【白い手の残像】
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|著者:汐見薫
|ダイヤモンド社|2004年 07月
|ISBN:4478930546|本体価格:1,500円 |
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ビジネスミステリー小説である。
一人の女性が飛び降り自殺をする。そこに偶然二人の男が居合わせた。新
聞記者の広瀬と通称BIS老人を呼ばれている山室だ。
新生理想銀行と沖田建設との癒着が、ふたりの男と正義感あふれた会計士
の手によって解き明かされていく。
冒頭、一人の女性が税務署に呼び出しをくらうところからはじまる。物語
の伏線だ。そうとはわかっていながら読み進まないとそのウラが見えてこ
ない。
なぞときの仲間にはいった感じで、最後まで飽きさせず読ませてくれる。
実は・・・(うーん、やめとこ。本を読んでのお楽しみ)
ダイヤモンド経済小説大賞は、なかなかいい企画だったようだ。
http://www.diamond.co.jp/novel/index.html
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<オススメ度>
★★★★★+香林
<読んで欲しい方>
・ビジネス小説がすきな方
・ミステリー好きな方
・ウラを見てみたい方
この欄に書いていいのかどうかわからないのですが、どうもありがとうございました。これからもよろしくお願い申しあげます。先日、テレビで拝見いたしました。
Posted by: 汐見薫 at 2005年06月08日 21:57