学ぶとは、気付くこと。
【 自分で考える人が成功する】
“気づく”ための50の方法
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|著者:中谷彰宏
|PHP研究所|2000年 08月 |
|ISBN:4569574440|476円 (税込:500円)
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「教育は受けるもの、学習は自分でするもの。」
というのがこの本のキーメッセージ。そのためにどんな心構えで日々仕事に
立ち向かえばいいのか、どんな気持ちで過ごせばいいのかが書いてある。
学習とは何か?
それは覚えることではなく、気付くことだ、と中谷さんはいう。
学校でやってきた勉強の多くは、「学習」ではなく「教育」だった。会社で
いやいやしていることも「教育」だ。
会社でしているのは、仕事ではありません。
仕事を通じて、学習しているのです。
会社は、大きくなった子供が行く学校なのです。
こんなマインドセットは大事だね。もうすぐ新年度が始まる。2003年度
はどんな向上が僕にはあったのか?来年度はどうするか?
来年度目標を考えるマネジャーの方は、部下や自分自身がどうするかをまず
考えてみたい。会社のことはそれからでもいい。
会社は、学校なんだ。
仕事も生活も好奇心をもって「おや?」「どれどれ?」「なるほど」を楽し
めると5年後は、違った自分がいる。
楽しくやるのがいいねぇ。中谷さんはこう言う。
楽しんで本を読んでいる時、神様はあなたのそばにいます。
楽しんで書いているとき、神様はあなたのそばにいます。
楽しんで考えている時、神様はあなたのそばにいます。
ふと、IBMの大歳社長が2003年の入社式挨拶で引用した言葉が浮かぶ。
「知之者 不如好之者 好之者 不如楽之者」~ 論語より
(ものごとを知ってる人は、それを好きな人に叶わない。
それを好きな人も、それを楽しんでいる人には叶わない。)
ほ~れ、そこに神様がいらっしゃるようじゃぁ。
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★★★★+どれどれ?
・考えること自体に興味ある方
・本が大好きな方
・人が好きな方