2003年11月28日

■1人ビジネスらくらく起業法(小林敏之)

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  自分らしく楽しく起業できるネタは、実は足元に・・。
1人ビジネスらくらく起業法
リストラ、失業汗と涙で生み出した
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   |著者:小林敏之
   |あさ出版|2003年 09月
   |ISBN:4860630343|1,400円|199P
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 この本は、僕にとって今年最高の面白さがあった。
 お金儲けという意味ではなく、夢の実現、個人の自立、起業・・とういう
 ものが、自分のスタイルにとてもフィットしたからだ。

 本書でもっとっもキンコーンと響いたのは、下記の3つのキーワード。
 (1) 講座起業
 (2) 自分プロデュースのためのレッテル戦略
 (3) 任意団体の活用

 講座起業というのはこういうことだ。
 長年関ってきてごくあたりまえのことも、よく考えてみるとそれを知らな
 い人にとってはものすごく価値あるノウハウだったりする。それを整理し
 て講座にしてしまえば、リストラサラリーマンが、突然、xx講座の先生
 に早変わり。ビジネスチャンスが生れるということだ。著者は、実際にリ
 ストラ+講座起業という経験をしている。世の中を別の視点や角度で見る
 と実に面白い状況があるということだ。

 自分プロデュースのために、その後の展開(営業)がしやすいようなレッ
 テルを意図的に貼る作戦も面白い。たとえば、会社の中では勝手に新組織
 をつくって部長を名乗ることはできないが、世の中でならなんでもできる。
 例えば僕は「AllJapan 分かりやすさ向上委員会」事務局長なんてのを勝手
 に名乗っている。自分プロデュースはハデで大きいほうがいい。知らない
 うちに週末起業家ということにもなっている。人が貼っても自分で貼って
 もいいが、レッテルは大きくハデにということだね。

 任意団体の活用も目からウロコ。株式会社や有限会社をつくらなくても、
 世間体のいいかっこいい肩書きはつくれるのだ。
 xx協議会(会長)とか、xxx協会(会長)とかは、自作自演で何でも
 でき、かつ傍目にはなんだかスゴクみえちゃうのだ。そんな現実やハウツ
 ウが紹介されている。

 一人ビジネスという言葉をGoogleで検索すると577件ほどでてく
 る。起業というと、えらくリスクをもって危険なことをするような雰囲気
 があるが、実はもっとお気楽に楽しくやれそうな気がしてきた。
 この本、超オススメだ!(というのを内緒にしておきたいくらい・・)

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   ★★★★★+講座起業!☆

 
   ・講師になってみたいっていう方
   ・一人ビジネスに興味ある方
   ・事業をやってみたい方

Posted by webook at 2003年11月28日 21:30