2004年05月02日

■フィロソフィー・ジム(スティーブン・ロー)

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生き物はなぜ老いるのだろうか?
 
フィロソフィー・ジム
        「考える脳」をつくる19の扉
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   |著者:スティーブン・ロー/中山元
   |ランダムハウス講談社|2003年 12月
   |ISBN:4270000074|1,800円
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 人間は傲慢かもしれない。ともすると何でもわかったような気になってい
 る。はるか何万光年も向こうの宇宙の様子が見えたり、遺伝子の配置を解
 明したり・・・科学は万能のような気になっている。
 科学が生み出そうとするのが光なら、哲学はそこにできる影を見つめる。
 それはなぜ存在するのかと問いかける

 「宇宙はどこからはじまったのだろう?」
 「人間の心はどこにあるんだろう?」
 「遺伝子操作で人間を設計してもよいのだろうか?」

 など19の扉がある。
 
 僕は、「取り外された脳の冒険」が面白かった。
 冥王星人が地球にやってきて人間を採取し、その脳を水槽に入れ、スーパ
 ーコンピュータで、バーチャルな世界を作り出すという話だ。

 考えても答えがわからないようなことを、突き詰めて考える・・そんな訓
 練をする本だ。知恵熱が出そうな方は、やめとこう。
 著者のサイト:→  http://www.thinking=big.co.uk
 
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   ★★★☆+脳みその汗

 
   ・哲学に興味ある方
   ・哲学をかじった方
   ・哲学なんて・・という方

Posted by webook at 2004年05月02日 09:06