2003年12月13日

■預金封鎖(副島隆彦)

yokihuusa.bmp
僕にはとりあえず関係ないかもしれないが・・

預金封鎖
        「統制経済」へ向かう日本
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   |著者:副島隆彦
   |祥伝社|2003年 09月
   |ISBN:4396611943|1,600円|224P
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 「預金封鎖」とは「たとえば一ヶ月に一人500万円までしか預金を下ろ
 せない」といった強制的な統制経済になることである。日本では戦後の昭
 和21年「金融緊急措置令」というのがあった。

 最近、若干もちなおしたかに見える景気動向は、ブッシュ小泉再選同盟に
 よる政治的な経済状況だという。2004年の米大統領選挙までは無理や
 り景気を維持させるが、その後はアメリカ発の世界恐慌がおきる。そして、
 日本もそのあおりで緊急の金融統制が発令される!というのが著者の予想。

 著者は、こうした予測をかなり断定的に主張している。
 仮にそれが外れたとしても、なかなか面白い内容になっている。(あたる
 のも怖いのだが・・)

 新聞記事などで断片的に見聞きしてきた世界の政治経済のニュースだが、
 それらの裏事情は、実はこうなんだというところを、独自の情報筋(と著
 者は言っている)をもとにまとめている。

 政治や経済の舞台裏を見るようで面白い。
 浜田和幸さんの本にもアメリカの覇権主義について書かれていた(ブッシ
 ュとビンラディンは実は・・・みたいな国際政治の裏舞台のネタ)。本書
 も「景気回復には戦争しか手段がない」など、ウソだろう!と思うような
 アメリカの覇権主義などにについて書かれている。
 世界の政治経済を見上で、面白い視点ではないだろうか。へぇーと思いな
 がら読める。

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   ★★★★+封鎖

 
   ・預金封鎖!って最近聞いたことがある方
   ・自己資産をうまく管理したい方
   ・政治経済の裏について知りたい方

Posted by webook at 2003年12月13日 17:42