【本調子】
強運の持ち主になる読書道
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|著者:清水克衛/読書普及協会
|総合法令出版|2004年 01月
|ISBN:4893468278|1,500円 |291P
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この本を読むと、ほんとに(心の)調子がよくなる。
NPO法で「読書普及協会」というのがある。江戸川区にある。2003年
11月、本書の著者らが作った組織である。読書の楽しさ、大切さを全国
規模で普及しようというものだ。
本を読むことは素晴らしい人生の智慧を得る機会だし、そして行動を起こ
すきっかけにもなる。だからこの素晴らしい活動には大拍手を送りたい。
著者の清水さんは、とても面白い方で、本の虫。本屋さんの鏡でもある。
なにしろ、本好きが講じて、会社員をやめ、本屋さん「読書のすすめ」を
開いてしまったのである。
「感動」のある本屋さんだ。
ヤンキーのにいさんに勧めた本が、ピタっとはまり、翌日頭をさげてお礼
にきた話。立ち読みで涙をながしている女性のお客さんに「失礼ですが、
お客さん、いい感性してなさるねぇ」と声をかけ、これまた感動物語がで
きた話などなど・・・。
本書は、宝地図の望月さん、七田真さん、本田健さんほかが登場し、本を
読むことの素晴らしさや、人生に生かす本の読み方などを語っている。
「本は夢をかなえてくれるツール」だと語るのは望月さん。
そのための7つのポイントがいい。(◎は僕のお気に入り)
1)テーマを持って読む <=◎
2)アウトプットを前提にして読む <=◎!!
3)重要な20%をすばやく見つける <=◎
4)積極的な読書をする
5)繰り返し読む
6)思考パターンを変えるための読書
7)モデルとする人に自分を重ねて読む <=◎
読んで、行動できたら、最高だ。
この本を読んで、読書の素晴らしさを、僕もまた改めて認識できた。
本調~子!
斎藤一人さんご贔屓の「読書のすすめ」(本屋さん)は、日々感動を生み
だすための場としてうごめいている。本と人との素敵な出会いを演出する
書籍プロデューサーをめざすという清水さん。素敵な生き方だ。
会いに行かねば・・。
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★★★★★+絶好調
・調子いい人に興味ある方
・本が大好きな方
・本を読んで人生変えたい方