【頭のいい子は図で育つ】
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|著者:久恒啓一
|全日出版|2004年 03月
|ISBN:4861360064|1,300円 (税込:1,365円)
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本書は、親子で始める「図解」の教科書だ。
頭のいい子=学校の成績がいい子、というステレオタイプは、まだまだ私
たしの脳みそに縛りをかけている。
(会社の価値を財務的な面だけでみるのとちょっと似ている)
しかし、実際には、そういうものだけではないという意識がだいぶ広まっ
てきたようだ。久恒さんは、頭がいい=考える力、感じる力、そして情報
を自分のものにする力がアランスよくのびていること、だという。
この本でいちばん気に入った図解は、「四季」
春夏秋冬の移り変わりは図解したものだ。すこしずつ重なる4つの円に春
夏秋冬がかかれ、かさなりの部分に初冬、初春、初夏、初秋が入る。
おー、なるほどぉー!といたく感心した図だ。
こうした身近なテーマ、本の内容、経済白書などの硬いものまで様々なも
の図解する。
図で考えるとはどういうことか・・・具体的にわかるのが楽しい。
親子で楽しむきっかけをつかんでみたい。
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★★★★☆+育図
・久恒さんの図解に興味ある方
・子供にだってという方
・図解はいいねぇという方