dialogue)はちょこっとだけ・・。
文章によるコミュニケーションでもプレゼンでも、あるいは対話において
も共通している大切なことがある。
「目的をはっきりさせること」と「相手の立場をよく思いやること」であ
る。目的を・・は当然誰でも考えることであるが、相手を思いやるという
のはなかなかできていないのが現実ではないだろうか?
話すときも、書くときも独り善がりに進めることがよくある。
もっと大きい字で書いてくれればいいのに
もっとわが社の事情を踏まえて話してくれればいいのに
もっと短く挨拶してほしいのに
など読む側/聞く側の思いと発信する側の意図はすれ違ったりすることが
ある。
組織をまたがる会議案内のEメール、ヘンリー五世が戦場で兵士に語った
演説などいくつかのケースがあるのは、いかにもハーバードらしいところ。
やや固め。学校っぽい雰囲気。
とにかくコミュニケーションは相手のことをどれだけ理解し、真剣に思い
やっているか・・・そこだけ押させておけばいいねぇ。
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★★★+相手を思う
・ハーバードの雰囲気を味わいたい方
・コミュニケーションをよくしたい方
・伝えたいことがいっぱいある方