2003年12月20日

■バランスト・スコアカード(桜井通晴)

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 やはりケース・スタディは学べることが多い。

バランスト・スコアカード】 理論とケース・スタディ

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   |著者:桜井通晴
   |同文館出版|2003年 08月
   |ISBN:4495180517|4,500円 |581P
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 アメリカの大学にいくと枕にできそうな分厚い本を売っている。本書はそ
 んな雰囲気がある。なにせ581ページもの大部な厚さ、値段も4500
 円とかなりお高い。

 しかし、BSC(バランスト・スコアカード)について検討中の方(企業
 )なら、参考書としてかなり役に立つのではないだろうか。

 本書は、JISA(社団法人情報サービス産業協会)での研究活動や著者
 の各種講義・セミナーをベースに日本的バランスト・スコアカードの構築
 について解説した本だ。
 
 櫻井先生は、「セグメンテーション」「測定」「可視化」が、不況日本を
 救う処方箋だという。そして、それを進めるのにもっとも適した経営シス
 テムがBSC(バランスト・スコアカード)だというわけだ。

 本書は、多くの企業、組織体での活用事例、キャプランやノートンとのイ
 ンタビューなどが織り込まれ、ひとつの集大成本として価値がある。
 海外事例では、デュポン、ユニシス、シャーロット市、アメリカ陸軍基地
 などが、また、国内事例では、リコー、富士ゼロックス、両毛システムズ
 近畿労働金庫、全日空システム企画などが掲載されている。事例の中には
 僕がJISAでプレゼンした資料も入っている。ご笑覧を。

 著者の櫻井さんは、「おやじギャグときわどい一線を画すウィット」がお
 好きな方だ。格式ばったところがないのがいいねー。

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   ★★★★★+豊富な事例

 
   ・戦略的経営を考えてる方
   ・BSCを導入したいっていう方
   ・BSC事例について知りたい方

Posted by webook at 2003年12月20日 13:11
Comments

0え

Posted by: 坂井絹子 at 2005年08月25日 13:58
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