2004年07月26日

■No.1理論(西田文郎)

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  「したい」 VS 「できる」 

【No.1理論】
    
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   |著者:西田文郎
   |現代書林|1997年 04月
   |ISBN:4876209561|本体価格:1,200円 |205P
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 最近、西田文郎さんというあやしげな(笑)おじさんに凝っている。
 著者紹介の写真をみるとどうみても(失礼)あやしげなのだ。
 本分の中でもマインドコントロールの話とかがでてきて、あやしげ度はま
 すます盛り上がる。しかし、おっしゃることはいたって共感度が高い!
 
 人間の心のあり様、持ち方は、いろんな意味で不思議なことを起こす。
 それは潜在意識という普段(じゃなくても)意識できない深いとろこに、
 成功をつかむ大きなエネルギーが隠されているからだ。

   「人間は、自分が思うとおりの現実を生きるということです。」

 思いといえば、プラス思考とか前向きとかがよく言われる。
 そこに著者はこんな違いを提示する。

   「xxしたい」  ではなく
   「xxできる」  という意識が大切。

 東大に入りたい!と思っている子より、東大に入るのが当然!と思ってい
 る子のほうが強いという。xxしたいというイメージではなく、xxでき
 るというイメージだ。
 このわずかな違いは、結果としては大きな差になるらしい。ふむふむ。

 エジソンが電球を発明したときのエピソードが面白い。彼はなんとかいい
 フィラメントを見つけたいという思いではなく、絶対みつかるはずだとい
 う確信のような思いで実験を続けた。だからこそ、2000回もの失敗も
 なんとも思わなかったようだ。
 本田宗一郎は「俺はレースに出たら絶対まけない。なぜなら勝つまでやめ
 ないから。」といったらしい。俺は勝てるんだという、まったくもって非
 常識な思いこそが、現実を導いてきたという。
 イチロウもそうだ。大リーグで活躍する・・なんて夢は、ちょっと常識の
 ある人間ならいうはずもない。それっをいちゃうところがイチロウだ。

 もしやりたいことがあるなら(小さなことでも大きなことでも)、それを
 やりたい・・という思いではなく、できる・・・という思いにしておくこ
 とだ。ビジョンを描くならそういう姿勢がよい。(よぉーし・・・)

 著者は、女子バスケのシャンソン化粧品を108連勝、日本リーグV7に
 導いた実績をもつ。巨人の桑田選手、ジュビロ磐田のフジタ選手などに個
 人的コーチもしたという。また無名の高校野球チームを一躍全国大会に出
 場させるなどの実績も残している。だからこそ、説得力もある。

 夏の暑い夜、あやしげな一冊から、パワーをもらったぜぃ! 

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 <オススメ度>

   ★★★★★+できる!

 <読んで欲しい方>
   ・自分の夢を実現したい方
   ・思いをパワーにしたい方
   ・謙虚で素直な方

Posted by webook at 2004年07月26日 09:01