【社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった】
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| 著者:香取貴信
|こう書房|2002年 05月
|ISBN:4769607695|1,200円 (税込:1,260円)
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いわゆるヤンキーだった著者は、16歳のときにディスニーランドでアル
バイトをはじめる。人は変われる、そういう環境や場があれば・・。
ディスニーランドは、夢のワンダーランド・・・来た人をひととき楽しま
せてくれる非日常の空間・・・というのが一般的な見方だ。
本書は、そんなディズニーをささえているスタッフ、アルバイトの成長の
物語だ。本人自身が経験し感動した体験がベースであり、非常に臨場感が
ある。
働くとはどいういうことなのか
人に教えるとはどういうことなのか
などすばらしい成長の物語がある。涙がでるくらいワクワクして読んだ。
一言で言えば、「気づきの物語」である。
そのプロセスがとても感動的だ。
たとえば、こんな場面がある。
著者がシンデレラ城のガイドにも慣れ、どこかに慢心が生まれた頃、新人
君のガイドといっしょに案内することになる。新人君のほうがゲストに喜
ばれ「一生懸命が感動を生む」ことに気づかせられるるシーンだ。
気づきと行動、そんな繰り返しがドリームランドの裏側で日々行なわれて
いるようだ。それはまさにコーチングの世界でもある。
本書は、「テーマパークが私の学校」というメルマガが本になったものだ。
→ http://www.shuu.co.jp/MailMagazine/watasi/TOP_frame.htm
ご本人にお会いしたのが2月、まだ本を読む前だ。チャパツに派手な格好
は、いまだにヤンキーの雰囲気がある。(失礼)
すんごい元気な方だね! 「その2」も読んでみなくては・・・。
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★★★★★+しみるねぇ!
・ディズニーランドが好きな方
・ディスニーランドで働いてみたい方
・楽しく仕事をしたいかた方