【フューチャー・イズ・ワイルド】
驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界
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|著者:ドゥーガル・ディクソン/ジョン・アダムス
|出版:ダイヤモンド社|2,400円
|ISBN:4478860459|2004年1月 |285P
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今日は、ちょっと先のことを考えてみよう。ただし、ちょっとやそっとの
先ではない。2億年も先の話。
俺は生きちゃいないって?。僕もだね。
本書によれば、人類は滅びることになっているから、1億年くらい長生き
してもムダなようだ。
本書は、生物学や地質学など科学者達の分析をもとに、遠い未来の地球を
予測しようというものだ。
CGを使ったリアルな画像もあって、なかなか面白い。
人類が滅び、氷河期が訪れ、大陸も移動して一つになり・・といったこと
が2億年もの時間軸の上では起こるかもしれない。
2億年後には、体重8トンもある巨体イカ(メガスクイド)が海から陸に
あがってきたり、スリザーサッカーという植物でも動物でもない生き物が
いたりと、みたこともないものがこの地球上にはいるらしい。
発想豊かな画像は、ちょっと楽しい。
ポケモンも発想が豊かで楽しいが、科学的にマジに考えた本書もなかなか
興味深い。
科学を駆使して描かれた地球の未来を覗いてみる?。
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★★★☆+かなり先だ!
・未来を考えたいっていう方
・人類は滅びるんじゃないかと心配な方
・地球を考えたい方