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|著者:長谷川雅一
|同文館出版|2003年 11月
|ISBN:4495563114|1,200円| 222P
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著者は、ギターの専門学校を出たあと、いわゆる「就職」というものを一
度もしたことがない。ギター教室、学習塾、PCショップなど50あまり
の仕事は、すべて自分で創ってきたという。根っからの起業家だねぇ。
多くのサラリーマンも学生も、仕事は(就職して)与えられるものという
意識がどこかにある。著者は、それを「他人まかせの発想」であるとし、
これからの時代は発想を変えて「仕事は自分で創るもの」という意識がい
いんだよという。いろんな仕事を作り出してきた著者だけに説得力がある。
さて、プチ起業だが、これは藤井さんの週末起業やしんのすけの早朝起業
と同じく、小資本、ノーリスクで始める副業的な起業のことである。
世の中、不況、不景気と言っても、ビジネスチャンスは意外にゴロゴロと
転がっている。
本書は、へぇー、そんなこともあるのかぁというやれそうなビジネス事例
を紹介しながら、プチ起業のためのノウハウを解説している。
着眼点と発想法をメモっておこう。
2つの着眼点:
1)世の中の「お困りごと」を解決できないか?
2)楽しさ、快適さ、生きがいを提供できないか?
7つの発想法
1)今の仕事で使っている技術を活かしてプチ起業できないか
2)今、あまっている時間・モノを活かしてプチ起業できないか
3)自分の趣味や特技を活かして、プチ起業できないか
4)パソコンやインターネットを使ってプチ起業できないか
5)お店を作ってプチ起業できないか
6)人の労働力を利用してプチ起業できないか
7)プチ起業して、不労所得を得ることはできないか
自分の周りを見渡せば結構あるものだ・・ということに気がつくことがフ
ァーストステップのようだ。
便利屋さんや、お掃除屋さんなど身近な事例を取り上げ、具体的なチラシ
作成などを織り交ぜながらケーススタディが展開する。なかなか面白い。
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★★★★+ぷちっ
・副業やってみたいっていう方
・友達が副業やってるという方
・起業してみたい方